JP5962591B2 - モータ駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インバータ回路を用いてモータを駆動するモータ駆動装置に関する。
従来から、例えば、インバータ回路のスイッチング素子のスイッチングにより直流電圧をPWM変調して交流に変換して3相のモータコイルに電圧を出力することで、位置センサレスの3相モータを駆動するモータ駆動装置がある。このようなモータ駆動装置では、PWM変調する際の変調方式について、3相変調方式と少なくとも1相のスイッチング素子のオンオフ状態を固定する他の変調方式とを選択的に切り替えるものが知られている。
例えば、下記特許文献1に開示されたモータの制御装置では、モータ起動時および低速回転領域では180度の正弦波駆動方式を適用し、高速回転領域では120度通電の矩形波駆動方式を適用するようになっている。
特開2005−27395号公報
しかしながら、上記従来技術のようなモータ駆動装置では、3相変調方式以外の他の変調方式を適用して更なる高速回転制御を行おうとすると、負荷変動が比較的大きい場合等にモータが安定駆動できないという不具合を発生する場合がある。他の変調方式を適用して更なる高速回転制御を行う場合には、他の変調方式の目標変調率波形(理論変調率波形)からのサンプリング周期を縮小しなければ、目標変調率波形に対して制御用の変調率波形が乖離してしまい、モータ駆動の不安定化に繋がる。
これに対し、マイクロコンピュータの処理周波数の向上やスイッチング動作の高周波数化等の対応を行えば、上記不具合を解消することが可能であるが、ハードウェア性能を向上しなければならないという問題がある。
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであり、更なる高速回転駆動を行う際にハードウェア性能を向上することなくモータを安定的に駆動することが可能なモータ駆動装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、
制御装置(100)が、PWM変調の方式を、3相変調方式を含む複数の変調方式の中で選択的に切り替え可能なモータ駆動装置であって、
制御装置は、3相変調方式以外の他の変調方式を選択しており、モータ(12)の目標回転数が上昇しているときに、目標変調率波形の周波数に対する制御用変調率値のサンプリングの周波数の倍率もしくは倍率の関連値に基づいて倍率が所定値未満に低下したと判断した場合には、PWM変調の方式を、他の変調方式から3相変調方式に切り替えることを特徴としている。
これによると、制御装置は、3相変調方式以外の他の変調方式でモータ回転数を上昇させているときに、目標変調率波形周波数に対するサンプリング周波数の倍率が所定値未満に低下した場合には、PWM変調方式を他の変調方式から3相変調方式に切り替える。すなわち、他の変調方式で回転数を上昇させているときに、目標変調率波形からの1周期あたりの制御用変調率値サンプリング数が所定数未満に低下した場合には、変調方式を他の変調方式から3相変調方式に変更する。したがって、1周期あたりの制御用変調率値サンプリング数が減少して、サンプリング値より形成される制御用変調率波形が目標変調率波形から乖離してきた場合には、サンプリング数が少なくても目標変調率波形に近似させ易い3相変調方式を採用できる。これによれば、制御装置の処理周波数の向上等のハードウェア性能の向上を行わなくても、変調方式を他の変調方式から3相変調方式へ切り替えることで、モータを比較的安定して高速回転することができる。このようにして、更なる高速回転駆動を行う際にハードウェア性能を向上することなくモータを安定的に駆動することができる。
なお、上記各手段に付した括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
本発明を適用した第1の実施形態におけるモータ駆動装置を一部ブロックで示した回路図である。 電動圧縮機の概略構造を示す断面図である。 制御装置の概略制御動作を示すフローチャートである。 2相変調方式を選択している場合の目標変調率波形とサンプリングした波形の一例を示すグラフである。 図4よりも目標回転数が上昇し、3相変調方式に切り替えた場合の目標変調率波形とサンプリングした波形の一例を示すグラフである。 図4と同一の目標回転数において、2相変調方式を選択したままの比較例の目標変調率波形とサンプリングした波形の一例を示すグラフである。 他の実施形態における変調方式の切り替え例を示すグラフである。 他の実施形態における3相変調方式以外の他の変調方式の一例を示すグラフである。 他の実施形態における3相変調方式以外の他の変調方式の他の一例を示すグラフである。 他の実施形態における3相変調方式以外の他の変調方式の他の一例を示すグラフである。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した形態と同様とする。実施の各形態で具体的に説明している部分の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、実施の形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1の実施形態)
本発明を適用した第1の実施形態について、図1〜図6を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態のモータ駆動装置は、電動圧縮機10の同期モータ12(モータに相当)を駆動するためのものである。電動圧縮機10は、例えば二酸化炭素等を冷媒とする車両用空調装置のヒートポンプサイクル中に配設される圧縮機であり、内蔵する同期モータ12により負荷としての圧縮機構11を駆動する。電動圧縮機10は、圧縮機構11において、気相冷媒を圧縮して(例えば二酸化炭素冷媒であれば臨界圧力以上まで圧縮して)吐出する電動コンプレッサである。本実施形態の同期モータ12は、例えば、磁石を埋設したロータを回転駆動する4極3相コイルを有する同期モータである。
図1に示す直流電源20は、例えば288Vの電圧を出力可能な高電圧バッテリからなる直流電圧の供給源である。直流電源20からインバータ回路40へ延びる一対の母線30には、高電圧リレーシステム50が配設されている。高電圧リレーシステム50は、複数のリレーと抵抗体とにより構成されている。高電圧リレーシステム50は、高電圧を印加するときに、抵抗体を有する経路で電圧印加を開始した後に抵抗体を有しない経路に切り替えを行うことで、母線30に突入電流が流れないようにする機能を有している。
また、高電圧リレーシステム50は、電動圧縮機10等に異常状態が検知された場合には、給電経路を遮断するようになっている。
図1に示すように、直流電源20からインバータ回路40への電力供給経路である一対の母線30間には、平滑手段としてのコンデンサ60、70が介設されている。コンデンサ60は、母線30に対してインバータ回路40と並列に接続された他の電気装置9の影響により変動する電圧を平滑にするために設けられている。ここで、電気装置9としては、車両走行用モータ駆動装置、充電装置、降圧DC/DC変換装置等が挙げられる。
例えば車両に複数のモータ駆動装置が搭載されており、電気装置9が車両走行用モータ駆動装置である場合には、直流電源20から給電されるモータ駆動装置のうち、電気装置9が主たる駆動装置であり、インバータ回路40を含む駆動装置が従たる駆動装置である。ここで、主たる駆動装置とは、例えば、従たる駆動装置よりも、直流電源20から給電される入力電力が大きい装置である。また、主たる駆動装置は、両駆動装置への給電が困難なときに、優先的に給電が行われる装置となる場合がある。
電気装置9への入力電力が、インバータ回路40を介する電動圧縮機10への入力電力に対して、例えば10倍以上大きいような場合には、電気装置9の影響により、直流電源20から母線30を介してインバータ回路40へ印加される電圧の変動が大きくなり易い。コンデンサ60は、この電圧変動を抑制するために設けられている。
コンデンサ70は、インバータ回路40のスイッチング素子のスイッチングに伴って発生するサージやリプルを吸収するために設けられている。
一方の母線30のコンデンサ60の接続点とコンデンサ70の接続点との間には、コイル80が配設されている。コイル80は、母線30間に並列に設けた2つのコンデンサ60、70の干渉を抑制するために設けられている。コイル80は、コンデンサ60とコンデンサ70との関係により発生する共振周波数を変更すること等を目的として設けられている。コンデンサ要素であるコンデンサ70、および、コイル要素であるコイル80は、所謂LCフィルタ回路を構成している。
インバータ回路40は、同期モータ12のステータコイルに対応したU相、V相、W相の3相分のアームからなり、母線30を介して入力された直流電圧をPWM変調により交流に変換して出力するものである。
U相アームは、スイッチング素子と還流用のダイオードとを逆並列接続した図示上方の上アームと、同じくスイッチング素子とダイオードとを逆並列接続した図示下方の下アームとを直列接続して構成されている。U相アームは、上アームと下アームとの接続部から延出した出力線45がモータコイルに接続されている。V相アームおよびW相アームも、スイッチング素子とダイオードとにより同様に構成され、上アームと下アームとの接続部から延出した出力線45がモータコイルに接続されている。
スイッチング素子には、例えば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等の素子を用いることができる。また、スイッチング素子とダイオードとからなるアームを、例えば、IGBTと逆導通用ダイオードとを1チップに集積したパワー半導体であるRCIGBT(Reverse Conducting
Insulated Gate Bipolar Transistor)等のスイッチング素子としてもかまわない。
出力線45には、1相もしくは複数相の出力線45を流れる電流を検出する電流検出装置90が設けられている。電流検出装置90には、変流器(カレントトランス)方式、ホール素子方式、シャント抵抗方式等が採用可能である。電流検出装置90は、検出した電流情報を後述する制御装置100へ出力する。
一対の母線30間には、例えばコンデンサ70の接続部位で母線30間の電圧を検出する電圧検出装置95が設けられている。電圧検出装置95には、抵抗分圧方式等が採用可能である。電圧検出装置95は、検出した電圧情報を後述する制御装置100へ出力する。
制御手段である制御装置100は、インバータ回路40の各スイッチング素子のスイッチング動作制御を行って同期モータ12の駆動を制御する。制御装置100は、モータコイル電流値情報等を入力し、これに基づいて、スイッチング信号であるPWM波を生成して、インバータ回路40へ出力する。
制御装置100は、ハードウェアとしては、例えばマイクロコンピュータもしくは専用IC等により構成される。制御装置100は、電圧/電流検出部100a、位置センサレス制御部100b、変調方式判定部100cおよび駆動回路部100dを有している。
電圧/電流検出部100aは、電流検出装置90からの電流情報信号および電圧検出装置95からの電圧情報信号を入力し、制御演算に用いる状態量(物理量)に変換する。位置センサレス制御部100bは、上位制御装置(例えば空調制御装置)からの圧縮機回転数指令および電圧/電流検出部100aからの状態量等を入力して、モータの回転速度−電流制御を位置センサレスで実現する制御情報を出力する。ここで、圧縮機回転数指令は、モータの目標回転数に相当する。
変調方式判定部100cは、位置センサレス制御部100bからの制御情報を入力して、モータの回転数や変調率サンプリング数に応じて複数の変調方式の中から採用する変調方式を判定する。複数の変調方式は、本例では、2相変調方式および3相変調方式である。本例の2相変調方式は、3相のアームのスイッチング素子のオンオフ状態を順次固定するとともに、各相アームの固定では上アーム側と下アーム側とに交互に電気角で60度ずつ固定する所謂上下べた2相変調である。
変調方式判定部100cは、判定した変調方式で変調信号を算出し、駆動回路部100dへ出力する。駆動回路部100dは、インバータ回路40を動作させる駆動信号を発生する部品からなる。駆動回路部100dは、変調方式判定部100cから変調信号を入力して、パルス状の駆動信号(PWM波信号)をインバータ回路40へ出力する。
電動圧縮機10は、例えば、自動車のエンジンルーム内に配置されている。電動圧縮機10は、放熱器、減圧器、および蒸発器とともに、車両空調装置用の冷凍サイクル装置を構成している。
図2に示すように、電動圧縮機10はハウジング1を備えている。ハウジング1は、伝熱性の高いアルミニウム材もしくはアルミニウム合金材等の金属からなるもので、略円筒状に形成されている。ハウジング1には、冷媒吸入口1aおよび冷媒吐出口1bが設けられている。
冷媒吸入口1aは、ハウジング1において軸線方向一方側(図示左方側)に配置されている。冷媒吸入口1aは、ハウジング1の円筒部を径方向に貫通するように形成されている。冷媒吸入口1aには、蒸発器の冷媒出口からの冷媒が流入する。冷媒吐出口1bはハウジング1において軸線方向他方側に配置されている。冷媒吐出口1bは、放熱器の冷媒入口に向けて冷媒を吐出する。
電動圧縮機10は、圧縮機構11、同期モータ12、インバータ回路40、およびインバータカバー2等から構成されている。同期モータ12は、回転軸13、ロータ14、ステータコア15、およびステータコイル16(モータコイルに相当)等から構成されている。
回転軸13は、ハウジング1内に配置されている。回転軸13はその軸線方向がハウジング1の軸線方向に一致している。回転軸13は、2つの軸受けにより回転自在に支持されている。回転軸13は、ロータ14から受ける回転駆動力を圧縮機構11に伝える。軸受けは、ハウジング1により支持されている。
ロータ14は、例えば永久磁石が埋め込まれたもので、筒状に形成されているものであって、回転軸13に対して固定されている。ロータ14は、ステータコア15から発生される回転磁界に基づいて、回転軸13とともに回転する。
ステータコア15は、ハウジング1内においてロータ14に対して径方向外周側に配置されている。ステータコア15は、その軸線方向が回転軸13の軸線方向に一致する筒状に形成されている。ステータコア15は、ロータ14との間に隙間を形成している。この隙間は、回転軸13の軸線方向に冷媒を流通させる冷媒流路17を構成している。
ステータコア15は、磁性体からなるもので、ハウジング1の内周面に支持されている。ステータコイル16は、ステータコア15に対して回巻されている。ステータコイル16は回転磁界を発生する。
圧縮機構11は、同期モータ12に対して軸線方向他方側(図示右方側)に配置されている。圧縮機構11は、例えば固定スクロールと可動スクロールとから構成されるスクロール型コンプレッサであって、同期モータ12の回転軸13からの回転駆動力によって可動スクロールを旋回させて冷媒を吸入、圧縮、吐出する。圧縮機構11は、スクロール式に限定されるものではなく、例えば、ベーンを有するロータリ式であっでもかまわない。
インバータ回路40は、ハウジング1の取付面1cに装着されている。具体的には、インバータ回路40は、複数のスイッチング素子を含むパッケージユニットが例えば電気絶縁放熱シートを介して取付面1cに圧接するように配置されている。取付面1cは、ハウジング1の軸線方向において、反圧縮機構側の肉部1n(図示左方側の端壁部)の外面に形成されている。
インバータ回路40は、同期モータ12を駆動する三相電圧を発生する駆動回路を構成している。インバータカバー2は、例えば金属製もしくは樹脂製であり、インバータ回路40を覆うように形成されている。インバータカバー2は、ハウジング1にネジ(図示省略)により締結されている。
なお、図2に示す電動圧縮機10は、図1に示す一点鎖線で囲んだ構成を含んでおり、図2に示すインバータ回路40の搭載室には、制御装置100等も配設されている。
図2に示す同期モータ12のステータコイル16に三相の駆動電流が流れると、ステータコア15から回転磁界が発生するため、ロータ14に対して回転力が発生する。すると、ロータ14が回転軸13とともに回転する。圧縮機構11は、回転軸13からの回転駆動力によって旋回して冷媒を吸入する。
このとき、蒸発器側からの低温低圧の吸入冷媒は、冷媒吸入口1aからハウジング1内へ流入する。そして、この吸入冷媒は、肉部1nに沿って流れた後、冷媒流路17を通過して圧縮機構11側に流れる。ハウジング1内を流れる冷媒は、ロータ14の回転により軸線回りに旋回するように流れる。吸入冷媒は、圧縮機構11で圧縮され、冷媒吐出口1bから放熱器側へ吐出される。電動圧縮機10は、同期モータ12の回転数が上昇するにしたがって、圧縮機構11が吸入して圧縮吐出する冷媒量を増大させる。
一方、インバータ回路40は、その作動に伴って熱を発生する。インバータ回路40が発する熱は、ハウジング1の肉部1nを通して、肉部1nに沿って流れる吸入冷媒に伝わる。
このとき、ステータコイル16は、三相の駆動電流の通電に伴って熱を発生する。ステータコイル16から発生した熱は、ステータコア15を通して冷媒流路17内の吸入冷媒に伝わる。これにより、ステータコア15およびステータコイル16を吸入冷媒により冷却することができる。ステータコア15およびステータコイル16を冷却するために、ハウジング1とステータコア15との間の一部に冷媒流路を形成してもかまわない。
次に、図3を参照して、制御装置100の変調方式選択制御動作について説明する。制御装置100は、電動圧縮機10に給電されて回転駆動しているときには、まず、上位制御装置からの電動圧縮機10の回転数指令(同期モータ12の目標回転数)を取得する(ステップ110)。次に、取得した回転数指令に基づいて同期モータ12を駆動する際の電気角周波数を算出する(ステップ120)。ステップ120では、回転数指令値等に基づいて定まる目標変調率波形の周波数を算出することになる。
ステップ120を実行したら、電気角1周期における目標変調率波形からの制御用の変調率値のサンプリング数を算出する(ステップ130)。すなわち、ステップ130では、電気角周波数に対するサンプリング周波数(本例では20kHz)の倍率を算出することになる。ステップ130で電気角1周期におけるサンプリング数を算出したら、算出したサンプリング数が所定値(本例では18)未満であるか否か判断する(ステップ140)。
ステップ140において、サンプリング数が所定値未満でない、すなわち所定値以上であると判断した場合には、インバータ回路40でPWM変調を行う際の変調方式として2相変調方式を選択する(ステップ150)。ステップ140において、サンプリング数が所定値未満であると判断した場合には、インバータ回路40でPWM変調を行う際の変調方式として3相変調方式を選択する(ステップ160)。ステップ150もしくはステップ160を実行して、PWM変調を行う際の変調方式を選択したら、ステップ110へリターンする。
図3に示した制御フローは、定期的に繰り返して実行される。制御動作が繰り返し実行される周期としては、上位制御装置からの回転数指令が入力される周期、制御装置100の内部的な速度制御周期、電流制御周期等とすることができる。繰り返し実行の周期は、電気角1周期におけるサンプリング数に影響を与える(サンプリング数の変化がありうる)制御周期とすることが好ましい。
なお、図3では図示を省略しているが、制御装置100は、同期モータ12起動直後等の比較的回転数指令値が小さい低速回転時には、PWM変調方式に3相変調方式を選択する。回転数指令値が増大して、中速回転から比較的高速回転が求められると、制御装置100は、電圧飽和を緩和したりスイッチング損失を低減したりすることが可能な2相変調方式を選択するようになっている。そして、回転数指令値が更に増大して、更なる高速回転(超高速回転)が求められると、制御装置100は、電気角1周期におけるサンプリング数に基づいて3相変調方式を選択する。
上述の構成および作動によれば、制御装置100は、インバータ回路40におけるPWM変調の方式を、2相変調方式および3相変調方式の中で選択的に切り替え可能なモータ駆動装置である。制御装置100は、2相変調方式を選択しているときに上位制御装置からの回転数指令値が上昇し、電気角周波数に対するサンプリング周波数の倍率が所定値未満に低下したと判断した場合には、PWM変調の方式を2相変調方式から3相変調方式に切り替える。
これによると、制御装置100は、2相変調方式でモータ回転数を上昇させているときに、目標変調率波形周波数に対するサンプリング周波数の倍率が所定値未満に低下した場合には、PWM変調方式を2相変調方式から3相変調方式に切り替える。すなわち、2相変調方式で回転数を上昇させているときに、目標変調率波形からの1周期あたりの制御用変調率値サンプリング数が所定数未満に低下した場合には、変調方式を2相変調方式から3相変調方式に変更する。
したがって、1周期あたりの制御用変調率値サンプリング数が減少して、サンプリング値より形成される制御用変調率波形が目標変調率波形から乖離してきた場合には、サンプリング数が少なくても目標変調率波形に近似させ易い3相変調方式を採用できる。これによれば、制御装置100の処理周波数の向上等のハードウェア性能の向上を行わなくても、変調方式を2相変調方式から3相変調方式へ切り替えることで、モータを比較的安定して更に高速回転することができる。このようにして、更なる高速回転駆動を行う際にハードウェア性能を向上することなく同期モータ12を安定的に駆動することができる。
図4に示す、電気角周波数が1kHz(本例では機械角周波数500Hz)であり、サンプリング周波数が20kHzである場合には、電気角1周期あたりのサンプリング数は20である。図4に示すように、実線で示す2相変調の理論波形(理論的な変調率波形、目標変調率波形)と破線で示すサンプリング波形とは、比較的一致している。
図5に示す、電気角周波数が1.5kHzであり、サンプリング周波数が20kHzである場合には、電気角1周期あたりのサンプリング数は13.3である。図5に示すように、実線で示す3相変調の理論波形(理論的な変調率波形、目標変調率波形)と破線で示すサンプリング波形とは、極めて一致している。
電気角1周期あたりのサンプリング数が18点以上あれば、サンプリング波形の理論波形再現率は66%以上となる。本発明者は、理論波形再現率が66%以上であれば、理論波形からの乖離度は小さく、安定して同期モータ12を超高速回転駆動(図4に示した場合よりも更なる高速回転駆動)することができることを確認している。
図6に示す、電気角周波数が1.5kHzであり、サンプリング周波数が20kHzである場合には、図5と同様に電気角1周期あたりのサンプリング数は13.3である。図6に示すように、実線で示す2相変調の理論波形(理論的な変調率波形、目標変調率波形)と破線で示すサンプリング波形とは大きく乖離し、サンプリング波形の理論波形再現率は例えば50%以下となってしまう。図6に示す比較例では、2相変調を採用しているにも係わらず、スイッチング素子の固定状態が、電気角で60度よりも極めて短くなってしまう場合がある。サンプリング波形の理論波形からの乖離度が大きくなると、理論波形と電流検出装置90の検出情報とに基づいて、精度よく同期モータ12を回転駆動制御することが困難となる。
制御装置100のハード性能を向上して、電気角1周期あたりのサンプリング数を上昇させれば、超高速回転域においてもサンプリング波形の理論波形再現率を向上させることは可能である。しかしながら、サンプリング周波数の高周波化は、コストアップを招き易く、スイッチング損失の増大等も招いてしまう。そのため、電圧飽和の緩和やスイッチング損失の低減を目的の一つとする2相変調を用いる効果が失われてしまう。
本実施形態では、起動直後の低速回転域では3相変調方式を用い、中速回転域から高速回転域では2相変調方式を選択する。そして、更なる高速回転が求められる超高速回転域では、3相変調方式を選択し、電圧飽和の緩和よりも理論波形再現率を向上することを優先する。
これにより、位置センサレスで負荷変動が比較的大きい電動圧縮機10を駆動する場合において、超高速回転を安定して行うことができる。電気角で1.11kHzを超える例えば1.5kHzの超高速回転を、ハード性能を向上することなく、サンプリング周波数20kHzのPWM制御で達成することが可能である。したがって、比較的小型の電動圧縮機10であっても、インバータ回路40や制御装置100の大型化や高コスト化を抑止しつつ超高速回転に対応することで、高い冷媒圧縮吐出性能を得ることが可能となる。
本例では、電気角1周期あたりのサンプリング数が18点未満となった場合に、PWM変調の方式を2相変調方式から3相変調方式に切り替えていたが、判定基準のサンプリング数は18に限定されるものではない。例えば、判定基準のサンプリング数を20としてもかまわない。電気角で1kHzを超える超高速回転を、ハード性能を向上することなく、サンプリング周波数20kHzのPWM制御で達成することが可能である。電気角周波数1kHzを超える回転を、更なる高速回転(超高速回転)ということができる。
起動直後の低速回転域から上記した超高速回転域まで、すべて3相変調方式を用いても超高速回転対応は可能である。しかしながら、本実施形態によれば、低速回転域と超高速回転域との間の中速回転域および高速回転域において2相変調方式を用い、スイッチング損失を低減することが可能である。
また、同期モータ12が駆動する負荷は、冷凍サイクルの冷媒を吸入して圧縮する圧縮機構11である。そして、インバータ回路40は、圧縮機構11が吸入する吸入冷媒により冷却される構成となっている。
同期モータ12を安定的に高速回転駆動させるためにPWM変調方式を2相変調方式から3相変調方式に切り替えると、スイッチング素子のスイッチング損失が増大してインバータ回路40からの発熱量が増大する。これに対し、インバータ回路40は圧縮機構11の吸入冷媒により冷却されるようになっている。モータ回転数が上昇するほど吸入冷媒の流量も増大するので、吸入冷媒によるインバータ回路40を冷却する能力が向上する。したがって、同期モータ12を更なる高速回転駆動させるための変調方式の切り替えにより発熱量が増大したとしても、モータ回転数の上昇に伴う吸入冷媒による冷却能力向上により、インバータ回路40を確実に冷却することができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
上記実施形態では、制御装置100は、目標回転数が上昇して、電気角1周期あたりのサンプリング数が所定値未満に低下したと判断した場合に、PWM変調の方式を2相変調方式から3相変調方式に切り替えていた。このPWM変調の方式の切り替えは、電気角1周期あたりのサンプリング数、すなわち、目標変調率波形周波数に対するサンプリング周波数の倍率に基づくものに限定されるものではない。目標変調率波形周波数に対するサンプリング周波数の倍率の関連値に基づくものであってもよい。
目標変調率波形周波数に対するサンプリング周波数の倍率の関連値の一例として、2相変調における休止期間(各相アームの固定期間)を用いることができる。上下べたの2相変調において目標回転数から算出される休止期間をTsとすると、Tsは下記数式1で表される。
(数式1)
Ts=1/(N・Pn・6)
ここで、Nはモータ目標回転数(Hz)、Pnはロータの極対数(本例では2)である。
数式1で算出される休止期間Tsに対し、実際の出力の休止期間がTrである場合には、Tr/Tsが所定値未満に低下したときに2相変調方式から3相変調方式に切り替えることができる。前述した電気角1周期あたりのサンプリング数に基づきサンプリング波形の理論波形再現率が決まることから、理論波形再現率に関連するTr/Tsが66%未満となった場合に、2相変調方式から3相変調方式に切り替えることが好ましい。また、余裕度を考慮して、Tr/Tsが70%未満となった場合に、2相変調方式から3相変調方式に切り替えるものであってもよい。
目標変調率波形周波数に対するサンプリング周波数の倍率の関連値の他の一例として、波形形状の生成率、すなわち、理論波形の再現率を用いることができる。例えば、理論波形をViとし、実際の波形(例えばインバータ回路への指令値)をVrとすると、波形形状の生成率の評価関数Jは下記数式2で表される。
(数式2)
J=Σ|Vi−Vr|
評価関数Jの値が所定値を超えたら、波形形状の生成率が低下し理論波形からの乖離度が大きくなっているので、2相変調方式から3相変調方式に切り替えることができる。評価関数Jの閾値は、波形形状の生成率66%に対応した値とすることができる。また、余裕度を考慮して、評価関数Jの閾値を、波形形状の生成率70%に対応した値とするものであってもよい。
また、目標変調率波形周波数に対するサンプリング周波数の倍率の関連値の他の例として、モータの回転数(すなわち回転数指令値)や変調率を用いてもかまわない。これらによれば、演算を簡素化することが可能である。変調率の値に応じて変調方式を切り替える場合には、図7にマップを例示するように、回転数とトルクとに応じて変調方式が切り替わることになる。変調率は、回転数やサンプリング数以外にトルクの影響も受ける変数であるため、図7に示すような変調方式の切り替えとなる。また、モータ回転数の値に応じて変調方式を切り替える場合には、例えば図7に示すNjを閾値として2相変調と3相変調とを切り替えることができる。
また、上記実施形態では、制御装置100は、PWM変調の方式を、上下べたの2相変調方式と3相変調方式とで選択的に切り替えるものであったが、これに限定されるものではない。PWM変調の方式を3相変調方式を含む複数の変調方式の中で選択的に切り替えるものであればよい。
制御装置は、3相変調方式以外の他の変調方式を選択しており目標回転数が上昇しているときに、目標変調率波形の周波数に対するサンプリングの周波数の倍率が所定値未満に低下したと判断した場合には、PWM変調の方式を他の変調方式から3相変調方式に切り替えるものであればよい。
他の変調方式は、例えば図8に示す、3相のアームのスイッチング素子のオンオフ状態を順次下アーム側に電気角で120度ずつ固定する所謂下べたの2相変調方式であってもよい。また、他の変調方式は、例えば図9に示す、3相のアームのスイッチング素子のオンオフ状態を順次上アーム側に電気角で120度ずつ固定する所謂上べたの2相変調方式であってもよい。また、他の変調方式は、第1の実施形態と異なる例えば図10に示す上下べたの2相変調方式であってもよい。図10に示す変調方式は、電流位相同期の上下べたの2相変調方式である。電圧波形に対して電流波形は位相差があるため、電流位相に同期して各相アームを固定すると図10に示す変調率波形となる。また、他の変調方式は、例えば矩形波変調方式であってもかまわない。
また、上記実施形態では、インバータ回路40を、内部を吸入冷媒が流通するハウジング1の端壁部の外面に取り付けていたが、これに限定されるものではない。例えば、インバータ回路をハウジング1の筒状部外面に取り付けるものであってもよい。また、例えば、インバータ回路をハウジング1内の吸入冷媒が流通する位置に設けるものであってもよい。
また、上記実施形態では、インバータ回路40を圧縮機構11の吸入冷媒で冷却するものであったが、これに限定されるものではない。例えば、インバータ回路は、発する熱を大気中に放熱するものであってもよい。
また、上記実施形態では、モータ駆動装置が、車両用空調装置のヒートポンプサイクル中に配設される圧縮機の圧縮機構を負荷とするモータを駆動するものであったが、これに限定されるものではない。モータが駆動する負荷は、例えば定置式の圧縮機構であってもよいし、圧縮機構以外の負荷であってもかまわない。
10 電動圧縮機
11 圧縮機構(負荷)
12 同期モータ(モータ)
16 ステータコイル(モータコイル)
40 インバータ回路
100 制御装置

Claims (2)

  1. 3相のモータコイル(16)を有するモータ(12)の各相に対応して設けられたスイッチング素子を有し、前記スイッチング素子のスイッチング動作に伴うPWM変調により直流電圧を交流電圧に変換して前記各相のモータコイルへ出力するインバータ回路(40)と、
    前記モータの目標回転数に応じて定まる目標変調率波形から所定周期でサンプリングした制御用変調率値に基づいて、前記インバータ回路の前記PWM変調を制御する制御装置(100)と、を備え、
    前記制御装置が、前記PWM変調の方式を、3相変調方式を含む複数の変調方式の中で選択的に切り替え可能なモータ駆動装置であって、
    前記制御装置は、前記3相変調方式以外の他の変調方式を選択しており、前記目標回転数が上昇しているときに、前記目標変調率波形の周波数に対する前記サンプリングの周波数の倍率もしくは前記倍率の関連値に基づいて前記倍率が所定値未満に低下したと判断した場合には、前記PWM変調の方式を、前記他の変調方式から前記3相変調方式に切り替えることを特徴とするモータ駆動装置。
  2. 前記モータが駆動する負荷は、冷凍サイクルの冷媒を吸入して圧縮する圧縮機構(11)であり、
    前記インバータ回路は、前記圧縮機構が吸入する吸入冷媒により冷却されることを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動装置。
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