JP5962532B2 - ルーフライニングの仮保持構造 - Google Patents

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本発明は、ルーフライニングの仮保持構造に関し、さらに詳しくは、ルーフライニングの本体に対して仮保持片を上方へ変形し難く且つ下方へ変形し易くしてルーフライニングを確実且つ円滑に仮保持することができるルーフライニングの仮保持構造に関する。
従来のルーフライニングの仮保持構造として、例えば、図11に示すように、ルーフライニング103の車両後方の端末部に仮保持片111が設けられ、ルーフパネルの車室内側に車両幅方向の内側に突出して仮保持台125が設けられている構造101が一般に知られている(例えば、特許文献1参照)。そして、ルーフライニング103をルーフパネルの車室内側に取り付けるときに、仮保持片111を仮保持台125の下方から押し上げて仮保持台125の受け面上に載置することでルーフライニング103が仮保持される。
上記ルーフライニング103は、通常、プレス成形等により成形されており、上記仮保持片111は、ルーフライニング103の一般面の厚さと略同じ厚さで形成されている。また、上記仮保持台125の受け面は、車室内方に略水平に延びており(特許文献1の段落〔0014〕参照)、上記仮保持片111は、仮保持台125上に載置されるように略水平に延びている。
特開2010−36700号公報
しかし、上記特許文献1の技術では、仮保持片111は、ルーフライニング103の一般面の厚さと略同じ厚さで且つ略水平に延びているので、仮保持片111を仮保持台125上に載置したときに、ルーフライニング103の自重により仮保持片111が上方に折れてルーフライニング103が脱落してしまう可能性がある。一方、仮保持片111を仮保持台125の下方から押し上げるときに、仮保持片111は仮保持台125との当接により下方へ弾性変形される。よって、ルーフライニング103を円滑に仮保持するために仮保持片111が下方へ変形し易いことが求められる。
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、ルーフライニングの本体に対して仮保持片を上方へ変形し難く且つ下方へ変形し易くしてルーフライニングを確実且つ円滑に仮保持することができるルーフライニングの仮保持構造を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ルーフライニングは、本体及び該本体の端末部に設けられた仮保持片を備え、ルーフパネルの車室内側に車両幅方向の内側に突出して仮保持台が設けられ、前記ルーフライニングを前記ルーフパネルの車室内側に取り付けるときに、前記仮保持片を前記仮保持台の下方から押し上げて該仮保持台の受け面上に載置して前記ルーフライニングを仮保持するルーフライニングの仮保持構造において、前記仮保持片は、車両前後方向の縁側が前記本体の端末部から下方に離れるように延びて前記仮保持台の受け面上に載置される仮保持壁と、該仮保持壁の車両幅方向の内縁側から立ち上がり上縁側が前記本体の端末部に接続される第1立壁と、該仮保持壁の車両前後方向の縁側から立ち上がり車両幅方向の内縁側が該第1立壁の車両前後方向の縁側に接続される第2立壁と、を備えていることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載において、前記仮保持壁は、前記本体の端末部から前記本体の車両前後方向の外側に向かって斜め下方に延びており、前記仮保持台の受け面は、車両前後方向に対して傾斜していることを要旨とする。
本発明のルーフライニングの仮保持構造によると、ルーフライニングをルーフパネルの車室内側に取り付けるときに、仮保持片を仮保持台の下方から押し上げて仮保持台の受け面上に載置することでルーフライニングが仮保持される。そして、上記仮保持片は、車両前後方向の縁側が前記本体の端末部から下方に離れるように延びて仮保持台の受け面上に載置される仮保持壁と、仮保持壁の車両幅方向の内縁側から立ち上がり上縁側が本体の端末部に接続される第1立壁と、仮保持壁の車両前後方向の縁側から立ち上がり車両幅方向の内縁側が第1立壁の車両前後方向の縁側に接続される第2立壁と、を備えている。このように、仮保持片を、仮保持壁、第1立壁及び第2立壁を備えて特定の立体形状に形成したので、ルーフライニングの本体に対して仮保持片を上方へ変形し難く且つ下方へ変形し易く構成できる。よって、仮保持片を仮保持台の受け面上に載置したときに、ルーフライニングの自重により仮保持片が下方に折れてルーフライニングが脱落してしまうことが防止される。また、仮保持片を仮保持台の下方から押し上げるときに、仮保持片は仮保持台との当接により下方へ容易に弾性変形される。その結果、ルーフライニングを確実且つ円滑に仮保持することができる。
さらに、前記仮保持壁が、前記本体の端末部から前記本体の車両前後方向の外側に向かって斜め下方に延びており、前記仮保持台の受け面が、車両前後方向に対して傾斜している場合は、仮保持台の受け面上に載置された仮保持壁は車両前後方向に対して傾斜しており、仮保持片が仮保持台から車両前後方向に抜け難くなる。よって、ルーフライニングを更に確実に仮保持することができる。
本発明について、本発明による典型的な実施形態の非限定的な例を挙げ、言及された複数の図面を参照しつつ以下の詳細な記述にて更に説明するが、同様の参照符号は図面のいくつかの図を通して同様の部品を示す。
実施例に係るルーフライニングの仮保持構造の縦端面図である。 上記ルーフライニングの仮保持構造の斜視図である。 実施例に係るルーフライニングの平面図である。 上記ルーフライニングの要部斜視図である。 図3のV矢視部の拡大図である。 図4のVI矢視部の拡大図である。 図2のVII−VII線端面図である。 実施例に係るスペーサの平面図である。 上記ルーフライニングの仮保持構造の作用説明図である。 その他の形態のルーフライニングの仮保持構造を説明するための説明図である。 従来のルーフライニングの仮保持構造を説明するための説明図である。
ここで示される事項は例示的なものおよび本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
1.ルーフライニングの仮保持構造
本実施形態1.に係るルーフライニングの仮保持構造は、ルーフライニングは、本体(10)及び本体の端末部(10a)に設けられた仮保持片(11)を備え、ルーフパネルの車室内側に車両幅方向(Q)の内側に突出して仮保持台(25)が設けられ、ルーフライニングをルーフパネルの車室内側に取り付けるときに、仮保持片を仮保持台の下方から押し上げて仮保持台の受け面上に載置してルーフライニングを仮保持するルーフライニングの仮保持構造(1)である(例えば、図1、図2及び図9等参照)。そして、上記仮保持片(11)は、車両前後方向(P)の縁側が本体の端末部(10a)から下方に離れるように延びて仮保持台(25)の受け面(25a)上に載置される仮保持壁(15)と、仮保持壁の車両幅方向(Q)の内縁側から立ち上がり上縁側が本体の端末部に接続される第1立壁(16)と、仮保持壁の車両前後方向の縁側から立ち上がり車両幅方向の内縁側が第1立壁の車両前後方向の縁側に接続される第2立壁(17)と、を備えている(例えば、図5及び図6等参照)。
本実施形態1.に係るルーフライニングの仮保持構造としては、例えば、上記仮保持壁(15)は、本体の端末部(10a)から本体(10)の車両前後方向(P)の外側に向かって斜め下方に延びており、仮保持台(25)の受け面(25a)は、車両前後方向(P)に対して傾斜している形態を挙げることができる(例えば、図2及び図7等参照)。なお、上記仮保持台(25)の受け面(25a)の車両前後方向(P)に対する傾斜角(α)としては、例えば、10〜30度(好ましくは15〜25度)を挙げることができる(例えば、図7参照)。
本実施形態1.に係るルーフライニングの仮保持構造としては、例えば、上記第2立壁(17)の車両幅方向(Q)の内縁側の上端は、本体の端末部(10a)の近傍に位置しているか又は本体の末端部に接続されている形態を挙げることができる(例えば、図5及び図6等参照)。これにより、仮保持片を上方へ更に変形し難く且つ下方へ変形し更に易く構成できる。
本実施形態1.に係るルーフライニングの仮保持構造としては、例えば、上記仮保持台(25)の下側には、車両幅方向(Q)の外側に向かって斜め下方に延び且つ下方から仮保持壁(15)が当接するガイド部(27)が設けられている形態を挙げることができる(例えば、図9等参照)。これにより、仮保持片を仮保持台の下方から押し上げるときに、仮保持壁がガイド部に当接して案内されることで仮保持片が更に容易に下方へ弾性変形される。
なお、上記実施形態で記載した各構成の括弧内の符号は、後述する実施例に記載の具体的構成との対応関係を示すものである。
以下、図面を用いて実施例により本発明を具体的に説明する。
(1)ルーフライニングの仮保持構造の構成
本実施例に係るルーフライニングの仮保持構造1は、図1及び図2に示すように、金属製のルーフパネル2の車室内側に配されるルーフライニング3を備えている。このルーフライニング3は、ルーフパネル2に対してクリップ等の固定手段(図示省略)で固定される。また、ルーフライニング3とルーフパネル2との間には樹脂製のスペーサ4が配されている。
上記ルーフパネル2は、図1に示すように、互いに接合されるインナパネル2a及びアウタパネル2bを備えている。また、ルーフパネル2には、ルーフライニング3の端末部を覆う樹脂製のピラーガーニッシュ6が取り付けられている。また、上記ルーフライニング3は、繊維層3aの表面にニット製等の表皮3bを積層してなる。なお、図1中の符号7はウェザーストリップを示し、符号8はリヤウィンドウガラスを示す。
上記ルーフライニング3は、図3及び図4に示すように、平面略矩形状の本体10と、この本体10の車両前後方向Pの後方側部の端末部10aに設けられた左右の仮保持片11と、を備えている。この本体10の車両前方側には、サンバイザ(図示省略)を取り付けるための取付孔12が形成されている。また、本体10の側端部には、アシストグリップ(図示省略)を取り付けるための取付孔13が形成されている。
上記仮保持片11は、図5及び図6に示すように、車両幅方向Qの外側に向かって突出している。この仮保持片11は、仮保持壁15、第1立壁16及び第2立壁17を備えており、ルーフライニング3の一般面(すなわち、本体10)に比べて剛性が高められている。この仮保持壁15は、車両後方の縁側が本体10の端末部10aから下方に離れるように延びている。また、仮保持壁15は、本体10の端末部10aから本体10の車両後方の外側に向かって斜め下方に延びている。さらに、仮保持壁15は、スペーサ4の後述する仮保持台の受け面に載置される載置面15a(図7及び図9参照)を有している。
上記第1立壁16は、仮保持壁15の車両幅方向Qの内縁側から立ち上がっている。この第1立壁16の上縁側は、本体10の端末部10aに接続されている。また、第1立壁16は、平面略三角形状に形成されている。また、第2立壁17は、仮保持壁15の車両後方の縁側から立ち上がっている。この第2立壁17の車両幅方向Qの内縁側は、第1立壁16の車両後方の縁側に接続されている。また、第2立壁17の車両幅方向Qの内縁側の上端は、本体10の端末部10aの近傍に位置しており、本体10の端末部10aに接続されていない。さらに、第2立壁17は、平面略三角形状に形成されている。
上記スペーサ4は、図8に示すように、車両前後方向Pに延びる長尺状の本体20と、この本体20から立ち上がる複数の縦リブ21a及び横リブ21bと、を備えている。このスペーサ4には、ルーフパネル2に係止する複数の係止爪22が形成されている。なお、上記スペーサ4は、ルーフライニング3のブカツキを防止する隙間詰め機能と、車両衝突時等に頭部の衝撃を吸収する緩衝機能と、を備えている。
上記スペーサ4の車両後方端側には、図2に示すように、車両幅方向Qの内側に突出する左右の仮保持台25が設けられている。この仮保持台25の受け面25a上には、図9に示すように、仮保持壁15の載置面15aが載置される。この受け面25aは、図7に示すように、車両前後方向P(すなわち、水平方向)に対して所定角度α(例えば、約20度)で傾斜している。よって、仮保持台25の受け面25a上に載置された仮保持壁15は、車両前後方向Pに対して傾斜することとなる。
上記仮保持台25の下側には、図1及び図2に示すように、車両幅方向Qの外側に向かって斜め下方に延びる複数のリブ27aからなるガイド部27が設けられている。このガイド部27には、図9に示すように、仮保持片11を仮保持台25の下方から押し上げて受け面25a上に載置するときに仮保持壁15が当接するようになっている。
(2)ルーフライニングの仮保持構造の作用
次に、上記構成のルーフライニングの仮保持構造1の作用について説明する。図9に示すように、ルーフパネル2にスペーサ4を取り付けた状態より、車室内側でルーフライニング3を持ち上げて仮保持壁15を仮保持台25の下方から当接させる。すると、仮保持壁15がガイド部27に当接して案内されることで仮保持片11が下方へ弾性変形される。その後、弾性復元力により復元した仮保持片11が仮保持台25の受け面25a上に載置され、ルーフライニング3の車両後方側が仮保持される。この仮保持状態で、ルーフパネル2に対してルーフライニング3の車両前方側をクリップ等で固定し、その後、仮保持を解除してルーフパネル2に対してルーフライニング3の車両後方側をクリップ等で固定する。その結果、ループパネル2の車室内側にルーフライニング3が取り付けられることとなる(図1参照)。
(3)実施例の効果
以上より、本実施例のルーフライニングの仮保持構造1によると、ルーフライニング3をルーフパネル2の車室内側に取り付けるときに、仮保持片11を仮保持台25の下方から押し上げて仮保持台25の受け面25a上に載置することでルーフライニング3が仮保持される。そして、上記仮保持片11は、車両前後方向Pの縁側が本体10の端末部10aから下方に離れるように延びて仮保持台25の受け面25a上に載置される仮保持壁15と、仮保持壁15の車両幅方向Qの内縁側から立ち上がり上縁側が本体10の端末部10aに接続される第1立壁16と、仮保持壁15の車両前後方向Pの縁側から立ち上がり車両幅方向Qの内縁側が第1立壁16の車両前後方向Pの縁側に接続される第2立壁17と、を備えている。このように、仮保持片11を、仮保持壁15、第1立壁16及び第2立壁17を備えて特定の立体形状に形成したので、ルーフライニング3の本体10に対して仮保持片11を上方へ変形し難く且つ下方へ変形し易く構成できる。よって、仮保持片11を仮保持台25の受け面25a上に載置したときに、ルーフライニング3の自重により仮保持片11が下方に折れてルーフライニング3が脱落してしまうことが防止される。また、仮保持片11を仮保持台25の下方から押し上げるときに、仮保持片11は仮保持台25との当接により下方へ容易に弾性変形される。その結果、ルーフライニング3を確実且つ円滑に仮保持することができる。
また、本実施例では、仮保持壁15は、本体10の端末部10aから本体10の車両前後方向Pの外側に向かって斜め下方に延びており、仮保持台25の受け面25aは、車両前後方向Pに対して傾斜している。これにより、仮保持台25の受け面25a上に載置された仮保持壁155は、車両前後方向Pに対して傾斜しており、仮保持片11は仮保持台25から車両前後方向Pに抜け難くなる。よって、ルーフライニング3を更に確実に仮保持することができる。
また、本実施例では、第2立壁17の車両幅方向Qの内縁側の上端は、本体10の端末部10aの近傍に位置しているので、仮保持片11を上方へ更に変形し難く且つ下方へ変形し更に易く構成できる。
さらに、本実施例では、仮保持台25の下側には、車両幅方向Qの外側に向かって斜め下方に延び且つ下方から仮保持壁15が当接するガイド部27が設けられている。これにより、仮保持片11を仮保持台25の下方から押し上げるときに、仮保持壁15がガイド部27に当接して案内されることで仮保持片11が更に容易に下方へ弾性変形される。
尚、本発明においては、上記実施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。すなわち、上記実施例において、仮保持片11及び仮保持台25の設置位置や個数等は適宜選択することができる。例えば、ルーフライニング3の車両後方側部の端末部10aに替えて又は加えて、ルーフライニング3の車両前方側部の端末部に仮保持片11を設けるようにしてもよい。
また、上記実施例では、車両前後方向Pに対して傾斜して延びる仮保持壁15及び仮保持台25の受け面25aを備えるルーフライニングの仮保持構造1を例示したが、これに限定されず、例えば、図10に示すように、車両前後方向Pに沿って延びる仮保持壁15’及び仮保持台25’の受け面25’を備えるルーフライニングの仮保持構造1’としてもよい。
また、上記実施例では、仮保持壁15から2つの第1及び第2立壁16、17を立ち上げてなる仮保持片11を例示したが、これに限定されず、例えば、仮保持壁15から3以上の立壁を立ち上げてなる仮保持片としてもよい。
また、上記実施例では、仮保持壁15の車両前方の端部を本体10の端末部10aに接続し且つ車両後方の端部を自由端側としたが、これに限定されず、例えば、仮保持壁15の車両後方の端部を本体10の端末部10aに接続し且つ車両前方の端部を自由端側としてもよい。
また、上記実施例では、第2立壁17の車両幅方向Qの内縁側の上端を、本体10の端末部10aの近傍に位置させ且つ本体10の端末部10aに接続されないようにしたが、これに限定されず、例えば、第2立壁17の車両幅方向Qの内縁側の上端を本体10の端末部10aに接続させるようにしてもよい。この場合であっても、仮保持片11を上方へ更に変形し難く且つ下方へ変形し更に易く構成できる。
また、上記実施例におけるルーフライング3の取付け作業は、作業者が手作業で行ってもよいし、ロボットアーム等を用いて自動又は半自動でおこなってもよい。
さらに、上記実施例では、スペーサ4の一部を仮保持台25として構成するようにしたが、これに限定されず、例えば、ルーフパネル2に専用の仮保持台を取り付けたり、ルーフパネル2の一部で仮保持台を構成したりしてもよい。
前述の例は単に説明を目的とするものでしかなく、本発明を限定するものと解釈されるものではない。本発明を典型的な実施形態の例を挙げて説明したが、本発明の記述および図示において使用された文言は、限定的な文言ではなく説明的および例示的なものであると理解される。ここで詳述したように、その形態において本発明の範囲または精神から逸脱することなく、添付の特許請求の範囲内で変更が可能である。ここでは、本発明の詳述に特定の構造、材料および実施例を参照したが、本発明をここにおける開示事項に限定することを意図するものではなく、むしろ、本発明は添付の特許請求の範囲内における、機能的に同等の構造、方法、使用の全てに及ぶものとする。
本発明は上記で詳述した実施形態に限定されず、本発明の請求項に示した範囲で様々な変形または変更が可能である。
乗用車、バス、トラック等の他、列車、汽車等の鉄道車両、建設車両、農業車両、産業車両などのルーフライニングを仮保持する技術として広く利用される。
1,1’;ルーフライニングの仮保持構造、2;ルーフパネル、3;ルーフライニング、10;本体、10a;端末部、11;仮保持片、15,15’;仮保持壁、16;第1立壁、17;第2立壁、25,25’;仮保持台、25a,25a’;受け面、P;車両前後方向、Q;車両幅方向。

Claims (2)

  1. ルーフライニングは、本体及び該本体の端末部に設けられた仮保持片を備え、ルーフパネルの車室内側に車両幅方向の内側に突出して仮保持台が設けられ、前記ルーフライニングを前記ルーフパネルの車室内側に取り付けるときに、前記仮保持片を前記仮保持台の下方から押し上げて該仮保持台の受け面上に載置して前記ルーフライニングを仮保持するルーフライニングの仮保持構造において、
    前記仮保持片は、車両前後方向の縁側が前記本体の端末部から下方に離れるように延びて前記仮保持台の受け面上に載置される仮保持壁と、該仮保持壁の車両幅方向の内縁側から立ち上がり上縁側が前記本体の端末部に接続される第1立壁と、該仮保持壁の車両前後方向の縁側から立ち上がり車両幅方向の内縁側が該第1立壁の車両前後方向の縁側に接続される第2立壁と、を備えていることを特徴とするルーフライニングの仮保持構造。
  2. 前記仮保持壁は、前記本体の端末部から前記本体の車両前後方向の外側に向かって斜め下方に延びており、前記仮保持台の受け面は、車両前後方向に対して傾斜している請求項1記載のルーフライニングの仮保持構造。
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