JP5974279B2 - 重送検知装置およびそれを具備する紙折り機 - Google Patents

重送検知装置およびそれを具備する紙折り機 Download PDF

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Description

本発明は、積載された用紙束から1枚ずつ給送すべき用紙給送手段において、用紙が例えば2枚重なって給送(重送)されることがあるが、これは不都合を生じるので、これを防止すべく、重送が発生した場合には、すみやかに検知しようとする技術分野に属する。
このような重送検知装置の例として、特許文献1に記載されている印刷機の給紙台上に積載された用紙をピックアップローラ(給紙ローラ)で送り出し、レジストローラへ搬送する搬送路の途中で、搬送路面を垂直に挟むようにして発光素子と受光素子を対向させた光センサを設け、搬送路を搬送されていく用紙が1枚であるか2枚(或いは3枚)であるかを、用紙を通った光の受光レベルの大小或いは基準値との比較によって判定しようというものがある。
ただ、この場合、印刷の開始タイミングを決めるために、レジストローラは、用紙の先端が到達した時は停止しており、用紙の先端が突き当たった後回転を再開して用紙を印刷手段の方へ搬送する。しかし、給紙ローラは継続的に回転して用紙を押し出しているので、先端が停止させられたときには、給紙ローラとレジストローラの間で用紙がたわみを起し、光センサの光の通過する位置で光が紙面に対して垂直に入射せず受光素子の受光量が変化して不安定であるという問題があるのでたわみがなくなるまでの、用紙前端から或る一定の長さまでの光センサのデータを用いないようにしている。
また、用紙の後端が給紙ローラを離れると用紙はレジストローラによる片持ち状態となって後端が跳ね上がるのでやはり、光が紙面に対して垂直に入射せず、受光素子の受光量が不安定であるので用紙後端から或る一定の長さまでの光センサのデータを用いないようにしている。
結局、光センサによる多重検知は用紙の前端から或る一定の長さまでの範囲と、後端から或る一定の長さまでの範囲を除いた範囲内の領域での光の透過レベルを検知することによって重送検知を行っている。
ただ、重送検知に用いる用紙内の領域範囲は定まっているが、その範囲内のどの位置での検知を行うかは定まっていない。
特開平11−20988号公報(段落[0004]、[0005]、[0034]、[0035]、[0058]〜[0060]、[図19]、[図20]、[図30])
上記のように特許文献1記載の装置では、用紙に対する重送検知を行うべき用紙上での範囲は定まっているが、特定位置が定まっていない。それでも、特許文献1のような印刷機や複写機のような場合には給紙する用紙が白紙であるから、重送検知に用いる範囲内のどの位置で重送検知を行なおうが差異は生じない。
しかしながら、給紙の対象装置が製本機などの場合には、給紙すべき用紙が既に印刷されている。黒だけの印刷もあればカラー印刷もある。黒或いは1色の印刷であってもインクの着いた部分と着かない部分とでは光の透過程度は異なる。インクの濃淡によっても異なる。更に複数色のカラー印刷の場合は、色によって光の透過する程度は様々に異なる。
このように、印刷された用紙の場合には、1枚の用紙であっても、場所によって光の透過程度は様々に異なる。従って、特許文献1におけるような、用紙の前端からたわみの生ずる一定範囲、後端からもレジストローラにより片持ち状態になる一定範囲を除いた残りの範囲内で、特に検知位置を特定せずに行う重送検知では充分な検知成果が得られないという問題がある。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて、様々な色で、様々なパターンの印刷が施された用紙の給紙においても確実に重送検知ができる重送検知装置およびそれを具備した紙折り機等を提供することを課題とするものである。
本発明は、上記の課題を解決するために以下の各構成を有する。
本発明の第1の構成は、下記の(イ)〜(ル)の各手段を具備することを特徴とする重送検知装置である。
(イ) 給紙台上に積載された用紙束から用紙を1枚ずつ送出すべき用紙給送手段
(ロ) 前記用紙給送手段から送出された用紙が搬送される用紙搬送路
(ハ) 前記用紙搬送路の搬送面を挟むようにして発光素子と受光素子が対向し、受光素子が受光した光の強弱に応じた電気信号を出力する光センサ
(ニ) 前記光センサの下流側にあって前記光センサを通過して来た用紙を更に搬送する搬送ローラ対
(ホ) 前記用紙給送手段の用紙送出と前記搬送ローラ対の搬送に共通の駆動モータの回転数に比例した周波数Fの搬送パルス列を発生する搬送パルス発生器
(ヘ) 前記光センサが、搬送されてきた1枚の用紙の先端を検知してから後端を検知するまで間の時間中に発生する全搬送パルス数以上の数の記憶素子を有する記憶素子列
(ト) 前記光センサが、搬送されて来た用紙の先端を検知したときから後端を検知するまでの間、前記搬送パルス毎に前記光センサの受光素子の電気信号レベルを読み出して前記記憶素子列の各記憶素子へ順次記憶させていく記録手段
(チ) 予備給紙において、前記記憶素子列の記憶を開始した素子から、予め後記要件(ヌ)の第1の除外部設定手段によって定めた順位数Nだけ下った記憶素子と、記憶素子列の最後の記憶をさせた素子から予め後記要件(ル)の第2の除外部設定手段によって定めた順位数Nだけ遡った記憶素子との間の全範囲内の1箇所ないし複数箇所の記憶素子の、光センサの電気信号レベルを記憶した最後の記憶素子から遡って数えた列順位位置を本給紙における測定位置として決定する測定位置決定手段
(リ) 前記予備給紙において決定された、記憶素子のサンプルに基いた値を基準値として、本給紙における前記測定位置として決定された記憶素子の記憶レベルを前記基準値と比較し、記憶レベルが基準値を越えていれば正常給紙と判断し、基準値以下の場合には重送と判断する比較判断器
(ヌ) 下記の各手段からなる第1の除外部設定手段
a.搬送されて来た用紙の先端が光センサを通過した時から後端が通過する時迄の間における搬送パルスの数Pを計測するPパルスカウンタ
b.搬送パルスの周波数をF、用紙給送手段の給送速度をV、搬送ローラ対の搬送速度をV、用紙の先端から後端までの長さをL、光センサから搬送ローラ対迄の距離をLとしたとき、長さLの用紙をすべりなく搬送する間における搬送パルス数Pを下記の式で算出するP算出器
=F×{(L/V)+(L−L)/V
c.前記a.の計測されたパルス数Pから、前記b.の算出された搬送パルス数を減じた、すべりによる増加パルス数P=P−Pを算出するすべり分パルス算出器
d.光センサから搬送ローラ対迄の距離をL、用紙給送手段の給送速度をV、搬送パルス周波数をFとしたとき、用紙給送にすべりがない状態で、用紙の先端が光センサを通過してから搬送ローラ対に達するまでの時間における搬送パルス数Pを下記の式で算出するP算出器
=F×(L/V
e.前記c.のすべりによる増加パルス数Pと、前記d.のすべりなく用紙の先端が光センサから搬送ローラ対に達するまでの搬送パルス数Pとの和P+Pに余裕値を加算した値を前記要件(チ)の測定位置決定手段の順位数NとするN設定手段
(ル) 用紙給送手段から光センサ迄の距離をL、搬送ローラ対の搬送速度をV、搬送パルス周波数をFとしたとき、式F×(L/V)で算出される数値に余裕値を加算した値を前記要件(チ)の測定位置決定手段の順位数Nとして設定する第2の除外部設定手段
本発明の第2の構成は、前記第1の構成において、用紙給送手段が、給紙台に積載した用紙束の最上位用紙を送り出す給紙ローラと、給紙ローラに圧接し、その間に挟まれる用紙の2枚目以降の用紙と最上位の1枚とを分離し、最上位の1枚だけが前進するようにしたサバキ板とで構成された摩擦分離給送手段であることを特徴とする重送検知装置である。
本発明の第3の構成は、前記第1の構成において、用紙給送手段が、給紙台に積載した用紙束の最上位用紙をエアで吸着して送り出すエア給送部材を有するエア分離給送手段であることを特徴とする重送検知装置である。
本発明の第4の構成は、前記第1の構成において、用紙給送手段が、搬送ローラ対の用紙搬送速度よりも低速である第2の搬送ローラ対であることを特徴とする重送検知装置である。
本発明の第5の構成は、前記第1〜第4の構成のいずれか1つの構成において、(ヌ)の第1の除外部設定手段に代えて、下記(イ)〜(ハ)の構成からなる第1の除外部設定手段としたことを特徴とする重送検知装置である。
(イ) 搬送されて来た用紙の先端が光センサを通過した時から後端が通過するまでの間における搬送パルスの数Pを計測するPパルスカウンタ
(ロ) 搬送パルスの周波数をF、用紙の先端から後端までの長さをL、センサから搬送ローラ対までの距離をL、搬送ローラ対の搬送速度をVとしたときに、長さL−Lがすべりなく搬送される間の搬送パルスPを下記数式によって算出するP算出器
=F×{(L−L)/V
(ハ) 前記搬送パルス数Pから前記搬送パルス数Pを差し引いたパルス数P−Pに余裕値を加算した値を請求項1の要件(チ)の測定位置決定手段の順位数NとするN設定手段
本発明の第6の構成は、前記第1〜第4の構成のいずれか1つの構成において、(ヌ)の第1の除外部設定手段に代えて、すべりにより増加すると考えられる搬送パルス数と、すべりのない状態で用紙の先端が光センサから搬送ローラ対に達するまでの間に発生する搬送パルス数との和に余裕値を加算したパルス数をNとして記憶しておき、これを測定位置決定手段へ出力する記憶手段としたことを特徴とする重送検知装置である。
本発明の第7の構成は、前記第2の構成において、給紙ローラの給紙と搬送ローラ対の搬送に共通の駆動モータの駆動電流を測定する電流測定手段と、測定電流値を受けて電流値が増大するときは、第1の除外部設定のための余裕値を大きくする余裕値可変手段を具備することを特徴とする重送検知装置である。
本発明の第8の構成は、前記第1〜第7の構成のいずれか1つの構成の重送検知装置の搬送ローラ対の一方のローラに第3のローラが圧接されて両者で第1の折りローラを構成することを特徴とする紙折り装置である。
本発明の重送検知装置の第1の構成(基本構成)では、用紙の特定位置を測定位置とし、光センサによって測定位置の光の透過の程度を視ることによって重送か否かを判断するものであるが、その測定位置を定めるに当り、用紙が用紙給送手段によってすべりを生じ、用紙の先端が光センサを通過してから搬送ローラに捕捉されるまでの間の移動速度が用紙毎に一定しないことから、用紙の先端から光センサと搬送ローラ間の距離(L)に余裕値を加えた距離迄を第1の除外部とし、また用紙の後端が用紙給送手段を離れてから光センサに達する迄の間(距離L)は用紙が搬送ローラによる片持ち状態となりばたつきを生じ、安定した光センサデータを得られないので、後端からLに余裕値を加えた距離迄を第2の除外部とし、用紙の長さから前記第1の除外部と第2の除外部を除いた範囲内で測定位置を定めるようにしたという従来にない技術思想を採用したことにより安定確実な測定位置を定めることができるという効果がある。
本発明の第2の構成、第3の構成、第4の構成は用紙給送手段が、それぞれ具体的に摩擦分離給送手段、エア分離給送手段、搬送ローラ対(第2)ということであって、用紙の測定位置決定ということについては、第1の構成の場合と全く同じであるので、その効果も第1の構成の場合と同じである。
本発明の第5の構成の(ハ)のP−Pは、
−P=P−F×(L−L)/V
であり、第1の構成の(ヌ)e.のP+P
+P=F×(L/V)+(P−P
=F×(L/V)+P−F×{(L/V)+(L−L)/V
=P−F×(L−L)/V
となり、第5の構成のP−Pは第1の構成のP+Pと同じになるので、第1の構成と同様の効果が得られる。
本発明の第6の構成の、「すべりにより増加すると考えられる搬送パルス数」は第1の構成の(ヌ)c.のP=P−Pに該当し、「すべりのない状態で用紙の先端が光センサから搬送ローラ対に達するまでの間に発生する搬送パルス数は、第1の構成の(ヌ)d.のPに該当し、両者の和は第1の構成の(ヌ)e.のP+Pに該当するので、第1の構成と同様の効果が得られる。
本発明の第7の構成は、第2の構成の用紙給送手段の用紙送出と搬送ローラ対の搬送に共通の駆動モータの駆動電流を測定しているが、この駆動電流が大きいということは給紙ローラにたいするサバキ板の接触圧が大になっていることを示し、その結果給紙におけるすべりが大きくなっているので、第1の除外部を設定するに当たっての余裕値を大きくすることは、すべりの大きいときでも測定位置を、用紙のすべりのない領域で設定できるという効果がある。
本発明の第8の構成の紙折り装置は、重送検知装置として第1ないし第7の構成のいずれかの重送検知装置を用いており、光センサが搬送ローラ対の上流側にあるので搬送ローラ対の一方を、ローラ2個で構成する紙折りローラの片側として兼用させることができるのでその分だけ装置全体を小型にできるという効果がある。
本発明の重送検知装置の第1の実施例を装備した紙折り装置の側面説明図である。 第1の実施例において給送された用紙にすべりが生ずる第1の除外部およびばたつきが生ずる第2の除外部を示す図である。 本発明の重送検知装置の第2の実施例を装備した紙折り装置の側面説明図である。 本発明の重送検知装置の第3の実施例を装備した紙折り装置の側面説明図である。
(本発明の着眼)
本発明は、給紙台上に積載された用紙束から印刷機、複写機、紙折機、製本機等へ用紙を1枚ずつ給紙するに当り、用紙が白紙の場合であろうと、黒や色彩で文字、図形、模様等が印刷された用紙であろうとも、光センサによる用紙の光透過レベルによって用紙の重送検知を確実に行おうとするものである。
用紙が印刷前や複写前の白紙である場合には、用紙にたわみを生ずることによる不都合を回避するために用紙の前端から一定範囲は、重送検知のための対象部位から除外し、また、用紙の後端が給紙手段から離れてフリーになったときに、光センサ発光素子からの光線に対して紙面が垂直にならないような場合には、用紙の後端からの一定の範囲はやはり重送検知のための部位から外し、それ以外の部分では、白紙の場合光の透過性は紙面一様であるから検知部位が厳密に同じ箇所でなくとも重送検知は充分行える。
これに対して、用紙に黒や色彩で、文字、図形、濃淡を有する模様などが印刷されている場合には、同じ1枚の用紙であっても、場所によって光の透過度が全く異なる。
従って、光センサによる光の透過量が1枚だけの透過量か2枚を透過した透過量を判断するためには用紙に対する検知箇所が厳密に同一箇所でなければならない。
本願発明は、以上の点に着眼し、給紙の際のすべりにより、用紙の前方で同一位置を確実に特定することが難しい範囲や、用紙の後方で片持ちのためばたつき光センサの受光レベルが安定しなくなるような範囲は用紙の位置決定技術を活用して除外し、残った範囲内で確実に用紙の同一箇所で光センサの受光レベルを検知できるようにしたものである。
(重送検知の位置決定の基本)
その基本的な構成を図1と課題解決手段に基づいて説明する。
用紙給送手段(図1の摩擦分離給送手段5)の用紙給送駆動と、用紙が重送検知用の光センサ(図1の符号6、以下単に符号のみとする)を通過した後、更に用紙を搬送するための第1の搬送ローラ対(符号9)の駆動に共通の駆動モータ(不図示)の回転数に比例する周波数を有する搬送パルスを発生する搬送パルス発生器(課題解決手段の(ホ))を設け、用紙が給送されてその先端が、発光素子と受光素子が用紙の搬送路を挟むように対向した光センサ6を通過したときから、搬送パルス1発毎に、受光素子の受光レベルを記録手段(課題解決手段の(ト)、以下片仮名のみ記す)で読み取って、これを記憶素子列(ヘ)の各記憶素子へ順次記憶させて行き、光センサ6が用紙の後端を検知した以後は記憶素子列への記憶は行わせないようにしている。
こうすることにより、用紙の先端から後端に渡って、用紙の搬送速度と搬送パルスの周期の積で定まる間隔の各ポイントで用紙を透過した光の受光レベルが記憶素子列の各記憶素子に記憶されることになる。
そして、用紙の移動速度は、用紙の給紙が開始され先端が光センサの位置を通過して搬送ローラ対に達するまで(この距離を図1のLとする)は給送手段と用紙とのすべりにより、用紙の速度は、給送手段の駆動速度よりは遅く、すべり自体が一定しない。しかし、用紙の先端が第1の搬送ローラ対9に咥えられた後は、第1の搬送ローラ対9の搬送速度で一定となり、用紙の後端が光センサ6を通過するまで一定速度となる。
従って、用紙の先端から、Lの距離の範囲では、光センサの透過光レベルを記録するポイントの間隔が狭く且つ一様とはならないが、L以上後端までのポイント間隔は、第1の搬送ローラ対9の搬送速度と搬送パルスの周期の積で一定となるから、記憶素子列の、受光レベルを記憶した最後の記憶素子(用紙の後端を検知した直前の記憶素子)から数えた記憶素子の順位は、用紙の後端側から数えたポイントの順位と必ず一致する。
従って、用紙の前端から、L以上後端までの範囲では、記憶素子列中最後に受光レベルを記憶した素子から遡った順位は次々と給紙されて来る用紙の同じ位置に対応することになる。従って、この順位を指定することにより用紙の重送検知位置を指定することができることになる。
(第1の除外部について)
記憶素子列中の順位が用紙の位置と対応するためには、光センサ6の受光レベルを読み出し記憶素子へ記憶させた用紙上の位置(ポイント)が等間隔でなければならない。読み出しは搬送パルス毎に行われるから、用紙の移動速度と搬送パルスの周期の積がポイント間の間隔となる。用紙給送のときに、すべりによって用紙の速度が給紙の駆動速度より遅くなるとポイントの間隔が狭くなって、光センサ6を用紙の先端が通過して後端が通過する迄の間の搬送パルスの数が増加する。この増加は、用紙の移動が遅いときに生ずる。用紙上その場所は、用紙の先端が光センサを通過してから搬送ローラ対に達する時迄の間、即ち光センサから搬送ローラ対までの距離をLとすれば、用紙の先端から後方へ距離Lの範囲内で生じる。そして用紙のすべり(遅くなる)程度は用紙毎にばらつきがある
従って、用紙の先端がセンサを通過したときからの搬送パルスの数即ち、搬送パルス毎に光センサ6の受光レベルを記憶させた記憶素子の列順位は用紙上の特定の位置に対応するとは言えなくなる。従って、用紙の先端が光センサ6を通過したときからLだけ進む間の搬送パルス数(列順位)は用紙の特定位置の指定には用いることができないことになる。そこで、そのパルス数を知ることが必要となる。
その求め方は以下のようになる。
まず、搬送されて来た用紙の先端が光センサ6を通過した時から後端が通過する時迄の間における搬送パルス数PをPパルスカウンタで測定する。このパルス数Pは給紙の際のすべりによる遅れにより搬送パルスの増加分を含んだものとなっている。
他方、すべりのない状態で、用紙の先端が光センサ6を通過してから後端が通過するまでのパルス数Pは、搬送パルスの周波数をF、用紙に対する給送速度をV、第1の搬送ローラ対の搬送速度をV、用紙の先端から後端までの長さをL、光センサから第1の搬送ローラ対までの距離をL(図1参照)とすれば、理論的に下記の数式で算出される。
=F×{(L/V)+(L−L)/V
従って、PからPを減じた数Pがすべりにより増加したパルス数ということになる。この増加分のパルス数Pは前述したように用紙の先端が光センサ6から第1の搬送ローラ対9に達するまでの間に生ずる。
すべりがなく、用紙の先端が光センサ6から第1の搬送ローラ対9に達するまでの搬送パルス数Pは、搬送パルス周波数をF、用紙の給送速度をV、光センサ6から第1の搬送ローラ対9までの距離をLとすれば下記の式で算出される。
=F×(L/V
このすべりがない状態での搬送パルス数Pに、前述のすべりによる増加分Pを加えたP+Pがすべりがあるときに、用紙の先端が光センサ6から第1の搬送ローラ対9に達するまでの搬送パルス数である。
即ち、用紙の先端が光センサ6で検知された時から搬送パルス数P+Pまでは、順次給紙されて来る用紙上の特定の同一点に対応するとは言えないので、特定位置の指定に用いることができないということになる。実際の給紙では同一装置、同一種類の用紙であっても給紙時のすべりにはばらつきがあるので、前述のP+Pに余裕値を加算したパルス数Nまで用紙の先端からの除外部(第1の除外部)とすることとした。
この他、前記実側されたパルスPから、用紙のうちすべりの生じない部分の長さL−Lに対応するパルス数Pを数式 P=F×(L−L)/Vにより算出して差し引くと、用紙の先端が光センサを通過して第1の搬送ローラに達するまでのすべりを含んだパルス数となるので、これに余裕値を加算してNとしてもよい。
また、前述のようにして得られた数値Nを記憶手段に記憶させておき、これを測定位置決定手段へ出力させるようにしてもよい。
(第2の除外部について)
図1において、1枚の給紙が進むと、用紙の後端が給紙ローラ3から外れ、用紙の保持は、第1の搬送ローラ対9の片持ち状態となり、後端は上下に揺らめく状態となり、光センサ6の発光素子からの光入射角も垂直一定を維持できない状態となる。用紙の光の透過量は紙面に対する入射角により異なるから、受光素子の受光量も安定しないことになり、受光量レベルによって重送か否かを確実に判断することができなくなるので、この部分も除外すべきこととなる。これを第2の除外部としている。用紙の後端が給紙ローラから外れるころの用紙の移動速度は用紙前方が第1の搬送ローラ対9に挟まれて搬送されているので、第1の搬送ローラ対9の搬送速度と同じであり、一定速度である。従って用紙の移動距離と搬送パルスの数とは比例する。
今、給紙ローラ3から用紙の後端が離れる位置から光センサ6までの距離をL、第1の搬送ローラ対9の搬送速度をV、搬送パルス周波数をFとすると、用紙後端が給紙ローラ3から光センサ6まで行く間の搬送パルス数は、F×L/Vとなる。
光センサ6の受光素子の受光レベルを記憶素子列の記憶素子へ記憶させるのは搬送パルス毎に行わせているから、記憶素子列の、光センサで用紙の後端が検知された直前の記憶素子から上記式の個数だけ遡った記憶素子までが、用紙の後端から前方へLの距離に該当する。従って、この範囲の受光レベルは不安定であることにより除外することになるが、上記数式の値に余裕値を加えた値をNとし、受光レベルを最後に記憶した記憶素子から遡ってNまでを第2の除外部としたものである。
(測定位置の決定について)
予備給紙において、記憶素子列の前端(光センサ6が用紙の先端を検知した直後に受光レベルを記憶した記憶素子)から後端(光センサ6が用紙の後端を検知する直前に受光レベルを記憶した記憶素子)までのうち前端からN個までは第1の除外部として除外し、後端からN個までを第2の除外部として除外した範囲内で1箇所ないし複数箇所を測定位置として前記後端の記憶素子からの列順位を決定するとともに、その測定位置のサンプル(或いは比較値)に基づいて基準値を定める。
以上述べて来たところを用紙1の面上で図示すると図2のようになる。
そして、本給紙における前記測定位置の記憶素子に記憶された受光レベルを比較判断器によって前記基準値と比較することにより重送か否かを判断する。
図1の実施例1では第1の搬送ローラ対9以降は紙折り装置となっている例である。
第1の搬送ローラ対9を通過した用紙1は第1折込板11へ進入して行き先端が第1ストッパ10で前進を阻止されると、後からの用紙部分は、第1の折込板に入っていた用紙と重なって第1の搬送ローラ対9の一方のローラである第1のローラ7と第3のローラ12とに挟まれて第2折込板15へ進入し第2ストッパ14で停止されると今度は、後からの用紙部分は第2折込板15に入っていた部分と重なって第3のローラ12と第4のローラ13に挟まれて排出され、排紙ローラ16と排紙ベルト17とによって排紙台18へ排出されるというものである。
この実施例では、第1のローラ7が第1の搬送ローラ対9を構成するとともに折りローラをも兼ねている点で省スペースに寄与している。
以上の実施例1のように、用紙供給手段が摩擦分離給送手段である場合には、例えばサバキ板4の圧接力が大きくなると、給紙ローラ3による給紙の際の摩擦力が大きくなり、負荷が大きくなるので、駆動モータ(不図示)の駆動電流が増加するとともに、給紙ローラと用紙のすべりも大きくなる。すべりが大きくなるということは、用紙先端が光センサを通過してから第1の搬送ローラ対9に達するまでのすべりによるパルス数が増加する。従って、第1の除外部の設定に当っては、余裕値を大きくする必要がある。このような場合を考慮して、駆動モータの駆動電流を測定する電流測定手段と、この測定電流値を受けて、電流値が増大するときは、第1の除外部設定のための余裕値を大きくする余裕値可変手段を設けることが考えられる。
図3は、実施例2の側面説明図である。
実施例2は用紙供給手段を、実施例1の摩擦分離給送手段に代えて、エア分離給送手段23としたものである。これは2つのプーリ間にエア吸引用の穴のあいたベルトを掛け渡すか、もしくは複数の穴なしの平ベルトを、その内側に設けられた吸引チャンバに直接開けられた吸引穴を挟むように掛け渡し、エア吸引によって用紙を吸着しベルトを回転させることによって用紙を送り出すというものである。送り出された用紙が光センサ6の間を進んで第1の搬送ローラ対9に挟まれて紙折り機へ導入されるという点では実施例1と全く同様である。
このように、実施例1とは、用紙供給手段がエア分離給送手段である点と紙折り機の構造が異なる点で異なるが、エア分離供給手段においてもベルトの送り出し速度に対し、用紙が出てゆく速度が、ベルトと用紙とのすべりによって遅くなることは実施例1の場合と同様であるので、実施例1で述べた、測定位置決定に関する第1の除外部、第2の除外部、測定位置の決定等について述べたところがそのまま妥当する。
図4は、実施例3の側面説明図である。
実施例3は、実施例2(図3)のエア分離給送手段23と光センサ6との間に第2の搬送ローラ対24を設けたというものである。
この第2の搬送ローラ対の周速度Vは、第1の搬送ローラ対の周速度Vよりも遅い。即ち、エア分離給送手段から送り込まれてきた1枚の用紙は、第2の搬送ローラ対24によって速度Vで前進し、先端が第1の搬送ローラ対に咥えられた瞬間に速度Vまで加速する。
この加速に要する時間は送り込まれる用紙毎にばらつく。用紙が第1の搬送ローラ対に突入する角度は様々であることから、搬送ローラ対に咥え込まれるまでの時間がばらつくことに加え、咥え込まれてから、搬送ローラ対との間にすべりを伴いながら速度Vまで完全に加速するまでの時間がばらつくからである。
従って、用紙先端が光センサ6を通過してから第1の搬送ローラ対9に咥えられ、速度Vまで加速するまでの分を第1の除外部とし、用紙後端が第2の搬送ローラ対を抜けてから光センサ6を通過するまでの分を、あるいは用紙が一部のみ重なった状態で重送するときの重なり長さを考慮して第2の除外部とし、各々重送検知箇所選定対象から除外する。
除外の具体的な方法は、図2に示す第1の実施例の場合とほぼ同様で、相違点は、第3の実施例の場合はLが第2の搬送ローラ対24から光センサ6までの搬送距離である点と、用紙の先端が光センサを通過して第1の搬送ローラ対に達するまでの時間における搬送パルス数PがP=F×(L/V)となる点と、長さLの用紙がすべりなく搬送する間における搬送パルス数PがP=F×{L/V+(L−L)/V}となる点である。
1 用紙
2 給紙台
3 給紙ローラ
4 サバキ板
5 摩擦分離給送手段
6 光センサ
7 第1のローラ
8 第2のローラ
9 第1の搬送ローラ対
10 第1ストッパ
11 第1折込板
12 第3のローラ
13 第4のローラ
14 第2ストッパ
15 第2折込板
16 排紙ローラ
17 排紙ベルト
18 排紙台
19 エア給送部材
20 風吹き
21 第5のローラ
22 第6のローラ
23 エア分離給送手段
24 第2の搬送ローラ対

Claims (8)

  1. 下記の(イ)〜(ル)の各手段を具備することを特徴とする重送検知装置。
    (イ) 給紙台上に積載された用紙束から用紙を1枚ずつ送出すべき用紙給送手段
    (ロ) 前記用紙給送手段から送出された用紙が搬送される用紙搬送路
    (ハ) 前記用紙搬送路の搬送面を挟むようにして発光素子と受光素子が対向し、受光素子が受光した光の強弱に応じた電気信号を出力する光センサ
    (ニ) 前記光センサの下流側にあって前記光センサを通過して来た用紙を更に搬送する搬送ローラ対
    (ホ) 前記用紙給送手段の用紙送出と前記搬送ローラ対の搬送に共通の駆動モータの回転数に比例した周波数Fの搬送パルス列を発生する搬送パルス発生器
    (ヘ) 前記光センサが、搬送されてきた1枚の用紙の先端を検知してから後端を検知するまで間の時間中に発生する全搬送パルス数以上の数の記憶素子を有する記憶素子列
    (ト) 前記光センサが、搬送されて来た用紙の先端を検知したときから後端を検知するまでの間、前記搬送パルス毎に前記光センサの受光素子の電気信号レベルを読み出して前記記憶素子列の各記憶素子へ順次記憶させていく記録手段
    (チ) 予備給紙において、前記記憶素子列の記憶を開始した素子から、予め後記要件(ヌ)の第1の除外部設定手段によって定めた順位数Nだけ下った記憶素子と、記憶素子列の最後の記憶をさせた素子から予め後記要件(ル)の第2の除外部設定手段によって定めた順位数Nだけ遡った記憶素子との間の全範囲内の1箇所ないし複数箇所の記憶素子の、光センサの電気信号レベルを記憶した最後の記憶素子から遡って数えた列順位位置を本給紙における測定位置として決定する測定位置決定手段
    (リ) 前記予備給紙において決定された、記憶素子のサンプルに基いた値を基準値として、本給紙における前記測定位置として決定された記憶素子の記憶レベルを前記基準値と比較し、記憶レベルが基準値を越えていれば正常給紙と判断し、基準値以下の場合には重送と判断する比較判断器
    (ヌ) 下記の各手段からなる第1の除外部設定手段
    a.搬送されて来た用紙の先端が光センサを通過した時から後端が通過する時迄の間における搬送パルスの数Pを計測するPパルスカウンタ
    b.搬送パルスの周波数をF、用紙給送手段の給送速度をV、搬送ローラ対の搬送速度をV、用紙の先端から後端までの長さをL、光センサから搬送ローラ対迄の距離をLとしたとき、長さLの用紙をすべりなく搬送する間における搬送パルス数Pを下記の式で算出するP算出器
    =F×{(L/V)+(L−L)/V
    c.前記a.の計測されたパルス数Pから、前記b.の算出された搬送パルス数を減じた、すべりによる増加パルス数P=P−Pを算出するすべり分パルス算出器
    d.光センサから搬送ローラ対迄の距離をL、用紙給送手段の給送速度をV、搬送パルス周波数をFとしたとき、用紙給送にすべりがない状態で、用紙の先端が光センサを通過してから搬送ローラ対に達するまでの時間における搬送パルス数Pを下記の式で算出するP算出器
    =F×(L/V
    e.前記c.のすべりによる増加パルス数Pと、前記d.のすべりなく用紙の先端が光センサから搬送ローラ対に達するまでの搬送パルス数Pとの和P+Pに余裕値を加算した値を前記要件(チ)の測定位置決定手段の順位数NとするN設定手段
    (ル) 用紙給送手段から光センサ迄の距離をL、搬送ローラ対の搬送速度をV、搬送パルス周波数をFとしたとき、式F×(L/V)で算出される数値に余裕値を加算した値を前記要件(チ)の測定位置決定手段の順位数Nとして設定する第2の除外部設定手段
  2. 用紙給送手段が、給紙台に積載した用紙束の最上位用紙を送り出す給紙ローラと、給紙ローラに圧接し、その間に挟まれる用紙の2枚目以降の用紙と最上位の1枚とを分離し、最上位の1枚だけが前進するようにしたサバキ板とで構成された摩擦分離給送手段であることを特徴とする請求項1記載の重送検知装置。
  3. 用紙給送手段が、給紙台に積載した用紙束の最上位用紙をエアで吸着して送り出すエア給送部材を有するエア分離給送手段であることを特徴とする請求項1記載の重送検知装置。
  4. 用紙給送手段が、搬送ローラ対の用紙搬送速度よりも低速である第2の搬送ローラ対であることを特徴とする請求項1記載の重送検知装置。
  5. (ヌ)の第1の除外部設定手段に代えて、下記(イ)〜(ハ)の構成からなる第1の除外部設定手段としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の重送検知装置。
    (イ) 搬送されて来た用紙の先端が光センサを通過した時から後端が通過するまでの間における搬送パルスの数Pを計測するPパルスカウンタ
    (ロ) 搬送パルスの周波数をF、用紙の先端から後端までの長さをL、センサから搬送ローラ対までの距離をL、搬送ローラ対の搬送速度をVとしたときに、長さL−Lがすべりなく搬送される間の搬送パルスPを下記数式によって算出するP算出器
    =F×{(L−L)/V
    (ハ) 前記搬送パルス数Pから前記搬送パルス数Pを差し引いたパルス数P−Pに余裕値を加算した値を請求項1の要件(チ)の測定位置決定手段の順位数NとするN設定手段
  6. (ヌ)の第1の除外部設定手段に代えて、すべりにより増加すると考えられる搬送パルス数と、すべりのない状態で用紙の先端が光センサから搬送ローラ対に達するまでの間に発生する搬送パルス数との和に余裕値を加算したパルス数をNとして記憶しておき、これを測定位置決定手段へ出力する記憶手段としたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の重送検知装置。
  7. 給紙ローラの給紙と搬送ローラ対の搬送に共通の駆動モータの駆動電流を測定する電流測定手段と、測定電流値を受けて電流値が増大するときは、第1の除外部設定のための余裕値を大きくする余裕値可変手段を具備することを特徴とする請求項2記載の重送検知装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項の重送検知装置の搬送ローラ対の一方のローラに第3のローラが圧接されて両者で第1の折りローラを構成することを特徴とする紙折り装置。






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