JPH111147A - 車両用ルーフトリム - Google Patents

車両用ルーフトリム

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JPH111147A
JPH111147A JP15708797A JP15708797A JPH111147A JP H111147 A JPH111147 A JP H111147A JP 15708797 A JP15708797 A JP 15708797A JP 15708797 A JP15708797 A JP 15708797A JP H111147 A JPH111147 A JP H111147A
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JP
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trim
roof trim
roof
body panel
locking piece
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JP15708797A
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Inventor
Jun Fujii
潤 藤井
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体パネルのフランジにルーフトリムを一旦
仮保持した後、車体パネルのルーフ部に取り付けられる
車両用ルーフトリムにおいて、仮保持作業を円滑に行な
え、かつ車体パネル取付後に生じるシワ発生を防止する
ことを課題とする。 【解決手段】 車体パネル30のトリム仮保持用フラン
ジ31に係止するために、ルーフトリム10の中央両側
に突設する係止片20は、仮保持状態でルーフトリム1
0を支持する強度を備える一方、フランジ31への係止
作業時、係止片20に撓み性を付与する開口21,丸孔
22,スリット23,ノッチ24等を設けることによ
り、フランジ31への係止作業を円滑に行なうととも
に、表皮材12に加わる過度のテンションを緩和させて
シワ発生を抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両用ルーフト
リムに関するもので、特に、車体パネルへの良好な取付
作業性を確保するとともに、シワ発生をなくし、外観意
匠性を高めた車両用ルーフトリムに関する。
【0002】
【従来の技術】車両の車体パネルのルーフ部に内装され
るルーフトリムとしては、軽量で、かつ優れた剛性、耐
熱性を備えていることが望ましいことから、近年、PP
O(ポリフェニレンオキシド)樹脂発泡体が注目されて
いる。
【0003】図10は従来のルームトリムを裏面側から
見た外観図、図11は同ルーフトリムを車体パネルに取
り付ける状態を示すもので、ルーフトリム1はPPO樹
脂基材等からなる芯材2の表面にクロス等の表皮材3を
貼着して構成されており、車体パネル4のルーフ部4a
の外形状に対応する形状にトリムカット処理されてい
る。そして、車体パネル4のルーフ部4aに取り付ける
には、ルーフトリム1のリヤ側をクリップを介して車体
パネル4のルーフ部4aに取り付け、ルーフトリム1の
フロント側を車体パネル4のルーフ部4aにビス止め固
定して取り付けられる。
【0004】このルーフトリム1の取付作業は、作業性
を考慮して一人作業で行なうため、実際のルーフトリム
1の取付作業においては、一旦、車体パネル4に向けて
ルーフトリム1を仮保持した後、車体パネル4への取り
付けを行なう。すなわち、車体パネル4のルーフ部4a
とセンターピラー部4bとの境界部分にトリム仮保持用
フランジ5が室内側に向けて設けられ、これに対応して
ルーフトリム1の中央側両側に係止片6が突設されてお
り、ルーフトリム1を上方に持ち上げて両側の係止片6
をトリム仮保持用フランジ5に係止させ、ルーフトリム
1を仮保持した状態で上述したようにクリップ嵌着、ビ
ス止め等の作業を行ない、車体パネル4のルーフ部4a
にルーフトリム1を取り付けているのが実情である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の車
両用ルーフトリム1の取付作業においては、ルーフトリ
ム1の中央両側に突設した係止片6を車体パネル4のフ
ランジ5を乗り越えるように撓ませてルーフトリム1を
フランジ5により仮保持した状態で行なうため、係止片
6を撓ませた時、撓みライン周辺の表皮材3にシワaが
生じるという不具合があり、図12に示すように、ルー
フトリム1の取付後は、センターピラートリム7により
フランジ5や係止片6が覆われるが、ルーフトリム1に
生じたシワaがこのセンターピラートリム7によっても
隠すことができず、室内美観を損なうという欠点が指摘
されている。
【0006】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、取付作業性を考慮して、車体パネルに設け
たフランジでルーフトリムを一旦仮保持した後、車体パ
ネルのルーフ部に内装される車両用ルーフトリムにおい
て、従来、ルーフトリムの仮保持作業時に生じていたシ
ワの発生をなくすことで、シワ発生による美観低下を抑
えることができ、しかも、同時に仮保持作業も円滑に行
なえるようにして、作業性を高めることができる車両用
ルーフトリムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ルーフトリムの中央両側に係止片を突出
形成し、車体パネルのルーフ部と、ピラー部との境界部
分に設けたトリム仮保持用フランジに上記係止片を係止
させてルーフトリム仮保持した後、車体パネルのルーフ
部に取り付けられる車両用ルーフトリムにおいて、前記
係止片は、仮保持した際、ルーフトリムの全重量を支持
する強度を備える一方、トリム仮保持用フランジを乗り
越える柔軟性が付与されていることを特徴とする。
【0008】ここで、ルーフトリムとしては、所要形状
に成形された芯材の表面に装飾性を付与する表皮材を貼
着した積層体から構成されており、芯材は、軽量で、か
つ耐熱性に優れ、適度の保形性を備えていることから、
PPO樹脂発泡体が適しており、また、表皮材として
は、クロス,不織布,合成樹脂シートから適宜選択して
良い。
【0009】次に、ルーフトリムを車体パネルに実装す
る前に、車体パネルのトリム仮保持用フランジにルーフ
トリム中央両側に突設した係止片を係止することにより
仮保持状態を保つが、係止片がフランジを乗り越える必
要があり、そのために、この係止片に柔軟性を付与する
ことが必要であり、以下の手段が考えられる。
【0010】係止片の屈曲ラインに沿って細長状の開口
を開設するか、あるいは丸孔を所定ピッチ間隔で複数個
開設しても良く、また、屈曲ラインに沿って単一のスリ
ットを開設するか、あるいは複数のスリットを断続的に
開設しても良い。更に、屈曲ラインに沿って表面側、あ
るいは裏面側にノッチを形成しても良く、このノッチの
断面形状は、三角形状,四角形状,半円形状など、その
形状は限定されない。
【0011】以上の構成から明らかなように、係止片の
屈曲ラインに沿って屈曲しやすいように柔軟性が付与さ
れているため、ルーフトリムを車体パネルのフランジに
仮保持する際、反発力を小さく抑えることができる。
【0012】更に、ルーフトリムを仮保持した後、車体
パネルのルーフ部に実装した後には、係止片に備わって
いる柔軟性により係止片は元位置に復起し、表皮材に過
度のテンションが加わることがないため、表皮材にシワ
等が発生することもない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車両用ルーフ
トリムの実施形態について、添付図面を参照しながら詳
細に説明する。
【0014】図1乃至図5は本発明の第1実施形態を示
すもので、図1は車両用ルーフトリムを裏面側から見た
外観図、図2は同車両用ルーフトリムにおける要部断面
図、図3は同車両用ルーフトリムの車体パネルへの仮保
持状態を示す断面図、図4は車体パネルにルーフトリム
を取り付けた状態を示す断面図、図5は同ルーフトリム
に設けた係止片の変形態様を示す説明図である。
【0015】また、図6は本発明の第2実施形態を示す
斜視図、図7,図8は本発明の第3実施形態を示す係止
片の斜視図並びに断面図、図9は同第3実施形態の変形
態様を示す断面図である。
【0016】図1乃至図5において、本発明の第1実施
形態について詳細に説明する。まず、図1乃至図3にお
いて、車両用ルーフトリム10は、PPO樹脂基材を使
用した芯材11と、この芯材11表面に貼着されたクロ
スからなる表皮材12との積層体から構成されている。
【0017】更に詳しくは、上記芯材11はPPO樹脂
発泡層の表裏面にPPO樹脂スキン層がそれぞれ一体的
に形成されており、本実施形態中のPPO樹脂は純真な
PPOではなく、コスト等を考慮してポリスチレンを加
え変性させたものを使用している。上記PPO樹脂発泡
層の目付量は500〜600g/m2 、PPO樹脂スキ
ン層の厚みは0.18mmのものを使用し、PPO樹脂
基材の原反時のトータル厚み3.5mmのものを130
〜140℃に加熱軟化した状態ではPPO樹脂基材のト
ータル厚みが6〜8mmに膨化しており、この後、コー
ルドプレス成形によりトータル厚みが5mmに設定され
るようにプレス成形され、芯材11が得られる。
【0018】一方、表皮材12としては、クロスを使用
しており、クロスの裏面にホットメルトフィルム(図示
せず)がラミネートされており、表皮材12と芯材11
とを予熱した後、両者をコールドプレス成形すれば、表
皮材12と芯材11とがホットメルトフィルムに対して
強固に一体化されている。
【0019】上記ルーフトリム10は、車体パネル30
のルーフ部30aの外形状にほぼ合致した形状を備える
ようにトリムカット処理されており、車体パネル30へ
の取り付けはここでは要部ではないので、詳細な説明は
省略するが、ルーフトリム10のリヤ側10aをクリッ
プを介して車体パネル30に固定され、フロント側10
bを車体パネルにビス止め等により固定される。
【0020】ところで、本発明は、ルーフトリム10を
車体パネル30に取り付ける際、取付作業性を考慮し
て、すなわち、一人作業でも容易に取り付けることがで
きるように、車体パネルに一旦仮保持した状態で取付作
業を行なうことを前提としており、そのためのルーフト
リム10の仮保持作業を円滑に行なえ、かつ、仮保持作
業における干渉により従来生じていたシワ発生をなくし
美観を高めることが特徴である。
【0021】まず、車体パネル30におけるルーフ部3
0aとピラー部30bとの境界部分に設けられているト
リム仮保持用フランジ31に係止するために、ルーフト
リム10の中央両側に係止片20が突設されており、こ
の係止片20に本実施形態では細長状の開口21が開設
されている。更に、この開口21は係止片20を撓ませ
てトリム仮保持用フランジ31に係止する際、係止片2
1の屈曲ラインAに沿って開設されている。
【0022】従って、ルーフトリム10を車体パネル3
0に仮保持する際、ルーフトリム10の中央両側に設け
た係止片20は屈曲ラインAに沿う開口21により容易
に撓み、トリム仮保持用フランジ31を乗り越えて、こ
のフランジ31によりルーフトリム10が支持され仮保
持状態となり、この状態でルーフトリム10のリヤ側1
0a,フロント側10bをそれぞれクリップ止め,ビス
止めすれば、簡単にルーフトリム10の車体パネル30
のルーフ部30aへの実装が完了する。
【0023】このように、係止片30の屈曲ラインAに
沿って開口21を設けることで、ルーフトリム10の仮
保持作業が円滑に行なえるとともに、仮保持作業時に無
理なテンションが表皮材12に加わることがなく、従
来、頻繁に発生していたシワも皆無となり、ルーフ周縁
部分の室内美観を良好に保つことができる。尚、車体パ
ネル30のルーフ部30aにルーフトリム10を装着し
た後は、センターピラートリム40を車体パネル30の
センターピラー部30bに図示しないクリップ等により
固定して、トリム仮保持用フランジ31並びに係止片2
0の開口21を覆うようにすれば良い。
【0024】次いで、図5は係止片20に撓み性を付与
する変形態様を示すもので、この変形態様では、細長状
の開口21に替えて複数の丸孔22を屈曲ラインAに沿
って所定ピッチ間隔で開設されている。そして、丸孔2
2を複数個開設する構成を採用すれば、係止片20に柔
軟性を付与することができるとともに、丸孔22の設定
個数を適宜選択することにより、所望の強度を維持する
ことができ、一旦フランジ31に仮保持した後、再び脱
落することがなく、ルーフトリム10の仮保持状態をよ
り確実に維持できるという有利さがある。
【0025】次いで、図6乃至図9は、本発明の別実施
形態を示すもので、ルーフトリム10の中央両側に突設
する係止片に柔軟性を付与するそれぞれ変形態様を示し
ている。
【0026】まず、図6(a),(b)は、細長状の開
口21、あるいは丸孔22に替えてスリット23を開設
している。すなわち、図6(a)は、係止片20の屈曲
ラインAに沿って単一のスリット23を形成するという
構成であり、図6(b)は、断続する複数のスリット2
3を係止片20の屈曲ラインAに沿って開設しており、
この実施形態によれば、ルーフトリム10を車体パネル
30のトリム仮保持用フランジ31に仮止めする際、ス
リット23を基に係止片20が容易に撓み、ルーフトリ
ム10の仮保持作業がやりやすくなり、かつ表皮材12
に無理なテンションが加わることがなく、表皮材12の
シワ発生も確実に防止できるという上述実施形態と同様
の作用効果を備えるとともに、この実施形態において
は、スリット23を利用するため、開口21,丸孔22
に比べ端材が生じることがないため、材料を有効利用で
きるとともに、仮保持状態の強度も強固に維持できると
いう有利さがある。
【0027】次に、図7,図8は、本発明の第3実施形
態を示すもので、係止片20の屈曲ラインAに沿ってそ
の裏面側に断面三角形状のノッチ24が形成されてい
る。そして、この実施形態においても、ルーフトリム1
0を仮保持する際、ノッチ24を基点として係止片20
が撓みやすく、円滑な仮保持が行なえ、かつ表皮材12
に過度のテンションが加わることがないため、シワ発生
がなく、車室内の美観向上に役立つという上述した実施
形態と同様の作用効果を備えている。
【0028】また、図7,図8に示すものは、係止片2
0の屈曲ラインAに沿う裏面側に単一のノッチ24を形
成したものであるが、断続して複数のノッチ24を形成
しても良く、また、製品表面側に単一、あるいは断続す
る複数のノッチ24を開設することも可能であり、ノッ
チ24の断面形状として三角形状の他に半円形状,多角
形状等、適宜選択して良い。
【0029】次に、図9は第3実施形態を更に改良した
もので、ノッチ24a,24bを並列して設けてあり、
フランジ31に対して係止片20を係止させる際、ノッ
チ24a,24bを基に段階的に係止片20を撓ませる
ことができ、より円滑な仮保持作業が期待できるととも
に、係止時における外力、すなわち、表皮材12に加わ
るテンションを分散させることにより、シワ発生をより
有効に抑えることができる。
【0030】このように、本発明は、ルーフトリム10
を車体パネル30のトリム仮保持用フランジ31に一旦
仮保持した後、車体パネル30のルーフ部30aに取り
付けるタイプのルーフトリム10において、ルーフトリ
ム10の仮保持作業を円滑に行なうことができ、かつ仮
保持における係止片20の撓み性を付与するために、開
口21や丸孔22、スリット23及びノッチ24を設け
るというものであり、ルーフトリム10の重量や係止片
20の幅等により、これらの撓み性付与手段の中から適
宜選択して良い。
【0031】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明は、以下に記
載する格別の作用効果を有する。
【0032】(1)請求項1記載の発明は、車体パネル
のトリム仮保持用フランジに係止させるルーフトリム側
の係止片に仮保持状態でのルーフトリムを支える支持強
度を備える一方、フランジを円滑に乗り越えるための柔
軟性を付与するという構成であるため、ルーフトリムの
仮保持作業が円滑に行なえ、作業性を向上させることが
できるという効果を有する。
【0033】(2)請求項1記載の発明は、車体パネル
のトリム仮保持用フランジに係止させるルーフトリム側
の係止片に仮保持状態でのルーフトリムを支える支持強
度を備える一方、フランジを円滑に乗り越えるための柔
軟性を付与するという構成であるため、ルーフトリムの
仮保持後、係止片が元位置に復起し、表皮材に無理な外
力が加わることがないため、シワ発生を抑え、室内美観
を良好に維持できるという効果を有する。
【0034】(3)請求項3,4記載の発明によれば、
係止片に撓み性を付与するために、スリット、あるいは
ノッチを形成するというものであり、端材が生じること
なく、柔軟性を係止片に付与できるため、材料の有効利
用が図れるという効果を有する。
【0035】(4)請求項5記載の発明によれば、係止
片の撓み性を高めるために、複数のノッチを並列状に形
成するというものであるから、係止片を段階的に変形さ
せて仮保持が行なえ、ルーフトリムのより円滑な仮保持
作業が期待でき、取付作業性がより向上するという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用ルーフトリムの第1実施形
態を示す裏面側から見た外観図。
【図2】図1中II−II線断面図。
【図3】同ルーフトリムを車体パネルに仮保持する状態
を示す断面図。
【図4】同ルーフトリムを車体パネルに取り付けた状態
を示す断面図。
【図5】同ルーフトリムにおける係止片の変形態様を示
す要部斜視図。
【図6】本発明の第2実施形態におけるルーフトリムの
係止片を示す要部斜視図。
【図7】本発明の第3実施形態における係止片を示す要
部斜視図。
【図8】図7中VIII−VIII線断面図。
【図9】本発明の第3実施形態におけるルーフトリムの
変形態様を示す要部断面図。
【図10】従来のルーフトリムを裏面側から見た外観
図。
【図11】従来のルーフトリムを車体パネルに取り付け
る状態を示す説明図。
【図12】従来のルーフトリムを車体に取り付けた状態
を示す断面図。
【符号の説明】
10 車両用ルーフトリム 11 芯材 12 表皮材 20 係止片 21 開口 22 丸孔 23 スリット 24,24a,24b ノッチ 30 車体パネル 30a ルーフ部 30b センターピラー部 31 トリム仮保持用フランジ 40 センターピラートリム A 屈曲ライン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルーフトリム(10)の中央両側に係止
    片(20)を突出形成し、車体パネル(30)のルーフ
    部(30a)と、ピラー部(30b)との境界部分に設
    けたトリム仮保持用フランジ(31)に上記係止片(2
    0)を係止させてルーフトリム(10)仮保持した後、
    車体パネル(30)のルーフ部(30a)に取り付けら
    れる車両用ルーフトリムにおいて、 前記係止片(20)は、仮保持した際、ルーフトリム
    (10)の全重量を支持する強度を備える一方、トリム
    仮保持用フランジ(31)を乗り越える柔軟性が付与さ
    れていることを特徴とする車両用ルーフトリム。
  2. 【請求項2】 前記係止片(20)のトリム仮保持用フ
    ランジ(31)係止時における屈曲ライン(A)に沿っ
    て、開口(21)、あるいは複数の丸孔(22)が形成
    されて係止片(20)に柔軟性が付与されていることを
    特徴とする請求項1記載の車両用ルーフトリム。
  3. 【請求項3】 前記係止片(20)のトリム仮保持用フ
    ランジ(31)係止時における屈曲ライン(A)に沿っ
    て,単一、もしくは複数のスリット(23)が開設され
    ることにより、係止片(20)に柔軟性が付与されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の車両用ルーフトリ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記係止片(20)のトリム仮保持用フ
    ランジ(31)係止時における屈曲ライン(A)に沿っ
    て、ノッチ(24)が形成されることにより、係止片
    (20)に柔軟性が付与されていることを特徴とする請
    求項1記載の車両用ルーフトリム。
JP15708797A 1997-06-13 1997-06-13 車両用ルーフトリム Pending JPH111147A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012150634A1 (ja) 2011-05-02 2012-11-08 トヨタ自動車株式会社 自動車用天井材仮置き構造及び自動車用天井材の組付方法
JP2014151840A (ja) * 2013-02-12 2014-08-25 Toyota Boshoku Corp ルーフライニングの仮保持構造

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