JP6402996B2 - 電線用の絶縁被覆体剥取器 - Google Patents

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Description

本発明は、導体を被覆する絶縁被覆体を剥ぎ取るための電線用の絶縁被覆体剥取器に関する。
従来から電線の絶縁被覆体を剥ぎ取るための剥取器が種々提供されている(例えば特許文献1参照)。
その一つとして、図4に示すように、電線100を挟み込む固定挟持部111及び可動挟持部112と、可動挟持部112を先端部に取り付けたシャフト130と、固定挟持部111を固定する第1支持部121及びシャフト130が貫通する第2支持部122とを有するフレーム120と、導体101を被覆している絶縁被覆体102に切目を入れる刃部140とを備えた剥取器が提供されている。
固定挟持部111及び可動挟持部112は、対向するように配置される。固定挟持部111及び可動挟持部112は、対向面に溝部111a,112aを有する。シャフト130は、軸方向に進退する。このシャフト130の進退に伴って、可動挟持部112が固定挟持部111に接離する。
刃部140は、可動ホルダ141に保持される。可動ホルダ141は、第1支持部121に植設されたスプリング142によって支持される。刃部140は、スプリング142に付勢された状態で固定挟持部111の溝部111a内にわずかに突出している。
そして、離間している固定挟持部111と可動挟持部112との間に電線100を配置し、シャフト130を前進させることで、固定挟持部111と可動挟持部112とが電線100を挟み込むとともに、刃部140が電線100の絶縁被覆体102に食い込む。そして、電線100が周方向に回転しないようにして、剥取器を回転させる。
この剥取器を回転させるには、図示しない操作工具が第1支持部121及び第2支持部122をそれぞれ操作部として交互に掛止する。そして、電線100を長さ方向に移動させることで、絶縁被覆体102が剥ぎ取られる。
特開2001−327025号公報
ところで、従来の剥取器は、電線100を挟み込んだ状態において、電線100と第1支持部121(操作部)との間隔よりも電線100と第2支持部122(操作部)との間隔が大きくなっている。
そのため、電線100を挟み込んだ姿勢を一定に維持しにくく、また、操作工具が第1支持部121(操作部)を掛止して剥取器を回転させるときと、操作工具が第2支持部121(操作部)を掛止して剥取器を回転させるときとで、その力のかけ具合が異なるものになる。したがって、この剥取器は、電線100の絶縁被覆体102を剥ぎ取りにくいものになっている。
そこで、本発明は、電線の絶縁被覆体を剥ぎ取る作業性を向上させた電線用の絶縁被覆体剥取器を提供することを課題とする。
本発明に係る電線用の絶縁被覆体剥取器は、導体を絶縁被覆体によって被覆した電線に沿わせる固定挟持部と、該固定挟持部に接離する可動挟持部であって、固定挟持部とともに電線を挟み込む可動挟持部と、固定挟持部と可動挟持部とに挟み込まれた電線の絶縁被覆体に食い込む刃部と、前記固定挟持部から異なる方向に突出した少なくとも二つ以上の回転用操作部材であって、間接活線作業用の操作工具が掛止される操作部を有する回転用操作部材と、前記可動挟持部から前記固定挟持部と反対方向に突出し、前記可動挟持部を前記固定挟持部に対して進退させるハンドルであって、間接活線作業用の操作工具が掛止されるハンドルとを備え、各回転用操作部材の操作部及びハンドルが、電線の挟持位置を中心とする仮想円上を通るように設けられ、前記固定挟持部は、前記回転用操作部材を固定する固定部と、電線を係入する溝部を有し、かつ、該溝部内に前記刃部の刃先が突出するように刃部を固定した受部とを備え、固定部と受部とが分離可能に一体化されていることを特徴としている。なお、間接活線作業用の操作工具は、絶縁性を確保しつつ遠隔位置から作業するための絶縁操作棒の先端に取り付けられる絶縁性のフックや把持具などである。
この電線用の絶縁被覆体剥取器によれば、ハンドルを回転操作することで可動挟持部が固定挟持部に近接し、可動挟持部と固定挟持部とが電線を挟み込む。この状態において、刃部が電線の絶縁被覆体に食い込む。そして、固定挟持部から突出した二つ以上の回転用操作部材の操作部と、可動挟持部から突出したハンドルとが電線の挟持位置を中心とする仮想円上を通る。したがって、回転用操作部材及びハンドルがどの方向を向いていてもバランスし、その姿勢の回転用操作部材の操作部及びハンドルに間接活線作業用の操作工具を掛止して操作しやすいものになっている。
そして、各回転用操作部材の操作部とハンドルとが、電線の挟持位置を中心とする仮想
円上を通るように設けられていることで、間接活線作業用の操作工具に掛止された各回転
操作用部材の操作部及びハンドルから均一な回転力が加えられ、絶縁被覆体を均等に剥ぎ
取ることができる。
また、この電線用の絶縁被覆体剥取器によれば、固定挟持部が固定部と受部とを備え、両者が分離可能に一体化されていることにより、固定部から受部を分離し、受部に固定された刃部を容易に交換することができる。
ここで、本発明に係る電線用の絶縁被覆体剥取器の一態様として、前記回転用操作部材の操作部及びハンドルは、貫通穴を備えている構成を採用することができる。
この電線用の絶縁被覆体剥取器によれば、回転用操作部材の操作部及びハンドルに備えられた貫通穴に間接活線作業用の操作工具を掛止しやすく、間接活線作業用の操作工具を引いたり押したりすることで、回転操作部及びハンドルを、電線の挟持位置を中心として回転させることができる。
また、本発明に係る電線用の絶縁被覆体剥取器の他態様として、前記回転用操作部材の少なくとも一つは、挟持用工具による挟持対象とされる筒状又は柱状のグリップ部を備えている構成としてもよい。
この電線用の絶縁被覆体剥取器によれば、グリップ部が挟持用工具によって挟持されることで、電線用の絶縁被覆体剥取器を上方の電線にアプローチさせることができる。
また、本発明に係る電線用の絶縁被覆体剥取器のさらに異なる他態様として、前記固定挟持部に螺合し、周方向の回転によって軸方向に進退するシャフトであって、可動挟持部から外方に突出した一端部に前記ハンドルが取り付けられたシャフトを備え、前記可動挟持部が該シャフトの進退に連動して回転することなく移動可能なように、シャフトの定位置に取り付けられている構成を採用することができる。
この電線用の絶縁被覆体剥取器によれば、ハンドルを回転操作することで、ハンドルに取り付けられたシャフトが軸方向に進退し、シャフトの定位置に取り付けられている可動挟持部を固定挟持部に回転することなく接離する方向に移動させることができる。
また、本発明に係る電線用の絶縁被覆体剥取器のさらに異なる他態様として、前記固定挟持部は、電線を係入する溝部を備え、該溝内に前記刃部の刃先が突出している構成を採用することができる。
この電線用の絶縁被覆体剥取器によれば、固定挟持部に備えられた溝部に電線が係入することで、電線の向きを安定させることができ、溝部内に突出している刃部の刃先が電線の絶縁被覆体に的確に食い込むようにすることができる。
本発明によれば、電線用の絶縁被覆体を剥ぎ取る作業性を向上させた電線用の絶縁被覆体剥取器を提供することができる。
図1は、本発明に係る電線用の絶縁被覆体剥取器の一実施形態であって、使用していない状態を示す正面図である。 図2は、本発明に係る電線用の絶縁被覆体剥取器の一実施形態であって、使用している状態を示す平面図である。 図3は、本発明に係る電線用の絶縁被覆体剥取器の一実施形態であって、使用している状態を示す正面図である。 図4は、従来の電線用の絶縁被覆体剥取器の一例を示す断面正面図である。
本発明に係る電線用の絶縁被覆体剥取器の一実施形態について図1ないし図3を参照しながら説明する。
この電線用の絶縁被覆体剥取器(以下、「剥取器」という。)は、導体101を絶縁被覆体102によって被覆した電線100に沿わせる固定挟持部10と、該固定挟持部10に接離する可動挟持部20であって、固定挟持部10とともに電線100を挟み込む可動挟持部20と、固定挟持部10と可動挟持部20とに挟み込まれた電線100の絶縁被覆体102に食い込む刃部30と、前記固定挟持部10から異なる方向に突出した二つ以上の回転用操作部材(この実施形態では、「第1回転用操作部材40」、「第2回転用操作部材50」として説明する。)であって、間接活線作業用の操作工具(図示せず)が掛止される操作部41,51を有する第1回転用操作部材40、第2回転用操作部材50と、前記可動挟持部20から前記固定挟持部10と反対方向に突出し、前記可動挟持部20を前記固定挟持部10に対して進退させるハンドル60であって、間接活線作業用の操作工具が掛止されるハンドル60とを備える。
また、図3に示すように、前記第1回転用操作部材40の操作部41、第2回転用操作部材50の操作部51及びハンドル60は、電線100の挟持位置gを中心とする仮想円c上を通るように設けられている。さらに具体的には、挟持位置gを中心とする放射状(この実施形態では3方向)に延びた仮想線(図示せず)であって、等間隔(この実施形態では120°間隔)とされた仮想線と、前記仮想円cとの各交点に第1回転用操作部材40の操作部41、第2回転用操作部材50の操作部51及びハンドル60が配置される。
そして、固定挟持部10は、第1回転用操作部材40と第2回転用操作部材50とを固定する固定部11と、電線100を係入する溝部12cを有し、かつ、溝部12c内に刃部30の刃先31が突出するように刃部30を固定した受部12とを備えている。固定部11と受部12とは、ネジ90によって分離可能に一体化されている。
この固定挟持部10の固定部11から正反対の方向に第1回転用操作部材40と第2回転用操作部材50が突出している。また、固定部11は、互いに向き合う一対の平板11aと、一対の平板11aに挟まれるスペーサ部11bとを備えている。
そして、受部12は、一対の平板11aに挟まれる嵌合部12aと、この嵌合部12aに連設され、平板11aから突出する本体部12bとを備えている。この本体部12bに溝部12cが形成されている。溝部12cは、一対の平板11aに対して直角方向に形成されている。
そして、固定部11の一対の平板11aの一方の端部に第1回転用操作部材40が固定される。第1回転用操作部材40は、平板11aの一方の端部に挟まれる第1連結部42と、第1連結部42に連設され、平板11aの一方の端部から突出した操作部41を備えている。操作部41は、貫通穴41aを備えている。貫通穴41aの方向は、受部12に設けられた溝部12cと同じとされている。
そして、固定部11の一対の平板11aの他方の端部に第2回転用操作部材50が固定される。第2回転用操作部材50は、平板11aの他方の端部に挟まれる第2連結部52と、この第2連結部52に連設され、平板11aの他方の端部から溝部12cと直交する方向に突出したグリップ部53とを備えている。
グリップ部53は、図示しない挟持用工具による挟持対象とされ、挟持工具に把持される長さの有している。挟持工具は、例えば、固定把持片と可動把持片とをピンで連結したもので、可動把持片が固定把持片に対して開閉することで、グリップ部53を把持する。
また、グリップ部53は、軽量化を図るため、筒状に形成されている。ただし、グリップ部53は、軸状に形成されてもよい。いずれにしても、グリップ部53の中間部には、受部12に設けられた溝部12cと同じ方向を向きの貫通穴53aが形成されている。この貫通穴53aが第2回転用操作部材50の操作部51とされる。
そして、受部12と可動挟持部20とには、前記一対の平板11a間を貫く方向の雌ネジと小孔(ともに採番せず)とが連通するように形成されている。この雌ネジと小孔は、溝部12cに近接した部位に形成されている。また、小孔は、雌ネジの両側に形成されている。
そして、受部12と可動挟持部20の両雌ネジには、雄ネジを形成したシャフト70が貫通している。シャフト70は、周方向の回転によって軸方向に進退する。また、シャフト70の進退に連動して可動挟持部20が移動するように、シャフト70と可動挟持部20とが係合している。
そして、両小孔には、ロッド80が架け渡されている。このロッド80によって、可動挟持部20が回転することなく、シャフト70の軸方向に移動する。また、可動挟持部20にも溝部20cが形成され、可動挟持部20が固定挟持部10に近接した状態において可動挟持部20の溝部20cと固定挟持部10の溝部12cとが、電線100を挟み込む。
そして、シャフト70の可動挟持部20から外方に突出する一端部にハンドル60のホルダ71が取り付けられている。ハンドル60は、ホルダ71に挟まれて固定される取付部62と、この取付部62に連設された操作部61とを備えている。操作部61は、貫通穴61aを設けた環状に形成され、この貫通穴61aがハンドル60の操作部61とされる。また、ハンドル60が回転操作されることで、シャフト70が周方向に回転するとともに、軸方向に進退する。
また、受部12から突出するシャフト70の他端部には、シャフト70が引き抜かれないようにするための拡径したストッパ72が設けられている。
なお、刃部30以外の各部材は、作業者が感電しないように、さらに、軽量化を図るため、樹脂で成形されることが好ましい。
この剥取器は、以上のように構成される。次に、使用方法について説明する。
作業前の剥取器は、使用していない状態において、図1に示すように、可動挟持部20が本体部12bから離れている。この剥取器の第1回転用操作部材40又は第2回転用操作部材50が間接活線作業用の操作工具によって支持され、本体部12bに設けられた溝部12cに電線100を係入する。この状態においては、挟持位置gからハンドル60までの長さが挟持位置gから第1回転用操作部材40又は第2回転用操作部材50までの長さよりも長いことから、ハンドル60が下向きとなる。
このハンドル60を締める方向に回転操作することで、シャフト70が周方向に回転し、軸方向に前進、すなわち、固定挟持部10の方へ移動する。このシャフト70の前進によって可動挟持部20が本体部12bに近接する。可動挟持部20と本体部12bとの間にロッド80が架け渡されていることから、可動挟持部20は共回りしない。そして、電線100が可動挟持部20の溝部20cと本体部12bの溝部12cとに挟み込まれる状態となると、ハンドル60の回転操作を停止する。
このとき、図3に示すように、刃部30の刃先31が電線100の絶縁被覆体102内に食い込む。また、シャフト70の雄ネジと固定挟持部10に備えられた雌ネジとが螺合していることで、刃部30の刃先31が絶縁被覆体102内に食い込んだ状態に強固に維持される。
そして、第1回転用操作部材40の操作部41、第2回転用操作部材50の操作部51及びハンドル60が電線100の挟持位置gを中心とした仮想円c上に位置しているため、剥取器が回転しないようにバランスしている。
特にこの実施形態では、挟持位置gを中心とした仮想円cと放射状の仮想線との交点に第1回転用操作部材40の操作部41、第2回転用操作部材50の操作部51及びハンドル60が位置していることから、第1回転用操作部材40の操作部41、第2回転用操作部材50の操作部51及びハンドル60のいずれからもの同じ回転力を加えることができる。
そして、第1回転用操作部材40の操作部41、第2回転用操作部材50の操作部51又はハンドル60のいずれかに間接活線工具を掛止し、電線100を回転軸として剥取器を回転する。
この回転によって、刃部30の刃先31が電線100の絶縁被覆体102に全周に亘って切込を入れる。そして、剥取器を電線100の長さ方向に移動させることで、電線100の絶縁被覆体102が螺旋を描くように剥ぎ取られる。
絶縁被覆体102が所定の長さで剥ぎ取られると、剥取器の回転を停止する。そして、ハンドル60を下向きとし、ハンドル60を緩める方向に回転操作する。そうすると、可動挟持部20が本体部12bから離間し、電線100が可動挟持部20及び本体部12bの両溝部12c,20cから外れる状態となる。そして、間接活線工具が第1回転用操作部材40又は第2回転用操作部材50を掛止し、剥取器を電線100から外すことで、一連の作業が終了する。
本発明は、上記実施の形態に限定することなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変更することができる。例えば、第1回転用操作部材40、第2回転用操作部材50及びハンドル60に備えられた操作部41,51、61は、上記実施の形態では貫通穴41a,51a,61aとしたが、突起部であってもよい。
また、上記実施の形態では、第2回転用操作部材50としてグリップ部53を備えたものとしたが、第2回転用操作部材50も環状部材としてもよいし、第1回転用操作部材40もグリップ部53としてもよい。
また、上記実施の形態では、第1回転用操作部材40と第2回転用操作部材50は、正反対向きに突出するように備えられたが、角度をもって反対向きに突出してもよい。さらに、回転用操作部材40,50は、二つに限らず、三つ以上備えてもよい。
また、上記実施の形態では、刃部30が受部12に固定されたが、刃部30は可動挟持部20に固定されてもよい。
また、上記実施の形態では、可動挟持部20と本体部12bとにロッド80を架け渡すことで可動挟持部20が共回りしないようにしたが、本体部12bから可動挟持部20の方へ延びるガイド部材を備えることで、可動挟持部20が共回りしないようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、固定挟持部10及び可動挟持部20が溝部を備えることで、電線100を位置決めしたが、溝部に替え突条や複数の突起によって電線100を位置決めしてもよい。また、上記実施の形態では、固定挟持部10は、固定部11と受部12とを分離可能に一体化したものとしたが、固定部11と受部12とを分離できない一体ものとしてもよい。
10………固定挟持部
11………固定部
12………受部
12c……溝部
20………可動挟持部
20c……溝部
30………刃部
31………刃先
40………第1回転用操作部材
41………操作部
41a……貫通穴
42………連結部
50………第2回転用操作部材
51………操作部
52………連結部
53………グリップ部
60………ハンドル
61………操作部
70………シャフト
100……電線
101……導体
102……絶縁被覆体
c…………仮想円
g…………挟持位置

Claims (5)

  1. 導体を絶縁被覆体によって被覆した電線に沿わせる固定挟持部と、該固定挟持部に接離する可動挟持部であって、固定挟持部とともに電線を挟み込む可動挟持部と、固定挟持部と可動挟持部とに挟み込まれた電線の絶縁被覆体に食い込む刃部と、前記固定挟持部から異なる方向に突出した少なくとも二つ以上の回転用操作部材であって、間接活線作業用の操作工具が掛止される操作部を有する回転用操作部材と、前記可動挟持部から前記固定挟持部と反対方向に突出し、前記可動挟持部を前記固定挟持部に対して進退させるハンドルであって、間接活線作業用の操作工具が掛止されるハンドルとを備え、各回転用操作部材の操作部及びハンドルが、電線の挟持位置を中心とする仮想円上を通るように設けられ、前記固定挟持部は、前記回転用操作部材を固定する固定部と、電線を係入する溝部を有し、かつ、該溝部内に前記刃部の刃先が突出するように刃部を固定した受部とを備え、固定部と受部とが分離可能に一体化されていることを特徴とする電線用の絶縁被覆体剥取器。
  2. 前記回転用操作部材の操作部及びハンドルは、貫通穴を備えていることを特徴とする請求項1に記載の電線用の絶縁被覆体剥取器。
  3. 前記回転用操作部材の少なくとも一つは、挟持用工具による挟持対象とされる筒状又は柱状のグリップ部を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電線用の絶縁被覆体剥取器。
  4. 前記固定挟持部に螺合し、周方向の回転によって軸方向に進退するシャフトであって、可動挟持部から外方に突出した一端部に前記ハンドルが取り付けられたシャフトを備え、前記可動挟持部が該シャフトの進退に連動して回転することなく移動可能なように、シャフトの定位置に取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の電線用の絶縁被覆体剥取器。
  5. 前記固定挟持部は、電線を係入する溝部を備え、該溝内に前記刃部の刃先が突出していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の電線用の絶縁被覆体剥取器。
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