JP4943315B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4943315B2 JP4943315B2 JP2007338546A JP2007338546A JP4943315B2 JP 4943315 B2 JP4943315 B2 JP 4943315B2 JP 2007338546 A JP2007338546 A JP 2007338546A JP 2007338546 A JP2007338546 A JP 2007338546A JP 4943315 B2 JP4943315 B2 JP 4943315B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waste toner
- image forming
- forming apparatus
- leveling member
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Cleaning In Electrography (AREA)
Description
図中2は帯電ローラであり、帯電ローラ2によって、感光体1上を均一に帯電する。図中2aは帯電ローラ加圧バネ、2bは帯電クリーナローラ、2cは帯電クリーナローラ加圧バネである。帯電手段としては、ワイヤーによる帯電であるスコロトロン方式、コロトロン方式、中抵抗ゴムローラを用いる接触ローラ帯電方式、非接触ローラ帯電方式があるが、本例は非接触帯電ローラ帯電方式である。スコロトロン方式は、以前は感光体上を(−)に帯電させる場合に多く用いられていたが、放電の際にオゾンが発生するため、対環境を重視する観点から、現在は限られた機種群でしか使用されていない。また、コロトロン方式は感光体を(+)に帯電させるものであり、オゾンの発生は少ないが、あまり一般的には使用されていない。最近では、オゾンの発生を抑えることができる帯電ローラの単価が安くなってきたために、ローラ帯電方式がもっとも一般的な帯電手段である。接触式ローラ帯電方式、非接触ローラ帯電方式ともに、直流に対して交流を重畳する方法と、直流のみを印可する方法がある。
直流に交流を重畳する場合には、直流のみに比べて高画質を得ることができるが、感光体1のフィルミングという問題に注意が必要となる。また、交流を定電流制御することによって、環境変化による帯電ローラ2の抵抗値変動によって、表面電位に影響を与えないという利点がある反面、高圧電源のコストが高くなるし、交流高周波の音が問題としてある。直流のみを印加する場合には、環境変化による帯電ローラ2の抵抗値変動によって、環境変化に対して、表面電位に影響を与えるため、何らかの印可電圧の補正手段が必要となる。
非接触式の場合は、交流を定電流制御すると、感光体1と帯電ローラ2のギャップ変動の影響で、画像にむらが出てしまうために、直流のみを印加した場合と同様に、印加電圧を補正する手段が必要となる。但し、非接触であるため、帯電ローラ2の汚れに対しては、接触式より余裕がある。補正の方法としては、帯電ローラ2近傍の温度を検知し、印可電圧を切り替える方法、感光体1上の地汚れを定期的に検知し印可電圧を切り替える方法、フィードバック電流値によって印加電圧を決定する方法などがある。これらの方法を取ることによって、感光体1表面を約−500V〜−700V程度に帯電させる。駆動方式としては、感光体1に圧接させ、摩擦力で連れまわりさせる方法と、感光体1を回転駆動するためのギヤ装置等から駆動力をもらう方法がある。低速機では、前者の方法が取られる場合が多いが、高速、高画質を要求される機械では、後者の場合が多い。
帯電ローラ2の表面が汚れた場合には、汚れの付着した部分の、帯電能力が落ち、感光体を狙いの電位に帯電させることができなくなる。それによって帯電不良の異常画像となって現れる。それを防止するために、帯電ローラクリーナ2bを当接させている。この帯電ローラクリーナ2bは、金属軸に繊維を静電植毛した、植毛ローラや、金属軸の回りにメラミン樹脂をローラ上に配したメラミンローラ等があるが、現状は長寿命を達成するためにメラミンローラを使用する場合がほとんどである。帯電ローラクリーナ2bと帯電ローラ2間で、スリップが発生すると、汚れを帯電ローラ表面に擦りつけてしまい、汚れによる異常画像の発生を加速させてしまうことになる。
本例のクリーニングブレード3は、ウレタンゴムをカウンター方向にて感光体1の表面に当接させ、そのエッジ部で転写後の残トナーを掻き取る方法(クリーニングブレード方式)であり、これが最も一般的に用いられている方法である。クリーニングブレード3にて掻き取ったトナーを、廃トナー回収コイル3aにて図中手前方向、若しくは奥側方向に搬送し、廃トナータンク図示しないに収容する。カラー複写機においては、廃トナーの混色の問題があり、再利用しないのが一般的である。各色に有している搬送経路の端部をそのまま、廃トナータンクに接続するタイプと、各色の搬送経路を合流させ、1本の搬送経路として、廃トナータンクと接続するタイプがある。合流して廃トナータンクに接続する場合には、そこに中間転写上の廃トナーを合流させる場合もある。直接接続するタイプでは、次のような特徴がある。
・合流する搬送経路のスペースを省くことができ、小型化できる。
・合流する経路が不要となり、省資源化が実現できる。
・廃トナータンクを設置する位置に制約がある。
・廃トナータンクに複数(少なくとも4つ)の廃トナー受け入れ口があるため、廃トナータンク着脱時の廃トナー漏れに懸念がある。
合流する搬送経路を有するタイプでは、次のような特徴がある。
・廃トナータンクを設置するスペースに自由度がある。
・廃トナー受け入れ口を少なくできるので、廃トナータンク着脱時の廃トナー漏れの懸念が少ない。
・合流する経路を必要とするため、前期タイプと比較し、資源を多く使うことになる。
感光体1表面の摩擦係数を低いレベルで安定させるために、感光体表面に潤滑材を塗布する。これは、感光体1のフィルミングの防止のために実施するものである。潤滑材4は、潤滑材塗布ブラシローラ4aに対して圧接しており、潤滑材塗布ブラシローラ4aが回転することによって徐々に削られ、その削られた潤滑材は感光体1の表面に塗布されていく。潤滑材塗布ブラシローラ4aによって、感光体1表面に塗布された潤滑材は、潤滑材塗布ブレード4bによって、均一な厚さになって感光体表面に定着する。なお潤滑材4は潤滑剤加圧バネ4cによって潤滑材塗布ブラシローラ4aに圧接付勢してある。
タンデム式のカラー画像形成装置の場合、転写の方式として、中間転写ベルト方式、直接転写ベルト方式の2種類がある。各色の配置は、機械により様々であるが、排出される廃トナー量は、次のような関係にある。
黒>シアン≒マゼンダ≒イエロー
また、配置されている位置で見ると、転写部材の移動方向に対して最下流が多く、最上流が少なくなる。転写部材である転写ベルト56の移動方向に対して前記のような関係になるのは、最下流は逆転写トナー(一旦転写部材に転写されたトナーが再度感光体1に転写されてしまう現象)の影響があるからである。そのため廃トナータンク内の均し部材の搬送方向最上流側に、黒色形成作像ユニットまたは転写部材搬送方向最下流の廃トナーを排出することが望ましい。なお図中57aは、中間転写ベルトクリーニング装置57を構成する転写ベルトクリーニングブレードである。また6は廃トナー排出口を示す。
本発明の実施形態では、図示のように、廃トナータンク7内に抑制部材として仕切りをなす壁部材である仕切り板8を設けた構成を有する。
A>B≧C
均し部材7bにより廃トナーは図中右から左方向へ搬送されるが、途中の仕切り板8で搬送量を制限される。
仕切り板8を配置する位置としては、図14の位置と図15の位置の間が考えられる。本例ではブラックステーションとシアンステーションの間に配置しているが、シアンステーションとマゼンダステーション、マゼンダステーションとイエローステーションの間に配置する場合でも、同様である。
廃トナー受け入れ口7aには、廃トナー漏れ防止用のシール61aが設けられている。そこに作像ユニットに設けてある廃トナー排出口6を挿入する。その際、図示しないが、挿入と連動して廃トナー排出口6に設けてあるシャッタが開き、作像ユニット内を搬送されてきた廃トナーが廃トナータンク内に収容される。図中、廃トナー排出口6は1つであるが、図の奥行き方向手前、若しくは奥に同様の廃トナー排出口が並んでいる。
ここでは、仕切り板8の形状に関して説明する。仕切り板8と均し部材7bの間隔によって、搬送される廃トナー量を制限する例は、図13に述べている。ここでは仕切り板8の形状によって、搬送される廃トナー量を制限する実施例を示す。
2:帯電ローラ
2a:帯電ローラ加圧バネ
2b:帯電クリーナローラ
2c:帯電クリーナローラ加圧バネ
3:クリーニングブレード
3a:廃トナー回収コイル
4:潤滑材
4a:潤滑材塗布ブラシローラ
4b:潤滑材塗布ブレード
4c:潤滑剤加圧バネ
5:現像手段
6:廃トナー排出口
7:廃トナータンク
7a:廃トナー受け入れ口
7b:均し部材
8:仕切り板
8a:仕切り板の穴
8b:仕切り板の切り欠き
8c:仕切り板の下面(稜線)
9:露光装置
20:給紙装置
51:一次転写ローラ
52、53、54、55:ローラ
56:中間転写ベルト
57:中間転写ベルトクリーニング装置
57a:転写ベルトクリーニングブレード
61:二次転写ローラ
61a:廃トナー漏れ防止用のシール
70:定着装置
72:加熱ローラ
73:定着ローラ
71:定着ベルト
74:加圧ローラ
X:廃トナータンク内の有効活用できない空間
T:廃トナー
Claims (7)
- 画像形成装置本体より着脱可能な廃トナー収容タンクを有し、該廃トナー収容タンク内に、収容した廃トナーを搬送、拡散するための回転する均し部材を有し、該廃トナー収容タンクには、複数の廃トナー受け入れ口を有し、該均し部材は、前記廃トナー収容タンク天面と一定の間隔をもって配置され、前記廃トナータンク受け入れ口は、前記廃トナー収容タンクの一方の面に並んで配置され、前記廃トナー収容タンク内部において、前記各廃トナー受け入れ口の間の少なくとも一箇所に、前記廃トナー収容タンク天面と前記均し部材と間に、廃トナーが搬送方向下流に搬送されることを抑制する抑制部材を設け、該抑制部材が、前記均し部材により搬送された廃トナーを搬送方向に略平行して配置されている壁方向に移動させるべく配置されていることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1の画像形成装置において、前記抑制部材が仕切りをなす壁部材であることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1または2の画像形成装置において、前記均し部材がスクリュー形状を有していることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1から3のいずれかの画像形成装置において、前記画像形成装置本体がカラータンデム機であり、仕切り部材が、前記均し部材に対して略平行に配置されている壁面の少なくとも片方を傾斜配置していることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項4の画像形成装置において、前記均し部材の廃トナー搬送方向最上流に配置する作像ユニットが、転写媒体の移動方向最下流の作像ユニットであることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項4の画像形成装置において、均し部材の廃トナー搬送方向最上流に配置する作像ユニットは、黒色形成用の作像ユニットであることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項4から6のいずれかの画像形成装置において、前記仕切り部材を前記各受け入れ口間に有し、最上流の仕切り部材のみ、該仕切り部材による廃トナー移動方向を逆になるように配置していることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007338546A JP4943315B2 (ja) | 2007-06-27 | 2007-12-28 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007169087 | 2007-06-27 | ||
JP2007169087 | 2007-06-27 | ||
JP2007338546A JP4943315B2 (ja) | 2007-06-27 | 2007-12-28 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009031722A JP2009031722A (ja) | 2009-02-12 |
JP4943315B2 true JP4943315B2 (ja) | 2012-05-30 |
Family
ID=40402251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007338546A Active JP4943315B2 (ja) | 2007-06-27 | 2007-12-28 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4943315B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5966951B2 (ja) * | 2013-01-29 | 2016-08-10 | 富士ゼロックス株式会社 | 粉体の容器及び画像形成装置 |
JP6682232B2 (ja) * | 2015-10-14 | 2020-04-15 | キヤノン株式会社 | 搬送装置、クリーニング装置、現像装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0356962A (ja) * | 1989-07-26 | 1991-03-12 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 感光性樹脂組成物 |
JPH05257411A (ja) * | 1992-03-16 | 1993-10-08 | Ricoh Co Ltd | クリーニング装置 |
JP3103870B2 (ja) * | 1994-05-27 | 2000-10-30 | シャープ株式会社 | 画像形成装置の廃トナー回収装置 |
JP3501627B2 (ja) * | 1997-06-25 | 2004-03-02 | 株式会社リコー | 電子写真装置の廃トナータンクおよび電子写真装置 |
JPH11119619A (ja) * | 1997-10-17 | 1999-04-30 | Canon Inc | トナー回収装置及び画像形成装置 |
JP3702930B2 (ja) * | 1997-11-29 | 2005-10-05 | 富士ゼロックス株式会社 | トナー回収装置 |
JP4085571B2 (ja) * | 2000-11-13 | 2008-05-14 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
JP3499545B2 (ja) * | 2001-08-29 | 2004-02-23 | 京セラミタ株式会社 | トナー回収容器とそれを用いた画像形成装置 |
-
2007
- 2007-12-28 JP JP2007338546A patent/JP4943315B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009031722A (ja) | 2009-02-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4755867B2 (ja) | 現像装置、及びこれを備えたプロセスカートリッジ、画像形成装置 | |
US7991330B2 (en) | Developing unit including developer conveyance system having supply path, recovery path, and agitation path, process cartridge including developing unit, and image forming apparatus including process cartridge | |
US9618880B2 (en) | Developing device, process cartridge, and electrophotographic image forming apparatus | |
US20120189349A1 (en) | Developing device and image forming apparatus | |
JP2007256351A (ja) | 画像形成装置および現像カートリッジ | |
JP4167002B2 (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP2016206330A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
US7437105B2 (en) | Developing device and image forming apparatus | |
US8036575B2 (en) | Development device, image forming apparatus, and process cartridge having compact structure for discharging developer | |
JP2009139490A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2012230203A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP5442186B2 (ja) | 現像装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ | |
JP4943315B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4290157B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US11507016B2 (en) | Developing apparatus | |
JP5476870B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、現像剤交換方法 | |
JP2009168954A (ja) | 現像装置、画像形成装置 | |
JP2010134047A (ja) | ベルトユニットおよび画像形成装置 | |
US10895827B2 (en) | Developer conveyor having three blades | |
JP6068276B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
US8515320B2 (en) | Developing device, process unit and image forming apparatus | |
JP2007271863A (ja) | 現像装置、並びにこれを用いるプロセスユニット及び画像形成装置 | |
WO2022054489A1 (ja) | 現像装置およびそれを備えた画像形成装置 | |
JP5403413B2 (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP2007147964A (ja) | トナー補給装置およびこれを用いた現像装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100823 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120203 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120208 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120229 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4943315 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150309 Year of fee payment: 3 |