JP5971285B2 - 表示機器、及び、携帯端末 - Google Patents
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Description
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の表示機器において、ルーバーフィルムには粘着剤層が積層されている。
ルーバーフィルムについて説明する。図1は、ルーバーフィルムの一例であるルーバーフィルム11を概略的に示す断面図である。図2は、図1に示したルーバーフィルム11の一部を拡大して示した図である。
図3はルーバーフィルムの製造方法のフローチャートである。図4は、ルーバーフィルムの製造方法を説明する概念図である。図5は、光透過部形成工程を説明する概念図である。図6は、光吸収部形成工程を説明する概念図である。以下、図1及び図2に示したルーバーフィルム11の製造方法を例にして、図1〜図6を参照しつつ、ルーバーフィルムの製造方法について説明する。
工程S1は、工程S4において基材10とルーバーフィルム11とを引き剥がすことを容易にする剥離層18を、基材10のルーバーフィルム11が形成される側の面に付与する工程である。
工程S2は、図4(a)に示すように、基材10上に光透過部12、12、…を形成する工程である。なお、図4(a)には剥離層18を介して基材10上に光透過部12、12、…が形成された例を示しているが、上述したように、剥離層18は必須ではない。
なお、性能に加え、量産性、価格、入手可能性等の観点からは、PETを主成分とする樹脂によって基材10を構成することが好ましい。
工程S3は、図4(b)に示すように、工程S2で基材10上に形成した光透過部12、12、…の間に光吸収部13、13、…を形成する工程である。光吸収部13、13、…は、例えば、図6に示した装置を用いることによって形成できる。すなわち、図6に示すように、まず、基材10上に光透過部12、12、…が形成されたシートの該光透過部12、12、…上に光吸収部構成組成物38を供給し、光透過部12、12、…間の溝13’、13’、…に、光吸収部構成組成物38を充填する。このとき、ドクターブレード37によって光吸収部構成組成物38を光透過部12、12、…間の溝13’、13’、…に充填しつつ、余剰分の光吸収部構成組成物38を掻き落とす。その後、光透過部12、12、…間の溝13’、13’、…に残った光吸収部構成組成物38に紫外線などを照射して硬化させることにより、光透過部12、12、…間に光吸収部13、13、…を形成することができる。なお、図6に示した矢印yは、基材10上に光透過部12、12、…が形成されたシートの送り方向である。
工程S4は、工程S2及び工程S3を経て基材10上にルーバーフィルム11が形成されたシートについて、基材10とルーバーフィルム11とを引き剥がす工程である。基材10とルーバーフィルム11とを引き剥がす方法としては、例えば、以下のような方法が考えられる。まず、基材10上にルーバーフィルム11が形成されたシートの端部において、基材10とルーバーフィルム11との界面にカッターナイフのような鋭利な物の先端を挿入し、基材10とルーバーフィルム11とを剥離させる。このとき、事前に当該シートを湿熱環境下に保持しておけば、基材10とルーバーフィルム11との剥離が容易になる。シートの端部において基材10とルーバーフィルム11とを剥離させれば、後は弱い力で基材10とルーバーフィルム11との剥離を進展させることができる。シートの幅方向全域において基材10とルーバーフィルム11との剥離を進展させた後、ルーバーフィルム11を柱状体等に巻きつけて転がせば、基材10とルーバーフィルム11との剥離が容易になる。
次に、液晶パネルについて説明する。図7は、一つの実施形態にかかる液晶パネル4を備えた表示機器の一部について、その構成を概略的に示す断面図である。図7において、紙面右側が観察者側である。
表1に示した寸法のルーバーフィルムを作製した。具体的には以下の通りである。なお、表1に示した寸法は、図1に示した文字に対応している。
光透過部構成組成物及び光吸収部構成組成物として他の紫外線硬化型樹脂を用いるとともに、金型ロールの寸法を変更した以外は実施例1と同様にしてルーバーフィルムを作製した。実施例2において作製したルーバーフィルムの寸法は、表1の通りである。実施例2においても、ルーバーフィルムと基材とを引き剥がして基材を有さないルーバーフィルムを作製することができた。
2 反射層
3 導光板
4 液晶パネル
6 保護板
7 機能層
10 基材
11 ルーバーフィルム
12 光透過部
13 光吸収部
13’ 溝
14 光吸収粒子
15 バインダー
18 剥離層
31 ニップロール
32 金型ロール(金型)
33 剥離ロール
34 照射装置
35 供給装置
36 光透過部構成組成物
37 ドクターブレード
38 光吸収部構成組成物
41 偏光板
42 TFT基板
43 液晶層
44 CF基板
45 偏光板
46 粘着剤層
47 粘着剤層
48 粘着剤層
A 空気層
B 空気層
Claims (4)
- 光源と、
前記光源より観察者側に備えられ、2枚の偏光板、及び該2枚の偏光板の間に配置された液晶層を有する液晶パネルと、
前記液晶パネルの内部又は外部に備えられ、光を透過可能にフィルム面に沿って並列され台形断面を有し、弾性率が10MPa以上2000MPa未満の光硬化型樹脂からなる光透過部、及び、前記光透過部間に光を吸収可能に並列された台形断面を有する光吸収部を有するルーバーフィルムと、を備え、
前記ルーバーフィルムには樹脂基材が積層されておらず、前記光吸収部の前記台形断面における短い上底が前記観察者側、前記長い下底が前記光源側を向くように配置されている、表示機器。 - 前記ルーバーフィルムは、前記液晶層よりも前記光源側に配置された前記偏光板の前記光源側の面に配置されている請求項1に記載の表示機器。
- 前記ルーバーフィルムには粘着剤層が積層されている請求項1又は2に記載の表示機器。
- 請求項1乃至3のいずれかに記載の表示機器を備えた携帯端末。
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