JP5967205B2 - オンデマンド車両運行管理装置、オンデマンド車両運行管理方法及びオンデマンド車両運行管理システム - Google Patents
オンデマンド車両運行管理装置、オンデマンド車両運行管理方法及びオンデマンド車両運行管理システム Download PDFInfo
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Description
本発明は、複数の利用者からの要望に基づいてオンデマンド車両の運行計画を決定し、決定した運行計画に従って前記オンデマンド車両の運行を管理するオンデマンド車両運行管理装置、オンデマンド車両運行管理方法及びオンデマンド車両運行管理システムに関する。
従来から、例えば、下記特許文献1に示された運行実績を活用したオンデマンドバスの運行スケジューリングシステム及びその方法は知られている。この従来のオンデマンドバスの運行スケジューリングシステム等は、乗客の乗降に関し、その予約と実績に係る運行実績を格納するデータベースと、データベースに格納される運行実績から予め乗客の乗降に関する特性情報を抽出し、抽出した特性情報と抽出した特性情報に対応する運行実績に含まれる予約を表す予約情報とを対応付けてデータベースに格納する手段と、運行スケジュールを決定する現在の状況が、特性情報が示す状況に整合するとき、整合した特性情報に対応する運行実績に含まれる予約情報に基づいて、オンデマンドバスの運行スケジュールを決定する手段とを設けるようになっている。
又、従来から、例えば、下記特許文献2に示された車両運行システムも知られている。この従来の車両運行システムは、新たな運行計画候補の作成に際して、予約リストに現在登録されているデマンド内容と、新たなデマンド内容との新たな組み合わせである新たな予約の組み合わせを作成するようになっている。そして、新たな予約の組み合わせについて、ゾーン配車レベル指標の算出及び予め定められているゾーン(市街地、旧市街地、山間地域)ごとのゾーン配車レベル基準指標に基づく第1次評価を行うとともに、サービス指標及び運行指標の算出と第1次評価を行うようになっている。これにより、双方の第1次評価で合格した新たな予約の組み合わせについて、総合ランク付けを行った後に新たな運行計画を決定するようになっている。
ところで、上記特許文献1,2に示された従来のシステム等においては、運行スケジュール(運行計画)が確定された後に、オンデマンドバス(オンデマンド車両)の利用を希望する利用者(ユーザ)が新たに現れた場合には、この新たに現れたユーザの要望を取り入れるに際して、既に確定された運行スケジュール(運行計画)を大幅に変更しなければならない状況が生じ得る。すなわち、上記特許文献1,2に示された従来のシステム等によって決定される運行スケジュール(運行計画)は変更や調整に対する自由度が小さいため、要望の追加が運行スケジュール(運行計画)全体に与える影響が大きくなる。従って、この場合には、確定された運行スケジュール(運行計画)の変更や調整に時間を要する可能性があり、新たに現れたユーザの要望を満足する運行スケジュール(運行計画)をオンデマンドバスの運行開始までに確定することが不能となる可能性もある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、良好な自由度を確保してオンデマンド車両の運行計画を決定するオンデマンド車両運行管理装置、オンデマンド車両運行管理方法及びオンデマンド車両運行管理システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、複数の利用者からの要望に基づいてオンデマンド車両の運行計画を決定し、決定した運行計画に従って前記オンデマンド車両の運行を管理する運行管理手段を備えたオンデマンド車両運行管理装置を改良しようとするものであり、更には、コンピュータ装置を備えて、複数の利用者からの要望に基づいてオンデマンド車両の運行計画を決定し、決定した運行計画に従って前記オンデマンド車両の運行を管理するオンデマンド車両運行管理方法及び複数の利用者が乗車するオンデマンド車両と、前記複数の利用者からの要望に基づいてオンデマンド車両の運行計画を決定し、決定した運行計画に従って前記オンデマンド車両の運行を管理する運行管理センタと、前記利用者によって操作されて前記要望を前記運行管理センタに供給する情報端末装置とからなるオンデマンド車両運行管理システムを改良しようとするものである。
本発明の特徴は、前記運行管理手段、前記運行管理センタ、及び、前記コンピュータ装置が、前記オンデマンド車両を運行させる運行エリアを所定の複数のサブエリアに分割し、前記分割した前記サブエリアごとに、前記オンデマンド車両が走行する経路を探索し、前記探索した経路のうちの一つを基本経路に決定し、前記基本経路を走行する前記オンデマンド車両が前記基本経路から離間した地点を経由するために必要な時間である調整時間を考慮して前記運行計画を決定する、ことにある。尚、この場合、前記運行管理手段及び前記運行管理センタが、前記オンデマンド車両を運行させる運行エリアを所定の複数のサブエリアに分割する分割手段を備えることができる。
そして、これらの場合、前記運行管理手段、前記運行管理センタ、及び、前記コンピュータ装置は、前記運行計画の決定後、新たな利用者によって要望が追加された場合、前記調整時間を用いて前記新たな利用者の前記要望に基づいて前記運行計画を変更することができる。
又、本発明の他の特徴は、前記運行管理手段が、前記オンデマンド車両を運行させる運行エリアを所定の複数のサブエリアに分割し、前記運行計画の確定前に利用者から予約を受け付けた場合、同利用者が要望する希望乗降地点を通りかつ同利用者が要望する希望時刻に前記オンデマンド車両を運行させることが可能な候補経路の有無を判断し、前記候補経路が存在する場合、前記利用者を前記オンデマンド車両に乗車させることが可能であると判断し、前記利用者を前記オンデマンド車両に乗車させることが可能であると判断した前記候補経路全てについて所定の評価式を計算して最適解を有する候補経路を基本経路として選択し、前記基本経路を走行する前記オンデマンド車両が前記基本経路から離間した地点を経由するために必要な時間である調整時間を考慮して前記運行計画を確定し、前記運行計画の確定後に利用者から追加予約を受け付けた場合、前記追加予約をした前記利用者が要望する希望乗降地点を通りかつ同利用者が要望する希望時刻での運行が可能となるように前記調整時間を用いて前記運行計画を変更することにもある。
そして、この場合には、前記運行管理手段が、前記運行計画の確定前に利用者から受け付けた予約に含まれる要望と、過去に受け付けた予約に含まれていて前記要望と同一時間帯及び同一サブエリアにおける過去の要望とを比較し、前記過去の要望により頻度の高い時間帯及びサブエリアに応じて前記調整時間を前記運行計画の確定に考慮することができる。
これらによれば、運行管理手段(コンピュータ装置、運行管理センタ)は、オンデマンド車両を運行させる運行エリアを所定の複数のサブエリアに分割し、この分割されたサブエリアごとに探索された経路をオンデマンド車両が走行するときに要する時間を調整するための調整時間をサブエリアごとに設定することができる。そして、運行管理手段(コンピュータ装置、運行管理センタ)は、サブエリアごとに設定した調整時間を用いて、運行計画を決定した後に現れた新たな利用者によって追加された要望を加えた運行計画を決定することができる。
これにより、例えば、出発地から目的地まで運行に支障をきたす可能性のある不確定要素の発生に備えて一義的に時間を付加してオンデマンド車両を運行管理する場合に比して、サブエリアごとに必要十分な調整時間を設定することにより、運行上、無駄な時間を生じさせることを抑制することができる。又、サブエリアごとに必要十分な調整時間を設定することにより、調整時間を利用して自由度の高い運行計画を決定することができる。
すなわち、設定される調整時間はサブエリアごとにサブエリアに対して設定されるものであり、例えば、サブエリア内の個々の特定地点を経由する場合の時間等、地点を特定した上で設定される調整時間ではない。従って、この調整時間を加味して運行計画が決定されることにより、例えば、新たな利用者が要望を追加した場合であっても、この利用者が希望する乗降地点に向かう経路をオンデマンド車両が走行する際に要する時間が、前記乗降地点が存在するサブエリアごとに設定された調整時間内であれば、他の利用者によるオンデマンド車両の利用に対する影響を極めて小さくすることができる。言い換えれば、サブエリアごとに調整時間を設定することができることにより、決定される運行計画における自由度を高めることができて、一旦決定された運行計画に対して追加の要望を加える場合であっても、全体の運行計画に対する影響を小さくして要望を追加することができる。従って、速やかに新たな運行計画を決定することができる。
又、これらの場合、前記運行管理手段(前記コンピュータ装置、前記運行管理センタ)は、例えば、前記オンデマンド車両の運転手の休憩時間が確保されるように、前記運行計画を決定することができる。これにより、オンデマンド車両の運転手は適切に休息を取ることができ、オンデマンド車両の運行を適切に実施することができる。
以下、本発明の一実施形態に係るオンデマンド車両運行管理装置(以下、本装置と称呼する。)について図面を参照しながら説明する。
図1は、本装置の適用可能なオンデマンド車両の運行を管理するオンデマンド車両運行管理システムの概略構成を示している。本実施形態におけるオンデマンド車両運行管理システムは、複数のユーザ(利用者)からの要望(デマンド)に応じて運行される複数台のオンデマンド車両であるオンデマンドバス10と、本装置を備えて各オンデマンドバス10の運行計画を決定して運行を管理する運行管理センタ20と、それぞれのユーザが所持している情報端末装置30とを備えている。そして、このオンデマンド車両運行管理システムにおいては、各オンデマンドバス10(より詳しくは、後述する運行情報端末装置11)、運行管理センタ20及び情報端末装置30が、例えば、インターネット回線網や携帯電話回線網等のネットワーク40によって互いに通信可能に接続されている。
オンデマンドバス10は、周知の通り、運行経路や運行時刻等(以下、これらをまとめて「運行計画」とも称呼する。)が固定されておらず、後述する運行管理センタ20によってユーザの要望(要求)に応じて適宜決定された運行計画に従って特定地域を走行する乗合車両である。このため、オンデマンドバス10には、運行管理センタ20との通信により運行計画を表す運行計画情報を含む各種情報を送受信する運行情報端末装置11が搭載されている。運行情報端末装置11は、図2に示すように、電子制御ユニット11a、通信ユニット11b、記憶ユニット11c、報知ユニット11d及びGPSユニット11eを備えている。
電子制御ユニット11aは、CPU、ROM、RAM等を主要構成部品とするマイクロコンピュータであり、オンデマンドバス10に搭載される運行情報端末装置11の動作を統括的に制御する。通信ユニット11bは、ネットワーク40を介した無線通信により、運行管理センタ20との間の通信を実現するものである。記憶ユニット11cは、ハードディスクや半導体メモリ等の記憶媒体及び同記憶媒体のドライブ装置を含むものである。そして、記憶ユニット11cは、電子制御ユニット11aが運行情報端末装置11の作動を統括的に制御するにあたって必要なプログラム及び後述するように運行管理センタ20から提供される運行計画情報を含む各種データを予め又は更新可能に記憶している。報知ユニット11dは、表示ディスプレイやスピーカ等から構成されている。そして、報知ユニット11dは、電子制御ユニット11aによる制御に従って、表示ディスプレイの画面上に文字、図形等を表示したり、音声をスピーカから出力して、運行計画情報を報知するものである。GPSユニット11eは、GPS(Global Positioning System)衛星からの電波を受信して、運行情報端末装置11が搭載されるオンデマンドバス10の位置を検出するものである。
運行管理センタ20は、ユーザの要望(要求)に応じたオンデマンドバス10の運行計画を決定し、オンデマンドバス10に運行計画情報を提供して運行を管理するものである。又、運行管理センタ20は、ユーザに対して運行計画情報を提供するとともにオンデマンドバス10の運行に関する各種情報を提供するものである。このため、運行管理センタ20は、図3に示すように、サーバ21と通信装置22とを備えている。
サーバ21は、制御装置21a、記憶装置21b及び通信インターフェース21cを備えている。制御装置21aは、CPU、ROM、RAM等からなるマイクロコンピュータを主要構成部品とするものであり、オンデマンドバス10(或いは、運行する便)ごとの運行計画の決定(確定)及び運行の管理に関するサーバ21の動作を統括的に制御する。記憶装置21bは、ハードディスクや半導体メモリ等の記憶媒体及び同記憶媒体のドライブ装置を含むものであり、各種プログラム及び各種データを記憶している。通信インターフェース21cは、運行管理センタ20内に構築された通信回線(例えば、LAN回線等)に接続するためのインターフェースである。又、記憶装置21bには、それぞれのオンデマンドバス10の需要(すなわち要望)に関する需要情報(以下、ユーザによる「予約情報」とも称呼する場合がある。)を検索可能に蓄積して記憶する需要データベース21dと、それぞれのオンデマンドバス10の運行計画情報を含む運行情報を検索可能に蓄積して記憶する運行データベース21eとが構築されている。
需要データベース21dは、ユーザによるオンデマンドバス10の利用に関する需要情報、具体的に、希望乗降地点を表す希望乗降地点情報、希望する出発又は到着時刻を表す希望時刻情報、希望する出発時刻又は到着時刻に対してユーザが許容することができる付加時間を表す乗降ステータス情報と、ユーザを識別するためのユーザ識別情報とを互いに関連付けて検索可能に蓄積して記憶している。運行データベース21eは、ユーザの要望(要求)に応じたオンデマンドバス10の運行に関する運行情報、具体的に、運行経路や運行時刻を表す運行計画情報に加えて、オンデマンドバス10に乗車を希望する、言い換えれば、運行計画に従ってオンデマンドバス10が運行される便の利用を希望する乗客の人数を表す乗客者数情報と、オンデマンドバス10を識別するためのバス識別情報とを互いに関連付けて検索可能に蓄積して記憶している。
通信装置22は、運行管理センタ20内に構築された通信回線を介してサーバ21と接続されている。そして、通信装置22は、ネットワーク40に接続して、運行情報端末装置11及び情報端末装置30との通信を実現するものである。これにより、通信装置22は、運行情報端末装置11との間でバス識別情報及び運行情報(特に、運行計画情報)を送受信する。又、通信装置22は、情報端末装置30との間でユーザ識別情報及び予約情報(需要情報)を送受信したり、決定した運行計画情報やオンデマンドバス10の利用に際してユーザの要望(要求)に応えられないことを表すお断り情報を送信したりする。
情報端末装置30は、ユーザによって操作されて、例えば、電子メールによる文字データや音声による通話によって需要情報(予約情報)を運行管理センタ20に送信したり、運行管理センタ20から運行計画情報やお断り情報を受信するものである。このため、情報端末装置30は、図4に示すように、互いに通信可能に接続された入力ユニット31、表示ユニット32、電子制御ユニット33、記憶ユニット34及び通信ユニット35を備えている。入力ユニット31は、例えば、キーボードや表示ユニット32内に組み込まれて表示パネルのタッチ操作を検出するタッチパネル式キーボード、或いは、外部(具体的には、運行管理センタ20に常駐するオペレータ等)との間の通話を可能とする音声入力デバイス等から構成されるものである。表示ユニット32は、例えば、液晶表示器等からなり、文字、図形等を表示パネル上に表示するものである。
電子制御ユニット33は、CPU、ROM、RAM等からなるマイクロコンピュータを主要構成部品とするものであり、各種アプリケーションプログラムの実行により入力ユニット31、表示ユニット32、記憶ユニット34及び通信ユニット35の作動を統括的に制御する。記憶ユニット34は、電子制御ユニット33が情報端末装置30の作動を統括的に制御するための各種アプリケーションプログラム及び各種データを記憶するとともに、予約情報(需要情報)の送信に際して運行管理センタ20にアクセスするために必要なユーザ識別情報(具体的には、ユーザID及びパスワード等)を記憶する。通信ユニット35は、ネットワーク40に接続して、ユーザ識別情報及び予約情報(需要情報)や、運行計画情報、お断り情報、音声データ等を運行管理センタ20に送受信する機能を実現する。
ここで、情報端末装置30としては、具体的に、スマートフォン等の携帯電話やタブレット型の情報端末、ラップトップ型のパーソナルコンピュータ等を採用することができる。尚、この場合、携帯性に劣るものの、例えば、自宅等に設置されたデスクトップ型のパーソナルコンピュータや、自宅等に設置された固定電話等を利用可能であることは言うまでもない。
次に、上記のように構成した本実施形態の動作を機能ブロック図を参照しながら説明する。本実施形態における運行管理センタ20のサーバ21(より詳しくは、制御装置21a)は、図5に示すように、経路データ作成部50、予約受付処理部60、運行計画確定処理部70及び予約追加受付処理部80からなる。尚、詳細を省略するが、運行管理センタ20のサーバ21は、オンデマンドバス10を運行させる運行エリアである運行地域(運行地区)の現在情報として、道路や地形等を表す地図情報、各道路上における交差点等のノード間で表される道路区間の渋滞情報(混雑度や道路区間又は所定区間の走行時間等)、気象情報、オンデマンドバス10の現在位置等を収集して運行データベース21eの所定記憶位置に記憶するようになっている。又、オンデマンドバス10の運行台数については、運行エリアである運行地域(運行地区)の広さやユーザの数に応じて適宜決定されるものであり、更には、商店街や、病院、公共施設、地形的特徴(坂道の有無等)、時間帯等に基づいても決定される。尚、この場合、運行地域(運行地区)を割り当てないオンデマンドバス10を用意しておき、乗車を希望するユーザが少ない運行地域(運行地区)に対して、このオンデマンドバス10をユーザからの要望(要求)に応じて臨時に割り当てるように実施することも可能である。
経路データ作成部50は、データ入力部51を備えている。データ入力部51は、運行データベース21eから、同データベース21eの所定記憶位置に更新可能に記憶されている地図情報(地図データ)や、渋滞情報、気象情報等を取得して入力する。そして、データ入力部51は、入力した各情報を候補経路・時間作成部52に供給する。
候補経路・時間作成部52は、運行を管理するオンデマンドバス10を走行させる運行エリアである運行地域(運行地区)を所定のサブエリアに分割(区画)し、このサブエリアごとに、オンデマンドバス10が走行可能な経路を探索して候補経路として決定する。又、候補経路・時間作成部52は、探索した候補経路における地点間(ノード間)をオンデマンドバス10が走行する際に必要となる時間(以下、「所要時間」と称呼する。)を決定する。
更に、候補経路・時間作成部52は、探索した候補経路のうちの一つをオンデマンドバス10を運行させる際の基本となる経路(以下、この経路を「基本経路」と称呼する。)として決定する。そして、候補経路・時間作成部52は、基本経路上から離間した地点(ノード)に向けて枝分かれした経路を加味した経路(以下、この経路を「基本経路外」と称呼する。)を探索した場合には、オンデマンドバス10が前記地点(ノード)に立ち寄る(経由する)際に必要となる時間(以下、「調整時間」と称呼する。)を決定する機能を発揮する。以下、この候補経路・時間作成部52による候補経路、所要時間及び調整時間の決定を図6を用いて詳細に説明する。
候補経路・時間作成部52は、データ入力部51を介して運行データベース21eから取得した地図情報(地図データ)を用いて、オンデマンドバス10が走行可能な経路を探索する。このとき、候補経路・時間作成部52は、オンデマンドバス10を運行させる運行エリアを、例えば、ユーザによるオンデマンドバス10の需要や土地利用(住宅地や密集地、標高等)に基づいて所定の大きさのサブエリアごとに分割(区画)し、このサブエリアごとに基本経路及び基本経路外の経路を探索する。この探索を、例示的に図6を用いて説明すると、候補経路・時間作成部52は、オンデマンドバス10を運行させる運行エリアをサブエリアA、サブエリアB、サブエリアC・・・に分割する。ここで、図6においては、理解を容易とするために、サブエリアA、サブエリアB、サブエリアC・・・を同一の矩形状に分割するが、サブエリアの分割に関しては矩形状に限定されるものではなくいかなる形状や大きさで分割(区画)可能であることは言うまでもない。
そして、候補経路・時間作成部52は、地図情報(地図データ)に基づき、サブエリアA内に存在するノード1、ノード2及びノード3を特定するとともに、サブエリアBとの境界に存在するノード1001を特定し、これらノード1〜3及びノード1001を通る経路を探索する。具体的に、候補経路・時間作成部52は、サブエリアAにおける出発地点であるノード1とノード3とを直接的に結ぶとともにノード3とノード1001とを直接的に結ぶ経路を基本経路A100として決定する。又、候補経路・時間作成部52は、サブエリアAにおいて、基本経路A100上から離間したノード2が存在するため、このノード2を経由する経路を基本経路外A110として探索する。すなわち、候補経路・時間作成部52は、ノード1からノード2を経由してノード3に至り、更にノード1001までを結ぶ経路を基本経路外A110として探索する。
同様に、候補経路・時間作成部52は、地図情報(地図データ)に基づき、サブエリアBに存在するノード4及びノード5を特定するとともに、サブエリアAとの境界に存在するノード1001及びサブエリアCとの境界に存在するノード1002を特定し、これらノード1001、ノード4,5及びノード1002を通る経路を探索する。具体的に、候補経路・時間作成部52は、サブエリアBにおける出発地点であるノード1001からノード4及びノード5を介してノード1002までを結ぶ経路を基本経路B100として探索する。
尚、上記説明においては、理解を容易とするために、単に各ノードに番号を付すようにした。この場合、より具体的に、各ノードを、例えば、周知にように経度及び緯度を用いた座標によって表すことが可能であり、これによって各ノード間を経度及び緯度を用いて表すことが可能であることは言うまでもない。
このように、候補経路・時間作成部52は、オンデマンドバス10を運行させる運行エリアを複数のサブエリアに分割し、各サブエリア内に存在する複数のノードを通る経路を探索する。そして、探索した経路のうちから基本経路を決定するとともに基本経路外を決定する。候補経路・時間作成部52は、サブエリアごとに決定した基本経路及び基本経路外を経路データRi(i=0,…,N)としてデータ出力部53に出力する。
又、候補経路・時間作成部52は、決定した各基本経路上をオンデマンドバス10が走行する際の所要時間を決定するとともに、決定した各基本経路外をオンデマンドバス10が走行する際の調整時間を決定する。この場合、候補経路・時間作成部52は、分割(区画)したサブエリアごとに所要時間及び(又は)調整時間を決定する。以下、具体的に図6を用いて説明する。
まず、所定時間の決定から説明する。候補経路・時間作成部52は、データ入力部51を介して運行データベース21eから取得した地図情報(地図データ)や、渋滞情報、気象情報を用いて、サブエリアごとについて決定した基本経路上をオンデマンドバス10が走行するときの所要時間を決定する。すなわち、候補経路・時間作成部52は、サブエリアごとに異なる需要の大きさや土地利用状況(言い換えれば、サブエリアごとの特徴)に基づき、又、曜日や時間帯、気象によって変動し得る所要時間を決定する。
具体的に、図6の場合を例示的に説明すると、まずサブエリアAにおいて、候補経路・時間作成部52は、地図情報(すなわち、土地利用状況)、渋滞情報及び気象情報に基づいて、基本経路A100の出発地点であるノード1からノード3までの所要時間を10分に決定し、ノード3からノード1001までの所要時間を7分に決定する。同様に、サブエリアBにおいて、候補経路・時間作成部52は、基本経路B100の出発点であるノード1001からノード4までの所要時間を8分に決定し、ノード4からノード5までの所要時間を7分に決定し、ノード5からノード1002までの所要時間を2分に決定する。
一方、候補経路・時間作成部52は、基本経路外を探索した場合には、サブエリアごとについて調整時間を決定する。すなわち、候補経路・時間作成部52は、オンデマンドバス10が基本経路上を走行する際の所要時間に対し、基本経路外に従ってオンデマンドバス10が経由地点を通過するために必要な調整時間をサブエリアごとに決定する。
具体的に、図6の場合を例示的に説明すると、上述したように、サブエリアAにおいては、基本経路A100に対して、基本経路A100から枝分かれしたノード2を経由する基本経路外A110が探索されている。この場合、候補経路・時間作成部52は、地図情報(すなわち、土地利用状況)、渋滞情報及び気象情報に基づいて、基本経路A100(基本経路外A110)の出発地点であるノード1からノード2までの所要時間を10分に決定するとともに、オンデマンドバス10が基本経路A100からノード2を経由してノード3に向かうとした場合にノード2までの往復にかかる5分をサブエリアAの調整時間として決定する。すなわち、候補経路・時間作成部52は、基本経路A100から枝分かれした地点であるノード2を特定することなく、枝分かれした地点を経由するとした場合に所要時間に比して必要な(加算される)時間(図6の例ではノード2までの往復に必要な5分)をサブエリアAの調整時間として決定する。
一方、図6においては、上述したように、サブエリアBに基本経路外は決定されていない。従って、候補経路・時間作成部52は、サブエリアBについては、調整時間を決定しない。このように、サブエリアごとに所要時間及び(又は)調整時間を決定すると、候補経路・時間作成部52は、各サブエリアにおける出発地点のノードから各ノードまでの所要時間Tj(j=0,…,M)と、各サブエリアに対応付けられた調整時間とをデータ出力部53に出力する。
データ出力部53においては、候補経路・時間作成部52から出力された、各サブエリアごとに決定された経路データRi(i=0,…,N)、所要時間Tj(j=0,…,M)及び各サブエリアの調整時間を取得する。そして、データ出力部53は、取得した経路データRi(i=0,…,N)、所要時間Tj(j=0,…,M)及び各サブエリアの調整時間を運行データベース21eに出力する。これにより、運行データベース21eの所定記憶位置には、各サブエリアの基本経路と基本経路外とについて所要時間及び調整時間が検索可能な情報テーブルとして記憶される。具体的に例示して説明すると、運行データベース21eは、図7に示すように、サブエリアAの基本経路A100及びサブエリアBの基本経路B100については各ノードNo.と所要時間とを対応させて記憶する。又、サブエリアAの基本経路外A100については、各ノードNo.と所要時間とを対応させて記憶するとともに、太字により示すようにサブエリアAの調整時間(5分)を記憶する。
尚、サブエリアAには、調整時間として5分が決定されている。このため、ユーザの要望(要求)により、又は、過去の実績に基づき、例えば、オンデマンドバス10がノード2を経由することになった場合には、ノード3までの所要時間は5分が加算されて15分となり、ノード1001までの所要時間は5分が加算されて22分となることは言うまでもない。
次に、予約受付処理部60を説明する。予約受付処理部60は、図5に示すように、データ入力部61を備えている。データ入力部61は、需要データベース21dから、同データベース21dの所定記憶位置に更新可能に記憶されている予約情報(需要情報)を取得して入力する。そして、データ入力部61は、入力した予約情報(需要情報)を運行計画候補作成部62に供給する。又、データ入力部61は、運行データベース21eから、同データベース21eの所定記憶位置に記憶されている経路データRi、所要時間Tj及び調整時間を取得して入力する。そして、データ入力部61は、入力した経路データRi、所要時間Tj及び調整時間を運行計画候補作成部62に供給する。
ここで、ユーザによる予約情報(需要情報)の送信について説明しておく。オンデマンドバス10の利用を希望するユーザにおいては、自身が所持する情報端末装置30を用いて予約情報(需要情報)を運行管理センタ20に送信することができるとともに、例えば、自宅に設置された固定電話を利用して運行管理センタ20に常駐しているオペレータに対して音声による通話によって予約情報(需要情報)を伝達することもできる。以下、主に、情報端末装置30を用いて予約情報(需要情報)を送信(伝達)する場合を説明する。
ユーザが情報端末装置30を利用して運行管理センタ20に予約情報(需要情報)を送信する場合、ユーザは、情報端末装置30にて予約情報(需要情報)を送信するために、例えば、運行管理センタ20から提供された所定のアプリケーションプログラムを起動させる。そして、ユーザは、情報端末装置30の入力ユニット31を利用し、この所定のアプリケーションプログラムに従い、希望乗降地点情報、希望時刻情報及び乗降ステータス情報を予約情報(需要情報)すなわち要望として入力する。ここで、乗降ステータス情報としては、希望時刻Tに対し、例えば、「希望時刻Tまでに到着」を希望するときには「T−15(分)」を入力し、「希望時刻Tから出発」を希望するときには「T+15(分)」を入力し、「希望時刻T頃までに到着(出発)」を希望するときには「T−15(分)」及び「T+15(分)」を入力し、特段の希望がないときには「T−30(分)」及び「T+30(分)」を入力する。このように、予約情報(需要情報)が入力されると、情報端末装置30の電子制御ユニット33は、入力された予約情報(需要情報)と記憶ユニット34に記憶しているユーザ識別情報とを、通信ユニット35を介して運行管理センタ20に送信する。
運行管理センタ20においては、サーバ21の制御装置21aが通信装置22を利用してユーザの情報端末装置30から送信された予約情報(需要情報)及びユーザ識別情報を取得して受け付ける。そして、制御装置21aは、予め設けられていて、少なくとも、希望乗降地点情報によって表される希望乗降地点、希望時刻情報によって表される希望乗車(及び/又は降車)時刻及び乗降ステータス情報によって表される付加時間を入力項目とする予約情報テーブルに対して、受け付けた予約情報(需要情報)の対応する各項目を入力する。そして、受け付けた予約情報(需要情報)に基づいて予約情報テーブルの各項目を入力すると、制御装置21aは、この予約情報テーブルと受け付けたユーザ識別情報とを関連付けて、需要データベース21dの所定記憶位置に検索可能に記憶する。ここで、希望乗降地点について、例えば、ユーザの自宅が指定されている場合には、制御装置21aは予め需要データベース21dに登録されているユーザの自宅の住所等を予約情報テーブルに関連付けて記憶する。
尚、ユーザが、例えば、通話によって予約情報(需要情報)を運行管理センタ20のオペレータに伝達する場合においては、まず、オペレータが通話によってユーザから氏名と予約情報(需要情報)、すなわち、希望乗降地点情報、希望時刻情報及び乗降ステータス情報を取得して受け付ける。そして、オペレータは、図示を省略するが、運行管理センタ20に設けられた入力ユニット(例えば、キーボード等)を利用して、制御装置21aに対し、前期受け付けた予約情報(需要情報)の各項目を入力する。又、オペレータは、取得したユーザの氏名を用いて予め登録されているユーザ識別情報を取得し、このユーザ識別情報を制御装置21aに入力する。これにより、制御装置21aは、オペレータによって入力された各項目を反映した予約情報テーブルと入力されたユーザ識別情報とを関連付けて、需要データベース21dの所定記憶位置に検索可能に記憶する。
ここで、ユーザがオンデマンドバス10を利用するにあたっては、運行管理センタ20(より詳しくは、サーバ21)が、後述するように運行計画を確定(決定)するため、ある程度の時間が必要となる。このため、サーバ21(制御装置21a)は、予約情報(需要情報)を取得すると、現在の時刻から、少なくとも、希望時刻情報によって表される希望乗車時刻又は希望降車時刻(すなわち希望時刻)までの時間が所定の時間以下となるように指定されているときには、ユーザに対してお断り情報を送信するようになっている。言い換えれば、サーバ21(制御装置21a)は、少なくとも、所定の時間が確保できる時点までは予約情報(需要情報)を受け付け、所定の時間が確保できない時点以降は予約情報(需要情報)の受け付けを締め切るようになっている。
運行計画候補作成部62は、データ入力部61を介して取得した予約情報(需要情報)、経路データRi(i=0,…,N)、所要時間Tj(j=0,…,M)及び調整時間を用いて、予約情報(需要情報)を送信したユーザに対応する運行計画候補を作成する。すなわち、運行計画候補作成部62は、探索された経路データRi(i=0,…,N)を順に取得し、取得した経路データRi(i=0,…,N)においてユーザが要望(要求)している希望乗降地点を通過可能であるか否かを判定する。加えて、運行計画候補作成部62は、取得した経路データRi(i=0,…,N)において決定された所要時間Tj(j=0,…,M)に従い、オンデマンドバス10が希望乗降地点間を希望乗降時刻及び付加時間によって運行可能であるか否かを判定する。そして、運行計画候補作成部62は、希望乗降地点を通過し、付加時間を加味した希望乗降時刻(希望時刻)によって運行可能な経路データ及び所要時間、すなわち、候補経路及び運行時刻を運行計画候補として作成する。
このため、運行計画候補作成部62(より詳しくは、制御装置21aのCPU)は、図8に示すフローチャートに従う運行計画候補作成プログラムを実行する。以下、この運行計画候補作成プログラムに従う各処理を具体的に説明する。
運行計画候補作成部62(より詳しくは、制御装置21aのCPUであるため、以下、単に「CPU」と称呼する。)は、ステップS10にて運行計画候補作成プログラムの実行を開始し、続くステップS11にてユーザから予約情報(需要情報)が送信されているか否かを判定する。すなわち、CPUは、需要データベース21dの所定記憶位置に記憶されている予約情報テーブルが更新されていれば、ユーザから予約情報(需要情報)が送信されているため、「Yes」と判定してステップS12に進む。一方、予約情報テーブルが更新されていなければ、ユーザから予約情報(需要情報)が送信されていないため、CPUは「No」と判定してステップS23に進み、本プログラムの実行を一旦終了する。そして、所定の短い時間の経過後、CPUは、再びステップS10にて運行計画候補作成プログラムの実行を開始する。
ステップS12からステップS19までの各ステップ処理は、経路データ作成部50の候補経路・時間作成部52によって作成された複数の経路データRi(i=0,…,N)及びこれらの経路データRi(i=0,…,N)における所要時間Tj(j=0,…,M)のそれぞれについて、ユーザから送信された予約情報(需要情報)すなわち要望を満たすか否かを判定する。言い換えれば、ユーザが希望する予約情報(需要情報)を満たしてオンデマンドバス10を運行させる候補経路及び運行時刻、すなわち、運行計画候補が存在するか否かを判定する。
具体的に、ステップS12においては、CPUは、経路データRiを識別する番号i及び所要時間Tjを識別する番号jをそれぞれ「0」にリセットする。そして、CPUは、ステップS13に進む。ステップS13においては、CPUは、データ入力部61によって運行データベース21eから入力された経路データRiを番号i=「0」から順次取得する。そして、CPUは、ステップS14に進む。
ステップS14においては、CPUは、まず、前記ステップS13にて取得した経路データRiについて、取得した経路データRiによって表される経路上をオンデマンドバス10が走行するとき、ユーザが希望している希望乗降地点を通過するか否かを判断する。続いて、CPUは、希望乗降地点を通過する経路データRiについて、同経路データRiに対応して決定された所要時間Tjを番号j=「0」から順次取得する。そして、CPUは、経路データRiによって表される経路上を所要時間Tjに従ってオンデマンドバス10が走行するとき、ユーザが希望している希望乗降地点に希望時刻である希望乗降時刻又は希望乗降時刻に付加時間を加えた時刻により出発又は到着するように運行可能であるか否かを判断する。
このように所要時間Tjを用いたオンデマンドバス10の運行可否を判断すると、CPUはステップS15に進んで所要時間Tjの番号jを「1」だけインクリメントする。そして、CPUは、続くステップS16にて所要時間Tjの番号jが最終番号である「M」よりも大きくなるまで繰り返し「No」と判定することにより、前記ステップS14において、前記ステップS13にて取得した経路データRiに対応して決定された所要時間Tj(j=0,…,M)に従ってオンデマンドバス10の運行可否を判断することができる。
一方、CPUは、ステップS16にて所要時間Tjの番号jが最終番号である「M」よりも大きくなると、「Yes」と判定してステップS17に進み、経路データRiの番号iを「1」だけインクリメントする。そして、CPUは、続くステップS18にて経路データRiの番号iが最終番号である「N」よりも大きくなるまで繰り返し「No」と判定することにより、前記ステップS13において順次経路データRiを取得し、前記ステップS14にて前記取得した経路データRiに対応して決定された所要時間Tj(j=0,…,M)に従ってオンデマンドバス10の運行可否を判断することができる。
そして、CPUは、ステップS18にて経路データRiの番号iが最終番号である「N」よりも大きくなると、「Yes」と判定してステップS19に進む。すなわち、前記ステップS18にて「Yes」と判定する場合には、現在、探索されている全経路データRi(i=0,…,N)及び各経路データRi(i=0,…,N)に対応する全所要時間Tj(j=0,…,M)について、ユーザによって送信された予約情報(需要情報)を満たすオンデマンドバス10の運行可否を判断した場合である。従って、CPUは、ステップS19にて、前記ステップS13〜S18までの各ステップ処理を実行することにより、ユーザによって送信された予約情報(需要情報)に含まれる要望(要求)を満たしてオンデマンドバス10を運行させることができる経路データRiすなわち候補経路が存在するか否かを判定する。
具体的に、CPUは、候補経路が存在するときは、「Yes」と判定してステップS20に進む。一方、候補経路が存在しないときは、「No」と判定してステップS22に進む。ステップS22においては、CPUは、ユーザの要望(要求)を満たす候補経路が存在しないため、ユーザをオンデマンドバス10に乗車させることができないと決定する。そして、CPUは、ステップS23に進み、運行計画候補作成プログラムの実行を一旦終了し、所定の短い時間の経過後、再び、ステップS10にて同プログラムの実行を開始する。
ステップS20においては、今回、予約情報(需要情報)を送信したユーザを乗車させるに際して、CPUは、候補経路上を走行させるオンデマンドバス10の定員枠に余裕があるか(定員枠内であるか)否かを判定する。すなわち、候補経路上を走行させるオンデマンドバス10の定員枠に余裕があってユーザを乗車させることが可能であれば、CPUは「Yes」と判定してステップS21に進む。一方、候補経路上を走行させるオンデマンドバス10の定員枠に余裕がなくユーザを乗車させることが不能であれば、CPUは「No」と判定してステップS22に進む。そして、CPUは、ステップS22にてユーザをオンデマンドバス10に乗車させることができないと決定する。その後、CPUはステップS23に進み、運行計画候補作成プログラムの実行を一旦終了し、所定の短い時間の経過後、再び、ステップS10にて同プログラムの実行を開始する。
ステップS21においては、CPUは、今回、予約情報(需要情報)を送信したユーザをオンデマンドバス10に乗車させることが可能であると判断して決定し、このオンデマンドバス10を運行させる候補経路(経路データRi)及び運行時刻(所要時間Tj)を運行計画候補として決定する。このように、運行計画候補を決定すると、CPUはステップS23に進んで運行計画候補作成プログラムの実行を一旦終了し、所定の短い時間の経過後、再び、ステップS10にて同プログラムの実行を開始する。
このように、運行計画候補作成プログラムを実行することにより、運行計画候補を決定するとともに、ユーザのオンデマンドバス10への乗車可否を決定すると、運行計画候補作成部62は、今回、予約情報(需要情報)を送信したユーザに対応して決定した運行計画候補を表す運行計画候補情報をデータ出力部63に出力する。尚、運行計画候補作成部62は、オンデマンドバス10への乗車可否を表す乗車可否情報もデータ出力部63に出力する。
データ出力部63においては、運行計画候補作成部62から出力された運行計画候補情報及び乗車可否情報を取得する。そして、データ出力部63は、取得した運行計画候補情報を運行データベース21eに出力する。これにより、運行データベース21eの所定記憶位置には、今回、予約情報(需要情報)を送信したユーザに対応する運行計画候補情報が検索可能に蓄積されて記憶される。又、データ出力部63は、取得した乗車可否情報を需要データベース21dに出力する。これにより、需要データベース21dの所定記憶位置には、今回、予約情報(需要情報)を送信したユーザに関連付けられて乗車可否情報が記憶される。従って、サーバ21(制御装置21a)は、記憶された乗車可否情報に基づき、ユーザがオンデマンドバス10に乗車できない場合には、通信装置22を利用して、該当するユーザにお断り情報を送信することができる。
次に、運行計画確定処理部70を説明する。運行計画確定処理部70は、図5に示すように、データ入力部71を備えている。データ入力部71は、需要データベース21dから、同データベース21dの所定記憶位置に、運行当日までに蓄積されて記憶された複数ユーザの予約情報(需要情報)を取得して入力する。そして、データ入力部71は、入力した複数ユーザの予約情報(需要情報)を調整時間設定・計画確定部72に供給する。又、データ入力部71は、運行データベース21eから、同データベース21eの所定記憶位置に蓄積されて記憶された運行計画候補情報及び運行可能なオンデマンドバス10のバス識別情報や、台数、乗員数を表すバス情報を取得して入力する。そして、データ入力部71は、入力した運行計画候補情報及びバス情報を調整時間設定・計画確定部72に供給する。
調整時間設定・計画確定部72は、データ入力部71を介して取得した複数ユーザの予約情報(需要情報)、運行計画候補情報及びバス情報を用いて、オンデマンドバス10に乗車する複数のユーザの要望(要求)に合った運行計画を確定する。このため、調整時間設定・計画確定部72(より詳しくは、制御装置21aのCPU)は、図9に示すフローチャートに従う運行計画確定処理プログラムを実行する。以下、この運行計画確定処理プログラムに従う各処理を具体的に説明する。
調整時間設定・計画確定部72(より詳しくは、制御装置21aのCPUであるため、以下、単に「CPU」と称呼する。)は、ステップS50にて運行計画確定プログラムの実行を開始する。そして、CPUは、続くステップS51にて運行させるオンデマンドバス10とユーザの要望(要求)に応じて送迎する便との各組み合わせに対応する全運行計画情報(具体的に、候補経路及び運行時刻)について、所定の評価式である評価関数の評価値を計算する。
すなわち、CPUは、評価項目が、各ユーザの希望乗降時刻(希望時刻)との差、オンデマンドバス10の移動距離及び各サブエリアごとに決定されている調整時間であり、制約条件が便ごとの時間枠(最長時間)である評価関数を所定の評価式として採用する。ここで、評価項目である各ユーザの希望乗降時刻(希望時刻)との差については、予約情報(需要情報)によって表される希望乗降時刻と運行計画候補情報によって表される運行時刻とに基づいて決定される。又、評価項目であるオンデマンドバス10の移動距離については、予約情報(需要情報)によって表される希望乗降地点や、運行計画候補情報によって表される候補経路、バス情報によって表されるオンデマンドバス10の乗員数(一度に多くのユーザを送迎できるか否か)に基づいて決定される。更に、評価項目である各サブエリアごとに決定されている調整時間については、運行計画候補情報によって表される候補経路及び運行時刻に対応付けられている調整時間に基づく。
そして、CPUは、例えば、周知の計算方法に従って評価項目に対する重みを適宜設定し、全運行計画候補情報によって表される全候補経路について、各ユーザの希望乗降時刻(希望時刻)との差、移動距離及び調整時間を評価項目とする評価関数の評価値を計算する。このように、評価関数の評価値を計算すると、CPUはステップS52に進む。ステップS52においては、CPUは、前記ステップS51にて計算した評価値に基づき、例えば、評価値が最大又は最小となる、具体的には、各ユーザの希望乗降時刻(希望時刻)との差が最小であり、移動距離が最小であり、更には、調整時間が最大となる評価関数の最適解を選択する。そして、CPUは、評価関数の最適解、言い換えれば、複数ユーザの要望(要求)を適切に満足する候補経路すなわち運行経路及びこの運行経路に対応する運行時刻からなる運行計画候補を選択すると、ステップS53に進む。
ステップS53においては、CPUは、前記ステップS52にて選択した運行計画候補に基づき、1日を通して、運転手の休憩時間が確保されているか否かを判断する。すなわち、CPUは、運行計画候補、言い換えれば、運転手がオンデマンドバス10を運行させる便と便との間の時間が、予め休憩時間として設定された時間以上空いているか否かを判断する。具体的に、例えば、午前中に運行される便A(運行計画候補)と午後に運行される便B(運行計画候補)とが選択された状況を想定する。この状況において、便Aが運行を終えて12時に戻り、便Bが13時に運行を開始する場合には、便Aと便Bとの間に1時間の空き時間が存在する。この場合、例えば、昼休憩として1時間が設定されていれば、CPUは、空き時間の1時間が昼休憩時間として確保されていると判断する。一方、便Aが運行を終えて12時に戻り、便Bが12時30分に運行を開始する場合には、便Aと便Bとの間に30分の空き時間が存在する。この場合においては、CPUは、空き時間の30分が昼休憩時間として確保されていないと判断する。
このように、休憩時間が確保されているか否かを判断すると、CPUは、ステップS54に進んで、前記ステップS53の判断により、運転手の休憩時間が確保されていれば、「Yes」と判定してステップS55に進む。一方、前記ステップS53の判断により、運転手の休憩時間が確保されていなければ、「No」と判定してステップS51に戻る。そして、再び、前記ステップS51〜S53の各ステップS処理を実行し、運転手の休憩時間が確保されるまで、繰り返しステップS54にて「No」と判定し続ける。
ステップS55においては、CPUは、前記ステップS52にて選択した運行計画候補、より詳しくは、候補経路(運行経路)に対応付けられていてサブエリアごとに決定されている調整時間を割り振る。すなわち、CPUは、例えば、需要データベース21dの所定記憶位置に蓄積されて記憶された過去の予約情報(需要情報)すなわち過去の実績のうち、今回の予約情報(需要情報)によって表される要望と同一時間帯及び同一サブエリアの過去の予約情報(需要情報)を参照し、今回、選択した運行計画候補では経由しないものの、過去の実績において経由する頻度の高いノード(地点)が存在しているときには、このノード(地点)を経由することを想定して、決定された調整時間を運行計画候補の運行時刻に加味する(割り振る)。言い換えれば、CPUは、サブエリアごとに決定されている調整時間を全て運行計画候補の運行時刻に加味するのではなく、経由する必要がある(或いは、経由した方が良い)ノード(地点)を選択した場合には、この選択したノード(地点)を経由することを想定して、決定された調整時間を適宜増減して運行計画候補の運行時刻に加味する(割り振る)。このように、サブエリアごとに決定されている調整時間を割り振ると、CPUはステップS56に進む。
ステップS56においては、CPUは、前記ステップS52にて選択した運行計画候補に対して前記ステップS55にて調整時間を加味した(割り振った)運行計画候補を、最終的にオンデマンドバス10ごとの1日分の運行計画(便)として確定する。そして、CPU、1日分の運行計画(便)を確定すると、ステップS57に進み、運行計画確定処理プログラムの実行を終了する。
このように、運行計画確定処理プログラムを実行することにより、運行計画(便)を決定すると、調整時間設定・計画確定部72は、運行計画を表す運行計画情報とこの運行計画に従って運行されるオンデマンドバス10のバス識別情報とを対応付けてデータ出力部73に出力する。データ出力部73においては、調整時間設定・計画確定部72から出力された運行計画情報及びバス識別情報を取得する。そして、データ出力部73は、取得した運行計画情報及びバス識別情報を運行データベース21eに出力する。これにより、運行データベース21eの所定記憶位置には、オンデマンドバス10ごとの1日分の運行計画情報が検索可能に記憶される。
ここで、運行データベース21eの所定記憶位置に運行計画情報が記憶されると、サーバ21(制御装置21a)は、予約情報(需要情報)を送信したユーザに対して、希望乗降地点及び希望時刻によってオンデマンドバス10に乗車(又は降車)するために該当する運行計画情報すなわち便情報を、通信装置22を利用して送信する。これにより、ユーザは、例えば、情報端末装置30を介して受信した便情報を確認することにより、オンデマンドバス10の運行計画を把握することができ、希望乗降地点及び希望時刻によりオンデマンドバス10を利用することができる。
次に、予約追加受付処理部80を説明する。予約追加受付処理部80は、図5に示すように、データ入力部81を備えている。データ入力部81は、需要データベース21dから、同データベース21dの所定記憶位置に、運行当日であって運行計画確定処理部70によって運行計画が確定された後に記憶された追加予約情報(追加需要情報)を取得して入力する。そして、データ入力部81は、入力した追加予約情報(追加需要情報)を需要追加処理部82に供給する。又、データ入力部81は、運行データベース21eから、同データベース21eの所定記憶位置に記憶された運行計画情報及びバス識別情報を取得して入力する。そして、データ入力部81は、入力した運行計画情報及びバス識別情報を需要追加処理部82に供給する。
需要追加処理部82は、既に運行計画確定処理部70によって運行計画が確定された後において、追加予約が可能であるか否かを判断する。このため、需要追加処理部82(より詳しくは、制御装置21aのCPU)は、図10に示すフローチャートに従う予約追加対応処理プログラムを実行する。以下、この予約追加対応処理プログラムに従う各処理を具体的に説明する。
需要追加処理部82(より詳しくは、制御装置21aのCPUであるため、以下、単に「CPU」と称呼する。)は、ステップS100にて予約追加対応処理プログラムの実行を開始し、続くステップS101にてユーザから予約情報(需要情報)が追加されたか否かを判定する。すなわち、CPUは、需要データベース21dの所定記憶位置に記憶されている予約情報テーブルが追加予約情報(追加需要情報)に従って更新されていれば、ユーザから予約情報(需要情報)が追加されているため、「Yes」と判定してステップS102に進む。一方、予約情報テーブルが更新されていなければ、ユーザから予約情報(需要情報)が追加されていないため、CPUは「No」と判定してステップS112に進み、本プログラムの実行を一旦終了する。そして、所定の短い時間の経過後、CPUは、再びステップS100にて予約追加対応処理プログラムの実行を開始する。
ステップS102においては、CPUは、運行計画確定処理部70によって確定された運行計画情報によって表される1日分の運行計画、すなわち、オンデマンドバス10を1日運行する各便を表す便情報Br(r=0,…,L)を識別する番号rを「0」にリセットする。続いて、CPUは、ステップS103にて、データ入力部81によって運行データベース21eから入力された運行計画情報、言い換えれば、便情報Brを番号r=「0」から順次取得する。そして、CPUは、ステップS104に進む。
ステップS104においては、CPUは、前記ステップS103にて取得した便情報Brの番号rが最終便を表す「L」以下であるか否かを判定する。すなわち、CPUは、番号rが「L」以下であれば、言い換えれば、取得した便情報Brが最終便までの便情報であれば「Yes」と判定してステップS105に進む。一方、番号rが「L」よりも大きければ、言い換えれば、取得した便情報Brが本日の最終便よりも後の便情報であれば「No」と判定して、後述するステップS111に進む。
ステップS105においては、CPUは、データ入力部81によって入力された追加予約情報(追加需要情報)のうちの希望時刻情報に基づいて、前記ステップS103にて取得した便情報Brが希望乗降時刻(希望時刻)に合致する便であるか否かを判定する。すなわち、CPUは、取得した便情報Brがユーザの希望乗降時刻(希望時刻)に合致する便であれば、「Yes」と判定してステップS106に進む。一方、前記ステップS103にて取得した便情報Brが希望乗降時刻(希望時刻)に合致する便でなければ、CPUは「No」と判定して後述するステップS110に進む。
ステップS106においては、CPUは、データ入力部81によって入力された追加予約情報(追加需要情報)のうちの希望乗降地点情報に基づいて、前記ステップS105にてユーザの希望乗降時刻(希望時刻)に合致すると判定された便情報Br(以下、「希望便情報Br」と称呼する。)により運行されるオンデマンドバス10に、ユーザの希望乗降地点にて乗車(又は降車)する他の乗客(ユーザ)がいるか否かを判定する。すなわち、CPUは、ユーザの希望乗降地点にて乗車(又は降車)する他の乗客(ユーザ)がいれば「Yes」と判定してステップS108に進む。一方、ユーザの希望乗降地点にて乗車(又は降車)する他の乗客(ユーザ)がいなければ、CPUは「No」と判定してステップS107に進む。
ステップS107においては、CPUは、希望便情報Brによって表される運行経路及び運行時刻に対し、ユーザの希望乗降地点を経由するために必要な調整時間が確保されている(割り振られている)か否かを判定する。すなわち、CPUは、運行経路及び運行時刻に対してユーザの希望乗降地点を経由するために必要な調整時間が確保(加味)されていれば、「Yes」と判定してステップS108に進む。ここで、CPUは、追加予約情報(追加需要情報)を送信したユーザの希望乗降地点を経由するために、確保(加味)されている調整時間を用いて運行経路を変更する。
ステップS108においては、CPUは、希望便情報Brに従って運行されるオンデマンドバス10の定員枠に余裕があるか(定員枠内であるか)否かを判定する。すなわち、希望便情報Brに従って運行されるオンデマンドバス10の定員枠に余裕があって、追加予約情報(追加需要情報)を送信したユーザを乗車させることが可能であれば、CPUは「Yes」と判定してステップS109に進む。そして、CPUは、ステップS109にてユーザのオンデマンドバス10への乗車が可能と決定し、続くステップS112にて本プログラムの実行を一旦終了する。一方、希望便情報Brに従って運行されるオンデマンドバス10の定員枠に余裕がなく追加予約情報(追加需要情報)を送信したユーザを乗車させることが不能であれば、CPUは「No」と判定してステップS110に進む。そして、CPUは、ステップS110にて便情報Brの番号rを「1」だけインクリメントし、前記ステップS103にて次の便情報Brを取得する。
又、前記ステップS107にて、CPUは、運行経路及び運行時刻に対してユーザの希望乗降地点を経由するために必要な調整時間が確保(加味)されていなければ、「No」と判定してステップS111に進む。ステップS111においては、CPUは、前記ステップS104の判定処理に基づいて既にユーザが乗車可能なオンデマンドバス10の便が存在しない、或いは、前記ステップS107の判定処理に基づいて希望便情報Brに従って運行されるオンデマンドバス10が希望乗降地点を通過しないため、ユーザをオンデマンドバス10に乗車させることができないと決定する。その後、CPUはステップS112に進み、予約追加対応処理プログラムの実行を一旦終了する。そして、CPUは、所定の短い時間の経過後、再び、ステップS100にて同プログラムの実行を開始する。
このように、予約追加対応処理プログラムを実行することにより、希望便情報Brを判定するとともにこの希望便情報Brによって運行されるオンデマンドバス10への乗車を許可する、又は、オンデマンドバス10への乗車を許可しないことを決定すると、需要追加処理部82は、希望便情報Brとオンデマンドバス10への乗車可否を表す乗車可否情報とをデータ出力部83に出力する。データ出力部83においては、需要追加処理部82から出力された希望便情報Br及び乗車可否情報を取得する。そして、データ出力部83は、取得した希望便情報Br及び乗車可否情報を運行データベース21eに出力する。これにより、運行データベース21eの所定記憶位置には、今回、送信された追加予約情報(追加需要情報)を判定した希望便情報Brすなわち調整された(変更された)運行計画情報及び乗車可否情報が検索可能に記憶される。
これにより、サーバ21(制御装置21a)は、追加予約情報(追加需要情報)を送信したユーザに対して、希望便情報Brを通信装置22を利用して送信する。これにより、ユーザは、例えば、情報端末装置30を介して受信した希望便情報Brを確認することにより、オンデマンドバス10の運行計画を把握することができ、希望乗降地点及び希望時刻によりオンデマンドバス10を利用することができる。又、サーバ21(制御装置21a)は、既に運行計画情報すなわち便情報が送信されているユーザに対して、例えば、予約情報(需要情報)を追加したユーザが希望する乗降地点を経由するために運行経路が若干変更される場合において、変更が生じることを報知することもできる。更に、サーバ21(制御装置21a)は、記憶された乗車可否情報に基づき、追加予約情報(追加需要情報)を送信したユーザがオンデマンドバス10に乗車できない場合には、通信装置22を利用して、該当するユーザにお断り情報を送信することもできる。
以上の説明からも理解できるように、上記実施形態によれば、オンデマンドバス10の運行エリアを複数のサブエリアに分割(区画)し、サブエリアごとに必要十分な調整時間を設定することができる。これにより、運行上、無駄な時間(冗長時間)を生じさせることを抑制することができるとともに、調整時間を利用して自由度の高い運行計画を決定することができる。
すなわち、調整時間は、上述したように、サブエリアに対して設定されるものであり、例えば、サブエリア内の個々の特定地点を経由する場合の時間等、地点を特定した上で設定される調整時間ではない。従って、制御装置21aが、この調整時間を適宜増減して加味し運行計画を決定することにより、例えば、新たなユーザが追加予約情報(追加需要情報)を送信(伝達)した場合であっても、このユーザの希望乗降地点にオンデマンドバス10が向かう際の所要時間が希望乗降地点の存在するサブエリアごとに設定された調整時間内であれば、運行計画が決定された時点で予約情報(需要情報)を送信(伝達)していた他のユーザによるオンデマンドバス10の利用に対する影響を極めて小さくすることができる。言い換えれば、サブエリアごとに調整時間を設定することができることにより、決定される運行計画における自由度を高めることができて、一旦決定された運行計画に対して追加の要望を加える場合であっても、全体の運行計画に対する影響を小さくして要望を追加することができる。従って、速やかに新たな運行計画を決定することができる。
本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態においては、運行計画が決定(確定)された後、新たなユーザが追加予約情報(追加需要情報)を送信し、既に決定(確定)された運行計画に新たな要望(要求)を加味する場合を想定して実施した。この場合、既に予約情報(需要情報)を送信しているユーザが、例えば、希望乗降地点を変更したり、希望乗降時刻を変更した利することを要求する場合、言い換えれば、改めて新たな要望(要求)を追加した場合であっても、上記実施形態と同様に、これらの変更を加味して運行計画を調整(変更)可能であることは言うまでもない。
又、上記実施形態においては、運行計画確定処理部70の調整時間設定・計画確定部72は、原則として、ユーザによって送信(伝達)された予約情報(需要情報)を変更することなく、オンデマンドバス10の運行計画を確定するように実施した。又、予約追加受付処理部80の需要追加処理部82は、原則として、運行計画が確定された後にユーザによって送信(伝達)された追加予約情報(追加需要情報)を変更することなく、確保されている調整時間を利用してオンデマンドバス10の運行計画を確定するように実施した。
この場合、例えば、あるユーザが希望している希望乗降地点や希望時刻、乗降ステータス情報による付加時間を変更してもらうことにより、運行計画の調整(変更)に対する影響がより小さくなったり、或いは、運行計画(便)を減少させることができるときには、調整時間設定・計画確定部72及び需要追加処理部82、すなわち、サーバ21の制御装置21aは、該当するユーザに対して予約情報(需要情報)や追加予約情報(追加需要情報)の変更を依頼することができる。尚、この場合、該当するユーザが予約情報等の変更依頼を受諾した場合には、例えば、オンデマンドバス10の利用に際して発生する運賃を割り引く等の特典を付与することができる。このように、予約情報等の変更を依頼し、変更された予約情報等に基づいて運行計画を確定することによって、より多くのユーザの要望を満足する運行計画に従ってオンデマンドバス10を効率良く運行させることができる。
更に、上記実施形態においては、本発明に係るオンデマンド車両運行管理装置を運行管理センタ20に設けて実施した。この場合、例えば、オンデマンドバス10に搭載された運行情報端末装置11(より詳しくは、電子制御ユニット11a)やユーザが所持する情報端末装置30(より詳しくは、電子制御ユニット33)が、単独により、或いは、協働して、上述した経路データ作成部50、予約受付処理部60、運行計画確定処理部70及び予約追加受付処理部80と同等の機能を実現するように実施することも可能である。この場合においても、上記実施形態と同様の効果が得られる。
Claims (12)
- 複数の利用者からの要望に基づいてオンデマンド車両の運行計画を決定し、決定した運行計画に従って前記オンデマンド車両の運行を管理する運行管理手段を備えたオンデマンド車両運行管理装置であって、
前記運行管理手段が、
前記オンデマンド車両を運行させる運行エリアを所定の複数のサブエリアに分割し、
前記分割した前記サブエリアごとに、前記オンデマンド車両が走行する経路を探索し、
前記探索した経路のうちの一つを基本経路に決定し、
前記基本経路を走行する前記オンデマンド車両が前記基本経路から離間した地点を経由するために必要な時間である調整時間を考慮して前記運行計画を決定する、
ことを特徴とするオンデマンド車両運行管理装置。 - 請求項1に記載したオンデマンド車両運行管理装置において、
前記運行管理手段は、前記運行計画の決定後、新たな利用者によって要望が追加された場合、前記調整時間を用いて前記新たな利用者の前記要望に基づいて前記運行計画を変更する、
ことを特徴とするオンデマンド車両運行管理装置。 - 請求項1又は請求項2に記載したオンデマンド車両運行管理装置において、
前記運行管理手段は、前記オンデマンド車両の運転手の休憩時間が確保されるように前記運行計画を決定する、
ことを特徴とするオンデマンド車両運行管理装置。 - 複数の利用者からの要望に基づいてオンデマンド車両の運行計画を決定し、決定した運行計画に従って前記オンデマンド車両の運行を管理するオンデマンド車両運行管理方法であって、
コンピュータ装置を用いて、
前記オンデマンド車両を運行させる運行エリアを所定の複数のサブエリアに分割し、
前記分割した前記サブエリアごとに、前記オンデマンド車両が走行する経路を探索し、
前記探索した経路のうちの一つを基本経路に決定し、
前記基本経路を走行する前記オンデマンド車両が前記基本経路から離間した地点を経由するために必要な時間である調整時間を考慮して前記運行計画を決定する、
ことを特徴とするオンデマンド車両運行管理方法。 - 請求項4に記載したオンデマンド車両運行管理方法において、
前記運行計画の決定後、新たな利用者によって要望が追加された場合、前記調整時間を用いて前記新たな利用者の前記要望に基づいて前記運行計画を前記コンピュータ装置を用いて変更する、
ことを特徴とするオンデマンド車両運行管理方法。 - 請求項4又は請求項5に記載したオンデマンド車両運行管理方法において、
前記オンデマンド車両の運転手の休憩時間が確保されるように前記運行計画を前記コンピュータ装置を用いて決定する、
ことを特徴とするオンデマンド車両運行管理方法。 - 複数の利用者が乗車するオンデマンド車両と、前記複数の利用者からの要望に基づいて前記オンデマンド車両の運行計画を決定し、決定した運行計画に従って前記オンデマンド車両の運行を管理する運行管理センタと、前記利用者によって操作される情報端末装置であって前記要望を前記運行管理センタに供給する情報端末装置と、からなるオンデマンド車両運行管理システムであって、
前記運行管理センタが、
前記オンデマンド車両を運行させる運行エリアを所定の複数のサブエリアに分割し、
前記サブエリアごとに前記オンデマンド車両が走行する経路を探索し、
前記探索した経路のうちの一つを基本経路に決定し、
前記基本経路を走行する前記オンデマンド車両が前記基本経路から離間した地点を経由するために必要な時間である調整時間を考慮して前記運行計画を決定する、
ことを特徴とするオンデマンド車両運行管理システム。 - 請求項7に記載したオンデマンド車両運行管理システムにおいて、
前記運行管理センタは、前記運行計画の決定後、新たな利用者による要望が前記情報端末装置を介して追加されたとき、前記調整時間を用いて前記新たな利用者の前記要望に基づいて前記運行計画を変更する、
ことを特徴とするオンデマンド車両運行管理システム。 - 請求項7又は請求項8に記載したオンデマンド車両運行管理システムにおいて、
前記運行管理センタは、前記オンデマンド車両の運転手の休憩時間が確保されるように前記運行計画を決定する、
ことを特徴とするオンデマンド車両運行管理システム。 - 複数の利用者からの要望に基づいてオンデマンド車両の運行計画を決定し、決定した運行計画に従って前記オンデマンド車両の運行を管理する運行管理手段を備えたオンデマンド車両運行管理装置であって、
前記運行管理手段が、
前記オンデマンド車両を運行させる運行エリアを所定の複数のサブエリアに分割し、
前記運行計画の確定前に利用者から予約を受け付けた場合、同利用者が要望する希望乗降地点を通りかつ同利用者が要望する希望時刻に前記オンデマンド車両を運行させることが可能な候補経路の有無を判断し、
前記候補経路が存在する場合、前記利用者を前記オンデマンド車両に乗車させることが可能であると判断し、
前記利用者を前記オンデマンド車両に乗車させることが可能であると判断した前記候補経路全てについて所定の評価式を計算して最適解を有する候補経路を基本経路として選択し、
前記基本経路を走行する前記オンデマンド車両が前記基本経路から離間した地点を経由するために必要な時間である調整時間を考慮して前記運行計画を確定し、
前記運行計画の確定後に利用者から追加予約を受け付けた場合、前記追加予約をした前記利用者が要望する希望乗降地点を通りかつ同利用者が要望する希望時刻での運行が可能となるように前記調整時間を用いて前記運行計画を変更する、
ことを特徴とするオンデマンド車両運行管理装置。 - 請求項10に記載したオンデマンド車両運行管理装置において、
前記運行管理手段が、
前記運行計画の確定前に利用者から受け付けた予約に含まれる要望と、過去に受け付けた予約に含まれていて前記要望と同一時間帯及び同一サブエリアにおける過去の要望とを比較し、
前記過去の要望により頻度の高い時間帯及びサブエリアに応じて前記調整時間を前記運行計画の確定に考慮する、
ことを特徴とするオンデマンド車両運行管理装置。 - 請求項10又は請求項11に記載したオンデマンド車両運行管理装置において、
前記運行管理手段は、前記オンデマンド車両の運転手の休憩時間が確保されるように前記運行計画を確定する、
ことを特徴とするオンデマンド車両運行管理装置。
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