JP5974996B2 - 苗移植機 - Google Patents
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Description
そこで、本発明の課題は、肥料の量が多くても肥料の積込作業を容易に行うことができる作業能率が高い予備苗枠を備えた苗移植機を提供することである。
請求項1記載の発明は、走行車体(2)の後部に苗植付部(4)及び施肥装置(5)を設け、該走行車体(2)の前部に苗を積載する予備苗枠(38)と作業資材を積載して搬送する積込装置(66)を設け、前記予備苗枠(38)と前記積込装置(66)を各々独立して走行車体(2)に回動自在に設けた苗移植機において、前記予備苗枠(38)と前記積込装置(66)を回動可能な状態と回動が規制された状態に切り替えるロックピン(77a)を設けたことを特徴とする苗移植機である。
そして、予備苗枠(38)と積込装置(66)を回動可能な状態と回動が規制された状態に切り替えるロックピン(77a)を設けたことにより、作業資材の積載作業中に積込装置(66)が回動することを防止できるので、積載部材(76)を積込作業位置に戻す作業が不要となり、作業能率が従来よりも向上すると共に、積込中の作業資材が落下することが防止され、地面に落下した作業資材の拾い上げが不要となる。
また、積載部材(76)を収納位置に移動させた状態でロック部材(77、78)同士をロックピン(77a)でロックすると、機体の振動等によって回動アーム(74)が回動して積載部材(76)が積込作業位置や補充作業位置に移動することを防止できるので、積載部材(76)が障害物に接触して破損することが防止される。
また、積載部材(76)を収納位置に移動させた状態でロック部材(77、78)同士をロックピン(77a)でロックすると、機体の振動等によって回動アーム(74)が回動して積載部材(76)が積込作業位置や補充作業位置に移動することを防止できるので、積載部材(76)が障害物に接触して破損することが防止される。
また、積込装置(66)の回動軌跡上に予備苗枠(38)が位置することにより、積込装置(66)を移動させたい位置まで動かせず、作業資材の積込作業能率が低下することが防止される。
また、回動支軸(68)を中心として回動フレーム(67)を回動アーム(74)に重なる位置に向けて回動させると積載部材(76)が下方を向いて非積載位置となることにより、予備苗枠(38)と積載部材(76)の上下間隔を広くすることができるので、積載部材(76)が予備苗枠(38)に干渉することが防止され、積込装置(66)が予備苗枠(38)からはみ出す範囲が抑えられ、積込装置(66)が障害物に接触して破損することが防止される。
また、積込装置(66)を機体内側方向に回動させると、回動アーム(74)の屈曲部が走行車体(2)に接近することにより、回動アーム(74)による走行車体(2)の前側の作業空間の占有面積を小さくすることができるので、作業者が走行車体に近寄りやすくなり、燃料や肥料等の作業資材(36)の積込作業能率が向上する。
そして、積込装置(66)を機体後ろ側方向に回動させると、回動アーム(74)の屈曲部が走行車体(2)から離間することにより、回動アーム(74)が苗枠回転軸(72)に接触するまでの回動量が大きくなるので、積載部材(76)を走行車体(2)に近づけることができ、肥料等の補充作業を安定した位置で行え、補充作業の能率が向上する。
さらに、複数の支持枠(69)を回動フレーム(67)に所定間隔毎に配置して積載部材(76)を構成したことにより、作業者は積載した作業資材を支持枠(69)同士の空間部に手を入れて積み降ろしすることができるので、作業資材の積み降ろし作業の能率が向上する。
図1及び図2は作業車両の一実施例である乗用型苗移植機の左側面図及び平面図であり、図3には図1の乗用型苗移植機の右前方側面図を示し、図4には図1の乗用型苗移植機の前方要部平面図を示し、図5には図1の乗用型苗移植機の要部正面図を示す。
この乗用型苗移植機1には、走行車体2の後ろ側に昇降リンク装置3を介して作業部としての苗植付部4が昇降可能に装着されている。
さらに、ミッションケース12の背面部にメインフレーム15の前端部が固着されており、そのメインフレーム15の後端左右中央部に前後水平に設けた後輪ローリング軸(図示せず)を支点にして後輪ケース18,18がローリング自在に支持され、その後輪ケース18,18から外向きに突出する後輪車軸11a,11aに後輪11,11が取り付けられている。
苗枠回転軸72と積込装置回転軸73にそれぞれロック孔を有する円盤状のロック部材77、78を設けている。該ロック部材77、78のロック孔を合わせ、ロックピン77aを該ロック孔に挿入してロック部材77、78同士を連結すると、予備苗枠38Rと積込装置66との回動が規制されることにより、作業資材の積載作業中に積込装置66が回動することを防止できるので、積載部材76を積込作業位置に戻す作業が不要となり、作業能率が従来より向上すると共に、積込中の作業資材が落下することが防止され、地面に落下した作業資材の拾い上げが不要となる。
図1に示すように、苗植付部4の昇降リンク装置3は平行リンク構成であって、1本の上リンク40と左右一対の下リンク41,41を備えている。これらリンク40,41,41は、その基部側がメインフレーム15の後端部に立設した背面視門型のリンクベースフレーム42に回動自在に取り付けられ、その先端側に縦リンク43が連結されている。
これらフロート55,56,56を、圃場の泥面に接地させた状態で機体を進行させると、フロート55,56,56が泥面を整地しつつ滑走し、その整地跡に苗植付装置52,…により苗が植え付けられる。各フロート55,56,56は圃場表土面の凹凸に応じて前端側が上下動するように回動自在に取り付けられており、植付作業時にはセンターフロート55の前部の上下動がフロート傾斜角センサ(図示せず)により検出され、その検出結果に応じ、前記昇降用油圧シリンダ46を制御する油圧バルブを切り替えて苗植付部4を昇降させることにより、苗の植付深さを常に一定に維持する。
4 苗植付部
5 施肥装置
31 操縦席
33 操縦部
35 フロアステップ
38 予備苗枠
48 予備苗枠支持フレーム(支持部材)
66 積込装置
67 回動フレーム
68 回動支軸
69 支持枠
72 苗枠回転軸
73 積込装置回転軸
74 回動アーム
76 積載部材
77 ロック部材
77a ロックピン
78 ロック部材
83 燃料タンク
Claims (7)
- 走行車体(2)の後部に苗植付部(4)及び施肥装置(5)を設け、該走行車体(2)の前部に苗を積載する予備苗枠(38)と作業資材を積載して搬送する積込装置(66)を設け、前記予備苗枠(38)と前記積込装置(66)を各々独立して走行車体(2)に回動自在に設けた苗移植機において、
前記予備苗枠(38)と前記積込装置(66)を回動可能な状態と回動が規制された状態に切り替えるロックピン(77a)を設けたことを特徴とする苗移植機。 - 前記走行車体(2)の機体前側に前記予備苗枠(38)と積込装置(66)を支持する支持部材(48)を設け、該支持部材(48)の上部に予備苗枠(38)の苗枠回転軸(72)を配置し、
前記予備苗枠(38)の下側で、且つ苗枠回転軸(72)の前側の走行車体(2)に積込装置(66)の積込装置回転軸(73)を設け、該積込装置回転軸(73)に回動アーム(74)の基部を回動自在に取り付け、該回動アーム(74)の端部に作業資材を積載する積載部材(76)を設け、
前記積込装置(66)は、該積載部材(76)が機体の前側及び側方外側に突出する積込作業位置と、該積載部材(76)が施肥装置(5)に向かって突出する補充作業位置と、該積載部材(76)が予備苗枠(38)の下方に位置する収納位置に切替自在に構成したことを特徴とする請求項1記載の苗移植機。 - 前記苗枠回転軸(72)と積込装置回転軸(73)に各々ロック部材(77、78)を設け、該ロック部材(77、78)に少なくとも一つのロック孔を各々形成し、
前記ロックピン(77a)を各ロック部材(77、78)のロック孔に差し込むと、前記予備苗枠(38)と前記積込装置(66)の回動が各々規制される構成としたことを特徴とする請求項1または2記載の苗移植機。 - (請求項4)
前記積載部材(76)の積載位置と非積載位置の切替操作は、前記予備苗枠(38)を苗枠回転軸(72)を中心として機体後ろ側に所定角度回動させると共に、前記積込装置(66)を積込装置回転軸(73)を中心として機体前側に所定角度回動させてから行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の苗移植機。 - 前記走行車体(2)上で、且つ前記施肥装置(5)の前方に作業者が搭乗する操縦席(31)を設け、該操縦席(31)の周辺にフロアステップ(35)を設け、
前記積載部材(76)は、作業資材の積込作業位置で機体側方に突出するときは、該積載部材(76)の長手方向と機体左右方向が平行となり、作業資材の積込作業位置で機体前方に突出するとき、及び補充作業位置にあるときには、該積載部材(76)の長手方向と機体前後方向が平行となると共に、補充作業位置では該積載部材(76)の機体内側端部が前記フロアステップ(35)の外側端部と重なることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の苗移植機。 - 前記走行車体(2)上で、且つ前記操縦席(31)の機体前側に操縦部(33)を設け、該操縦部(33)に燃料タンク(83)を設け、
前期積込装置(66)は、前記積載部材(76)が機体前側に突出する位置よりも機体内側方向に回動可能にすると共に、前記積込装置(66)は、操縦部(33)の前方位置まで機体内側方向に回動可能にすることを特徴とする請求項5記載の苗移植機。 - 前記回動アーム(74)は、平面視で「へ」の字形状として屈曲部を形成し、該回動アーム(74)を機体内側方向に回動させると、この屈曲部が前記走行車体(2)に接近し、機体後ろ側方向に回動させると前記屈曲部が走行車体(2)から離間する形状とし、
前記回動アーム(74)の端部に回動支軸(68)を接続し、該回動支軸(68)を中心として鉛直方向に回動する回動フレーム(67)を設け、該回動フレーム(67)に積載部材(76)を有する積込装置(66)を載置し、積載部材(76)は、回動フレーム(67)を回動アーム(74)より離れる方向に回動させた際に上方を向いて積載位置になり、回動フレーム(67)を回動アーム(74)に重なる位置に向けて回動させると、下方を向いて非積載位置となる構成とすると共に、
前記積載部材(76)は、前記回動フレーム(67)に作業資材を受ける支持枠(69)を備えており、回動フレーム(67)は、内部に空間部を有する長方形とし、支持枠(69)は回動フレーム(67)の長手方向に所定間隔毎に配置した構成からなり、回動フレーム(67)の長手方向の端部に回動支軸(68)を設け、該回動支軸(68)には、回動フレーム(67)の空間部と同じ幅の空間部を各々形成し、複数の支持枠(69)と回動支軸(68)は、回動フレーム(67)の長手方向の幅よりも短い範囲内に配置したことを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の苗移植機。
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