JP5949177B2 - 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、携帯通信端末、その制御方法およびその制御プログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、携帯通信端末、その制御方法およびその制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、販売管理技術に関する。
上記技術分野において、特許文献1には、周辺機器の機種をPOS(Point of Sales、販売時点情報管理)端末(PC)から受信すると、各機種にそれぞれ対応するデバイスドライバ等のソフトウェアを送信してインストールさせる管理サーバが開示されている。
さらに、特許文献2の段落0047、0048には、支配人用端末から店舗コードを用いて、その店舗のPOS端末に売り上げの問い合わせを行い、POS端末は要求された売り上げ情報を支配人用端末に送信する技術が開示されている。
特開2005−084759号公報
特開平09−265581号公報
しかしながら、上記文献に記載の技術では、十分な記憶容量を持つPCでなければ、POSシステムを構成することができなかった。また、既存のPOSシステムと連動する端末を簡易に導入することはできなかった。
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理装置は、
販売補助デバイスが携帯通信端末に対して接続された場合に、前記携帯通信端末を介して、前記販売補助デバイスを特定する特定情報を取得する取得手段と、
前記特定情報に応じたドライバプログラムを実行して、前記販売補助デバイスを制御するドライバ実行手段と、
前記特定情報に応じた販売管理アプリケーションプログラムを実行して、前記携帯通信端末に、販売処理用画面情報を送信するアプリケーション実行手段と、
前記販売補助デバイスの制御により取得した販売関連情報を蓄積すべき販売管理データベースを、前記特定情報に基づいて特定する特定手段と、
前記携帯通信端末に接続された販売補助デバイスにエラーが生じた場合に、前記販売補助デバイスにあらかじめ対応付けられた他の端末に対して、該他の端末からの前記販売補助デバイスの遠隔操作を要求する要求手段と、
を備えた。
上記目的を達成するため、本発明に係る方法は、
販売補助デバイスが携帯通信端末に対して接続された場合に、前記携帯通信端末を介して、前記販売補助デバイスを特定する特定情報を取得する取得ステップと、
前記特定情報に応じたドライバプログラムを実行して、前記販売補助デバイスを制御するドライバ実行ステップと、
前記特定情報に応じたアプリケーションプログラムを実行して、前記携帯通信端末に、販売処理用画面情報を送信するアプリケーション実行ステップと、
前記販売補助デバイスの制御により取得した販売関連情報を蓄積すべき販売管理データベースを、前記特定情報に基づいて特定する特定ステップと、
前記携帯通信端末に接続された販売補助デバイスにエラーが生じた場合に、前記販売補助デバイスにあらかじめ対応付けられた他の端末に対して、該他の端末からの前記販売補助デバイスの遠隔操作を要求する要求ステップと、
を含む。
上記目的を達成するため、本発明に係るプログラムは、
販売補助デバイスが携帯通信端末に対して接続された場合に、前記携帯通信端末を介して、前記販売補助デバイスを特定する特定情報を取得する取得ステップと、
前記特定情報に応じたドライバプログラムを実行して、前記販売補助デバイスを制御するドライバ実行ステップと、
前記特定情報に応じたアプリケーションプログラムを実行して、前記携帯通信端末に、販売処理用画面情報を送信するアプリケーション実行ステップと、
前記販売補助デバイスの制御により取得した販売関連情報を蓄積すべき販売管理データベースを、前記特定情報に基づいて特定する特定ステップと、
前記携帯通信端末に接続された販売補助デバイスにエラーが生じた場合に、前記販売補助デバイスにあらかじめ対応付けられた他の端末に対して、該他の端末からの前記販売補助デバイスの遠隔操作を要求する要求ステップと、
をコンピュータに実行させる。
上記目的を達成するため、本発明に係る携帯通信端末は、
通信インタフェースを介して販売補助デバイスが接続された場合に、自端末が該販売補助デバイスを制御できるか否かを判定する判定手段と、
自端末が前記販売補助デバイスを制御できないと判定した場合に、無線通信ネットワークを介してサーバにアクセスし、前記販売補助デバイスの制御をリクエストする要求手段と、
前記販売補助デバイスと前記サーバとの間の通信が確立して前記サーバが前記販売補助デバイスから販売関連情報を取得できるように、前記通信インタフェースおよび前記無線通信ネットワークを介する前記販売補助デバイスと前記サーバとの間の信号転送を制御する信号転送制御手段と、
前記サーバが前記販売補助デバイスに対応する販売管理アプリケーションプログラムを実行することにより生成された販売処理用画面情報を前記サーバから受信する受信手段と、
を備えたことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る携帯通信端末の制御方法は、
通信インタフェースを介して販売補助デバイスが接続された場合に、自端末が該販売補助デバイスを制御できるか否かを判定する判定ステップと、
自端末が前記販売補助デバイスを制御できないと判定した場合に、無線通信ネットワークを介してサーバにアクセスし、前記販売補助デバイスの制御をリクエストする要求ステップと、
前記販売補助デバイスと前記サーバとの間の通信が確立して前記サーバが前記販売補助デバイスから販売関連情報を取得できるように、前記通信インタフェースおよび前記無線通信ネットワークを介する前記販売補助デバイスと前記サーバとの間の信号転送を制御する信号転送制御ステップと、
前記サーバが前記販売補助デバイスに対応する販売管理アプリケーションプログラムを実行することにより生成された販売処理用画面情報を前記サーバから受信する受信ステップと、
を含むことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る携帯通信端末の制御プログラムは、
通信インタフェースを介して販売補助デバイスが接続された場合に、自端末が該販売補助デバイスを制御できるか否かを判定する判定ステップと、
自端末が前記販売補助デバイスを制御できないと判定した場合に、無線通信ネットワークを介してサーバにアクセスし、前記販売補助デバイスの制御をリクエストする要求ステップと、
前記販売補助デバイスと前記サーバとの間の通信が確立して前記サーバが前記販売補助デバイスから販売関連情報を取得できるように、前記通信インタフェースおよび前記無線通信ネットワークを介する前記販売補助デバイスと前記サーバとの間の信号転送を制御する信号転送制御ステップと、
前記サーバが前記販売補助デバイスに対応する販売管理アプリケーションプログラムを実行することにより生成された販売処理用画面情報を前記サーバから受信する受信ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理システムは、
販売補助デバイスが携帯通信端末に対して接続された場合に、前記携帯通信端末を介して、前記販売補助デバイスを特定する特定情報を取得する取得手段と、
前記特定情報に応じたドライバプログラムを実行して、前記販売補助デバイスを制御するドライバ実行手段と、
前記特定情報に応じた販売管理アプリケーションプログラムを実行して、前記携帯通信端末に、販売処理用画面情報を送信するアプリケーション実行手段と、
前記販売補助デバイスの制御により取得した販売関連情報を蓄積すべき販売管理データベースを、前記特定情報に基づいて特定する特定手段と、
前記携帯通信端末に接続された販売補助デバイスにエラーが生じた場合に、前記販売補助デバイスにあらかじめ対応付けられた他の端末に対して、該他の端末からの前記販売補助デバイスの遠隔操作を要求する要求手段と、
を備えた情報処理装置と、
前記携帯通信端末と、
前記販売補助デバイスと、
を含む。
本発明によれば、既存のPOSシステムと連動する端末を簡易に導入することができる。
本発明の第1実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係るクラウドサーバを含むシステムの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るクラウドサーバを含むシステムの利用例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るクラウドサーバの機能構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係るスマートデバイスの機能構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係るクラウドサーバを含むシステムの全体的な処理の流れを示すシーケンス図である。 本発明の第2実施形態に係るクラウドサーバで行なわれる処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムでのパケット送受信処理の例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムでのパケット送受信処理の他の例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムでのパケット送受信処理のさらに他の例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムで用いられるデバイスデータベースの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムでのサーバとデバイス間での通信確立処理の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムでのサーバとデバイス間での通信確立処理の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムでのサーバとデバイス間での通信確立処理の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムでのサーバとデバイス間での通信確立処理の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態においてスマートデバイスに表示される表示画面例を示す図である。 本発明の第2実施形態においてスマートデバイスに表示される表示画面例を示す図である。 本発明の第2実施形態においてスマートデバイスに表示される表示画面例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムで用いられるデバイスデータベースの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムで用いられる販売管理データベースの構成を示す図である。 本発明の第3実施形態に係るクラウドサーバを含むシステムの構成を示す図である。 本発明の第3実施形態に係るクラウドサーバで用いられる商品特定テーブルの構成を示す図である。 本発明の第4実施形態に係るクラウドサーバを含むシステムの構成を示す図である。 本発明の第5実施形態に係るクラウドサーバを含むシステムの構成を示す図である。 本発明の第6実施形態に係るクラウドサーバを含むシステムの構成を示す図である。 本発明の第6実施形態に係るクラウドサーバの構成を示す図である。 本発明の第6実施形態に係るクラウドサーバを含むシステムの全体的な処理の流れを示すシーケンス図である。 本発明の第7実施形態に係るクラウドサーバを含むシステムの構成を示す図である。
以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態について例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の技術範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態としての情報処理装置100について、図1を用いて説明する。図1に示すように、情報処理装置100は、取得部101、ドライバ実行部102、アプリケーション実行部103、特定部104を含む。
取得部101は、販売補助デバイス130が携帯通信端末120に対して接続された場合に、携帯通信端末120を介して、販売補助デバイス130を特定する特定情報を取得する。
ドライバ実行部102は、特定情報に応じたドライバプログラムを実行して、販売補助デバイス130を制御する。
また、アプリケーション実行部103は、特定情報に応じた販売管理アプリケーションプログラムを実行して、携帯通信端末120に、販売処理用画面情報を送信する。
さらに特定部104は、販売補助デバイス130の制御により取得した販売関連情報を蓄積すべき販売管理データベースを、特定情報に基づいて特定する。
以上の構成によれば、携帯通信端末に接続された販売補助デバイスを情報処理装置から制御する。また、販売補助デバイスに応じた販売管理アプリケーションを実行して、販売補助デバイスに応じた販売管理データベースに対して、販売補助デバイスから取得した販売関連情報を蓄積する。その販売管理データベースを既存のPOSシステムと紐付けておけば、連動する端末を簡易に導入することができる。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態に係る情報処理装置としてのクラウドサーバ200について、図2乃至図11を用いて説明する。
(全体構成)
図2は、本実施形態に係るクラウドサーバ200を含む情報処理システムの一種として、販売管理システムを説明するための図である。
この販売管理システムは、ネットワーク290に用意されたクラウドサーバ200と、クラウドサーバ200に対して無線通信ネットワークを介して通信可能な携帯通信端末としてのスマートデバイス250とを含む。クラウドサーバ200は、店舗内のPOS端末270にも通信可能に接続されている。本実施形態では、スマートデバイス250には、販売補助デバイス260として、自動釣銭機261およびレシート発行機262が接続されたものとする。しかし、販売補助デバイス260は、これらに限定されるものではなく、バーコードリーダやクレジットカード決済機など、商品販売に用いるいかなるハードウェアをも含む概念である。
ここでの無線通信ネットワークとは、携帯電話通信網でもよいし、無線通信インタフェース(例えば無線通信規格であるIEEE 802.11シリーズ(IEEE 802.11a, b, c, d, e))を利用したネットワークでもよい。ここで、スマートデバイス250は、販売補助デバイス260とUSB(Universal Serial Bus)インタフェースを介して接続されている。また、しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、他のデータ通信用インタフェース(例えばIEEE1394、HDMI、Bluetooth(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)など)で通信可能に接続されてもよい。
クラウドサーバ200は、スマートデバイス250に接続された販売補助デバイス260を特定し、その販売補助デバイス260に合ったドライバプログラム202およびPOSアプリケーション204を実行する。これにより、スマートデバイス250には、図のような表示画面が表示され、販売価格の入力などが可能となる。一方、クラウドサーバ200は、ドライバプログラム202の実行により、販売補助デバイス260から販売関連情報を取得する。ここでは、販売補助デバイス260は、自動釣銭機261なので、販売関連情報は、自動釣銭機261に投入された金銭および払い出した釣銭に関する情報を含む。このような販売関連情報は、販売補助デバイス260に応じて特定された販売管理データベース210に蓄積される。販売補助デバイス260と販売管理データベース210との関連性はあらかじめ登録されている。さらには、それらの情報は、店舗内のPOS端末270とも関連付けられている。
また、図3に示すように、スマートデバイス250に内蔵されたカメラで商品に付されたバーコードを読み取れば、バーコード情報がクラウドサーバ200に送られて、スマートデバイス250は、その回答としての商品名および商品価格を容易に取得できる。
以上により、店舗に用意された自動釣銭機261とレシート発行機262とをスマートデバイス250に接続するだけで、店舗内のPOS端末270が、元々使っていた販売管理データベース210に対して、販売関連情報や販売情報を容易に登録できる。つまり、スマートデバイス250を新たなPOS端末として導入したり追加したりすることが容易に可能となる。さらには、店舗の外に販売補助デバイス260を持ち出してスマートデバイス250に接続することにより、夏祭りや学園祭などの臨時的な遠隔地でのPOSシステムの構築を容易に行なうことができる。
(クラウドサーバの機能構成)
図4は、クラウドサーバ200の機能構成を示すブロック図である。クラウドサーバ200は、ディスクリプタ受信部402を有する。ディスクリプタ受信部402は、販売補助デバイス260がスマートデバイス250に対して接続された場合に、スマートデバイス250を介して、販売補助デバイス260を特定する特定情報としてのディスクリプタを取得する。
デバイス判定部403は、ディスクリプタ受信部402が取得したディスクリプタを用いて、デバイスデータベース423(図7E参照)を検索することにより、販売補助デバイス260の製造元IDおよび製品IDを特定することができる。
USBデバイスドライバ実行部407は、ディスクリプタに応じたドライバプログラムを実行して、販売補助デバイス260を制御する。複数種類のドライバプログラムは、ドライバプログラムデータベース424に用意されている。ドライバ選定部405は、デバイス判定部403が判定した製造元IDおよび製品IDを用いて、特定された販売補助デバイス260を駆動するのに必要なデバイスドライバをドライバプログラムデータベース424内から選定する。
USBデバイスドライバ実行部407は、スマートデバイス250を中継して接続された販売補助デバイス260に対して送信すべきUSBパケットを生成し、USBパケットカプセリング部408に渡す。USBパケットカプセリング部408は、USBパケットをIPカプセリングして、スマートデバイス250に向けて送信する。一方、USBパケットアンカプセリング部409は、スマートデバイス250からIPカプセリングして送信されたデータを受信して、そのデータをアンカプセリングしてUSBパケットを取り出す。USBデバイスドライバ実行部407は、受信したUSBパケットを分析して、新たなUSBパケットを生成して販売補助デバイス260に応答したり、アプリケーション実行部414に販売補助デバイス260のステータスを報告したりする。
販売補助デバイス情報受信部410は、USBデバイスドライバ実行部407で適切なデバイスドライバを実行することにより、販売補助デバイス260からスマートデバイス250を介して販売関連情報を受信する。
アプリケーション実行部414は、ディスクリプタによって特定された製造元IDおよび製品IDを有する販売補助デバイス260に応じた販売管理アプリケーションプログラムを実行する。アプリケーション選定部406は、デバイス判定部403が判定した製造元IDおよび製品IDに基づいて、スマートデバイス250において仮想的に実行されるべき仮想アプリケーションを、アプリケーションプログラムデータベース425から選定する。これにより、アプリケーション実行部414は、販売処理用画面送信部411および通信制御部401を介してスマートデバイス250に、販売処理用画面情報を送信する。つまり、スマートデバイス250では、接続された販売補助デバイス260の種類に応じて、異なるアプリケーションプログラムの表示画面が表示される。
データベース選定部415は、販売補助デバイス260の制御により取得した販売関連情報を蓄積すべき販売管理データベース210を、ディスクリプタに基づいて特定する。 アプリケーション実行部414は、データベース選定部415によって特定された販売管理データベース210に対して、販売関連情報を蓄積する。
また、アプリケーション実行部414は、スマートデバイス情報受信部413を介して、スマートデバイス250に入力された販売情報を取得し、データベース選定部415によって特定された販売管理データベース210に対して、販売情報を蓄積する。
アプリケーション実行部414は、さらに、図3のようにスマートデバイス250に内蔵されたカメラを用いて読み取られたバーコード情報を受信することにより、販売情報を取得する。ここでの販売情報は、バーコード情報から導かれる商品情報(商品カテゴリ、商品名、価格)を含む。
また、アプリケーション実行部414は、スマートデバイス情報受信部413を介して、スマートデバイス250から、販売時における、スマートデバイス250の位置情報および時刻情報を取得し、販売関連情報と共に販売管理データベース210に蓄積する。
(スマートデバイスの機能構成)
スマートデバイス250の機能構成について、図5を用いて説明する。スマートデバイス250は、ユーザからの指示や入力を受け付ける操作部501と、受け付けた指示情報や入力情報を送信する情報送信部502とを備えている。また、通信制御部503を備え、ネットワークとのやりとりを制御する。
スマートデバイス250はまた、入出力部505としてディスプレイといった表示部506およびマイクやスピーカなどの音声入出力部507を備えている。画面受信部504は、通信制御部503を介して音声情報や画像情報を受信し、表示部506への画像出力や、音声入出力部507からの音声出力を行なう。
さらに、スマートデバイス250は、環境情報取得部508と位置検出部521と撮像部523と時刻検出部522とを備えている。GPSなどを利用した位置検出部521が検出した位置情報、デジタル時計などの時刻検出部522が検出した時刻情報、撮像部523を用いて撮影した画像情報などは、環境情報として、環境情報取得部508に送られる。環境情報取得部508が取得した環境情報は、情報送信部502および通信制御部503を介して、クラウドサーバ200に送信される。
さらに、スマートデバイス250は、USBコネクタ520と汎用USBドライバ実行部511を備えており、ディスクリプタ取得部512は、接続されたUSBデバイスから最低限のディスクリプタを取得できる構成となっている。取得されたディスクリプタは、ディスクリプタ送信部513にわたされて、通信制御部503を介してクラウドサーバ200に送信される。
スマートデバイス250は、アンカプセリング部514およびカプセリング部515をさらに備えている。それらは、クラウドサーバ200との通信時には、クラウドサーバ200との間でやりとりされるUSBパケットについて、アンカプセリング処理やカプセリング処理を行なう。
アンカプセリング部514およびカプセリング部515は、信号転送制御部519として機能する。すなわち、信号転送制御部519は、販売補助デバイス260とクラウドサーバ200との間の信号転送を制御する。
スマートデバイス250は、自端末にデバイスドライバを有するデバイスについてのデバイスディスクリプタと、インタフェースディスクリプタと、ベンダIDと、プロダクトIDとの対応関係を示すデバイスデータベース524を記憶する。デバイスデータベース524の構成は、図7Eに示す通りである。
スマートデバイス250は、販売補助デバイス260が接続された際に販売補助デバイス260から通知されたデバイスディスクリプタと、デバイスデータベース524内のデバイスディスクリプタとを比較する。販売補助デバイス260から通知されたデバイスディスクリプタがデバイスデータベース524内のデバイスディスクリプタと一致すれば、スマートデバイス250は、販売補助デバイス260が自端末で処理可能なデバイスであると判定する。一方、デバイスディスクリプタが一致しない場合には、スマートデバイス250は、自端末で処理不可能なデバイスであると判定する。
なお、販売補助デバイス260から通知されたデバイスディスクリプタ内のベンダIDとプロダクトIDとを抽出し、デバイスデータベース内のベンダIDおよびプロダクトIDと比較してもよい。その場合、デバイスデータベース524内に一致するベンダIDおよびプロダクトIDが存在する場合には、自端末で処理可能な販売補助デバイスであると判定できる。逆に、ベンダIDおよびプロダクトIDが一致しない場合には、スマートデバイス250は、自端末で処理不可能な販売補助デバイスであると判定できる。
(システム全体の処理の流れ)
次に、図6に示すシーケンス図を用いて、システム全体の処理の流れについて整理する。まず、販売補助デバイス260が、スマートデバイス250に接続される(S601)。すると、スマートデバイス250の汎用USBドライバ実行部511およびディスクリプタ取得部512は、販売補助デバイス260から販売関連情報を取得するためのドライバプログラムなどが自端末に備わっているか否か判定する(S603)。
他種類にわたる販売補助デバイス260のドライバプログラムやアプリケーションプログラムを、ダウンロードしてインストールしていくと、スマートデバイス250の容量がいくらあっても足りない。そこで、汎用USBドライバ実行部511は、図9Aのような接続確認画面901を表示させてユーザに確認する。そして、ユーザからの指示に応じてスマートデバイス250からクラウドサーバ200にログインする。さらに、ディスクリプタ送信部513を用いてディスクリプタをクラウドサーバ200に送信し、クラウドサーバ200主導で、販売補助デバイス260から販売関連情報を取得することをリクエストする(S605)。ただし、スマートデバイス250のユーザが、クラウドサーバ200を運営するクラウドプロバイダの会員になっていることが必要となる。
クラウドサーバ200は、スマートデバイス250を中継して(S607)、販売補助デバイス260とのやりとりを行ない、販売補助デバイス260を特定する(S609)。次に、その販売補助デバイス260に応じた販売管理アプリケーションプログラムを選定し、起動する(S611)。
次に、データベース選定部415は、図10に示すような対応テーブル1001を用いて、接続された販売補助デバイス260に応じた販売管理データベースを決定する(S612)。対応テーブル1001では、販売補助デバイス260を特定する情報が、その販売補助デバイス260を管理すべき企業や店舗と対応付けられ、さらに、その販売補助デバイス260からのデータを登録すべきデータベースのアドレスに対応付けられている。これにより、販売補助デバイス260が特定された時点で、その販売補助デバイス260を用いて取得した販売関連情報をどのデータベースに保存すべきか決まる。ユーザは、店舗選択などといった面倒な作業を行なう必要が無く、販売補助デバイス260をスマートデバイスに接続するだけで、簡単に、店舗内のPOS端末270にその販売補助デバイス260を使用する場合と同じデータの流れを実現できる。
クラウドサーバ200は、ステップS609で特定したデバイスに対応するドライバを、ドライバプログラムデータベース424から選定し、そのドライバを駆動させる(S613)。これにより、クラウドサーバ200は、スマートデバイス250を介して、販売補助デバイス260に対してアクセス可能となる。
販売管理アプリケーションプログラムは、まず、スマートデバイス250の表示部506に対して、図9Bに示すような販売補助デバイス260の確認画面902を表示させて、スマートデバイス250に接続された販売補助デバイス260を確認させる。そして、問題がなければさらに、図9Cに示すような販売処理用画面903を表示させる(S615)。なお、ここで、販売管理アプリケーションプログラムは、スマートデバイス250に接続された販売補助デバイス260が、あらかじめ接続を求めたデバイス(店舗として接続を望むデバイス)と同じデバイスか否かを判定してもよい。あらかじめ定めたデバイスと違うデバイスが繋がれた場合、本来繋ぐべきデバイスを、スマートデバイス250に対して、あらかじめ定めた画面や、音声により通知してもよい。つまり、これにより、店舗側は、つないで欲しい販売補助デバイスをスマートデバイス250につなぐように誘導することができる。
以上が前処理となり、ここから、商品の販売作業ごとに行なわれる販売処理に移る。スマートデバイス250のオペレータは、図9Cに示すような販売処理用画面903から金額および数量を入力するか、または、バーコード読取ボタン904を選択することにより、図3に示したようにカメラでバーコードを読み取る。情報送信部502は、販売価格情報および販売数量情報(バーコード読取の場合はバーコード情報)をクラウドサーバ200に送信する(S617)。クラウドサーバ200のスマートデバイス情報受信部413は、販売価格情報や販売数量情報などの販売情報を受信してアプリケーション実行部414に渡し、特定された販売管理データベース210に蓄積する(S619)。
クラウドサーバ200は、スマートデバイス250の環境情報取得部508から、販売価格に合わせて、販売時刻や販売場所に関する情報を取得してもよい。これらの情報は情報送信部502により、販売価格と同じIDを付してクラウドサーバ200に送信される。これにより、販売時刻、販売場所、販売価格、販売数量などを、関連づけて販売管理データベース210に蓄積することができる。
次に、クラウドサーバ200は、販売処理用画面送信部411を介して、販売価格をスマートデバイス250の表示部506に表示させる。同時に、USBパケットカプセリング部408で、その販売価格をUSBパケットにカプセリングして販売補助デバイス260に対して送信する。販売補助デバイス260としての自動釣銭機261は、販売価格を受け取ると、預かり金の投入を待つ。預かり金が投入されると(S625)、預かり金から販売価格を減算して釣銭を算出し、その釣銭を払い出す(S627)。その後、販売補助デバイス260から決済完了通知が出力され(S629)、スマートデバイス250を中継して(S631)、クラウドサーバ200に渡される。この通知はUSBパケットであるため、スマートデバイス250では、カプセリング部515を用いて、これをIPカプセリングしてクラウドサーバ200に送信する。クラウドサーバ200では、USBパケットアンカプセリング部409が、IPパケットをアンカプセリングしてUSBパケットを取り出し、さらにそこから、決済完了通知をとりだす。取り出された決済完了通知は、アプリケーション実行部414に渡され、販売管理データベース210に蓄積される(S633)。
以上、ステップS617〜S633の一連の処理が販売処理であり、顧客に対する商品販売作業ごとに、この販売処理を繰り返す。
以上の一連の処理により、クラウドサーバ200は、販売処理の結果を蓄積することができる。
(クラウドサーバ200での処理の流れ)
図7Aを用いて、クラウドサーバ200におけるより詳しい処理の流れを説明する。ステップS711において、スマートデバイス250から、デバイス接続リクエストを受信したと判断すると、ステップS609に進み、デバイス特定処理を行なう。ステップS611では、すでに説明したとおり、特定したデバイスに基づいて、販売管理アプリケーションプログラムを選定し、起動する。さらに、ステップS612ではデータベースを特定し、ステップS613ではデバイスドライバを選定して起動する。また、販売管理アプリケーションプログラムの実行に伴い、所定の表示画面をスマートデバイス250に送信する(S625)。ステップS711において、スマートデバイス250から、デバイス接続リクエストを受信していないと判断すると、ステップS721に進む。
一方、ステップS721において、販売価格情報を受信したと判断すると、ステップS619において、データベースへの蓄積処理を行なう。そしてさらに、ステップS621において、販売価格の表示画面をスマートデバイス250に送信すると共に、販売価格情報を販売補助デバイス260に対して、スマートデバイス250を介して送信する。ステップS721において、販売価格情報を受信していないと判断すると、ステップS731に進む。
ステップS731において、USBパケットの送信を行なうと判定した場合には、ステップS733に進み、送信用USBパケットを生成し、さらにステップS735においてIPカプセリングしてデバイス宛に送信する。その後、デバイスからの受信を待ち(S737)、受信するとIPアンカプセリングを行ない(S739)、受信USBパケットの処理を行なう(S741)。このステップS731〜S741の処理により販売補助デバイス260からスマートデバイス250を介して所望の情報を受信することができる。
〈ディスクリプタの取得方法〉
図7B、図7C、図7Dは、ステップS601〜S609で説明したデバイス特定のための処理についてより詳しく説明する図である。これらの図は、クラウドサーバ200とスマートデバイス250と販売補助デバイス260との間でやり取りされるパケットデータについて示している。
図7Bにおいて、スマートデバイス250に販売補助デバイス260が接続されると、セットアップ・ステージS751において、トークン・パケットとデータ・パケットとを、スマートデバイス250から販売補助デバイス260に送信する。販売補助デバイス260は、これに応えてハンドシェイク・パケットをスマートデバイス250に送信する。スマートデバイス250は、まず、適正なハンドシェイク・パケットが返ってくるか否かにより、自端末で販売補助デバイス260を制御できるか判断できる。
例えば、スマートデバイス250に接続されることがあらかじめ想定されているデバイスであれば、適正なハンドシェイク・パケットが返り、データ・ステージ、ステータス・ステージを続ける。それにより取得したデバイスディスクリプタに対応して、スマートデバイス250内に用意されたデバイスドライバを駆動することでデバイスを制御できる。しかし、スマートデバイス250が接続を想定されているデバイスは非常に数が少ない。セットアップ・ステージS701においてハンドシェイク・パケットが返ってこない場合、ここで、USB切断処理を行ない(S752)、スマートデバイス250はクラウドサーバ200に対してデータ取得のリクエストを行なう(S605)。
次にクラウドサーバ200は、スマートデバイス250を介して、販売補助デバイス260との間で、セットアップ・ステージS753を再度行ない、データ・ステージS754に進むことにより、デバイスディスクリプタといったデバイス情報を取得する。クラウドサーバ200は、世の中に存在する様々な販売補助デバイス260とも接続可能となるように数多くのドライバおよびデータ変換モジュールをあらかじめ備えている。そのため、クラウドサーバ200と販売補助デバイス260との間では、セットアップ・ステージS753、データ・ステージS754、ステータス・ステージS755と順調に進み、販売補助デバイス260との通信が適正に確立する。
図7Cは、販売補助デバイス260がハンドシェイク・パケットを返すものの、スマートデバイス250が販売補助デバイス260から取得したデバイスディスクリプタに対応するドライバを有していない場合のシーケンスを示す。この場合、スマートデバイス250と販売補助デバイス260との間でセットアップ・ステージS761、データ・ステージS762、ステータス・ステージS763を行なう。この3つのステージによって取得したデバイスディスクリプタに対応するデバイスドライバをスマートデバイス250が有していないと判断すると、USB切断処理S764を行なう。そして、スマートデバイス250はクラウドサーバ200に対してデータ取得のリクエストを行なう(S605)。
そして、スマートデバイス250は、クラウドサーバ200に対して販売補助デバイス260との通信確立を要求する。スマートデバイス250と販売補助デバイス260との間のUSB接続を切断後、クラウドサーバ200において、再度、セットアップ・ステージS765、データ・ステージS766、ステータス・ステージS767を行なう。これによりクラウドサーバ200は、販売補助デバイス260から直接デバイスディスクリプタを取得して、デバイスにあったドライバを駆動できる。
図7Dは、スマートデバイス250と販売補助デバイス260との間のセットアップ・ステージS771およびデータ・ステージS772において取得したデバイスディスクリプタを、スマートデバイス250の内部にキャッシュする場合の処理を示している。USB切断処理を行なう前に、取得したデバイスディスクリプタを、スマートデバイス250の内部にキャッシュし(S774)、スマートデバイス250はクラウドサーバ200に対してデータ取得のリクエストを行なう(S605)。
そして、スマートデバイス250と販売補助デバイス260との間の接続を一度切断した後に、クラウドサーバ200主導で、販売補助デバイス260との通信確立処理を開始する(S775〜S777)。この場合、セットアップ・ステージS775において、スマートデバイス250は、セットアップ用のトークン・パケットおよびデータ・パケットを販売補助デバイス260に送らず、ハンドシェイク・パケットを生成し、クラウドサーバ200に送信する。また、データ・ステージS776では、スマートデバイス250は、トークン・パケットとデータ・パケットとをクラウドサーバ200から受信する。そして、それらを販売補助デバイス260に送らずに、キャッシュからデバイスディスクリプタを読出し、クラウドサーバ200に送信する。すなわち、販売補助デバイス260からデバイスディスクリプタを取得する処理を省略することが可能となるため、販売補助デバイス260との通信切断後の再開を効率良く行なうことが可能となる。
(デバイス特定テーブル)
デバイスデータベース423は、図7Eに示したデバイスデータベース524と同様に、デバイスディスクリプタと、インタフェースディスクリプタと、ベンダIDと、プロダクトIDとの対応関係を記憶する。
クラウドサーバ200は、販売補助デバイス260がスマートデバイス250に接続された際に、販売補助デバイス260からスマートデバイス250を介して取得したデバイスディスクリプタを、デバイスデータベース423内で検索する。そして、そのベンダIDおよびプロダクトIDを特定する。そしてそのベンダIDおよびプロダクトIDに対応するデバイスドライバを、ドライバプログラムデータベース424から選択して、実行する。
なお、デバイスデータベース423は、デバイスディスクリプタと、インタフェースディスクリプタと、ベンダIDと、プロダクトIDとの対応関係を記憶しているが、本発明はこれに限定するものではない。例えば、さらに、デバイスディスクリプタと商品名との対応関係を記憶してもよい。その場合、このデバイスデータベース423を用いてデバイスディスクリプタから販売補助デバイス260の商品名を特定し、その商品名を、スマートデバイス250の画面に表示させてもよい。そうすれば、スマートデバイス250のユーザは、「自分が接続した販売補助デバイス260をクラウドサーバ200が認識したこと」を確認することができ、大きな安心感を得ることができる。
(USB接続処理)
図8A〜図8Dを用いて、USBでの通信を確立するまでにクラウドサーバ200とスマートデバイス250と販売補助デバイス260との間でやりとりされる信号をより詳細に説明する。特に、ここでは、図7Dに示したように、デバイスディスクリプタをキャッシュに保存する例について説明する。
ステップS801において、販売補助デバイス260をスマートデバイス250に接続し、電源を投入する。次に、ステップS802において、スマートデバイス250は販売補助デバイス260に対するUSB接続処理を開始し、リセット信号を送信する。次に、ステップS803において、スマートデバイス250は、販売補助デバイス260に対してアドレスを指定する。この後においてスマートデバイス250と販売補助デバイス260との間でやりとりされるパケットにはそのアドレスが付加される。
ステップS804において、スマートデバイス250は販売補助デバイス260からディスクリプタを取得するために「GET DESDCRIPTOR」の処理を行なう。「GET DESDCRIPTOR」の処理は、図7Dで説明したステップS721〜S723と同様であるため、詳細は説明しない。ディスクリプタのリクエストを販売補助デバイス260に送信すると(S805)、販売補助デバイス260は、エンドポイント0領域に記憶されたデバイスディスクリプタをスマートデバイス250に送信する(S806、S807)。スマートデバイス250は、ステータス・ステージS723において、その確認信号(ACK)を販売補助デバイス260に送信する。
この時点でデバイスディスクリプタを取得したスマートデバイス250は、そのデバイスディスクリプタをキャッシュに保存する(S774)。また、そのデバイスディスクリプタを用いて、スマートデバイス250が制御可能なデバイスか判定する(S603)。制御不可能と判断すると、ステップS811に進み、USB切断処理を行ない、同時に、クラウドサーバ200に対し、販売補助デバイス260の制御依頼を行なう(S812)。
次に、ステップS813において、クラウドサーバ200は、販売補助デバイス260の制御を行なうべく処理を開始し、リセット信号を、スマートデバイス250を介して販売補助デバイス260に送信する。次に、ステップS815において、クラウドサーバ200は、セットアドレスを行ない、販売補助デバイス260に対してアドレスを指定する。
さらに、クラウドサーバ200は、ゲットディスクリプタ(S816)と、ゲットコンフィギュレーション(S824)とを、スマートデバイス250を介して販売補助デバイス260に対して行なう(S823)。具体的には、ステップS817において、クラウドサーバ200は、ゲットディスクリプタをスマートデバイス250に送る。ステップS818において、スマートデバイス250は、キャッシュに保存されたデバイスディスクリプタを読み出し、クラウドサーバ200に送信する(S819)。
ステップS825において、販売補助デバイス260は、エンドポイント0領域に記憶されたコンフィギュレーションディスクリプタを送信する。次に、クラウドサーバ200は、スマートデバイス250を介して販売補助デバイス260に対してBULK TRANSFERを行なう(S826)。すると、販売補助デバイス260は、販売関連情報を読み出して(S827)、スマートデバイス250を介してクラウドサーバ200に送信する。
ステップS603において、販売補助デバイス260のデバイスディスクリプタに基づいて、制御可能なデバイスではないと判定すると、図8BのステップS828に進む。ステップS828、S829では、コンフィギュレーションディスクリプタ取得処理を行ない、販売補助デバイス260は、それに応じてコンフィギュレーションディスクリプタをスマートデバイス250に送信する。スマートデバイス250は、ステップS832において、取得したコンフィギュレーションディスクリプタをキャッシュに保存する。そして、ステップS603において、スマートデバイス250は、コンフィギュレーションディスクリプタに基づいて、販売補助デバイス260がスマートデバイス250にとって制御可能なデバイスか否か判定する。制御可能ではないと判定すると、ステップS833に進んでスマートデバイス250と販売補助デバイス260との間のUSB接続を切断する。
USB接続を切断後、スマートデバイス250は、クラウドサーバ200に対して、販売補助デバイス260の制御を依頼する。クラウドサーバ200は、その制御依頼に応じて、USB制御を開始すると共にリセット信号を、スマートデバイス250を介して販売補助デバイス260に送信する(S835)。そして続けてセットアドレスを行ない(S836)、アドレスを販売補助デバイス260に指定する。さらに、GET DESCRIPTOR(S837)で、スマートデバイス250に対して、ディスクリプタを要求する。スマートデバイス250は、その要求を販売補助デバイス260に中継する代わりに、デバイスディスクリプタをキャッシュから読出して(S839)、クラウドサーバ200に返す(S840)。
さらに、クラウドサーバ200は、スマートデバイス250を介して販売補助デバイス260に対してGET CONFIGURATIONを実行する(S841)。スマートデバイス250は、そのコマンドを販売補助デバイス260に送信する代わりに、キャッシュに記憶されたコンフィギュレーションディスクリプタを読み出し、クラウドサーバ200に送信する(S843)。次に、クラウドサーバ200は、スマートデバイス250を介して販売補助デバイス260に対してBULK TRANSFERを行なう(S844)。販売補助デバイス260は、販売関連情報を読み出して(S845)、スマートデバイス250を介してクラウドサーバ200に送信する。
ステップS505において、コンフィギュレーションディスクリプタに基づいて、制御可能なデバイスであると判定すると(B)、図8CのステップS846に示すBULK TRANSFERに進む。BULK TRANSFERでも、セットアップ・ステージ、データ・ステージ、ステータス・ステージを行なうことにより、販売補助デバイス260から販売関連情報を読出して、スマートデバイス250に送信する(S849)。
スマートデバイス250は、読出された販売関連情報を受信すると、キャッシュに保存し(S851)、その販売関連情報を表示処理できる販売管理アプリケーションがあるか否か判定する(S852)。
処理できると判定すると、ステップS853に進み、クラウドサーバ200にアクセスせずに処理を継続する。つまり、この場合、販売補助デバイス260の販売関連情報は、そのままスマートデバイス250で再生できる。
一方、スマートデバイス250が、販売補助デバイス260の販売関連情報を処理できる販売管理アプリケーションを有していない場合、ステップS854に進んでUSB接続の切断処理を行ない、さらに、図8DのステップS856に進む。
図8DのステップS856では、やはりクラウドサーバ200に対してUSBデバイス制御の依頼を行なう。スマートデバイス250は、クラウドサーバ200に対して、販売補助デバイス260の制御を依頼する。クラウドサーバ200は、その制御依頼に応じて、USB制御を開始すると共にリセット信号を、スマートデバイス250を介して販売補助デバイス260に送信する(S857)。そして続けてセットアドレスを行ない(S859)、アドレスを販売補助デバイス260に指定する。さらに、GET DESCRIPTOR(S861)で、スマートデバイス250に対して、ディスクリプタを要求する。すると、スマートデバイス250は、その要求を販売補助デバイス260に中継する代わりに、デバイスディスクリプタをキャッシュから読出して(S863)、クラウドサーバ200に返す。
さらに、クラウドサーバ200は、スマートデバイス250を介して販売補助デバイス260に対してGET CONFIGURATIONを実行する(S865)。すると、スマートデバイス250は、そのコマンドを中継する代わりに、キャッシュに保存されたコンフィギュレーションディスクリプタを読出して、スマートデバイス250を中継してクラウドサーバ200に送信する(S867)。
次に、クラウドサーバ200は、スマートデバイス250を介して販売補助デバイス260に対してBULK TRANSFERを行なう(S869)。すると、スマートデバイス250は、キャッシュに保存された販売関連情報を読み出して(S871)、クラウドサーバ200に送信する。
以上のシーケンスにより、スマートデバイス250のキャッシュをうまく使って、クラウドサーバ200と販売補助デバイス260との通信を効率的に行なうことが可能となる。
(表示画面)
図9A〜Cは、上述したとおり、スマートデバイス250の表示部506に表示される画面例を示す図である。図9Aは、クラウドサーバ200への接続確認画面901、図9Bは、販売補助デバイス260の確認画面902、図9Cは、販売処理用画面903とバーコード読取ボタン904とを示している。
(対応テーブル)
図10は、販売補助デバイス260と販売管理データベース210との対応関係を示す対応テーブル1001の構成を示す図である。対応テーブル1001では、販売補助デバイス260のデバイスディスクリプタに含まれる情報(ベンダID、プロダクトID、シリアルNo)を、他の特定情報(商品名)やその販売補助デバイス260を管理すべき企業や店舗と対応付けている。そして、さらに、販売補助デバイス260の特定情報を、販売補助デバイス260からのデータを登録すべきデータベースのアドレスに対応づけている。
(販売管理データベース)
図11は、販売管理データベース210の構成を示す図である。図11に示すように、ここでは、販売管理データベース210は、店舗ごとに用意されており、販売が行なわれるごとに、その販売を行なったレジID、日時、商品名、個数、販売価格、預かり金、釣銭、店員、管理者を蓄積できる構成になっている。レジIDは、販売補助デバイス260としての自動釣銭機261の識別情報である。レジID、預かり金、釣銭は、販売補助デバイス260から、スマートデバイス250を介して取得する。日時、商品名、個数、販売価格は、スマートデバイス250から直接取得する。店員、管理者についての情報は、レジIDに紐付けられてあらかじめ登録されているものを呼び出す。また、店員についての情報は、スマートデバイス250に対して店員自身が入力操作した入力情報から取得してもよい。
以上、本実施形態によれば、販売補助デバイス260が特定された時点で、その販売補助デバイス260を用いて取得した販売関連情報をどのデータベースに保存すべきか決まる。ユーザである店員は、店舗選択などといった面倒な作業を行なう必要が無く、販売補助デバイス260をスマートデバイスに接続するだけで、簡単に、店舗内のPOS端末270に販売補助デバイス260を接続して使用する場合と同じデータの流れを実現できる。つまり、販売補助デバイスとスマートデバイスとを用いて、非常に簡易に、遠隔地の臨時店舗にPOSシステムを構築できる。販売管理アプリケーションを仮想的にクラウドサーバ200で実行する仕組みにすれば、売り上げデータなどは、クラウドサーバ200に送られてスマートデバイスに残らないため、情報セキュリティの面でも優れたシステムを構築できる。
なお、スマートデバイス250にUSBレジキーボ−ドを接続して、USBレジキーボ−ドから、販売価格などを打ち込んでもよい。
[第3実施形態]
次に本発明の第3実施形態について、図12および図13を用いて説明する。図12は、本実施形態に係るクラウドサーバを含むシステムの構成を示す図である。クラウドサーバ200およびスマートデバイス250の構成については、第2実施形態と何ら相違はない。スマートデバイス250に接続された販売補助デバイス260に、バーコード読取機1202が含まれ、それらを同時に接続するためにハブ1201を用いた点が、第2実施形態との相違点である。
その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
アプリケーション実行部414は、スマートデバイス250に接続されたバーコード読取機1202を用いて読み取られたバーコード情報を、スマートデバイス250を介して受信することにより、販売情報を取得する。
バーコード情報は、図13に示す商品データベース1301を参照することによって、商品名や価格といった情報に変換される。
本実施形態によれば、バーコード読取機1202をスマートデバイス250に接続してより効率的な販売処理を行なうことができる。
[第4実施形態]
次に本発明の第4実施形態について、図14を用いて説明する。図14は、本実施形態に係るクラウドサーバを含むシステムの構成を示す図である。クラウドサーバ200およびスマートデバイス250の構成については、第2実施形態と何ら相違はない。スマートデバイス250に接続された販売補助デバイス260に、USBモニタ1401が含まれ、それらを同時に接続するためにハブ1201を用いた点が、第2実施形態との相違点である。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
このような利用方法によれば、2画面(接客画面と作業者画面)のPOSシステムを提供することができる。
[第5実施形態]
次に本発明の第5実施形態について、図15を用いて説明する。図15は、本実施形態に係るクラウドサーバを含むシステムの構成を示す図である。クラウドサーバ200およびスマートデバイス250の構成については、第2実施形態と何ら相違はない。スマートデバイス250に接続された販売補助デバイス260として、複数のUSBモニタ1401と複数の自動釣銭機261が含まれ、それらを同時に接続するためにハブ1201を用いた点が、第2実施形態との相違点である。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。第2実施形態に示したように、販売補助デバイス260をそれぞれ識別して、異なるレジIDで販売管理データベース210に登録するため、図15のように複数のPOSシステムを同時に構築することも可能である。
このような利用方法によれば、1台のスマートデバイスを用いて複数のPOSシステムを提供することができる。
[第6実施形態]
次に本発明の第6実施形態について、図16〜図18を用いて説明する。図16は、本実施形態に係るクラウドサーバ1600を含むシステムの構成を示す図である。スマートデバイス250の構成については、第2実施形態と何ら相違はない。スマートデバイス250に接続された販売補助デバイス260にエラーが発生した場合に、店舗内のPOS端末270にその通知が届き、そのPOS端末から販売補助デバイス260を遠隔制御可能にする点が、第2実施形態との相違点である。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
図16に示すように、スマートデバイス250と販売補助デバイス260とを用いた販売処理において問題が発生した場合、店舗内のPOS端末270からの遠隔操作を受け付けることのできるシステムとなっている。遠隔のスマートデバイス250を介した販売補助デバイス260でエラーが起きた場合にでも、店舗にいるベテランオペレータの機器操作支援を受けることができる。
図17は、本実施形態にかかるクラウドサーバ1600の機能構成を示す図である。第2実施形態で示したクラウドサーバ200の構成に加えて、操作支援処理部1701を備えている。操作支援処理部1701は、スマートデバイス250と販売補助デバイス260とで構築されたPOSシステムにエラーが生じた場合に、店舗内のPOS端末270にそのエラーを通知する。そして、そのエラーを解決するための遠隔操作を店舗内のPOS端末270から受け付ける。エラーが解決された場合、そのエラー解決操作に関する情報は、販売管理データベース210に蓄積され、将来、同様のエラーが生じた場合に読出されて、スマートデバイス250に送信される。
図18は、システムの全体的な処理の流れを示すシーケンス図である。基本的な処理の流れは、図6を用いて説明した第2実施形態と同様であるため、ここでは同じ処理については同じ符号を付して説明を省略する。
エラー回復処理では、販売補助デバイス260でエラーが発生すると、状況をつたえるべく、ステータスを、スマートデバイス250を中継して(S1837)、クラウドサーバ200に送信する(S1836)。クラウドサーバ200では、エラー情報をナレッジとして蓄積し、さらに遠隔操作を求めるメッセージを生成して、販売補助デバイス260に対応する店舗内のPOS端末270に、そのメッセージを送信する(S1839)。対応テーブル1001に、あらかじめ販売補助デバイス260と店舗内のPOS端末270との対応関係を保存することにより、店舗内のPOS端末270のアドレスを導き出すことができる。
店舗内のPOS端末270では、メッセージと、エラーが発生した販売情報を表示する(S1841)。
その後、店舗内のPOS端末270において、遠隔操作の入力を行う(S1843)。その操作情報が、クラウドサーバ200およびスマートデバイス250を中継して(S1845,S1847)、販売補助デバイス260に送信され、エラー回避処理が実行される。エラー回避成功またはエラー回避失敗と言った処理結果がでると(S1851)、その処理結果は、スマートデバイス250を中継して(S1853)、クラウドサーバ200において操作ナレッジとして、発生エラーに対応付けて登録される(S1855)。
なお、行動支援が必要な店員が現在みている画面を特定して、その画面へ行動支援用のメッセージを表示しても、行動支援が必要な店員のイヤホンへ行動支援用の音声を出力してもよい。また、クラウドサーバ200において、行動支援の情報を、動画情報や音声情報や配信文字情報として記録をして、有効度を計測して、店舗データベースとして拡充してもよい。さらに、エラー情報などの連絡内容に合わせて、店舗データベースにあらかじめ登録された関連部門の複数のメンバーに、同時連絡してもよい。
行動支援中の送信音声を音声認識で文字化し、その文字から要約を作成して、文字でのやりとりからも要約を作成して、店舗データベースに登録した上で、上司や店長などへ連絡してもよい。
以上の構成によれば、店舗内のPOS端末270とスマートデバイス250との間で通信を行なうので、遠隔地の臨時店舗でエラーが発生しても、本部店舗のベテランオペレータによる遠隔操作によってエラー回避を行なうことができる。
[第7実施形態]
次に本発明の第7実施形態に係る情報処理装置について、図19を用いて説明する。図19は、本実施形態に係る情報処理装置としてのクラウドサーバ200を含むシステムの構成を示す図である。
本実施形態では、スマートデバイス250に接続された販売補助デバイス260として、自動釣銭機261とレシート発行機262とクレジットカードリーダ1903が含まれる。これらの機器はUSBではなく、Bluetooth(登録商標)などの無線インタフェースを介して互いに接続されている。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
この場合も、クラウドサーバ200は、スマートデバイス250を介して、販売補助デバイス260からデバイスディスクリプタを取得することにより、販売補助デバイス260を特定し、その販売補助デバイス260に対応する販売管理データベース210を特定する。
このように複数の販売補助デバイス260を無線通信で接続すれば、より自由度高くそれぞれのデバイスを操作することができる。
例えば、スマートデバイス250のみを持ち歩いて、顧客のところで、精算を行ない、お金を貰って自動釣り銭機の場所に移動し、釣りとレシートを持って顧客のところまで行ってもよい。また、クレジットカードリーダ1903とスマートデバイス250のみを持ち歩いてカード精算の顧客の元で精算処理を行なってもよい。
このようにすれば、顧客を移動させることも、商品を持ち歩くことも必要がない。
一方、一つの自動釣銭機に対して、複数のスマートデバイスを無線接続してもよい。その場合、アプリケーションは、スマートデバイスの表示部に、「お金投入」ボタンを設ける。そのボタンを押したタイミングで、自動釣銭機は、精算額情報を取得し、お金の投入を受け入れて釣り銭の払い出しを行なえばよい。
本実施形態によれば、スマートデバイス250と販売補助デバイス260とを無線通信で接続するので、より一層便利かつ効率的にPOSシステムを構築することができる。
[他の実施形態]
携帯通信端末としてスマートデバイスを用いた例について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、携帯電話機やモバイルルータなどを携帯通信端末として用いてもよい。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステムまたは装置も、本発明の範疇に含まれる。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用されてもよいし、単体の装置に適用されてもよい。さらに、本発明は、実施形態の機能を実現する情報処理プログラムが、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給される場合にも適用可能である。したがって、本発明の機能をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラム、あるいはそのプログラムを格納した媒体、そのプログラムをダウンロードさせるWWW(World Wide Web)サーバも、本発明の範疇に含まれる。上記実施形態において、クラウドサーバについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。

Claims (17)

  1. 販売補助デバイスが携帯通信端末に対して接続された場合に、前記携帯通信端末を介して、前記販売補助デバイスを特定する特定情報を取得する取得手段と、
    前記特定情報に応じたドライバプログラムを実行して、前記販売補助デバイスを制御するドライバ実行手段と、
    前記特定情報に応じた販売管理アプリケーションプログラムを実行して、前記携帯通信端末に、販売処理用画面情報を送信するアプリケーション実行手段と、
    前記販売補助デバイスの制御により取得した販売関連情報を蓄積すべき販売管理データベースを、前記特定情報に基づいて特定する特定手段と、
    前記携帯通信端末に接続された販売補助デバイスにエラーが生じた場合に、前記販売補助デバイスにあらかじめ対応付けられた他の端末に対して、該他の端末からの前記販売補助デバイスの遠隔操作を要求する要求手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記アプリケーション実行手段は、前記特定手段によって特定された前記販売管理データベースに対して、前記販売関連情報を蓄積することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記アプリケーション実行手段は、前記携帯通信端末に入力された販売情報を取得し、前記特定手段によって特定された前記販売管理データベースに対して、前記販売情報を蓄積することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記アプリケーション実行手段は、前記携帯通信端末に内蔵された撮像手段を用いて商品に付されたバーコードを読み取ることにより取得したバーコード情報を受信することにより、前記商品の販売価格情報を取得することを特徴とする請求項1、2または3に記載の情報処理装置。
  5. 前記アプリケーション実行手段は、前記携帯通信端末に接続されたバーコード読取手段を用いて商品に付されたバーコードを読み取ることにより取得したバーコード情報を受信することにより、前記商品の販売価格情報を取得することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記アプリケーション実行手段は、前記携帯通信端末から、販売時における、前記携帯通信端末の位置情報および時刻情報の少なくともいずれか一方を取得し、前記販売関連情報と共に前記販売管理データベースに蓄積することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記販売補助デバイスは、自動釣銭機であって、前記販売関連情報は、前記自動釣銭機に投入された金銭および払い出した釣銭に関する情報であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記販売補助デバイスは、レシート発行機であることを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記販売補助デバイスから前記携帯通信端末を介して販売関連情報を受信する受信手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記携帯通信端末は、前記販売補助デバイスとしてのディスプレイに接続され、
    前記アプリケーション実行手段はさらに、前記特定情報に応じた販売管理アプリケーションプログラムを実行して、前記ディスプレイに、販売処理用画面情報を送信することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記携帯通信端末は、前記販売補助デバイスとしての複数のディスプレイに接続され、
    前記アプリケーション実行手段はさらに、前記特定情報に応じた販売管理アプリケーションプログラムを実行して、前記複数のディスプレイに、販売処理用画面情報を送信することを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 販売補助デバイスが携帯通信端末に対して接続された場合に、前記携帯通信端末を介して、前記販売補助デバイスを特定する特定情報を取得する取得ステップと、
    前記特定情報に応じたドライバプログラムを実行して、前記販売補助デバイスを制御するドライバ実行ステップと、
    前記特定情報に応じたアプリケーションプログラムを実行して、前記携帯通信端末に、販売処理用画面情報を送信するアプリケーション実行ステップと、
    前記販売補助デバイスの制御により取得した販売関連情報を蓄積すべき販売管理データベースを、前記特定情報に基づいて特定する特定ステップと、
    前記携帯通信端末に接続された販売補助デバイスにエラーが生じた場合に、前記販売補助デバイスにあらかじめ対応付けられた他の端末に対して、該他の端末からの前記販売補助デバイスの遠隔操作を要求する要求ステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  13. 販売補助デバイスが携帯通信端末に対して接続された場合に、前記携帯通信端末を介して、前記販売補助デバイスを特定する特定情報を取得する取得ステップと、
    前記特定情報に応じたドライバプログラムを実行して、前記販売補助デバイスを制御するドライバ実行ステップと、
    前記特定情報に応じたアプリケーションプログラムを実行して、前記携帯通信端末に、販売処理用画面情報を送信するアプリケーション実行ステップと、
    前記販売補助デバイスの制御により取得した販売関連情報を蓄積すべき販売管理データベースを、前記特定情報に基づいて特定する特定ステップと、
    前記携帯通信端末に接続された販売補助デバイスにエラーが生じた場合に、前記販売補助デバイスにあらかじめ対応付けられた他の端末に対して、該他の端末からの前記販売補助デバイスの遠隔操作を要求する要求ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
  14. 通信インタフェースを介して販売補助デバイスが接続された場合に、自端末が該販売補助デバイスを制御できるか否かを判定する判定手段と、
    自端末が前記販売補助デバイスを制御できないと判定した場合に、無線通信ネットワークを介してサーバにアクセスし、前記販売補助デバイスの制御をリクエストする要求手段と、
    前記販売補助デバイスと前記サーバとの間の通信が確立して前記サーバが前記販売補助デバイスから販売関連情報を取得できるように、前記通信インタフェースおよび前記無線通信ネットワークを介する前記販売補助デバイスと前記サーバとの間の信号転送を制御する信号転送制御手段と、
    前記サーバが前記販売補助デバイスに対応する販売管理アプリケーションプログラムを実行することにより生成された販売処理用画面情報を前記サーバから受信する受信手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯通信端末。
  15. 通信インタフェースを介して販売補助デバイスが接続された場合に、自端末が該販売補助デバイスを制御できるか否かを判定する判定ステップと、
    自端末が前記販売補助デバイスを制御できないと判定した場合に、無線通信ネットワークを介してサーバにアクセスし、前記販売補助デバイスの制御をリクエストする要求ステップと、
    前記販売補助デバイスと前記サーバとの間の通信が確立して前記サーバが前記販売補助デバイスから販売関連情報を取得できるように、前記通信インタフェースおよび前記無線通信ネットワークを介する前記販売補助デバイスと前記サーバとの間の信号転送を制御する信号転送制御ステップと、
    前記サーバが前記販売補助デバイスに対応する販売管理アプリケーションプログラムを実行することにより生成された販売処理用画面情報を前記サーバから受信する受信ステップと、
    を含むことを特徴とする携帯通信端末の制御方法。
  16. 通信インタフェースを介して販売補助デバイスが接続された場合に、自端末が該販売補助デバイスを制御できるか否かを判定する判定ステップと、
    自端末が前記販売補助デバイスを制御できないと判定した場合に、無線通信ネットワークを介してサーバにアクセスし、前記販売補助デバイスの制御をリクエストする要求ステップと、
    前記販売補助デバイスと前記サーバとの間の通信が確立して前記サーバが前記販売補助デバイスから販売関連情報を取得できるように、前記通信インタフェースおよび前記無線通信ネットワークを介する前記販売補助デバイスと前記サーバとの間の信号転送を制御する信号転送制御ステップと、
    前記サーバが前記販売補助デバイスに対応する販売管理アプリケーションプログラムを実行することにより生成された販売処理用画面情報を前記サーバから受信する受信ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする携帯通信端末の制御プログラム。
  17. 販売補助デバイスが携帯通信端末に対して接続された場合に、前記携帯通信端末を介して、前記販売補助デバイスを特定する特定情報を取得する取得手段と、
    前記特定情報に応じたドライバプログラムを実行して、前記販売補助デバイスを制御するドライバ実行手段と、
    前記特定情報に応じた販売管理アプリケーションプログラムを実行して、前記携帯通信端末に、販売処理用画面情報を送信するアプリケーション実行手段と、
    前記販売補助デバイスの制御により取得した販売関連情報を蓄積すべき販売管理データベースを、前記特定情報に基づいて特定する特定手段と、
    前記携帯通信端末に接続された販売補助デバイスにエラーが生じた場合に、前記販売補助デバイスにあらかじめ対応付けられた他の端末に対して、該他の端末からの前記販売補助デバイスの遠隔操作を要求する要求手段と、
    を備えた情報処理装置と、
    前記携帯通信端末と、
    前記販売補助デバイスと、
    を含むことを特徴とする情報処理システム。
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