JP5963621B2 - 切断機 - Google Patents

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本発明は、切断機に関するものであり、更に詳しくは、H形鋼のフランジ部に設けられたアングルピース等の被切断物を、ガスバーナーを使用することなく切断することができる切断機に関するものである。
従来、鉄骨材のアングルピース等の突起物を切断して除去する場合は、当該突起物から所定の間隔を離した位置でガスバーナーを使用して切断しているのが現状である(特許文献1参照)。
一方、この種の突起物を切断する切断機としては、次のような構成のものが知られている。この切断機は、門型に形成された本体フレームと、本体フレームに設けられる切断用のバンドソーと、本体フレームを移動可能に設ける走行レールと、走行レールの下部にレールガイドを介して設けられる電磁石とから構成されている(特許文献2参照)。
このような構成の切断機は、切断する突起物の近傍の鉄鋼に電磁石を吸着させ、バンドソーの高さ調整をした後に、このバンドソーを高速に回転させ、次いで、手動又は自重によって本体フレームを走行レールに沿って突起物方向に押し出し、バンドソーで当該突起物を根本から切断するのである。
特開平6−185114号公報 特開2006−21265号公報
従来例のガスバーナーを使用して突起物を切断する場合においては、作業性が悪いだけでなく、鉄骨材等を火熱で損傷させてしまったり、火花粉塵の飛散や煙が発生するという問題点を有する。
また、ガスバーナーでは突起物を根本から切断できないために鉄骨材等の表面に切断痕が残存し、その仕上げ作業にも手間と時間とを必要とするという問題点も有する。
そして、従来例の切断機は、電磁石を鉄鋼部に吸着させるので、鉄鋼部の塗装厚や錆等の関係で電磁石の吸着力が弱い場合には、電磁石を鉄鋼部に確実に取り付けることができないという問題点を有する。
従って、従来例における突起物の切断作業においては、火炎での損傷や火花粉塵の飛散等の問題を解消して作業手間が掛からないようにすることと、電磁石の吸着力が弱い場合でも鉄鋼部に確実に取り付けることに解決しなければならない課題を有している。
前記従来例の課題を解決するための本発明の要旨は、H形鋼のフランジ部にセットして当該フランジ部に設けられたアングルピース等の被切断物を切断する切断機であって、前記フランジ部の幅と略同一の間隔又は広い間隔を開けて設けられる一対の取付保持板と、該一対の取付保持板のそれぞれの内側に設けられて前記フランジ部の縁部に沿って回動するローラと、前記一対の取付保持板のそれぞれの下端に設けられて前記フランジ部の端部に沿わす一対のガイド部と、前記取付保持板に立設する移動用のハンドルと、前記取付保持板に連設されると共に中央部に前記被切断物を通過するための切断開口部を有する取付基板と、該取付基板に設けられる駆動モータと、該駆動モータの駆動に連動して駆動すると共に前記取付基板に設けられる駆動ローラと、該駆動ローラと相対して前記取付基板に設けられる一対の従動ローラと、該従動ローラと前記駆動ローラとで回転するカッターと、を備えることである。
また、前記ガイド部は、横長の角柱状に形成され、当該ガイド部の外側には、前記フランジ部の端部に当設させて位置調整をするための押しボルトが螺着していること、;
前記ガイド部は、横長の角柱状に形成され、当該ガイド部の下端には、前記フランジ部の厚みに対応させて垂下長さを調整するための長さ調整ボルトが螺着していること、;
を含むものである。
本発明に係る切断機によれば、H形鋼のフランジ部に溶接されたアングルピース等の被切断物を、ガスバーナーを使用することなく切断することができる。
また、一対のガイド部をフランジ部の端部に沿わして、当該フランジ部を挟持した状態にセットするので、フランジ部の上に従来例の切断機の電磁石を吸着させるスペースが無い場合でも、被切断物を切断することができる。
そして、一対のガイド部をフランジ部の端部に沿わして、切断機をフランジ部の長手方向に沿って真っ直ぐに移動できるので、被切断物を正確に切断できるという種々の優れた効果を奏する。
ガイド部は、横長の角柱状に形成され、当該ガイド部の外側には、フランジ部の端部に当設させて位置調整をするための押しボルトが螺着していることによって、横長で角柱状のガイド部をフランジ部の両端部に沿わすので、切断機をフランジ部の長手方向に沿って正確に移動できる。
また、押しボルトを螺入して、ガイド部をフランジ部の両端部に沿わす際の位置調整ができるので、切断機をフランジ部の長手方向に沿ってさらに正確且つ確実に移動できるという種々の優れた効果を奏する。
ガイド部は、横長の角柱状に形成され、当該ガイド部の下端には、フランジ部の厚みに対応させて垂下長さを調整するための長さ調整ボルトが螺着していることによって、長さ調整ボルトで垂下長さを調整できるので、ガイド部をフランジ部の両端部に確実に沿わすことができるという優れた効果を奏する。
本発明に係る切断機11の斜視図である。 本発明に係る切断機11の斜視図である。 本発明に係る切断機11の正面図である。 ガイド部15を説明する、切断機11の正面図である。 ガイド部15を説明する、切断機11の正面図である。 本発明に係る切断機11の背面図である。 本発明に係る切断機11の右側面図である。 ガイド部15を説明する、切断機11の右側面図である。 本発明に係る切断機11の平面図である。 本発明に係る切断機11の底面図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。まず、図1から図3において、符号11は切断機を示し、この切断機11は、H形鋼12のフランジ部12aの幅と略同一の間隔又は広い間隔を開けて設けられる一対の取付保持板13と、一対の取付保持板13のそれぞれの内側に設けられるローラ14と、一対の取付保持板13のそれぞれの下端に設けられる一対のガイド部15と、取付保持板13に立設する移動用のハンドル16と、取付保持板13に連設される取付基板17と、取付基板17に設けられる駆動モータ18と、駆動モータ18の駆動に連動して駆動する駆動ローラ19と、駆動ローラ19と相対して取付基板17に設けられる一対の従動ローラ20と、従動ローラ20と駆動ローラ19とで回転するカッター21とから構成される。
H形鋼12は、図3に示すように、橋梁等における電車の線路22の下方に設置されている場合が想定される。切断機11は、そのような現場のH形鋼12のフランジ部12aに溶接されたアングルピース等の被切断物23を切断するのである。
取付保持板13は、横長の略柱状に形成されており、一対の取付保持板13は、図3に示すように、フランジ部12aの幅と略同一の間隔又は広い間隔を開けて設けられる。具体的には、一対の取付保持板13の間隔L1は、約160〜180mm程度が望ましい。
ローラ14は、図2に示すように、取付保持板13の内側の2箇所に設けられている。このローラ14は、図3に示すように、フランジ部12aの長手方向の縁部12bに沿って回動する。
ガイド部15は、図1及び図7に示すように、横長の角柱状に形成されている。このガイド部15をフランジ部12aの両端部12cに沿わすので、切断機11をフランジ部12aの長手方向に沿って正確に移動できる。
ガイド部15の外側には、図3に示すように、フランジ部12aの端部12cに当設させて位置調整をするための押しボルト24が螺着している。この押しボルト24の存在によって、当該押しボルト24を螺入して、ガイド部15をフランジ部12aの端部12cに沿わす際の位置調整ができるので(図4参照)、切断機11をフランジ部12aの長手方向に沿ってさらに正確且つ確実に移動できることとなる。
ガイド部15の下端には、図3に示すように、フランジ部12aの厚みに対応させて垂下長さを調整するための長さ調整ボルト25が螺着している。この長さ調整ボルト25の存在によって、ガイド部15の垂下長さを調整できるので(図5及び図8参照)、ガイド部15をフランジ部12aの端部12cに確実に沿わすことができる。
ハンドル16は、取付保持板13に立設している。このハンドル16を手で持って切断機11を被切断物23の方向へ押圧しながら移動して、H形鋼12のフランジ部12aに設けられた被切断物23を切断するのである。
取付基板17は、図3に示すように、所定大きさの略台形状に形成されており、この取付基板17の一端部が、取付保持板13に接続しているので(図1及び図2参照)、当該取付保持板13の移動に伴って取付基板17が移動する仕組みになっている。
取付基板17の中央部には、被切断物23を通過するための切断開口部26が形成されている。切断開口部26は、図3及び図6に示すように、縁部26aがアーチ状に形成されている。取付基板17の上部には、カバー27が設けられている。
なお、上述のように、切断機11は橋梁等における電車の線路22の下方に設置されているH形鋼12に対して使用するので、作業時に切断機11が線路22に当たらないようにする必要がある。そのために、取付基板17の側部の傾斜角度θは、約55〜65度程度が望ましい。また、取付基板17の幅L2は、約470〜490mm程度で、高さはL3は、約400〜420mm程度が望ましい(いずれも図3参照)。
駆動モータ18は、取付基板17に設けられており、図示しないON/OFFスイッチによって駆動と停止の操作がなされる。
駆動ローラ19は、駆動モータ18の駆動に連動して駆動する仕組みになっており、取付基板17に設けられる。また、駆動ローラ19は、従動ローラ20よりも大径に形成されたプーリからなり、当該従動ローラ20と伝動すべく回転式のカッター21が掛け回されている。
従動ローラ20は、駆動ローラ19と相対して取付基板17に一対設けられる。そして、従動ローラ20は、取付基板17の下端側の二隅に取り付けられた左右一対のプーリからなり、被切断物23に対しカッター21が直交するように配設されている。
カッター21は、ワイヤー式の回転式カッター、例えばワイヤソーからなり、駆動ローラ19と一対の従動ローラ20を介して高速に回転される。また、カッター21は、通常は図示しないベルトカバーで覆われている。
以上のように構成される切断機11は、一対のガイド部15をフランジ部12aの端部12cに沿わして、当該フランジ部12aを挟持した状態にセットするので、切断機11をフランジ部12aの長手方向に沿って真っ直ぐに移動できて、被切断物23を正確に切断できる。
また、フランジ部12aの上に従来例の切断機の電磁石を吸着させるスペースが無い場合でも、被切断物23を切断できるのである。
11 切断機
12 H形鋼
12a フランジ部
12b 縁部
12c 端部
13 取付保持板
14 ローラ
15 ガイド部
16 ハンドル
17 取付基板
18 駆動モータ
19 駆動ローラ
20 従動ローラ
21 カッター
22 線路
23 被切断物
24 押しボルト
25 長さ調整ボルト
26 切断開口部
26a 縁部
27 カバー

Claims (3)

  1. H形鋼のフランジ部にセットして当該フランジ部に設けられたアングルピース等の被切断物を切断する切断機であって、
    前記フランジ部の幅と略同一の間隔又は広い間隔を開けて設けられる一対の取付保持板と、
    該一対の取付保持板のそれぞれの内側に設けられて前記フランジ部の縁部に沿って回動するローラと、
    前記一対の取付保持板のそれぞれの下端に設けられて前記フランジ部の端部に沿わす一対のガイド部と、
    前記取付保持板に立設する移動用のハンドルと、
    前記取付保持板に連設されると共に中央部に前記被切断物を通過するための切断開口部を有する取付基板と、
    該取付基板に設けられる駆動モータと、
    該駆動モータの駆動に連動して駆動すると共に前記取付基板に設けられる駆動ローラと、
    該駆動ローラと相対して前記取付基板に設けられる一対の従動ローラと、
    該従動ローラと前記駆動ローラとで回転するカッターと、を備えること
    を特徴とする切断機。
  2. 前記ガイド部は、横長の角柱状に形成され、
    当該ガイド部の外側には、前記フランジ部の端部に当設させて位置調整をするための押しボルトが螺着していること
    を特徴とする請求項1に記載の切断機。
  3. 前記ガイド部は、横長の角柱状に形成され、
    当該ガイド部の下端には、前記フランジ部の厚みに対応させて垂下長さを調整するための長さ調整ボルトが螺着していること
    を特徴とする請求項1に記載の切断機。
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