JP5982988B2 - セットトレイ、インクジェット捺染装置、セットトレイの保管方法及び印捺物の製造方法 - Google Patents
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Description
このようなインクジェット捺染装置に対して印捺を行う布帛をセットする場合、インク吐出ヘッドが存する捺染実行領域に向けて搬送可能な搬送部によって支持されたセットトレイが使用されている。
前記セットトレイには、前記搬送部の支持部に対して位置決めして固定するための位置決め用の長軸部が下記の特許文献1に示すように前記支持部側に突出するように設けられている。
また、このように斜めになった不安定な姿勢で机の上に置かれたセットトレイに対して布帛をセットしようとしても当該セット作業を行うことは実際に困難である。従って、従来はセットトレイを支持部に固定した状態で印捺終了のその都度、新しい布帛にセットし直すセット作業がインクジェット捺染装置のセットエリアで行われており、布帛のセット作業に長い時間がかかっていた。
また、セットトレイに被捺染材をセットする作業を、当該セットトレイをインクジェット捺染装置の装置本体から取り外して前記支持部周辺のセットエリアだけでなく、装置本体とは別の場所でも行うことができるようになる。
これに伴い、セットトレイを複数組用意しておいて予めこれらのセットトレイに被捺染材をセットしておけば、印捺の終了のその都度行っていたセットエリアでの被捺染材のセット作業を省略することができ、効率の良い被捺染材のセット作業及び印捺を実行することが可能になる。
本態様によれば、複数の脚部としたことで、該セットトレイをインクジェット捺染装置の支持部から取り外して机等の平面部の上に安定させて水平に置くことが可能になる。
また、セットトレイをインクジェット捺染装置に装着した状態で、Tシャツ等の被捺染材を前記本体に着せるようにセットする場合、その着せる際に前記脚部に引っ掛かる虞が少なくなり、作業性が向上する。
具体的に記載すると、前記本体のセット面には、複数のセットトレイを段積みする際、当該セットトレイの上に段積みされる他のセットトレイの脚部と係合する凹部が形成されている。
ここで、凹部の形状は、本体のセット面としての一様な平滑性を低下しないように浅く且つ滑らかな凹面であることが望ましい。
また、未使用のセットトレイを保管する場合にもセットトレイを段積みすることで保管スペースでの収納性が向上する。
本態様によれば、脚部が前記第1方向において前記第1トレイからはみ出すことがなく、使い易い。
尚、以下の説明では、被捺染材(以下、「布帛」ともいう)Tとして、胴部Taと袖部Tbが筒状に縫製されたTシャツを例にとり、該Tシャツに印捺画像Gを形成する表側の面を第一の面9、該第一の面9と反対側の裏側の被支持面を第二の面11として説明する。
そして、本実施例では、前記セットトレイ3の構成と、前記セットトレイ3とは別に前記取付けアタッチメント47を備えたことが一つの特徴を成している。
この他、装置本体2の前面向って右側には、インクジェット捺染装置1の各種の操作を実行するための操作ボタン37と、当該インクジェット捺染に関する設定情報や各種のメッセージを表示する表示部39と、が設けられている。
本実施例1に係るセットトレイ3A(以下において、各実施例1〜3を区別する場合にセットトレイ3A,3B,3Cと記す)は、被捺染材Tをセットするセット面23を有する本体65と、前記本体65の前記セット面23と反対側の装着面24に突設され、前記本体65を前記支持部31に装着する際に使用される第1の突出部である位置決めピン67と、前記本体65の前記装着面24に突設され、前記位置決めピン67よりも突出寸法の長い脚部71とを備えている。
すなわち、セットトレイ3Aは、前記本体65を机などの平面部69(図6)に水平に置いた際に、前記位置決めピン67の先端67aが前記平面部69に当接しない状態で前記本体65を水平に支持する脚部71を備えている。
そして、該セットトレイ3Aは、前記装置本体2の支持部31に対して着脱可能に設けられている。
そして、前記本体65の本体部5の上面が被捺染材Tの第二の面11を下方から支持するセット面23になっており、前記本体部5の下面が後述する取付けアタッチメント47に装着される装着面24になっている。
前記枠25には、前記本体65の本体部5が嵌まる角窓状の窓部57が形成されている。即ち、枠25は、窓部57が中央に形成された周囲四辺を、L字状の断面形状を有する4本の枠要素26によって囲んだ矩形枠状の部材によって構成されている。
尚、前記4本の枠要素26には、前述した本体65の縁部7の上面に対して対向する内フランジ状の段部59と、前述した本体65の縁部7の側面に対して対向する側板部61と、が設けられている。
図3では脚部ユニット70は本体65に取り付ける前の状態である。
また、前記位置決めピン67の途中には外フランジ部67bが形成されており、該外フランジ部67bから基端側の部位が前記本体65の中央に形成されている穴部68内に埋め込まれている。尚、外フランジ部67bは設けられていなくてもよい。
図4及び図6に示されているように、前記傾斜面71aは、トレイ移動方向の前後の両方に設けられているので、鉛直方向に垂直に延びる構造に比べ、移動時の空気の影響を低減できる効果が得られる。
また、本実施例では、前記脚部71の内側の傾斜面から内方に向かって角棒状の部材が形成されている。該角棒状の部材がセットトレイ3Aを持ち運ぶ際にユーザーが手で掴んで使用する把持部73として機能するように構成されている。
更に、前記固定枠25を取り付けたセットトレイ3Aを平面部69に水平に置いた状態では、前記把持部73の下面73aが前記固定枠25の下面25aよりも前記平面部69側(鉛直方向下側)に位置する。
更に、前記枠25を取り付けたセットトレイ3Aを平面部69に水平に置いた状態で、前記枠25の下面25aよりも前記把持部73の下面73aの方が前記平面部69側に位置するように構成されている。
そして、前記ネジ孔には、前述した本体65の幅方向Bの左右二辺の近傍に形成されている取付け穴77の上方から挿入される固定ネジ79が螺合して前記本体65の装着面24の所定の位置に前記脚部ユニット70が左右対称に四組取り付けられるように構成されている。
図7(A)は、セットトレイ3Aが支持部31に装着された状態において、作業者がアクセスする側となる前方に配置される脚部ユニット70Aと、後方に配置される脚部ユニット70Bとをセットトレイ3Aへ連接させた取付け態様である。
図7(B)は、前方に配置される脚部ユニット70Aと後方に配置される脚部ユニット70Bとを離した取付け態様である。ここで連接とは、脚部ユニット70Aの後方側の端部と脚部ユニット70Bの前方側の端部との少なくとも一部が接触し合うことをいう。
更に、図7(C)は、前方に配置させる脚部ユニット70Aと後方に配置される脚部ユニット70Bとを前記幅方向において一部オーバーラップさせた取付け態様である。これらは、使用する本体65の大きさ等に応じて適宜、これらの取付け態様を切り換えて選択することが可能になっている。
これにより、脚部ユニット70(1つの脚部71および把持部73)が前記第1方向において前記最小トレイ(第1トレイ)からはみ出すことがなく、使い易い。また、位置決めピン67が当該脚部ユニット70(1つの脚部71および把持部73)でカバーされた状態となるので、ユーザーの手や印刷物が位置決めピン67に接触する虞を低減できる。
また、図示の実施例では、前記位置決め用の軸部51の周りと中央前端寄りの位置に計4本の位置決めピン53(3本の位置決めピン53Aと1本の位置決めピン53B)が設けられている。これらの4本の位置決めピン53と前記位置決め用の軸部51とによって取付けアタッチメント47が前記接続機構33を介して前記支持部31に取り付けられている。
取付け板49には、セットトレイ3Aが装着される上面側にセットトレイ3Aの装着面24から突出している2本の位置決めピン67A、67B(2本の位置決めピン67をAとBを付して区別する)を支持するための軸受部材81A、81Bが取り付けられている。これらの軸受部材81A、81B(2つの軸受部材81をAとBを付して区別する)の挿入側開口部には、前記位置決めピン67A、67Bの挿入を案内する下窄まり形状の傾斜面81a、81aが形成されている。そして、これらの傾斜面81a、81aの下端部から当該取付け板49の下面にかけて前記穴部48、48が貫通状態で形成されている。
前記位置決め用の軸部51は、取付け板49内に収容されている軸受部材83(図5)によって基端部が支持されており、前記取付け板49の上面側の中心に形成されている穴部55から挿入される固定ボルトを締め付けることによって前記取付け板49に取り付けられている。
また、前記位置決め用の軸部51の周囲に設けられている3本の位置決めピン53Aは、前記位置決め用の軸部51より小径で長さの短い丸棒状の部材で、位置決めピン53Aの先端53aは、球面状に加工されている。一方、取付け板49の前端寄りの位置決めピン53Bは小径で長尺な丸棒状の部材で先端53bには面取り加工が施されている。
被捺染材Tをセットトレイ3Aにセットする作業は、机等の平面部69(図6)にセットトレイ3Aを置いて行う。この場合、本実施例では、長尺な位置決め用の軸部51をセットトレイ3Aの構成から除いて、前述した取付けアタッチメント47に位置決め用の軸部51を設けた。また、セットトレイ3Aには前述した脚部ユニット70を設けた。こうすることで、本体65を水平に支持した状態でセットトレイ3を平面部69に置くことが可能になっている。
そして、このようにしてセットトレイ3Aのセット面23に対してセットされた被捺染材Tは、所定のセット位置に位置調整された後、上方から前記枠25を嵌めることで該枠25の段部59及び側板部61と前記セットトレイ3Aの縁部7との間に挟み込まれてセットトレイ3Aに固定される。
また、セットトレイ3Aをインクジェット捺染装置の支持部31に配置した状態で、Tシャツ等の被捺染材Tを前記本体65に着せるようにセットする場合、その着せる際に前記脚部71に引っ掛かる虞が少なくなり、作業性が向上する。
更に、本実施例では異なるサイズのセットトレイに対して取付け位置を変えて脚部ユニット70取り付けることによって、同様の構成の脚部ユニット70を使用して種々の大きさの本体65に対応することが可能になっている。従って、脚部ユニット70の共通化によって部品コストの削減が図れ、脚部ユニット70を複数種設けた場合に問題になる脚部ユニット70の誤装着の問題が低減される。
このようにして被捺染材Tがセットされたセットトレイ3Aは、そのままインクジェット捺染に使用される場合には、インクジェット捺染装置1の支持部31に向けて移送され、保管スペース等に一時保管しておく場合には、当該保管スペースに向けて移送される。
セットトレイ3Aを移送する場合には、左右の把持部73、73と平面部69(図6)との間に形成されている空間Sに外方から手を入れて、前記左右の把持部73、73を掴んで上方に持ち上げる。
また、このような把持部73を設けることによって、セットトレイ3Aを持ち運び易くなり、確実にセットトレイ3Aを保持して目的の位置にセットトレイ3Aを移送することが可能になる。
このようにしてインクジェット捺染装置1の支持部31に移送されたセットトレイ3Aは、該支持部31に取り付けられている取付けアタッチメント47に対して以下のようにして装着される。
前記把持部73を掴んでセットエリアに存する支持部31まで運ばれて来たセットトレイ3Aは、本体65の装着面24から突出している2本の位置決めピン67、67を取付けアタッチメント47の取付け板49の上面に取り付けられている軸受部材81、81の傾斜面81a、81aに案内させながら当該取付け板49に形成されている穴部48、48に挿入して嵌合させる。
従って、インクジェット捺染装置1の搬送部17の動きに対しても前記固定状態が維持されて印捺部19によるインクジェット捺染が実行される。
実施例2に係るセットトレイ3Bは、本体65の一部の構成が前記実施例1に係るセットトレイ3Aと相違しているだけで、その他の構成は前記実施例1と同様である。
従って、ここでは前記実施例1と同様の構成については説明を省略し、前記実施例1と相違する本体65の構成を中心にして実施例2に係るセットトレイ3Bの構成と、該セットトレイ3Bを使用することによって実行される使用形態とその作用とについて説明する。
前記凹部87は、前記脚部71の先端部71bを収容できる深さを有し、前記脚部71の先端部71bと同様の形状で僅かに前記先端部71bより大きめの凹部によって形成されている。
凹部87の形成場所は、好ましくは、印刷領域の外側である。
また、複数組のセットトレイ3Bを積み重ねることでセットトレイ3Bの収納効率が積み重ねができない構造に対して向上する。ここで、収納効率は単位面積当たりのトレイ数である。
実施例3に係るセットトレイ3Cは、本体65と脚部71C(実施例1と区別するために符号Cを付した)と把持部73C(実施例1と区別するために符号Cを付した)の構成が前記実施例1に係るセットトレイ3Aと相違しており、その他の構成は前記実施例1と同様の構成を有している。
従って、ここでは前記実施例1と同様の構成については説明を省略し、前記実施例1と相違する本体65と脚部71Cと把持部73Cの構成を中心にして実施例3に係るセットトレイ3の構成と、その作用について説明する。
具体的には、脚部71Cは側面視三角形状の平板状部材によって構成されており、該脚部71Cの上面には、ネジ孔が2つずつ形成されている。
また、前記本体65には、前記把持部73Cを本体65の装着面24に取り付けるための取付け穴91が形成されており、固定ネジ79を使用して前記脚部71Cと把持部73Cは本体65の装着面24の所定の位置に取り付けられている。
本発明に係るセットトレイ、インクジェット捺染装置、セットトレイの保管方法及び印捺物の製造方法は、以上述べたような構成を有することを基本とするものであるが、本願発明の要旨を逸脱しない範囲内の部分的構成の変更や省略等を行うことも勿論可能である。
(1)脚部の数
例えば、トレイサイズに応じて脚部の数を調整しても良い。具体的には、小さいSサイズは2つ、中間のMサイズは3つ、大きいLサイズは4つというように、トレイサイズの増加に応じて脚部を増やすようにする。脚部が2つ場合は、2つの脚部でも安定して立てるように該脚部の下端は平坦な面形状に形成される。
トレイサイズが大きくなると、それに応じてトレイ自身の重量が増加する。そうしたとき、長期間に渡ってトレイを放置しておく場合には、自重によりトレイが変形する虞がある。そこで、トレイサイズに応じて脚部を増やすことにより、トレイの変形を抑えることができる。
トレイサイズが小さければ中心点から端部までの距離が短くなるため、大きい場合に比べてトレイ変形の虞が小さい。よって、小サイズトレイについてはコスト削減・重量の増加防止のため、脚部を少なくする。
また、トレイの自重による変形は、トレイのうち中心点から遠い四隅の部分がより激しくなる。したがって、より隅に近いところに脚部が配置されていると、トレイの変形を抑えることができる。
上記実施例では、脚部71は本体65の装着面24から位置決めピン67と同じ方向に突設されているが、例えば本体65の側面から突出、即ち本体65の側面に脚部71をねじ止めし、脚部71を前記本体65の側面から前記位置決めピン67と同方向に突出させた構造でも良い。
また、セットトレイ3の重量が軽い場合には、印捺中のセットトレイ3の浮き上がりを防止するためにセットトレイ3を取付けアタッチメント47上に載置した後、取付けアタッチメント47上にセットトレイ3を固定するネジ式あるいはクランプ式等のロック手段を設けることも可能である。
7 縁部、 9 第一の面、 11 第二の面、 13 インク吐出ヘッド、
15 捺染実行領域、 17 搬送部、 19 印捺部、 21 キャリッジ、
23 セット面、 24 装着面、 25 枠、 25a 下面、 26 枠要素、
29 支持ベース、 30 スライダー、 31 支持部、 33 接続機構、
37 操作ボタン、 39 表示部、 41 インクカートリッジ、
43 タイミングベルト、 45 ガイドロッド、 47 取付けアタッチメント、
48 穴部、 49 取付け板、 51 (位置決め用の)軸部、
53 位置決めピン、 53a 先端、 53b 先端、 55 穴部、 57 窓部、
59 段部、 61 側板部、 65 本体、 66 端部、
67 位置決めピン(第1突出部)、 67a 先端、 67b 外フランジ部、
68 穴部、 69 平面部、 70 脚部ユニット、 71 脚部、
71a 傾斜面、 71b 先端部、 73 把持部、 73a 下面、
77 取付け穴、 79 固定ネジ、 81 軸受部材、 81a 傾斜面、
83 軸受部材、 87 凹部、 89 長穴、 91 取付け穴、
T 被捺染材(布帛)、 Ta 胴部、 Tb 袖部、 A 搬送方向、
B 幅方向、 S 空間
Claims (9)
- インクジェット捺染装置の支持部に対して着脱可能に設けられるセットトレイであって、
被捺染材をセットするセット面を有する本体と、
前記セット面とは反対の側に突出して設けられ、前記本体を前記支持部に配置する際に使用される第1突出部と、
前記セット面とは反対の側に突出して設けられ、前記第1突出部よりも突出寸法の長い脚部と、を備え、
前記本体のセット面には、
複数のセットトレイを重ねる場合、当該セットトレイの上に配置される他のセットトレイの前記脚部が位置する凹部が設けられていることを特徴とするセットトレイ。 - 請求項1に記載されたセットトレイにおいて、
前記脚部は複数設けられていることを特徴とするセットトレイ。 - 請求項1又は2に記載されたセットトレイにおいて、
前記脚部は、前記本体の端部から内方に向けて後退する傾斜面を有することを特徴とするセットトレイ。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載されたセットトレイにおいて、
前記セット面に被捺染材がセットされたセット状態の前記本体に嵌め込まれ、前記被捺染材の前記セット状態を維持する枠を備えていることを特徴とするセットトレイ。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載されたセットトレイと、
前記セットトレイが着脱可能に装着される支持部と、
前記セットトレイにセットされた被捺染材にインクを吐出する印捺部と、
を備えるインクジェット捺染装置。 - 請求項5に記載のインクジェット捺染装置において、
前記セットトレイと前記印捺部とを第1の方向に相対移動させる移動機構を有し、
前記セットトレイは、前記第1の方向の長さが異なる複数のセットトレイを含み、
前記脚部の前記第1の方向における長さは、前記複数のセットトレイのうち前記第1の方向における長さが最も短い第1トレイの、前記第1の方向における長さよりも短い、ことを特徴とするインクジェット捺染装置。 - 請求項6に記載のインクジェット捺染装置において、
前記脚部の前記第1の方向における長さは、前記複数のセットトレイのうち前記第1の方向における長さが最も長い第2トレイの、前記第1突出部と前記第1の方向における端部との間の距離よりも長い、ことを特徴とするインクジェット捺染装置。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載のセットトレイを、上に位置するセットトレイの脚部を下に位置するセットトレイの凹部に位置させて段積みして保管することを特徴とするセットトレイの保管方法。
- 請求項1から4のいずれか一項に記載されたセットトレイを、インクジェット捺染装置の支持部から外して前記脚部で立たせた状態で前記セット面に被捺染材をセットし、次いで該セットトレイを前記支持部に配置し、印捺を実行することを特徴とする印捺物の製造方法。
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