JP5968935B2 - 電線用クランプカバー - Google Patents

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Description

本発明は、電線用クランプカバーに関する。特に、耐張碍子を介して、電線を電柱などに引き留める引留クランプを絶縁状態で覆う電線用クランプカバーの構造に関する。
一般に、電線は、地上に立設された電柱に架設されている。電線を電柱に架設する場合、電線の被覆の一部を剥離し、この剥離部位を引留クランプでクランプすると共に、耐張碍子を介して、引留クランプを電柱に引き留めている。
上述した引留クランプは、複数の金属製の部材で構成され、充電された状態で露出しておくと危険である。したがって、引留クランプは、一般に、半分割状態に形成された開閉可能なクランプカバーを用いて、絶縁状態で覆っている。
ところで、上述したクランプカバーは、高所に配置されているため、絶縁操作棒を用いて、クランプカバーを閉じる作業が容易でなかった。又、従来のクランプカバーは、開口部に隙間ができ易く、特に、電線出口部では、電線が風力の影響で揺動し易く、電線出口部の隙間から鳥又は蛇などが進入して、地絡の原因になる心配があった。
このような不具合を解消するため、取り付け作業性が良好であり、開口部に隙間が生じにくい電線用クランプカバーが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
又、耐張碍子の内部に容易に挿入でき、絶縁操作棒で操作が容易な電線用クランプカバーが開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−312574号公報 特開2013−252004号公報
図10は、特許文献1による電線用クランプカバーの正面図である。図11は、特許文献1による電線用クランプカバーの正面図であり、一方のカバー本体を開いた状態図である。本願の図10は、特許文献1の図1に相当し、本願の図11は、特許文献1の図2に相当している。
図10又は図11を参照すると、特許文献1による電線用クランプカバー(以下、クランプカバーと略称する)7は、半分割状態に形成された一対のカバー本体71・71で構成している。一対のカバー本体71・71は、開閉自在に連結したヒンジ部72hを一方の端部に有している。一対のカバー本体71・71の他方の端部を閉じることで、くさび型の引留クランプ8を絶縁状態で覆うことができる。
図10又は図11を参照すると、引留クランプ8は、耐張碍子Siを介して、図示しない電柱に引き留められている。引留クランプ8は、クランプ本体81、三角体状のくさび体82、及び押え金具83で構成している。クランプ本体81は、くさび体82とスライド可能に連結している。又、クランプ本体81は、耐張碍子Siと回動可能に連結する円環部81aを一端部に有し、受け部81bを他端部に有している。受け部81bには、電線Wの被覆Wiが部分的に剥離された剥離部Weと共に、くさび体82の端部が押し込まれている。
図11を参照すると、くさび体82の斜面には、剥離部Weの外周を受ける円弧状の溝を形成している。そして、くさび体82と押え金具83とがボルトで締結され、電線Wの剥離部Weを挟持(クランプ)している。このように構成された引留クランプ8は、絶縁性を有するクランプカバー7で覆われている(図10参照)。
図10又は図11を参照すると、一対のカバー本体71・71は、一組の施錠片73a・73aを他方の端部に突出している。分割された施錠片73aをロックすることによって、一対のカバー本体71・71を袋状に閉じることができる。又、一対のカバー本体71・71は、一組の把持片73b・73bを他方の端部に突出している。先端部に把持工具を有する絶縁操作棒(図示せず)を用いて、把持片73bを把持することで、クランプカバー7を高所に移動できる。
図10又は図11を参照すると、一対のカバー本体71・71は、引留クランプ8の大部分を覆う三角体状のカバー本体部70と、カバー本体部70の第1隅部から突出した電線入口筒部73と、カバー本体部70の第2隅部から突出した電線出口筒部74と、カバー本体部70の第3隅部から突出した碍子連結部75と、を有している。
図10又は図11を参照すると、カバー本体部70は、電線入口筒部73から電線Wを引き込むことができる。又、カバー本体部70は、電線出口筒部74から電線Wを引き出すことができる。更に、碍子連結部75は、耐張碍子Siの端部に設けた連結部材Sjを覆うことができる。そして、電線出口筒部74とカバー本体部70の間には、伸縮自在な可撓性を有する蛇腹部74aを介設している。
図10又は図11を参照すると、電線出口筒部74とカバー本体部70の間に蛇腹部74aを介設することで、カバー本体部70に対して、電線出口筒部74から延出する電線Wを揺動自在に保持することができる。又、碍子連結部75は、膨出部75aを基端部に形成している。膨出部75aは、円環部81aと耐張碍子Siの連結部材Sjを連結する連結ピン81pを覆うために、外方に向けて膨出している。
特許文献1によるクランプカバー7は、電線出口筒部74とカバー本体部70を伸縮自在な可撓性を有する蛇腹部74aで接続しているので、引留クランプ8から引き出される電線Wの状態に応じて、電線出口筒部74を自在に対応できる、としている。
図12は、特許文献2による電線用クランプカバーの正面図である。図13は、図12の部分断面図であり、図13(A)は、図12のA−A矢視図、図13(B)は、図12のB−B矢視図、図13(C)は、図12のC−C矢視図である。本願の図12は、特許文献2の図1に相当し、本願の図13は、特許文献2の図5に相当している。
図12を参照すると、特許文献2による電線用クランプカバー(以下、クランプカバーと略称する)6は、カバー部分体61とカバー本体62を備えている。カバー部分体61は、引留クランプ8と耐張碍子Siとの接続部80を挟むように覆うことができる。カバー本体62は、引留クランプ8を挟むように覆うことができる。
図12を参照すると、カバー部分体61は、接続部80を覆う膨出部611、耐張碍子Siに設けた凹部Saに進入可能な突出部612、及び輪帯状の溝部613を有している。膨出部611は、カバー部分体61の中央部に形成されている。突出部612は、カバー部分体61の一方の端部に突出している。溝部613は、カバー部分体61の他方の端部の外壁に形成している。
図12を参照すると、カバー本体62は、溝部613に着脱自在に嵌合する係止部となる接続開口623を外壁の一部に設けている。実体として、接続開口623は、溝部613をその両側から挟持する半円弧状の切り欠きである。一対の第2分割体62d・62dを閉じると(図13(B)、又は図13(C)参照)、半円弧状の切り欠きの端縁が溝部613の底面に当接できる。
図12を参照すると、カバー部分体61は、半分割状態に形成された一対の第1分割体61d・61dで構成している。これらの第1分割体61d・61dは、屈曲自在に連結したヒンジ部61hを一方の端部に有している(図13(A)参照)。一対の第1分割体61d・61dの他方の端部を閉じることで、引留クランプ8と耐張碍子Siとの接続部80を絶縁状態で覆うことができる。
図12又は図13を参照すると、カバー部分体61は、一対の第1分割体61d・61dの他方の端部から突出した第1接続片64a・64bを有している。第1接続片64aは、突起64tを有している(図13(A)参照)。一方、第1接続片64bは、突起64tに嵌合する係止穴を開口している。先端部に把持工具を有する絶縁操作棒(図示せず)を用いて、一対の第1接続片64a・64bを把持することで、一対の第1接続片64a・64bをロック(係止)できる。
図13(A)を参照すると、一方の第1接続片64aは、他方の第1接続片64bより長く突出している。一対の開閉する把持腕9a・9bを先端部に有する絶縁操作棒(図示せず)を用いて、第1接続片64aを把持することで、一対の第1分割体61d・61dが開いた状態で、カバー部分体61を高所に移動できる。
図12又は図13を参照すると、カバー本体62は、半分割状態に形成された一対の第2分割体62d・62dで構成している。これらの第2分割体62d・62dは、屈曲自在に連結したヒンジ部62hを一方の端部に有している(図13(B)、又は図13(C)参照)。一対の第2分割体62d・62dの他方の端部を閉じることで、くさび型の引留クランプ8を絶縁状態で覆うことができる。
図12又は図13を参照すると、一対の第2分割体62d・62dは、引留クランプ8の大部分を覆う三角体状のカバー本体部620と、カバー本体部620の第1隅部から突出した電線入口筒部621と、カバー本体部620の第2隅部から突出した電線出口筒部622と、カバー本体部620の第3隅部に設けた接続開口623と、を有している。
図12又は図13(B)を参照すると、カバー本体62は、一対の第2分割体62d・62dの他方の端部から突出した一組の第2接続片65a・65bを有している。第2接続片65aは、突起65tを有している(図13(B)参照)。一方、第2接続片65bは、突起65tに嵌合する係止穴を開口している。一対の開閉する把持腕9a・9bを先端部に有する絶縁操作棒(図示せず)を用いて(図13(A)参照)、一対の第2接続片65a・65bを把持することで、一対の第2接続片65a・65bをロック(係止)できる。
図13(B)を参照すると、一方の第2接続片65aは、他方の第2接続片65bより長く突出している。一対の開閉する把持腕9a・9bを先端部に有する絶縁操作棒(図示せず)を用いて、第2接続片65aを把持することで、一対の第2分割体62d・62dが開いた状態で、カバー本体62を高所に移動できる。
しかしながら、特許文献1によるクランプカバー7、又は特許文献2によるクランプカバー6は、一対の開閉する把持腕を先端部に有する絶縁操作棒を用いて、カバー本体の他端部側を係合することは容易であるが、この係合を解除することが容易でないという問題がある。このため、図10を参照すると、先端部に把持工具を有する絶縁操作棒(図示せず)を用いて、把持片73bを把持しながら、フック状の先端工具(いわゆる、バインド打ち器)を電線入口筒部73から挿入し、バインド打ち器を捻ることで、施錠片73aのロックを解除していた。
しかし、上述した間接活線工事は、以下の問題がある。すなわち、(1)先端部に把持工具を有する絶縁操作棒(いわゆる、絶縁ヤットコ)とは別に、バインド打ち器を先端部に有する絶縁操作棒を用意する必要がある。(2)バインド打ち器を電線入口筒部から挿入して、捻ることでカバー本体を変形又は破損させる心配がある。
以上のことから、複数の絶縁操作棒を用いることなく、一対の開閉自在なクランプカバーの係合状態を容易に、かつ良好に解除できる電線用クランプカバーが求められていた。そして、以上のことが本発明の課題といってよい。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、複数の絶縁操作棒を用いることなく、一対の開閉自在なクランプカバーの係合状態を容易に、かつ良好に解除できる電線用クランプカバーを提供することを目的とする。
本発明者は、屈曲自在なヒンジ部を一端部側に有し、他端部側を開閉自在に構成した一対の絶縁ケースで電線用クランプカバーを構成し、これらの絶縁ケースには、対向面が互いに当接できる鍔片をヒンジ部と反対側に設け、一方の鍔片には、他方の鍔片に向けて進出すると先端部が膨張して他方の鍔片に係合するラッチ手段と、ラッチ手段の軸方向に向かって進退自在に保持された一対のスライド部材と、を設け、一対の開閉する把持腕を先端部に有する絶縁操作棒を用いて、一対のスライド部材が互いに近づく方向に移動すると、ラッチ手段を後退させて他方の鍔片との係合を解除させることで、複数の絶縁操作棒を用いることなく、一対の開閉自在なクランプカバーの係合状態を容易に、かつ良好に解除できることを見出し、これに基づいて、以下のような新たな電線用クランプカバーを発明するに至った。
(1)本発明による電線用クランプカバーは、電線を導入する導入筒部、及び前記電線を導出する導出筒部を少なくとも有し、前記電線をクランプする引留クランプを覆う電線用クランプカバーであって、屈曲自在なヒンジ部を一端部側に有し、他端部側を開閉自在に構成した一対の絶縁ケースを備え、これらの前記絶縁ケースは、所定の厚さを設けて前記ヒンジ部と反対側に突出し、対向面が互いに当接できる鍔片を有し、一方の前記鍔片は、他方の前記鍔片に向けて進出すると先端部が膨張すると共に、他方の前記鍔片から後退すると先端部が収縮するラッチ手段と、前記ラッチ手段の軸方向に向かって略直交する方向に進退自在に保持された一対のスライド部材と、を有し、他方の前記鍔片は、前記ラッチ手段の先端部が出入り自在に開口され、当該ラッチ手段の先端部が膨張した状態でラッチ手段と係合する貫通穴を有し、一対の開閉する把持腕を先端部に有する絶縁操作棒を用いて、一対の前記スライド部材が互いに近づく方向に移動させると、前記ラッチ手段を後退させて前記貫通穴との係合を解除させる。
(2)前記ラッチ手段は、一方の前記鍔片の中央部に開口した凹部に回転自在に保持されると共に、一方の前記鍔片に対して軸方向に進退自在に配置されたプランジャーと、前記凹部の内部に鍔部が保持される共に、前記プランジャーの軸部と嵌合する嵌合穴を有し、プランジャーを前記鍔部に向かって進出すると、胴部の外周が拡径するすり割り付きのグロメットと、を含み、前記プランジャーは、その頭部に形成され、前記軸部に向かって縮径した円錐台状のノブを有し、前記プランジャーを前記鍔部に向かって進出すると、一対の前記スライド部材が離反する方向に移動し、一対の開閉する把持腕を先端部に有する絶縁操作棒を用いて、一対の前記スライド部材が互いに近づく方向に移動すると、前記プランジャーを前記鍔部から移動させて、前記貫通穴との係合を解除可能に前記グロメットの胴部を縮径させることが好ましい。
(3)前記グロメットは、前記鍔部と前記胴部の間の首部が前記凹部の底部に遊嵌自在に保持されていることが好ましい。
(4)前記スライド部材は、一方の前記鍔片からの脱落を防止するランスを先端部側に有することが好ましい。
(5)前記スライド部材は、回り止め用の角柱状の軸部を有し、一方の前記鍔片は、前記スライド部材の軸部がスライド自在に嵌合する角穴を両側面に開口していることが好ましい。
(6)前記スライド部材は、一方の前記鍔片の両側面に当接するフランジ部を頭部に有することが好ましい。
本発明による電線用クランプカバーは、一対の開閉する把持腕を先端部に有する絶縁操作棒を用いて、一対の鍔片を挟持することで、一方の鍔片に設けたラッチ手段を他方の鍔片に係合でき、前記絶縁操作棒を用いて、一対のスライド部材を挟持することで、ラッチ手段を他方の鍔片から容易にかつ良好に解除できる。
本発明の一実施形態による電線用クランプカバーの構成を示す正面図である。 前記実施形態による電線用クランプカバーの構成を示す正面図であり、一方の絶縁ケースを開いた状態図である。 前記実施形態による電線用クランプカバーの構成を示す右側面図であり、一対の絶縁ケースを閉じた状態図である。 前記実施形態による電線用クランプカバーの要部の構成を示す斜視分解組立図である。 前記実施形態による電線用クランプカバーの要部の構成を示す斜視分解組立図であり、図4と異なる方向から電線用クランプカバーの要部を観ている。 前記実施形態による電線用クランプカバーの要部の構成を示す図であり、図6(A)は、図1のA−A矢視断面図、図6(B)は、図6(A)の右側面図、図6(C)は、図6(A)の左側面図であり、一対のスライド部材が離反した状態図である。 前記実施形態による電線用クランプカバーの要部の構成を示す図であり、図7(A)は、図1のA−A矢視断面図、図7(B)は、図7(A)の右側面図、図7(C)は、図7(A)の左側面図であり、一対のスライド部材が近づいた状態図である。 前記実施形態による電線用クランプカバーを操作する間接活線工事用絶縁操作棒の一例の構成を示す正面図である。 図8に示した間接活線工事用絶縁操作棒の先端部を拡大した正面図である。 従来技術による電線用クランプカバーの正面図である。 従来技術による電線用クランプカバーの正面図であり、一方のカバー本体を開いた状態図である。 他の従来技術による電線用クランプカバーの正面図である。 図12の部分断面図であり、図13(A)は、図12のA−A矢視図、図13(B)は、図12のB−B矢視図、図13(C)は、図12のC−C矢視図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
[電線用クランプカバーの構成]
最初に、本発明の一実施形態による電線用クランプカバーの構成を説明する。
図1は、本発明の一実施形態による電線用クランプカバーの構成を示す正面図である。図2は、前記実施形態による電線用クランプカバーの構成を示す正面図であり、一方の絶縁ケースを開いた状態図である。図3は、前記実施形態による電線用クランプカバーの構成を示す右側面図であり、一対の絶縁ケースを閉じた状態図である。なお、従来技術で使用した符号と同じ符号は、その作用を同一にするので、以下の説明では割愛することがある。
(全体構成)
図1から図3を参照すると、本発明の一実施形態による電線用クランプカバー(以下、クランプカバーと略称する)100は、半分割状態に形成された一対の絶縁ケース11・11で構成している。一対の絶縁ケース11・11は、一端部側をヒンジ部12hで屈曲自在に連結し、他端部側を開閉自在に構成している。一対の絶縁ケース11・11の他端部側を閉じることで、くさび型の引留クランプ8を一対の絶縁ケース11・11で覆うことができる。
図1から図3を参照すると、一対の絶縁ケース11・11は、三角体状のカバー本体部10と導入筒部13を備えている。カバー本体部10は、引留クランプ8の大部分を覆っている。導入筒部13は、カバー本体部10の第1隅部から突出している。又、一対の絶縁ケース11・11は、導出筒部14と碍子連結部15を備えている。導出筒部14は、カバー本体部10の第2隅部から突出している。碍子連結部15は、カバー本体部10の第3隅部から突出している。
図1から図3を参照すると、カバー本体部10は、導入筒部13から電線Wを導入できる。又、カバー本体部10は、導出筒部14から電線Wを導出できる。更に、碍子連結部15は、耐張碍子Siの端部に設けた連結部材Sjを覆うことができる。そして、導出筒部14とカバー本体部10の間には、伸縮自在な可撓性を有する蛇腹部14aを介設している。
図1又は図2を参照すると、導出筒部14とカバー本体部10の間に蛇腹部14aを介設することで、カバー本体部10に対して、導出筒部14から延出する電線Wを揺動自在に保持できる。又、碍子連結部15は、膨出部15aを基端部に形成している。膨出部15aは、円環部81aと耐張碍子Siの連結部材Sjを連結する連結ピン91pを覆うために、外方に向けて膨出している。
図1から図3を参照すると、一対の絶縁ケース11・11は、一組の把持片16a・16bをヒンジ部12hと反対側に突出している。一方の把持片16aは、一方の絶縁ケース11の他端部側に突出している。他方の把持片16bは、他方の絶縁ケース11の他端部側に突出している。一対の開閉する把持腕9a・9bを先端部に有する絶縁操作棒9を用いて(図8参照)、把持片16a又は把持片16bを把持することで、クランプカバー100を高所に移動できる。
引き続き、実施形態によるクランプカバー100の構成を説明する。図4は、前記実施形態による電線用クランプカバーの要部の構成を示す斜視分解組立図である。図5は、前記実施形態による電線用クランプカバーの要部の構成を示す斜視分解組立図であり、図4と異なる方向から電線用クランプカバーの要部を観ている。
図6は、前記実施形態による電線用クランプカバーの要部の構成を示す図であり、図6(A)は、図1のA−A矢視断面図、図6(B)は、図6(A)の右側面図、図6(C)は、図6(A)の左側面図であり、一対のスライド部材が離反した状態図である。
図7は、前記実施形態による電線用クランプカバーの要部の構成を示す図であり、図7(A)は、図1のA−A矢視断面図、図7(B)は、図7(A)の右側面図、図7(C)は、図7(A)の左側面図であり、一対のスライド部材が近づいた状態図である。
図1から図7を参照すると、一対の絶縁ケース11・11は、所定の厚さを設けてヒンジ部12hと反対側に突出した鍔片17a・17bを備えている。一方の絶縁ケース11は、一方の鍔片17aを他端部側に突出している。他方の絶縁ケース11は、他方の鍔片17bを他端部側に突出している。一対の絶縁ケース11・11を閉じることで、鍔片17a・17bの対向面170・170を互いに当接できる(図5又は図6参照)。
(一方の鍔片の構成)
図4から図7を参照すると、一方の鍔片17aは、ラッチ手段2と一対のスライド部材31・32を備えている。ラッチ手段2は、他方の鍔片17bに向けて進出すると先端部を膨張できる。又、ラッチ手段2は、他方の鍔片17bから後退すると先端部を収縮できる。一対のスライド部材31・32は、ラッチ手段2の軸方向に向かって略直交する方向に進退自在に保持されている。
(他方の鍔片の構成)
図4から図7を参照すると、他方の鍔片17bは、ラッチ手段2の先端部が出入り自在に開口された貫通穴172を有している。貫通穴172には、ラッチ手段2の先端部が膨張した状態でラッチ手段2と係合できる(図6(A)参照)。
(ラッチ手段の構成)
図4から図7を参照すると、ラッチ手段2は、プランジャー21とすり割り付きのグロメット22を含んでいる。ラッチ手段2としては、合成樹脂製のパネルファスナである市販の「ナイラッチ(商品名)」を応用できる。プランジャー21は、一方の鍔片17aの中央部に開口した凹部171に回転自在に保持されている。又、プランジャー21は、一方の鍔片17aに対して軸方向に進退自在に配置されている。
図4から図7を参照すると、グロメット22は、鍔部22fと円筒状の胴部22bを有している。又、グロメット22は、嵌合穴22hを中心部に開口している。グロメット22は、凹部171の内部に鍔部22fが保持されている。嵌合穴22hには、プランジャー21の軸部21sが嵌合している。プランジャー21を鍔部22fに向かって進出すると、胴部22bの外周を拡径できる(図6(A)参照)。プランジャー21を鍔部22fから後退すると、胴部22bの外周を縮径できる(図7(A)参照)。
図4から図7を参照すると、グロメット22は、鍔部22fと胴部22bの間に縮径された首部22nを有している。胴部22bを先頭にして、グロメット22を凹部171に圧入すると、凹部171の底部に首部22nを遊嵌自在に保持できる(図6(A)又は図7(A)参照)。
図4から図7を参照すると、プランジャー21は、円錐台状のノブ21nを頭部に形成している。ノブ21nは、軸部22sに向かって縮径している。そして、一対のスライド部材31・32の先端部は、ノブ21nの傾斜面210に当接している(図6(A)又は図7(A)参照)。
(一対のスライド部材の構成)
図4又は図5を参照すると、一対のスライド部材31・32は、四角柱状の軸部3sと頭部に形成された円板状のフランジ部3fで構成している。軸部3sの先端側には、ランス3rを形成している。一方の鍔片17aは、スライド部材31・32の軸部3sがスライド自在に嵌合する四角形の角穴17hを一方の鍔片17aの両側面に開口している。軸部3sが角穴17hに嵌合することで、スライド部材31・32が回り止めされる。フランジ部3fが一方の鍔片17aの側面に当接することで、スライド部材31・32の移動距離が規定される。
図4から図6を参照して、スライド部材31・32の軸部3sを角穴17hに圧入すると、ランス3rが凹部171の内壁に係止することで、スライド部材31・32が一方の鍔片17aから脱落することを防止できる。
図6又は図7を参照すると、一対のスライド部材31・32は、ノブ21nの軸方向に向かって略直交する方向に進退自在に保持されている。一対のスライド部材31・32は、対向するように配置されていると共に、一対の軸部22sの先端縁は、ノブ21nの傾斜面210に当接している(図6(A)又は図7(A)参照)。
図7(A)に示した状態から、ノブ21nを鍔部22fに向かって進出すると、一対のスライド部材31・32を離反する方向に移動できる(図6(A)参照)。そして、グロメット22を貫通穴172に係合できる。一方、図6(A)に示した状態から、一対の開閉する把持腕9a・9bを先端部に有する絶縁操作棒9を用いて(図8参照)、一対のスライド部材31・32が互いに近づく方向に移動すると、ノブ21nを鍔部22fから移動できる(図7(A)参照)。そして、グロメット22と貫通穴172との係合を解除できる。
(絶縁操作棒の構成)
次に、クランプカバー100を操作するための間接活線工事用絶縁操作棒の一例の構成を説明する。図8は、前記実施形態による電線用クランプカバーを操作する間接活線工事用絶縁操作棒の一例の構成を示す正面図である。図9は、図8に示した間接活線工事用絶縁操作棒の先端部を拡大した正面図である。
図8又は図9を参照すると、間接活線工事用絶縁操作棒(以下、絶縁操作棒という)9は、長尺の操作棒91と把持工具92で構成している。又、絶縁操作棒9は、作動棒93を備えている。把持工具92は、操作棒91の先端部に取り付けられている。
図8又は図9を参照すると、把持工具92は、開閉する一対の湾曲した把持腕9a・9bで構成している。そして、一方の把持腕9aは、基端部が固定された固定腕であり、他方の把持腕9bは、一方の把持腕9aの基端部に設けた回動軸9cを中心に回動する可動腕となっている。
図8を参照すると、操作棒91は、その手許部に操作レバー94を配置している。作動棒93は、操作棒91に沿って配置されている。作動棒93の先端部は、他方の把持腕9bに回動自在に連結している。一方、作動棒93の基端部は、操作レバー94を連結している。
図8を参照して、操作レバー94を操作すると、一方の把持腕9aに対して、他方の把持腕9bを開閉できる。絶縁操作棒9は、操作棒91及び作動棒93の中間部が絶縁性を有するプラスチックパイプなどで構成され、間接活線工法に好適なように、絶縁性を確保している。
図8を参照して、操作レバー94を握って、操作レバー94を操作棒91に近づけると、一方の把持腕9aに対して、他方の把持腕9bを閉じることができる。操作レバー94を解放すると、操作レバー94に連結したばね(図示せず)の力で、一方の把持腕9aに対して、他方の把持腕9bを開くことができる。図8又は図9は、一方の把持腕9aに対して、他方の把持腕9bが最大に開いた状態を示している。
図8又は図9を参照して、一方の把持腕9aは、先細り状の把持爪91aを突出している。把持爪91aは、把持面90aを形成している。把持面90aは、回動軸9cの回転中心から遠心方向に沿って略平行に形成されている。同様に、他方の把持腕9bは、先細り状の把持爪91bを突出している。把持爪91bは、把持面90bを形成している。把持面90bは、把持面90aと所定の開角を設けて配置されている。図8又は図9を参照して、操作レバー94を握ると、把持面90bを把持面90aに近づけることができる。
図8又は図9に示した絶縁操作棒9は、高所に配置された高圧配電線などを一対の把持爪91a・91bで把持できる、いわゆる「絶縁ヤットコ」になっている。そして、絶縁操作棒9を用いて、クランプカバー100を操作できる。
[電線用クランプカバーの作用]
次に、実施形態によるクランプカバー100の操作方法を説明しながら、クランプカバー100の作用及び効果を説明する。
最初に、図2又は図8を参照して、絶縁操作棒9を用いて、把持片16bを把持し、一対の絶縁ケース11・11が開いた状態で、クランプカバー100を引留クランプ8に移動し、他方の絶縁ケース11に引留クランプ8を収容する。次に、別の絶縁操作棒9を用いて、把持片16bを把持し(図1参照)、一対の絶縁ケース11・11を一旦閉じて、一対の鍔片17a・17bの対向面170・170を互いに当接する(図5又は図6参照)。
次に、図7に示すように、グロメット22が貫通穴172に挿入された状態で、絶縁操作棒9を用いて、一対の鍔片17a・17bを外側から挟持すると、ノブ21nを鍔部22fに向かって進出できる。そして、グロメット22が拡径することで、グロメット22を貫通穴172に係合でき、クランプカバー100の閉止作業を完了する。
次に、一対の絶縁ケース11・11を開く操作を説明する。図1又は図6に示したクランプカバー100の閉止状態では、スライド部材31・32のフランジ部3fは、一方の鍔片17aの両側面から突出している。絶縁操作棒9を用いて、図1又は図6に示したから、一対のフランジ部3f・3fを挟持すると、スライド部材31・32の先端部がノブ21nの傾斜面210を押圧することで(図4又は図5参照)、ノブ21nを鍔部22fから移動できる(図7(A)参照)。そして、グロメット22が縮径することで、グロメット22と貫通穴172との係合を解除できる。
図1又は図6、及び図8又は図9を参照すると、実施形態によるクランプカバー100は、一対の開閉する把持腕9a・9bを先端部に有する絶縁操作棒9を用いて、一対のスライド部材31・32を挟持することで、ラッチ手段2を他方の鍔片17bから容易にかつ良好に解除できる。実施形態によるクランプカバー100は、複数の絶縁操作棒を用いることなく、一対の開閉自在なクランプカバー100の係合状態を容易に、かつ良好に解除できる。
本発明による電線用クランプカバーは、次のような効果が期待される。
(ア)バインド打ち器を電線入口筒部から挿入して、捻ることでクランプカバーを変形又は破損させる心配がなくなる。
(イ)複数の絶縁操作棒を用いることなく、一対の開閉自在なクランプカバーの係合状態を容易に、かつ良好に解除できる。
(ウ)絶縁操作棒を用いて、一対の絶縁ケースを確実にかつ容易に閉止できる。
本発明による電線用クランプカバーは、絶縁操作棒を用いた間接活線作業に好適な実施形態を開示したが、絶縁手袋を用いた直接活線作業にも適用できる。本発明による電線用クランプカバーは、間接活線作業が効率化され、作業時間の短縮が期待できる。
2 ラッチ手段
8 引留クランプ
9 絶縁操作棒
9a・9b 一対の把持腕
11・11 一対の絶縁ケース
12h ヒンジ部
13 導入筒部
14 導出筒部
17a・17b 一対の鍔片
31・32 一対のスライド部材
100 クランプカバー(電線用クランプカバー)
172 貫通穴
W 電線

Claims (5)

  1. 電線を導入する導入筒部、及び前記電線を導出する導出筒部を少なくとも有し、前記電線をクランプする引留クランプを覆う電線用クランプカバーであって、
    屈曲自在なヒンジ部を一端部側に有し、他端部側を開閉自在に構成した一対の絶縁ケースを備え、
    これらの前記絶縁ケースは、所定の厚さを設けて前記ヒンジ部と反対側に突出し、対向面が互いに当接できる鍔片を有し、
    一方の前記鍔片は、
    他方の前記鍔片に向けて進出すると先端部が膨張すると共に、他方の前記鍔片から後退すると先端部が収縮するラッチ手段と、
    前記ラッチ手段の軸方向に向かって略直交する方向に進退自在に保持された一対のスライド部材と、を有し、
    他方の前記鍔片は、前記ラッチ手段の先端部が出入り自在に開口され、当該ラッチ手段の先端部が膨張した状態でラッチ手段と係合する貫通穴を有し、
    一対の開閉する把持腕を先端部に有する絶縁操作棒を用いて、一対の前記スライド部材が互いに近づく方向に移動させると、前記ラッチ手段を後退させて前記貫通穴との係合を解除させ、
    前記ラッチ手段は、
    一方の前記鍔片の中央部に開口した凹部に回転自在に保持されると共に、一方の前記鍔片に対して軸方向に進退自在に配置されたプランジャーと、
    前記凹部の内部に鍔部が保持される共に、前記プランジャーの軸部と嵌合する嵌合穴を有し、プランジャーを前記鍔部に向かって進出すると、胴部の外周が拡径するすり割り付きのグロメットと、を含み、
    前記プランジャーは、その頭部に形成され、前記軸部に向かって縮径した円錐台状のノブを有し、
    前記プランジャーを前記鍔部に向かって進出すると、一対の前記スライド部材が離反する方向に移動し、
    一対の開閉する把持腕を先端部に有する絶縁操作棒を用いて、一対の前記スライド部材が互いに近づく方向に移動すると、前記プランジャーを前記鍔部から移動させて、前記貫通穴との係合を解除可能に前記グロメットの胴部を縮径させる、電線用クランプカバー。
  2. 前記グロメットは、前記鍔部と前記胴部の間の首部が前記凹部の底部に遊嵌自在に保持されている請求項1記載の電線用クランプカバー。
  3. 前記スライド部材は、一方の前記鍔片からの脱落を防止するランスを先端部側に有する請求項1又は2記載の電線用クランプカバー。
  4. 前記スライド部材は、回り止め用の角柱状の軸部を有し、
    一方の前記鍔片は、前記スライド部材の軸部がスライド自在に嵌合する角穴を両側面に開口している請求項1から3のいずかに記載の電線用クランプカバー。
  5. 前記スライド部材は、一方の前記鍔片の両側面に当接するフランジ部を頭部に有する請求項1から4のいずれかに記載の電線用クランプカバー。
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