JP5966951B2 - 粉体の容器及び画像形成装置 - Google Patents

粉体の容器及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5966951B2
JP5966951B2 JP2013013817A JP2013013817A JP5966951B2 JP 5966951 B2 JP5966951 B2 JP 5966951B2 JP 2013013817 A JP2013013817 A JP 2013013817A JP 2013013817 A JP2013013817 A JP 2013013817A JP 5966951 B2 JP5966951 B2 JP 5966951B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
respect
transport
transport direction
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013013817A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014145865A (ja
Inventor
保延 智
智 保延
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2013013817A priority Critical patent/JP5966951B2/ja
Publication of JP2014145865A publication Critical patent/JP2014145865A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5966951B2 publication Critical patent/JP5966951B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、粉体の容器及び画像形成装置に関する。
画像形成装置において、画像を転写する転写装置に関して、以下の特許文献1〜3に記載の技術が知られている。
特許文献1としての特開2002−148884号公報には、廃トナー回収ボックス(50)に対して、Y,M,C,Kの作像エンジン(10)やドラムクリーナ(14)、ベルトクリーナ(23)からの廃トナーが流入する構成が記載されている。特許文献1に記載の廃トナー回収ボックス(50)に支持されたオーガ(55)は、軸方向の両端から中央に向けて現像剤を搬送する。特許文献1に記載のオーガ(55)には、螺旋羽根(57,58)に加えて、軸方向に延びる板状羽根(59)が支持されており、板状羽根(59)により、軸方向だけでなく、軸方向に直交する方向にもトナーを送り出して、収容スペースを有効に利用する構成が記載されている。
特許文献2としての特開2007−164096号公報には、廃トナー回収容器(21)の内部が、複数の仕切り板(23)で分割室(22a〜22e)に分割され、仕切り板(23)を貫通するように、廃トナー搬送スクリュー(24,25)と廃トナー均し線材(26)を配置した構成が記載されている。特許文献2に記載の構成では、スクリュー(24,25)の搬送方向の最上流の分割室(22a)に廃トナーが送り込まれると、均し線材(26)で均されながらスクリュー(24,25)で下流側に搬送されることで、分割室(22a)のスペースを効率よく使用している。そして、仕切り板(23)を乗り越えるまで廃トナーが貯まると、仕切壁(23)を廃トナーが乗り越えて下流側の分割室(22b〜22e)に搬送される。
特許文献3としての特許第4135415号公報には、廃トナーの回収ボックス(50)の内部のオーガ(55)を、定期的に、正方向と逆方向に回転させて、廃トナーの山が一方の端に堆積することを抑制する構成が記載されている。
また、特許文献3には、回収ボックス(50)が、オーガ(55)の軸方向と直交する方向に広い場合には、一対のオーガ(55、56)を平行に設けて、収容空間を有効利用する構成が記載されている。
特開2002−148884号公報(「0023」〜「0024」、図5〜図6) 特開2007−164096号公報(「0018」〜「0025」、図3〜図6) 特許第4135415号公報(「0032」〜「0036」、図3〜図8)
本発明は、複雑な制御を行わずに、収容空間を有効利用することを技術的課題とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項1に記載の発明の粉体の容器は、
粉体が収容される収容部と、
前記収容部に向けて粉体を流入させる流入口と、
前記収容部の内部に配置されて、前記収容部に流入した粉体を予め設定された搬送方向に搬送する搬送部材と、
前記搬送方向に対して前記流入口よりも下流側に重力方向の上端が配置され、且つ、前記重力方向に対して下方に行くに連れて前記搬送方向の上流側に傾斜する傾斜面を有し、搬送部材で搬送される粉体を前記傾斜面に沿って案内する案内部材と、
前記搬送方向および重力方向に対して直交する方向に対し前記搬送部材から離間するに連れて、前記搬送方向の下流側に傾斜する前記傾斜面と、
を備えたことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項2に記載の発明の粉体の容器は、
粉体が収容される収容部と、
前記収容部に向けて粉体を流入させる流入口と、
前記収容部の内部に配置されて、前記収容部に流入した粉体を予め設定された搬送方向に搬送する搬送部材と、
前記搬送方向に対して前記流入口よりも下流側に重力方向の上端が配置され、且つ、前記重力方向に対して下方に行くに連れて前記搬送方向の上流側に傾斜する傾斜面を有し、搬送部材で搬送される粉体を前記傾斜面に沿って案内する案内部材と、
前記搬送方向に対して、予め設定された間隔をあけて配置された複数の前記流入口と、
各流入口に対応して、それぞれ配置された前記案内部材と、
前記案内部材の上端に対して、前記搬送方向の上流側に間隔をあけて配置され、前記搬送部材の搬送方向に沿って延びる第2の案内部材と、
を備えたことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項3に記載の発明の画像形成装置は、
像保持体と、
前記像保持体の表面に潜像を形成する潜像の形成装置と、
前記像保持体の表面の潜像を可視像に現像する現像装置と、
前記前記像保持体の表面の可視像を媒体に転写する転写装置と、
転写後の前記像保持体の表面に残留した現像剤を除去する清掃器と、
前記清掃器で除去された現像剤により構成された粉体を収容する請求項1または2に記載の粉体の容器と、
を備えたことを特徴とする。
請求項1,2,3に記載の発明によれば、本発明の案内部材を有しない場合に比べて、複雑な制御を行わずに、収容空間を有効利用することができる。
請求項1に記載の発明によれば、搬送方向及び重力方向に対して直交する方向の端部の空間を有効利用することができる。
請求項2に記載の発明によれば、第2の案内部材を有しない場合に比べて、粉体が上方に移動することを抑止でき、粉体を上流側に案内されやすくすることができる。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の全体説明図である。 図2は実施例1の画像の記録部の要部説明図である。 図3は実施例1の回収容器の説明図である。 図4は図3の矢印IV方向から見た図である。 図5は図3のV−V線断面図である。 図6は図5のVI−VI線断面図である。 図7は実施例1の回収容器における現像剤の流れを示す説明図であり、図7Aは図5に対応する説明図、図7Bは図6に対応する説明図である。 図8は本発明の実施例2の案内部材の説明図であり、実施例1の図5に対応する図である。 図9は本発明の実施例3の案内部材の説明図であり、実施例2の図8に対応する図である。 図10は本発明の実施例4の案内部材の説明図であり、実施例2の図8に対応する図である。 図11は本発明の実施例5の案内部材の説明図であり、実施例1の図7Aに対応する図である。 図12は本発明の実施例6の案内部材の説明図であり、実施例1の図7Bに対応する図である。 図13は本発明の実施例7の案内部材の説明図であり、図13Aは実施例1の図5のXIII−XIII線断面図、図13Bは図13Aに対応する実施例7の案内部材の説明図である。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例(以下、実施例と記載する)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の全体説明図である。
図1において、実施例1の画像形成装置の一例としての複写機Uは、記録部の一例であって、画像記録装置の一例としてのプリンタ部U1を有する。プリンタ部U1の上部には、読取部の一例であって、画像読取装置の一例としてのスキャナ部U2が支持されている。スキャナ部U2の上部には、原稿の搬送装置の一例としてのオートフィーダU3が支持されている。実施例1のスキャナ部U2には、入力部の一例としてのユーザインタフェースU0が支持されている。前記ユーザインタフェースU0は、操作者が入力をして、複写機Uの操作が可能である。
オートフィーダU3の上部には、媒体の収容容器の一例としての原稿トレイTG1が配置されている。原稿トレイTG1には、複写しようとする複数の原稿Giが重ねて収容可能である。原稿トレイTG1の下方には、原稿の排出部の一例としての原稿の排紙トレイTG2が形成されている。原稿トレイTG1と原稿の排紙トレイTGとの間には、原稿の搬送路U3aに沿って、原稿の搬送ロールU3bが配置されている。
スキャナ部U2の上面には、透明な原稿台の一例としてのプラテンガラスPGが配置されている。実施例1のスキャナ部U2には、プラテンガラスPGの下方に、読取り用の光学系Aが配置されている。実施例1の読取り用の光学系Aは、プラテンガラスPGの下面に沿って、左右方向に移動可能に支持されている。なお、読取り用の光学系Aは、通常時は、図1に示す初期位置に停止している。
読取り用の光学系Aの左方には、撮像部材CCDが配置されている。撮像部材CCDには、画像処理部GSが電気的に接続されている。
図2は実施例1の画像の記録部の要部説明図である。
画像処理部GSは、プリンタ部U1の書込回路DLに電気的に接続されている。書込回路DLは、潜像の形成装置の一例としての露光装置ROSに電気的に接続されている。
実施例1の露光装置ROSは、書込光の一例としてのY,M,C,Kの各色に対応したレーザービームLy,Lm,Lc,Lkを出力可能に構成されている。露光装置ROSは、書込回路DLから入力された信号に応じたレーザービームLy〜Lkを出力可能に構成されている。
図1において、各露光装置ROSの上方には、像保持体の一例としての感光体PRy,PRm,PRc,PRkが配置されている。図1、図2において、各感光体PRy〜PRkにレーザービームLy〜Lkが照射される領域により、書込領域Q1y,Q1m,Q1c,Q1kが構成されている。
各感光体PRy,PRm,PRc,PRkの回転方向に対して、書込領域Q1y〜Q1kの上流側には、帯電器の一例としての帯電ロールCRy,CRm,CRc,CRkが配置されている。実施例1の帯電ロールCRy〜CRkは、感光体PRy〜PRkに接触して従動回転可能に支持されている。
感光体PRy〜PRkの回転方向に対して、書込領域Q1y〜Q1kの下流側には、現像装置Gy,Gm,Gc,Gkが配置されている。各感光体PRy〜PRkと各現像装置Gy〜Gkとが対向する領域により、現像領域Q2y,Q2m,Q2c,Q2kが構成されている。
感光体PRy〜PRkの回転方向に対して、現像装置Gy〜Gkの下流側には、1次転写器の一例としての1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kが配置されている。各感光体PRy〜PRkと各1次転写ロールT1y〜T1kとが対向する領域により、1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kが構成されている。
感光体PRy〜PRkの回転方向に対して、1次転写ロールT1y〜T1kの下流側には、像保持体の清掃器の一例としての感光体クリーナCLy,CLm,CLc,CLkが配置されている。
前記Y色の感光体PRy、帯電ロールCRy、Y色のレーザービームLyを出力する露光装置ROS、現像装置Gy、1次転写ロールT1y、感光体クリーナCLyにより、可視像の一例としてのトナー像を形成する実施例1のY色の可視像の形成装置の一例としてのY色の作像部Uyが構成されている。同様に、各感光体PRm,PRc,PRk、帯電ロールCRm,CRc,CRk、露光装置ROS、現像装置Gm,Gc,Gk、1次転写ロールT1m,T1c,T1k、感光体クリーナCLm,CLc,CLkにより、前記M,C,K色の作像部Um,Uc,Ukが構成されている。
前記感光体PRy〜PRkの上方には、中間転写装置の一例としてのベルトモジュールBMが配置されている。ベルトモジュールBMは、中間転写体の一例としての中間転写ベルトBを有する。中間転写ベルトBは、無端帯状の部材により構成されている。
実施例1の中間転写ベルトBは、駆動部材の一例としてのベルト駆動ロールRdと、張架部材の一例としてのテンションロールRtと、片寄りを補正する部材の一例としてのウォーキングロールRwと、従動部材の一例としてのアイドラロールRfと、2次転写領域の対向部材の一例としてのバックアップロールT2aと、1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kと、により回転可能に支持されている。
前記中間転写ベルトBを挟んでバックアップロールT2aに対向する位置には、2次転写部材の一例としての2次転写ロールT2bが配置されている。実施例1では、バックアップロールT2aは接地され、2次転写ロールT2bには電源回路Eからトナーの帯電極性と逆極性の2次転写電圧が印加される。バックアップロールT2aおよび2次転写ロールT2bにより、実施例1の2次転写器T2が構成されている。また、2次転写ロールT2bと中間転写ベルトBとが接触する領域により2次転写領域Q4が構成されている。
中間転写ベルトBの回転方向に対して、2次転写領域Q4の下流側には、中間転写体の清掃器の一例として、ベルトクリーナCLbが配置されている。
前記1次転写ロールT1y〜T1k、中間転写ベルトBおよび2次転写器T2等により、実施例1の転写装置T1+T2+Bが構成されている。また、作像部Uy〜Ukおよび転写装置T1+T2+Bとにより、実施例1の画像の記録部Uy〜Uk+T1+T2+Bが構成されている。
図1において、作像部Uy〜Ukの下方には、案内部材の一例としての左右一対のガイドレールGRが3段設けられている。各ガイドレールGRには、媒体の収容部の一例としての給紙トレイTR1〜TR3が前後方向に出入可能に支持されている。給紙トレイTR1〜TR3には、媒体の一例としての記録シートSが収容される。
給紙トレイTR1〜TR3の右上方には、取出部材の一例としてのピックアップロールRpが配置されている。記録シートSの搬送方向に対して、ピックアップロールRpの下流側には、捌き部材の一例としてのさばきロールRsが配置されている。記録シートSの搬送方向に対して、捌きロールRsの下流側には、媒体の搬送路の一例として、上方に延びる給紙路SH1が形成されている。給紙路SH1には、搬送部材の一例としての複数の搬送ロールRaが配置されている。
給紙路SH1には、2次転写領域Q4の上流側に、搬送時期の調節部材の一例としてのレジロールRrが配置されている。
シートSの搬送方向に対して、2次転写領域Q4の下流側には、定着装置Fが配置されている。定着装置Fは、加熱用の定着部材の一例としての加熱ロールFhと、加圧用の定着部材の一例としての加圧ロールFpと、を有する。加熱ロールFhと加圧ロールFpとの接触領域により定着領域Q5が構成されている。
定着装置Fの上方には、搬送路の一例としての排紙路SH2が配置されている。プリンタ部U1の上面には、媒体の排出部の一例としての排紙トレイTRhが形成されている。排紙路SH2は、排紙トレイTRhに向けて延びる。排紙路SH2の下流端には、媒体の搬送部材の一例としての排紙ロールRhが配置されている。
(画像形成動作の説明)
前記構成を備えた実施例1の複写機Uでは、複写動作が開始されると、原稿トレイTG1に収容された複数の原稿Giは、プラテンガラスPG上の原稿の読み取り位置を順次通過して、原稿排紙トレイTG2に排出される。
前記オートフィーダU3を使用して自動的に原稿を搬送して複写を行う場合は、読取り用の光学系Aは初期位置に停止した状態で、プラテンガラスPG上の読み取り位置を順次通過する各原稿Giが露光される。原稿Giを作業者が手でプラテンガラスPG上に置いて複写を行う場合、読取り用の光学系Aが左右方向に移動して、プラテンガラスPG上の原稿が、露光されながら走査される。
原稿Giからの反射光は、光学系Aを通って、撮像部材CCDに集光される。前記撮像部材CCDは、撮像面に集光された原稿Giの反射光を電気信号に変換する。
画像処理部GSは、撮像部材CCDから出力された電気信号が入力される。画像処理部GSは、撮像部材CCDが読み取ったR,G,Bの色の画像の電気信号を、潜像形成用のイエローY、マゼンタM、シアンC、黒Kの画像情報に変換する。画像処理部GSは、変換後の画像情報をプリンタ部U1の書込回路DLに出力する。なお、画像処理部GSは、画像が単色画像、いわゆる、モノクロの場合は、黒Kのみの画像情報を書込回路DLに出力する。
書込回路DLは、入力された画像情報に応じた制御信号を、露光装置ROSに出力する。露光装置ROSは、制御信号に応じたレーザービームLy〜Lkを出力する。
各感光体PRy〜PRkは、画像形成が開始されると回転駆動する。帯電ロールCRy〜CRkには、電源回路Eから帯電電圧が印加される。したがって、感光体PRy〜PRkの表面は、帯電ロールCRy〜CRkにより帯電される。帯電された感光体PRy〜PRkは、書込領域Q1y〜Q1kにおいて、レーザービームLy〜Lkにより、表面に静電潜像が形成される。感光体PRy〜PRkの静電潜像は、現像領域Q2y〜Q2kにおいて、現像装置Gy,Gm,Gc,Gkにより可視像の一例としてのトナー像に現像される。
現像されたトナー像は、中間転写体の一例としての中間転写ベルトBに接触する1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kに搬送される。1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kにおいて、1次転写ロールT1y〜T1kには、電源回路Eからトナーの帯電極性と逆極性の1次転写電圧が印加される。したがって、各感光体PRy〜PRk上のトナー像は、1次転写ロールT1y〜T1kにより、中間転写ベルトBに転写される。なお、多色のトナー像の場合、上流側の1次転写領域で中間転写ベルトBに転写されたトナー像に重ねて、下流側のトナー像が転写される。
1次転写後の感光体PRy〜PRkの残留物、付着物は、感光体クリーナCLy〜CLkにより清掃される。清掃された感光体PRy〜PRk表面は、帯電ロールCRy〜CRkにより再帯電される。
1次転写領域Q3y〜Q3kで1次転写ロールT1〜T1kにより中間転写ベルトB上に転写された単色または多色のトナー像は、2次転写領域Q4に搬送される。
画像が記録されるシートSは、使用される給紙トレイTR1〜TR3のピックアップロールRpにより、取り出される。ピックアップロールRpで取り出されたシートSは、複数枚のシートSが重ねて取り出された場合、捌きロールRsにより1枚ずつに分離される。捌きロールRsで分離されたシートSは、搬送ロールRaにより給紙路SH1を搬送される。給紙路SH1を搬送されたシートSは、レジロールRsに送られる。
レジロールRrは、中間転写ベルトBに形成されたトナー像が2次転写領域Q4に搬送される時期を合わせて、シートSを2次転写領域Q4に搬送する。2次転写ロールT2bには、電源回路Eによりトナーの帯電極性と逆極性の2次転写電圧が印加される。したがって、中間転写ベルトB上のトナー像は、中間転写ベルトBからシートSに転写される。
2次転写後の前記中間転写ベルトBは、表面に付着した付着物等がベルトクリーナCLbにより清掃される。
前記トナー像が2次転写された記録シートSは、定着領域Q5を通過する際に加熱定着される。
画像が定着された記録シートSは、排紙路SH2を搬送される。排紙路SH2を搬送されたシートSは、排紙ロールRhにより排紙トレイTRhに排出される。
(現像剤の排出経路および回収容器の説明)
図3は実施例1の回収容器の説明図である。
図4は図3の矢印IV方向から見た図である。
図5は図3のV−V線断面図である。
図2において、実施例1の複写機Uの各現像装置Gy〜Gkの底部には、現像剤の搬送部の一例としての第1の搬送筒1y,1m,1c,1kが支持されている。図2〜図4において、実施例1の第1の搬送筒1y〜1kは、前方に延びる円筒状に形成されている。第1の搬送筒1y〜1kには、現像装置Gy〜Gkから、粉体の一例としての現像剤が少しずつ廃棄されて流入するように構成されている。図5において、実施例1の第1の搬送筒1y〜1kの前端の下面には、開口の一例としての第1の流出口2y,2m,2c,2kが形成されている。
図2、図5において、各第1の搬送筒1y〜1kの内部には、搬送部材の一例としての第1のオーガ3y,3m,3c,3kが回転可能に支持されている。各第1のオーガ3y〜3kは、図示しない駆動源から駆動が伝達可能に構成されている。各第1のオーガ3y〜3kは、駆動が伝達されて回転した場合に、第1の搬送筒1y〜1kに流入した現像剤を第1の流出口2y〜2kに向けて搬送する。
図2において、各感光体クリーナCLy〜CLkの内部には、搬送部材の一例としての第2のオーガ6y,6m,6c,6kが回転可能に支持されている。各第2のオーガ6y〜6kの回転軸は、前後方向に延びている。第2のオーガ6y〜6kには、図示しない駆動源から駆動が伝達可能に構成されている。
図3、図4において、各感光体クリーナCLy〜CLkには、現像剤の搬送部の一例としての第2の搬送筒7y,7m,7c,7kが支持されている。第2の搬送筒7y〜7kは、各感光体クリーナCLy〜CLkから前方に延びる筒状に形成されている。各第2の搬送筒7y〜7kの前端の下面には、開口の一例としての第2の流出口8y,8m,8c,8kが形成されている。
各第2の搬送筒7y〜7kの内部には、第2のオーガ6y〜6kが収容されている。したがって、第2のオーガ6y〜6kは、回転時に、感光体クリーナCLy〜CLkで回収された粉体の一例としての現像剤や放電生成物等を、第2の流出口8y〜8kに向けて搬送可能である。
また、ベルトクリーナCLbにも、感光体クリーナCLy〜CLkと同様に、第2のオーガ6bおよび第2の搬送筒7b、第2の流出口8bが設けられている。
前記現像装置Gy〜GkやクリーナCLy〜CLk,CLbの前方には、粉体の容器の一例としての回収ボックス11が配置されている。回収ボックス11は、内部が中空の箱形に形成されている。よって、回収ボックス11の内部には、粉体の収容部の一例として回収室11aが形成されている。
回収ボックス11の後面には、各現像装置Gy〜Gkから延びる第1の搬送筒1y〜1kに対応する位置に、流入口の一例としての第1の流入口12y,12m,12c,12kが形成されている。実施例1の第1の流入口12y〜12kは、前後方向に貫通する貫通孔により構成されている。第1の流入口12y〜12kには、第1の搬送筒1y〜1kの前端部が貫通可能に構成されている。したがって、第1の搬送筒1y〜1kが第1の流入口12y〜12kを貫通した状態では、第1の流出口2y〜2kが回収室11a内に進入する。したがって、第1の流出口2y〜2kから流出する現像剤は、回収室11a内に落下、堆積可能である。
回収ボックス11の上部には、各クリーナCLy〜CLk,CLbから延びる第2の搬送筒7y〜7k,7bに対応する位置に、搬送部の連結部の一例としての筒受け部16y,16m,16c,16k,16bが形成されている。筒受け部16y〜16k,16bは、第2の搬送筒7y〜7k,7bの外周面に対応する部分円筒状に形成されている。各筒受け部16y〜16k,16bには、開口の一例としての第2の流入口17y,17m,17c,17k,17bが形成されている。第2の流入口17y〜17k,17bは、上下方向に貫通する開口により構成されている。
第2の流入口17y〜17k,17bには、第2の流出口8y〜8k,8bが接続可能に構成されている。よって、第2の搬送筒7y〜7k,7bを搬送されてきた現像剤等は、第2の流出口8y〜8k,8bと第2の流入口17y〜17k,17bを通じて、収容室11a内に落下、堆積可能である。
図6は図5のVI−VI線断面図である。
図5、図6において、実施例1の回収ボックス11の左右方向の中央部には、満杯の検知部21が配置されている。図4において、満杯の検知部21の外側には、検知部材の一例としての光センサ22が配置されている。なお、満杯の検知部21や光センサ22を使用して回収室11aが満杯になったことを検知する構成は、例えば、特許文献1や特開2009−276631号公報等に記載されており、従来公知である。よって、満杯を検出するための詳細な説明は省略する。
また、回収室11aの上部には、搬送部材の一例としての第3のオーガ26が配置されている。第3のオーガ26の回転軸27は、左右方向に延びている。回転軸27の両端部は、回収ボックス11に回転可能に支持されている。回転軸27の外周には、搬送部の一例としての搬送羽根28が支持されている。搬送羽根28は、左端から満杯の検知部21の近傍まで延びる第1の搬送羽根28aと、右端から満杯の検知部21の近傍まで延びる第2の搬送羽根28bと、を有する。第1の搬送羽根28aは、回転軸27に対して螺旋状に形成されている。第2の搬送羽根28bは、第1の搬送羽根28aとは逆巻きの螺旋状に形成されている。なお、実施例1では、各搬送羽根28a,28bが現像剤等を互いに左右方向の内側に向けて搬送する方向に、第3のオーガ26の回転方向が設定されている。
また、実施例1の回転軸27には、均し部の一例としての均し板29が支持されている。均し板29は、軸方向に沿って延びる板状に形成されている。したがって、実施例1の均し板29は、回収室11aの内部の現像剤等を、回転軸27の径方向に送る力を作用させることが可能である。
図5,図6において、実施例1の回収室11aの内部には、案内部材の一例としてのガイドプレート31y,31m,31c,31kが支持されている。実施例1のガイドプレート31y〜31kは、第1の流入口12y〜12kに対応する位置に配置されている。なお、実施例1では、第3のオーガ26の搬送方向に対して、ガイドプレート31y〜31kの上端32の位置が、第1の流入口12y〜12kよりも下流側に設定されている。
実施例1のガイドプレート31y〜31kは、重力方向の上端32から下方に行くに連れて、第3のオーガ26の搬送方向の上流側に傾斜する傾斜面33を有する。したがって、実施例1では、第3のオーガ26の搬送方向に応じて、Y、M色の第1の流入口12y,12mの下方のガイドプレート31y,31mの傾斜面33は、上端32から右斜め下方に傾斜すると共に、C、K色の第1の流入口12c,12kの下方のガイドプレート31c,31kの傾斜面33は、上端32から左斜め下方に傾斜している。
図6において、実施例1のガイドプレート31y〜31kは、前後方向の中央から外側に行くに連れて、第3のオーガ26の搬送方向の下流側に傾斜している。すなわち、ガイドプレート31y〜31kの傾斜面33は、搬送方向である左右方向および重力方向である上下方向に対して直交する前後方向に対して、第3のオーガ26から離間するに連れて、搬送方向の下流側に傾斜している。
(実施例1の回収容器の機能)
図7は実施例1の回収容器における現像剤の流れを示す説明図であり、図7Aは図5に対応する説明図、図7Bは図6に対応する説明図である。
前記構成を備えた実施例1の複写機Uでは、画像の形成時に、現像装置Gy〜Gkから劣化した現像剤が少しずつ第1の搬送筒1y〜1kに排出される。また、感光体クリーナCLy〜CLkやベルトクリーナCLbで回収された現像剤や放電生成物は、第2の搬送筒7y〜7k、7bを搬送される。各搬送筒1y〜1k,7y〜7k,7bを搬送された現像剤等は、回収ボックス11に流入する。
回収ボックス11に流入した現像剤等は、落下して、堆積する。図7において、現像剤等が堆積した山41の高さが高くなると、第3のオーガ26に達する。第3のオーガ26は、堆積した山41の上端部の現像剤等を下流側に搬送する。したがって、結果として、山41の頂上部分が崩される形となって、現像剤が下流側に送られ、結果として、山41が均されていく。
ここで、特許文献1に記載の構成のように、ガイドプレート31y〜31kが配置されていない構成では、第3のオーガ26の搬送方向の最上流である左右両端部分で、現像剤等が収容されない空間、いわゆるデッドスペース42が形成される恐れがある。特許文献2に記載の構成でも、最上流の部分に関しては同様に、デッドスペース42が形成される恐れがある。特許文献3のように、第3のオーガ26の回転方向を定期的に変えることでデッドスペース42の解消も可能である。しかしながら、特許文献3のように第3のオーガ26の回転方向を切り替える構成とした場合、正逆回転可能なモータやギア列が必要になったり、制御回路や制御プログラムが複雑化する問題がある。
これに対して、実施例1の回収ボックス11では、ガイドプレート31y〜31kの傾斜面33が、下方に行くに連れて第3のオーガ26の上流側に傾斜している。したがって、現像剤等が下流側に送られて流動する際に、ガイドプレート31y〜31kに接触した現像剤等は、ガイドプレート31y〜31kの傾斜面33の傾斜に沿って、図7Aの矢印43で示す方向に案内される。よって、傾斜面33に沿って、重力方向の下方、且つ、第3のオーガ26の搬送方向の上流側に送られる。したがって、デッドスペース42に現像剤が流入しやすくなる。よって、実施例1では、特許文献3に記載の構成のような複雑な制御をすることなく、デッドスペース42に現像剤等を収容可能となり、収容室11aが有効利用される。
また、ガイドプレート31y〜31kが配置されていない構成では、第3のオーガ26から前後方向に離れた位置に現像剤等が送られにくく、図7Bに示すように、デッドスペース46が形成される恐れがある。特許文献1に記載の構成のように板状の羽根では、搬送力が板状の羽根の外径が大きくないと、現像剤等が前後方向の端まで到達しない恐れがある。羽根を大きくすると、オーガの回転時の抵抗が大きくなりやすい。したがって、駆動力の大きなモータが必要となり、費用が上昇する問題がある。また、特許文献3に記載の構成のように複数のオーガを平行に配置する構成とする場合も、駆動部品の点数が多くなり、費用が上昇しやすい。
これらに対して、実施例1の回収ボックス11では、傾斜面33が前後方向の端に行くに連れて前方に傾斜している。したがって、第3のオーガ26で搬送される現像剤は、傾斜面33に沿って、前後方向の端に到達しやすい。そして、前後方向の端に到達した現像剤は、次々に搬送されてくる現像剤等に押されて、収容室11aの前後両端の壁面に沿って、第3のオーガ26の搬送方向の上流側に流動しやすい。よって、実施例1の回収ボックス11では、従来の構成に比べて、費用の上昇を低減しつつ、前後両側のデッドスペース46に現像剤等が収容可能となる。よって、収容室11aが有効利用される。
図8は本発明の実施例2の案内部材の説明図であり、実施例1の図5に対応する図である。
次に本発明の実施例2の説明を行うが、この実施例2の説明において、実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。この実施例2は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
なお、実施例2のガイドプレート31y〜31kでは、Y,Mと、C,Kとで左右対称に配置されている点が異なるが、ガイドプレート31y〜31k自体の構成は同様であるため、図8では、K色用のガイドプレート31kのみを図示し、その他のガイドプレート31y〜31cについては図示および詳細な説明は省略する。なお、後述する実施例3以降についても同様に、適宜図示を省略する。
図8において、実施例2のガイドプレート31kは、上端32から重力方向に沿って下方に延びる垂直面51を有する。そして、傾斜面33は、垂直面51の下端に接続されている。
(実施例2の機能)
前記構成を備えた実施例2の回収ボックス11では、実施例1のように上端32まで、傾斜面33が形成されている場合に比べて、垂直面51の方が、現像剤を堰き止めやすい。すなわち、傾斜面33が上端32まで形成されていると、第3のオーガ26で搬送された現像剤の一部が、傾斜面33に沿って乗り越えやすくなっている。これに対して、実施例2では、垂直面51で現像剤が堰き止められやすく、下方の傾斜面33に案内されやすい。よって、垂直面51が設けられていない場合に比べて、さらにデッドスペース42,46に現像剤が送られやすい。したがって、収容室11aが有効利用されやすくなっている。
図9は本発明の実施例3の案内部材の説明図であり、実施例2の図8に対応する図である。
次に本発明の実施例3の説明を行うが、この実施例3の説明において、実施例1、2の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。この実施例3は、下記の点で前記実施例1、2と相違しているが、他の点では前記実施例1、2と同様に構成されている。
図9において、実施例3のガイドプレート31kでは、垂直面51に加え、傾斜面33の下端から、第3のオーガ26の搬送方向の上流側に向けて、水平面52が延びている。
(実施例3の機能)
前記構成を備えた実施例3の回収ボックス11では、水平面52が設けられていない構成に比べて、傾斜面33に沿って移動する現像剤等が、上流側に送られやすくなる。よって、水平面52を有しない場合に比べて、さらにデッドスペース42,46に現像剤が送られやすい。したがって、収容室11aが有効利用されやすくなっている。
図10は本発明の実施例4の案内部材の説明図であり、実施例2の図8に対応する図である。
次に本発明の実施例4の説明を行うが、この実施例4の説明において、実施例1〜3の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。この実施例4は、下記の点で前記実施例1〜3と相違しているが、他の点では前記実施例1〜3と同様に構成されている。
図10において、実施例4のガイドプレート31kでは、傾斜面33′が曲面により構成されている。そして、第3のオーガ26の搬送方向に対して、傾斜面33′の上端32に比べて、下端53が上流側に配置されている。したがって、第3のオーガ26の搬送方向に対して、傾斜面33′は、全体として、下方に行くに連れて上流側に傾斜している。
(実施例4の機能)
前記構成を備えた実施例4の回収ボックス11では、傾斜面33′に沿って現像剤等が案内される。したがって、実施例1と同様に、デッドスペース42,46に現像剤が送られやすい。したがって、収容室11aが有効利用されやすくなっている。
図11は本発明の実施例5の案内部材の説明図であり、実施例1の図7Aに対応する図である。
次に本発明の実施例5の説明を行うが、この実施例5の説明において、実施例1〜4の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。この実施例5は、下記の点で前記実施例1〜4と相違しているが、他の点では前記実施例1〜4と同様に構成されている。
図11において、実施例5の回収ボックス11では、各ガイドプレート31y〜31kに対して、第3のオーガ26の搬送方向の上流側に、第2の案内部材の一例としての水平プレート61が配置されている。実施例5の水平プレート61は、第3のオーガ26の搬送方向に沿って延びる板状に形成されている。実施例5では、第3のオーガ26の搬送方向に対して、水平プレート61の下流端は、ガイドプレート31y〜31kの上端32に対して、間隔をあけて配置されている。また、第3のオーガ26の搬送方向に対して、水平プレート61の上流端は、回収ボックス11の側壁や、上流側のガイドプレート31y,31kの上端に接続されている。
(実施例5の機能)
前記構成を備えた実施例5の回収ボックス11では、ガイドプレート31y〜31kに案内されて、第3のオーガ26の搬送方向の上流側に送られる現像剤が、上方に移動しようとした場合に、水平プレート61で移動が妨げられやすくなっている。すなわち、現像剤が上流に向けて移動せず、上方に逃げようとしても、水平プレート61が上方への逃げを抑止する。したがって、水平プレート61を有しない場合に比べて、現像剤が上流側のデッドスペース42,46に送られやすい。したがって、収容室11aが有効利用されやすくなっている。
図12は本発明の実施例6の案内部材の説明図であり、実施例1の図7Bに対応する図である。
次に本発明の実施例6の説明を行うが、この実施例6の説明において、実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。この実施例6は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
図12において、実施例6の回収ボックス11では、各ガイドプレート31y″〜31k″は、実施例1と異なり、前後方向の外側に行くに連れて、第3のオーガ26の搬送方向の上流側に傾斜している。
(実施例6の機能)
前記構成を備えた実施例6の回収ボックス11でも、実施例1と同様に、ガイドプレート31y″〜31k″に沿って現像剤等が案内されて、前後のデッドスペース46に送られやすい。したがって、収容室11aが有効利用されやすい。
図13は本発明の実施例7の案内部材の説明図であり、図13Aは実施例1の図5のXIII−XIII線断面図、図13Bは図13Aに対応する実施例7の案内部材の説明図である。
次に本発明の実施例7の説明を行うが、この実施例7の説明において、実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。この実施例7は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
図13において、実施例1のガイドプレート31y〜31kは、図13Aに示すように第3のオーガ26よりも下方に配置されていたが、実施例7のガイドプレート31y″〜31k″では、上端32″が第3のオーガ26の下端よりも上方に配置されている。
(実施例7の機能)
前記構成を備えた実施例7の回収ボックス11では、ガイドプレート31y″〜31k″は、上端32″が、第3のオーガ26の下端よりも上方に配置されており、下端よりも下方に配置されている場合に比べて、より多くの現像剤等を、傾斜面33を通じて上流側に送りやすくなっている。よって、実施例1と同様に、ガイドプレート31y〜31kに沿って現像剤等が案内されて、前後のデッドスペース46に送られやすい。したがって、収容室11aが有効利用されやすい。
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H09)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、画像形成装置の一例として複写機Uを例示したが、これに限定されず、プリンタ、FAX、あるいはこれら複数の機能を備えた複合機等に適用可能である。
(H02)前記実施例において、ガイドプレート31y〜31k、31y′〜31k′、31y″〜31k″は、Y,M,C,Kの第1の流入口12y〜12kに応じて4つ設けたが、これに限定されない。例えば、上流側であるYとKに対応して2つのみとしたり、第2の流入口17y〜17k、17bにも対応してさらに5つ増加させて合計で9つとしたりする等、設置する数は設計や仕様に応じて増減可能である。また、第1の流入口12y〜12kに対応させず、第2の流入口17y〜17k、17bに対応して配置することも可能である。
(H03)前記実施例において、流入口12y〜12k、17y〜17k、17bが合計で9つ設けられた構成を例示したが、これに限定されない。例えば、回収ボックス11に到達する前に、搬送筒どうしを合流させて、回収ボックス11への流入口の数を減らす構成とすることも可能である。逆に、例えば、2次転写ロールT2bやその他のロールにも清掃器を設けて、各清掃器からの搬送経路からの流入口を増やす構成とすることも可能である。
(H04)前記実施例において、粉体の一例として、現像剤や放電生成物、紙粉、塵、埃等が収容される容器を例示したが、これに限定されず、従来公知の任意の粉体の容器に適用可能である。
(H05)前記実施例において、Y,M,C,Kの4色の画像が形成可能な構成を提示したが、これに限定されない。3色以下や単色、5色以上の画像形成装置に適用可能である。
(H06)前記実施例5において、水平プレート61の上流端を、回収ボックス11の側壁や上流側のガイドプレート31y、31kに接続する構成を例示したが、これに限定されない。水平プレート61の上流端と、側壁等との間に隙間を設けた構成とすることも可能である。
(H07)前記実施例1〜7を組み合わせることも可能である。例えば、実施例2,3の垂直面51や水平面52を実施例4の傾斜面33′の上下両端に設けたり、実施例4と実施例6,7の構成を組み合わせる等、任意の変更が可能である。
(H08)前記実施例において、第3のオーガ26に、巻き方向が互いに逆の羽根28a,28bを有する構成を例示したが、これに限定されない。例えば、全て同じ巻き方向の羽根で統一することも可能である。また、実施例では、軸方向に対して、第1の搬送羽根28aが設けられた範囲と、第2の搬送羽根28bが設けられた範囲とが同一に設定されているが、特許文献1に記載の構成のように、軸方向に対して、第1の搬送羽根28aが設けられた範囲と、第2の搬送羽根28bが設けられた範囲とが異なるように構成することも可能である。
(H09)前記実施例において、搬送部材とて回転軸の周りに螺旋ばねを有するオーガを使用したが、回転軸のない螺旋(例えば針金をコイススプリング形状にしたもの)を搬送部材として使用しても良い。
11…粉体の容器、
11a…収容部、
12y,12m,12c,12k…流入口、
26…搬送部材、
31y,31m,31c,31k…案内部材、
32…上端、
33…傾斜面、
61…第2の案内部材、
CLy,CLm,CLc,CLk…清掃器、
Gy,Gm,Gc,Gk…現像装置、
PRy,PRm,PRc,PRk…像保持体、
ROS…潜像の形成装置、
T1+T2+B…転写装置、
U…画像形成装置。

Claims (3)

  1. 粉体が収容される収容部と、
    前記収容部に向けて粉体を流入させる流入口と、
    前記収容部の内部に配置されて、前記収容部に流入した粉体を予め設定された搬送方向に搬送する搬送部材と、
    前記搬送方向に対して前記流入口よりも下流側に重力方向の上端が配置され、且つ、前記重力方向に対して下方に行くに連れて前記搬送方向の上流側に傾斜する傾斜面を有し、搬送部材で搬送される粉体を前記傾斜面に沿って案内する案内部材と、
    前記搬送方向および重力方向に対して直交する方向に対し前記搬送部材から離間するに連れて、前記搬送方向の下流側に傾斜する前記傾斜面と、
    を備えたことを特徴とする粉体の容器。
  2. 粉体が収容される収容部と、
    前記収容部に向けて粉体を流入させる流入口と、
    前記収容部の内部に配置されて、前記収容部に流入した粉体を予め設定された搬送方向に搬送する搬送部材と、
    前記搬送方向に対して前記流入口よりも下流側に重力方向の上端が配置され、且つ、前記重力方向に対して下方に行くに連れて前記搬送方向の上流側に傾斜する傾斜面を有し、搬送部材で搬送される粉体を前記傾斜面に沿って案内する案内部材と、
    前記搬送方向に対して、予め設定された間隔をあけて配置された複数の前記流入口と、
    各流入口に対応して、それぞれ配置された前記案内部材と、
    前記案内部材の上端に対して、前記搬送方向の上流側に間隔をあけて配置され、前記搬送部材の搬送方向に沿って延びる第2の案内部材と、
    を備えたことを特徴とする粉体の容器。
  3. 像保持体と、
    前記像保持体の表面に潜像を形成する潜像の形成装置と、
    前記像保持体の表面の潜像を可視像に現像する現像装置と、
    前記前記像保持体の表面の可視像を媒体に転写する転写装置と、
    転写後の前記像保持体の表面に残留した現像剤を除去する清掃器と、
    前記清掃器で除去された現像剤により構成された粉体を収容する請求項1または2に記載の粉体の容器と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2013013817A 2013-01-29 2013-01-29 粉体の容器及び画像形成装置 Expired - Fee Related JP5966951B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013013817A JP5966951B2 (ja) 2013-01-29 2013-01-29 粉体の容器及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013013817A JP5966951B2 (ja) 2013-01-29 2013-01-29 粉体の容器及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014145865A JP2014145865A (ja) 2014-08-14
JP5966951B2 true JP5966951B2 (ja) 2016-08-10

Family

ID=51426178

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013013817A Expired - Fee Related JP5966951B2 (ja) 2013-01-29 2013-01-29 粉体の容器及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5966951B2 (ja)

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0179069U (ja) * 1987-11-16 1989-05-26
JPH02100081A (ja) * 1988-10-07 1990-04-12 Minolta Camera Co Ltd 画像形成装置
JPH0359693A (ja) * 1989-07-28 1991-03-14 Seiko Epson Corp トナー回収装置
JPH04120580A (ja) * 1990-09-12 1992-04-21 Canon Inc 画像形成装置のクリーニング装置
JPH05257411A (ja) * 1992-03-16 1993-10-08 Ricoh Co Ltd クリーニング装置
JPH10288931A (ja) * 1997-04-11 1998-10-27 Ricoh Co Ltd 画像形成装置のトナー回収装置
JP4085571B2 (ja) * 2000-11-13 2008-05-14 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP4135415B2 (ja) * 2002-07-08 2008-08-20 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置の廃トナー回収ボックス
JP2007058096A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP4887773B2 (ja) * 2005-12-16 2012-02-29 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置
JP4943315B2 (ja) * 2007-06-27 2012-05-30 株式会社リコー 画像形成装置
JP2009109698A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Konica Minolta Business Technologies Inc トナーカートリッジおよび画像形成装置
JP4939578B2 (ja) * 2009-08-19 2012-05-30 株式会社沖データ 現像剤搬送装置、現像剤収容器、及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014145865A (ja) 2014-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4953634B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP6156739B2 (ja) 不要トナー搬送装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2014038123A (ja) 廃トナー回収装置及び画像形成装置
JP4716762B2 (ja) 廃トナー回収装置
JP5029159B2 (ja) 廃トナー・廃現像剤回収装置およびそれを用いたカラー画像形成装置
CN104950631B (zh) 显影装置和图像形成设备
JP5966951B2 (ja) 粉体の容器及び画像形成装置
JP4784662B2 (ja) 画像形成装置
JP2004279919A (ja) 画像形成装置
JP2017040780A (ja) 画像形成装置および現像剤の回収容器
JP3902381B2 (ja) 画像形成装置
JP6919245B2 (ja) 画像形成装置
JP5625777B2 (ja) 現像剤の収容容器および画像形成装置
JP2017059973A (ja) 画像読取り装置および画像形成装置
JP2019184871A (ja) 転写装置および画像形成装置
US11693340B2 (en) Image forming apparatus
JP4897444B2 (ja) クリーニング装置及びこれを備えた画像形成装置
JP5911394B2 (ja) 画像形成装置
JP4793460B2 (ja) 画像形成装置
JP2004233478A (ja) 画像形成装置、およびトナーボトル
JP3328445B2 (ja) 電子写真装置
JP2013130755A (ja) 現像装置および画像形成装置
US20080317520A1 (en) Image forming apparatus
JP2022141548A (ja) 画像形成装置
JP6303697B2 (ja) 現像装置および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160229

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160607

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160620

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5966951

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees