JP5979165B2 - 酸素濃度センサの素子インピーダンス検出装置 - Google Patents

酸素濃度センサの素子インピーダンス検出装置 Download PDF

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Description

本発明は、酸素濃度センサの素子のインピーダンスを検出する装置に関する。
内燃機関の空燃比制御に用いられる酸素濃度センサの素子のインピーダンス(素子インピーダンス)を検出する技術として、例えば特許文献1に記載の技術がある。
特許文献1の技術では、素子としてセルに、インピーダンス測定用(抵抗値測定用)の一定の電流を印加すると共に、電流を印加する前の素子の両端電圧と、電流を印加した後の素子の両端電圧との差分を、素子のインピーダンスと相関する値として検出する。
特開平10−48180号公報
上記技術によれば、上記差分を、素子に印加したインピーダンス測定用の電流の値(既知)で割ることにより、インピーダンスを算出することができる。そして、インピーダンス測定用の電流を大きい値に設定すれば、上記差分が大きくなり、インピーダンスの検出精度を上げることができる。しかし、素子のインピーダンスが大きいときに、インピーダンス測定用の電流として、大きい電流を印加してしまうと、素子間に大きな電圧が印加されて素子にダメージを与える可能性がある。
そこで、本発明は、酸素濃度センサの素子インピーダンス検出装置において、素子にダメージを与えてしまうことの回避と、素子インピーダンスの良好な検出精度とを、両立させることを目的としている。
第1発明の酸素濃度センサの素子インピーダンス検出装置は、電流印加手段と、検出手段と、演算手段とを備える。
電流印加手段は、酸素濃度センサの素子に、当該素子のインピーダンスを検出するための電流(以下、インピーダンス検出用電流ともいう)を印加する。検出手段は、前記素子に前記電流が印加される前の前記素子の両端電圧である電流印加前電圧と、前記素子に前記電流が印加されている期間の前記素子の両端電圧である電流印加後電圧との、差分を検出する。演算手段は、検出手段により検出された前記差分と、電流印加手段により前記素子に印加された前記電流の値とに基づいて、前記素子のインピーダンスを算出する。
特に、この素子インピーダンス検出装置では、電流印加手段は、前記素子に印加する電流を変更することが可能に構成されている。そして、変更手段が備えられており、その変更手段は、検出手段によって検出された差分に応じて、電流印加手段が前記素子に印加する電流を変更する。
検出手段によって検出される差分は、素子のインピーダンスに比例するため、その差分に応じて、素子に印加するインピーダンス検出用電流を変更することにより、素子にダメージを与えてしまうことの回避と、素子インピーダンスの良好な検出精度とを、両立させることができる。つまり、素子インピーダンスが大きいときのインピーダンス検出用電流が大きすぎて素子にダメージを与えてしまうことを回避することができると共に、素子インピーダンスが小さいときのインピーダンス検出用電流が小さすぎてインピーダンスの検出精度が悪化してしまうことを回避することができる。
なお、特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
第1実施形態の制御装置の構成を表す構成図である。 第1実施形態の制御装置の作用を説明する説明図である。 第1実施形態の電流制御部が行う処理を表すフローチャートである。 第2実施形態の制御装置の構成を表す構成図である。
以下に、本発明が適用された実施形態の制御装置について説明する。尚、本実施形態の制御装置は、車両に搭載された内燃機関の空燃比フィードバック制御(燃料噴射量を目標の空燃比にする制御)を実施する燃料噴射制御システムに用いられる。そして、以下では、燃料噴射制御システムにおいて実際の空燃比を検出するために用いられる酸素濃度センサの、素子インピーダンスを検出する構成及び処理について主に説明する。
[第1実施形態]
図1に示すように、第1実施形態の制御装置1には、空燃比を検出するための空燃比センサ3が接続される。
空燃比センサ3は、限界電流式の1セル空燃比センサであり、車両のエンジンの排気通路に配置される。そして、空燃比センサ3は、電圧が印加された状態で、排気ガス中の空燃比に応じた限界電流を発生するセンサセル3aと、センサセル3aを加熱するためのヒータ3bとを備える。センサセル3aが発生する限界電流が、当該空燃比センサ3により検出された空燃比に応じたセンサ電流となる。この例では、センサセル3aが、インピーダンス検出対象の素子に該当する。
制御装置1は、センサセル3aの一方の端子5(例えばプラス側端子)に電圧を印加するための電圧制御部11及びバッファ回路13と、センサセル3aの他方の端子7(例えばマイナス側端子)に電圧を印加するための電圧制御部15及びバッファ回路17と、を備える。
バッファ回路13は、オペアンプ(演算増幅器)によって構成されており、電圧制御部11の出力電圧Vo1と同じ電圧を、センサセル3aの端子5に出力する。バッファ回路17も、オペアンプによって構成されており、電圧制御部15の出力電圧Vo2と同じ電圧を、センサセル3aの端子7に出力する。例えば、電圧制御部11の出力電圧Vo1が2.9Vで、電圧制御部15の出力電圧Vo2が2.5Vであれば、センサセル3aには0.4Vの電圧が印加されることになる。尚、電圧制御部11,15の出力電圧Vo1,Vo2は互いに異なるが、その出力電圧Vo1,Vo2の一方又は両方(延いてはセンサセル3aに印加する電圧)は、固定値であっても良いし、センサ電流に応じて変化させても良い。
更に、制御装置1は、センサセル3aの両端電圧(以下、センサ間電圧ともいう)Vsを増幅して出力する増幅回路19と、センサセル3aのインピーダンスZを検出するための電流を、センサセル3aに印加する電流印加回路21と、ロジック部23と、D/A変換器(デジタル/アナログ変換器:DAC)25と、マイコン27と、マイコン27からの指令に応じてヒータ3bに通電する駆動回路29と、を備える。
増幅回路19の増幅度は任意であるが、ここでは説明を簡略化するために「増幅度=1」であるとする。つまり、増幅回路19からセンサ間電圧Vsと同じ電圧が出力されるものとして説明する。
電流印加回路21では、一定の電源電圧VDとグランドラインとの間に、抵抗31と、第1スイッチ33と、第2スイッチ35と、抵抗37とが、その順に直列に接続されている。そして、第1スイッチ33と第2スイッチ35との接続点が、センサセル3aの端子7に接続されている。この例において、第1スイッチ33と第2スイッチ35は、MOSFETであるが、バイポーラトランジスタやIGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)等、他の種類のスイッチング素子でも良い。
そして、電流印加回路21は、第1オペアンプ39と第2オペアンプ41とを備える。
第1オペアンプ39には、抵抗31と第1スイッチ33との接続点の電圧と、D/A変換器25の出力電圧Vdaとが入力される。そして、第1オペアンプ39は、マイコン27からの第1スイッチオン指令を受けている場合に、抵抗31と第1スイッチ33との接続点の電圧が、D/A変換器25の出力電圧Vdaと一致するように、第1スイッチ33をオンさせる。また、第1オペアンプ39は、マイコン27からの第1スイッチオン指令を受けていない場合には、第1スイッチ33をオフさせる。マイコン27から出力される第1スイッチオン指令は、例えばハイアクティブの信号である。
第2オペアンプ41には、抵抗37と第2スイッチ35との接続点の電圧と、D/A変換器25の出力電圧Vdaとが入力される。そして、第2オペアンプ41は、マイコン27からの第2スイッチオン指令を受けている場合に、抵抗37と第2スイッチ35との接続点の電圧が、D/A変換器25の出力電圧Vdaと一致するように、第2スイッチ35をオンさせる。また、第2オペアンプ41は、マイコン27からの第2スイッチオン指令を受けていない場合には、第2スイッチ35をオフさせる。マイコン27から出力される第2スイッチオン指令も、例えばハイアクティブの信号である。
ここで、抵抗31の抵抗値をR31とし、抵抗37の抵抗値をR37とする。
このような電流印加回路21では、マイコン27から第1スイッチオン指令が出力されて第1スイッチ33がオンした場合には、センサセル3aに、「(VD−Vda)/R31」の電流が、端子7から端子5への方向の電流として印加される。以下では、その電流(即ち、第1スイッチ33のオンによってセンサセル3aに印加される電流)のことを「+Iz」と記載する。また、マイコン27から第2スイッチオン指令が出力されて第2スイッチ35がオンした場合には、センサセル3aに、「Vda/R37」の電流が、端子5から端子7への方向の電流として印加される。以下では、その電流(即ち、第2スイッチ35のオンによってセンサセル3aに印加される電流)のことを「−Iz」と記載する。
D/A変換器25は、ロジック部23から出力されるデジタルデータが表す電圧を、第1オペアンプ39及び第2オペアンプ41に出力する。
ロジック部23は、検出部23aと電流制御部23bとを備える。尚、ロジック部23は、例えばマイコン27とは別のマイコン又は論理回路によって構成される。また、ロジック部23には、増幅回路19からのセンサ間電圧Vzと、マイコン27からの第1スイッチオン指令及び第2スイッチオン指令とが入力される。
電流制御部23bは、第1スイッチオン指令がハイになったとき(即ち、第1スイッチ33がオンしたとき)の+Izと、第2スイッチオン指令がハイになったとき(即ち、第2スイッチ35がオンしたとき)の−Izとが、同じ電流値となるように、D/A変換器25にデジタルデータを出力する。つまり、本実施形態において、+Izと−Izは、絶対値が同じで方向が互いに逆の一定電流であり、以下では、+Iz,−Izの絶対値(電流値)のことを、印加電流値Izという。尚、センサセル3aに印加する電流(印加電流)の方向として、+Izの方向を正とすれば、+Izは正の印加電流であり、−Izは負の印加電流である。また、本実施形態では、+Izが、センサセル3aのインピーダンスZを検出するためのインピーダンス検出用電流になっている。
更に、電流制御部23bは、D/A変換器25へのデジタルデータの値を変えることによって印加電流値Izを複数通りに変更する。例えば、電流制御部23bは、印加電流値Izを、100μAと1mAとの2段階に切り換える。また例えば、電流制御部23bは、印加電流値Izを、100μAと500μAと1mAとの3段階に切り換えるようになっていても良い。印加電流値Izを切り換える段数(何通りに変更するか)は適宜決定することができる。尚、検出部23aと電流制御部23bとの動作については、後で更に説明する。
マイコン27は、図2の1段目及び2段目に示すように、一定時間T1毎に、所定時間T2だけ第1スイッチ33をオンさせる。具体的には、第1スイッチオン指令を所定時間T2だけハイにする。更に、マイコン27は、第1スイッチ33をオンからオフさせたときから、所定時間T2だけ第2スイッチ35をオンさせる。具体的には、第1スイッチオン指令をハイからローに戻したときから所定時間T2だけ第2スイッチオン指令をハイにする。
このため、電流印加回路21は、一定時間T1毎に、センサセル3aに+Izを印加すると共に、+Izの印加を終了した後、すぐに+Izと同じ値で逆方向の−Izをセンサセル3aに印加することとなる。一定時間T1は、センサセル3aのインピーダンスZを検出する周期であり、図2の如く所定時間T2の2倍よりも長い。
そして、図2の4段目に示すように、センサ間電圧Vzは、センサセル3aに+Iz,−Izが印加されることによって変化する。図2では、センサ間電圧Vzを、端子7の電圧を基準にした端子5の電圧として表しているため、センサ間電圧Vzは、+Izの印加(第1スイッチ33のオン)によって小さくなり、−Izの印加(第2スイッチ35のオン)によって大きくなっている。
ロジック部23において、検出部23aは、第1スイッチオン指令に同期して動作し、センサセル3aに+Izが印加される直前のセンサ間電圧Vsである電流印加前電圧Vaと、+Izが印加されている期間の(この例では+Izの印加が終了される直前の)センサ間電圧Vsである電流印加後電圧Vbとを検出する。
具体的には、検出部23aは、第1スイッチオン指令がローからハイになるタイミング(電流印加回路21が+Izの印加を開始するタイミング)よりも所定時間Taだけ前のセンサ間電圧Vsを、電流印加前電圧Vaとして検出する。そして、検出部23aは、第1スイッチオン指令がハイからローになるタイミング(電流印加回路21が+Izの印加を終了するタイミング)よりも所定時間Taだけ前のセンサ間電圧Vsを、電流印加後電圧Vbとして検出する。所定時間Taは、第1スイッチ33がオンされる時間T2よりも十分に短い時間である。このため、センサセル3aに+Izが印加される直前のセンサ間電圧Vsと、+Izの印加が終了される直前のセンサ間電圧Vsとを、電流印加前電圧Vaと電流印加後電圧Vbとの各々として確実に検出することができる。尚、所定時間Taは、できるだけ0に近いことが好ましい。
そして更に、検出部23aは、電流印加前電圧Vaと電流印加後電圧Vbとの差分ΔVs(VaとVbとの差の絶対値:図2の4段目参照)を算出する。差分ΔVsは、センサセル3aのインピーダンスZと+Izとに比例する。
ロジック部23の電流制御部23bは、検出部23aにより検出された差分ΔVsに応じて、印加電流値Izを変更する(つまり、D/A変換器25に出力するデジタルデータを変更する)。
電流制御部23bの処理内容を、図3を用いて具体的に説明する。
電流制御部23bは、検出部23aが新たな差分ΔVsを算出する毎に、図3の処理を行う。
そして、電流制御部23bは、今回算出された差分ΔVsが所定の電流減少判定値V1以上(「ΔVs≧V1」)であるか否かを判定する(S110)。電流制御部23bは、「ΔVs≧V1」であると判定した場合には(S110:YES)、更に、「ΔVs≧V1」であると判定した連続回数が所定回数N1以上になったか否かを判定する(S120)。電流減少判定値V1は例えば1Vである。また、所定回数N1は2以上である。
そして、電流制御部23bは、「ΔVs≧V1」であると判定した連続回数が所定回数N1以上であれば(S120:YES)、次回からの印加電流値Izを、複数通りの値のうちで、現時点の値よりも1段階小さい値に変更する(S130)。
また、電流制御部23bは、S110で「ΔVs≧V1」ではないと判定した場合、あるいは、S120で連続回数が所定回数N1以上ではないと判定した場合には、今回算出された差分ΔVsが所定の電流増加判定値V2未満(「ΔVs<V2」)であるか否かを判定する(S140)。電流制御部23bは、「ΔVs<V2」であると判定した場合には(S140:YES)、更に、「ΔVs<V2」であると判定した連続回数が所定回数N2以上になったか否かを判定する(S150)。電流増加判定値V2は、電流減少判定値V1よりも小さく例えば0.1Vである。また、所定回数N2も2以上である。
そして、電流制御部23bは、「ΔVs<V2」であると判定した連続回数が所定回数N2以上であれば(S150:YES)、次回からの印加電流値Izを、複数通りの値のうちで、現時点の値よりも1段階大きい値に変更する(S160)。
また、電流制御部23bは、S140で「ΔVs<V2」ではないと判定した場合、あるいは、S150で連続回数が所定回数N2以上ではないと判定した場合には、印加電流値Izを変更しない。
つまり、電流制御部23bは、一定時間T1毎に算出される差分ΔVsが所定回数N1以上連続して電流減少判定値V1以上になったと判定した場合に(S120:YES)、印加電流値Izを小さくする(S130)。また、電流制御部23bは、一定時間T1毎に算出される差分ΔVsが所定回数N2以上連続して電流増加判定値V2未満になったと判定した場合に(S150:YES)、印加電流値Izを大きくする(S160)。
一方、ロジック部23からマイコン27へは、検出部23aが検出した差分ΔVsと、電流制御部23bが設定している現在の印加電流値Izとが、出力される。
そして、マイコン27は、差分ΔVsと印加電流値Izとに基づいて、センサセル3aのインピーダンスZを算出する。具体的には、差分ΔVsを印加電流値Izで割ることで、インピーダンスZ(=ΔVs/Iz)を算出する。
センサセル3aのインピーダンスZは、センサセル3aの温度と相関がある。このため、マイコン27は、算出したインピーダンスZに基づいて、センサセル3aが活性状態であるか否かを判定したり、ヒータ3bへの通電を制御したりする。
また、図1では図示を省略しているが、空燃比に応じたセンサ電流が流れる経路には、電流検出用抵抗が設けられている。例えば、バッファ回路13の出力端子とセンサセル3aの端子5との間の電流経路、あるいは、バッファ回路17の出力端子とセンサセル3aの端子7との間の電流経路に、電流検出用抵抗が設けられている。そして、電流検出用抵抗の両端電圧がマイコン27に入力され、マイコン27は、その入力される両端電圧に基づいて、センサ電流を検出する。更に、マイコン27は、検出したセンサ電流を、所定の式やデータマップに当てはめることにより、空燃比に変換する。そして、このように検出された空燃比は、内燃機関の空燃比フィードバック制御に用いられる。尚、センサ電流を検出する処理や、センサ電流を空燃比に変換する処理は、マイコン27とは別のマイコン等が実施しても良い。
次に、以上のような制御装置1の作用について、図2を用い説明する。ここでは、例えば上記所定回数N1,N2が両方ともに2であり、また、印加電流値Izを100μAと1mAとの2段階(2通り)に切り換える場合を例に挙げて説明する。
図2に例示しているように、検出部23aによって一定時間T1毎に検出される差分ΔVsが2回連続して電流増加判定値V2未満になると、印加電流値Izが100μAから、それよりも大きい1mAに変更される(矢印Y1の部分を参照)。また、その後、検出部23aによって一定時間T1毎に検出される差分ΔVsが2回連続して電流減少判定値V1以上になると、印加電流値Izが1mAから、それよりも小さい100μAに変更される(矢印Y2の部分を参照)。
尚、図での例示は省略するが、例えば、印加電流値Izを100μA、500μA、1mAの3段階に切り換えるのであれば、印加電流値Izは、差分ΔVsが「N2」回連続して電流増加判定値V2未満になる毎に、「100μA→500μA→1mA」と変更される。また、印加電流値Izは、差分ΔVsが「N1」回連続して電流減少判定値V1以上になる毎に、「1mA→500μA→100μA」と変更される。
このように、制御装置1では、差分ΔVsに応じて印加電流値Izを変更しており、要するに、差分ΔVsに応じて、センサセル3aに印加するインピーダンス検出用電流(上記例では+Iz)を変更している。このため、センサセル3aにダメージを与えてしまうことの回避と、インピーダンスZの良好な検出精度とを、両立させることができる。つまり、インピーダンスZが大きいときの印加電流値Izが大きすぎてセンサセル3aにダメージを与えてしまうことを回避することができると共に、インピーダンスZが小さいときの印加電流値Izが小さすぎてインピーダンスZの検出精度が悪化してしまうことを回避することができる。
更に具体的には、電流制御部23bは、差分ΔVsが電流減少判定値V1以上になったと判定した場合に、印加電流値Izを小さくするため、インピーダンスZが大きいときの印加電流値Izが大きすぎてセンサセル3aにダメージを与えてしまうことを回避することができる。また、電流制御部23bは、差分ΔVsが電流増加判定値V2未満になったと判定した場合に、印加電流値Izを大きくするため、インピーダンスZが小さいときの印加電流値Izが小さすぎてインピーダンスZの検出精度が悪化してしまうことを回避することができる。
また、電流減少判定値V1と電流増加判定値V2は、例えば同じ値でも良いが、本実施形態では、電流減少判定値V1の方が電流増加判定値V2よりも大きいため、印加電流値Izを大きくするか小さくするかを確実に決めることができる。よって、印加電流値Izの増減変更を確実に実施することができる。
また、電流制御部23bは、差分ΔVsが所定回数N1以上連続して電流減少判定値V1以上になったと判定した場合に、印加電流値Izを小さくし、差分ΔVsが所定回数N2以上連続して電流増加判定値V2未満になったと判定した場合に、印加電流値Izを大きくするようになっている。このため、状態遷移のチャタリングを防止することができる。
また、制御装置1では、センサセル3aに+Izを印加した後、+Izと絶対値が同じで逆方向の−Izをセンサセル3aに印加している。このため、+Izを印加した後、センサセル3aが空燃比に応じた出力を行う正常状態(この例では空燃比に応じたセンサ電流を発生する状態)に復帰するまでの時間を短くすることができる。
一方、変形例として、インピーダンスZを検出する対象の酸素濃度センサは、所定の空燃比(一般には理論空燃比)で出力電圧が急変する特性を有したO2(酸素)センサ(ラムダセンサとも呼ばれる)でも良い。O2センサの場合、図1における電圧制御部11,15及びバッファ回路13,17を削除することができる。また、空燃比センサ3やO2センサとしては、ヒータ3bを備えないもの、あるいは、ヒータ3bが別体で設けられるものでも良い。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態の制御装置について説明する。尚、第1実施形態と同様の構成要素については、第1実施形態と同じ符号を用いるため詳細な説明を省略する。
図4に示す第2実施形態の制御装置51は、第1実施形態の制御装置1と比較すると、下記(1)〜(3)の点が異なる。
(1)制御装置51に接続される空燃比センサ53は、2つのセルを有した2セル空燃比センサである。空燃比センサ53は、起電力セルであるセンサセル53aと、ポンプセル53bと、ヒータ53cとを備える。空燃比センサ53は、センサセル53aの出力電圧が一定となるようにポンプセル53bが作動されて、そのときにポンプセル53bに流れる電流が、空燃比を表すセンサ電流として測定されるタイプの空燃比センサである。尚、ヒータ53cは、第1実施形態と同様に、制御装置51の駆動回路29によって通電されることにより、センサセル53aとポンプセル53bを加熱する。
(2)空燃比センサ53のセンサセル53aが、インピーダンス検出対象の素子である。このため、電流印加回路21における第1スイッチ33と第2スイッチ35との接続点が、センサセル53aの一方の端子55に接続されている。センサセル53aの他方の端子57は、ポンプセル53bとの共通端子である。そして、増幅回路19からは、センサセル53aの両端電圧(端子55,57間の電圧)が、センサ間電圧Vsとして出力される。
この例において、端子55は、センサセル53aのプラス側端子であり、端子57は、センサセル53a及びポンプセル53bのマイナス側端子である。そして、ポンプセル53bの他方の端子59は、ポンプセル53bのプラス側端子である。
(3)制御装置51は、電圧制御部11,15及びバッファ回路13,17に代えて、電圧制御部61と、オペアンプ63,65と、電流検出用抵抗67とを備える。
電圧制御部61は、センサ間電圧Vsの目標電圧Vt(例えば0.45V)を出力する。オペアンプ63には、電圧制御部61からの目標電圧Vtと、増幅回路19からのセンサ間電圧Vsとが入力される。また、オペアンプ63の出力端子は電流検出用抵抗67を介して端子57に接続されている。そして、オペアンプ63は、センサ間電圧Vsが目標電圧Vtとなるように出力電圧を変える。オペアンプ65には、端子57の電圧と一定の電圧Vc(例えば4V)とが入力される。また、オペアンプ65の出力端子は端子59に接続されている。そして、オペアンプ65は、端子57の電圧が電圧Vcとなるように端子59に電圧を出力する。
この構成により、センサセル53aの出力電圧であるセンサ間電圧Vsが目標電圧Vtとなるように、ポンプセル電流(ポンプセル53bに流す電流)が調節される。そして、そのポンプセル電流が、空燃比を表すセンサ電流として電流検出用抵抗67に流れる。
このため、マイコン27は、電流検出用抵抗67の両端電圧に基づいて、センサ電流を検出し、その検出したセンサ電流を、所定の式やデータマップに当てはめることにより、空燃比に変換する。尚、電流検出用抵抗67の一方端の電圧は、端子57の電圧と同じであり、既知の電圧Vcに保たれるため、図4の例では、電流検出用抵抗67のオペアンプ63側の端部の電圧が、センサ電流を検出するためのモニタ電圧としてマイコン27に入力されている。マイコン27は、そのモニタ電圧をA/D変換(アナログ/デジタル変換)し、そのA/D変換結果から電圧Vcの値を引くことで、電流検出用抵抗67の両端電圧を検出することができる。勿論、マイコン27には、電流検出用抵抗67の両端の各電圧が入力されるようになっていても良い。
一方、センサセル53aのインピーダンスZを検出するための構成及び処理については、第1実施形態の制御装置1と同様である。このため、第2実施形態の制御装置51によっても、第1実施形態の制御装置1と同様の効果が得られる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得る。また、前述の数値も一例であり他の値でも良い。
例えば、第1実施形態の制御装置1において、酸素濃度センサとしてのセンサセル3aに、+Izと−Izとを、前述した順とは逆の順に印加し、−Izの方をインピーダンス検出用電流としても良い。また例えば、+Izと−Izとの一方だけをセンサセル3aに印加する構成にしても良い。また例えば、図3に示した処理内容のうち、S120,S150の判定を実施せず、S110でYESと判定したならS130の処理を行い、S140でYESと判定したならS160の処理を行うように構成しても良い。そして、これらのことは、第2実施形態の制御装置51についても同様である。
また、上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合させたりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言によって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
また、上述した素子インピーダンス検出装置としての制御装置の他、当該制御装置を構成要素とするシステム、当該制御装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した媒体、素子インピーダンス検出方法など、種々の形態で本発明を実現することもできる。
3,53…空燃比センサ(酸素濃度センサ)、3a,53a…センサセル(素子)、21…電流印加回路、23a…検出部、23b…電流制御部、27…マイコン

Claims (6)

  1. 酸素濃度センサ(3,53)の素子(3a,53a)に、当該素子のインピーダンスを検出するための電流を印加する電流印加手段(21)と、
    前記素子に前記電流が印加される前の前記素子の両端電圧である電流印加前電圧と、前記素子に前記電流が印加されている期間の前記素子の両端電圧である電流印加後電圧との、差分を検出する検出手段(23a)と、
    前記検出手段により検出された前記差分と前記電流印加手段により前記素子に印加された前記電流の値とに基づいて、前記素子のインピーダンスを算出する演算手段(27)と、
    を備えた酸素濃度センサの素子インピーダンス検出装置において、
    前記電流印加手段は、前記素子に印加する前記電流を変更することが可能に構成されており、
    前記検出された差分に応じて、前記電流印加手段が前記素子に印加する前記電流を変更する変更手段(23b,S110〜S160)を備え
    前記変更手段(23b,S110,S130)は、前記差分が所定の電流減少判定値以上になったと判定した場合に、前記電流を小さくすること、
    を特徴とする酸素濃度センサの素子インピーダンス検出装置。
  2. 請求項に記載の酸素濃度センサの素子インピーダンス検出装置において、
    前記変更手段(23b,S140,S160)は、前記差分が所定の電流増加判定値未満になったと判定した場合に、前記電流を大きくすること、
    を特徴とする酸素濃度センサの素子インピーダンス検出装置。
  3. 請求項に記載の酸素濃度センサの素子インピーダンス検出装置において、
    前記電流減少判定値は前記電流増加判定値よりも大きいこと、
    を特徴とする酸素濃度センサの素子インピーダンス検出装置。
  4. 請求項又は請求項に記載の酸素濃度センサの素子インピーダンス検出装置において、
    前記電流印加手段は定期的に動作し、
    前記変更手段(23b,S110〜S160)は、前記検出手段により定期的に検出される前記差分が所定回数以上連続して前記電流減少判定値以上になったと判定した場合に、前記電流を小さくし、前記差分が所定回数以上連続して前記電流増加判定値未満になったと判定した場合に、前記電流を大きくすること、
    を特徴とする酸素濃度センサの素子インピーダンス検出装置。
  5. 請求項1ないし請求項の何れか1項に記載の酸素濃度センサの素子インピーダンス検出装置において、
    前記検出手段は、前記電流印加手段が前記素子への前記電流の印加を開始するタイミングよりも所定時間だけ前の前記素子の両端電圧を、前記電流印加前電圧として検出し、前記電流印加手段が前記電流の印加を終了するタイミングよりも所定時間だけ前の前記素子の両端電圧を、前記電流印加後電圧として検出すること、
    を特徴とする酸素濃度センサの素子インピーダンス検出装置。
  6. 請求項1ないし請求項の何れか1項に記載の酸素濃度センサの素子インピーダンス検出装置において、
    前記電流印加手段は、前記素子に前記電流を印加した後、その印加した電流と同じ値で逆方向の電流を前記素子に印加すること、
    を特徴とする酸素濃度センサの素子インピーダンス検出装置。
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