JP5969071B1 - マンコンベア装置及びこのマンコンベア装置の移動手摺のテンション調整方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】高価な装置を使用することなく、移動手摺への押圧力が最適値になるよう定量的に調整することが簡単にできるマンコンベア装置及びこのマンコンベア装置の移動手摺のテンション調整方法を提供する。【解決手段】無端状の移動手摺101、及びその内周と対向して配置されたテンション調整装置1とを備え、テンション調整装置1は、基台に固定されるベース部2に、移動手摺101の内周面に接する当接部11を有するテンション負荷部3を取り付ける。ベース部2とテンション負荷部3との間に弾性体4を介在させ、その圧縮変形により、当接部11を介して移動手摺101へ押圧力を加える。弾性体4には、移動手摺101への押圧力が最適となる所定の圧縮長さに変形可能な圧縮長さ調整機構17を設ける。【選択図】図3
Description
本発明の実施形態は、エスカレータやオートロード等のように移動手摺を有するマンコンベア装置及びこのマンコンベア装置の移動手摺のテンション調整方法に関する。
エスカレータやオートロード等のマンコンベア装置は、所定方向に移動する踏み段などの移動体を有すると共に、この移動体と連動して移動する移動手摺が設けられている。この移動手摺は無端状に構成されており、そのテンションが最適となるように調整する必要がある。
一般に、無端状の移動手摺は駆動プーリに巻き掛けられ、押し付けローラにより挟まれている。駆動プーリを所定の方向に回転させることで、駆動プーリと移動手摺との間の摩擦力で、移動手摺を長さ方向に駆動する。この移動手摺の横断面はC字形状となっており、乗客が移動手摺を持つことができるようにC字形状の開口部が下を向いて走行する部分を往路側と称する。また、開口部が上を向いて床下等を走行する部分を帰路側と称している。
このような移動手摺の帰路側の一部には、たるみ取り部が形成される。移動手摺のテンション調整装置は、このたるみ取り部に設けられ、移動手摺に下向の押圧力を付加することで適切なテンションを与え、たるみを吸収するようにしている。
図9はこのテンション調整装置の従来例を示している。図9において、テンション調整装置108は移動手摺101の内周面(C字状の開口部)と当接する当接ローラ111a,bを有し、この部分で移動手摺101に図の下方向に押圧力を付加する。このテンション調整装置108には長穴112a,bが設けられており、この部分にボルト113a,bを通し、エスカレータ等の基台となるトラス部材202に固定される。
このテンション調整装置108によるテンション調整方法は、以下のステップで実施される。
[ステップ1]無端状の移動手摺を時計回りに運転し、移動手摺のたるみを、テンション調整装置108と対向しているたるみ取り部に集める。
[ステップ2]移動手摺の運転を停止させる。
[ステップ3]テンション調整装置108を固定しているボルト113a,bを緩めるか取り外し、テンション調整装置108が自由に変位できるようにする。
[ステップ4]テンション調整装置108を下方向に押付け、当接ローラ111a,bから移動手摺101に適切な押圧力を付加する。
[ステップ5]テンション調整装置108に設けたボルト113a,bを締め付け、テンション調整装置108を固定する.
[ステップ6]移動手摺101の運転を再開する。
[ステップ6]移動手摺101の運転を再開する。
このようなテンション調整方法において、[ステップ4]での移動手摺101に付加する押圧力が大きすぎると、移動手摺101のテンションが過度に大きくなり、走行抵抗が過大になる。移動手摺101の走行抵抗が過大になると、各部の摩耗や発熱が急増したり、移動手摺101の寿命が短くなるなどの問題が生じる。
反対に、移動手摺101に付加する押圧力が小さすぎると、移動手摺101のたるみが取り切れず、移動手摺101を反時計回りに運転した場合、駆動ローラ付近で屈曲してしまう。このような状況で移動手摺101が走行すると、移動手摺101が図示しない案内レールの端部と擦れ、激しく摩耗したり、ノッキングと呼ばれる大きな振動が生じたりする。
このように移動手摺101に付加する押圧力を適切に調整することが大切である。ところが、従来テンション調整装置108を用いた調整方法では、移動手摺101に付加する押圧力を知ることができなかった。このため、押圧力の付加は保守員の経験や勘に頼るしかなく、最適値になるよう定量的に調整することができないという問題があった。
この問題を解決する手段として、移動手摺りの曲線部に音響検出手段を設け、移動手摺のテンションが緩んだことによるノッキング運転で曲線部に発生した振動による発生音や、移動手摺りのテンションが大きくなった場合に移動手摺り帆布面が曲線部のガイドとこすれ合う摺動音を、音響検出手段により計測することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、別の手段として、ハンドレール(移動手摺)の背面に当接する弓形の押しガイドの中央に貫通穴を設け、この貫通穴へテンションゲージを挿入し、ハンドレールの背面に当接させて、このハンドレールのテンションを測定する(例えば、特許文献2参照)。
しかし、前者の方法では、音響検出手段などの非常に高価な装置が必要となり、コストが大幅に増加する。また、後者の提案方法では、テンション調整装置を取付けてから押圧力を測定する必要がある。このため、押圧力を最適値に調整するには、テンション調整装置の取付けと押圧力の測定を何回も繰り返して行う必要があり、多くの時間がかかった。
本発明は、高価な装置を使用することなく、移動手摺への押圧力が最適値になるよう定量的に調整することが簡単にできるマンコンベア装置及びこのマンコンベア装置の移動手摺のテンション調整方法を提供することにある。
本発明の実施の形態に係るマンコンベア装置は、移動体の側部に、この移動体と連動して移動する無端状の移動手摺を有するマンコンベア本体と、前記移動手摺の内周と対向して配置されたテンション調整装置とを備え、前記テンション調整装置は、基台に固定されるベース部と、前記移動手摺の内周面に接して転動するように前記移動手摺の長さ方向に沿って複数個設けられた当接ローラを有し、この複数個の当接ローラの移動手摺に作用させる押圧力が等しくなるように前記ベース部に対する取付け角度が変化可能に構成されるテンション負荷部と、前記ベース部とテンション負荷部との間に介在し、その圧縮変形により、前記当接ローラを介して前記移動手摺へ押圧力を加える弾性体と、この弾性体を前記移動手摺への押圧力が最適となる所定の圧縮長さに変形可能な圧縮長さ調整機構とを備えていることを特徴とする。
上記構成によると、音響検出手段などの非常に高価な装置を必要とせず、また、テンション調整装置の取付けと押圧力の測定を何回も繰り返す必要はなく、低コストで、移動手摺への押圧力が最適値になるように定量的に、かつ簡単に調整することができる
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
始めに、この実施の形態に係るマンコンベア装置の全体構造を、図1を用いて概略説明する。
始めに、この実施の形態に係るマンコンベア装置の全体構造を、図1を用いて概略説明する。
図1は、マンコンベア装置の移動手摺部分の駆動システム全体を示している。このマンコンベア装置(エスカレータとする)は、図1で示すマンコンベア本体100とテンション調整装置1とを備えている。マンコンベア本体100は、乗客を搬送するための移動体(踏み段等:図示省略)の側部に、この移動体と連動して移動する無端状の移動手摺101を有する。
無端状の移動手摺101は駆動装置102の駆動プーリ103に巻き掛けられ、この駆動プーリ103と押し付けローラ104により挟まれている。駆動プーリ103を所定の方向に回転させることで、駆動プーリ103は移動手摺101との間の摩擦力で、長さ方向に駆動される。
移動手摺101の横断面はC字形状となっている。乗客が移動手摺101を持つことができるようにC字形状の開口部が下を向いて走行する部分を往路側と呼ぶ。また、移動手摺101が反転し、開口部が上を向いて床下などを走行する部分を帰路側と呼ぶ。この移動手摺101は案内レール(図示せず)に沿って駆動される。図1では、往路側の、X部から図の反時計回りにY部までに、案内レールが設置されている。
駆動プーリ103の前後には、前部案内ローラ105と、後部案内ローラ106が設置されている。これら案内ローラ105,106は、移動手摺101が駆動装置102に入る際に、急角度で屈曲することなくスムーズに変形するように案内する。
移動手摺101の帰路側の図示左部分は、たるみ取り部107となる。たるみ取り部107には、後述するテンション調整装置1が設けられ、移動手摺101に図の下方向に押圧力を付加することで、移動手摺101に適切なテンションを与え、たるみを吸収する。このたるみ取り部107の前後には、たるみ取り部案内ローラ109,110が設置されており、移動手摺101がたるみ取り部107に入る際に、急角度で屈曲することなくスムーズに変形するようになっている。
図2は上述したテンション調整装置1を取付プレート51に取付けた状態を示す斜視図、図3はテンション調整装置1で移動手摺101に押圧力を付加している伏態を示す正面図、図4はテンション調整装置1のベース部2の正面図、図5は取付プレート51の正面図である。
テンション調整装置1は、図2及び図3で示すように、ベース部2、テンション負荷部3、弾性体4、及び圧縮長さ調整機構17を備えている。
ベース部2は、取付プレート51を介して、図示しないトラス部材などの基台に固定される。取付プレート51は、図5で示すように、その両端に折り曲げ部53a、53bが設けられている。この折り曲げ部53a、53bには、取`付プレート51を、基台となるトラス部材(図示せず)に固定するための適切な手段が設けられている。また、この取付プレート51には傾斜した楕円穴52a、52bが設けられている。この楕円穴52a、52bは、ベース部2の取り付けに用いられる。
ベース部2には、図4で示すように、固定用の楕円穴5a、5bが縦向きに2つ設けられている。固定用の楕円穴5a、5bには、図2及び図3で示すように、固定ボルト6a、6bが取り付けられ、取付プレート51に設けられた楕円穴52bを貫通して、その裏面に配置したナット(図示せず)と螺合し、ベース部2を取付プレート51に固定する。
なお、図2では楕円穴52bを利用してベース部2を取付プレート51に固定しているが、テンション調整装置1を設置する位置によっては楕円穴52aを利用することもできる。
また、ベース部2の左右2か所には、図4で示すようにネジ穴9a、9bが設けられている。これらネジ穴9a、9bは、テンション負荷部3の固定に用いられる。
テンション負荷部3は、図3で示すように、移動手摺101の内周面(図示上面)に接する当接部11を有し、前述のようにベース部2に取り付けられる。当接部11として、この実施形態では、テンション負荷部3の左右端付近に軸10a、10bを介して転動可能に構成されたローラ(以下、当接ローラ11a、11bと呼ぶ)が用いられており、移動手摺101に押圧力を付加する。
また、テンション負荷部3の左右端付近には、縦向きの楕円穴12a、12bが設けられている。これら楕円穴12a、12bは、テンション負荷部3の、ベース部2への固定に用いられる。これら楕円穴12a、12bには固定ボルト13a、13bが取り付けられ、ベース部2に設けられた前述のネジ穴9a、9bと螺合する。すなわち、固定ボルト13a、13bを締め付けることにより、テンション負荷部3をベース部2に一体的に固定することができる。
弾性体4は、ベース部2とテンション負荷部3との間に介在し、その圧縮変形により、前述した当接ローラ11a、11bを介して移動手摺101へ押圧力を加える。ベース部2の上部中央付近には、水平方向への折り曲げ部7が設けられ、その略中央には、後述する圧縮長さ調整機構を構成するネジ穴8が形成されている。また、テンション負荷部3の中央付近にも水平方向への折り曲げ部14が設けられている。弾性体4は、これら折り曲げ部7,14間に設置される。
弾性体4としては、中空な内筒部を有する円筒形のもの、例えば、金属製のコイルバネ(以下、単にバネ4と呼ぶ)を用いる。このバネ4の両端(図示上下端)には、その両端面と接する押え部材15,16が設けられている。すなわち、バネ4の下端には下端バネ押え部材15が嵌着し、その下面は、テンション負荷部3に設けられた折り曲げ部14の上面に固定されている。また、バネ4の上端には、上端バネ押え部材16が嵌着している。上端バネ押え部材16の上面は、前述した圧縮長さ調整機構17として機能する弾性体4の長さ調整ボルト(以下、バネ長調整ボルトとして説明する)17aの先端と接触している。
バネ長調整ボルト17aは、ベース部2の折り曲げ部7に設けられたネジ穴8と螺合しており、その先端が上端バネ押え部材16の上面と接触し、頭部はネジ穴8の上方に突出している。バネ長調整ボルト17aを回転させることで、その先端と接触している上端バネ押え部材16は上下方向に変位し、これに応じてバネ4の長さは変化する。
すなわち、このネジ穴8に螺合しているバネ長調整ボルト17aは、弾性体であるバネ4を、所定の圧縮長さに変形可能な圧縮長さ調整機構17として機能する。ここで、弾性体であるバネ4が、上述した所定の圧縮長さに変形したときに、移動手摺101への押圧力が最適となるようにバネ定数を設定しておく。
次に、マンコンベア装置を裾付けた際の、最初のテンション調整方法の作用について、各調整ステップ毎に説明する。
[ステップ1]移動手摺101を上昇方向(図1では時計回り)に運転する。これにより、移動手摺101のたるみは、たるみ取り部107に集まる。
[ステップ2]移動手摺101の運転を停止する。
[ステップ3]図2、図3で示したテンション負荷部3の固定ボルト13a、13bを締め付け、テンション負荷部3をベース部2に固定した状態のテンション調整装置1を用意する。
[ステップ4]テンション調整装置1を、たるみ取り部107と対向した適切な位置に配置し、当接ローラ11a、11bを介して移動手摺101にやや大きめの押圧力を付加した状態とする。この状態で、固定ボルト6a、6bを楕円穴5a、5bと、楕円穴52bあるいは楕円穴52aに貫通させ、取付プレート51の裏面に配置したナット(図示せず)と螺合させて締め付ける。これにより、ベース部2を取付プレート51を介して図示しない基台に固定する。このとき、2つの当接ローラ11a、11bから移動手摺101に均等に押圧力を付加するよう、必要あればテンション調整装置1を傾けて取付ける。
[ステップ5]テンション負荷部3の固定ボルト13a、13bを緩める。このとき、移動手摺101に付加していた押圧力の影響で、テンション負荷部3は上下方向に力を受ける。固定ボルト13a、13bは、楕円穴12a、12bを貫通した状態なので、テンション負荷部3は固定ボルト13a、13bと楕円穴12a、12bに案内されて上下方向に移動する。
[ステップ6]バネ長調整ボルト17aを回転させ、バネ4が所定の長さになるように調整する。バネ4のバネ定数と自由長は既知なので、バネ4が所定の長さになるように調整することで、最適な押圧力を移動手摺101に付加することができる。
[ステップ7]テンション負荷部の固定ボルト13a、13bを締め付け、テンション負荷部3をベース部2に固定する。これにより、当接ローラ11a、11bは、移動手摺101に最適な押圧力を付加した状態でベース部2に固定される。
[ステップ8]移動手摺101の運転を再開する。
上述の各ステップは、マンコンベアを据付けた際の最初のテンション調整方法について説明したものである。マンコンベアを長時間稼動していると移動手摺101の長さが変化し、当初に設定した押圧力が変化してくる。この場合には、点検の際に、上記の[ステップ1]、[ステップ2]及び[ステップ5]以降の操作を行えばよい。つまり、(1)移動手摺101を上昇方向に運転する。(2)移動手摺101の運転を停止させる。(3)テンション負荷部3の固定ボルト13a、13bを緩める。(4)バネ長調整ボルト17aを回転させてバネ4が所定の長さになるように調整する。(5)テンション負荷部3の固定ボルト13a、13bを再び締め付ける。
このような簡単な操作を行うことにより、最適な押圧力を移動手摺101に再び付加することができる。
なお、上述の説明では、ベース部2とテンション負荷部3との間に介在する弾性体4として、金属製のコイルばねを例示したが、これに限定されるものではなく、中空な内筒部を有する円筒形であれば、ゴムや樹脂などのエラストマー材料を用いても良い。
このように、本実施釧形態によれば高価な装置を使用することなく、押圧力が最適,値になるよう定量的に調整することが簡単にできるマンコンベア装置及びその移動手摺のテンション調整方法を提供することができる。
<第2の実施形態>
第6図乃至第8図を用いて第2の実施形態を説明する。なお、マンコンベア装置としての全体構造は、図1で示した第1の実施形態とほぼ同じであり、テンション調整装置1に代わって、この実施の形態では新たな構成のテンション調整装置21を用いている。また、このテンション調整装置21を基台に取り付ける取付プレート51も、第1の実施形態と同じであるので、これに関わる番号も第1の実施形態と同じにした。
第6図乃至第8図を用いて第2の実施形態を説明する。なお、マンコンベア装置としての全体構造は、図1で示した第1の実施形態とほぼ同じであり、テンション調整装置1に代わって、この実施の形態では新たな構成のテンション調整装置21を用いている。また、このテンション調整装置21を基台に取り付ける取付プレート51も、第1の実施形態と同じであるので、これに関わる番号も第1の実施形態と同じにした。
図6は上述したテンション調整装置21を取付プレート51に取付け、移動手摺101に押圧力を付加している状態を示す斜視図、図7はテンション調整装置21により移動手摺101に押圧力を付加している部分の横断面図、図8はテンション調整装置21を構成する各部品の相互関係を示す分解斜視図である。
このテンション調整装置21も、図6及び図7で示すように、ベース部22、テンション負荷部23、弾性体24、及び圧縮長さ調整機構37を備えている。
ベース部22は、取付プレート51を介して、図示しないトラス部材などの基台に固定される。ベース部22には、図8で示すように、固定用の楕円穴25a、25bが縦向きに2つ設けられている。固定用の楕円穴25a、25bには、図6及び図8で示す、固定ボルト26a、26b(図6では隠れて見えない)が取り付けられ、取付プレート51に設けられた楕円穴52bを貫通して、その裏面に配置したナット(図示せず)と螺合し、ベース部22を取付プレート51に固定する。
また、ベース部22の左右2か所には、図8で示すようにネジ穴29a、29bが設けられている。これらネジ穴29a、29bは、テンション負荷部23の固定に用いられる。
テンション負荷部23は、図6で示すように、移動手摺101の内周面(図示上面)に接する当接部31を有する。当接部31としては、テンション負荷部23の左右端付近に軸30a、30bにより転動可能に構成されたローラ(以下、当接ローラ31a、31bと呼ぶ)が用いられており、移動手摺101に押圧力を付加する。
このテンション負荷部23は、ベース部22に取り付けられるが、ベース部22に対する取付け角度が変化可能に構成されている。すなわち、図8で示すように、テンション負荷部23の中央付近には、穴38が設けられている。穴38には軸39が溶接されており、軸39に、後述する弾性体24の下端を受ける受け部(以下、バネ受け部として説明する)34が回転可能に取付けられている。バネ受け部34には後述する下端バネ押え部材35を取付ける穴40が設けられている。この構成により、後述するように、テンション負荷部23は、ベース部22に対する取付け角度が変化可能となる。
また、テンション負荷部23の左右端付近には、縦向きの楕円穴32a、32bが設けられている。これら楕円穴32a、32bは、テンション負荷部23の、ベース部22への固定に用いられる。すなわち、これら楕円穴32a、32bには、図6で示すように、テンション負荷部23の固定ボルト33a、33bが取り付けられ、ベース部22に設けられた前述のネジ穴29a、29bと螺合する。すなわち、テンション負荷部23の固定ボルト33a、33bを締め付けることにより、テンション負荷部23をベース部22に一体的に固定することができる。反対に、固定ボルト33a、33bを緩めると、テンション負荷部23を固定用の楕円穴32a、32bに沿って、上下方向に案内することができる。
ここで、固定ボルト33a、33bの外径は、楕円穴32a、32bの幅より小さくしており、その隙間の分、テンション負荷部23はベース部22に対して、軸39を中心として傾くことができる。すなわち、前述のように、テンション負荷部23の、ベース部22に対する取付け角度が変化可能となる。
弾性体24は、ベース部22とテンション負荷部23との間に介在し、その圧縮変形により、前述した当接ローラ31a、31bを介して移動手摺101へ押圧力を加える。ここで、ベース部22の上部中央付近には、水平方向への折り曲げ部27が一体的に取り付けられ、その略中央には、後述するように圧縮長さ調整機構37を構成するネジ穴28が設けられている。この折り曲げ部27は、前述したテンション負荷部23側のバネ受け部34と対向している。弾性体24は、これら折り曲げ部27とバネ受け部34との間に設置される。
弾性体24としては、中空な内筒部を有する円筒形の、例えば、金属製のコイルバネ(以下、単にバネ24と呼ぶ)を用いる。このバネ24の両端(図示上下端)には、その両端面と接する押え部材35,36が設けられている。すなわち、バネ24の下端には、下端バネ押え部材35が嵌着し、その下面は、図7で示すように、テンション負荷部23に設けられたバネ受け部34の穴40に溶接され、このバネ受け部34上面に固定される。また、バネ4の上端には、上端バネ押え部材36が嵌着しており、その上面は、弾性体24の長さ調整ボルト(以下、バネ長調整ボルトとして説明する)37aの先端と接触している。
バネ長調整ボルト37aは、ベース部32の折り曲げ部27に設けられたネジ穴28と螺合しており、その先端が上端バネ押え部材36の上面と接触し、頭部はネジ穴28の上方に突出している。このバネ長調整ボルト37aには緩み止めナット41を螺合させる。緩み止めナット41は、折り曲げ部27のネジ穴28の直上に取付けられている。緩み止めナット41を締め付けることで、バネ長調整ボルト37aの回転が防止され、バネ24の長さは常に一定になる。緩み止めナット41を緩めると、バネ長調整ボルト37aは回転可能となる。このバネ長調整ボルト37aを回転させることで、その先端と接触している上端バネ押え部材36は上下方向に変位し、これに応じてバネ4の長さは変化する。
すなわち、このネジ穴28に螺合しているバネ長調整ボルト37aは、弾性体であるバネ24を、所定の圧縮長さに変形可能な圧縮長さ調整機構37として機能する。ここで、弾性体であるバネ4が、上述した所定の圧縮長さに変形したときに、移動手摺101への押圧力が最適となるようにバネ定数を設定しておく。
ここで、下端バネ押え部材35及び上端バネ押え部材36の、バネ24の内筒部内に突出する軸部先端間には、図7で示すように、取付け当初は間隔Lがある。バネ長調整ボルト37aを回転させ、バネ24の長さを縮めていくと、この間隔Lはそれに応じて小さくなり、下端バネ押え部材35の上面に上端バネ押え部材36の下面が接触する。このときのバネ24が発生する力は移動手摺101に押圧力として付加されるが、この押圧力が最適となるよう、バネ24の自由長や、下端バネ押え部材35と上端バネ押え部材36の寸法を設定しておく。
すなわち、弾性体であるバネ24の両端面に設けられた押え部材35,36の、バネ24の内筒部内に突出する軸部先端が互いに当接したときのバネ長が、移動手摺101への押圧力が最適となる所定の圧縮長さとなるように設定する。
ここで、当接部31は、移動手摺101の長さ方向に沿って複数個設けられた当接ローラ31a、31bで構成されており、これら当接ローラ31a、31bの、移動手摺101の横断方向(図7の左右方向)に沿う中心部を相互に結ぶ線と、弾性体であるバネ24の中心軸線とが、移動手摺101の横断方向とほぼ垂直で、かつその移動方向に沿う同一平面上に配置されるように構成する。このように構成すると、バネ24が発生する力と、当接ローラ31a、31bが移動手摺101から受ける反力は、同一平面上に作用するので、ベース部22に、図7の左右方向への余分なモーメントが作用しなくなる。
なお、この構成は、第1の実施形態における弾性体4と当接ローラ11a,11bとの配置構成にも同様に適用できる。
次に、マンコンベア装置を据付けた際の、最初のテンション調整方法とその際の作用について、調整ステップ毎に説明する。
[ステップ1]移動手摺101を上昇方向(図1では時計回り)に運転する。これにより、移動手摺101のたるみは、たるみ取り部107に集まる。
[ステップ2]移動手摺101の運転を停止する。
[ステップ3]テンション負荷部23を、固定ボルト33a、33bを緩めた状態でベース部22に取付ける。また、緩み止めナット41を緩め、バネ長調整ボルト37aが回転可能になっている状態のテンション調整装置21を用意する。
[ステップ4]当接ローラ31a、31bが移動手摺101に均等に当たるよう、テンション調整装置21を、取付プレート51に固定ボルト26a、26bで取付ける。この時、必要あればテンション調整装置21を傾けて取付ける。
[ステップ5]バネ長調整ボルト37aを、下端バネ押え部材35の上面に上端バネ押え部材36の下面が接触するまで回転させる。この操作により、弾性体であるバネ24の長さは所定長さとなり、移動手摺101に作用している押圧力は自動的に最適値となる。また、テンション負荷部23はベース部22に対して、軸39を中心として傾くことができるようになっているので、2つの当接ローラ31a、31bが移動手摺101に作用させる押圧力に差がある場合は、テンション負荷部23が傾くことで、その差を無くし、2つの当接ローラ31a、31bが作用させる押圧力を等しくすることができる。
[ステップ6]テンション負荷部固定ボルト33a、33bを締め付け、テンション負荷部23をベース部22に固定する。これにより、テンション調整装置21から移動手摺101に最適な押圧力を付加した状態でテンション負荷部23をベース部22に固定することができる。また、緩み止めナット41を締め付け、バネ長調整ボルト37aの回転を防止する。
[ステップ7]移動手摺101の運転を再開する。
上述の各ステップは、マンコンベア装置を据付けた際の、最初のテンション調整方法を説明したものである。マンコンベア装置を長時間稼動していると移動手摺101の長さが変化し、当初に設定した押圧力が変化してくる。この場合には、点検の際に、上記の[ステップ1]、[ステップ2]を行った後、テンション負荷部固定ボルト33a、33bと緩み止めナット41を緩め、バネ長調整ボルト37aを、下端バネ押え部材35と上端バネ押え部材36とを所定間隔離間させた後、[ステップ5]以降の操作を行えばよい。
つまり、(1)移動手摺101を上昇方向に運転する。(2)移動手摺101の運転を停止する。(3)テンション負荷部固定ボルト33a、33bと緩み止めナット41を緩め、バネ長調整ボルト37aを、下端バネ押え部材35と上端バネ押え部材36とを所定間隔離間させる。(4)バネ長調整ボルト37aを、下端バネ押え部材35の上面に上端バネ押え部材36の下面がちょうど接触するまで回転させる。(5)テンション負荷部固定ボルト33a、33bと緩み止めナット41を再び締め付ける。
このように、簡単な操作により、最適な押圧力を移動手摺101に再び付加することができる。
上述の説明では、テンション調整装置21はベース部22とテンション負荷部23をバネ24で連結した構造になっているとして説明したが、バネ24の代わりに円筒形のゴムや樹脂などのエラストマー材料を用いても良い。
このように、本実施の形態によっても、高価な装置を使用することなく、押圧力が最適値になるよう定量的に調整することができるマンコンベア装置、及びその移動手摺のテンション調整方法を提供することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他のさまざまな形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1,21…テンション調整装置
2,22…ベース部
3,23…テンション負荷部
4,24…弾性体
11,31…当接部
11a,11b,31a,31b…ローラ
15,16、35,36…受部材
17,37…圧縮長さ調整機構
41…緩み止めナット
101…移動手摺
2,22…ベース部
3,23…テンション負荷部
4,24…弾性体
11,31…当接部
11a,11b,31a,31b…ローラ
15,16、35,36…受部材
17,37…圧縮長さ調整機構
41…緩み止めナット
101…移動手摺
Claims (8)
- 無端状の移動手摺、及びこの移動手摺の内周面と対向して配置されたテンション調整装置を有するマンコンベア装置であって、
前記テンション調整装置は、
基台に固定されるベース部と、
前記移動手摺の内周面に接して転動するように前記移動手摺の長さ方向に沿って複数個設けられた当接ローラを有し、この複数個の当接ローラの移動手摺に作用させる押圧力が等しくなるように前記ベース部に対する取付け角度が変化可能に構成されるテンション負荷部と、
前記ベース部とテンション負荷部との間に介在し、その圧縮変形により、前記当接ローラを介して前記移動手摺へ押圧力を加える弾性体と、
この弾性体を、前記移動手摺へ押圧力が最適となる所定の圧縮長さに変形可能な圧縮長さ調整機構と、
を備えていることを特徴とするマンコンベア装置。 - 前記弾性体は中空な内筒部を有する円筒形で、その両端面と接する押え部材をそれぞれ有し、前記圧縮長さ調整機構は、前記ベース部側に設けられ、前記弾性体の軸方向の圧縮長さを調整可能な長さ調整ボルトを有し、前記弾性体の両端面に設けられた前記押え部材の、前記内筒部内に突出する軸部先端が互いに当接した状態が、前記弾性体の前記所定の圧縮長さとなるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載のマンコンベア装置。
- 前記移動手摺の長さ方向に沿って複数個設けられた当接ローラの、前記移動手摺の横断方向に沿う中心部を結ぶ線と、前記弾性体の中心軸線とが、前記移動手摺の横断方向とほぼ垂直で、前記移動手摺の移動方向に沿う同一平面上に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項至2に記載のマンコンベア装置。
- 前記弾性体が金属製のコイルバネ又はエラストマー材料のいずれかであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のマンコンベア装置。
- 前記テンション負荷部はベース部に対して相対変位可能で、かつこの相対変位を防止する固定状態に操作可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のマンコンベア装置。
- 前記弾性体の長さ調整ボルトに緩み止めナットをさらに設けたことを特徴とする請求項2に記載のマンコンベア装置。
- 無端状の移動手摺の内周面に接して転動するように前記移動手摺の長さ方向に沿って複数個設けられた当接ローラを有するテンション負荷部を相対変位可能な状態で取り付けたベース部を有するテンション調整装置を、前記移動手摺の内周面と対向配置して基台に固定し、前記複数個の当接ローラが前記移動手摺の内周面に均等に当たるように当接させるステップと、
前記ベース部とテンション負荷部との間に介在し、その圧縮変形により、前記当接ローラを介して前記移動手摺へ押圧力を加える弾性体を、圧縮長さ調整機構により、前記移動手摺へ押圧力が最適となる所定の圧縮長さに圧縮変形させるステップと、
前記弾性体が所定の長さに圧縮変形されたのち、前記テンション負荷部を前記ベース部に対して一体的に固定するステップと、
を有することを特徴とするマンコンベア装置の移動手摺のテンション調整方法。 - 前記弾性体を、圧縮長さ調整機構により所定の圧縮長さに圧縮変形させるステップでは、中空な内筒部を有する円筒形の弾性体の両端面と接する押え部材の、前記内筒部内に突出する軸部先端が互いに当接するまで、前記弾性体を圧縮変形させることを特徴とする請求項7に記載のマンコンベア装置の移動手摺のテンション調整方法。
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