JP5960101B2 - ボトルキャップ、ボトルキャップ交換装置、及び、ボトルキャップ交換方法 - Google Patents

ボトルキャップ、ボトルキャップ交換装置、及び、ボトルキャップ交換方法 Download PDF

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Description

本発明は、ボトルに取り付けられるボトルキャップ、ボトルキャップ交換装置、及び、ボトルキャップ交換方法に関する。
例えば、基板を処理する処理装置では、基板を処理する際に処理液を用いている。この処理液は、処理液を収容するボトルから処理装置に供給される。ボトル内の処理液が無くなった場合、処理装置に設けられた処理液用配管とボトルとを切り離し、新たなボトルと処理液用配管とを接続している。従来は、例えば特許文献1に記載されているように、処理液供給管が接続されるボトルキャップをボトルに着脱自在に接続して処理液を供給し、ボトルが空になるとボトルキャップをボトルから取り外して新しいボトルと交換している。
この方法では、ボトル交換時に処理液供給管が外気と触れ、ゴミが付着する恐れがある。この問題に対して、例えば、特許文献2に記載された構成では、ボトルに取り付けられたキャップを処理液用配管が接続された部材に嵌め込み、ボトルキャップをスライド(処理液用配管の延在方向に対して直交する方向にスライド)させることで、ボトルキャップに設けられた処理液用流路と処理液用配管とを対向させている。しかしながら、特許文献2に記載された構成では、ボトルキャップと処理液用配管との間に隙間が生じ、両者を確実に接続できているとは言い難い。
特開2011−233789号公報 特開平9−20359号公報
そこで、本発明は、処理液用配管に対して確実に接続することができるボトルキャップ、このボトルキャップを交換するボトルキャップ交換装置、及び、ボトルキャップ交換方法を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係るボトルキャップは、処理液が収容されるボトルの開口部を封止するものであって、処理液用ストロー部と、処理液用接続部とを備える。処理液用ストロー部は、ボトル内の処理液をボトル外に供給するための処理液用流路を形成すると共に、ボトル内に延びる。処理液用接続部は、処理液用ストロー部におけるボトル外側の端部に設けられ、ボトルから供給された処理液が流通する処理液用配管に接続される。処理液用接続部は、処理液用ストロー部のボトル外側の端部における処理液用流路の延在方向に沿って、処理液用配管との距離を相対的に近づけて相対的に押圧されることによって処理液用配管に接続される。
このボトルキャップでは、処理液用ストロー部のボトル外側の端部における処理液用流路の延在方向に沿って処理液用接続部と処理液用配管との距離を相対的に近づけ、処理液用接続部と処理液用配管とを互いに相対的に押圧することで、処理液用接続部と処理液用配管とが接続される。このように、処理液用接続部は、処理液用配管に対して相対的に押圧されることによって処理液用配管に接続されるので、ボトルキャップに設けられた処理液用接続部と処理液用配管とを確実に接続することができる。
処理液用ストロー部のボトル外側の端部における処理液用流路は鉛直方向に沿って延在し、処理液用接続部は、上方向から相対的に近づけられる処理液用配管に接続されてもよい。この場合には、ボトルキャップを、処理液用接続部の上方に位置する処理液用配管と接続することができる。又、処理液用ストロー部のボトル外側の端部における処理液用流路は水平方向に沿って延在し、処理液用接続部は、水平方向に沿って相対的に近づけられる処理液用配管に接続されてもよい。この場合には、ボトルキャップが取り付けられたボトルを水平方向に搬送する場合に、ボトルの搬送動作によって処理液用接続部と処理液用配管との接続も行うことができる。
処理液用接続部は、処理液用配管が差し込まれることによって処理液用配管に接続されてもよい。この場合には、処理液用接続部と処理液用配管とをより確実に接続することができる。
ボトルキャップは、処理液用流路を流れる処理液を濾過するフィルタを更に備えていてもよい。この場合には、ボトルキャップにおいて処理液を濾過することができる。また、ボトルキャップを交換するだけでフィルタも交換されることとなり、メンテナンス性が良い。
ボトルキャップは、処理液用接続部を露出可能に覆う処理液用カバーを更に備えていてもよい。この場合には、処理液用接続部に処理液用配管が接続されていないときに、処理液用接続部を処理液用カバーによって覆うことができる。従って、ゴミ等が処理液用接続部からボトル内に入り込むことを抑制できる。
ボトルキャップは、更に、ガス用流路形成部と、ガス用接続部とを備えていてもよい。
ガス用流路形成部は、ボトル外からボトル内にガスを供給するためのガス用流路を形成する。ガス用接続部は、ガス用流路形成部におけるボトル外側の端部に設けられ、ボトルに供給されるガスが流通するガス用配管に接続される。また、ガス用接続部は、ガス用流路形成部のボトル外側の端部におけるガス用流路の延在方向に沿って、ガス用配管との距離を相対的に近づけて相対的に押圧されることによってガス用配管に接続される。この場合、ガス用接続部は、ガス用配管に対して相対的に押圧されることでガス用配管に接続されるので、ボトルキャップに設けられたガス用接続部とガス用配管とを確実に接続することができる。
本発明の他の一側面に係るボトルキャップ交換装置は、ボトル内の処理液をボトル外に供給するための処理液用流路を形成すると共に、ボトル内に延びる処理液用ストロー部と、処理液用ストロー部におけるボトル外側の端部に設けられ、ボトルから供給された処理液が流通する処理液用配管に接続される処理液用接続部とを備えたボトルキャップを交換する。このため、ボトルキャップ交換装置は、ボトルキャップをボトルから取り外し、搬送時用のキャップが取り外された他のボトルにボトルキャップを取り付ける第1のキャップ交換機構と、搬送時用のキャップをボトルから取り外す第2のキャップ交換機構と、処理液用ストロー部を洗浄するストロー洗浄部とを有する。このボトルキャップ交換装置では、第1のキャップ交換機構及び第2のキャップ交換機構によってボトルキャップの交換をさせることができ、交換作業が容易となる。また、ストロー洗浄部を備えているので、処理液用ストロー部に付着するゴミを洗浄することができ、ボトルキャップの交換の際にボトル内にゴミが入り込むことを抑制できる。
本発明の更に他の一側面に係るボトルキャップ交換方法は、ボトル内の処理液をボトル外に供給するための処理液用流路を形成すると共に、ボトル内に延びる処理液用ストロー部と、処理液用ストロー部におけるボトル外側の端部に設けられ、ボトルから供給された処理液が流通する処理液用配管に接続される処理液用接続部とを備えたボトルキャップを交換する方法である。このボトルキャップ交換方法では、ボトルキャップをボトルから取り外し、次に、ボトルキャップの処理液用ストロー部を洗浄し、その後、搬送時用のキャップが取り外された他のボトルにボトルキャップを取り付ける。これにより、処理液用ストロー部及び処理液用接続部を備えるボトルキャップをボトルから取り外し、処理液用ストロー部を洗浄した後、他のボトルにボトルキャップを取り付けることができる。また、処理液用ストロー部を洗浄することで、ボトルキャップの交換の際にボトル内にゴミが入り込むことを抑制できる。
本発明の一側面によれば、ボトルキャップを処理液用配管に対して確実に接続することができる。本発明の他の一側面及び更に他の一側面によれば、一側面に係るボトルキャップを交換することが可能となる。
一実施形態に係る塗布・現像装置を示す斜視図である。 処理液供給ブロックの概略構成を示す平面図である。 ボトルを示す図であり、(a)は側面図、(b)は上面図である。 キャップに取り付けられたカバーの開閉状態を示す断面図であり、(a)はカバーが閉じた状態、(b)はカバーが開いた状態を示す図である。 (a)は図4(a)におけるVa-Va線に沿った断面図、(b)は図4(b)におけるVb-Vb線に沿った断面図である。 ボトルがケミカルカートに設置される様子を示す図であり、(a)は側面図、(b)はボトルが接続される側からケミカルカートを見た正面図である。 キャップをガイド部に嵌め込む様子を示す図であり、(a)は側面図、(b)は上面図である。 キャップがガイド部に嵌め込まれた様子を示す図であり、(a)は側面図、(b)は上面図である。 処理液用接続部等と処理液用配管等とを接続する様子を示す図であり、(a)は接続前の状態、(b)は接続後の状態を示す断面図である。 制御部を示す機能ブロック図である。 ボトルを交換する処理の流れを示すフローチャートである。 ボトルを交換する様子を示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図である。 ボトルを交換する様子を示す側面図である。 ボトルを交換する様子を示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図である。 ボトルを交換する様子を示す側面図である。 ボトルを交換する様子を示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図である。 ボトルを交換する様子を示す側面図である。 ボトルを交換する様子を示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図である。 (a)から(f)は、キャップ交換装置がキャップの交換を行う様子を示す図である。 接続機構部の変形例を示す図であり、(a)は接続前の状態を示す断面図、(b)は接続された状態を示す断面図である。 ボトルを昇降させて配管を接続する変形例を示す図であり、(a)は接続前の状態を示す正面図、(b)はボトルを持ち上げて接続した状態を示す正面図である。 変形例に係るキャップをガイド部に嵌め込む様子を示す図であり、(a)は側面図、(b)は上面図である。 変形例に係るキャップをガイド部に嵌め込む様子を示す図であり、(a)は側面図、(b)は上面図である。 変形例に係るキャップを示す図であり、(a)は上面図、(b)は側面図である。 側面に処理液用接続部等を有するキャップに設けられたカバーの開閉状態を示す断面図であり、(a)はカバーが閉じた状態、(b)はカバーが開いた状態を示す図である。 側面に処理液用接続部等を有するキャップに設けられたカバーの変形例を示す断面図であり、(a)はカバーが閉じた状態、(b)はカバーが開いた状態を示す図である。 処理液用流路にフィルタを有するキャップを示す断面図である。 処理液用流路にフィルタを有するキャップの変形例を示す断面図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1に示すように、塗布・現像装置(基板処理装置)1は、キャリアブロックS1と、キャリアブロックS1に隣接する処理ブロックS2と、処理ブロックS2に隣接するインターフェースブロックS3と、処理液供給ブロックS4とを備える。
キャリアブロックS1は、複数のキャリア2を設置するためのキャリアステーション3と、キャリアステーション3と処理ブロックS2との間に介在する搬入・搬出部4とを有している。キャリア2は、複数枚のウェハを密封状態で収容し、キャリアステーション3上に着脱自在に設置される。キャリア2の一方の側面には、ウェハを出し入れするための開閉扉が設けられている。搬入・搬出部4には、キャリアステーション3に設置された複数のキャリア2にそれぞれ対応する複数の開閉扉4aが設けられている。搬入・搬出部4内には、キャリアステーション3に設置されたキャリア2からウェハを取り出して処理ブロックS2に渡し、処理ブロックS2からウェハを受け取ってキャリア2内に戻す受け渡しアームが収容されている。
処理ブロックS2は、ウェハの表面上に下層の反射防止膜を形成する基板処理部としての下層反射防止膜形成(BCT)ブロック5と、下層の反射防止膜の上にレジスト膜を形成する基板処理部としてのレジスト膜形成(COT)ブロック6と、レジスト膜の上に上層の反射防止膜を形成する基板処理部としての上層反射防止膜形成(TCT)ブロック7と、現像処理を行う基板処理部としての現像処理(DEV)ブロック8とを有している。これらのブロックは、床面側からDEVブロック8、BCTブロック5、COTブロック6、TCTブロック7の順に積層されている。
インターフェースブロックS3は、ウェハに露光処理を施す露光装置E1に接続される。インターフェースブロックS3には、処理ブロックS2から露光装置E1にウェハを渡し、露光装置E1から露光処理後のウェハを受け取り処理ブロックS2に戻す受け渡しアームが収容されている。
処理液供給ブロックS4は、処理ブロックS2のBCTブロック5等がウェハに対して各処理を行う際に用いられる処理液を、処理ブロックS2に供給する。なお、処理液供給ブロックS4を設ける位置は、図1に示す位置に限定されず、また、個数も1個に限定されない。処理液供給ブロックS4の構成について、詳しくは後述する。
このような塗布・現像装置1では、まず、複数枚のウェハを収容したキャリア2がキャリアステーション3に設置される。次に、キャリア2の開閉扉と搬入・搬出部4の開閉扉4aとが共に開放され、搬入・搬出部4内に設置された受け渡しアームが、キャリア2内のウェハを搬入・搬出部4内に搬入する。搬入・搬出部4内に搬送されたウェハは、処理ブロックS2のBCTブロック5に搬送される。
BCTブロック5において、ウェハの表面上に下層反射防止膜が形成される。BCTブロック5において下層反射防止膜が形成されたウェハは、COTブロック6に搬送される。COTブロック6において、ウェハの下層反射防止膜の上にレジスト膜が形成される。
COTブロック6においてレジスト膜が形成されたウェハは、TCTブロック7に搬送される。TCTブロック7において、ウェハのレジスト膜の上に上層反射防止膜が形成される。TCTブロック7において上層反射防止膜が形成されたウェハは、露光装置E1内に搬送される。
露光装置E1において、搬送されたウェハのレジスト膜に露光処理が施される。露光処理後のウェハは、DEVブロック8に搬送される。DEVブロック8において、ポストエクスポージャベーク(PEB)処理、現像処理、及び、ポストベーク処理がウェハに施される。ポストベーク処理が施されたウェハは、DEVブロック8からキャリア2に搬送される。
なお、塗布・現像装置1の構成は一例に過ぎない。塗布・現像装置は、塗布ユニット、現像処理ユニット等の処理ユニットと、加熱・冷却ユニット等の前処理・後処理ユニットと、搬送装置とを備えるものであればよく、これら各ユニットの個数や種類、レイアウト等は適宜変更可能である。
次に、処理液供給ブロックS4の詳細について説明する。図2に示すように、処理液供給ブロックS4は、キャップ交換装置20、及び、ボトル交換装置30を含んで構成される。ここで、処理液供給ブロックS4は、ボトルB内に収容された処理液を処理ブロックS2のBCTブロック5等に供給する。
キャップ交換装置20は、第1アーム21、第2アーム22、及び、ストロー洗浄部23を含んで構成される。キャップ交換装置20には、ボトル保管場所(所定位置)から処理液が収容されたボトルBが搬送装置(ボトル搬送機構)80によって搬送される。搬送装置80として、例えば、クレーンを用いることができる。また、搬送装置80として、クレーン以外にも、ロボットアーム又はコンベヤを用いることもできる。第1アーム21及び第2アーム22は、ボトル交換装置30から受け取った空のボトルBの開口部に取り付けられたストロー付きのキャップ(ボトルキャップ)C(図3参照)と、ボトル保管場所から搬送された新たなボトルBの開口部に取り付けられた搬送時用のキャップとを交換する。
新たなボトルBにストロー付きのキャップCが取り付けられると、第1アーム21又は第2アーム22は、キャップCを取り付けた新たなボトルをボトル交換装置30のアライメントステージ33に受け渡す。キャップ交換装置20におけるキャップCの交換動作について、詳しくは後述する。なお、キャップ交換装置20は、塗布・現像装置1の近傍に設ける必要はなく、塗布・現像装置1とは異なる場所に設けられていてもよい。また、もともと、ストロー付きのキャップCがボトルBに取り付けられている場合、キャップ交換装置20を設ける必要はない。
ボトル交換装置30は、複数のケミカルカート(交換機構)31、クレーン(ボトル搬送機構)32、及び、アライメントステージ33を含んで構成される。ケミカルカート31には、処理ブロックS2のBCTブロック5等につながる処理液用配管の一端が位置する。ケミカルカート31に搬送されたボトルBに処理液用配管が接続され、ケミカルカート31からBCTブロック5等に処理液が供給される。
クレーン32は、一例として処理液供給ブロックS4の天井に設置された軌道を走行するOHT(Overhead Hoist Transfer)であり、ボトルBを掴んで、ケミカルカート31とアライメントステージ33との間でボトルBを搬送する。
アライメントステージ33は、クレーン32によって掴みやすい向きにボトルBを回転させる。なお、アライメントステージ33は、ボトルBに取り付けられたキャップCのキャップガイドC60(図3(b)等参照)の向き等をカメラで監視し、監視結果に基づいてボトルBを回転させることができる。
次に、ボトルBの開口部に取り付けられるキャップCについて説明する。図3から図5に示すようにキャップCは、ボトルBの上部に設けられた開口部にねじ込まれて取り付けられる。キャップCは、キャップ本体部C10、カバー(処理液用カバー)C20、タグC30、処理液用ストロー部C40、ガス用流路形成部C50、及び、4つのキャップガイドC60を含んで構成される。
キャップ本体部C10には、ボトルBの開口部にねじ込まれることでボトルBと係合する係合部C11が形成される。キャップ本体部C10は、ボトルBに取り付けられたときにボトルBの開口部を封止する。
処理液用ストロー部C40は、ボトルB内の処理液をボトルB外に供給するための処理液用流路R1を形成する。処理液用ストロー部C40の一端側はキャップ本体部C10に埋め込まれ、他端側はボトルBの底部に向かって延びている。処理液用ストロー部C40の一端側部分(ボトルBの外側の端部)における処理液用流路R1は、鉛直方向に沿って延在する。
処理液用ストロー部C40の一端側には、処理液用接続部C45が設けられる。処理液用接続部C45は、ケミカルカート31に設けられた、ボトルBから供給された処理液が流通する処理液用配管D45(図6(b)参照)に接続される。処理液用配管D45は、ケミカルカート31からBCTブロック5等へ延びている。本実施形態において処理液用接続部C45は、処理液用ストロー部C40の一端の径を大きくすることによって形成される。処理液用接続部C45の内周面には、例えば、OリングSが取り付けられ、処理液用配管D45との密閉性が高められる。
ガス用流路形成部C50は、ボトルB外からボトルB内にガス(一例として窒素ガス)を供給するためのガス用流路R2を形成する。ガス用流路形成部C50はキャップ本体部C10内に埋め込まれている。ガス用流路形成部C50の一端側部分(ボトルBの外側の端部)におけるガス用流路R2は、鉛直方向に沿って延在する。ガス用流路R2を介してボトルB内にガスを供給することで、ボトルB内の処理液が処理液用流路R1を介してボトルB外に押し出される。
ガス用流路形成部C50の一端側には、ガス用接続部C55が設けられる。ガス用接続部C55は、ケミカルカート31に設けられた、ボトルBに供給されるガスが流通するガス用配管D55(図9参照)に接続される。本実施形態においてガス用接続部C55は、ガス用流路形成部C50の一端の径を大きくすることによって形成される。ガス用接続部C55の内周面には、例えば、OリングSが取り付けられる。
なお、本実施形態では、処理液用流路R1を形成する処理液用ストロー部C40及びガス用流路R2を形成するガス用流路形成部C50を、キャップ本体部C10とは別体としたが、処理液用ストロー部C40とキャップ本体部C10とが一体に成型されていてもよく、また、ガス用流路形成部C50とキャップ本体部C10とが一体に成型されていてもよい。
カバーC20は、カバー本体部C21、一対のカバーガイドC22、及び、バネC23を含んで構成される。カバー本体部C21は、キャップ本体部C10の上面において、処理液用接続部C45及びガス用接続部C55を露出可能に覆う。バネC23は、カバーガイドC22が処理液用接続部C45及びガス用接続部C55を覆う方向にカバー本体部C21を付勢する。なお、キャップ本体部C10の上面には、バネC23によってカバー本体部C21が付勢されたときに、処理液用接続部C45及びガス用接続部C55が覆われる位置でカバー本体部C21のスライドを停止させるストッパー部C12が設けられている。
一対のカバーガイドC22は、カバー本体部C21を間に挟むように配置され、カバー本体部C21の側部にそれぞれ接続される。一対のカバーガイドC22は、バネC23によってカバー本体部C21が付勢される方向に対して直交する方向に沿って、それぞれ、カバー本体部C21の側部から外側に向かって延びる。
4つのキャップガイドC60は、2つずつの組に分けられ、キャップ本体部C10を間に挟むように一方の組のキャップガイドC60と他方の組のキャップガイドC60とが配置される。一方の組のキャップガイドC60と他方の組のキャップガイドC60とは、キャップ本体部C10の側部にそれぞれ接続される。一方の組のキャップガイドC60と他方の組のキャップガイドC60とは、バネC23によってカバー本体部C21が付勢される方向に対して直交する方向に沿って、それぞれ、キャップ本体部C10の側部から外側に向かって延びる。
タグC30には、ボトルB内の処理液の種類、及び、消費期限等の処理液に関する情報等が記録されている。タグC30として、例えば、カメラ等で読み取り可能なバーコード等を用いることができる。
次に、ケミカルカート31の詳細について説明する。ケミカルカート31は、ボトルBから処理液を吸い出し、吸い出した処理液を処理ブロックS2のBCTブロック5、COTブロック6、TCTブロック7、及び、DEVブロック8等の処理液を使用する所定のブロックに供給する。
図6に示すように、ケミカルカート31は、ガイド部D10、接続機構部D20、カメラD30、及び、スライド・回転機構部(ボトル載置部)D60を含んで構成される。ガイド部D10は、接続機構部D20の下方位置に設けられ、接続機構部D20によって処理液用配管D45及びガス用配管D55がボトルBのキャップCに接続されるように、ボトルBの位置決めを行う。
より詳細には、図7及び図8に示すようにガイド部D10は、一対の壁部D11、一対のカバーガイド溝D12、及び、一対のキャップガイド溝D13を含んで構成される。一対の壁部D11は、ボトルBに取り付けられたキャップCのキャップ本体部C10を間に挟み込むように配置される。
一対のキャップガイド溝D13は、一対の壁部D11同士が対向する面にそれぞれ設けられる。キャップガイド溝D13は、ガイド部D10の一方の端部(キャップCが嵌め込まれる側の端部)から、処理液用配管D45等と接続される位置に向かってボトルBが搬送される方向に沿って延在する。キャップガイド溝D13には、処理液用配管D45等と接続される位置に向かってボトルBがスライド・回転機構部D60によって搬送される際に、キャップCのキャップガイドC60がガイド部D10の一方の端部側からスライド可能に嵌め込まれる。
キャップガイド溝D13における、ガイド部D10の一方の端部からの溝長さは、図8(a)及び図8(b)に示すように、キャップガイド溝D13の溝の奥側の端部D13aにキャップガイドC60が当接した時に、ボトルBが処理液用配管D45等に接続される長さとする。
このように、一対の壁部D11によってキャップCのキャップ本体部C10を挟み込むことで、処理液用配管D45等と接続される位置に向かってボトルBがスライド・回転機構部D60によって搬送される際に、キャップCについて、搬送方向に対して直交する方向の位置決めを行うことができる。また、キャップガイド溝D13の溝長さを上述した長さとすることで、ボトルBがスライド・回転機構部D60によって搬送される際に、キャップCについて、搬送方向の位置決めを行うことができる。
一対のカバーガイド溝D12は、一対の壁部D11同士が対向する面にそれぞれ設けられる。カバーガイド溝D12は、壁部D11の一方の端部からキャップガイド溝D13に対して平行に延在する。カバーガイド溝D12には、処理液用配管D45等と接続される位置に向かってボトルBがスライド・回転機構部D60によって搬送される際に、カバーC20のカバーガイドC22がガイド部D10の一方の端部側からスライド可能に嵌め込まれる。
また、処理液用配管D45等と接続される位置に向かってボトルBがスライド・回転機構部D60によって搬送される際に、図8(a)及び図8(b)に示すように、カバーガイド溝D12における溝の奥側の端部D12aは、カバーガイドC22と当接してカバー本体部C21をスライドさせ、処理液用接続部C45及びガス用接続部C55を露出させる。カバーガイド溝D12の一方の端部からの溝長さは、キャップガイド溝D13の奥側の端部D13aにキャップガイドC60が当接したときに、カバー本体部C21がスライドして処理液用接続部C45及びガス用接続部C55を露出させる長さとする。
カバーガイド溝D12の溝長さを上述した長さとすることで、ボトルBがスライド・回転機構部D60によって搬送される際に、カバー本体部C21を自動的にスライドさせ、処理液用接続部C45及びガス用接続部C55を露出させることができる。反対に、ボトルBをガイド部D10から取り外すと、バネC23によってカバー本体部C21が付勢されて、処理液用接続部C45及びガス用接続部C55がカバー本体部C21によって覆われる。
接続機構部D20には、ボトルBからBCTブロック5等に供給される処理液が流れる処理液用配管D45、及び、ボトルB内に供給されるガスが通るガス用配管D55が接続される。接続機構部D20は、処理液用配管D45及びガス用配管D55の端部を鉛直方向に沿って昇降させることで、処理液用配管D45とキャップCに設けられた処理液用接続部C45とを接続し又は接続を解除する。更に、接続機構部D20は、処理液用配管D45及びガス用配管D55の端部を鉛直方向に沿って昇降させることで、ガス用配管D55とキャップCに設けられたガス用接続部C55とを接続し又は接続を解除する。
より詳細には、図9(a)及び図9(b)に示すように、接続機構部D20は、昇降部D21、及び、回転部D22を含んで構成される。昇降部D21は、円柱形状を有している。昇降部D21は、円柱形状の軸線方向が鉛直方向と平行となるように配置される。昇降部D21には、昇降部D21の上面から処理液用配管D45の端部及びガス用配管D55の端部がそれぞれ接続される。処理液用配管D45の端部及びガス用配管D55の端部は、昇降部D21の下面から所定長さ突出し、それぞれ処理液用接続部C45及びガス用接続部C55との接続部を構成する。処理液用配管D45の端部及びガス用配管D55の端部における昇降部D21の下面から突出する部位には、それぞれ、例えばOリングSが取り付けられる。昇降部D21の周面には、突起部D21aが設けられている。
回転部D22は、円筒形状を有している。回転部D22は、円筒形状の軸線方向が鉛直方向と平行となるように配置される。回転部D22は、内部に昇降部D21を回転可能に収容する。回転部D22の内周面には、昇降ガイド溝D22aが設けられる。昇降ガイド溝D22aは、回転部D22の円筒形状の軸線方向に対して傾斜する方向に沿って延在する。昇降ガイド溝D22aには、昇降部D21の突起部D21aが嵌め込まれる。回転部D22は、図示しない駆動源によって、円筒形状の軸線を回転軸として回転させられる。
回転部D22は、ガイド部D10に回転可能に支持される。また、回転部D22の鉛直方向の位置は、回転部D22が回転した場合であっても変化しない。このため、回転部D22が回転すると、昇降部D21の突起部D21aが昇降ガイド溝D22aに嵌め込まれていることにより、昇降部D21は鉛直方向に沿って昇降する。
回転部D22が回転して昇降部D21が下がることで、処理液用配管D45及びガス用配管D55が下方側に移動してボトルBの処理液用接続部C45及びガス用接続部C55にそれぞれ接続される。即ち、処理液用接続部C45に対し、処理液用ストロー部C40の一端側部分(ボトルBの外側の端部)における処理液用流路R1の延在方向(鉛直方向)に沿って上方向から処理液用配管D45を近づけて、処理液用配管D45を処理液用接続部C45に押圧することによって、処理液用接続部C45と処理液用配管D45とが接続される。同様に、ガス用接続部C55に対し、ガス用流路形成部C50の一端側部分におけるガス用流路R2の延在方向に沿って上方向からガス用配管D55を近づけて、ガス用配管D55をガス用接続部C55に押圧することによって、ガス用接続部C55とガス用配管D55とが接続される。
一方、回転部D22が反対方向に回転すると、昇降部D21が上昇することで処理液用配管D45及びガス用配管D55が上方側に移動し、ボトルBの処理液用接続部C45及びガス用接続部C55と処理液用配管D45及びガス用配管D55との接続がそれぞれ解除される。
このように、回転部D22を回転させて昇降部D21を昇降させることで、処理液用配管D45及びガス用配管D55とボトルBの処理液用接続部C45及びガス用接続部C55とを接続する或は接続を解除することができる。なお、処理液用配管D45及びガス用配管D55の先端部は、それぞれ処理液用接続部C45及びガス用接続部C55内に差し込まれることによって接続される。
回転部D22の内周面には、昇降ガイド溝D22aの上側の端部から上方に向かって延在する切欠きD22bが設けられる。切欠きD22bが設けられることで、切欠きD22bを介して昇降部D21の突起部D21aを昇降ガイド溝D22a内に嵌め込むことができる。例えば、切欠きD22bを昇降ガイド溝D22aの下方側の端部に設けた場合、昇降部D21を下方側に移動させたときに突起部D21aが切欠きD22bを通って昇降部D21が下方側に落下することが考えられる。従って切欠きD22bを昇降ガイド溝D22aの上方側の端部に設けることで、昇降部D21の落下を防止できる。また、昇降部D21を下方側に移動させたときに、昇降ガイド溝D22aの下方側の端部に突起部D21aが当接することで、昇降部D21が下方側に移動したときの位置決めを行うことができる。
なお、昇降部D21は、回転部D22が回転したときに一緒に回転することがないように、昇降部D21の回転を規制するガイド等と係合していてもよい。
スライド・回転機構部D60は、クレーン32によってケミカルカート31内にボトルBが搬送された位置と、接続機構部D20によってボトルBのキャップCに処理液用配管D45等が接続される位置との間でボトルBを搬送する。スライド・回転機構部D60は、水平方向にボトルBをスライドさせる機能と、ボトルBを回転させる機能とを有する。スライド・回転機構部D60は、ボトルBを水平方向にスライドさせてキャップCをガイド部D10に嵌め込む。
また、スライド・回転機構部D60は、キャップCがガイド部D10に嵌め込み可能な向き、及び、クレーン32によって掴みやすい向きとなるようにボトルBを回転させる。なお、スライド・回転機構部D60は、ボトルBに取り付けられたキャップCのキャップガイドC60(図3(b)等参照)の向き等をカメラD30で監視し、監視結果に基づいてボトルBを回転させることができる。
カメラD30は、クレーン32によってケミカルカート31内にボトルBが搬送された位置と、接続機構部D20によってボトルBのキャップCに処理液用配管D45等が接続される位置との間の搬送経路上において、キャップCを上方から撮像する。カメラD30による撮像結果は、キャップCの向きを判断するために用いられる。更に、カメラD30による撮像結果は、キャップCの上面に付されたタグC30を読み取るために用いられる。
次に、キャップ交換装置20、ボトル交換装置30、及び、キャップ交換装置20にボトルBを搬送する搬送装置80を制御する制御部について説明する。図10に示すように、制御部300は、搬送制御部310、キャップ交換制御部320、スライド・回転機構制御部330、画像処理部340、及び、接続制御部350を含んで構成される。なお、制御部300は、処理液供給ブロックS4に設置されていてもよく、例えば、塗布・現像装置1全体を制御する制御部と一体に設けられていてもよい。
搬送制御部310は、ボトル保管場所とキャップ交換装置20との間でボトルBが搬送されるように搬送装置80を制御し、アライメントステージ33とケミカルカート31との間でボトルBが搬送されるようにクレーン32と、アライメントステージ33とを制御する。
キャップ交換制御部320は、ボトル交換装置30から受け取った空のボトルBの開口部に取り付けられたストロー付きのキャップCと、ボトル保管場所から搬送された新たなボトルBの開口部に取り付けられた搬送時用のキャップとが交換されるように、第1アーム21及び第2アーム22を制御する。
スライド・回転機構制御部330は、クレーン32によってケミカルカート31内にボトルBが搬送された位置と、接続機構部D20によってボトルBのキャップCに処理液用配管D45等が接続される位置との間でボトルBが搬送されるように、スライド・回転機構部D60を制御する。更に、スライド・回転機構制御部330は、キャップCをガイド部D10に嵌め込み可能な向き、及び、クレーン32によって掴みやすい向きにボトルBが回転させられるように、スライド・回転機構部D60を制御する。
画像処理部340は、カメラD30によって撮像された画像に基づいて、ボトルBの向きを検出する。また、画像処理部340は、キャップCの上面に付されたタグC30を読み取り、ボトルB内の処理液の種類等を把握する。
接続制御部350は、処理液用配管D45及びガス用配管D55とボトルBの処理液用接続部C45及びガス用接続部C55とが接続される或は接続が解除されるように、回転部D22の回転を制御して昇降部D21を上下させる。
なお、制御部300には、ケミカルカート31において処理液を供給しているボトルB内の処理液の残量を検出する残量検出センサ(残量検出部)400の検出結果が入力される。この残量検出センサ400による検出結果に基づいて、制御部300は、ボトルBの交換作業を行う。なお、残量検出センサ400は、ボトルBから供給された処理液を一時的に貯留するバッファタンク内の処理液の残量を検出してもよく、処理液用配管D45内を流れる処理液の流量に基づいて処理液の残量を検出してもよい。更に、残量検出センサ400は、カメラを用いて撮像した結果に基づいて処理液の残量を検出する等、種々の方法によって処理液の残量を検出することができる。
次に、ケミカルカート31のボトルBを交換する場合における各部の動作の流れを、図11に示すフローチャートを用いて説明する。まず、搬送制御部310は、残量検出センサ400による検出結果に基づいて、ケミカルカート31において処理液を供給しているボトルBの処理液の残量が所定値以下に低下したか否かを判断する(ステップS101)。処理液の残量が所定値以下でない場合(ステップS101:NO)、搬送制御部310は、ステップS101の判断処理を繰り返す。処理液の残量が所定値以下である場合(ステップS101:YES)、搬送制御部310は、搬送装置80を制御して、処理液が収容されたボトルBをボトル保管場所からキャップ交換装置20へ搬送する(ステップS102)。
次に、接続制御部350は、残量検出センサ400による検出結果に基づいて、ケミカルカート31において処理液を供給しているボトルBの処理液の残量が無くなったか否かを判断する(ステップS103)。処理液の残量が残っている場合(ステップS103:NO)、接続制御部350は、ステップS103の判断処理を繰り返す。処理液の残量が無くなった場合(ステップS103:YES)、制御部300は、各部を制御して、空のボトルBをキャップ交換装置20へ搬送する(ステップS104)。
具体的には、接続制御部350は、図12(a)及び図12(b)に示すように、接続機構部D20の回転部D22を回転させて昇降部D21を上昇させ、処理液用配管D45及びガス用配管D55とボトルBの処理液用接続部C45及びガス用接続部C55との接続を解除する。
次に、スライド・回転機構制御部330は、図13に示すように、スライド・回転機構部D60をスライドさせて、カメラD30の直下の位置に空のボトルBを移動させる。そして、スライド・回転機構制御部330は、画像処理部340によって検出されたキャップCの向きに基づいて、クレーン32によってキャップCを掴みやすい向きとなるようにスライド・回転機構部D60を回転させる。その後、スライド・回転機構制御部330は、空のボトルBをクレーン32によって掴むことができる位置までスライド・回転機構部D60をスライドさせる。
次に、搬送制御部310は、クレーン32を制御して、図14(a)及び図14(b)に示すように、クレーン32によって空のボトルBを吊り上げ、図15に示すように、スライド・回転機構部D60上から空のボトルBを取り除く。そして、搬送制御部310は、クレーン32を制御して、吊り上げた空のボトルBをアライメントステージ33へ搬送する。搬送制御部310は、アライメントステージ33を制御し、キャップ交換装置20の第1アーム21又は第2アーム22によって空のボトルBを掴みやすい向きとなるようにボトルBを回転させる。キャップ交換制御部320は、第1アーム21又は第2アーム22を制御し、アライメントステージ33上の空のボトルBをキャップ交換装置20内に搬入する。
処理液が収容されたボトルBと、空のボトルBとがキャップ交換装置20に搬送されると、キャップ交換制御部320は、空のボトルBの開口部に取り付けられたストロー付きのキャップCと、処理液が収容された新たなボトルBの開口部に取り付けられた搬送時用のキャップとを交換する(ステップS105)。キャップ交換装置20における交換動作について、詳しくは後述する。
次に、制御部300は、各部を制御して、キャップの交換後の処理液が収容されたボトルBをケミカルカート31へ搬送する(ステップS106)。具体的には、キャップ交換制御部320は、第1アーム21又は第2アーム22を制御し、キャップの交換後の処理液が収容されたボトルBをアライメントステージ33上に搬送する。搬送制御部310は、アライメントステージ33を制御し、クレーン32によって処理液を収容するボトルBを掴みやすい向きとなるようにボトルBを回転させる。そして、搬送制御部310は、図16(a)及び図16(b)に示すように、クレーン32によって、アライメントステージ33上のボトルBをケミカルカート31内のスライド・回転機構部D60へ搬送する。
次に、スライド・回転機構制御部330は、処理液を収容するボトルBを、処理液用配管D45等との接続位置へ搬送する(ステップS107)。具体的には、まず、スライド・回転機構制御部330は、スライド・回転機構部D60をスライドさせて、図17に示すように、カメラD30の直下の位置に処理液を収容するボトルBを移動させる。そして、スライド・回転機構制御部330は、画像処理部340によって検出されたキャップCの向きに基づいて、ガイド部D10にキャップCを嵌め込むことができるキャップCの向きとなるように、スライド・回転機構部D60を回転させる。
このとき、画像処理部340は、キャップCの上面に付されたタグC30を読み取り、ボトルB内の処理液の種類等を把握する。ケミカルカート31に搬入されたボトルBが要求した処理液を収容するボトルBではない場合、或は、消費期限が過ぎている等の場合、スライド・回転機構制御部330は、ボトルBを処理液用配管D45との接続位置に搬送しない。要求した処理液を収容するボトルBではない等の場合、制御部300は、各部を制御し、ボトル保管場所へボトルBを戻す等の処理を行うことができる。
タグC30を読み取った結果、要求した処理液を収容するボトルBである場合、スライド・回転機構制御部330は、スライド・回転機構部D60をスライドさせて、処理液用配管D45等との接続位置にボトルBを搬送する。
次に、接続制御部350は、図18(a)及び図18(b)に示すように、回転部D22を回転させて昇降部D21を下方に移動させ、キャップCの処理液用接続部C45及びガス用接続部C55に、処理液用配管D45及びガス用配管D55をそれぞれ接続する(ステップS108)。接続後、ボトルB内の泡抜き等を行い、ボトルB内の処理液を処理液用配管D45を通じてBCTブロック5等へ供給する。
次に、キャップ交換装置20において、処理液が収容されたボトルBに取り付けられた搬送時用のキャップと、空のボトルBに取り付けられたストロー付きのキャップCとを交換する手順について図19(a)から図19(f)を用いて説明する。なお、図19(a)から図19(f)において、説明を容易にするため、空のボトルBを空ボトルBXとし、搬送時用のキャップを搬送時用キャップCXとする。
ここでは、図19(a)に示すように、キャップCが取り付けられた空ボトルBXと搬送時用キャップCXが取り付けられたボトルBとが、キャップ交換装置20内に搬入されている状態からキャップの交換作業が開始される。まず、キャップ交換制御部320は、第2アーム22を制御して、図19(b)及び図19(c)に示すように、ボトルBから搬送時用キャップCXを取り外す。次に、キャップ交換制御部320は、第1アーム21を制御して、図19(c)及び図19(d)に示すように、空ボトルBXからキャップCを取り外し、キャップCの処理液用ストロー部C40をストロー洗浄部23によって洗浄する。
そして、キャップ交換制御部320は、第1アーム21を制御して、図19(e)に示すように、キャップCをボトルBに取り付ける。その後、キャップ交換制御部320は、第2アーム22を制御して、搬送時用キャップCXを空ボトルBXに取り付ける。このように、キャップ交換制御部320が第1アーム21及び第2アーム22を制御することによって、ストロー付きのキャップCと搬送時用キャップCXとが自動的に交換される。
本実施形態は以上のように構成され、このキャップCでは、処理液用ストロー部C40のボトルB外側の端部における処理液用流路R1の延在方向に沿って、処理液用接続部C45に処理液用配管D45が近づけられる。そして、処理液用配管D45が処理液用接続部C45に押圧され、処理液用接続部C45に処理液用配管D45が接続される。このように、処理液用接続部C45は、処理液用配管D45が押圧されることで処理液用配管D45に接続されるので、キャップCに設けられた処理液用接続部C45と処理液用配管D45とを確実に接続することができる。
処理液用ストロー部C40のボトルB外側の端部における処理液用流路R1を、鉛直方向に沿って延在させる。この場合には、キャップCの上方に位置する処理液用配管D45と処理液用接続部C45とを接続することができる。
処理液用接続部C45に処理液用配管D45を差し込むことで、処理液用接続部C45と処理液用配管D45とをより確実に接続することができる。
キャップCは、処理液用接続部C45を露出可能に覆うカバーC20を備える。この場合には、処理液用接続部C45に処理液用配管D45が接続されていないときに、処理液用接続部C45をカバーC20によって覆うことができる。従って、ゴミ等が処理液用接続部C45からボトルB内に入り込むことを抑制できる。
また、キャップCでは、ガス用流路形成部C50のボトルB外側の端部におけるガス用流路R2の延在方向に沿って、ガス用接続部C55にガス用配管D55が近づけられる。そして、ガス用配管D55がガス用接続部C55に押圧され、ガス用接続部C55にガス用配管D55が接続される。このように、ガス用接続部C55は、ガス用配管D55が押圧されることでガス用配管D55に接続されるので、キャップCに設けられたガス用接続部C55とガス用配管D55とを確実に接続することができる。
キャップ交換装置20は、上記のキャップCを、ボトルBに対して着脱する第1アーム21及び第2アーム22を備える。これにより、キャップ交換装置20の第1アーム21及び第2アーム22によってキャップCを交換することができ、キャップCの交換作業が容易となる。なお、本願では、キャップCの着脱を行う第1アーム21を第1のキャップ交換機構、搬送時用キャップCXの着脱を行う第2アーム22を第2のキャップ交換機構とする。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、図9(a)及び図9(b)に示すように、回転部D22を回転させることによって昇降部D21を昇降させるものとしたが、図20(a)及び図20(b)に示すように、処理液用配管D45及びガス用配管D55の端部が接続された昇降部D24を、駆動部D23が直接、昇降させる接続機構部D20Aを用いてもよい。なお、昇降部D24を昇降させる機構については特に限定されず、種々の機構を用いることができる。
また、図21(a)及び図21(b)に示すように、処理液用配管D45及びガス用配管D55の端部が固定された配管固定部D25に対して、ボトルBを昇降させることによって、処理液用配管D45及びガス用配管D55と、処理液用接続部C45及びガス用接続部C55とをそれぞれ接続することもできる。この場合、スライド・回転機構部D60AにボトルBを昇降させる機構を付加してもよい。なお、ボトルBを昇降させる機構については特に限定されず、種々の機構を用いることができる。
図9(a)等を用いて説明した実施形態では処理液用配管D45及びガス用配管D55側を昇降させ、図21(a)等を用いて説明した変形例ではボトルB側を昇降させるものとしたが、処理液用配管D45及びガス用配管D55側とボトルB側との双方を相対的に移動させて配管の接続を行うこともできる。
実施形態において、図3(b)等に示すように、キャップCのキャップ本体部C10は、円柱形状を有するものとしたが、キャップ本体部C10の形状は円柱形状に限定されない。例えば、図22(a)及び図22(b)に示すキャップC1のように、四角柱形状のキャップ本体部C10Aを用いることもできる。この場合、キャップ本体部C10Aにおけるガイド部D10に差し込まれる側の角部に傾斜面Xを設けることができる。これにより、キャップ本体部C10Aをガイド部D10に容易に嵌め込むことができる。
また、上記実施形態では、図3(b)等に示すようにキャップCにキャップガイドC60を設けるものとしたが、図22(a)及び図22(b)に示すように、キャップガイドを設けない構成であってもよい。この場合、キャップ本体部C10Aの側面とガイド部D10の壁部D11とを接触させることによって、キャップC1の位置決めをすることができる。
実施形態では、キャップCの上面に処理液用接続部C45及びガス用接続部C55の開口部が設けられるものとしたが、図23(a)及び図23(b)に示すように、キャップC2の側面に処理液用接続部C45及びガス用接続部C55の開口部が設けられていてもよい。この場合、処理液用ストロー部C40のボトルBの外側の端部における処理液用流路R1は、水平方向に沿って延在する。同様に、ガス用流路形成部C50のボトルBの外側の端部におけるガス用流路R2は、水平方向に沿って延在する。
このキャップC2は、水平方向に沿って移動させられることによってガイド部D10に嵌め込まれる。従って、キャップCが取り付けられたボトルBを水平方向に搬送する場合に、ボトルBの搬送動作によって処理液用接続部C45及びガス用接続部C55と処理液用配管D45及びガス用配管D55との接続もそれぞれ行うことができる。処理液用接続部C45及びガス用接続部C55の開口部をキャップC2の側面に設けることで、処理液用接続部C45及びガス用接続部C55の開口部を介してボトルB内にゴミ等が入り込むことを抑制できる。
また、図24(a)及び図24(b)に示すように、処理液用接続部C45及びガス用接続部C55の開口部をキャップC3の側面に設ける場合、処理液用接続部C45の開口部とガス用接続部C55の開口部とを互いに水平方向に並べて配置することもできる。
図25(a)及び図25(b)に示すように、キャップC4の側面に処理液用接続部C45及びガス用接続部C55の開口部がそれぞれ設けられている場合、これらの処理液用接続部C45及びガス用接続部C55の開口部を覆うようにカバーC20Aを設けてもよい。この場合、カバーC20Aは、カバー本体部C21A、カバーガイドC22A、バネC23Aを含んで構成される。
カバー本体部C21Aは、可撓性を有する。カバー本体部C21Aは、処理液用接続部C45等を露出或は覆う際に、キャップC4の上面及び側面に密着した状態でスライドする。カバーガイドC22Aは、カバー本体部C21Aの端部に固定される。カバーガイドC22Aは、キャップC4がガイド部D10に嵌め込まれるときに、ガイド部D10の係合部と係合して、処理液用接続部C45等の開口部が露出するようにカバー本体部C21Aをスライドさせる。バネC23Aは、処理液用接続部C45等の開口部が覆われる方向にカバー本体部C21Aを付勢する。
これにより、キャップC4の側面に処理液用接続部C45及びガス用接続部C55の開口部が設けられている場合であっても、キャップC4がガイド部D10に嵌め込まれたときに、カバーガイドC22Aがガイド部D10の係合部と係合することでカバー本体部C21Aがスライドする。これにより、処理液用接続部C45及びガス用接続部C55の開口部が露出し、処理液用接続部C45及びガス用接続部C55と、処理液用配管D45及びガス用配管D55とをそれぞれ接続することができる。
また、キャップC4をガイド部D10から取り外すと、バネC23Aがカバー本体部C21Aを付勢することによってカバー本体部C21Aがスライドし、カバー本体部C21Aによって処理液用接続部C45及びガス用接続部C55の開口部が覆われる。
可撓性を有するカバー本体部C21Aに代えて、図26(a)及び図26(b)に示すように、板状のカバー本体部C21Bを用いてもよい。この場合、キャップC5がガイド部D10に嵌め込まれたときに、カバーガイドC22Bがガイド部D10の係合部に係合してバネC23Bを押し縮める方向に移動する。このカバーガイドC22Bの移動に伴って、カバー本体部C21BがカバーガイドC22Bの近傍を軸として回動し、キャップC5の上面と平行な状態となる。そして、カバーガイドC22Bの更なる移動に伴って、カバー本体部C21BがキャップC5の上面に重ねられる。このように、板状のカバー本体部C21Bを有するカバーC20Bであっても、カバー本体部C21Bを回動させることで、処理液用接続部C45及びガス用接続部C55の開口部を露出させることができる。
また、キャップC5をガイド部D10から取り外すことで、バネC23BがキャップC5の上面に重ねられたカバー本体部C21BをキャップC5の上面から押し出す方向に付勢する。これにより、カバー本体部C21BがカバーガイドC22Bの近傍を軸として倒れ込むように回動し、カバー本体部C21Bによって処理液用接続部C45及びガス用接続部C55の開口部が覆われる。
また、図27に示すキャップC6のように、キャップ本体部C10内において、処理液用ストロー部C40Aの途中に処理液用流路R1を流れる処理液を濾過するフィルタFを設けてもよい。この場合には、キャップCにおいて処理液を濾過することができる。また、キャップCを交換するだけでフィルタFも交換されることとなり、メンテナンス性が良い。
また、処理液用流路R1にフィルタFを設ける場合、図28に示すキャップC7のように、処理液用ストロー部C40AにおけるフィルタFよりもボトルBの位置に分岐管C80を接続し、処理液用ストロー部C40Aによって形成される処理液用流路R1に、分岐管C80によって形成されるベント用流路R3を接続してもよい。この場合には、処理液用流路R1を通じて処理液を供給する前に、ベント用流路R3を通じて処理液用流路R1を流れる処理液の泡抜きを行うことができる。
なお、以上の実施形態では、ボトル保管場所から処理液供給ブロックS4までのボトルの搬送を搬送装置80で行ったが、手動にて運搬してもよい。また、ボトル交換装置30におけるボトルの交換も手動で行ってもよい。
1…塗布・現像装置(基板処理装置)、20…キャップ交換装置(ボトルキャップ交換装置)、21…第1アーム、22…第2アーム22、30…ボトル交換装置、31…ケミカルカート(交換機構)、32…クレーン(ボトル搬送機構)、80…搬送装置(ボトル搬送機構)、310…搬送制御部、350…接続制御部、400…残量検出センサ(残量検出部)、B…ボトル、C,C1からC7…キャップ(ボトルキャップ)、C20…カバー(処理液用カバー)、C40…処理液用ストロー部、C45…処理液用接続部、C50…ガス用流路形成部、C55…ガス用接続部、D45…処理液用配管、D55…ガス用配管、F…フィルタ、R1…処理液用流路、R2…ガス用流路。

Claims (8)

  1. 処理液が収容されるボトルの開口部を封止するボトルキャップであって、
    前記ボトルの開口部を封止するキャップ本体部と、
    前記ボトル内の前記処理液を前記ボトル外に供給するための処理液用流路を形成すると共に、前記ボトル内に延びる処理液用ストロー部と、
    前記処理液用ストロー部における前記ボトル外側の端部に設けられ、前記ボトルから供給された前記処理液が流通する処理液用配管に接続される処理液用接続部と、
    前記処理液用接続部を露出可能に覆う処理液用カバーと、を備え、
    前記処理液用接続部は、前記処理液用ストロー部の前記ボトル外側の端部における前記処理液用流路の延在方向に沿って、前記処理液用配管との距離を相対的に近づけて相対的に押圧されることによって前記処理液用配管に接続され
    前記処理液用カバーは、前記キャップ本体部に対してスライド可能に設けられると共に前記処理液用接続部を露出可能に覆うカバー本体部と、前記処理液用接続部を覆う方向に前記カバー本体部を付勢するバネと、を備え、
    前記キャップ本体部には、前記バネによって前記カバー本体部が付勢されたときに前記処理液用接続部が覆われる位置で前記カバー本体部のスライドを停止させるストッパー部が設けられている、ボトルキャップ。
  2. 前記処理液用ストロー部の前記ボトル外側の端部における前記処理液用流路は鉛直方向に沿って延在し、前記処理液用接続部は、上方向から相対的に近づけられる前記処理液用配管に接続される、請求項1に記載のボトルキャップ。
  3. 前記処理液用ストロー部の前記ボトル外側の端部における前記処理液用流路は水平方向に沿って延在し、前記処理液用接続部は、水平方向に沿って相対的に近づけられる前記処理液用配管に接続される、請求項1に記載のボトルキャップ。
  4. 前記処理液用接続部は、前記処理液用配管が差し込まれることによって前記処理液用配管に接続される、請求項1から3のいずれか一項に記載のボトルキャップ。
  5. 前記処理液用流路を流れる前記処理液を濾過するフィルタを更に備える、請求項1から4のいずれか一項に記載のボトルキャップ。
  6. 前記ボトル外から前記ボトル内にガスを供給するためのガス用流路を形成するガス用流路形成部と、
    前記ガス用流路形成部における前記ボトル外側の端部に設けられ、前記ボトルに供給されるガスが流通するガス用配管に接続されるガス用接続部と、を更に備え、
    前記ガス用接続部は、前記ガス用流路形成部の前記ボトル外側の端部における前記ガス用流路の延在方向に沿って、前記ガス用配管との距離を相対的に近づけて相対的に押圧されることによって前記ガス用配管に接続される、請求項1からのいずれか一項に記載のボトルキャップ。
  7. ボトル内の処理液を前記ボトル外に供給するための処理液用流路を形成すると共に、前記ボトル内に延びる処理液用ストロー部と、前記処理液用ストロー部における前記ボトル外側の端部に設けられ、前記ボトルから供給された前記処理液が流通する処理液用配管に接続される処理液用接続部とを備えたボトルキャップを交換するボトルキャップ交換装置であって、
    前記ボトルキャップを前記ボトルから取り外し、搬送時用のキャップが取り外された他のボトルに前記ボトルキャップを取り付ける第1のキャップ交換機構と、
    前記搬送時用のキャップを前記ボトルから取り外す第2のキャップ交換機構と、
    前記処理液用ストロー部を洗浄するストロー洗浄部と、を有するボトルキャップ交換装置。
  8. ボトル内の処理液を前記ボトル外に供給するための処理液用流路を形成すると共に、前記ボトル内に延びる処理液用ストロー部と、前記処理液用ストロー部における前記ボトル外側の端部に設けられ、前記ボトルから供給された前記処理液が流通する処理液用配管に接続される処理液用接続部とを備えたボトルキャップを交換するボトルキャップ交換方法であって、
    前記ボトルキャップを前記ボトルから取り外し、
    次に、前記ボトルキャップの前記処理液用ストロー部を洗浄し、
    その後、搬送時用のキャップが取り外された他のボトルに前記ボトルキャップを取り付ける、ボトルキャップ交換方法。
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