JP5977160B2 - バンパのカバー取付け構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車などの車両のバンパに設けられたフック用開口部を、カバーを用いて塞ぐように構成されたバンパのカバー取付け構造に関する。
なお、フック用開口部とは、牽引フックまたはトランスポートフック用装着部が奥部に設けられている開口部である。
図4(a)に示すように、自動車のバンパ7にフック用開口部70を設け、この開口部70をカバー8によって覆うようにしたものがある。特許文献1には、カバー8として、複数の係止爪(図示略)が設けられたものを使用し、それら複数の係止爪を開口部70の周縁部に係止させることが記載されている。
一方、自動車のマイナチェンジなどでは、車体構造を殆ど同一にしたまま、バンパの意匠を変更するといったことが行なわれる。この場合において、図4(b)に示すように、バンパ7のうち、フック(図示略)の取り付け位置の近傍にリフレクタ(光反射板)9を装着する結果、リフレクタ用凹部71とフック用開口部70との縁部が互いに繋がり、リフレクタ用凹部71の内部とフック用開口部70とが連通してしまう場合がある。この場合、リフレクタ用凹部71を規定する壁部は、比較的大きく切り欠かれた形態となる。
これに対し、特許文献1に記載のカバーは、複数の係止爪を同一平面内に設けた構成に過ぎないために、前記したようにリフレクタ用凹部71内とフック用開口部70とが連通した多面構成に、好適に対処することは難しい。図4(b)に示した構成では、リフレクタ用凹部71内とフック用開口部70とが互いに連通する部分において、カバーの係止爪をいずれかの固定位置に係止させるといった構造を採用し難い。したがって、カバーの取り付けが不安定なものとなり、ぐらつきなどを生じる。また、フック用開口部70は、リフレクタ9にかなり接近しているために、カバーを開口部70に装着する際に、カバーがリフレクタ9の表面に当たり易く、リフレクタ9に傷が付くといった虞も生じる。
特開2003−246247号公報
本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであり、フック用開口部とリフレクタ装着用の凹部とが部分的に繋がった状態で形成されている場合に、フック用開口部を塞ぐカバーの取り付け状態を安定したものとし、しかもカバーの取り付け作業時にリフレクタを損傷させるといった虞も少なくすることが可能なバンパのカバー取付け構造を提供することを、その課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明により提供されるバンパのカバー取付け構造は、バンパに設けられたフック用開口部を塞ぐためのカバーと、前記バンパに設けられ、かつ内部にリフレクタが装着されたリフレクタ用凹部と、を備えており、前記フック用開口部および前記リフレクタ用凹部の縁部どうしは互いに繋がり、前記バンパには、前記フック用開口部と前記リフレクタ用凹
部内とを連通させる切欠き部が形成されている、バンパのカバー取付け構造であって、前記カバーは、前記切欠き部を塞ぐ第1の壁部を有し、かつこの第1の壁部の先端側には、前記バンパのうち、前記切欠き部の奥部に位置する第2の壁部の外側面に接触させるためのガイド部が突設されており、カバー装着方向における前記ガイド部の前記第1の壁部の先端面からの突出寸法は、前記第2の壁部の手前側端面から前記リフレクタの前面までの寸法よりも長くされており、前記カバーには、前記フック用開口部への装着時において、前記バンパの一部に係合することによって、前記ガイド部が前記第2の壁部の外側面に押し付けられる方向の付勢力を発生する係合用凸部が設けられていることを特徴としている。
このような構成によれば、次のような効果が得られる。
第1に、カバーに設けられているガイド部を、バンパの切欠き部の近傍において、バンパの第2の壁部の外側面に当接させることができるために、カバーを適切に位置決め固定することができる。カバーの装着時には、係合用凸部とバンパの一部とが係合することによって、ガイド部が第2の壁部の外側面に押し付けられる力が発生するために、ガイド部の位置決め固定をより確実かつ強固に行なうことが可能である。したがって、カバーを安定的に取り付けておくことができる。
第2に、ガイド部の第1の壁部の先端面からの突出寸法は、第2の壁部の手前側端面からリフレクタの前面までの寸法よりも長くされているために、カバーをフック用開口部に装着する際に、第1の壁部の先端がリフレクタの表面に接触するよりも前に、ガイド部の先端が第2の壁部の外側面に接触することとなる。このことにより、カバー装着時に、リフレクタを傷付ける虞を少なくすることができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
(a)は、本発明が適用されたバンパのカバー取付け構造の一例を示す正面図であり、(b)は、その要部拡大正面図であり、(c)は、(b)に示す構造においてリフレクタが装着されていない状態を示す要部正面図であり、(d)は、図1(a)に示す構造において使用されているカバーの斜視図である。 図1(b)のII−II断面図である。 図1(b)のIII−III断面図である。 (a),(b)は、従来技術例を示す正面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1(a)に示すように、本実施形態のバンパのカバー取付け構造Aは、バンパ2に設けられたフック用開口部20を塞ぐためのカバー1、リフレクタ3、およびこのリフレクタ3が内部に装着されるリフレクタ用凹部23を有している。フック用開口部20の奥部には、牽引フックまたはトランスポートフック用装着部が存在するが、図面においては省略している。
本実施形態のカバー取付け構造Aは、図4(b)を参照して先に説明した構造と同様に、フック用開口部20の縁部とリフレクタ用凹部23の縁部とは互いに繋がっている。このことにより、リフレクタ用凹部23の周壁部には、このリフレクタ用凹部23の内部をフック用開口部20と連通させる切欠き部24が形成されている。この切欠き部24は、図1(c)の符号Saで示す範囲である。なお、この切欠き部24の奥部には、リフレクタ用凹部23の周壁部を規定する壁部が存在しており、その一部が、後述する第2の壁部
22である。
カバー1は、図1(d)に示すような外観形態を有しており、本体部10、第1の壁部11、ガイド部12、および複数の係合用凸部13,14を備えている。本体部10は、フック用開口部20を塞ぐための部分である。第1の壁部11は、リフレクタ3との干渉を回避しつつ切欠き部24を塞ぐための部分であり、本体部10からその前方に突出している。この第1の壁部11の外面は、カバー1をバンパ2に取り付けた際に、リフレクタ用凹部23の内面と大きな段差などを生じることなく、滑らかに繋がった形態となるように形成されている。
ガイド部12は、第1の壁部11の先端面11aからその前方に突出している。このガイド部12は、リフレクタ用凹部23を規定する壁部のうち、第2の壁部22の外側面に当接させるための部分である。第2の壁部22は、リフレクタ用凹部23を規定する壁部のうち、切欠き部24の奥部に存在する壁部であり、本実施形態では、上下高さ方向に起立した壁部が、本発明でいう第2の壁部に相当する(本発明では、切欠き部24の奥部の水平状の壁部を、ガイド部12の当接対象(第2の壁部)としてもかまわない)。
図2に示すように、第1の壁部11の先端面11aからのガイド部12の突出寸法L1は、第2の壁部22の手前側端面からリフレクタ3の前面までの寸法L2よりも長くされている。好ましくは、第2の壁部22の外面側には、ガイド部12が一定以上奥部に進入されることを防止するためのストッパとしての役割を果たす段部29が設けられている。
係合用凸部13は、カバー1の左右幅方向においてガイド部12とは反対側に設けられており、本実施形態では上下2つの係合用凸部13が設けられている。この係合用凸部13は、カバー1の装着時には、図2に示すように、バンパ2に設けられている突起部28に係合するが、その際には、カバー1をリフレクタ3側に移動させる付勢力F1を、突起部28と協働して発生させるように構成されている。この付勢力F1は、ガイド部12を第2の壁部22に圧接させる力として働く。一方、係合用凸部14は、図3に示すようなフック爪タイプのものであり、カバー1がフック用開口部20から外れることを防止するためのものである。
次に、前記したバンパのカバー取付け構造Aの作用について説明する。
まず、カバー1をフック用開口部20に装着する際には、ガイド部12を第2の壁部22の外側面の外方寄り(図面左側)に位置させるように前進させていくことにより、リフレクタ3との接触を回避しつつ、ガイド部12を第2の壁部22の外側面に適切に接触させることができる。ここで、ガイド部12の突出寸法L1は、既述したように、第2の壁部22の手前側端面からリフレクタ3の前面までの寸法L2よりも長いために、前記したような操作を行なった際には、第1の壁部11の先端がリフレクタ3の表面に接触するよりも前に、ガイド部12の先端が第2の壁部22の外側面に接触することとなる。したがって、カバー1の装着時に、リフレクタ3を傷付ける虞を少なくすることができる。
次いで、カバー1をフック用開口部20に装着した際には、係合用凸部13,14がフック用開口部20の周縁部に係合する作用により、カバー1の抜け止めや、位置決めが図られることに加え、係合用凸部13と突起部28との係合により生じる付勢力F1に基づき、ガイド部12が第2の壁部22の外側面に押し付けられる。この押し付けは、切欠き部24の近傍において行なわれる。したがって、切欠き部24の形成箇所近辺におけるカバー1の固定力が弱くならないようにすることができる。その結果、カバー1をがたつきのない安定的な取付け状態とすることができる。
本発明は、上述した実施形態の内容に限定されない。本発明に係るバンパのカバー取付け構造の各部の具体的な構成は、本発明の意図する範囲内において種々に設計変更自在である。
A バンパのカバー取付け構造
1 カバー
2 バンパ
3 リフレクタ
11 第1の壁部
12 ガイド部
13 係合用凸部
20 フック用開口部
22 第2の壁部
23 リフレクタ用凹部
24 切欠き部

Claims (1)

  1. バンパに設けられたフック用開口部を塞ぐためのカバーと、
    前記バンパに設けられ、かつ内部にリフレクタが装着されたリフレクタ用凹部と、
    を備えており、
    前記フック用開口部および前記リフレクタ用凹部の縁部どうしは互いに繋がり、前記バンパには、前記フック用開口部と前記リフレクタ用凹部内とを連通させる切欠き部が形成されている、バンパのカバー取付け構造であって、
    前記カバーは、前記切欠き部を塞ぐ第1の壁部を有し、かつこの第1の壁部の先端側には、前記バンパのうち、前記切欠き部の奥部に位置する第2の壁部の外側面に接触させるためのガイド部が突設されており、
    カバー装着方向における前記ガイド部の前記第1の壁部の先端面からの突出寸法は、前記第2の壁部の手前側端面から前記リフレクタの前面までの寸法よりも長くされており、
    前記カバーには、前記フック用開口部への装着時において、前記バンパの一部に係合することによって、前記ガイド部が前記第2の壁部の外側面に押し付けられる方向の付勢力を発生する係合用凸部が設けられていることを特徴とする、バンパのカバー取付け構造。
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