JP5228387B2 - インバータ装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態1に係るインバータ装置20とその周辺の電気回路である。インバータ装置20の制御回路7は、電源ラインに設けられた電流センサ6からの電圧により電流を検出する。この電流値から相電流値を求める。そして、センサレスDCブラシレスモータ11(以降モータ11と称す)を構成する磁石回転子5による固定子巻線4の誘起電圧を演算し、磁石回転子5の位置検出を行う。この位置検出、回転数指令信号(図示せず)等に基づき、インバータ回路10を構成するスイッチング素子2を制御し、バッテリー1からの直流電圧をPWM変調でスイッチングすることにより、正弦波状の交流電流をモータ11を構成する固定子巻線4へ出力する。
上記所定値としては、図27〜図30において、凡そON時間tn(OFF時間tf)が適当である。図27、図29においては、上アームスイッチング素子のONを基準に、両端が立上り及び立ち下がりになっており、左端右端でそれぞれ、ON時間tn(OFF時間tf)の1/2を削減すると、電流の流れる時間として適切になる。図28、図30においては、上アームスイッチング素子のOFFに代わり下アームスイッチング素子のONを基準にすると、両端が立上り及び立ち下がりになっており、左端右端でそれぞれ、ON時間tn(OFF時間tf)の1/2を削減すると、電流の流れる時間として適切になる。上アームスイッチング素子のOFFと下アームスイッチング素子のONとはデッドタイムtdシフトしているだけである。
中間通電相V相の電流の向きが−方向の場合である図27、図28においては、図から分かるように、上アームスイッチング素子U及びV2つのみにON信号を出力する時間はそのままで、上アームスイッチング素子U1つのみにON信号を出力する時間を、ON時間tn(OFF時間tf)削減すると、電流の流れる時間として適切になる。一方、中間通電相V相の電流の向きが−方向の場合である図29、図30においては、図から分かるように、上アームスイッチング素子U1つのみにON信号を出力する時間はそのままで、上アームスイッチング素子U及びV2つのみにON信号を出力する時間を、ON時間tn(OFF時間tf)削減すると、電流の流れる時間として適切になる。
図27〜図30において、上アームスイッチング素子U1つのみがONしている時間は、下アームスイッチング素子Y及びZ2つのみがONしている時間に等しい。上アームスイッチング素子U及びV2つのみがONしている時間は、下アームスイッチング素子Z1つのみがONしている時間に等しい。従って、それぞれ置き換えることができる。
図31に本実施の形態におけるインバータ装置とその周辺の回路を示す。U相下アームスイッチング素子Xとアース間にシャント抵抗25、V相下アームスイッチング素子Yとアース間にシャント抵抗26、W相下アームスイッチング素子Zとアース間にシャント抵抗27がそれぞれ設けられている。インバータ装置21の制御回路24は、これら各シャント抵抗からの電圧により、各相の相電流を検出する。
インバータ回路10とモータ11との間に電流センサを2個設ける場合(図示せず)についても、実施の形態5と同様である。例えばU相とV相に設ける場合、図27〜図30における電流値は、U相の相電流iUは当該電流センサにより検出される。そして、W相の相電流iWは、U相の相電流iUとV相の相電流iV(当該電流センサにより検出される)との和により求められる。
実効値の演算については、電流値を2乗することなど異なるが平均値と同様に算出できる。図27〜図30の例においては、上アームスイッチング素子U1つのみにON信号を出力する時間とU相電流iUの2乗との積と、上アームスイッチング素子U及びV2つのみにON信号を出力する時間とW相電流iWの2乗との積との和を、所定時間(キャリア周期の半分など)で割り、1/2乗することにより実効値を算出できる。
図32に、電動圧縮機40の右側にインバータ装置20を密着させて取り付けた図を示す。金属製筐体32の中に圧縮機構部28、モータ11等が設置されている。冷媒は、吸入口33から吸入され、圧縮機構部28(この例ではスクロール)がモータ11で駆動されることにより、圧縮される。この圧縮された冷媒は、モータ11を通過する際にモータ11を冷却し、吐出口34より吐出される。
2 スイッチング素子
3 ダイオード
4 固定子巻線
5 磁石回転子
6 電流センサ
7 制御回路(インバータ装置20)
10 インバータ回路
11 センサレスDCブラシレスモータ
20 インバータ装置(直流電源ラインに電流センサ)
21 インバータ装置(下アームに電流検出用シャント抵抗)
24 制御回路(インバータ装置21)
25 電流検出用下アームシャント抵抗(U相)
26 電流検出用下アームシャント抵抗(V相)
27 電流検出用下アームシャント抵抗(W相)
40 電動圧縮機
Claims (8)
- 直流電源のプラス側に接続される上アームスイッチング素子とマイナス側に接続される下アームスイッチング素子とを備えたインバータ回路と、前記直流電源と前記インバータ回路間に電流検出器と、前記スイッチング素子を制御して交流電流をモータへ出力させ、前記電流検出器により電流を検出する制御回路とを備えたインバータ装置において、前記制御回路が、上アームスイッチング素子のうち一つのみにON信号を出力している時間と当該時間に前記電流検出器により検出される電流値との積、及び、上アームスイッチング素子のうち二つのみにON信号を出力している時間と当該時間に前記電流検出器により検出される電流値との積とに基づいて、前記直流電源との間に流れる直流電流の平均値を算出するように構成し、当該平均値の算出に用いる前記ON信号を出力している時間は、実際に出力している時間に対し、前記制御回路がスイッチング素子にON信号を出力した後、当該スイッチング素子のONが完了するまでの遅延時間小さくし、当該小さく設定する時間は、中間通電相の電流の向きがモータから流れ出る方向の場合、上アームスイッチング素子1つのみにON信号を出力している時間とし、中間通電相の電流の向きがモータへ流れ込む方向の場合、上アームスイッチング素子2つのみにON信号を出力している時間としたインバータ装置。
- 上アームスイッチング素子のうち1つのみがONしている時間を下アームスイッチング素子のうち2つのみがONしている時間に、上アームスイッチング素子のうち2つのみがONしている時間を下アームスイッチング素子のうち1つのみがONしている時間に、それぞれ置き換えた請求項1に記載のインバータ装置。
- 前記電流検出器に代わり、下アームスイッチング素子と直列に電流検出器が備えられる請求項1または2に記載のインバータ装置。
- 前記電流検出器に代わり、インバータ回路とモータとの間に電流検出器が備えられる請求項1または2に記載のインバータ装置。
- 直流電流の平均値に代わり実効値を算出する請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載のインバータ装置。
- 電動圧縮機のモータを駆動する請求項1から請求項5のうちいずれか一項に記載のインバータ装置。
- 前記電動圧縮機に搭載される請求項6に記載のインバータ装置。
- 車両に搭載される請求項1から請求項7のうちいずれか一項に記載のインバータ装置。
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