JP5974279B2 - 重送検知装置およびそれを具備する紙折り機 - Google Patents
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Description
ただ、重送検知に用いる用紙内の領域範囲は定まっているが、その範囲内のどの位置での検知を行うかは定まっていない。
本発明の第1の構成は、下記の(イ)〜(ル)の各手段を具備することを特徴とする重送検知装置である。
(イ) 給紙台上に積載された用紙束から用紙を1枚ずつ送出すべき用紙給送手段
(ロ) 前記用紙給送手段から送出された用紙が搬送される用紙搬送路
(ハ) 前記用紙搬送路の搬送面を挟むようにして発光素子と受光素子が対向し、受光素子が受光した光の強弱に応じた電気信号を出力する光センサ
(ニ) 前記光センサの下流側にあって前記光センサを通過して来た用紙を更に搬送する搬送ローラ対
(ホ) 前記用紙給送手段の用紙送出と前記搬送ローラ対の搬送に共通の駆動モータの回転数に比例した周波数Fの搬送パルス列を発生する搬送パルス発生器
(ヘ) 前記光センサが、搬送されてきた1枚の用紙の先端を検知してから後端を検知するまで間の時間中に発生する全搬送パルス数以上の数の記憶素子を有する記憶素子列
(ト) 前記光センサが、搬送されて来た用紙の先端を検知したときから後端を検知するまでの間、前記搬送パルス毎に前記光センサの受光素子の電気信号レベルを読み出して前記記憶素子列の各記憶素子へ順次記憶させていく記録手段
(チ) 予備給紙において、前記記憶素子列の記憶を開始した素子から、予め後記要件(ヌ)の第1の除外部設定手段によって定めた順位数N1だけ下った記憶素子と、記憶素子列の最後の記憶をさせた素子から予め後記要件(ル)の第2の除外部設定手段によって定めた順位数N2だけ遡った記憶素子との間の全範囲内の1箇所ないし複数箇所の記憶素子の、光センサの電気信号レベルを記憶した最後の記憶素子から遡って数えた列順位位置を本給紙における測定位置として決定する測定位置決定手段
(リ) 前記予備給紙において決定された、記憶素子のサンプルに基いた値を基準値として、本給紙における前記測定位置として決定された記憶素子の記憶レベルを前記基準値と比較し、記憶レベルが基準値を越えていれば正常給紙と判断し、基準値以下の場合には重送と判断する比較判断器
(ヌ) 下記の各手段からなる第1の除外部設定手段
a.搬送されて来た用紙の先端が光センサを通過した時から後端が通過する時迄の間における搬送パルスの数PAを計測するPAパルスカウンタ
b.搬送パルスの周波数をF、用紙給送手段の給送速度をV1、搬送ローラ対の搬送速度をV2、用紙の先端から後端までの長さをL、光センサから搬送ローラ対迄の距離をL1としたとき、長さLの用紙をすべりなく搬送する間における搬送パルス数PBを下記の式で算出するPB算出器
PB=F×{(L1/V1)+(L−L1)/V2}
c.前記a.の計測されたパルス数PAから、前記b.の算出された搬送パルス数を減じた、すべりによる増加パルス数P2=PA−PBを算出するすべり分パルス算出器
d.光センサから搬送ローラ対迄の距離をL1、用紙給送手段の給送速度をV1、搬送パルス周波数をFとしたとき、用紙給送にすべりがない状態で、用紙の先端が光センサを通過してから搬送ローラ対に達するまでの時間における搬送パルス数P1を下記の式で算出するP1算出器
P1=F×(L1/V1)
e.前記c.のすべりによる増加パルス数P2と、前記d.のすべりなく用紙の先端が光センサから搬送ローラ対に達するまでの搬送パルス数P1との和P1+P2に余裕値を加算した値を前記要件(チ)の測定位置決定手段の順位数N1とするN1設定手段
(ル) 用紙給送手段から光センサ迄の距離をL2、搬送ローラ対の搬送速度をV2、搬送パルス周波数をFとしたとき、式F×(L2/V2)で算出される数値に余裕値を加算した値を前記要件(チ)の測定位置決定手段の順位数N2として設定する第2の除外部設定手段
(ロ) 搬送パルスの周波数をF、用紙の先端から後端までの長さをL、センサから搬送ローラ対までの距離をL1、搬送ローラ対の搬送速度をV2としたときに、長さL−L1がすべりなく搬送される間の搬送パルスPCを下記数式によって算出するPC算出器
PC=F×{(L−L1)/V2}
(ハ) 前記搬送パルス数PAから前記搬送パルス数PCを差し引いたパルス数PA−PCに余裕値を加算した値を請求項1の要件(チ)の測定位置決定手段の順位数N1とするN1設定手段
PA−PC=PA−F×(L−L1)/V2
であり、第1の構成の(ヌ)e.のP1+P2は
P1+P2=F×(L1/V1)+(PA−PB)
=F×(L1/V1)+PA−F×{(L1/V1)+(L−L1)/V2}
=PA−F×(L−L1)/V2
となり、第5の構成のPA−PCは第1の構成のP1+P2と同じになるので、第1の構成と同様の効果が得られる。
本発明は、給紙台上に積載された用紙束から印刷機、複写機、紙折機、製本機等へ用紙を1枚ずつ給紙するに当り、用紙が白紙の場合であろうと、黒や色彩で文字、図形、模様等が印刷された用紙であろうとも、光センサによる用紙の光透過レベルによって用紙の重送検知を確実に行おうとするものである。
従って、光センサによる光の透過量が1枚だけの透過量か2枚を透過した透過量を判断するためには用紙に対する検知箇所が厳密に同一箇所でなければならない。
その基本的な構成を図1と課題解決手段に基づいて説明する。
用紙給送手段(図1の摩擦分離給送手段5)の用紙給送駆動と、用紙が重送検知用の光センサ(図1の符号6、以下単に符号のみとする)を通過した後、更に用紙を搬送するための第1の搬送ローラ対(符号9)の駆動に共通の駆動モータ(不図示)の回転数に比例する周波数を有する搬送パルスを発生する搬送パルス発生器(課題解決手段の(ホ))を設け、用紙が給送されてその先端が、発光素子と受光素子が用紙の搬送路を挟むように対向した光センサ6を通過したときから、搬送パルス1発毎に、受光素子の受光レベルを記録手段(課題解決手段の(ト)、以下片仮名のみ記す)で読み取って、これを記憶素子列(ヘ)の各記憶素子へ順次記憶させて行き、光センサ6が用紙の後端を検知した以後は記憶素子列への記憶は行わせないようにしている。
こうすることにより、用紙の先端から後端に渡って、用紙の搬送速度と搬送パルスの周期の積で定まる間隔の各ポイントで用紙を透過した光の受光レベルが記憶素子列の各記憶素子に記憶されることになる。
記憶素子列中の順位が用紙の位置と対応するためには、光センサ6の受光レベルを読み出し記憶素子へ記憶させた用紙上の位置(ポイント)が等間隔でなければならない。読み出しは搬送パルス毎に行われるから、用紙の移動速度と搬送パルスの周期の積がポイント間の間隔となる。用紙給送のときに、すべりによって用紙の速度が給紙の駆動速度より遅くなるとポイントの間隔が狭くなって、光センサ6を用紙の先端が通過して後端が通過する迄の間の搬送パルスの数が増加する。この増加は、用紙の移動が遅いときに生ずる。用紙上その場所は、用紙の先端が光センサを通過してから搬送ローラ対に達する時迄の間、即ち光センサから搬送ローラ対までの距離をL1とすれば、用紙の先端から後方へ距離L1の範囲内で生じる。そして用紙のすべり(遅くなる)程度は用紙毎にばらつきがある
まず、搬送されて来た用紙の先端が光センサ6を通過した時から後端が通過する時迄の間における搬送パルス数PAをPAパルスカウンタで測定する。このパルス数PAは給紙の際のすべりによる遅れにより搬送パルスの増加分を含んだものとなっている。
PB=F×{(L1/V1)+(L−L1)/V2}
従って、PAからPBを減じた数P2がすべりにより増加したパルス数ということになる。この増加分のパルス数P2は前述したように用紙の先端が光センサ6から第1の搬送ローラ対9に達するまでの間に生ずる。
P1=F×(L1/V1)
このすべりがない状態での搬送パルス数P1に、前述のすべりによる増加分P2を加えたP1+P2がすべりがあるときに、用紙の先端が光センサ6から第1の搬送ローラ対9に達するまでの搬送パルス数である。
また、前述のようにして得られた数値N1を記憶手段に記憶させておき、これを測定位置決定手段へ出力させるようにしてもよい。
図1において、1枚の給紙が進むと、用紙の後端が給紙ローラ3から外れ、用紙の保持は、第1の搬送ローラ対9の片持ち状態となり、後端は上下に揺らめく状態となり、光センサ6の発光素子からの光入射角も垂直一定を維持できない状態となる。用紙の光の透過量は紙面に対する入射角により異なるから、受光素子の受光量も安定しないことになり、受光量レベルによって重送か否かを確実に判断することができなくなるので、この部分も除外すべきこととなる。これを第2の除外部としている。用紙の後端が給紙ローラから外れるころの用紙の移動速度は用紙前方が第1の搬送ローラ対9に挟まれて搬送されているので、第1の搬送ローラ対9の搬送速度と同じであり、一定速度である。従って用紙の移動距離と搬送パルスの数とは比例する。
予備給紙において、記憶素子列の前端(光センサ6が用紙の先端を検知した直後に受光レベルを記憶した記憶素子)から後端(光センサ6が用紙の後端を検知する直前に受光レベルを記憶した記憶素子)までのうち前端からN1個までは第1の除外部として除外し、後端からN2個までを第2の除外部として除外した範囲内で1箇所ないし複数箇所を測定位置として前記後端の記憶素子からの列順位を決定するとともに、その測定位置のサンプル(或いは比較値)に基づいて基準値を定める。
そして、本給紙における前記測定位置の記憶素子に記憶された受光レベルを比較判断器によって前記基準値と比較することにより重送か否かを判断する。
第1の搬送ローラ対9を通過した用紙1は第1折込板11へ進入して行き先端が第1ストッパ10で前進を阻止されると、後からの用紙部分は、第1の折込板に入っていた用紙と重なって第1の搬送ローラ対9の一方のローラである第1のローラ7と第3のローラ12とに挟まれて第2折込板15へ進入し第2ストッパ14で停止されると今度は、後からの用紙部分は第2折込板15に入っていた部分と重なって第3のローラ12と第4のローラ13に挟まれて排出され、排紙ローラ16と排紙ベルト17とによって排紙台18へ排出されるというものである。
この実施例では、第1のローラ7が第1の搬送ローラ対9を構成するとともに折りローラをも兼ねている点で省スペースに寄与している。
実施例2は用紙供給手段を、実施例1の摩擦分離給送手段に代えて、エア分離給送手段23としたものである。これは2つのプーリ間にエア吸引用の穴のあいたベルトを掛け渡すか、もしくは複数の穴なしの平ベルトを、その内側に設けられた吸引チャンバに直接開けられた吸引穴を挟むように掛け渡し、エア吸引によって用紙を吸着しベルトを回転させることによって用紙を送り出すというものである。送り出された用紙が光センサ6の間を進んで第1の搬送ローラ対9に挟まれて紙折り機へ導入されるという点では実施例1と全く同様である。
実施例3は、実施例2(図3)のエア分離給送手段23と光センサ6との間に第2の搬送ローラ対24を設けたというものである。
この第2の搬送ローラ対の周速度V3は、第1の搬送ローラ対の周速度V2よりも遅い。即ち、エア分離給送手段から送り込まれてきた1枚の用紙は、第2の搬送ローラ対24によって速度V3で前進し、先端が第1の搬送ローラ対に咥えられた瞬間に速度V2まで加速する。
2 給紙台
3 給紙ローラ
4 サバキ板
5 摩擦分離給送手段
6 光センサ
7 第1のローラ
8 第2のローラ
9 第1の搬送ローラ対
10 第1ストッパ
11 第1折込板
12 第3のローラ
13 第4のローラ
14 第2ストッパ
15 第2折込板
16 排紙ローラ
17 排紙ベルト
18 排紙台
19 エア給送部材
20 風吹き
21 第5のローラ
22 第6のローラ
23 エア分離給送手段
24 第2の搬送ローラ対
Claims (8)
- 下記の(イ)〜(ル)の各手段を具備することを特徴とする重送検知装置。
(イ) 給紙台上に積載された用紙束から用紙を1枚ずつ送出すべき用紙給送手段
(ロ) 前記用紙給送手段から送出された用紙が搬送される用紙搬送路
(ハ) 前記用紙搬送路の搬送面を挟むようにして発光素子と受光素子が対向し、受光素子が受光した光の強弱に応じた電気信号を出力する光センサ
(ニ) 前記光センサの下流側にあって前記光センサを通過して来た用紙を更に搬送する搬送ローラ対
(ホ) 前記用紙給送手段の用紙送出と前記搬送ローラ対の搬送に共通の駆動モータの回転数に比例した周波数Fの搬送パルス列を発生する搬送パルス発生器
(ヘ) 前記光センサが、搬送されてきた1枚の用紙の先端を検知してから後端を検知するまで間の時間中に発生する全搬送パルス数以上の数の記憶素子を有する記憶素子列
(ト) 前記光センサが、搬送されて来た用紙の先端を検知したときから後端を検知するまでの間、前記搬送パルス毎に前記光センサの受光素子の電気信号レベルを読み出して前記記憶素子列の各記憶素子へ順次記憶させていく記録手段
(チ) 予備給紙において、前記記憶素子列の記憶を開始した素子から、予め後記要件(ヌ)の第1の除外部設定手段によって定めた順位数N1だけ下った記憶素子と、記憶素子列の最後の記憶をさせた素子から予め後記要件(ル)の第2の除外部設定手段によって定めた順位数N2だけ遡った記憶素子との間の全範囲内の1箇所ないし複数箇所の記憶素子の、光センサの電気信号レベルを記憶した最後の記憶素子から遡って数えた列順位位置を本給紙における測定位置として決定する測定位置決定手段
(リ) 前記予備給紙において決定された、記憶素子のサンプルに基いた値を基準値として、本給紙における前記測定位置として決定された記憶素子の記憶レベルを前記基準値と比較し、記憶レベルが基準値を越えていれば正常給紙と判断し、基準値以下の場合には重送と判断する比較判断器
(ヌ) 下記の各手段からなる第1の除外部設定手段
a.搬送されて来た用紙の先端が光センサを通過した時から後端が通過する時迄の間における搬送パルスの数PAを計測するPAパルスカウンタ
b.搬送パルスの周波数をF、用紙給送手段の給送速度をV1、搬送ローラ対の搬送速度をV2、用紙の先端から後端までの長さをL、光センサから搬送ローラ対迄の距離をL1としたとき、長さLの用紙をすべりなく搬送する間における搬送パルス数PBを下記の式で算出するPB算出器
PB=F×{(L1/V1)+(L−L1)/V2}
c.前記a.の計測されたパルス数PAから、前記b.の算出された搬送パルス数を減じた、すべりによる増加パルス数P2=PA−PBを算出するすべり分パルス算出器
d.光センサから搬送ローラ対迄の距離をL1、用紙給送手段の給送速度をV1、搬送パルス周波数をFとしたとき、用紙給送にすべりがない状態で、用紙の先端が光センサを通過してから搬送ローラ対に達するまでの時間における搬送パルス数P1を下記の式で算出するP1算出器
P1=F×(L1/V1)
e.前記c.のすべりによる増加パルス数P2と、前記d.のすべりなく用紙の先端が光センサから搬送ローラ対に達するまでの搬送パルス数P1との和P1+P2に余裕値を加算した値を前記要件(チ)の測定位置決定手段の順位数N1とするN1設定手段
(ル) 用紙給送手段から光センサ迄の距離をL2、搬送ローラ対の搬送速度をV2、搬送パルス周波数をFとしたとき、式F×(L2/V2)で算出される数値に余裕値を加算した値を前記要件(チ)の測定位置決定手段の順位数N2として設定する第2の除外部設定手段 - 用紙給送手段が、給紙台に積載した用紙束の最上位用紙を送り出す給紙ローラと、給紙ローラに圧接し、その間に挟まれる用紙の2枚目以降の用紙と最上位の1枚とを分離し、最上位の1枚だけが前進するようにしたサバキ板とで構成された摩擦分離給送手段であることを特徴とする請求項1記載の重送検知装置。
- 用紙給送手段が、給紙台に積載した用紙束の最上位用紙をエアで吸着して送り出すエア給送部材を有するエア分離給送手段であることを特徴とする請求項1記載の重送検知装置。
- 用紙給送手段が、搬送ローラ対の用紙搬送速度よりも低速である第2の搬送ローラ対であることを特徴とする請求項1記載の重送検知装置。
- (ヌ)の第1の除外部設定手段に代えて、下記(イ)〜(ハ)の構成からなる第1の除外部設定手段としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の重送検知装置。
(イ) 搬送されて来た用紙の先端が光センサを通過した時から後端が通過するまでの間における搬送パルスの数PAを計測するPAパルスカウンタ
(ロ) 搬送パルスの周波数をF、用紙の先端から後端までの長さをL、センサから搬送ローラ対までの距離をL1、搬送ローラ対の搬送速度をV2としたときに、長さL−L1がすべりなく搬送される間の搬送パルスPCを下記数式によって算出するPC算出器
PC=F×{(L−L1)/V2}
(ハ) 前記搬送パルス数PAから前記搬送パルス数PCを差し引いたパルス数PA−PCに余裕値を加算した値を請求項1の要件(チ)の測定位置決定手段の順位数N1とするN1設定手段 - (ヌ)の第1の除外部設定手段に代えて、すべりにより増加すると考えられる搬送パルス数と、すべりのない状態で用紙の先端が光センサから搬送ローラ対に達するまでの間に発生する搬送パルス数との和に余裕値を加算したパルス数をN1として記憶しておき、これを測定位置決定手段へ出力する記憶手段としたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の重送検知装置。
- 給紙ローラの給紙と搬送ローラ対の搬送に共通の駆動モータの駆動電流を測定する電流測定手段と、測定電流値を受けて電流値が増大するときは、第1の除外部設定のための余裕値を大きくする余裕値可変手段を具備することを特徴とする請求項2記載の重送検知装置。
- 請求項1〜7のいずれか1項の重送検知装置の搬送ローラ対の一方のローラに第3のローラが圧接されて両者で第1の折りローラを構成することを特徴とする紙折り装置。
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