JP5961142B2 - 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 - Google Patents
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Description
該積層体が、導電性支持体、該導電性支持体上に形成された電子輸送層、および該電子輸送層上に形成された電荷発生層を有し、
該電子輸送層が、重合性官能基を有する電子輸送物質、重合性官能基を有する熱可塑性樹脂、および架橋剤を含む組成物の重合物を含有する層であり、かつ、該重合性官能基を有する電子輸送物質の含有量が、該組成物の全質量に対して30質量%以上70%質量以下であり、
該積層体が下記式(1)を満たすことを特徴とする電子写真感光体。
R_opt/R_dark≦0.95 式(1)
(上記式(1)中、
R_optは、積層体の該電荷発生層の表面上に、膜厚300nm、直径10mmの円状の金電極をスパッタ法で設け、400nm〜800nmの波長域に含まれる波長を有し、かつ、照射強度が30μJ/cm2・secの光を該電荷発生層の表面に照射しつつ、該導電性支持体と該金電極間に100mV、および0.1Hzの交流電界を印加して測定されるインピーダンスを表す。)
電子輸送層の膜厚は、0.1μm以上1.5μm以下が好ましく、0.2μm以上0.7μm以下がより好ましい。
0<R_opt/R_dark≦0.85 式(2)
0.60≦R_opt/R_dark≦0.85 式(3)
電子輸送層は、電子輸送物質、または電子輸送物質の重合物を含有することが好ましい。さらには、重合性官能基を有する電子輸送物質、重合性官能基を有する熱可塑性樹脂、および架橋剤を含む組成物を重合させて得られる重合物を含有することが好ましい。
電子輸送物質としては、例えば、キノン化合物、イミド化合物、ベンズイミダゾール化合物、シクロペンタジエニリデン化合物などが挙げられる。
電子輸送物質は、重合性官能基を有する電子輸送物質であることが好ましい。重合性官能基としては、ヒドロキシ基、チオール基、アミノ基、カルボキシル基、またはメトキシ基などが挙げられる。
以下に重合性官能基を有する電子輸送物質の具体例を示す。表1−1、表1−2、表1−3、表1−4、表1−5、表1−6に、上記式(A1)で示される化合物の具体例を示す。表中、γが「−」である場合は、水素原子を示し、そのγの水素原子は、αまたはβの欄に示す構造に含めて表示する。
式(A8)で示される化合物は、架橋剤と重合可能な重合性官能基(ヒドロキシ基、チオール基、アミノ基、カルボキシル基及びメトキシ基)を有する。(A8)の構造を有する誘導体にこれらの重合性官能基を導入する方法としては、(A8)の構造を有する誘導体に直接重合性官能基を導入する方法、前記重合性官能基または、重合性官能基の前駆体と成り得る官能基を有する構造を導入する方法がある。後述の方法としては、以下の方法が挙げられる。ペリレンイミド誘導体のハロゲン化物を元に、例えばパラジウム触媒と塩基を使用したクロスカップリング反応を用いる方法。ペリレンイミド誘導体のハロゲン化物を元に、FeCl3触媒と塩基を使用したクロスカップリング反応を用いる方法がある。ペリレンイミド誘導体を合成する際の原料として、前記重合性官能基または、重合性官能基の前駆体と成り得る官能基を有するペリレンテトラカルボン酸二無水物誘導体又はモノアミン誘導体を用いる方法がある。
次に、架橋剤について説明する。
架橋剤としては、重合性官能基を有する電子輸送物質、および重合性官能基を有する熱可塑性樹脂と重合または架橋する化合物を用いることができる。具体的には、山下晋三,金子東助編「架橋剤ハンドブック」大成社刊(1981年)等に記載されている化合物等を用いることができる。
次に、重合性官能基を有する熱可塑性樹脂について説明する。重合性官能基を有する熱可塑性樹脂としては、下記式(D)で示される構造単位をする熱可塑性樹脂が好ましい。
樹脂中の重合性官能基の定量法は、以下のような方法が挙げられる。水酸化カリウムを用いたカルボキシル基の滴定、亜硝酸ナトリウムを用いたアミノ基の滴定、無水酢酸と水酸化カリウムを用いたヒドロキシ基の滴定、5,5’−ジチオビス(2−ニトロ安息香酸)を用いたチオール基の滴定が挙げられる。また、重合性官能基導入比率を変化させた試料のIRスペクトルから得られる検量線法が挙げられる。
導電性支持体(支持体とも称する。)としては、例えば、アルミニウム、ニッケル、銅、金、鉄などの金属または合金製の支持体を用いることができる。ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリイミド樹脂、ガラスなどの絶縁性支持体上にアルミニウム、銀、金などの金属の薄膜を形成した支持体、または酸化インジウム、酸化スズなどの導電性材料の薄膜を形成した支持体が挙げられる。
下引き層(電子輸送層)上には、電荷発生層が設けられる。
電荷発生物質としては、アゾ顔料、ペリレン顔料、アントラキノン誘導体、アントアントロン誘導体、ジベンズピレンキノン誘導体、ピラントロン誘導体、ビオラントロン誘導体、イソビオラントロン誘導体、インジゴ誘導体、チオインジゴ誘導体、金属フタロシアニン、無金属フタロシアニンなどのフタロシアニン顔料や、ビスベンズイミダゾール誘導体などが挙げられる。これらの中でも、アゾ顔料、およびフタロシアニン顔料の少なくとも一方が好ましい。フタロシアニン顔料の中でも、オキシチタニウムフタロシアニン、クロロガリウムフタロシアニン、ヒドロキシガリウムフタロシアニンが好ましい。
電荷発生層の膜厚は、0.05μm以上5μm以下であることが好ましい。
電荷発生層上には正孔輸送層が形成される。
正孔輸送物質としては、例えば、多環芳香族化合物、複素環化合物、ヒドラゾン化合物、スチリル化合物、ベンジジン化合物、トリアリールアミン化合物、トリフェニルアミンが挙げられる。または、これらの化合物から誘導される基を主鎖または側鎖に有するポリマーが挙げられる。これらの中でもトリアリールアミン化合物、ベンジジン化合物、またはスチリル化合物が好ましい。
図3に、電子写真感光体を備えたプロセスカートリッジを有する電子写真装置の概略構成を示す。
長さ260.5mmおよび直径30mmのアルミニウムシリンダー(JIS−A3003、アルミニウム合金)を支持体(導電性支持体)とした。
この導電層用塗布液における酸素欠損型酸化スズが被覆されている酸化チタン粒子の平均粒径を、(株)堀場製作所製の粒度分布計(商品名:CAPA700)を用い、テトラヒドロフランを分散媒とし、回転数5000rpmにて遠心沈降法で測定した。その結果、平均粒径は0.31μmであった。
電子輸送物質、架橋剤および樹脂の全質量に対する電子輸送物質の含有量は33質量%であった。
上記、判定用の電子写真感光体をジメトキシメタン40部およびクロロベンゼン60部の混合溶剤に5分間浸漬させて超音波を印加し、正孔輸送層を剥離させた。その後、10分100℃で乾燥させることによって、支持体、電子輸送層、および電荷発生層を有する積層体を作製し、判定用電子写真感光体とした。FTIR−ATR法を用いて表面に正孔輸送層の成分がないことを確認した。
製造したポジゴースト評価用の電子写真感光体を、キヤノン(株)製のレーザービームプリンター(商品名:LBP−2510)の、前露光ユニットの電源を切った改造機(一次帯電:ローラー接触DC帯電、プロセススピード120mm/秒、レーザー露光)に装着した。そして、初期出力画像(初期ゴースト)、及び繰り返し使用時のポジゴーストの評価を行った。詳しくは以下のとおりである。
温度23℃、湿度50%RHの環境下にて、上記レーザービームプリンターのシアン色用のプロセスカートリッジを改造し、現像位置に電位プローブ(model6000B−8:トレック・ジャパン(株)製)を装着した。製造した電子写真感光体を装着して、電子写真感光体の中央部の電位を表面電位計(model344:トレック・ジャパン(株)製)を使用して測定した。電子写真感光体の表面電位は、暗部電位(Vd)が−600V、明部電位(Vl)が−200Vになるよう、帯電電圧と露光光量を設定した。
次いで、上記レーザービームプリンターのシアン色用のプロセスカートリッジに、上述の電子写真感光体を装着して、そのプロセスカートリッジをシアンのプロセスカートリッジのステーションに装着し、画像を出力した。まず、ベタ白画像1枚、ゴースト評価用画像5枚、ベタ黒画像1枚、ゴースト評価用画像5枚の順に連続して画像出力を行った。
ゴースト評価用画像は図4に示すように、画像の先頭部に「白画像」中に四角の「ベタ画像」を出した後、図5Aに示す「1ドット桂馬パターンのハーフトーン画像」を作製したものである。なお、図4中、「ゴースト」部は、「ベタ画像」に起因するゴーストが出現し得る部分である。
ポジゴーストの評価は、上述の1ドット桂馬パターンのハーフトーン画像の画像濃度と、ゴースト部の画像濃度との濃度差を測定することで行った。分光濃度計(商品名:X−Rite504/508、X−Rite(株)製)で、1枚のゴースト評価用画像中で濃度差を10点測定した。この操作をゴースト評価用画像10枚すべてで行い、合計100点の平均を算出した。結果を表11に示す。ゴースト部の濃度が大きいほど、ポジゴーストが強く生じていることになる。マクベス濃度差が小さいほど、ポジゴーストが抑制されたことを意味する。ゴースト画像濃度差(マクベス濃度差)が0.05以上であると見た目に明らかな差があるレベルであり、0.05未満であれば見た目に明らかな差はないレベルであった。
上述の1.初期ゴーストの評価の際に決定した帯電電圧設定と露光光量設定に固定したまま、上述の図5Bに示す1ドットパターンのハーフトーン画像を用いて、連続1000枚の画像出力を行った。1000枚目の画像出力後、2分間以内に、初期ゴーストと同様にして、図4に示すように画像出力を行い、1000枚画像出力後のポジゴースト評価(分光濃度計による画像濃度評価)を行った。結果を表11に示した。
電子輸送層の膜厚を0.53μmから表11に示すように0.38μm(実施例2)、0.25μm(実施例3)、0.20μm(実施例4)、0.15μm(実施例5)に変更した。それ以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、実施例1と同様の評価を行った。結果を表11に示す。
電子輸送層を以下のように形成した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表11に示す。
電子輸送物質(A101)を4部、イソシアネート化合物(B1:保護基(H1)=5.1:2.2(質量比))を5.5部、樹脂(D1)を0.3部、触媒としてのジオクチルスズラウリレート0.05部を、ジメチルアセトアミド100部とメチルエチルケトン100部の混合溶媒に溶解し、電子輸送層用塗布液を調製した。この電子輸送層用塗布液を導電層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を40分間160℃で加熱し、重合させることによって、膜厚が0.61μmの電子輸送層を形成した。
電子輸送層の膜厚を0.61μmから表11に示すように変更した以外は実施例6と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表11に示す。
電子輸送層を以下のように形成した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表11に示す。
電子輸送物質(A−101)を5部、アミン化合物(C1−3)を2.3部、樹脂(D1)を3.3部、触媒としてのドデシルベンゼンスルホン酸0.1部を、ジメチルアセトアミド100部とメチルエチルケトン100部の混合溶媒に溶解し、電子輸送層用塗布液を調製した。この電子輸送層用塗布液を導電層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を40分間160℃で加熱し、重合させることによって、膜厚が0.51μmの電子輸送層を形成した。
電子輸送層の膜厚を0.51μmから表11に示すように変更した以外は実施例13と同様にして、電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表11に示す。
電子輸送層を以下のように形成した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表11に示す。
電子輸送物質(A−101)を5部、アミン化合物(C1−3)を1.75部、樹脂(D1)を2部、触媒としてのドデシルベンゼンスルホン酸0.1部を、ジメチルアセトアミド100部とメチルエチルケトン100部の混合溶媒に溶解し、電子輸送層用塗布液を調製した。この電子輸送層用塗布液を導電層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を40分間160℃で加熱し、重合させることによって、膜厚が0.70μmの電子輸送層を形成した。
電子輸送層の膜厚を0.70μmから表11に示すように変更した以外は実施例18と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表11に示す。
実施例6の電子輸送物質を(A−101)から表11に示す電子輸送物質に変更し、さらに電子輸送層の膜厚を表11に示すように変更した以外は実施例6と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表11に示す。
実施例18の電子輸送物質を(A−101)から表11に示す電子輸送物質に変更し、さらに電子輸送層の膜厚を表11に示すように変更した以外は実施例18と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表11に示す。
実施例8の架橋剤(B1:保護基(H1)=5.1:2.2(質量比))を表11に示す架橋剤に変更した以外は実施例8と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表11、12に示す。
実施例21の架橋剤(C1−3)を表11に示す架橋剤に変更した以外は実施例21と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表12に示す。
電子輸送層を以下のように形成した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表12に示す。
電子輸送物質(A−101)を4部、アミン化合物(C1−9)を4部、樹脂(D1)を1.5部、触媒としてのドデシルベンゼンスルホン酸0.2部を、ジメチルアセトアミド100部とメチルエチルケトン100部の混合溶媒に溶解し、電子輸送層用塗布液を調製した。この電子輸送層用塗布液を導電層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を40分間160℃で加熱し、重合させることによって、膜厚が0.35μmの電子輸送層を形成した。
実施例75の架橋剤(C1−9)を表12に示す架橋剤に変更した以外は実施例75と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表12に示す。
実施例9の樹脂(D1)を表12に示す樹脂に変更した以外は実施例9と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表12に示す。
電子輸送層を以下のように形成した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表12に示す。
電子輸送物質(A−124)を6部、アミン化合物(C1−3)を2.1部、樹脂(D1)を1.2部、触媒としてのドデシルベンゼンスルホン酸0.1部を、ジメチルアセトアミド100部とメチルエチルケトン100部の混合溶媒に溶解し、電子輸送層用塗布液を調製した。この電子輸送層用塗布液を導電層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を40分間160℃で加熱し、重合させることによって、膜厚が0.45μmの電子輸送層を形成した。
実施例82の電子輸送物質を(A−124)から表12に示す電子輸送物質に変更した以外は実施例82と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表12に示す。
電子輸送層を以下のように形成した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表12に示す。
電子輸送物質(A−125)を6部、アミン化合物(C1−3)を2.1部、樹脂(D1)を0.5部、触媒としてのドデシルベンゼンスルホン酸0.1部を、ジメチルアセトアミド100部とメチルエチルケトン100部の混合溶媒に溶解し、電子輸送層用塗布液を調製した。この電子輸送層用塗布液を導電層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を40分間160℃で加熱し、膜厚が0.49μmの電子輸送層を形成した。
電子輸送層を以下のように形成した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表12に示す。
電子輸送物質(A−125)を6.5部、アミン化合物(C1−3)を2.1部、樹脂(D1)を0.4部、触媒としてのドデシルベンゼンスルホン酸0.1部を、ジメチルアセトアミド100部とメチルエチルケトン100部の混合溶媒に溶解し、電子輸送層用塗布液を調製した。この電子輸送層用塗布液を導電層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を40分間160℃で加熱し、重合させることによって、膜厚が0.49μmの電子輸送層を形成した。
電子輸送層の膜厚を0.49μmから表12に示すように変更した以外は実施例85と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表12に示す。
電子輸送層を以下のように形成した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表12に示す。
電子輸送物質(A101)を3.6部、イソシアネート化合物(B1:保護基(H1)=5.1:2.2(質量比))を7部、樹脂(D1)を1.3部、触媒としてのジオクチルスズラウリレート0.05部を、ジメチルアセトアミド100部とメチルエチルケトン100部の混合溶媒に溶解し、電子輸送層用塗布液を調製した。この電子輸送層用塗布液を導電層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を40分間160℃で加熱し、重合させることによって、膜厚が0.53μmの電子輸送層を形成した。
電荷発生層の膜厚を0.53μmから0.15μmに変更した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表12に示す。
電荷発生層を以下のように形成した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表12に示す。
CuKαのX線回折におけるブラッグ角(2θ±0.2゜)の9.0゜、14.2゜、23.9゜及び27.1゜に強いピークを有するオキシチタニウムフタロシアニン10部を用い、ポリビニルブチラール樹脂(商品名:エスレックBX−1、積水化学工業(株)製)を、シクロヘキサノン:水=97:3の混合溶媒に溶解し5質量%溶液としたものを166部用意した。この溶液と、シクロヘキサノン:水=97:3の混合溶媒を150部、それと共に1mmφガラスビーズ400部を用いてサンドミル装置で4時間分散した後、シクロヘキサノン:水=97:3の混合溶媒を210部及びシクロヘキサノン260部を加えて電荷発生層用塗布液を調製した。電荷発生層用塗布液を電子輸送層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を80℃で10分間乾燥して膜厚0.20μmの電荷発生層を形成した。
電荷発生層を以下のように形成した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表12に示す。
下記構造式(11)で表されるビスアゾ顔料20部と、ポリビニルブチラール樹脂(商品名:エスレックBX−1、積水化学工業(株)製)10部とを、テトラヒドロフラン150部とともに混合分散させて、電荷発生層用塗布液を調製した。そしてこの塗布液を電子輸送層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を110℃で30分間乾燥して、膜厚0.30μmの電荷発生層を形成した。
実施例1の上記式(9−2)で示されるベンジジン化合物から下記式(9−3)で示されるスチリル化合物(正孔輸送物質)に変更した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表13に示す。
正孔輸送層の膜厚を15μmから10μm(実施例95)、25μm(実施例96)に変更した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表13に示す。
長さ260.5mmおよび直径30mmのアルミニウムシリンダー(JIS−A3003、アルミニウム合金)を支持体(導電性支持体)とした。
次に、実施例1と同様に膜厚が0.15μmの電荷発生層を形成した。
実施例1と同様に評価した。結果を表13に示す。
正孔輸送層を以下のように形成した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表13に示す。
実施例98の正孔輸送層用塗布液において、ポリカーボネート樹脂G(重量平均分子量70,000)10部を、ポリエステル樹脂F(重量平均分子量120,000)10部に変更した以外は実施例98と同様にし電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表13に示す。
導電層を以下のように形成した以外は実施例97と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表13に示す。
実施例97の電子輸送物質を(A157)から表13に示す電子輸送物質に変更した以外は実施例97と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表13に示す。
電子輸送層を以下のように形成した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表12に示す。
電子輸送物質(A101)2.4部、イソシアネート化合物(B1:保護基(H1)=5.1:2.2(質量比))4.2部、樹脂(D1)5.4部、触媒としてのジオクチルスズラウリレート0.05部を、ジメチルアセトアミド100部とメチルエチルケトン100部の混合溶媒に溶解し、電子輸送層用塗布液を調製した。この電子輸送層用塗布液を導電層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を40分間160℃で加熱し、重合させることによって、膜厚が0.53μmの電子輸送層を形成した。
電子輸送層を以下のように形成した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表12に示す。
電子輸送物質(A101)3.2部、イソシアネート化合物(B1:保護基(H1)=5.1:2.2(質量比))5部、樹脂(D1)4.2部、触媒としてのジオクチルスズラウリレート0.05部を、ジメチルアセトアミド100部とメチルエチルケトン100部の混合溶媒に溶解し、電子輸送層用塗布液を調製した。この電子輸送層用塗布液を導電層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を40分間160℃で加熱し、重合させることによって、膜厚が0.53μmの電子輸送層を形成した。
電子輸送層の膜厚を0.53μmから0.40μm、0.32μmに変更した以外は比較例2と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表12に示す。
電子輸送層の膜厚を0.53μmから0.78μm、1.03μm、1.25μm、1.48μmに変更した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表12に示す。
電子輸送層を以下のように形成した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表12に示す。
電子輸送物質(A225)4部、ヘキサメチレンジイソシアネートを3部、樹脂(D1)4部を、ジメチルアセトアミド100部とメチルエチルケトン100部の混合溶媒に溶解し、電子輸送層用塗布液を調製した。この電子輸送層用塗布液を導電層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を40分間160℃で加熱し、重合させることによって、膜厚が1.00μmの電子輸送層を形成した。
電子輸送層を以下のように形成した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表12に示す。
電子輸送物質(A124)5部、2,4−トルエンジイソシアネート2.5部、ポリ(p−ヒドロキシスチレン)(商品名:マルカリンカー、丸善石油化学社製)2.5部を、ジメチルアセトアミド100部とメチルエチルケトン100部の混合溶媒に溶解し、電子輸送層用塗布液を調製した。この電子輸送層用塗布液を導電層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を40分間160℃で加熱し、重合させることによって、膜厚が0.40μmの電子輸送層を形成した。
電子輸送層を以下のように形成した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表12に示す。
電子輸送物質(A124)7部、2,4−トルエンジイソシアネート2部、ポリ(p−ヒドロキシスチレン)1部を、ジメチルアセトアミド100部とメチルエチルケトン100部の混合溶媒に溶解し、電子輸送層用塗布液を調製した。この電子輸送層用塗布液を導電層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を40分間160℃で加熱し、重合させることによって、膜厚が0.40μmの電子輸送層を形成した。
電子輸送層を以下のように形成した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表14に示す。
電子輸送物質(A922)を5部、イソシアネート化合物(スミジュール3173、住友バイエルンウレタン社製)13.5部、ブチラール樹脂(BM−1、積水化学工業(株)製)10部、触媒としてのジオクチルスズラウリレート0.005部を、メチルエチルケトン120部の溶媒に溶解し、電子輸送層用塗布液を調製した。この電子輸送層用塗布液を導電層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を40分間170℃で加熱し、重合させることによって、膜厚が1.00μmの電子輸送層を形成した。
電子輸送層を以下のように形成した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表14に示す。
電子輸送物質(A101)を5部、メラミン樹脂(ユーバン20HS:三井化学(株)製)2.4部を、テトラヒドロフラン50部とメトキシプロパノール50部の混合溶媒に溶解し、電子輸送層用塗布液を調製した。この電子輸送層用塗布液を導電層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を60分間150℃で加熱し、重合させることによって、膜厚が1.00μmの電子輸送層を形成した。
電子輸送層の膜厚を1.00μmから0.50μmに変更した以外は比較例12と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表14に示す。
電子輸送層のメラミン樹脂(ユーバン20HS:三井化学(株)製)をフェノール樹脂(プライオーフェンJ325:大日本インキ化学工業(株)製)に変更した以外は比較例12と同様に電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表14に示す。
電子輸送層を以下のように形成した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表14に示す。
下記式(12‐1)で示される構造を有する化合物、および下記式(12‐2)で示される構造を有する化合物の混合物10部に、N−メチル−2−ピロリドン30部とシクロヘキサノン60部の混合溶媒に溶解し、電子輸送層用塗布液を調製した。この電子輸送層用塗布液を導電層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を30分間150℃で加熱し、重合させることによって、下記式(12−3)で示される構成を有する、膜厚0.20μmの電子輸送層を形成した。
電子輸送層の膜厚を0.20μmから0.30μm、0.60μmに変更した以外は比較例16と同様にし電子写真感光体を作製し、同様に評価した。結果を表14に示す。
電子輸送層を以下のように形成した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表14に示す。
下記式(13)で示される電子輸送物質10部をトルエン60部に溶解し、電子輸送層用塗布液を調製した。この電子輸送層用塗布液を導電層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を加速電圧150kV、照射線量10Mradの条件で電子線を照射し重合させることによって、膜厚が1.00μmの電子輸送層を形成した。
電子輸送層を以下のように形成した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表14に示す。
上記式(13)で示される電子輸送物質5部とトリメチロールプロパントリアクリレート(カヤラッドTMPTA:日本化薬(株)製)5部、AIBN(2,2−アゾビスイソブチロニトリル)0.1部をテトラヒドロフラン(THF)190部に溶解し、電子輸送層用塗布液を調製した。この電子輸送層用塗布液を導電層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を30分間150℃で加熱し、重合させることによって、膜厚が0.80μmの電子輸送層を形成した。
電子輸送層を以下のように形成した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表14に示す。
上記式(13)で示される電子輸送物質5部と下記式(14)で示される化合物5部を、トルエン60部に溶解し、電子輸送層用塗布液を調製した。この電子輸送層用塗布液を導電層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を加速電圧150kV、照射線量10Mradの条件で電子線を照射し重合させることによって、膜厚が1.00μmの電子輸送層を形成した。
電子輸送層を以下のように形成した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表14に示す。
下記構造式で示されるブロック共重合体、ブロックイソシアネート、および塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体を用いて電子輸送層を形成(特表2009−505156号公報の実施例1の構成)し、膜厚0.32μmの電子輸送層を形成した。
電子輸送層を以下のように形成した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表14に示す。
電子輸送物質(A101)5部、ポリカーボネート樹脂(Z200:三菱ガス化学(株)製)5部を、ジメチルアセトアミド50部とクロロベンゼン50部の混合溶媒に溶解し、電子輸送層用塗布液を調製した。この電子輸送層用塗布液を導電層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を30分間120℃で加熱し、重合させることによって、膜厚が1.00μmの電子輸送層を形成した。
電子輸送層を以下のように形成した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表14に示す。
樹脂(D1)5部をメチルエチルケトン200部に溶解した液に下記構造式(16)で示される電子輸送物質(顔料)5部を加え、サンドミルにて3時間分散処理を行い、電子輸送層用塗布液を調製した。この電子輸送層用塗布液を導電層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を10分間100℃で加熱し、膜厚が1.50μmの電子輸送層を形成した。
電子輸送層を以下のように形成した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表14に示す。
特許4594444号公報の実施例1に記載の電子輸送物質の重合体を溶媒に溶解させた電子輸送層用塗布液を用いて、電子輸送層を形成し、膜厚が2.00μmの電子輸送層を形成した。
電子輸送層を以下のように形成した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表14に示す。
特許4594444号公報の実施例1に記載の電子輸送物質を含有する共重合体の粒子を用いて電子輸送層を形成し、膜厚が1.00μmの電子輸送層を形成した。
電子輸送層を以下のように形成した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表14に示す。
シランカップリング剤表面処理を施した酸化亜鉛顔料、アリザリン(A922)、ブロックイソシアネート化合物およびブチラール樹脂を用いて電子輸送層を形成(特開2006−030698号公報の実施例1の構成)し、25μmの電子輸送層を形成した。
電子輸送層を以下のように形成した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表14に示す。
ポリアミド樹脂(N−メトキシメチル化6ナイロン樹脂(商品名:トレジンEF−30T、ナガセケムテックス(株)製、重合度420、メトキシメチル化率36.8%))を5部、メタノール100部と1−ブタノール100部に溶解させ、下引き層用塗布液を調製した。この下引き層用塗布液を導電層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を100℃で10分間乾燥することで、下引き層を形成した。
電子輸送層を以下のように形成した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、同様に評価した。結果を表14に示す。
特開平11−119458号公報の実施例25に記載の電子輸送層(電子輸送性顔料、ポリビニルブチラール樹脂、硬化可能なアルコキシシリル基を有する電子輸送物質用いた下引き層)を形成した。
102 スパッタ法で作製された金電極
103 インピーダンス測定機
104 レーザー発振機
105 導線
106 照射光
1 電子写真感光体
2 軸
3 帯電手段
4 露光光
5 現像手段
6 転写手段
7 クリーニング手段
8 定着手段
9 プロセスカートリッジ
10 案内手段
P 転写材
21 支持体
22 電子輸送層
23 電荷発生層
24 正孔輸送層
Claims (9)
- 積層体、および該積層体層上に形成された正孔輸送層を有する電子写真感光体であって、
該積層体が、導電性支持体、該導電性支持体に形成された電子輸送層、および該電子輸送層上に形成された該電荷発生層を有し、
該電子輸送層が、重合性官能基を有する電子輸送物質、重合性官能基を有する熱可塑性樹脂、および架橋剤を含む組成物の重合物を含有する層であり、かつ、該重合性官能基を有する電子輸送物質の含有量が、該組成物の全質量に対して30質量%以上70%質量以下であり、
該積層体が下記式(1)を満たすことを特徴とする電子写真感光体。
R_opt/R_dark≦0.95 式(1)
(上記式(1)中、
R_optは、積層体の該電荷発生層の表面上に膜厚300nm、直径10mmの円状の金電極をスパッタ法で設け、400nm〜800nmの波長域に含まれる波長を有し、かつ、照射強度が30μJ/cm2・secの光を該電荷発生層の表面に照射しつつ、該導電性支持体と該金電極間に100mV、および0.1Hzの交流電界を印加して測定されるインピーダンスを表わす。
R_darkは、積層体の該電荷発生層の表面上に膜厚300nm、直径10mmの円状の金電極をスパッタ法で設け、該電荷発生層の表面に光を照射することなしに、該導電性支持体と該金電極間に100mV、および0.1Hzの交流電界を印加して測定されるインピーダンスを表わす。) - 前記積層体が下記式(2)を満たす請求項1に記載の電子写真感光体。
0<R_opt/R_dark≦0.85 式(2) - 前記電子輸送層の膜厚が0.2μm以上0.7μm以下である請求項1または2に記載の電子写真感光体。
- 前記電子輸送物質の重合性官能基が、ヒドロキシ基、チオール基、アミノ基、カルボキシル基、またはメトキシ基である請求項1から3のいずれか1項に記載の電子写真感光体。
- 前記架橋剤が、イソシアネート基、ブロックイソシアネート基、または−CH2−OR1 (R 1 は、水素原子または炭素数1以上10以下のアルキル基を示す。)で示される1価の基を3〜6個有する化合物である請求項1から3のいずれか1項に記載の電子写真感光体。
- 前記電荷発生層が、フタロシアニン顔料およびアゾ顔料からなる群より選択される少なくとも1種の電荷発生物質を含有する請求項1から5のいずれか1項に記載の電子写真感光体。
- 前記正孔輸送層が、トリアリールアミン化合物、ベンジジン化合物およびスチリル化合物からなる群より選択される少なくとも1種の正孔輸送物質を含有する請求項1から6のいずれか1項に記載の電子写真感光体。
- 請求項1から7のいずれか1項に記載の電子写真感光体と、帯電手段、現像手段、転写手段及びクリーニング手段からなる群より選択される少なくとも1つの手段とを一体に支持し、電子写真装置本体に着脱自在であるプロセスカートリッジ。
- 請求項1から7のいずれか1項に記載の電子写真感光体、ならびに、帯電手段、露光手段、現像手段、および転写手段を有する電子写真装置。
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