JPH0999768A - アームレストの取付構造 - Google Patents

アームレストの取付構造

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JPH0999768A
JPH0999768A JP25796595A JP25796595A JPH0999768A JP H0999768 A JPH0999768 A JP H0999768A JP 25796595 A JP25796595 A JP 25796595A JP 25796595 A JP25796595 A JP 25796595A JP H0999768 A JPH0999768 A JP H0999768A
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JP
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armrest
trim
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edge
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JP25796595A
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Osamu Toyokura
收 豊倉
Tetsuo Fukazawa
哲郎 深澤
Katsutoshi Nishioka
克敏 西岡
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアトリムに設置されるアームレストの取付
構造において、従来のアームレスト芯材を廃止すること
によるコスト低減、並びに、衝撃吸収性能の向上を図る
とともに、周縁見栄えを向上させることを目的とする。 【解決手段】 軟質樹脂をカバー状に成形してアームレ
スト40を構成するとともに、アームレスト40のドア
トリム側端縁及び室内側端縁にそれぞれラップ部41,
42を形成し、一方側のラップ41をトリムロア30の
上端縁32に係着固定するとともに、他方側のラップ部
42内に収容固定した金属芯金50,60の係止爪5
1,61をトリムロア30の取付孔33内に挿入折曲操
作して、トリムロア30のアームレスト取付面31に直
接アームレスト40を固定することにより、従来のアー
ムレスト芯材を廃止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ドアトリムの取
付面にアームレストを取り付けるアームレストの取付構
造に関するもので、特に、ドアトリムとの間に浮き,ス
キが発生することなく、美麗にしかも廉価に取り付ける
ことを可能にしたアームレストの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ドアトリムの表面ほぼ中央には
乗員が肘を掛けてやすめるようにアームレストが通常設
置されている。
【0003】図11,図12は上下2分割方式のドアト
リム1にアームレスト2を設置した従来例を示すもの
で、ドアトリム1は、積層構造体からなるトリムアッパ
ー3と合成樹脂の射出成形体からなるトリムロア4とを
接合して構成されている。
【0004】また、アームレスト2は硬質樹脂の射出成
形体からなるアームレスト芯材5の表面を軟質塩化ビニ
ル樹脂等のアームレスト表皮6により被包して構成され
ており、アームレスト芯材5の裏面所定箇所に取付用ク
リップ5aが一体形成され、この取付用クリップ5aを
トリムロア4に設けた取付孔4a内に係着することによ
り、ドアトリム1にアームレスト2を取り付けているの
が実情である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
アームレスト2の構成及び取付構造によれば、硬質のト
リムロア4の表面に硬質のアームレスト芯材5が上乗せ
される構成であるため、2重芯材構造となり、コスト高
であるとともに、不慮の事故等により車両の側方に衝撃
が加わった際、剛性が高いため、破断によるエネルギー
吸収がそれ程期待できるものではなかった。
【0006】更に、アームレスト芯材5の裏面所定箇所
に設けた取付用クリップ5aによりトリムロアに固定さ
れるため、例えばアームレスト2の周縁部分は取付固定
点から離れているため、変形等によりアームレスト2の
周縁部分に浮き,スキ等の外観不良が生じ易く、意匠性
を低下させるという問題点も同時に指摘されている。
【0007】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、ドアトリムに装着されるアームレストの取
付構造において、従来のアームレスト芯材を廃止するこ
とにより、コスト低減並びに衝撃吸収性能を高めるとと
もに、アームレストの周縁部分における浮き,スキ等の
外観不良をなくし意匠性を向上させることができるアー
ムレストの取付構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ドアトリムに設置されるアームレストの
取付構造において、前記アームレストは、軟質樹脂の射
出成形によるカバー体から構成され、アームレストのド
アトリム側端縁及び室内側端縁にそれぞれラップ部を形
成し、一方側のラップ部をトリムロアあるいはサポート
メンバーの上端縁に係着固定するとともに、他方側のラ
ップ部内に収容固定した金属芯金の係止爪をトリムロア
あるいはサポートメンバーの取付孔内に挿入後、折曲操
作して、トリムロアあるいはサポートメンバーのアーム
レスト取付面に直接アームレストを固定したことを特徴
とする。
【0009】ここで、ドアトリムの構成は一体物でも分
割タイプでも良く、例えば、上下2分割体から構成した
場合、トリムロアがPP樹脂,ABS樹脂等の硬質樹脂
の射出成形体から構成されていることがアームレストの
支持機能を備えることから望ましく、他方側のトリムア
ッパーはトリムロアとの外観上の対比効果等から芯材表
面にクッション性表皮材を一体貼着した積層構造体が望
ましい。
【0010】更に、アームレストは軟質塩ビ樹脂等、軟
質樹脂をカバー状に射出成形して所望の製品形状に形成
されるが、トリムロアあるいはサポートメンバーのアー
ムレスト取付面に取り付けるために周縁部にラップ部が
形成されている。
【0011】そして、ドアトリム側のラップ部はトリム
ロアあるいはサポートメンバーの上端縁に係止固定さ
れ、室内側のラップ部内に収容される金属芯金の係止爪
をトリムロアあるいはサポートメンバーの取付孔に折曲
固定してアームレストが取り付けられる。
【0012】上記金属芯金としては、アームレストの長
手方向に沿って伸びる長尺状の帯条芯材を使用すること
もでき、また、複数の取付金具を所定間隔毎に設置して
も良い。
【0013】更に、金属芯金を使用することなくアーム
レストの前端縁に裏面側に突出するクリップ状の取付片
を所定ピッチ間隔毎に形成して取り付けるようにしても
良い。
【0014】以上の構成から明らかなように、軟質樹脂
をカバー状に射出成形してなるアームレストを直接トリ
ムロア表面あるいはサポートメンバー表面に取り付ける
ため、従来のアームレスト芯材が廃止できる。
【0015】更に、トリムロアやサポートメンバーに対
してアームレストの周縁部分に取付固定部分を設定する
ため、従来のように周縁部分に浮き,スキ等が発生する
ことがない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るアームレスト
の取付構造の実施形態について、添付図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
【0017】図1は本発明に係るアームレストの取付構
造を適用した上下2分割方式のドアトリムを示す正面
図、図2は本発明に係るアームレストの取付構造の一実
施形態を示す断面図、図3は同アームレストの取付構造
を示す一部切欠斜視図、図4はアームレストの変形例を
示す一部切欠斜視図、図5はアームレストの取付構造の
別の実施形態を示す斜視図、図6はアームレストの取付
構造に使用する取付金具の変形例を示す各斜視図であ
る。
【0018】また、図7乃至図8は本発明に係るアーム
レストの取付構造の更に別の実施形態を示すもので、図
7はアームレストの取付構造を示す断面図、図8はアー
ムレストの変形例を示す断面図である。
【0019】更に、図9,図10は本発明に係るアーム
レストの取付構造を一体物のドアトリムに適用した外観
図並びに断面図である。
【0020】まず、図1乃至図4に基づいて本発明に係
るアームレストの取付構造の第1実施形態について説明
する。
【0021】図1,図2において自動車用ドアトリム1
0はトリムアッパー20とトリムロア30との上下2分
割体から構成されており、トリムアッパー20は所要形
状に成形された芯材21の表面にクッション性,装飾性
に優れた表皮材22を貼着一体化して構成されており、
本実施形態においてはモールドプレス成形により芯材2
1と表皮材22とをプレス一体化している。
【0022】一方、トリムロア30はPP樹脂,ABS
樹脂等、硬質の合成樹脂の射出成形体から構成され、ア
ームレスト40を取り付けるために車室内側に膨出状に
形成したアームレスト取付面31が設定されている。
【0023】次に、アームレスト40は軟質PVC樹脂
を射出成形して構成されており、ドアトリム側端縁及び
室内側端縁にそれぞれ裏面側にカールするラップ部4
1,42が形成されている。
【0024】このように、本発明に係るアームレスト4
0は軟質PVCの単体構成であり、従来のアームレスト
芯材を廃止することによる種々の利点があるとともに、
その取り付けにおいても外観不良が生じることがない美
麗な体裁を整えることができることが特徴である。
【0025】すなわち、図2に示すように、アームレス
ト40のドアトリム側のラップ部41をトリムロア30
の上端縁32に被せるように係着固定するとともに、ア
ームレスト40の室内側端縁については図3に示す形状
の帯条芯材50を介してトリムロア30に固定する。
【0026】この帯条芯材50は図3に示すように、幅
20mm、長さ500mm、厚み0.4mmの金属薄板
を打抜き加工により複数箇所に係止爪51を切起し形成
するとともに、長手方向に沿って所定ピッチ間隔でスリ
ット52を開設するという構成である。
【0027】そして、この係止爪51はトリムロア30
の取付孔33内に挿入後、折曲操作してアームレストを
固定する機能をもつとともに、スリット52はアームレ
スト40を取り付ける際、トリムロア30のアームレス
ト取付面31の面形状に容易に追従して、アームレスト
40を円滑に取り付けることができる機能を有するとと
もに、帯条芯材50の下端縁は直線状であり、アームレ
スト40における端縁部分の蛇行防止機能も備えてい
る。
【0028】また、図4に示すように、帯条芯材50に
多数の開口53を開設することにより、撓み性を付与す
るようにしても良い。
【0029】このように、本実施形態においてはアーム
レスト40として軟質PVC樹脂の単体から構成し、従
来のアームレスト芯材を廃止することにより、コスト低
減、軽量化を図るとともに、2重芯材を廃止することに
よる衝撃吸収性能の向上が期待できる。
【0030】更に、アームレスト40の取付固定として
周縁部分をトリムロア30に直接固定するものであるた
め、従来のようにアームレスト40との間に浮き,スキ
が発生するという不具合がなく、意匠性においても優れ
たものとなる。
【0031】次いで、図5は本発明に係るアームレスト
の取付構造の別の実施形態を示すもので、この実施形態
においては上述した帯条芯材50に代えて取付金具60
を複数個使用してアームレスト40をトリムロア30の
アームレスト取付面31に忠実に取り付けるようにした
ものである。
【0032】この取付金具60は係止爪61が切起し形
成されているとともに、下端縁62にアームレスト40
の切れを防止するヘミング加工が施されている。
【0033】そして、この実施形態においてはアームレ
ストの長さ方向に沿ってその6カ所に取付金具60を設
置して、取付金具60の係止爪61をトリムロア30の
取付孔33内に挿入後、折曲加工してアームレスト40
を取り付けるようにしている。
【0034】この実施形態においては、上述した帯条芯
材50に比べ、取付金具60の設置ポイントを任意に変
更することにより、アームレスト40の仕様差に有効に
対応できる利点がある。
【0035】また、取付金具60をアームレスト40の
前端縁側のラップ部42内にずれることなく保持するよ
うにヘミング加工に代えてフランジ63を設定しても良
いが、図6(a)、(b)に示すように、フランジ63
を設定した場合、アームレスト40に図5中A方向に外
力が加わった際、アームレスト40の前端縁側に生じ易
いズレ,捲れ等をより有効に防止できる。
【0036】次いで、図7,図8は本発明に係るアーム
レストの取付構造の更に別の実施形態を示すもので帯条
芯材50や取付金具60を廃止してアームレスト40に
クリップとしての取付片43を一体に形成することによ
り、部品点数の削減によるコストメリットを図ったもの
である。
【0037】すなわち、図7に示すように、アームレス
ト40の後端縁側はトリムロア30の上端縁32の端末
に嵌め込むためのラップ部41が形成されていることは
上述の各実施形態と同様であるが、アームレスト40の
前端縁に沿って裏面側に所定間隔毎に取付片43が一体
形成されており、この取付片43をトリムロア30の取
付孔33内に嵌着することにより、アームレスト40を
トリムロア30のアームレスト取付面31に取り付ける
という構成である。
【0038】そして、この実施形態においてはアームレ
スト40の緩衝機能を高めるためにアームレスト40の
裏面にスペーサーリブ44が一体に設けられており、こ
のスペーサーリブ44はアームレスト40の表面に荷重
を加えた際、このスペーサーリブ44が可撓変形するこ
とにより、良好なクッション性能が得られるというもの
であるが、前述した金属芯金50,60を使用したアー
ムレスト40に適用することも可能である。
【0039】また、図8に示すように、取付片43を矢
尻状に設定すれば、アームレスト40がトリムロア30
から脱落することがより有効に防止できる。
【0040】以上説明した各実施形態は、上下2分割方
式のドアトリム10に適用したアームレストの取付構造
であるが、図9,図10に示すように、単体構成のドア
トリム10´に本願のアームレスト40の取付構造を適
用することも可能である。
【0041】すなわち、ドアトリム10´は、芯材11
の表面に表皮材12が一体貼着された略フラットな形状
である。
【0042】そして、ドアトリム10´のほぼ中央に合
成樹脂の射出成形体からなるサポートメンバー70が取
付固定され、このサポートメンバー70に予めアームレ
スト40が装着されている。
【0043】更に詳しくは、図10に示すように、サポ
ートメンバー70の表面の一部にアームレスト取付面7
1が設定されており、アームレスト40の一方側のラッ
プ部41をサポートメンバー70の上端縁72に係着す
るとともに、他方側のラップ部42内に収容した帯条芯
材50の係止爪51をサポーメンバー70の取付孔73
内に挿入した後、折曲固定してアームレスト40をサポ
ートメンバー70に組み付けた後、ドアトリム10´の
裏面側からビス13をドアトリム10´の取付孔14内
に挿入し、サポートメンバー70の内面に立設形成した
取付用ボス74内に締付け固定すれば良い。
【0044】このように本願に係るアームレスト40
は、上下2分割方式のドアトリム10、あるいは単体構
成のドアトリム10´いずれの仕様にも有効に適用でき
る。
【0045】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明は以下に記載
する格別の作用効果を有する。
【0046】(1)本発明に係るアームレストの取付構
造は、ドアトリムあるいはサポートメンバーのアームレ
スト取付面に直接軟質樹脂のカバー体からなるアームレ
ストを固定するというものであり、従来のアームレスト
芯材を廃止するというものであるから、部品点数の削減
及びアームレスト表皮の巻き込みタッカー止め等の作業
も廃止でき、大幅なコストダウンを招来することができ
るという効果を有する。
【0047】(2)本発明に係るアームレストの取付構
造は、軟質樹脂の射出成形体からなるアームレストを直
接ドアトリムやサポートメンバーに固定して従来のアー
ムレスト芯材を廃止するというものであるから、車両の
側方から加わる衝撃に対してアームレスト部分の破断を
誘発することができ、衝撃吸収性能に優れるという効果
を有する。
【0048】(3)本発明に係るアームレストの取付構
造は、軟質樹脂を射出成形してなるカバー体をトリムロ
アあるいはサポートメンバーに直接取り付け、従来のア
ームレスト芯材を廃止するというものであるから、軽量
化を促進させることができるという効果を有する。
【0049】(4)本発明に係るアームレストの取付構
造は、軟質樹脂をカバー状に成形してなるアームレスト
をトリムロアあるいはサポートメンバーに直接固定する
というものであり、特にアームレストの周縁部分に取付
固定部分を設定するという構成であるため、従来のよう
にアームレストの周縁部と取付固定点が距離があるた
め、周縁部に浮き,スキが発生するという従来不具合を
有効に解決することができ、ドアトリムとアームレスト
との一体感を付与でき、外観意匠性を著しく向上させる
ことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアームレストの取付構造を適用し
た上下2分割方式の自動車用ドアトリムを示す正面図。
【図2】図1中II−II線断面図。
【図3】本発明に係るアームレストの取付構造の一実施
形態を示す一部切欠斜視図。
【図4】図3に示すアームレストの別の実施形態を示す
一部切欠斜視図。
【図5】本発明に使用するアームレストの別の実施形態
を示す一部切欠斜視図。
【図6】本発明に使用する取付金具の別の実施形態を示
す一部切欠斜視図。
【図7】本発明に係るアームレストの取付構造の更に別
の実施形態を示す断面図。
【図8】図7に示すアームレストの変形例を示す断面
図。
【図9】本発明に係るアームレストの取付構造の別の実
施形態を示す斜視図。
【図10】図9に示すアームレストの取付構造を示す断
面図。
【図11】アームレストを装備した上下2分割方式の従
来の自動車用ドアトリムを示す正面図。
【図12】図11中XII −XII 線断面図。
【符号の説明】
10,10´ 自動車用ドアトリム 20 トリムアッパー 30 トリムロア 31 アームレスト取付面 32 上端縁 33 取付孔 40 アームレスト 41,42 ラップ部 43 取付片 44 スペーサーリブ 50 帯条芯材 51 係止爪 52 スリット 53 開口 60 取付金具 61 係止爪 63 フランジ 70 サポートメンバー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トリムアッパー(20)とトリムロア
    (30)との上下2分割体からドアトリム(10)を構
    成するとともに、トリムロア(30)を室内側に膨出形
    成したアームレスト取付面(31)にアームレスト(4
    0)を取り付けるアームレスト(40)の取付構造にお
    いて、 前記アームレスト(40)は、軟質樹脂の射出成形によ
    るカバー体から構成され、アームレスト(40)のドア
    トリム側端縁及び室内側端縁にそれぞれラップ部(4
    1,42)を形成し、一方側のラップ部(41)をトリ
    ムロア(30)の上端縁(32)に係着固定するととも
    に、他方側のラップ部(42)内に収容固定した金属芯
    金(50,60)の係止爪(51,61)をトリムロア
    (30)の取付孔(33)内に挿入後、折曲操作して、
    トリムロア(30)のアームレスト取付面(31)に直
    接アームレスト(40)を固定したことを特徴とするア
    ームレストの取付構造。
  2. 【請求項2】 所要形状に成形された一体物のドアトリ
    ム(10´)に、アームレスト(40)を予め装着した
    サポートメンバー(70)を固定してなるアームレスト
    (40)の取付構造において、 前記アームレスト(40)は、軟質樹脂の射出成形によ
    るカバー体から構成され、アームレスト(40)のドア
    トリム側端縁及び室内側端縁にそれぞれラップ部(4
    1,42)を形成し、一方側のラップ部(41)をサポ
    ートメンバー(70)の上端縁(72)に係着固定する
    とともに、他方側のラップ部(42)内に収容固定した
    金属芯金(50,60)の係止爪(51,61)をサポ
    ートメンバー(70)の取付孔(73)内に挿入後、折
    曲操作して、サポートメンバー(70)のアームレスト
    取付面(71)に直接アームレスト(40)を固定した
    ことを特徴とするアームレストの取付構造。
  3. 【請求項3】 金属芯金(50,60)は、帯条芯材
    (50)で構成され、トリムロア(30)あるいは、サ
    ポートメンバー(70)のアームレスト取付面(31,
    71)形状に沿うようにスリット(52)が帯条芯材
    (50)の長手方向に沿って複数個設けられていること
    により、可撓性が付与されていることを特徴とする請求
    項1,2記載のアームレストの取付構造。
  4. 【請求項4】 金属芯金(50,60)は、複数の取付
    金具(60)で構成されていることを特徴とする請求項
    1,2記載のアームレストの取付構造。
  5. 【請求項5】 前記アームレスト(40)は軟質樹脂
    を射出成形してなるカバー体からなり、ドアトリム側端
    縁に形成したラップ部(41)をトリムロア(30)あ
    るいはサポートメンバー(70)の上端縁(32,7
    2)に係止固定するとともに、室内側端縁に所定間隔毎
    に設けた取付片(43)をトリムロア(30)あるいは
    サポートメンバー(70)の取付孔(33,73)内に
    嵌合固定したことを特徴とする請求項1,2記載のアー
    ムレストの取付構造。
JP25796595A 1995-10-04 1995-10-04 アームレストの取付構造 Withdrawn JPH0999768A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7775584B2 (en) 2008-04-14 2010-08-17 Honda Motor Co., Ltd. Impact absorbing armrest for a motor vehicle
WO2018002965A1 (ja) * 2016-06-30 2018-01-04 河西工業株式会社 車両用ドアトリム

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