JP5956355B2 - 電子キーシステム - Google Patents

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この発明は、電子キーシステムに関する。
従来、車両、住宅等の制御対象とユーザに所持される電子キーとの間での無線通信が成立した状態において、ユーザによるスイッチ操作をトリガとして、ドアの施解錠又はスライドドアの開放等の制御対象の制御を可能とする電子キーシステムが知られている。
この電子キーシステムにおいて、例えばスライドドア(開閉対象)を開放する際に、ユーザの手が荷物等でふさがっていることが考えられる。この場合には、スライドドア開放に係るスイッチ操作が困難である。
この点、例えば、特許文献1に記載の電子キーシステムにおいては、電子キーを所持するユーザが立ち止まったことが検出されたときスライドドアが開放される。このため、車両の周辺でスイッチ操作をすることなくスライドドアを開くことができる。
特開2006−328932号公報
上記特許文献1に記載の電子キーシステムにおいては、ユーザがスライドドアの開放の意図なく車両の周辺で立ち止まった場合にはスライドドアが開いてしまう。このように、スライドドアの開放がユーザの意図に沿わないおそれがあった。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、よりユーザの意図に沿った開閉対象の開放を可能とする電子キーシステムを提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について説明する。
上記課題を解決するために、ユーザに所持される電子キーと、前記電子キーとの間での無線通信を通じて開閉対象の開閉を許可する制御装置とを備えた電子キーシステムにおいて、前記電子キーの動きを通じてユーザの歩行及び停止を検出するユーザ動作検出部を備え、前記制御装置は、前記ユーザ動作検出部の検出結果に基づきユーザが前記開閉対象の周辺で停止、歩行及び停止を順に行った旨判断したとき前記開閉対象の開放を許可する。
この構成によれば、ユーザは開閉対象の周辺で停止、歩行及び停止を順に行うことで開閉対象を開くことが可能となる。このため、例えばユーザの両手が荷物等によってふさがっている場合であってもスイッチ操作を行うことなく開閉対象を開くことが可能となる。よって、利便性が高い。
また、一般的にユーザが停止、歩行及び停止の各動作を順に行うことは少ない。よって、この各動作があったときには、ユーザに開閉対象開放の意図があったものと推測できる。これにより、よりユーザの意図に沿った開閉対象の開放が可能となる。
上記電子キーシステムについて、ユーザが前記開閉対象の周辺で最初に停止したとき、以後、歩行及び停止の動作を通じて前記開閉対象の開放が可能である旨をユーザに通知するアンサーバック部を備えることが好ましい。
電子キーを所持するユーザが歩行にて開閉対象に接近していき、その開閉対象の周辺で最初に停止すると、ユーザに対してアンサーバック部を通じて以後、歩行及び停止の動作を通じて開閉対象の開放が可能である旨が通知される。よって、ユーザは当該通知に沿って円滑に歩行及び停止の動作を通じて開閉対象の開放を行うことができる。
上記電子キーシステムについて、前記電子キーはリクエスト信号を受信するとレスポンス信号を送信し、前記制御装置は前記リクエスト信号を前記開閉対象の周辺に送信するとともに、前記レスポンス信号を受信すると前記開閉対象の開閉を許可し、前記ユーザ動作検出部は、前記電子キーが前記リクエスト信号を受信したとき起動することが好ましい。
この構成によれば、ユーザが開閉対象に接近すると、ユーザが所持する電子キーはリクエスト信号を受けてユーザ動作検出部が起動する。よって、ユーザ動作検出部の動作時間、ひいてはそれに要する消費電力を低減することができる。
上記電子キーシステムについて、前記ユーザ動作検出部は、ユーザの歩行に応じて前記電子キーに加わる加速度を検出する加速度センサであることが好ましい。
この構成によれば、加速度センサの検出結果に基づきユーザが立ち止まったこと(停止)及び歩行が検出される。これにより、ユーザの動作を直接的に監視することが可能となるため、より正確にユーザの動作を判断することができる。
上記電子キーシステムについて、前記ユーザ動作検出部は前記レスポンス信号又は前記リクエスト信号の受信信号強度を検出する受信信号強度検出部であることが好ましい。
電子キー及び開閉対象間の距離が近くなるほどレスポンス信号又はリクエスト信号の受信信号強度が強くなる。このため、信号強度検出部の検出結果に基づきユーザの停止及び歩行を検出することができる。この場合、簡易な構成にてユーザの動作を検出することができる。
本発明によれば、電子キーシステムにおいて、よりユーザの意図に沿った開閉対象の開放を可能とすることができる。
第1の実施形態における電子キーシステムの構成図。 第1の実施形態における車両の上面図。 第1の実施形態における加速度センサの検出結果を示したグラフ。 第1の実施形態における電子キー制御部及び車載制御部の処理手順を示したシーケンスチャート。 第2の実施形態におけるRSSI検出部の検出結果を示したグラフ。
(第1の実施形態)
以下、電子キーシステムの第1の実施形態について図1〜図4を参照しつつ説明する。
図1に示すように、車両には、ユーザによって所持される電子キー10と車両に搭載される車載装置20との間で自動での双方向無線通信を通じて車両の遠隔制御を可能とする電子キーシステムが搭載されている。以下、電子キー10及び車載装置20の構成について説明する。
<電子キー10>
図1に示すように、電子キー10は、電子キー制御部11と、LF受信部12と、UHF送信部13と、ロックスイッチ17と、アンロックスイッチ16と、加速度センサ18とを備える。
電子キー制御部11は、コンピュータユニットによって構成されるとともに、不揮発性のメモリ11aを備える。このメモリ11aには電子キー10固有のIDコード(識別コード)が記憶されている。
LF受信部12は車載装置20から無線送信されるLF(Low Frequency)帯の無線信号であるリクエスト信号Sreqを受信すると、その信号を復調したうえで電子キー制御部11へ出力する。
電子キー制御部11は、LF受信部12からのリクエスト信号Sreqを認識すると、加速度センサ18を起動させるとともに、メモリ11aに記憶されるIDコードを含むレスポンス信号Sresを生成し、その生成したレスポンス信号SresをUHF送信部13へ出力する。UHF送信部13は、電子キー制御部11からのレスポンス信号SresをUHF(Ultra High Frequency)帯に変調し、その変調したレスポンス信号Sresを無線送信する。
アンロックスイッチ16及びロックスイッチ17は電子キー10の表面に押し操作可能に設けられている。アンロックスイッチ16及びロックスイッチ17は押し操作されると、その旨を示す操作信号を電子キー制御部11に出力する。
電子キー制御部11は、アンロックスイッチ16が操作されたことを操作信号の入力を通じて認識すると、メモリ11aに記憶されるIDコードを含む解錠要求信号Sulを生成して、その解錠要求信号SulをUHF送信部13に出力する。UHF送信部13は、入力された解錠要求信号SulをUHF帯に変調して、その変調した解錠要求信号Sulを無線送信する。
電子キー制御部11は、ロックスイッチ17が操作されたときも同様に、メモリ11aに記憶されるIDコードを含む施錠要求信号SloをUHF送信部13を通じて無線送信する。
図3に示すように、加速度センサ18はユーザの歩行に伴い電子キー10に生じる加速度を、その加速度に応じた信号(電圧値)として検出し、その検出結果を電子キー制御部11に出力する。電子キー制御部11は、加速度センサ18を通じて検出した加速度が一定範囲Lth以内である場合にはユーザが立ち止まって停止していると判断し、加速度が一定範囲Lthを超える場合にはユーザが歩行していると判断する。
図1に示すように、電子キー制御部11は、加速度センサ18の起動後に最初にユーザが停止した旨判断すると、メモリ11aに記憶されるIDコードを含むアンサーバック要求信号Sabを生成し、そのアンサーバック要求信号SabをUHF送信部13を通じて無線送信する。そして、電子キー制御部11は、ユーザが歩行を再開した旨判断し、その後再びユーザが停止した旨判断すると、スライドドアの開放を要求する旨のドア開要求信号Sopを生成し、そのドア開要求信号SopをUHF送信部13を通じて無線送信する。
また、電子キー制御部11は、加速度センサ18を起動させた状態で、LF受信部12を通じてドア開完了信号Sfiを受信すると、その加速度センサ18を停止させる。
<車載装置20>
図1に示すように、車載装置20は、車載制御部21と、LF送信部23と、UHF受信部22と、を備えている。また、車載制御部21には、ドアスイッチ32と、ドア制御装置33と、スライドドア装置34と、ハザードランプ36と、が電気的に接続されている。
車載制御部21は、コンピュータユニットによって構成されるとともに、不揮発性のメモリ21aを備える。このメモリ21aには車両に登録された電子キー10のIDコードが記憶されている。
車載制御部21は、所定周期毎にリクエスト信号Sreqを生成し、その信号をLF送信部23に出力する。LF送信部23は、車載制御部21からのリクエスト信号SreqをLF帯に変調し、その変調したリクエスト信号Sreqを無線送信する。
図2に示すように、ドアスイッチ32はスライドドア34aにおけるアウトサイドドアハンドルに設けられる。ドアスイッチ32は押し操作されると、その旨の操作信号を車載制御部21に出力する。また、リクエスト信号Sreqは車両の側部に形成される半円状の通信エリア50内に送信される。
図1に示すように、UHF受信部22は電子キー10から無線送信されるレスポンス信号Sres、解錠要求信号Sul、施錠要求信号Slo、ドア開要求信号Sop又はアンサーバック要求信号Sabを受信すると、その受信信号を復調したうえで車載制御部21へ出力する。
車載制御部21は、UHF受信部22からのレスポンス信号Sres、解錠要求信号Sul、施錠要求信号Slo、ドア開要求信号Sop又はアンサーバック要求信号Sabを受けると、その信号に含まれるIDコードと、メモリ21aに記憶されるIDコードとの照合を行う。
車載制御部21は、解錠要求信号Sulに係るID照合が成立するとドア制御装置33を通じて車両ドアを解錠する。また、車載制御部21は、施錠要求信号Sloに係るID照合が成立するとドア制御装置33を通じて車両ドアを施錠する。
また、車載制御部21は、レスポンス信号Sresに係るID照合(車外照合)が成立した状態でドアスイッチ32が押し操作された旨判断するとドア制御装置33を通じて車両ドアの施解錠状態を切り替える。
また、車載制御部21は、ドア開要求信号Sopに係るID照合が成立するとドア制御装置33を通じて車両ドアを解錠した後にスライドドア装置34を介してスライドドア34aを開放する。車載制御部21は、スライドドア34aの開放が完了すると、LF送信部23を通じてスライドドア34aの開放が完了した旨のドア開完了信号Sfiを無線送信する。
車載制御部21は、アンサーバック要求信号Sabに係るID照合が成立するとアンサーバックとしてハザードランプ36を複数回に亘って点滅させる。このハザードランプ36はアンサーバック部に相当する。
つぎに、図4のシーケンスチャートに従って、ユーザの乗車時における電子キー制御部11及び車載制御部21の処理について説明する。
車載制御部21は通信エリア50に周期的にリクエスト信号Sreqを送信する(S101)。電子キー制御部11はリクエスト信号Sreqを受信するとレスポンス信号Sresを送信する(S102)。車載制御部21は、受信したレスポンス信号SresについてID照合(車外照合)が成立した旨判断する(S103)。
そして、電子キー制御部11は、レスポンス信号Sresの送信後に、加速度センサ18を起動する(S104)。電子キー制御部11は加速度センサ18の検出結果に基づきユーザが停止した旨判断すると(S105)、アンサーバック要求信号Sabを無線送信する(S106)。
車載制御部21は、受信したアンサーバック要求信号Sabに係るID照合が成立するとハザードランプ36を複数回に亘って点滅させることでアンサーバックを行う(S107)。
そして、電子キー制御部11は、ユーザが歩行を再開して、その後再びユーザが停止した旨判断すると(S108)、ドア開要求信号Sopを無線送信する(S109)。この歩行は必ずしも車両に接近する歩行でなくてもよい。車載制御部21は、受信したドア開要求信号Sopに係るID照合が成立すると車両ドアを解錠した後にスライドドア装置34を介してスライドドア34aを開放する(S110)。車載制御部21は、スライドドア34aの開放が完了するとドア開完了信号Sfiを無線送信する(S111)。電子キー制御部11はドア開完了信号Sfiを受信すると加速度センサ18を停止させる(S112)。以上で、電子キー制御部11及び車載制御部21の処理が終了する。
最後に、図2を参照しつつ、ユーザの車両への乗車方法について説明する。
電子キー10を所持するユーザは、例えば両手に荷物を持った状態で通信エリア50内に進入する。そして、ユーザは通信エリア50内で一度立ち止まった後に歩行して再び立ち止まる。これにより、自動で車両ドアが解錠された後にスライドドア34aが開く。よって、ユーザは両手に荷物を持った状態であっても電子キー10等を操作することなく乗車することができる。よって、利便性が高い。
なお、電子キー制御部11は、ドア開要求信号Sopの送信後(S109)に、ドア開完了信号Sfiを受信できないとき、図4のステップS105の処理に戻る。これにより、再度のユーザの停止、歩行及び停止によりスライドドア34aの開放を試みることができる。
また、車載装置20は制御装置の一例であって、スライドドア34aは開閉対象の一例である。また、本実施形態では、加速度センサ18がユーザ動作検出部の一例である。
以上、説明した実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)ユーザは通信エリア50内で停止(立ち止まる)、歩行及び停止を順に行うことでスライドドア34aを開くことができる。このため、例えばユーザの両手が荷物等によってふさがっている場合であってもスイッチ操作を行うことなくスライドドア34aを開くことができる。よって、利便性が高い。
また、一般的にユーザが車両の周辺で停止、歩行及び停止の各動作を順に行うことは少ない。よって、この各動作があったときには、ユーザにスライドドア34aの開放の意図があったものと推測できる。これにより、よりユーザの意図に沿ったスライドドア34aの開放が可能となる。
(2)電子キー10を所持するユーザは通信エリア50内で最初に停止すると、ハザードランプ36の点滅を通じて以後、歩行及び停止の動作を通じてスライドドア34aの開放が可能であることを認識できる。よって、以後、ユーザは円滑に歩行及び停止の動作を通じてスライドドア34aの開放を行うことができる。
(3)加速度センサ18の動作期間がリクエスト信号Sreqの受信時からドア開完了信号Sfiの受信時までに制限されている。よって、加速度センサ18の動作に係る消費電力を低減することができる。
(4)電子キー制御部11は、加速度センサ18の検出結果に基づき停止及び歩行を判断する。このように加速度センサ18を利用することで、ユーザの動作を直接的に監視することが可能となるため、より正確にユーザの動作を判断することができる。
(第2の実施形態)
以下、電子キーシステムの第2の実施形態について図5を参照しつつ説明する。この実施形態においては、リクエスト信号SreqのRSSI(Received Signal Strength Indicator)を通じてユーザの停止及び歩行を判断する点が上記第1の実施形態と異なっている。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図1の破線で示すように、LF受信部12はRSSI検出部12aを備える。電子キー制御部11は、RSSI検出部12aを通じてリクエスト信号SreqのRSSIを認識する。このRSSIは電子キー10及び車載装置20間の距離が近いほど強くなる。
電子キー制御部11は、LF受信部12を通じてレスポンス信号Sresを受信すると、RSSI検出部12aを通じてRSSIの監視を開始する。電子キー制御部11は、RSSIが一定割合以上で変化しているときユーザが歩行している旨判断し、RSSIが一定時間Tthに亘って変化していないときユーザが停止している旨判断する。
第1の実施形態と同様に、電子キー制御部11は、RSSI検出部12aの検出結果を通じてユーザが停止した旨判断すると、アンサーバック要求信号Sabを無線送信する。その後、電子キー制御部11はRSSI検出部12aの検出結果を通じてユーザが歩行を再開した後に再びユーザが停止した旨判断すると、ドア開要求信号Sopを無線送信する。また、電子キー制御部11は、ドア開完了信号Sfiを受信するとRSSI検出部12aを通じたRSSIの監視を終了する。
本実施形態では、RSSI検出部12aはユーザ動作検出部及び受信信号強度検出部の一例である。
以上、説明した実施形態によれば、特に以下の効果を奏することができる。
(5)電子キー制御部11は、RSSI検出部12aの検出結果に基づきユーザの停止及び歩行を判断できる。これにより、簡易な構成にてユーザの動作を判断することができる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することができる。
・上記両実施形態においては、ユーザが通信エリア50内で最初に停止するとハザードランプ36の点滅を通じてアンサーバックが行われる。このアンサーバックの方法は、ハザードランプ36の点滅に限らない。例えば、車両からの音声を通じてアンサーバックを行ってもよい。また、ハザードランプ36の点滅及び音声の両方でアンサーバックを行ってもよい。
さらに、電子キー10側でアンサーバックを行ってもよい。この場合、電子キー10におけるディスプレイの表示、スピーカからの音声、及び振動子の振動を通じてユーザにアンサーバックを行ってもよい。表示、音声及び振動を適宜組み合わせてもよい。
また、電子キー10及び車載装置20の両者でアンサーバックを行ってもよい。これにより、より確実にユーザに通知することができる。
・上記両実施形態においては、さらに電子キー10にスライドドア開スイッチを設けてもよい。電子キー制御部11は、スライドドア開スイッチが長押し操作されたことを操作信号の入力を通じて認識すると、メモリ11aに記憶されるIDコードを含むドア開要求信号SopをUHF送信部13を通じて無線送信する。この場合、スライドドア開スイッチの操作及びユーザの停止、歩行及び停止の動作の何れかを通じてスライドドア34aの開放が可能となる。
また、電子キー10にスライドドア開スイッチがない構成であっても、電子キー制御部11は、ロックスイッチ17及びアンロックスイッチ16の同時押しがされたときドア開要求信号Sopを無線送信する構成であってもよい。
・第2の実施形態においては、RSSI検出部12aは電子キー10に搭載されていたが、車載装置20に搭載されていてもよい。例えば、UHF受信部22にRSSI検出部が設けられる。車載制御部21は、このRSSI検出部を通じてレスポンス信号SresのRSSIを認識し、そのRSSIの変化に基づき電子キー10を所持するユーザの動作を判断する。このRSSIの変化態様は、第2の実施形態の場合と同様である。
車載装置20にRSSI検出部を設けることで、より高い携帯性が要求される電子キー10をよりコンパクトに構成することができる。
・上記両実施形態における電子キーシステムでは車両ドアの施解錠及びスライドドアの開放が可能に構成されていたが、制御内容はこれに限らずユーザの停止、歩行及び停止の動作を通じて車両のトランク開閉装置を通じてトランクの開放又は住宅用のドア装置を通じてドアの解錠及び開放を可能としてもよい。
・上記両実施形態におけるドア開完了信号Sfiを省略してもよい。この場合、電子キー制御部11はドア開要求信号Sopの送信後、又は加速度センサ18の起動から、一定時間経過後にRSSI検出部12aの監視又は加速度センサ18を停止する。
・上記両実施形態におけるドアスイッチ32をタッチセンサに代えてもよい。これにより、ユーザはアウトサイドドアハンドルに触れるだけで車両ドアの解錠が可能となる。
・第1の実施形態においては、電子キー制御部11が加速度センサ18の検出結果に基づきユーザの動作の判断を行っていた。しかし、電子キー制御部11は加速度センサ18の検出結果をレスポンス信号Sresに含ませて、若しくは単独の加速度情報信号として無線送信し、車載制御部21は受信したレスポンス信号Sres若しくは加速度情報信号に含まれる加速度センサ18の検出結果に基づきユーザの動作を判断してもよい。本構成によれば、より高い携帯性が要求される電子キー10をより簡易に構成することができる。
次に、前記実施形態から把握できる技術的思想をその効果と共に記載する。
(イ)前記制御装置は車載されるものであって、前記開閉対象はスライドドアであることを特徴とする電子キーシステム。
この構成によれば、ユーザは車両の周辺で停止、歩行及び停止を順に行うことでスライドドアを開くことが可能となる。よって、たとえユーザの両手が荷物でふさがった状態であっても円滑に乗車することができる。
10…電子キー、11…電子キー制御部、15…スライドドア開スイッチ、16…アンロックスイッチ、17…ロックスイッチ、18…加速度センサ、20…車載装置、21…車載制御部、32…ドアスイッチ、33…ドア制御装置、34…スライドドア装置、34a…スライドドア、36…ハザードランプ。

Claims (5)

  1. ユーザに所持される電子キーと、前記電子キーとの間での無線通信を通じて開閉対象の開閉を許可する制御装置とを備えた電子キーシステムにおいて、
    前記電子キーの動きを通じてユーザの歩行及び停止を検出するユーザ動作検出部を備え、
    前記制御装置は、前記ユーザ動作検出部の検出結果に基づきユーザが前記開閉対象の周辺で停止、歩行及び停止を順に行った旨判断したとき前記開閉対象の開放を許可する
    ことを特徴とする電子キーシステム。
  2. 請求項1に記載の電子キーシステムにおいて、
    ユーザが前記開閉対象の周辺で最初に停止したとき、以後、歩行及び停止の動作を通じて前記開閉対象の開放が可能である旨をユーザに通知するアンサーバック部を備えた
    ことを特徴とする電子キーシステム。
  3. 請求項1又は2に記載の電子キーシステムにおいて、
    前記電子キーはリクエスト信号を受信するとレスポンス信号を送信し、
    前記制御装置は前記リクエスト信号を前記開閉対象の周辺に送信するとともに、前記レスポンス信号を受信すると前記開閉対象の開閉を許可し、
    前記ユーザ動作検出部は、前記電子キーが前記リクエスト信号を受信したとき起動する
    ことを特徴とする電子キーシステム。
  4. 請求項3に記載の電子キーシステムにおいて、
    前記ユーザ動作検出部は、ユーザの歩行に応じて前記電子キーに加わる加速度を検出する加速度センサである
    ことを特徴とする電子キーシステム。
  5. 請求項3に記載の電子キーシステムにおいて、
    前記ユーザ動作検出部は前記レスポンス信号又は前記リクエスト信号の受信信号強度を検出する受信信号強度検出部である
    ことを特徴とする電子キーシステム。
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