JP6518826B2 - 決済制御システム、仲介サーバ及び決済制御方法 - Google Patents

決済制御システム、仲介サーバ及び決済制御方法 Download PDF

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本発明は、店舗と顧客の間における取引の決済を制御する技術に関する。
従来、小売店や飲食店などの店舗を訪れた顧客による代金の支払いは、現金、クレジットカード、デビットカード、電子マネー等の種々の方法で行われている。また、近年では、顧客が所持するスマートホン等の携帯型の顧客端末を用いて、電子決済による代金の支払い方法も検討されている(例えば、特許文献1参照)。
特表2014−513825号公報
顧客端末を用いた電子決済は、一例として、以下のような仕組みで実現される。店舗端末(例えばレジ)又はその近傍に、電子決済用のオンラインサービス起動情報が格納された電子タグを設置しておく。顧客が顧客端末により電子タグの読み取りを行うと、顧客端末にオンラインサービスの操作画面が表示される。オンラインサービスは、専用のアプリケーションにより提供される形態や、汎用的なWebブラウザによりアクセス可能なWebページにより提供される形態など、種々の形態により実現される。オンラインサービスの操作画面には、電子タグに対応付けられた店舗端末から送信される決済金額が表示される。顧客は、顧客端末を操作して、電子決済用のオンラインサービスによる電子決済を行う。
上記の仕組みを実現するには、例えば、電子タグに格納するオンラインサービス起動情報のパラメータとして、店舗端末に対応付けられたタグ固有のコードを含めておけばよい。電子タグを読み取ることでタグ固有のコードを識別し、顧客端末に表示されるオンラインサービスの操作画面を制御できる。これにより、店舗端末で集計又は入力された決済金額を、店舗端末に対応する電子タグの読み取りを行った顧客端末のみに表示させることができる。
しかしながら、上記の構成では、本来の取引相手とは別の顧客が所持する顧客端末にも、決済金額が表示される可能性がある。このような状況は、例えば、前の顧客が電子決済を行っている途中であるにも関わらず次の顧客がタグ読み取りを行った場合や、以前に電子決済を行った顧客が過去の参照履歴などを通じて電子決済用のWebページにアクセスした場合などに発生し得る。その結果、別の顧客によって電子決済の手続きが阻害されかねず、不都合である。
本発明は、上記のような従来の事情に鑑みて為されたものであり、顧客端末を用いた電子決済において、本来の取引相手とは別の顧客が所持する顧客端末によって電子決済が阻害されることを防ぐことが可能な技術を提案することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る決済制御システム、仲介サーバ及び決済制御方法は、以下のように構成される。
(1) 店舗に配備される店舗端末と、顧客が所持する顧客端末と、前記店舗端末及び前記顧客端末の各々と通信可能な仲介サーバとを備えた決済制御システムにおいて、前記店舗には、前記店舗端末に対応付けられた第1コードを読み取り可能に保持するコード保持体を設けてあり、前記決済制御システムは、前記顧客端末による前記第1コードの読み取りに応じて、店舗と顧客の間における取引を識別するための第2コードを発行するコード発行部を備え、前記仲介サーバは、前記第2コードを前記顧客端末又は前記店舗端末の少なくとも一方に表示させる処理、及び前記第2コードに対応する取引の金額を含む電子決済用画面を前記顧客端末に表示させる処理を行う表示制御部と、前記第2コードが店舗と顧客に確認されたことを示す確認情報を受信し、更に、前記電子決済用画面により前記顧客から受け付けた前記第2コードに対応する取引の決済を指示する情報を前記顧客端末から受信した場合に、前記第2コードに対応する取引の決済処理を進める決済制御部とを備えたことを特徴とする。
(2) 上記(1)に記載の決済制御システムにおいて、前記顧客端末及び前記店舗端末の両方が、前記第2コードを表示し、前記顧客端末又は前記店舗端末の少なくとも一方が、操作者から前記第2コードを確認した旨の操作を受け付けたことに応じて、前記確認情報を前記仲介サーバへ送信することを特徴とする。
(3) 上記(1)に記載の決済制御システムにおいて、前記顧客端末又は前記店舗端末のいずれか一方が、前記第2コードを表示し、前記顧客端末又は前記店舗端末のいずれか他方が、操作者から前記第2コードの入力を受け付けたことに応じて、前記確認情報を前記仲介サーバへ送信することを特徴とする。
(4) 上記(1)〜(3)のいずれかに記載の決済制御システムにおいて、前記店舗端末は、前記顧客に決済を求める金額の情報を前記仲介サーバへ送信し、前記表示制御部は、前記店舗端末から受信した前記金額を前記顧客端末の前記電子決済用画面に表示させ、前記決済制御部は、前記金額について前記決済を指示する情報を前記顧客端末から受信したことに応じて、前記金額の決済処理を進めることを特徴とする。
(5) 上記(1)〜(3)のいずれかに記載の決済制御システムにおいて、前記顧客端末は、前記仲介サーバによる前記確認情報の受信後に、注文を指示する操作又は決済を指示する操作を受け付けたことに応じて、その旨を指示する情報を前記仲介サーバへ送信し、前記決済制御部は、前記顧客端末から前記決済を指示する情報を受信したことに応じて、それまでに前記顧客端末から受信した前記注文を指示する情報に基づく算出金額の決済処理を進めることを特徴とする。
(6) 上記(5)に記載の決済制御システムにおいて、前記顧客端末として、前記第2コードを発行する契機となる前記第1コードの読み取りを行った第1の顧客端末と、前記第1の顧客端末とは異なる第2の顧客端末とがあり、前記第2の顧客端末は、前記第2の顧客端末に前記第2コードが入力された後は、注文を指示する操作又は決済を指示する操作を受け付けたことに応じて、その旨を指示する情報を前記仲介サーバへ送信し、前記決済制御部は、前記第1の顧客端末又は前記第2の顧客端末から前記決済を指示する情報を受信したことに応じて、それまでに前記第1の顧客端末前記第2の顧客端末から受信した前記注文を指示する情報に基づく算出金額の決済処理を進めることを特徴とする決済制御システム。
(7) 店舗に配備される店舗端末及び前記店舗の顧客が所持する顧客端末の各々と通信可能な仲介サーバであって、前記店舗には、前記店舗端末に対応付けられた第1コードを読み取り可能に保持するコード保持体を設けてあり、前記顧客端末による前記第1コードの読み取りに応じて発行される、店舗と顧客の間における取引を識別するための第2コードを前記顧客端末又は前記店舗端末の少なくとも一方に表示させる処理、及び前記第2コードに対応する取引の金額を含む電子決済用画面を前記顧客端末に表示させる処理を行う表示制御部と、前記第2コードが店舗と顧客に確認されたことを示す確認情報を受信し、更に、前記電子決済用画面により前記顧客から受け付けた前記第2コードに対応する取引の決済を指示する情報を前記顧客端末から受信した場合に、前記第2コードに対応する取引の決済処理を進める決済制御部とを備えたことを特徴とする。
(8) 店舗に配備される店舗端末と、顧客が所持する顧客端末と、前記店舗端末及び前記顧客端末の各々と通信可能な仲介サーバとを用いて行われる決済制御方法において、前記店舗には、前記店舗端末に対応付けられた第1コードを読み取り可能に保持するコード保持体を設けてあり、前記顧客端末による前記第1コードの読み取りに応じて、店舗と顧客の間における取引を識別するための第2コードを発行するコード発行工程と、前記仲介サーバが、前記コード発行工程で発行された前記第2コードを前記顧客端末又は前記店舗端末の少なくとも一方に表示させるコード表示工程と、前記仲介サーバが、前記第2コードに対応する取引の金額を含む電子決済用画面を前記顧客端末に表示させる電子決済用画面表示工程と、前記仲介サーバが、前記第2コードが店舗と顧客に確認されたことを示す確認情報を受信し、更に、前記電子決済用画面により前記顧客から受け付けた前記第2コードに対応する取引の決済を指示する情報を前記顧客端末から受信した場合に、前記第2コードに対応する取引の決済処理を進める決済工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、顧客端末を用いた電子決済において、本来の取引相手とは別の顧客が所持する顧客端末によって電子決済が阻害されることを防ぐことができる。
本発明の一実施形態に係る決済制御システムの概略的な構成例を示す図である。 第1実施例に係る決済制御システムの処理フローの例を示す図である。 第1実施例の顧客端末における表示例を示す図である。 第1実施例の店舗端末における表示例を示す図である。 第2実施例に係る決済制御システムの処理フローの例を示す図である。 第2実施例の顧客端末における登録時の表示例を示す図である。 第2実施例の店舗端末における登録時の表示例を示す図である。 第2実施例の顧客端末における注文/支払時の表示例を示す図である。
本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係る決済制御システムの概略的な構成例を示してある。本例の決済制御システムは、店舗と顧客の間における取引の決済を制御するシステムであり、店舗端末10と、コード保持体20と、顧客端末30と、仲介サーバ40とを備える。
店舗端末10は、店舗に配備される端末である。店舗端末10としては、例えば、顧客に支払いを求める金額を算出するレジスター機(例えば、POS端末)が挙げられる。また、店舗端末10は、据置型の装置に限定されず、店員が持ち運び可能な携帯型端末であってもよい。
コード保持体20は、店舗端末10に対応付けられた第1コードを読み取り可能に保持する。すなわち、店舗端末10とコード保持体20は予め対応付けられている。コード保持体20は、非接触の近距離通信により第1コードを含むデータを送信する電子タグ(例えば、NFCタグ)や、第1コードを含むデータを所定の規則に従って変換した画像である2次元コードなどで実現される。コード保持体20は、店舗端末10に取り付けられてもよく、店舗端末10の近傍に配置されてもよい。また、コード保持体20は、飲食店などの店舗内にある各テーブルに配置されてもよい。また、2次元コードを店舗端末10のディスプレイに表示させる形式で、コード保持体20を実現してもよい。なお、コード保持体20として、電子タグと2次元コードの両方を用いれば、電子タグの読み取り機能又は2次元コードの読み取り機能の一方しか備えていない顧客端末30でも、本システムで使用することができる。
店舗端末10とコード保持体20(第1コード)は、種々の形式で対応付けることができる。例えば、店舗端末10を識別する店舗端末IDを第1コードとしてコード保持体20に保持させることで、店舗端末10とコード保持体20を対応付けてもよい。あるいは、コード保持体20を識別するコード保持体IDを第1コードとしてコード保持体20に保持させておき、店舗端末IDとコード保持体IDとの対応関係を設定した対応テーブルを用いて、店舗端末10とコード保持体20を対応付けてもよい。対応テーブルは、例えば、仲介サーバ40に保持させることができる。
顧客端末30は、顧客が所持する端末である。顧客端末30は、電子タグの読み取り機能又は2次元コードの読み取り機能の少なくとも一方を備える携帯型端末であればよく、携帯電話機、スマートフォン、iPhone(登録商標)、タブレットPC等の種々の携帯型端末を用いることができる。
顧客端末30は、コード保持体20からの第1コードの読み取りに応じて、仲介サーバ40に第1コードを送信するよう動作する。このような動作は、例えば、仲介サーバ40が提供するオンラインサービス起動情報をコード保持体20に保持させると共に、そのパラメータとして第1コードを含めておくことで実現できる。例えば、オンラインサービス起動情報がWebページのアドレスの場合、顧客端末30は、コード保持体20から読み取ったアドレスにWebブラウザでアクセスする際に、第1コードを仲介サーバ40に送信できる。なお、顧客端末30は、仲介サーバ40のオンラインサービス起動情報が予め設定された専用アプリケーションを用いて、仲介サーバ40に第1コードを送信してもよい。この場合には、コード保持体に仲介サーバ40のオンラインサービス起動情報を保持させる必要がないが、顧客端末30に専用アプリケーションをインストールしておく必要がある。
仲介サーバ40は、店舗端末10及び顧客端末30の各々と通信可能なサーバであり、店舗端末10と顧客端末30の間(つまり、店舗と顧客の間)における取引の決済を仲介する。仲介サーバ40は、単独の装置で構成されてもよく、互いに連携して動作する複数の装置で構成されてもよい。仲介サーバ40は、コード発行部41と、表示制御部42と、決済制御部43と、データ記憶部44とを有する。データ記憶部44には、本システムの動作に使用される各種のデータ(例えば、店舗端末10とコード保持体20の対応テーブル)が記憶される。
コード発行部41は、顧客端末30による第1コードの読み取りに応じて、顧客端末30から第1コードを受信すると、店舗と顧客の間における取引を識別するための第2コードを発行する。第2コードは、第1コードの読み取り毎に異なる値で発行される。なお、コード発行部41は、好ましくは仲介サーバ40に設けられるが、店舗端末10や顧客端末30に設けられてもよく、仲介サーバ40が通信可能な他の装置(例えば、図1の決済サービス50)に設けられてもよい。店舗端末10にコード発行部41を設ける場合には、顧客端末30による第1コードの読み取りに応じて、仲介サーバ40が店舗端末10に対して第2コードの発行を依頼すればよい。また、顧客端末30にコード発行部41を設ける場合には、顧客端末30による第1コードの読み取り時に、顧客端末30が発行して仲介サーバ40に送信すればよい。
表示制御部42は、店舗端末10及び顧客端末30の各々に表示用データを提供して、店舗端末10及び顧客端末30の表示を制御する。このような制御は、例えば、店舗用のWebページ及び顧客用のWebページを生成して、店舗端末10及び顧客端末30のそれぞれに表示用データとして提供することで実現できる。なお、店舗端末10及び顧客端末30のそれぞれに専用アプリケーションをインストールする構成の場合には、専用アプリケーションに応じた表示用データを生成して、店舗端末10及び顧客端末30に提供すればよい。表示制御部42は、コード発行部41で発行された第2コードを店舗端末10又は顧客端末30の少なくとも一方に表示させる。更に、以下の実施例で具体的に説明するように、店舗と顧客の間における取引に関わる種々の情報を店舗端末10及び顧客端末30に表示させる。
決済制御部43は、店舗端末10と顧客端末30の間(つまり、店舗と顧客の間)における取引の決済処理を制御する。より具体的には、決済制御部43は、第2コードに対応する取引の承認を示す情報を店舗端末10から受信し、更に、第2コードに対応する取引の決済を指示する情報を顧客端末30から受信したことに応じて、第2コードに対応する取引の決済処理を進める。図1では、仲介サーバ40とは別にある他の決済サービス50に決済処理を依頼する構成となっているが、仲介サーバ40自身が決済処理を実行する仕組みを備えてもよい。
以下、本例の決済制御システムの具体的な動作について、実施例に基づいて説明する。
(第1実施例)
第1実施例に係る決済制御システムは、例えば、小売業者の店舗で顧客が商品を購入する際の決済に使用される。ここでは、店舗端末10として、店員の操作により商品の金額を合計するPOS端末を想定し、コード保持体20として、電子タグ及び2次元コードを一体的に備えたプレートを想定している。本実施例では、コード保持体20をプレートと表記する。プレートは、店舗端末10に取り付けられ、又は店舗端末10の近傍に設置される。店舗端末10が複数ある場合には、各々の店舗端末10に対応付けて同数のプレートが設けられることになる。各プレートには、各々を識別するプレートIDが、第1コードとして格納されている。また、各店舗端末10には、各々を識別する店舗端末IDが付されている。仲介サーバ40のデータ記憶部44は、店舗端末IDとプレートIDとの対応関係を設定した対応テーブルを保持する。
図2には、第1実施例に係る決済制御システムの処理フローの例を示してある。
顧客は、購入する商品の支払を行う際に、店舗端末10又はその近傍にあるプレートから顧客端末30でプレートIDを読み取る。顧客端末30は、読み取ったプレートIDを、顧客端末30を所持する顧客を識別するユーザIDと共に仲介サーバ40へ送信する(ステップS11)。
仲介サーバ40は、顧客端末30からプレートID及びユーザIDを受信すると、コード発行部41により第2コード(以下、セッションコードという)を発行し、表示制御部42により顧客端末30に表示させる(ステップS12)。また、これと並行して、プレートIDに対応する店舗端末IDの店舗端末10にも、セッションコードを表示させる(ステップS13)。
図3には、顧客端末30における表示例を示してある。図3に例示する表示画面100は、セッションコード表示部101と、決済金額表示部102と、決済ボタン103とを有している。セッションコード表示部101は、セッションコードの表示欄である。決済金額表示部102は、店舗端末10で入力された決済金額の表示欄である。決済ボタン103は、決済金額表示部102に表示された決済金額について決済を指示するためのボタンでる。
図4には、店舗端末10における表示例を示してある。図4に示す表示画面200は、セッションコード表示部201と、決済金額入力部202と、リセットボタン203と、送信ボタン204と、テンキー部205とを有している。セッションコード表示部101は、セッションコードの表示欄である。決済金額入力部202は、決済金額の入力欄である。リセットボタン203は、決済金額入力部202に入力された決済金額を消去するためのボタンである。送信ボタン204は、決済金額入力部202に入力された決済金額を送信するためのボタンである。テンキー部205は、決済金額入力部202に決済金額を入力するためのボタンである。
店舗端末10を操作する店員は、プレート読み取りを行った顧客端末30に表示されたセッションコードと、店舗端末10に表示されたセッションコードとが一致することを確認すると、顧客に決済を求める決済金額を入力する。店員によるセッションコードの一致確認は、顧客端末30に表示されたセッションコードを顧客に見せてもらうことで行ってもよく、顧客端末30に表示されたセッションコードを顧客に読み上げてもらうことで行ってもよく、その他の手法で行ってもよい。店舗端末10は、入力された決済金額を、セッションコードと共に仲介サーバ40へ送信する(ステップS14)。決済金額は、セッションコードが一致することを確認した上で入力されるので、決済金額の入力を、セッションコードが店舗と顧客に確認された旨の操作と見なすことができる。また、決済金額の送信を、セッションコードが店舗と顧客に確認されたことを示す確認情報の送信と見なすことができる。
仲介サーバ40は、店舗端末10からセッションコード及び決済金額を受信すると、セッションコードに対応する顧客端末30に決済金額、決済ボタンを表示させる(ステップS15)。
顧客端末30を操作する顧客は、顧客端末30に表示された決済金額を確認し、決済ボタンを押下する。顧客端末30は、決済ボタンが押下されたことを示す情報(すなわち、決済を指示する情報)を仲介サーバ40へ送信する(ステップS16)。
仲介サーバ40は、店舗端末10からセッションコード及び決済金額(つまり、確認情報)を受信し、更に、顧客端末30からセッションコード及び決済ボタンの押下を示す情報(つまり、決済を指示する情報)を受信したことに応じて、決済制御部43により、セッションコードにより特定される取引の決済処理を進める。仲介サーバ40は、決済処理が完了すると、表示制御部42により顧客端末30に決済処理の結果を表示させる(ステップS17)。また、これと並行して、店舗端末10にも決済処理の結果を表示させる(ステップS18)。
以上のように、第1実施例に係る決済制御システムでは、顧客端末によるプレート読み取り毎に異なるセッションコードを発行し、セッションコードにより店舗と顧客の間における取引を識別した上で、決済処理を行う構成となっている。このため、ある顧客端末でプレート読み取りして決済処理を行っている最中に、同じプレートが別の顧客端末で読み取られたとしても、それぞれに異なるセッションコードが発行されて区別される。したがって、本来の取引相手とは別の顧客が所持する顧客端末によって電子決済が阻害されることを防ぐことができる。
なお、上記の例では、店舗端末が、決済金額を確認情報として仲介サーバに送信しているが、確認情報と決済金額を別々に送信してもよい。すなわち、例えば、店舗端末に、セッションコードの表示と共に確認ボタンを表示し、確認ボタンの押下を示す情報(つまり、確認情報)が店舗端末から仲介サーバへ送信されたことに応じて、店舗端末で決済金額の入力又は送信が可能になるように構成してもよい。また、例えば、店舗端末ではなく顧客端末に確認ボタンを表示し、確認ボタンの押下を示す情報が顧客端末から仲介サーバへ送信されたことに応じて、店舗端末で決済金額の入力又は送信が可能になるように構成してもよい。また、例えば、店舗端末及び顧客端末の両方に確認ボタンを表示し、確認ボタンの押下を示す情報が店舗端末又は顧客端末の両方から仲介サーバへ送信されたことに応じて、店舗端末で決済金額の入力又は送信が可能になるように構成してもよい。
また、上記の例では、顧客端末と店舗端末の両方にセッションコードを表示させているが、セッションコードの表示は顧客端末又は店舗端末の一方だけにしてもよい。顧客端末だけにセッションコードを表示する場合には、店員が顧客によって提示されたセッションコードを店舗端末に入力する構成とし、入力されたセッションコードを確認情報として店舗端末から仲介サーバへ送信すればよい。また、店舗端末だけにセッションコードを表示する場合には、顧客が店員によって提示されたセッションコードを顧客端末に入力する構成とし、入力されたセッションコードを確認情報として顧客端末から仲介サーバへ送信すればよい。そして、表示されたセッションコードと入力されたセッションコードが一致した場合に、店舗端末で決済金額の入力又は送信が可能になるように制御すればよい。
ここで、セッションコードの発行及び確認は、必ずしも店舗端末での決済金額の入力の前である必要はなく、任意のタイミングで行っても構わない。例えば、店舗端末で決済金額を入力し、顧客端末でプレート読み取りを行ってセッションコードを発行し、セッションコードを店舗と顧客で確認した後に、顧客端末に決済金額を送信して表示させ、決済処理に進めるようにしてもよい。また、決済金額の入力を必ずしも店舗端末で行う必要はなく、顧客端末で顧客自身が決済金額を入力するようにしてもよい。
(第2実施例)
第2実施例に係る決済制御システムは、例えば、飲食店の店舗で顧客が飲食物を注文して精算する際の決済に使用される。ここでは、店舗端末10として、店員が持ち運び可能な携帯型端末を想定し、コード保持体20として、電子タグ及び2次元コードを一体的に備えたプレートを想定している。本実施例では、コード保持体20をプレートと表記する。プレートは、店舗内のテーブル又はその近傍に設置される。テーブルが複数ある場合には、各々のテーブルに対応付けて同数のプレートが設けられることになる。各プレートには、各々を識別するプレートIDが、第1コードとして格納されている。また、各店舗端末10には、各々を識別する店舗端末IDが付されている。本例では、店舗内にある店舗端末10が1台の場合を想定しており、各プレートが1台の店舗端末と対応付けられる。仲介サーバ40のデータ記憶部44は、店舗端末IDとプレートIDとの対応関係を設定した対応テーブルを保持する。
図5には、第2実施例に係る決済制御システムの処理フローの例を示してある。ここでは、顧客端末30Aを所持する顧客Aと顧客端末30Bを所持する顧客Bが2人連れで来店したこととする。
[登録フロー]
顧客A,Bは、店員によりテーブルに案内されると、顧客Aがテーブル又はその近傍にあるプレートから顧客端末30AでプレートIDを読み取る。顧客端末30Aは、読み取ったプレートIDを、顧客端末30Aを所持する顧客Aを識別するユーザIDと共に仲介サーバ40へ送信する(ステップS21)。
仲介サーバ40は、顧客端末30AからプレートID及びユーザIDを受信すると、コード発行部41により第2コード(以下、セッションコードという)を発行し、表示制御部42により顧客端末30Aに表示させる(ステップS22)。また、これと並行して、プレートIDに対応する店舗端末IDの店舗端末10にも、セッションコードを表示させる(ステップS23)。
図6には、顧客端末30Aにおける登録時の表示例を示してある。図6に例示する表示画面120は、セッションコード表示部121と、状態表示部122とを有している。セッションコード表示部121は、セッションコードの表示欄である。状態表示部122は、店舗端末10から仲介サーバ40経由で送信される登録完了通知の表示欄である。
図7には、店舗端末10における登録時の表示例を示してある。図7に示す表示画面220は、セッションコード表示部221と、送信ボタン224とを有している。セッションコード表示部101は、セッションコードの表示欄である。確認ボタン204は、店員がセッションコードの一致を確認した場合に押下されるボタンである。
店舗端末10を操作する店員は、プレート読み取りを行った顧客端末30Aに表示されたセッションコードと、店舗端末10に表示されたセッションコードとが一致することを確認すると、確認ボタンを押下する。店舗端末10は、確認ボタンの押下に応じて、セッションコード及び確認ボタンの押下を示す情報を仲介サーバ40へ送信する(ステップS24)。確認ボタンは、セッションコードが一致することを確認した上で押下されるので、確認ボタンの押下を、セッションコードを確認した旨の操作と見なすことができる。また、確認ボタンの押下を示す情報の送信を、セッションコードが店舗と顧客に確認されたことを示す確認情報の送信と見なすことができる。
仲介サーバ40は、店舗端末10からセッションコード及び確認ボタンの押下を示す情報を受信すると、顧客端末30Aを取引の相手に登録し、セッションコードに対応する顧客端末30Aに登録完了通知を送信して表示させる(ステップS25)。
これにより、顧客Aは、顧客端末30Aを操作して注文を行うことが可能となる。
なお、第1実施例で補足した説明と同様に、例えば、店舗端末ではなく顧客端末にセッションコードの確認ボタンを表示し、確認ボタンの押下を示す情報が顧客端末から仲介サーバへ送信されたことに応じて、顧客端末を取引の相手に登録してもよい。また、例えば、店舗端末及び顧客端末の両方に確認ボタンを表示し、確認ボタンの押下を示す情報が店舗端末又は顧客端末の両方から仲介サーバへ送信されたことに応じて、顧客端末を取引の相手に登録してもよい。また、例えば、顧客端末又は店舗端末の一方だけにセッションコードを表示させ、他方の端末でセッションコードの入力を受け付け、入力されたセッションコードを確認情報として仲介サーバへ送信してもよい。そして、表示されたセッションコードと入力されたセッションコードが一致した場合に、顧客端末を取引の相手に登録すればよい。
[顧客端末追加フロー]
顧客Bがテーブル又はその近傍にあるプレートから顧客端末30BでプレートIDを読み取る。顧客端末30Bは、読み取ったプレートIDを、顧客端末30Bを所持する顧客Bを識別するユーザIDと共に仲介サーバ40へ送信する。仲介サーバ40は、顧客端末30BからプレートID及びユーザIDを受信しても、顧客端末30Aから受信したプレートIDに基づいて発行したセッションコードに対応する取引が完了していないので、セッションコードの発行は行わない。代わりに、仲介サーバ40は、セッションコードの入力を促す表示画面を顧客端末Bに表示させる。顧客Bは、顧客端末30Aに表示されたセッションコードを顧客端末30Bに入力する。顧客端末30Bは、入力されたセッションコードを仲介サーバ40へ送信する。すなわち、顧客端末30Bは、仲介サーバ40に対し、プレートID及びユーザIDに加え、顧客端末30Aに対して発行されたセッションコードを送信する(ステップS31)。
仲介サーバ40は、顧客端末30BからプレートID、ユーザID及びセッションコードを受信すると、顧客端末30Aに対して発行したセッションコードと一致するか否かを確認する。仲介サーバ40は、セッションコードの一致を確認できた場合に、顧客端末30Aを取引の相手に登録し、顧客端末30Bに登録完了通知を送信して表示させる(ステップS32)。
これにより、顧客Bも、顧客端末30Bを操作して注文を行うことが可能となる。
[注文フロー]
顧客Aは、注文を行う場合には、テーブル又はその近傍にあるプレートから顧客端末30AでプレートIDを読み取る。顧客端末30Aは、読み取ったプレートIDを、顧客AのユーザIDと共に仲介サーバ40へ送信する。仲介サーバ40は、顧客端末30AからプレートID及びユーザIDを受信しても、顧客端末30Aから受信したプレートIDに基づいて発行したセッションコードに対応する取引が完了していないので、セッションコードの発行は行わない。代わりに、仲介サーバ40は、注文/支払を受け付けるための画面を顧客端末30Aに表示させる。
図8には、顧客端末30Aにおける注文/支払時の表示例を示してある。図8に例示する表示画面140は、セッションコード表示部141と、メニュー表示部142と、注文ボタン143と、注文リスト表示部144と、決済金額表示部145と、決済ボタン146とを有している。セッションコード表示部141は、セッションコードの表示欄である。メニュー表示部142は、店舗が提供するメニューの表示欄である。注文ボタン144は、メニュー表示部142から選択された品を注文するためのボタンである。注文リスト表示部144は、注文品の表示欄である。決済金額表示部145は、注文リスト表示部144に表示された注文品の合計金額の表示欄である。決済ボタン146は、決済金額表示部145に表示された決済金額について決済を指示するためのボタンでる。
顧客Aは、顧客端末30Aの表示画面140に表示されたメニューを確認し、所望の品を選択して注文ボタンを押下する。顧客端末30Aは、注文ボタンの押下に応じて、セッションコード及び注文ボタンの押下を示す情報(すなわち、注文を指示する情報)を顧客Aによる注文内容の情報と共に仲介サーバ40へ送信する。すなわち、顧客端末30Aは、仲介サーバ40に対し、プレートID及びユーザIDに加え、顧客Aによる注文内容をセッションコードと共に送信する(ステップS41)。
顧客Bが注文を行う場合にも、同様の処理が行われる。すなわち、顧客端末30Bは、仲介サーバ40に対し、プレートID及びユーザIDに加え、顧客Bによる注文内容をセッションコードと共に送信する(ステップS42)。
なお、顧客A,Bの注文は、共通のセッションコードに対応付けられる。したがって、注文リスト表示部144には、顧客A,Bの両者による注文品が表示され、決済金額表示部145には、その合計金額が表示されることになる。
[支払フロー]
顧客Aは、決済を行う場合には、テーブル又はその近傍にあるプレートから顧客端末30AでプレートIDを読み取る。顧客端末30Aは、読み取ったプレートIDを、顧客AのユーザIDと共に仲介サーバ40へ送信する(ステップS51)。その結果、顧客端末30Aには、図8の表示画面140が表示される(ステップS52)。
顧客Aは、顧客端末30Aの表示画面140に表示された決済金額を確認し、決済ボタンを押下する。顧客端末30Aは、決済ボタンの押下に応じて、セッションコード及び決済ボタンの押下を示す情報(すなわち、決済を指示する情報)を仲介サーバ40へ送信する(ステップS53)。
仲介サーバ40は、店舗端末10から確認情報を受信し、更に、顧客端末30Aからセッションコード及び決済ボタンの押下を示す情報(決済を指示する情報)を受信したことに応じて、決済制御部43により、セッションコードにより特定される取引の決済処理を進める。この場合の決済金額は、それまでに顧客端末30A,Bから受信した注文ボタンの押下を示す情報(注文を指示する情報)に基づく算出金額となる。すなわち、確認情報の受信から決済ボタンの押下を示す情報(決済を指示する情報)の受信までの期間において、顧客端末30Aによる注文の金額と顧客端末30Bによる注文の金額の合計金額が、決済金額となる。仲介サーバ40は、決済処理が完了すると、表示制御部42により顧客端末30Aに決済処理の結果を表示させる(ステップS54)。また、これと並行して、店舗端末10にも決済処理の結果を表示させる(ステップS55)。
なお、顧客Bも、顧客Aと同様に、自身が所持する顧客端末30Bを用いて決済を行うことができる。すなわち、顧客A又は顧客Bのいずれかが、決済を行うことができる。
以上のように、第2実施例に係る決済制御システムでは、顧客端末によるプレート読み取り毎に異なるセッションコードを発行し、セッションコードにより店舗と顧客の間における取引を識別した上で、決済処理を行う構成となっている。また、プレート読み取りに応じて発行したセッションコードに対応する取引が完了していない場合には、更なるプレート読み取りが行われてもセッションコードを発行しない。したがって、本来の取引相手とは無関係な顧客が所持する顧客端末によって電子決済が阻害されることを防ぐことができる。また、顧客は、訪問した店舗内での注文及び決済を、自身が所持する顧客端末を用いて行える。
また、第2実施例に係る決済制御システムでは、顧客端末として、セッションコードを発行する契機となるプレートIDの読み取りを行った第1の顧客端末(30A)と、第1の顧客端末とは異なる第2の顧客端末(30B)とがあり、第2の顧客端末にセッションコードが入力されたことに応じて、第1の顧客端末による注文だけでなく第2の顧客端末による注文も可能となる。また、第1の顧客端末による決済だけでなく第2の顧客端末による決済も可能となる。すなわち、グループとして行動する複数人の顧客が、各自の顧客端末を用いて注文及び決済を行うことができる。なお、決済は、一人の顧客が単独で行ってもよいし、複数人の顧客が共同で行ってもよい。複数人の顧客が共同で決済する場合には、例えば、1人目の顧客が一部の金額を決済し、2人目の顧客が残り金額を決済すればよい。また、注文に使用された顧客端末毎(すなわち、注文を行った顧客毎)に決済金額を算出し、個々の顧客端末で決済を行うように構成してもよい。
また、上記の例では、店舗内にある店舗端末が1台の場合を想定したが、店舗端末は複数台であってもよい。この場合には、顧客端末によるプレート読み取り時に、複数台の店舗端末にセッションコードの表示が行われることになるが、いずれかの店舗端末でセッションコードの送信ボタンが押下されたことを以って、顧客端末の登録を行えばよい。また、別の例として、店舗端末に店内位置を検出する機能を設けると共に、各プレートの設置位置を仲介サーバに記憶させておくことで、プレートIDが読み取られたプレートの最も近くにある店舗端末にセッションコードを表示させるようにしてもよい。
また、上記の例では、1枚のプレートを、顧客端末の登録、注文及び決済の各処理を起動に共有しているが、各処理をそれぞれ異なるプレートで起動するようにしてもよい。この場合には、顧客端末の登録用、注文用及び決済用に異なるプレートを用意し、各プレートの関連性を予め設定しておけばよい。このような関連性の設定は、例えば、登録用プレートのプレートIDと、注文用プレートのプレートIDと、決済用プレートのプレートIDの対応関係を設定した対応テーブルを用いることで実現できる。
ここで、上述した各実施例の決済制御システムでは、仲介サーバを、各種の演算処理を行うCPU(Central Processing Unit)、CPUの作業領域となるRAM(Random Access Memory)や基本的な制御プログラムなどを記録したROM(Read Only Memory)等の主記憶装置、各種のプログラムやデータを記憶する補助記憶装置、各種の情報を表示出力するための表示装置及び操作者により入力操作に用いられる操作ボタンやタッチパネル等の入力機器とのインタフェースである入出力I/F、他の装置との間で有線又は無線により通信を行うインタフェースである通信I/F、といったハードウェア資源を備えたコンピュータにより構成している。そして、本発明に係る仲介サーバに関するプログラムをコンピュータにより実行させることで、本発明に係る仲介サーバの各機能部を当該コンピュータ上に実現させている。
なお、本発明は、上記のようなソフトウェア構成により仲介サーバの各機能部を実現する態様に限定するものではなく、各機能部を専用のハードウェアモジュールで実現してもよい。
また、本発明に係る決済制御システムや装置などの構成としては、必ずしも以上に示したものに限られず、種々な構成が用いられてもよい。例えば、飲食店の店舗において第2実施例の構成ではなく、第1実施例の構成を適用してもよい。また、小売業や飲食店の店舗の他に、レンタル、修理、クリーニングなどの各種のサービスを提供する店舗にも、本発明に係る決済制御システムを適用することができる。また、上記のようなプレートを個人が所持し、銀行口座等の情報を登録しておくことで、1対1の個人間決済や1対複数による割り勘といった用途に利用することもできる。
本発明は、店舗と顧客の間における取引の決済を制御する決済制御システムに利用することができる。
10:店舗端末、 20:コード保持体、 30:顧客端末、 40:仲介サーバ、 41:コード発行部、 42:表示制御部、 43:決済制御部、 44:データ記憶部、 50:決済サービス

Claims (8)

  1. 店舗に配備される店舗端末と、顧客が所持する顧客端末と、前記店舗端末及び前記顧客端末の各々と通信可能な仲介サーバとを備えた決済制御システムにおいて、
    前記店舗には、前記店舗端末に対応付けられた第1コードを読み取り可能に保持するコード保持体を設けてあり、
    前記決済制御システムは、前記顧客端末による前記第1コードの読み取りに応じて、店舗と顧客の間における取引を識別するための第2コードを発行するコード発行部を備え、
    前記仲介サーバは、前記第2コードを前記顧客端末又は前記店舗端末の少なくとも一方に表示させる処理、及び前記第2コードに対応する取引の金額を含む電子決済用画面を前記顧客端末に表示させる処理を行う表示制御部と、前記第2コードが店舗と顧客に確認されたことを示す確認情報を受信し、更に、前記電子決済用画面により前記顧客から受け付けた前記第2コードに対応する取引の決済を指示する情報を前記顧客端末から受信した場合に、前記第2コードに対応する取引の決済処理を進める決済制御部とを備えたことを特徴とする決済制御システム。
  2. 請求項1に記載の決済制御システムにおいて、
    前記顧客端末及び前記店舗端末の両方が、前記第2コードを表示し、
    前記顧客端末又は前記店舗端末の少なくとも一方が、操作者から前記第2コードを確認した旨の操作を受け付けたことに応じて、前記確認情報を前記仲介サーバへ送信することを特徴とする決済制御システム。
  3. 請求項1に記載の決済制御システムにおいて、
    前記顧客端末又は前記店舗端末のいずれか一方が、前記第2コードを表示し、
    前記顧客端末又は前記店舗端末のいずれか他方が、操作者から前記第2コードの入力を受け付けたことに応じて、前記確認情報を前記仲介サーバへ送信することを特徴とする決済制御システム。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の決済制御システムにおいて、
    前記店舗端末は、前記顧客に決済を求める金額の情報を前記仲介サーバへ送信し、
    前記表示制御部は、前記店舗端末から受信した前記金額を前記顧客端末の前記電子決済用画面に表示させ、
    前記決済制御部は、前記金額について前記決済を指示する情報を前記顧客端末から受信したことに応じて、前記金額の決済処理を進めることを特徴とする決済制御システム。
  5. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の決済制御システムにおいて、
    前記顧客端末は、前記仲介サーバによる前記確認情報の受信後に、注文を指示する操作又は決済を指示する操作を受け付けたことに応じて、その旨を指示する情報を前記仲介サーバへ送信し、
    前記決済制御部は、前記顧客端末から前記決済を指示する情報を受信したことに応じて、それまでに前記顧客端末から受信した前記注文を指示する情報に基づく算出金額の決済処理を進めることを特徴とする決済制御システム。
  6. 請求項5に記載の決済制御システムにおいて、
    前記顧客端末として、前記第2コードを発行する契機となる前記第1コードの読み取りを行った第1の顧客端末と、前記第1の顧客端末とは異なる第2の顧客端末とがあり、
    前記第2の顧客端末は、前記第2の顧客端末に前記第2コードが入力された後は、注文を指示する操作又は決済を指示する操作を受け付けたことに応じて、その旨を指示する情報を前記仲介サーバへ送信し、
    前記決済制御部は、前記第1の顧客端末又は前記第2の顧客端末から前記決済を指示する情報を受信したことに応じて、それまでに前記第1の顧客端末前記第2の顧客端末から受信した前記注文を指示する情報に基づく算出金額の決済処理を進めることを特徴とする決済制御システム。
  7. 店舗に配備される店舗端末及び前記店舗の顧客が所持する顧客端末の各々と通信可能な仲介サーバであって、
    前記店舗には、前記店舗端末に対応付けられた第1コードを読み取り可能に保持するコード保持体を設けてあり、
    前記顧客端末による前記第1コードの読み取りに応じて発行される、店舗と顧客の間における取引を識別するための第2コードを前記顧客端末又は前記店舗端末の少なくとも一方に表示させる処理、及び前記第2コードに対応する取引の金額を含む電子決済用画面を前記顧客端末に表示させる処理を行う表示制御部と、前記第2コードが店舗と顧客に確認されたことを示す確認情報を受信し、更に、前記電子決済用画面により前記顧客から受け付けた前記第2コードに対応する取引の決済を指示する情報を前記顧客端末から受信した場合に、前記第2コードに対応する取引の決済処理を進める決済制御部とを備えたことを特徴とする仲介サーバ。
  8. 店舗に配備される店舗端末と、顧客が所持する顧客端末と、前記店舗端末及び前記顧客端末の各々と通信可能な仲介サーバとを用いて行われる決済制御方法において、
    前記店舗には、前記店舗端末に対応付けられた第1コードを読み取り可能に保持するコード保持体を設けてあり、
    前記顧客端末による前記第1コードの読み取りに応じて、店舗と顧客の間における取引を識別するための第2コードを発行するコード発行工程と、
    前記仲介サーバが、前記コード発行工程で発行された前記第2コードを前記顧客端末又は前記店舗端末の少なくとも一方に表示させるコード表示工程と、
    前記仲介サーバが、前記第2コードに対応する取引の金額を含む電子決済用画面を前記顧客端末に表示させる電子決済用画面表示工程と、
    前記仲介サーバが、前記第2コードが店舗と顧客に確認されたことを示す確認情報を受信し、更に、前記電子決済用画面により前記顧客から受け付けた前記第2コードに対応する取引の決済を指示する情報を前記顧客端末から受信した場合に、前記第2コードに対応する取引の決済処理を進める決済工程とを有することを特徴とする決済制御方法。
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