JP5962016B2 - 印刷装置及び印刷システム - Google Patents

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Description

本発明は、サーバ及び印刷装置をネットワークで接続し、ネットワークに接続された情報処理装置からサーバを経由して印刷装置に印刷ジョブを投入することにより、印刷を実行する印刷装置に関するものである。
従来から、サーバ及び印刷装置をネットワークで接続した構成が知られている。特許文献1に記載の印刷装置では、操作部からユーザIDとパスワードとが入力されると、入力されたユーザIDとパスワードとをサーバに送信し、サーバにおいてユーザ認証が行われる。認証に成功すると、認証済状態となる。また、ユーザがログアウトキーを押下すると、認証済状態が解除される。
特開2007−98922号公報
しかしながら、印刷中にユーザがログアウトキーを押下したときでも、認証済状態が解除される可能性がある。認証済状態が解除された場合、サーバと印刷装置とが通信を行えないという問題がある。
そこで、印刷に関連する動作中に、外部装置と印刷装置とが通信を行えない状況を回避することができる印刷装置を提供することを目的とする。
この課題の解決を目的としてなされた印刷装置は、外部装置との接続を確立する確立部と、印刷ジョブを受信して記憶するジョブ記憶部と、前記ジョブ記憶部に記憶されている印刷ジョブに基づき印刷を行う印刷部と、前記印刷に関連する動作が完了した印刷ジョブを前記ジョブ記憶部から削除する第1削除部と、前記接続を切断する指示を受け付ける受付部と、前記受け付けられた切断の指示に従い前記接続を切断する切断部と、前記印刷に関連する動作を開始後、前記ジョブ記憶部から前記印刷ジョブが全て削除される前に、前記切断の指示を受け付けることを禁止する禁止部とを備えることを特徴とする。
この印刷装置では、印刷ジョブを受信すると、印刷ジョブがジョブ記憶部に記憶され、印刷ジョブに基づき印刷が行われる。印刷に関連する動作が完了すると、印刷ジョブはジョブ記憶部から削除される。また、印刷に関連する動作の開始後、ジョブ記憶部から全ての印刷ジョブが削除されるまでは、外部装置との接続を切断することが禁止され、外部装置との接続が維持される。この構成によれば、印刷に関連する動作中に、外部装置と印刷装置とが通信を行えない状況を回避することができる。
また、前記接続を確立させたユーザを示すユーザ情報を記憶する接続ユーザ記憶部と、
前記切断の指示を受け付ける際に、切断の指示を行ったユーザを示すユーザ情報を取得する切断ユーザ取得部と、前記ユーザ情報記憶部が記憶したユーザ情報と前記切断ユーザ取得部が取得したユーザ情報とが一致するか否かを判断する第1判断部と、一致すると前記第1判断部が判断する場合、前記禁止を解除する第1解除部とを備えるようにしてもよい。
接続を切断することにより、外部装置と印刷装置との通信が行えないことを、接続を切断するユーザは自覚している可能性が高いと推測できる。このため、この構成によれば、接続を確立したユーザと接続を切断するユーザとが一致する場合には、接続を切断する。これにより接続を切断するユーザの意図に適う制御を行う可能性が高くなり、ユーザの利便性に資する。
また、前記受付部が前記切断の指示を受け付けたことを記憶する指示記憶部と、前記指示記憶部が前記切断の指示を受け付けたことを記憶している場合、前記ジョブ記憶部から前記印刷ジョブが全て削除された後、前記切断部に前記接続の切断を実行させる制御部とを備えるようにしてもよい。この構成によれば、ユーザが複数回、接続の切断を指示する必要がなくなり、ユーザの利便性に資する。
また、前記印刷ジョブの中止の指示を受け付ける中止受付部と、前記中止の指示を受け付ける際に、中止の指示を行うユーザを示すユーザ情報を取得する中止ユーザ取得部と、前記中止の対象となった印刷ジョブの実行の指示を行ったユーザを示すユーザ情報と前記中止ユーザ取得部が取得したユーザ情報とが一致するか否かを判断する第2判断部と、一致すると前記第2判断部が判断する場合、前記中止の対象となった印刷ジョブを前記ジョブ記憶部から削除する第2削除部とを備えるようにしてもよい。
この構成によれば、印刷の中止を受け付け、印刷ジョブの実行を指示したユーザと印刷の中止を指示したユーザとが一致する場合に、記憶部から中止の対象となった印刷ジョブが削除され、接続の切断を指示することができるようになる。このため、中止の指示がされた場合に、外部装置との接続を切断できない事態を回避することができる。
また、前記禁止部が前記切断の指示を受け付けることを禁止する場合、前記切断の指示を受け付けないことを報知する第1報知部を備えるようにしてもよい。この構成によれば、ユーザは、外部装置との接続を切断することが禁止されたことを知ることができ、ユーザの利便性に資する。
また、前記指示記憶部が前記切断の指示を受け付けたことを記憶している場合、前記ジョブ記憶部から前記印刷ジョブが全て削除され後に、前記切断部が前記接続の切断を実行することを報知する第2報知部を備えるようにしてもよい。この構成によれば、ユーザは再度、切断の指示をしなくて済むことを知ることができ、ユーザの利便性に資する。
また、印刷ジョブを送信するサーバと、印刷ジョブに基づき印刷を行う印刷装置と、ネットワークを介して前記サーバと前記印刷装置との接続を確立する第1接続確立部と、前記印刷ジョブを受信して記憶するジョブ記憶部と、前記ジョブ記憶部に記憶されている印刷ジョブに基づく印刷に関連する動作が完了したとき、その印刷ジョブを前記ジョブ記憶部から削除する第2削除部と、前記接続を切断する指示を受け付ける受付部と、前記受け付けられた切断の指示に従い前記接続を切断する第1切断部と、前記印刷に関連する動作を開始後、前記ジョブ記憶部から前記印刷ジョブが全て削除される前に、前記切断の指示を受け付けることを禁止する禁止部とを備えることを特徴とする印刷システムを含む。
また、前記サーバは、ネットワークを介して、表示部を備える情報処理装置との接続を確立する第2接続確立部と、前記第2接続確立部が確立した接続を切断する第2切断部と、前記第2切断部が前記接続を切断した場合、前記禁止を解除する第2解除部とを備えるようにしてもよい。
この印刷システムでは、情報処理装置において印刷装置の状態が表示部にされる。印刷装置とサーバとの接続が切断された場合には、ユーザは印刷装置の状態を確認できなくなる。しかし、情報処理装置とサーバとの接続が切断された場合には、ユーザは、印刷装置の状態を確認する意思がないと推測できる。この構成によれば、印刷装置とサーバとの接続を切断しても、印刷装置とサーバとの接続を確立させたユーザの不都合にならない。また、印刷装置とサーバとの接続を確立させたい他のユーザが、印刷装置とサーバとの接続を確立させることができ、他のユーザの利便性に資する。
本発明の第1〜5実施形態に共通するプリンタの電気的構成を示すブロック図である。 本発明の第1〜5の実施形態に共通する印刷システムの動作概略を示すブロック図である。 本発明の第1〜5実施形態に共通するユーザ情報テーブルの一例を示す図面である。 本発明の第1〜5の実施形態に共通する管理テーブルの一例を示す図面である。 本発明の第1〜5の実施形態に共通する印刷の動作概要を示すフローチャートである。 本発明の第1サインアウト処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第1サインアウト処理おけるサインアウトを禁止するメッセージの一例である。 本発明の第2サインアウト処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第3サインアウト処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第3サインアウト処理におけるサインアウトを禁止するメッセージの一例である。 本発明の第4サインアウト処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第5サインアウト処理の手順を示すフローチャートである。
[第1実施形態]
以下、本発明の印刷装置を具体化した第1実施形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は、サーバから印刷ジョブを取得して印刷する機能を有するプリンタに本発明を適用したものである。
[プリンタの構成]
本形態のプリンタ100(請求項に記載の「印刷装置」の一例)は、図1に示すように、CPU31と、ROM32と、RAM33と、フラッシュメモリ34とを備えた制御部30を備えている。また、制御部30は、用紙に画像を印刷する画像形成部10と、動作状況の表示やユーザによる入力操作の受付を行う操作パネル40と、ネットワークインターフェース37とに、電気的に接続されている。
ROM32には、プリンタ100を制御するための制御プログラムであるファームウェアや各種設定、初期値等が記憶されている。RAM33及びフラッシュメモリ34(請求項に記載の「記憶部」、「接続ユーザ記憶部」、「指示記憶部」、「ジョブ記憶部」の一例)は、各種制御プログラムが読み出される作業領域として、あるいは印刷ジョブを一時的に記憶する記憶領域として利用される。CPU31とRAM33とが、または、CPU31とフラッシュメモリ34とが協働して、請求項に記載の「第1削除部」、「第2削除部」の一例として機能する
また、フラッシュメモリ34は、電源を切ってもデータが消えない不揮発性であり、出荷後にユーザによって設定される各種の設定を記憶する記憶領域として利用される。例えば、図2に示すようにユーザ情報テーブル120がメモリ領域110(RAM33及びフラッシュメモリ34により構成されている)にある。ユーザ情報テーブル120は、ユーザID及びパスワード等のアカウント情報と、各種フラグとを1つのレコードとして、図3に示すように記憶している。各種フラグについては後述する。
CPU31(請求項に記載の「確立部」、「禁止部」、「切断ユーザ取得部」、「第1判断部」、「中止ユーザ取得部」、「第2判断部」、「第1接続確立部」、「切断部」、「第1削除部」、「第2削除部」の一例)は、ROM32から読み出した制御プログラムや各種センサから送られる信号に従って、その処理結果をRAM33またはフラッシュメモリ34に記憶させながら、プリンタ100の各構成要素を制御する。
ネットワークインターフェース37(請求項に記載の「確立部」、「切断部」、「第1接続確立部」の一例)は、他の装置との通信を可能にするインターフェースである。プリンタ100は、これらのインターフェースを介して他の装置から送信されるデータを受信する。
本形態では、プリンタ100は、ネットワークインターフェース37を介して、パーソナルコンピュータ(PC)200、及び、管理サーバ300(請求項に記載の「サーバ」の一例)との通信が可能になっている。プリンタ100は、PC200及び管理サーバ300などの通信装置とともに印刷システム900を構成している。
また、画像形成部10(請求項に記載の「印刷部」の一例)は、用紙に画像を印刷することができればよく、画像形成方式については電子写真方式であってもインクジェット方式であってもよい。また、カラー印刷が可能であってもよく、モノクロ印刷専用であってもよい。
また、操作パネル40(請求項に記載の「受付部」、「中止受付部」、「第1報知部」、「第2報知部」の一例)は、ユーザ入力を受け付ける各種のボタンと、文字情報やボタン等を表示するタッチパネル画面とを有している。各種のボタンとしては、例えば、印刷動作の開始を指示するOKボタン、印刷動作の中止を指示する中止ボタン、管理サーバ300との接続を確立するサインインボタン及び、管理サーバ300との接続を切断するサインアウトボタンがある。
[管理サーバの構成]
本形態の管理サーバ300は、図1に示したように、CPU51と、ROM52と、RAM53と、フラッシュメモリ54とを備えた制御部50を備えている。また、制御部50は、ネットワークインターフェース57と電気的に接続されている。
ROM52には、各種制御プログラムや各種設定、初期値等が記憶されている。RAM53およびフラッシュメモリ54(請求項に記載の「ジョブ記憶部」の一例)は、各種制御プログラムが読み出される作業領域として、あるいは印刷ジョブを一時的に記憶するメモリ領域310として利用される。
CPU51(請求項に記載の「第2接続確立部」、「判断部」、「第2切断部」、「第2解除部」の一例)は、ROM52から読み出した制御プログラムに従って、その処理結果をRAM53またはフラッシュメモリ54(請求項に記載の「記憶部」の一例)に記憶させる。例えば、フラッシュメモリ54は、図4に示す管理テーブル340を記憶している。CPU51とRAM53とが、または、CPU51とフラッシュメモリ54とが協働して、請求項に記載の「第2削除部」の一例として機能する。
また、管理サーバ300は、図2に示すように、ユーザ等の情報のデータベース(以下、「管理テーブル340」という)を有している。管理テーブル340は、管理サーバ300のメモリ領域310(RAM53やフラッシュメモリ54)に存在する。
管理テーブル340には、図4に示すように、ユーザIDと、パスワードと、プリンタ情報と、各種フラグとが1つのレコードとなって記憶される。例えば、プリンタ情報は、プリンタ100の宛先となる情報であり、IPアドレス等である。
ネットワークインターフェース57(請求項に記載の「第2接続確立部」、「第2切断部」の一例)は、他の装置との通信を可能にするインターフェースである。管理サーバ300は、ネットワークインターフェース57を介してプリンタ100から送信される各種要求や、PC200から送信される印刷ジョブを受信する。
[印刷システムの構成]
続いて、プリンタ100を含む印刷システム900の構成および動作について、図3を参照しつつ説明する。
印刷システム900では、PC200がユーザの入力操作に従ってユーザID及びパスワード等のアカウント情報を受け付けると、PC200が管理サーバ300にログインし、PC200と管理サーバ300との接続が確立される。また、プリンタ100がPC200と同様にユーザの入力操作に従ってアカウント情報を受け付けると、プリンタ100が管理サーバ300にサインインし(請求項に記載の「接続」の一例)、プリンタ100と管理サーバ300との接続が確立される。
つまり、印刷システム900では、同じアカウント情報を用いてPC200が管理サーバ300にログインし、プリンタ100が管理サーバ300にサインインすると、PC200からプリンタ100を指定して印刷を実行させることができるように構成されている。
なお、本明細書中では、便宜的に、PC200と管理サーバ300との接続を確立させるために、ユーザがアカウント情報をPC200から管理サーバ300に入力することをログインといい、プリンタ100と管理サーバ300との接続を確立するために、ユーザがアカウント情報をプリンタ100から管理サーバ300に入力することをサインインと、呼称を変えて説明する。
また、本明細書中では、管理サーバ300とプリンタ100との接続及び切断は、物理的な接続及び切断に限らず、データの送受信を行える状態にあることを接続に含み、データの送受信を行えない状態にあることを切断に含むものとする。
図2に示す印刷システム900では、プリンタ100と同様にプリンタ101が同じアカウント情報を用いて管理サーバ300にサインインしている。例えば、PC200はユーザからプリンタ100への印刷指示を受け付けると、PDF及びJPEG等の形式のデータを含む印刷ジョブを管理サーバ300に送信する。そして、管理サーバ300はプリンタ100に対して、その印刷ジョブを投入する。なお、印刷システム900では、管理サーバ300がプリンタドライバの役割を果たしている。
プリンタ100は、印刷ジョブを受信した後、その印刷ジョブに基づき印刷を開始する。ユーザは、プリンタ100に印刷指示をした後、プリンタ100が設置されている場所まで移動する。そして、ユーザは印刷物を手にすることができる。
[プリンタの制御]
続いて、上述した印刷システム900の動作を実現するプリンタ100の制御について説明する。
[印刷の動作概要]
前述した印刷システム900の印刷動作を実現する各装置の動作手順について、図5のフローチャートを参照しつつ説明する。なお、プリンタ100は、インターネットに接続され、管理サーバ300にサインインしているものとする。
まず、CPU51はPC200から印刷ジョブを受信したか否かを判断する(S021)。印刷ジョブを受信していないと判断する場合(S021:NO)、CPU21は処理を終了する。つまり、印刷が行われない。
一方、印刷ジョブを受信したと判断する場合(S021:YES)、CPU51は、印刷ジョブを受信したときに指定されているプリンタ、例えばプリンタ100に対して印刷ジョブを取得するよう通知(以下、ジョブ取得通知という)を送信する(S022)。
プリンタ100側では、管理サーバ300からジョブ取得通知を受信すると、CPU31は印刷ジョブの受付けを開始した旨を管理サーバ300に送信する(S001)。このとき、管理サーバ300からジョブ取得通知を受信すると、図3に示す通知フラグがOFFからONに変更されるように構成されている。
管理サーバ300側では、プリンタ100から印刷ジョブの受付けを開始した旨を受信すると、CPU51は印刷ジョブをプリンタ100に送信する(S023)。このとき、印刷ジョブをプリンタ100に送信するとともに、印刷ジョブの送信元を示す情報としてPC200のIPアドレス等をプリンタ100に送信する。
続いてプリンタ100側では、管理サーバ300から印刷ジョブ及びPC200のIPアドレス等を受信すると(S002)、CPU31は印刷ジョブを展開し、印刷処理を画像形成部10に実行させる(S003)。上記のようにして、プリンタ100は管理サーバ300からジョブ取得通知を受信しており、管理サーバ300から印刷ジョブを受信すると、同様の動作を繰り返して印刷ジョブをメモリ領域110に記憶する。そして、印刷処理を完了すると、印刷ジョブごとに印刷完了通知を行い(S004)、処理を終了する。
管理サーバ300側において、印刷完了通知を受信すると、CPU51は印刷完了の印刷ステータスをフラッシュメモリ54に記憶させ(S024)、処理を終了する。
以上、上述したように印刷が行われる。しかし、例えばプリンタ100が印刷処理中に、操作パネル40のサインアウトボタンが押下されると、管理サーバ300とプリンタ100との接続が切断され、管理サーバ300とプリンタ100との通信が行えない状態になる。このため、管理サーバ300は、印刷処理中や印刷完了といったプリンタ100に関する印刷ステータスを取得することができない。
この場合、管理サーバ300が印刷ステータスを取得できないから、管理サーバ300はPC200に対して印刷ステータスを開示できない。すなわち、ユーザは、プリンタ100の印刷ステータスを知ることができない。
そこで、プリンタ100が印刷中に、管理サーバ300とプリンタ100との接続を切断することを禁止することにより、管理サーバ300を介してプリンタ100の印刷ステータスをユーザが取得することができない状況を回避することができる。
[第1サインアウト処理]
図6を参照しながら、第1サインアウト処理について説明する。第1サインアウト処理は、上述のサインインが行われた後、所定時間ごと、例えば1ミリ秒ごとに実行される。
まず、CPU31は、ユーザが操作パネル40のサインアウトボタンを押下し、ユーザからサインアウト要求がされたか否かを判断する(S101)。サインアウト要求がされていないと判断する場合(S101:NO)、CPU31は第1サインアウト処理を終了する。
一方、サインアウト要求がされたと判断する場合(S101:YES)、CPU31は管理サーバ300からジョブ取得通知があったか否かを判断する(S102)。ここで、S102の判断では、通知フラグがONであるかOFFであるかの判断が行われ、通知フラグがONの場合、管理サーバ300からジョブ取得通知があったとCPU31が判断し、通知フラグがOFFの場合、管理サーバ300からジョブ取得通知がないとCPU31が判断する。
ジョブ取得通知がないと判断する場合(S102:NO)、CPU31はサインアウトを実施し(S107)、プリンタ100と管理サーバ300との接続が切断され、第1サインアウト処理を終了する。
一方、ジョブ取得通知があったと判断する場合(S102:YES)、CPU31はサインアウトを禁止し、図7に示すメッセージ400を操作パネル40に表示させ、サインアウトをできない旨をユーザに報知する(S103、請求項に記載の「禁止部」、「第1報知部」の一例)。
続いて、CPU31は、印刷処理を完了したか否かを判断する(S104)。印刷処理が完了していない場合(S104:NO)、CPU31は印刷処理が完了するまで待機する。
印刷処理が完了した場合(S104:YES)、CPU31は印刷処理が完了した旨を管理サーバ300に送信し(S105)、RAM33に記憶されている印刷ジョブを削除し(S106)、第1サインアウト処理を終了する。
なお、S106では、CPU31はRAM33から印刷ジョブを削除する際に、通知フラグをONからOFFに変更する。通知フラグをOFFに変更することにより、以降サインアウト要求がユーザからあった場合、管理サーバ300からジョブ取得通知がない限り、S102において、ジョブ取得通知がないと判断され(S102:NO)、CPU31はサインアウトを実施する(S107)。
[第1実施形態の効果]
以上詳細に説明したように、第1実施形態では、ジョブ取得通知があったと判断する場合(S102:YES)、CPU31はサインアウトを禁止し、図7に示すメッセージを操作パネル40に表示させ、サインアウトをできない旨をユーザに報知する(S103)。また、CPU31はRAM33から印刷ジョブを削除する際に、通知フラグをONからOFFに変更する。このため、ジョブ取得通知を受信した後、RAM33から印刷ジョブが削除されるまで、サインアウトが禁止される。よって、通知フラグがONである間、すなわち印刷処理中に管理サーバ300とプリンタ100とが通信を行えない事態を回避することができる。
また、CPU31は図7に示すメッセージを操作パネル40に表示させ、サインアウトをできない旨をユーザに報知する(S103)。このため、ユーザはサインアウトが禁止されたことを知ることができ、ユーザの利便性に資する。
[第2実施形態]
第2実施形態は、第1実施形態と異なり、サインインをしたユーザとサインアウトしようとするユーザとが同じユーザである場合、サインアウトを実施する実施形態である。第1実施形態と同様の処理については、同じ番号を付して、適宜説明を省略する。
[第2サインアウト処理]
図8を参照しながら、第2サインアウト処理について説明する。第2サインアウト処理は、上述のサインインが行われた後、所定時間ごと、例えば1ミリ秒ごとに実行される。なお、操作パネル40のサインインボタンが押下されたときに、CPU31は、サインインに使用されたユーザIDとパスワードとをユーザ情報テーブル120に記憶させているものとする。
まず、CPU31は、サインアウト要求がされたと判断する場合(S101:YES)、ユーザにサインインの際に入力したユーザIDとパスワードとを入力するよう操作パネル40に表示をして、入力を受け付けることにより、サインアウトを要求したユーザのアカウント情報を取得する(S201、請求項に記載の「切断ユーザ取得部」の一例)。そして、CPU31は入力を受け付けたユーザIDとパスワードとをフラッシュメモリ34に記憶させる。
次に、CPU31は、サインインを行ったユーザのユーザIDとパスワードとをユーザ情報テーブル120から読み出すことにより、サインインを行ったユーザのアカウント情報を取得する(S202)。
続いて、S201及びS202で取得したアカウント情報を各々比較することにより、CPU31はサインインを行ったユーザとサインアウト要求を行ったユーザとが一致するか否かを判断する(S203、請求項に記載の「第1判断部」の一例)。サインインを行ったユーザとサインアウト要求を行ったユーザとが一致すると判断する場合(S203:YES)、CPU31はサインアウトを実施し(S107)、第2サインアウト処理を終了する。
一方、サインインを行ったユーザとサインアウト要求を行ったユーザとが一致しないと判断する場合(S203:NO)、CPU31はサインアウトを禁止し、サインアウトをできない旨を操作パネル40に表示させてユーザに報知し(S103)、第2サインアウト処理を終了する。
[第2実施形態の効果]
以上詳細に説明したように、第2実施形態では、CPU31はサインインを行ったユーザとサインアウト要求を行ったユーザとが一致するか否かを判断する(S203)。そして、サインインを行ったユーザとサインアウト要求を行ったユーザとが一致すると判断する場合(S203:YES)、CPU31はサインアウトを実施する(S107)。サインアウト要求するユーザは、サインアウトを実施することにより、管理サーバ300とプリンタ300との接続が切断され、通信が行えなくなることを自覚していると考えられる。このため、サインインを行ったユーザとサインアウト要求を行ったユーザとが一致すると判断する場合には、サインアウトを実施したほうがユーザの意図に適う制御を行う可能性が高くなり、ユーザの利便性に資する。
[第3実施形態]
第3実施形態は、PC200と管理サーバ300との接続が切断されている場合、サインアウトを実施する。また、印刷中にサインアウトボタンを押下すると、サインアウトが禁止されるが、サインアウトボタンが押下されたことが記憶される。このため、サインアウトボタンを再度、押下しなくても、印刷完了後に自動的にサインアウトが実施される。これらの点で、第3実施形態は第1実施形態及び第2実施形態と異なる。第1実施形態及び第2実施形態と同様の処理については、同じ番号を付して、適宜説明を省略する。
[第3サインアウト処理]
図9を参照しながら、第3サインアウト処理について説明する。第3サインアウト処理は、上述のサインインが行われた後、所定時間ごと、例えば1ミリ秒ごとに実行される。
まず、CPU31は、サインアウト要求がされたと判断する場合(S101:YES)、CPU31はS203に進み、さらにサインインを行ったユーザとサインアウト要求を行ったユーザとが一致すると判断する場合(S203:YES)、S102に進む。
そして、ジョブ取得通知があったと判断する場合(S102:YES)、CPU31は、管理サーバ300にPC200との接続状態を問い合わせ、その問い合わせ結果に従ってPC200と管理サーバ300との接続が維持されているか否かを判断する(S301)。
ここで、PC200と管理サーバ300との接続状態をCPU51が定期的に監視しており、PC200と管理サーバ300との接続状態が図4に示す管理テーブル340に記憶されている。具体的には、PC200と管理サーバ300との接続が切断されると、PC接続フラグがONからOFFに変更される構成となっている。S301の判断では、まず、プリンタ100のCPU31が管理サーバ300のCPU51にPC200との接続状態を問い合わせる。その問い合わせに応じて、CPU51が、管理テーブル340のPC接続フラグがONであるかまたはOFFであるかの判断を行い、PC接続フラグがONの場合、CPU51はPC200と管理サーバ300との接続が維持されていると判断する。一方、PC接続フラグがOFFの場合、CPU51はPC200と管理サーバ300との接続が切断されていると判断する。CPU51は、問い合わせ結果として判断結果をCPU31へ送信する。
PC200と管理サーバ300との接続が維持されていると判断する場合(S301:YES)、CPU31はサインアウト要求がされたことをフラッシュメモリ34に記憶する。具体的には、CPU31は、ユーザ情報テーブル120のサインアウト要求フラグをフラッシュメモリ34に記憶させており、サインアウト要求がされると、CPU31はサインアウト要求フラグをOFFからONに変更する(S302)。
次に、CPU31は図10に示すサインアウトをできない旨と、印刷完了後に自動的にサインアウトが実施される旨とのメッセージ410を、操作パネル40に表示させることによりユーザに報知する(S303、請求項に記載の「第2報知部」の一例)。
印刷処理が完了していないと判断する場合(S104:NO)、CPU31は印刷ジョブを受信できなかったため、あるいはエラーが発生したために、画像形成部10が印刷不可状態であるか否かを判断する(S304)。
印刷不可状態であると判断する場合(S304:YES)、CPU31は画像形成部10が印刷不可状態である旨を管理サーバ300に通知する(S305)。
一方、印刷不可状態でないと判断する場合(S304:NO)、例えば操作パネル40において中止ボタンが押下されたか否かを判断することにより、印刷処理の中止が指示されたか否かを判断する(S306)。なお、操作パネル40において中止ボタンが押下された場合以外にも、遠隔操作により中止を行えるようにしてもよい。例えば、プリンタ100はサーバを内蔵しており、内蔵しているサーバがプリンタ100に印刷や中止を指示できる操作画面を、PC200に提供する。その提供された操作画面内において、中止ボタンを表示し、中止ボタンがクリック操作等で押下されたと判断できるようにしてもよい。
印刷処理の中止が指示されたと判断する場合(S306:YES)、CPU31は印刷が中止された旨を管理サーバ300に通知する(S307)。なお、印刷処理の中止が指示されなかったと判断する場合(S306:NO)、CPU31は印刷処理が完了するまで、S104、S304及びS306の判断を繰り返す。
そして、印刷処理が完了したと判断する場合(S104:YES)、CPU31は印刷処理が完了した旨を管理サーバ300に送信し(S105)、RAM33に記憶されている印刷ジョブを削除する(S106)。
S106、S305及びS307に続いて、印刷処理の対象となっていた印刷ジョブよりも後続の印刷ジョブがメモリ領域110にあるか否かを判断する(S308)。後続の印刷ジョブがあると判断する場合(S308:YES)、サインアウト処理を実施すると後続の印刷ジョブの印刷ステータスが確認できなくなるので、サインアウトを実施せずに第3サインアウト処理を終了する。
一方、後続の印刷ジョブがないと判断する場合(S308:NO)、サインアウト要求フラグがONか否かを判断する(S309)。サインアウト要求フラグがONと判断する場合(S309:YES)、CPU31はサインアウトを実施し(S107、請求項に記載の「制御部」の一例)、第3サインアウト処理を終了する。
サインアウト要求フラグがOFFと判断する場合(S309:NO)、CPU31はサインアウトを実施せず、第3サインアウト処理を終了する。
[第3実施形態の効果]
以上詳細に説明したように、第3実施形態では、サインアウト要求フラグがONと判断する場合(S309:YES)、CPU31はサインアウトを実施する(S107)。このため、再度、操作パネル40においてサインアウトボタンを押下する必要がなくなり、ユーザの利便性に資する。
また、CPU31は印刷完了後に自動的にサインアウトが実施される旨を、操作パネル40に表示させることによりユーザに報知する(S303)。このため、再度、操作パネル40においてサインアウトボタンを押下しなくても、サインアウトされることをユーザが知ることができ、ユーザの利便性に資する。
また、PC200と管理サーバ300との接続が切断されていると判断する場合(S301:NO)、CPU31は、サインアウトを実施し(S107)、第3サインアウト処理を終了する。ユーザ自らが印刷ステータスをPC200から確認することができない状態にしていることから、印刷ステータスを確認する意思がないと推測できる。このため、サインアウトを実施しても、サインインを行ったユーザに不都合はない。また、プリンタ100から管理サーバ300にサインインさせたい他のユーザが、プリンタ100から管理サーバ300にサインインすることができ、他のユーザの利便性に資する。
[第4実施形態]
第4実施形態では、PC200から印刷処理の中止を指示する場合に、印刷処理を指示したユーザと印刷処理の中止を指示したユーザとが同じ場合、サインアウトが実施できる。この点で、第4実施形態は他の実施形態と異なる。他の実施形態と同様の処理については、同じ番号を付して、適宜説明を省略する。
[第4サインアウト処理]
図11を参照しながら、第4サインアウト処理について説明する。第4サインアウト処理は、上述のサインインが行われた後、所定時間ごと、例えば1ミリ秒ごとに実行される。
印刷処理の中止が指示されたと判断する場合(S306:YES)、CPU31は印刷ジョブに付加されている送信元のPC200のIPアドレスを読み出すことにより、PC200のIPアドレスを取得する(S401)。
次に、例えばプリンタ100へのアクセス履歴等から印刷処理の中止を指示したPC200のIPアドレスを取得し(S402、請求項に記載の「中止ユーザ取得部」の一例)、IPアドレスが一致するか否かを判断することにより、印刷処理を指示したユーザと印刷処理の中止を指示したユーザとが一致するか否かを判断する(S403、請求項に記載の「第2判断部」の一例)。
印刷処理を指示したユーザと印刷処理の中止を指示したユーザとが一致すると判断する場合(S403:YES)、CPU31はRAM33に記憶されている印刷ジョブを削除し(S106)、さらにサインアウトを実施して(S107)、第4サインアウト処理を終了する。
印刷処理を指示したユーザと印刷処理の中止を指示したユーザとが一致しないと判断する場合(S403:NO)、CPU31はサインアウトを禁止し、サインアウトをできない旨を操作パネル40に表示させてユーザに報知し(S103)、第4サインアウト処理を終了する。
[第4実施形態の効果]
以上詳細に説明したように、第4実施形態では、印刷処理を指示したユーザと印刷処理の中止を指示したユーザとが一致すると判断する場合(S403:YES)、CPU31はRAM33に記憶されている印刷ジョブを削除し(S106、請求項に記載の「第2削除部」の一例)、さらにサインアウトを実施する(S107)。このため、印刷処理が中止された場合に、サインアウトが禁止され続ける状況を回避することができる。
[第5実施形態]
第5実施形態では、サインアウト要求に対し、管理サーバ300がサインアウトを禁止するか否かを判断している。この点で、第5実施形態が他の実施形態と異なる。他の実施形態と同様の処理については、同じ番号を付して、適宜説明を省略する。
[第5サインアウト処理]
プリンタ100側では、サインアウト要求がされたと判断する場合(S101:YES)、CPU31はサインアウト要求を管理サーバ300に通知する(S501)。
管理サーバ300側では、印刷ジョブを送信したか否かを判断する(S551)。このS551の判断では、図4に示すジョブ送信フラグがONであるかOFFであるかを判断する。ジョブ送信フラグがONである場合、印刷ジョブを送信したと判断し、ジョブ送信フラグがOFFである場合、印刷ジョブを送信していないと判断する。
印刷ジョブを送信していない場合(S551:NO)、ジョブ取得通知をプリンタ100に送信したか否かを判断する(S552)。S552の判断では、図4に示すジョブ取得通知フラグがONであるかOFFであるかを判断する。ジョブ取得通知フラグがONの場合、ジョブ取得通知を送信したと判断し、ジョブ取得通知フラグがOFFの場合、ジョブ取得通知を送信していないと判断する。ジョブ取得通知を送信していない場合(S552:NO)、CPU51はサインアウトを実施し(S553)、処理を終了する。
印刷ジョブを送信した場合(S551:YES)またはジョブ取得通知を送信した場合(S552:YES)、CPU51はサインアウトを禁止する旨を通知する(S554)。そして、CPU51は印刷完了通知を受信するまで待機し(S555:NO)、印刷完了通知を受信した場合(S555:YES)、ジョブ送信フラグ及びジョブ取得通知フラグをONからOFFに変更し(S556)、処理を終了する。なお、ジョブ送信フラグ及びジョブ取得通知フラグは印刷ジョブごとにあり、第5実施形態では、印刷ジョブが1つの場合を説明している。
プリンタ100側に戻り、サインアウトを禁止する旨の通知を受信したか否かを判断する(S502)。サインアウトを禁止する旨の通知を受信した場合(S552:YES)、CPU31はサインアウトを禁止し、サインアウトをできない旨を操作パネル40に表示させてユーザに報知し(S103)、サインイン処理を終了する。なお、サインアウトを禁止する旨の通知を受信しなかった場合(S552:NO)、処理を終了する。
[第5実施形態の効果]
印刷ジョブを送信した場合(S551:YES)またはジョブ取得通知を送信した場合(S552:YES)、CPU51はサインアウトを禁止する旨を通知する(S554)。また、印刷完了通知を受信した場合(S555:YES)、ジョブ送信フラグ及びジョブ取得通知フラグをONからOFFに変更する(S556)。このため、ジョブ取得通知を送信した後、または印刷ジョブを送信した後から、印刷完了通知があるまで、サインアウトが禁止される。よって、印刷処理中に管理サーバ300とプリンタ100とが通信を行えない状況を回避することができる。
なお、印刷ジョブを送信した場合(S551:YES)及びジョブ取得通知を送信した場合(S552:YES)が、請求項に記載の「印刷に関連する動作を開始」の一例である。
[変形例]
なお、本実施形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能である。例えば、プリンタは、印刷機能を備えるものであればよく、複合機または複写機であっても適用可能である。
また、本実施形態では、管理サーバ300は、インターネット回線に接続されていたが、これに限るものではない。例えば、WANやLAN等のネットワークに接続されていてもよい。
また、本実施形態では、管理サーバ300は上記提携会社が提供するサーバであったが、これに限られるものではない。例えば、ベンダーが提供するサーバであってもよいし、上記提携会社が提供するサーバとベンダーが提供するサーバとが協働するようにしてもよい。
また、本実施形態では、管理サーバ300からジョブ取得通知があった場合に通知フラグがOFFからONに変更されるように構成されていたが、これに限るものではない。例えば、CPU31が印刷ジョブの受付けを開始した旨を管理サーバ300に送信する際に(S001)、通知フラグがOFFからONに変更されるように構成されていてもよい。また、CPU31が印刷ジョブに基づき印刷処理を画像形成部10に実行させる際に(S003)、より具体的には、給紙動作開始や画像形成開始の際に通知フラグがOFFからONに変更されるように構成されていてもよい。これらは、請求項に記載の「印刷に関連する動作を開始」の一例に含まれる。
また、本実施形態では、不揮発性のメモリとしてフラッシュメモリ34を使用していたが、これに限るものではない。例えば、NVRAM(Non Volatile RAM)を使用してもよい。
また、本実施形態では、印刷ジョブを削除する(S106)際に、通知フラグをONからOFFに変更していたが、これに限るものではない。例えば、印刷処理が完了した旨をCPU31が管理サーバ300に送信する(S105)際に、通知フラグをONからOFFに変更してもよい。印刷処理が完了した旨が送信されていれば、サインアウトを実施しても、特段、必要となる印刷ステータスが存在しないから、ユーザの不都合にならない。
10 画像形成部
30 制御部
31 CPU
33 RAM
34 フラッシュメモリ
40 操作パネル
51 CPU
100 プリンタ
101 プリンタ
110 メモリ領域
120 ユーザ情報テーブル
200 PC
300 管理サーバ
340 管理テーブル
900 印刷システム

Claims (6)

  1. 外部装置との接続を確立する確立部と、
    前記接続を確立させたユーザを示すユーザ情報を記憶する接続ユーザ記憶部と、
    印刷ジョブを前記外部装置から受信して記憶するジョブ記憶部と、
    前記ジョブ記憶部に記憶されている印刷ジョブに基づき印刷を行う印刷部と、
    前記印刷に関連する動作が完了した印刷ジョブを前記ジョブ記憶部から削除する第1削除部と、
    前記接続を切断する指示を受け付ける受付部と、
    前記切断の指示を受け付ける際に、切断の指示を行ったユーザを示すユーザ情報を取得する切断ユーザ取得部と、
    前記受け付けられた切断の指示に従い前記接続を切断する切断部と、
    前記印刷に関連する動作を開始後、前記外部装置から受信し前記ジョブ記憶部に記憶された前記印刷ジョブが全て削除される前に、前記切断の指示に従う前記接続の切断を実行することを禁止する禁止部と、
    前記接続ユーザ記憶部が記憶したユーザ情報と前記切断ユーザ取得部が取得したユーザ情報とが一致するか否かを判断する第1判断部と、
    一致すると前記第1判断部が判断する場合、前記禁止を解除する第1解除部とを備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記受付部が前記切断の指示を受け付けたことを記憶する指示記憶部と、
    前記指示記憶部が前記切断の指示を受け付けたことを記憶している場合、前記外部装置から受信し前記ジョブ記憶部に記憶された前記印刷ジョブが全て削除された後、前記切断部に前記接続の切断を実行させる制御部とを備えることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記印刷ジョブの中止の指示を受け付ける中止受付部と、
    前記中止の指示を受け付ける際に、中止の指示を行うユーザを示すユーザ情報を取得する中止ユーザ取得部と、
    前記中止の対象となった印刷ジョブの実行の指示を行ったユーザを示すユーザ情報と前記中止ユーザ取得部が取得したユーザ情報とが一致するか否かを判断する第2判断部と、
    一致すると前記第2判断部が判断する場合、前記中止の対象となった印刷ジョブを前記ジョブ記憶部から削除する第2削除部とを備えること特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
  4. 前記禁止部が前記接続の切断を禁止する場合、前記接続の切断を実行しないことを報知する第1報知部を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の印刷装置。
  5. 前記指示記憶部が前記切断の指示を受け付けたことを記憶している場合、前記外部装置から受信し前記ジョブ記憶部に記憶された前記印刷ジョブの印刷完了後に、前記切断部が前記接続の切断を実行することを報知する第2報知部を備えることを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
  6. 印刷ジョブを送信するサーバと、
    印刷ジョブに基づき印刷を行う印刷装置と、
    ネットワークを介して前記サーバと前記印刷装置との接続である第1の接続を確立する第1接続確立部と、
    前記印刷ジョブを前記サーバから受信して記憶するジョブ記憶部と、
    前記ジョブ記憶部に記憶されている印刷ジョブに基づく印刷に関連する動作が完了したとき、その印刷ジョブを前記ジョブ記憶部から削除する第2削除部と、
    前記第1の接続を切断する指示を受け付ける受付部と、
    前記受け付けられた切断の指示に従い前記第1の接続を切断する第1切断部と、
    前記印刷に関連する動作を開始後、前記サーバから受信し前記ジョブ記憶部に記憶された前記印刷ジョブが全て削除される前に、前記第1の接続の切断を実行することを禁止する禁止部と、
    ネットワークを介して、表示部を備える情報処理装置と前記サーバとの接続である第2の接続を確立する第2接続確立部と、
    前記第2接続確立部が確立した前記第2の接続を切断する第2切断部と、
    前記第2切断部が前記第2の接続を切断した場合、前記禁止を解除する第2解除部とを備えることを特徴とする印刷システム。
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