JP5961653B2 - 光ファイバ素線の製造方法および光ファイバ素線製造装置 - Google Patents
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Description
コーティング材料としては,ウレタンアクリレート系の紫外線硬化樹脂や、シリコン系の熱可塑性樹脂などが使用され、コーティング材料の液体状態で粘度は、一般には、コーティング時の温度で、0.1Pa・s〜5Pa・s程度とされる。
次いで図2Bに示すように、コーティング装置5内に所定の圧力で液体樹脂Mを注入する。これによってコーティング装置5内の気体Gが、排気孔5Iやニップル孔5G、あるいはダイス孔5Kから外部に追い出される。また同時に、ダイス孔5Kから引き出される光ファイバ裸線3の外周面に液体樹脂被覆層Nが形成されていく。
そして図2Cに示すように、コーティング装置5内に液体樹脂Mが満たされれば、定常的な線引きコーティングが行われる。なお排気孔5Iに連続する図示しない排気管には開閉バルブもしくは圧力調整用バルブが設けられていて、定常被覆状態では、コーティング装置5内に注入される樹脂供給圧力が所定の圧力を維持するように設定される。
しかしながら、前記特許文献1や特許文献2に示されるような従来技術では、コーティング装置内の残留気泡、及びそれによる悪影響については全く認識されておらず、したがって当然のことながら、残留気泡に対する対処策は全く講じられていなかったのが実情である。
しかるに前記各特許文献に示されるような従来技術においては、コーティング樹脂圧力を、区分けされた実線引き速度に応じて変化させる(上昇させる)ため、最終的な目標線速(定常線速)に達した時が、最高コーティング樹脂圧力となる。そのため、コーティング装置内部の残留気泡の一部が、目標線速に到達してからようやく追い出される場合もあり,それにより光ファイバ素線の被覆層に気泡混入の不良部が発生し、良品歩留りが悪くなってしまっていたのである。
なおここで、定常被覆状態とは、線引き開始から線速を増速させて、定常線速に至っており、しかも樹脂供給圧力が定常線速に応じた所定の圧力(定常圧力)となっている状態を意味する。したがって、上記の高圧力期間は、基本的には、線速を増速させている期間(増速期間)を過ぎた後まで及ぶことが許容される。但し、より良品歩留まりを向上させるためには、後述するように、増速期間中に前記高圧力期間を設けることが望ましい。
加熱溶融された光ファイバ母材を連続的に線引きして光ファイバ裸線とし、更にその光ファイバ裸線を樹脂被覆用のコーティング装置に連続的に通して保護用樹脂を被覆する光ファイバ素線の製造方法であって、線引き開始の立ち上げ時から線引き速度を増速させて、定常線速でかつその定常線速に応じた樹脂供給圧力での、定常被覆状態に至らしめる光ファイバ素線の製造方法において、
線引き開始の立ち上げ時から、所定の経過時間に至るまでの初期期間中に、定常被覆状態での樹脂供給圧力よりも高い樹脂供給圧力とする高圧力期間を設けて線引きし、その後定常被覆状態での樹脂供給圧力まで樹脂供給圧力を低下させて定常被覆を行うことを特徴とするものである。
そしてまた、上述のように定常被覆状態となった後には、気泡がほとんど混入しないため、良品部(製品部)として得られた部分についても、被覆層中の気泡に起因する偏肉や外径変動、あるいは機械的特性の低下などのない、高品質の光ファイバ素線を得ることができる。
前記高圧力期間が、線引き開始の立ち上げ時から、定常線速に至るまでの増速期間内とされることを特徴とするものである。
このことは、増速期間中の気泡の混入を含む不良部分の切り捨てるべき部分の長さが、従来の一般的な製造方法の場合と変わらないことを意味する。したがって高圧力期間を設けることによって歩留まりの低下を招くような事態を回避することができる。
前記高圧力期間における最大圧力となるタイミングが、定常線速の30〜50%の線速となる期間内にあり、かつ最大圧力到達後の線速の増速量が、最大圧力到達時の線速から定常線速に至るまでの増速量の50〜100%となる期間内に、定常被覆状態での樹脂供給圧力に到達するように、最大圧力到達後に、樹脂供給圧力を減圧することを特徴とするものである。
前記高圧力期間における最大圧力となるタイミングが、定常線速の30〜50%の線速となっている期間内にあり、かつ最大圧力到達後の線速の増速量が、最大圧力到達時の線速から定常線速に至るまでの増速量の50〜95%となる期間内に、定常被覆状態の目標定常線速に応じた圧力より低くかつ定常線速の許容範囲下限に対応する圧力以上の圧力まで、最大圧力到達後に樹脂供給圧力を減圧し、更に定常線速に至るまでの期間内に定常被覆状態の目標定常線速に応じた樹脂供給圧力に達するように、樹脂供給圧力を増圧することを特徴とするものである。
前記高圧力期間が、線引き開始の立ち上げ時から、定常線速に至るまでの増速期間を過ぎた期間を含むことを特徴とすることを特徴とするものである。
このような第5の態様による光ファイバ素線の製造方法においても、既に述べたと同様に、高圧力期間中に、コーティング装置内の液体樹脂中に存在する気泡を液体樹脂とともに追い出すことができる。またこの場合、定常線速に至るまでの増速期間を過ぎた期間を含むように高圧力期間を設定することによって、増速期間を過ぎた樹脂の流れが速い期間でも高圧力が加えられるため、高速の樹脂の流れに乗って短時間で多量の気泡を排出することができる。なおこの態様では、定常線速に至った後にも気泡が樹脂に乗って排出され、したがってその部分は気泡の多い不良部分(切り捨てるべき部分)となるが、上述のように短時間で多量の気泡を排出することができるから、高圧力期間は短時間で済み、したがって歩留まりへの影響は少ない。
前記高圧力期間における最大の樹脂供給圧力を、定常線引き状態で線速に応じて設定される設定圧力の上限値の1.05倍以上、1.2倍の範囲内とすることを特徴とするものである。
前記高圧力期間においては、線引き張力を、定常被覆状態での線引き張力よりも小さく設定することを特徴とするものである。
前記高圧力期間で、被覆径を、定常被覆状態での被覆径よりも大きく設定することを特徴とするものである。
加熱溶融された光ファイバ母材を加熱炉から連続的に線引きして光ファイバ裸線とし、更にその光ファイバ裸線を樹脂被覆用のコーティング装置に連続的に通して保護用樹脂を被覆し、さらに樹脂を硬化させて、光ファイバ素線として引取装置によって連続的に引き取るようにした光ファイバ素線の製造装置において、
前記コーティング装置に供給する樹脂圧力を制御するための圧力制御装置が、
増速前の初期の線速をVi(m/min)、コーティング装置における初期の樹脂圧力をPi(MPa)とし、定常被覆状態での線引き線速をVf(m/min)、樹脂圧力をPf(MPa)としたときに、線引き中の樹脂圧力P(v)を、線引き線速Vfに応じて下記(1)式、(2)式を満たすように制御する構成とされたことを特徴とするものである。
加熱溶融された光ファイバ母材を加熱炉から連続的に線引きして光ファイバ裸線とし、更にその光ファイバ裸線を樹脂被覆用のコーティング装置に連続的に通して保護用樹脂を被覆し、さらに樹脂を硬化させて、光ファイバ素線として引取装置によって連続的に引き取るようにした光ファイバ素線の製造装置において、
前記コーティング装置に供給する樹脂圧力を制御するための圧力制御装置が、
増速前の初期の線速をVi(m/min)、コーティング装置における初期の樹脂圧力をPi(MPa)とし、定常被覆状態での線引き線速をVf(m/min)、樹脂圧力をPf(MPa)としたときに、線引き中の樹脂圧力P(v)を、線引き線速Vfに応じて下記(3)式、(4)式を満たすように制御する構成とされたことを特徴とするものである。
図3には、本発明の光ファイバ素線製造方法を第1の実施形態における、線引き立ち上げ(増速開始)から定常被覆状態に至るまでの線速とコーティング装置における樹脂供給圧力との関係を模式的に示す。
この第1の実施形態では、線引き開始の立ち上げ時から、定常線速に至るまでの増速期間TA内に、定常被覆状態での樹脂供給圧力よりも高い樹脂供給圧力とする高圧力期間TCを設けて線引きし、その後定常被覆状態での樹脂供給圧力まで樹脂供給圧力を低下させて定常被覆を行う(定常被覆期間TB)。
このような高圧力期間TCを設けておけば、その期間中の高圧力によってコーティング装置内の液体樹脂中に存在する気泡が圧縮されて小さくなり、その気泡を液体樹脂の流れにのせて、ダイス孔出口から被覆層(不良被覆層)に混入した状態で、容易に排出させることができる。
このことは、気泡の混入による不良部分の切り捨てるべき部分の長さが、従来の一般的な製造方法の場合と変わらないことを意味する。したがって高圧力期間を設けることによって歩留まりの低下を招くような事態を回避することができる。
この第2の実施形態も、第1の実施形態と同様に、コーティング装置内から気泡を追い出すための高圧力期間TC、定常線速に至るまでの増速期間TA内としており、しかもその高圧力期間TCを、増速過程での線速に応じて定めている。すなわち、高圧力期間TC内における最大圧力となるタイミングtmは、定常線速の30〜50%の線速となる期間内としている。しかも最大圧力到達後の減圧過程では、最大圧力到達後の線速の増速量が、最大圧力到達時の線速から定常線速に至るまでの増速量の50〜100%となる期間内に定常被覆状態での樹脂供給圧力に到達するように設定して、高圧力期間TCを設けている。
ここで、例えば定常線速を1000mm/minと仮定すれば、前者の「最大圧力となるタイミングtmは、定常線速の30〜50%の線速となる期間内」であるとは、線速が300〜500mm/minの期間内にあるタイミングを意味する。
また後者の最大圧力到達後の減圧過程についての、「最大圧力到達後の線速の増速量が、最大圧力到達時の線速から定常線速に至るまでの増速量の50〜100%となる期間内に定常被覆状態での樹脂供給圧力に到達するように設定する」とは、例えば上記同様に定常線速が1000mm/minであって、しかも最大圧力に到達するタイミングが線速400mm/minの時点であると仮定すれば、その最大圧力到達時の線速(400mm/min)からに定常線速(1000mm/min)に達するまでの増速量は600mm/min(=1000mm/min−400mm/min)であるから、最大圧力到達時の線速から定常線速に至るまでの増速量の50〜100%となる期間とは、最大圧力到達時の線速(400mm/min)からの増速量が300〜600mm/minの期間に相当する。すなわち、線速が700mm/min(=400mm/min+300mm/min)〜1000mm/min(=400mm/min+600mm/min)の期間に相当する。
この第4の実施形態も、第1の実施形態と同様に、コーティング装置内から気泡を追い出すための高圧力期間TCを、定常線速に至るまでの増速期間TA内としており、しかもその高圧力期間TCのタイミングを、増速過程での線速に応じて定めている。すなわち、高圧力期間TCにおける最大圧力となるタイミングtmを、定常線速の30〜50%の線速となっている期間内にあるように設定している点は、前記第2の実施形態と同様であるが、最大圧力到達後の線速からの減圧過程について、最大圧力到達後の線速の増速量が最大圧力到達時の線速から定常線速に至るまでの増速量の50〜95%となる期間内に、定常被覆状態の目標定常線速に応じた圧力より低くかつ定常線速の許容範囲下限に対応する圧力以上の圧力まで、樹脂供給圧力を減圧し(減圧期間TD)、更に定常線速に至るまでの期間内に定常被覆状態の目標定常線速に応じた樹脂供給圧力に達するように、樹脂供給圧力を増圧することしている点が、第2の実施形態とは異なる。
〜970mm/min(=400mm/min+570mm/min)の期間に相当する。
この第5の実施形態では、高圧力期間TCを、線引き開始の立ち上げ時から、定常線速に至るまでの増速期間TAを過ぎた期間(定常線速期間TB)を含むように設定している。このような第5の実施形態による光ファイバ素線の製造方法においても、既に述べたと同様に、高圧力期間TC中に、コーティング装置内の液体樹脂中に存在する気泡を液体樹脂とともに追い出すことができる。またこの場合、定常線速に至るまでの増速期間TAを過ぎた期間を含むように高圧力期間TCを設定することによって、増速期間TAを過ぎた樹脂の流れが速い期間でも高圧力が加えられるため、高速の樹脂の流れに乗って短時間で多量の気泡を排出することができる。
この第6の実施形態では、高圧力期間TCを含む増速期間TAにおいて、線引き張力を、定常被覆状態での線引き張力よりも小さく設定している。このように張力を設定している理由は次の通りである。
すなわち、コーティング時の樹脂供給圧力は、定常被覆状態での最高圧力より高ければ高いほど、残留気泡の圧縮効果が大きくなり、ダイス孔からの気泡の排出がより効率的に行われるが、樹脂供給圧力が高すぎれば、ダイス孔出口から液体樹脂が噴出してコーティング不良が生じたり、またニップル孔から上部に樹脂が溢れる場合がある。一方、定常被覆状態での樹脂圧力に近い場合には、高圧力期間を設けることによる樹脂排出効果が充分に得られなくなるおそれがある。本発明者等の詳細な実験によれば、高圧力期間での樹脂供給圧力は、定常線引き状態で線速に応じて設定される設定圧力の上限値の1.05倍以上、1.2倍以上の範囲内とすることが望ましいことが判明している。すなわちこの範囲内とすることによって、過大な樹脂圧力に起因する上述のような異常発生を回避でき、しかも充分な気泡排出効果を得ることができる。
すなわち、線速制御装置は、増速前の初期の線速をVi(m/min)、コーティング装置における初期の樹脂圧力をPi(MPa)とし、定常被覆状態での線引き線速をVf(m/min)、樹脂圧力をPf(MPa)としたときに、線引き中の樹脂圧力P(v)を、線引き線速Vfに応じて下記(1)式、(2)式を満たすように制御する構成とされている。
なおここで、実際の樹脂供給圧力制御装置においては、上記の(1)式、(2)式に従った制御プログラムを内蔵、もしくは書き込んだ構成とすればよい。
すなわち、樹脂供給圧力制御装置は、増速前の初期の線速をVi(m/min)、コーティング装置における初期の樹脂圧力をPi(MPa)とし、定常被覆状態での線引き線速をVf(m/min)、樹脂圧力をPf(MPa)としたときに、
線引き中の樹脂圧力P(v)を、線引き線速Vfに応じて下記(3)式、(4)式を満たすように制御する構成とされている。
なおここで、実際の樹脂供給圧力制御装置においては、上記の(3)式、(4)式に従った制御プログラムを内蔵、もしくは書き込んだ構成とすればよい。
図1に示した光ファイバ製造装置にて、光ファイバ母材を加熱炉にて加熱溶融してφ125μmの光ファイバ裸線を引出し、ついで、冷却装置にて適切な温度まで光ファイバ裸線を冷却した後、コーティング装置を使用して光ファイバ裸線に紫外線硬化樹脂を2層コーティングし、UV照射装置にてコーティング層を硬化して光ファイバ素線を製造した。コーティング装置は、2箇所でコーティングおよび硬化を行う単独コーティング方式のものを使用した。
定常被覆時の線引き条件は、線速2500m/min、紡糸張力3Nであり、このときのコーティング時の樹脂供給圧力は、プライマリ層が0.4MPa、セカンダリ層が0.5MPaで、紡糸線速2500m/min±100m/minの変動に対し、樹脂圧力は一定とした。被覆径は、プライマリ層がφ200μm、セカンダリ層がφ250μmである。線引き立ち上げ時の設定として、線速が2500m/minに到達時にプライマリ樹脂圧力が0.48MPa、セカンダリ樹脂圧力が0.6MPaとなるように線速に対して線形に増圧した。また、紡糸張力は常に3N以下の張力になるように調整しながら増速した。2500m/minに到達後、線速変動の調整等を実施し、増速完了から5分後に樹脂圧力を設定圧力まで減圧した後、コーティング径を含む製造条件を合わせ、その後、製品製造を開始した。その後、光ファイバ母材がなくなるまで線引きし、製造完了した。結果として、製品製造中のコーティング状態は良好であり、光ファイバ製品の被覆層には気泡の混入は認められなかった。
実施例1と同様の製造条件で線引きを実施した。ただし、コーティング装置は、1箇所でコーティング及び硬化を行う一括コーティング方式のものを使用した。また、増速時の被覆径は、常に製品時の被覆径(プライマリ層/セカンダリ層でφ200μm/φ250μm)より太い状態(線速により変動するが、φ203〜210μm/φ255〜270μm程度の間での変動)とした。増速完了から樹脂圧力の減圧までの時間を3分としたが、結果として得られた光ファイバ製品の被覆層には気泡の混入は認められなかった。
実施例1と同様の製造条件で線引きを実施した。線引き立ち上げ時の設定として。線速が750m/minに到達時にプライマリ樹脂圧力が0.42MPa、セカンダリ樹脂圧力が0.53MPaとなるように線速に対して線形に増圧した。その後、2500m/minになるまで、徐々に減圧し、最終的に樹脂圧力は、プライマリ層が0.4MPa、セカンダリ層が0.5MPaの設定樹脂圧力にした。増速時の被覆径は常に製品時の被覆径(プライマリ層/セカンダリ層でφ200μm/φ250μm)より太い状態(線速により変動するが、φ203〜210μm/φ255〜270μm程度の間での変動)とした。また、紡糸張力は常に3N以下の張力になるように調整しながら増速した。2500m/minに到達後、線速変動の調整等を実施し、コーティング径調整を行い製品製造を開始した。その後、光ファイバ母材がなくなるまで線引きし、製造完了した。結果として、製品製造中のコーティング状態は良好であり、光ファイバ製品の被覆層に気泡の混入は認められなかった。
実施例2と同様の製造条件で線引きを実施した。線引き立ち上げ時の設定として、線速が1250m/minに到達時にプライマリ樹脂圧力が0.45MPa、セカンダリ樹脂圧力が0.55MPaとなるように線速に対して線形に増圧した。その後、1875m/minになるまで、徐々に減圧し、樹脂圧力は、プライマリ層が0.4MPa、セカンダリ層が0.5MPaの設定樹脂圧力にした。その後の2500m/minは設定樹脂圧力のまま保持した。増速時の被覆径は常に製品時の被覆径(プライマリ層/セカンダリ層でφ200μm/φ250μm)より太い状態(線速により変動するが、φ203〜210μm/φ255〜270μm程度の間での変動)とした。また、紡糸張力は常に3N以下の張力になるように調整しながら増速した。2500m/minに到達後、線速変動の調整等を実施し、コーティング径調整を行い製品製造を開始した。その後、光ファイバ母材がなくなるまで線引きし、製造完了した。結果として、製品製造中のコーティング状態は良好であり、光ファイバ製品の被覆層には泡の混入はみられなかった。
実施例1と同様の製造条件で線引きを実施した。線引き立ち上げ時の設定として、線速が750m/minに到達時にプライマリ樹脂圧力が0.473MPa、セカンダリ樹脂圧力が0.578MPaとなるように線速に対して線形に増圧した。その後、2375m/minになるまで、徐々に減圧し、樹脂圧力は、プライマリ層が0.35MPa、セカンダリ層が0.45MPaまで減圧後、さらに2500m/minの増速までに樹脂圧力は、プライマリ層が0.4MPa、セカンダリ層が0.5MPaの設定樹脂圧力に増圧した。増速時の被覆径は常に製品時の被覆径(プライマリ層/セカンダリ層でφ200μm/φ250μm)より太い状態(線速により変動するが,φ203〜210μm/φ255〜270μm程度の間での変動)とした。また、紡糸張力は、常に、3N以下の張力になるように調整しながら増速した。2500m/minに到達後、線速変動の調整等を実施し、コーティング径調整を行い製品製造を開始した。なお、製品製造時は、樹脂圧力は一定とせず、線速変動に応じて±100m/minで樹脂圧力±0.05MPa変化するように設定した。その後光ファイバ母材がなくなるまで線引きし、製造完了した。結果として、製品製造中のコーティング状態は良好であり、光ファイバ製品の被覆層には気泡の混入は認められなかった。
実施例2と同様の製造条件で線引きを実施した。線引き立ち上げ時の設定として、線速が1250m/minに到達時にプライマリ樹脂圧力が0.473MPa、セカンダリ樹脂圧力が0.578MPaとなるように線速に対して線形に増圧した。その後、1875m/minになるまで徐々に減圧し、樹脂圧力は、プライマリ層が0.35MPa、セカンダリ層が0.45MPaまで減圧後、さらに2500m/minの増速までに樹脂圧力は、プライマリ層が0.4MPa、セカンダリ層が0.5MPaの設定樹脂圧力に増圧した。増速時の被覆径は常に製品時の被覆径(プライマリ層/セカンダリ層でφ200μm/φ250μm)より太い状態(線速により変動するが,φ203〜210μm/φ255〜270μm程度の間での変動)とした。また紡糸張力は、常に3N以下の張力になるように調整しながら増速した。2500m/minに到達後、線速変動の調整等を実施し、コーティング径調整を行い製品製造を開始した。なお、製品製造時は、樹脂圧力は一定とせず、線速変動に応じて±100m/minで樹脂圧力±0.05MPa変化するように設定した。その後光ファイバ母材がなくなるまで線引きし、製造完了した。結果として、製品製造中のコーティング状態は良好であり、光ファイバ製品の被覆層に気泡の混入は認められなかった。
実施例1と同様の製造条件で線引きを実施した。線引き立ち上げ時の設定として、線速が2500m/minに到達時にプライマリ樹脂圧力が0.4MPa、セカンダリ樹脂圧力が0.5MPaの設定圧力となるように線速に対して線形に増圧した。2500m/minに到達後、線速変動の調整等を実施し、増速完了から5分後にコーティング径を含む製造条件を合わせた後、製品製造を開始した。その後光ファイバ母材がなくなるまで線引きし、製造完了した。結果として、製品製造開始時にコーティング層に気泡が混入したことが原因の外径変動がみられ、当該部分の光ファイバ製品の被覆層には気泡の混入が認められ、これによる歩留低下が生じ、0.51%の不良が発生した。
比較例1と同様の製造条件で線引きを実施した。ただし、増速時のコート径は常に製品時のコート径プライマリ層/セカンダリ層でφ200μm/φ250μmより太い状態(線速により変動するが,φ203〜210μm/φ255〜270μm程度の間での変動)とした。増速完了から3分後に製品製造を開始したが、結果として製品製造開始時にコーティング層に気泡が混入ことに起因する外径変動が認められ、当該部分の光ファイバ製品の被覆層には気泡の混入が認められ、これによる歩留低下が生じ、0.45%の不良が発生した。
Claims (10)
- 加熱溶融された光ファイバ母材を連続的に線引きして光ファイバ裸線とし、更にその光ファイバ裸線を樹脂被覆用のコーティング装置に連続的に通して保護用樹脂を被覆する光ファイバ素線の製造方法であって、線引き開始の立ち上げ時から線引き速度を増速させて、定常線速でかつその定常線速に応じた樹脂供給圧力での、定常被覆状態に至らしめる光ファイバ素線の製造方法において、
線引き開始の立ち上げ時から、所定の経過時間に至るまでの初期期間中に、定常被覆状態での樹脂供給圧力よりも高い樹脂供給圧力とする高圧力期間を設けて線引きし、その後定常被覆状態での樹脂供給圧力まで樹脂供給圧力を低下させて定常被覆を行うことを特徴とする光ファイバ素線の製造方法。 - 前記高圧力期間が、線引き開始の立ち上げ時から、定常線速に至るまでの増速期間内とされることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ素線の製造方法。
- 前記高圧力期間における最大圧力となるタイミングが、定常線速の30〜50%の線速となる期間内にあり、かつ最大圧力到達後の線速の増速量が、最大圧力到達時の線速から定常線速に至るまでの増速量の50〜100%となる期間内に、定常被覆状態での樹脂供給圧力に到達するように、最大圧力到達後に樹脂供給圧力を減圧することを特徴とする請求項2に記載の光ファイバ素線の製造方法。
- 前記高圧力期間における最大圧力となるタイミングが、定常線速の30〜50%の線速となっている期間内にあり、かつ最大圧力到達後の線速の増速量が、最大圧力到達時の線速から定常線速に至るまでの増速量の50〜95%となる期間内に、定常被覆状態の目標定常線速に応じた圧力より低くかつ定常線速の許容範囲下限に対応する圧力以上の圧力まで、最大圧力到達後に樹脂供給圧力を減圧し、更に定常線速に至るまでの期間内に定常被覆状態の目標定常線速に応じた樹脂供給圧力に達するように、樹脂供給圧力を増圧することを特徴とする請求項2に記載の光ファイバ素線の製造方法。
- 前記高圧力期間が、線引き開始の立ち上げ時から、定常線速に至るまでの増速期間を過ぎた期間を含むことを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ素線の製造方法。
- 前記高圧力期間における最大の樹脂供給圧力を、定常線引き状態で線速に応じて設定される設定圧力の上限値の1.05倍以上、1.2倍の範囲内とすることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかの請求項に記載の光ファイバ素線の製造方法。
- 前記高圧力期間においては、線引き張力を、定常被覆状態での線引き張力よりも小さく設定することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかの請求項に記載の光ファイバ素線の製造方法。
- 前記高圧力期間においては、被覆径を、定常被覆状態での被覆径よりも大きく設定することを特徴とする請求項1〜4、請求項6、請求項7のいずれかの請求項に記載の光ファイバ素線の製造方法。
- 加熱溶融された光ファイバ母材を加熱炉から連続的に線引きして光ファイバ裸線とし、更にその光ファイバ裸線を樹脂被覆用のコーティング装置に連続的に通して保護用樹脂を被覆し、さらに樹脂を硬化させて、光ファイバ素線として引取装置によって連続的に引き取るようにした光ファイバ素線の製造装置において、
前記コーティング装置に供給する樹脂の圧力を制御するための圧力制御装置が、
増速前の初期の線速をVi(m/min)、コーティング装置における初期の樹脂圧力をPi(MPa)とし、定常被覆状態での線引き線速をVf(m/min)、樹脂圧力をPf(MPa)としたときに、
線引き中の樹脂圧力P(v)を、線引き線速Vfに応じて下記(1)式、(2)式を満たすように制御する構成とされたことを特徴とする光ファイバ素線の製造装置。
- 加熱溶融された光ファイバ母材を加熱炉から連続的に線引きして光ファイバ裸線とし、更にその光ファイバ裸線を樹脂被覆用のコーティング装置に連続的に通して保護用樹脂を被覆し、さらに樹脂を硬化させて、光ファイバ素線として引取装置によって連続的に引き取るようにした光ファイバ素線の製造装置において、
前記コーティング装置に供給する樹脂の圧力を制御するための圧力制御装置が、
増速前の初期の線速をVi(m/min)、コーティング装置における初期の樹脂圧力をPi(MPa)とし、定常被覆状態での線引き線速をVf(m/min)、樹脂圧力をPf(MPa)としたときに、
線引き中の樹脂圧力P(v)を、線引き線速Vfに応じて下記(3)式、(4)式を満たすように制御する構成とされたことを特徴とする光ファイバ素線の製造装置。
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