JP7161155B2 - 注文決済システム - Google Patents

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Description

本発明は注文決済システムに関するものである。
従来、飲食店のテーブルごとに、そのテーブル上の範囲だけに対してID情報を発信するビーコンを設置し、スマートフォンがそのID情報を受信できる位置にあるときに、スマートフォンにインストールされているアプリケーションで注文を行うとともに、支払(決済)を行うことができる技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2016-129324号公報
ところで、購買行動等のデータはビジネス上の利用価値のある情報であると考えられる。
そこで、本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、注文及び決済を行うだけに留まらず、購買行動等に関するデータを蓄積することが可能な注文決済システムを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために以下の構成によって把握される。
(1)本発明の注文決済システムは、自身を特定するための発信器特定コードの信号を発信する無線発信器と、前記発信器特定コードに対応した前記無線発信器の設置店舗を記憶した記憶部と、前記信号が所定の信号強度以上である範囲に位置するときに、前記発信器特定コードに対応した前記無線発信器の設置店舗に対する注文及び決済が可能なアプリケーションを有する携帯端末と、を備え、前記アプリケーションには、前記アプリケーションごとに与えられたユニークなアプリケーション識別コードが与えられており、前記記憶部には、前記注文及び前記決済を実行した前記アプリケーションの前記アプリケーション識別コードと前記アプリケーション識別コードに対応する前記注文の内容が記憶される。
(2)上記(1)の構成において、前記携帯端末からの注文を受け付ける店舗端末を備え、前記携帯端末は、前記注文を前記店舗端末に送信するときに、前記注文を実行した前記アプリケーションの前記アプリケーション識別コードを併せて送信し、前記店舗端末で前記注文に対応する処理が完了した操作が行われると、前記店舗端末から前記アプリケーション識別コードが与えられている前記アプリケーションを有する前記携帯端末に処理が完了した通知が送信される。
(3)上記(2)の構成において、設置店舗がフードコートの飲食物を提供する店舗であり、前記注文が前記飲食物の注文であり、前記注文に対応する処理の完了が、前記注文した前記飲食物の出来上がりであり、前記携帯端末は、前記処理が完了した通知を受信すると、前記飲食物の出来上がりを知らせる音を出す。
(4)本発明の注文決済システムは、自身を特定するための発信器特定コードの信号を発信する無線発信器と、前記発信器特定コードに対応した前記無線発信器が設置されたテーブルを記憶した記憶部と、前記信号が所定の信号強度以上である範囲に位置するときに、前記発信器特定コードに対応した前記無線発信器が設置されたテーブルの注文及び決済が可能なアプリケーションを有する携帯端末と、を備え、前記アプリケーションには、前記アプリケーションごとに与えられたユニークなアプリケーション識別コードが与えられており、前記記憶部には、前記注文及び前記決済を実行した前記アプリケーションの前記アプリケーション識別コードと前記アプリケーション識別コードに対応する前記注文の内容が記憶される。
本発明によれば、注文及び決済を行うだけに留まらず、購買行動等に関するデータを蓄積することが可能な注文決済システムを提供することができる。
本発明に係る第1実施形態の注文決済システムを説明するための図である。 本発明に係る第1実施形態の携帯端末の画面にメニュー画面が表示されたところを示す図である。 本発明に係る第1実施形態の携帯端末の画面に支払画面(決済画面)が表示されたところを示す図である。 本発明に係る第2実施形態の注文決済システムを説明するための図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」と称する。)について詳細に説明する。
なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号又は符号を付している。
(第1実施形態)
図1は本発明に係る第1実施形態の注文決済システム1を説明するための図である。
図1に示すように、注文決済システム1は、フードコートの各店舗Sに設けられた無線発信器10と、記憶部20と、ユーザが所有する携帯端末30と、決済サーバ40と、を備えている。
また、注文決済システム1は、フードコートの各店舗Sに設けられた店舗端末(図示せず)を備えている。
本実施形態の無線発信器10は、信号を10mから100m程度の範囲で三次元空間に放射するビーコン等である。
例えば、無線発信器10は、消費電力が抑えられることから近距離無線通信規格であるBluetooth(登録商標) low energy(以下、BLEという場合がある。)に準拠した信号を発信するものがよく、この場合、信号が20m程度の範囲に放射される。
そして、この無線発信器10のそれぞれには、各無線発信器10を識別するためのユニークな発信器特定コード(例えば、ID等)が与えられており、無線発信器10は、それ自身を特定するための発信器特定コードに対応する信号を発信する。
本実施形態では、記憶部20は、この注文決済システム1を提供する事業者のネットワークに接続されたPCやサーバ等の有する記憶部である。
ただし、記憶部20は、単独でネットワークに接続されているデータサーバ等の形態であってもよく、後ほど、説明する各種のデータの記憶や携帯端末30からの要求に応じてデータの提供が可能であればよい。
そして、記憶部20は、各無線発信器10の発信器特定コード、その発信器特定コードに対応した無線発信器10が設置されている店舗S(設置店舗ともいう。)、及び、発信器特定コードに対応した無線発信器10が設置されている店舗Sに設けられた店舗端末(図示せず)へのアクセス情報等を記憶している。
携帯端末30は、一般のユーザが所持しているスマートフォン、携帯電話及びタブレット等の携帯端末でよく、携帯端末30には、後ほど説明する注文決済システム1を利用するためのアプリケーションがインストールされる。
なお、アプリケーションのインストールは、携帯端末30を所有するユーザがインストール作業を行う場合に限らず、いわゆる、ネット上のストア等でアプリを選択すると、自動的にインストールされ、そのアプリのアイコンが携帯端末30に表示されるものであってもよく、あらかじめ、携帯端末30のOSにプリインストールされていてもよい。
決済サーバ40は、ユーザが店舗Sで飲食物等を購入した際に、その購入した飲食物の支払(決済)を実行する、例えば、クレジット会社等の決済処理のためのサーバである。
ただし、現金カードのように、銀行の口座から直接支払をする銀行等が提供する支払サイト等も存在し、この場合、決済サーバ40は、銀行等の運営するサーバ等である。
なお、近年は、仮想通貨でのネット決済等も行われるようになっていることから、決済サーバ40は、各国が発行する現実通貨での決済を行うためのサーバに限られる必要はなく、仮想通貨での決済が行えるサーバであってもよい。
次に、具体的に、注文決済システム1の利用方法等を説明しながら、さらに、詳細な構成等について説明する。
以下では、ユーザが、この注文決済システム1を提供する事業者のサイト等に携帯端末30でアクセスし、事業者が提供する注文決済システム1を実行するためのアプリケーション(以下、注文決済アプリという場合もある。)をダウンロードして、既に、携帯端末30に、そのアプリケーションをインストールしているものとして話を進める。
この注文決済システム1のためのアプリケーションは、アプリケーションごとに与えられたユニークなアプリケーション識別コードを有しており、記憶部20は、注文及び決済を実行したアプリケーションのアプリケーション識別コードと、アプリケーション識別コードに対応する注文の内容(単に、注文内容ともいう。)を記憶する注文内容記憶領域が設けられている。
そして、後ほど説明するように、注文内容記憶領域には、アプリケーション識別コードと、アプリケーション識別コードに対応する注文内容が蓄積されていき、購買動向等に関するビッグデータが構築されるようになっている。
具体的に、一事例を紹介しながら注文決済システム1について説明する。
図1に示すように、注文決済システム1では、店舗Sごとに、無線発信器10が設置されている。
そして、その無線発信器10が発信する信号の信号強度が、注文決済アプリに設定されている所定の信号強度以上である範囲に携帯端末30が位置すると、その所定の信号強度以上で受信している発信器特定コードに対応した無線発信器10の設置店舗に対する注文決済アプリを利用した注文及び決済を行うことができる。
例えば、複数の店舗Sのうちの1つの店舗SであるコーヒーショップS1に設置されている無線発信器10である無線発信器10Sからの特定発信器コードの信号が所定の信号強度以上となる範囲に携帯端末30が位置するときに注文決済アプリを起動させると、注文決済アプリは、携帯端末30の通信(無線通信)機能を利用して記憶部20にネットワークを通じてアクセスし、記憶部20から特定発信器コードに対応する店舗S(本例では、コーヒーショップS1)に設けられた店舗端末(図示せず)へのアクセス情報を取得する。
ただし、特定発信器コードの信号が所定の信号強度以上となる範囲に携帯端末30が位置する前に注文決済アプリが起動されていてもよく、この場合でも、ユーザが、無線発信器10Sからの特定発信器コードの信号が所定の信号強度以上である範囲に来たことで、携帯端末30が所定の信号強度以上で無線発信器10Sからの特定発信器コードの信号を受信すると、注文決済アプリは、携帯端末30の通信(無線通信)機能を利用して記憶部20にネットワークを通じてアクセスし、記憶部20から特定発信器コードに対応する店舗S(本例では、コーヒーショップS1)に設けられた店舗端末(図示せず)へのアクセス情報を取得する。
なお、このように、注文決済アプリが携帯端末30を制御して注文決済システム1としての携帯端末30の動作を司るが、注文決済アプリは携帯端末30の動作のためのソフトウエアであり、具体的な動作は携帯端末30が行うことになるため、以下では、動作の主体を携帯端末30として記載する。
例えば、アクセス情報は、店舗S(本例では、コーヒーショップS1)に設けられた店舗端末(図示せず)が提供する注文受付サイトへの誘導情報(例えば、注文受付サイトのURL)であり、携帯端末30は、アクセス情報を取得すると、そのアクセス情報に基づいて、注文受付サイトにアクセスし、注文受付サイトのトップ画面(例えば、店舗Sの写真が表示されている画面等)を画面31に表示する。
なお、携帯端末30が、隣接する店舗Sに設置されている無線発信器10からの特定発信器コードの信号も所定の信号強度以上で受信している場合には、携帯端末30は、記憶部20からその隣接する店舗Sに設けられている店舗端末(図示せず)が提供する注文受付サイトへの誘導情報(例えば、注文受付サイトのURL)も取得し、注文受付サイトのトップ画面(例えば、店舗Sの写真が表示されている画面等)を表示するので、このような場合には、画面31に複数の注文受付サイトのトップ画面が表示されることになる。
そして、ユーザが、画面31に表示された1つ以上のトップ画面のうちの1つのトップ画面をタップすると、携帯端末30は、タップされたトップ画面の店舗S(本例では、コーヒーショップS1)に設けられた店舗端末(図示せず)が提供する注文を行うための、メニュー画面を画面31に表示する。
図2は携帯端末30の画面31にメニュー画面が表示されたところを示す図であり、図3は携帯端末30の画面31に支払画面(決済画面)が表示されたところを示す図である。
図2に示すように、携帯端末30の画面31に表示されるメニュー画面には、メニューと、そのメニューを注文する数量を入力する数量入力欄32と、そのメニューの注文を取消すときのための削除アイコン33である「削除」と、がセットとなって、上下方向に一覧表示される。
また、一番下には、注文内容を確認し、注文と支払を行う支払画面(図3参照)に遷移するための画面遷移アイコン34である「確認」が設けられている。
なお、図2では、わかりやすいように携帯端末30の画面31に画面遷移アイコン34までが収まっている図示になっているが、メニューの数が多い場合には、一度に、画面31に画面遷移アイコン34までが収まるわけではなく、その場合には、画面31を指で触って上下スクロールすることで、収まっていないメニューや画面遷移アイコン34を画面31に表示させることになる。
なお、画面遷移アイコン34の右隣りには、先に説明した注文受付サイトのトップ画面(例えば、店舗Sの写真が表示されている画面等)を画面31に表示した状態に戻るための戻りアイコン35である「戻る」も設けられているので、この店舗Sでの注文を止めて、別の店舗Sでの注文が行いたい場合には、戻りアイコン35をタップすればよい。
そして、ユーザは引き続き、注文したいメニューに対応して設けられている数量入力欄32をタップして、そのタップによって画面31に表示されるテンキーを操作して数量の入力を行う。
例えば、図2に示す例では、ブレンドコーヒーMを1つとアメリカンコーヒーSを1つ注文するために、それらに対応する数量入力欄32に1が入力されたところを示している。
なお、数量入力欄32に間違った数値(注文数)の入力を行った場合は、右隣りの削除アイコン33をタップすれば、入力した数値(注文数)がリセットされる。
そして、ユーザが、注文したいメニューに対応して設けられている数量入力欄32に注文数の入力を行った後、画面遷移アイコン34をタップすると、図3に示すように、携帯端末30の画面31に支払画面(決済画面)が表示されるので、注文内容を確認して問題がなければ、引き続き、ユーザは、その注文内容の注文及びその注文に対する支払(決済)を行うための支払アイコン36(決済アイコンともいう)である「注文・支払」をタップする。
なお、注文内容を修正する場合には、支払アイコン36の右隣りに、図2に示すメニュー画面に戻るための画面遷移アイコン37である「入力に戻る」が設けられているので、ユーザは画面遷移アイコン37をタップすることで、もう一度、注文のための入力をやり直すことができる。
そして、ユーザが、支払アイコン36をタップすると、携帯端末30は、注文決済アプリに登録されているクレジットカード等に対応する決済サーバ40にアクセスして支払(決済)を行う画面を画面31に表示するので、ユーザは、パスワード等の入力を行って支払(決済)処理を行う。
なお、注文決済アプリへのクレジットカード等の登録は、注文決済アプリが携帯端末30にインストールされたときに行うようになっている。
ただし、記憶部20に、発信器特定コードに対応した無線発信器10が設置されている店舗Sの支払が可能な支払サイトが登録されていて、支払アイコン36をタップすると、携帯端末30が、その支払サイトを画面31に表示し、その支払サイトで支払をするようになっていてもよい。
この場合には、ネットショッピング等と同様にして支払が行えるため、注文決済アプリへのクレジットカード等の登録を不要とすることができる。
そして、携帯端末30は、支払(決済)処理が済むと、引き続き、店舗S(本例では、コーヒーショップS1)に設けられた店舗端末(図示せず)に向けて、注文内容とともに、この携帯端末30に登録されている注文決済アプリのアプリケーション識別コードをネットワーク経由で送信し、店舗端末(図示せず)が、携帯端末30から送信された注文及びアプリケーション識別コードを受け付ける。
さらに、携帯端末30は、続けて、記憶部20にネットワーク経由でアクセスし、記憶部20の注文内容記憶領域に、注文及び決済を実行したアプリケーションのアプリケーション識別コードとアプリケーション識別コードに対応する注文の内容(本例では、ブレンドコーヒーM1つとアメリカンコーヒーS1つの注文)を登録する。
このように、注文決済アプリを利用して注文及び決済を行うと、注文内容記憶領域にアプリケーション識別コードとアプリケーション識別コードに対応する注文の内容が登録されるので、本実施形態の注文決済システム1では、順次、このようなデータが蓄積されることで購買行動等に関するビッグデータが構築される。
そして、このビッグデータを解析することで、例えば、飲食物Aを購入するユーザは、併せて飲食物Bも購入する傾向があるといった購買行動を掴むことができ、そうすると、飲食物Aを販売する店舗Sの隣に、飲食物Bを販売する店舗Sを設置することでフードコート全体としての売り上げが上がるといったアドバイスを行うことができる。
また、例えば、飲食物Aを販売する店舗Sに飲食物Bの販売を行うようにアドバイスすることで、店舗Sの売り上げが上がるといったアドバイスを行うことができる。
さらには、例えば、ユーザAとユーザBの購買行動が似ていることが解析でわかれば、ユーザAがよく飲食物を購入する店舗Sで、ユーザBが飲食物を購入したことがない店舗SをユーザB宛に紹介するといったビジネスモデルを構築することも可能であり、本実施形態の注文決済システム1は、単に、注文決済を行うに留まらず、その後のビジネス展開のある注文決済システム1になっている。
一方、上記のようにして、店舗Sへの注文が終わり、注文した飲食物(本例では、ブレンドコーヒーM1つとアメリカンコーヒーS1つ)が出来上がると、店舗Sの店員は、店舗Sに設けられた店舗端末(図示せず)で注文に対応する処理が完了した操作を行う。
そうすると、店舗端末(図示せず)は、無線通信(例えば、近距離無線通信)でアプリケーション識別コードとともに、処理が完了した通知(注文した飲食物の出来上がり)を通知する信号を発信し、その処理が完了した通知の信号を受信した携帯端末30は、処理の完了(飲食物の出来上がり)を知らせる音を出す。
なお、携帯端末30がマナーモードに設定されていると音ではなく、携帯端末30はユーザに振動で処理の完了(飲食物の出来上がり)を知らせることになるが、これは音を鳴らす動作に付属した携帯端末30の動作であることから、音を出す行為に含むものと解されるべきである点に留意されたい。
このように、店舗端末(図示せず)は、アプリケーション識別コードとともに処理の完了(注文した飲食物の出来上がり)の通知を行うことで、アプリケーション識別コードが与えられているアプリケーションを有する携帯端末30に向けて処理が完了した通知を行うため、近くに本注文決済システム1の注文決済アプリをインストールした別のユーザの携帯端末30があったとしても、正しく注文を行ったユーザの携帯端末30に処理の完了(注文した飲食物の出来上がり)の通知を行うことができる。
また、上記の説明でわかるように、ユーザは、携帯端末30が店舗Sに設置されている無線発信器10からの特定発信器コードの信号を所定の信号強度以上で受信できるところにいれば、携帯端末30で注文を行うことができるため、注文待ちの列に並ぶ必要がないという利点もある。
さらに、店舗S側から見れば、注文決済アプリで注文と決済が行われると、店員が直接注文を受けて、決済を行う必要がなくなるので業務の効率化が図れるとともに、注文の出来上がりを知らせるための携帯ブザー等を店舗Sが備える必要もなくなるという利点もある。
なお、本実施形態では、フードコートで飲食物を注文し、決済を行う場合について説明したが、本注文決済システム1の利用形態は、フードコートに限定される必要はなく、注文の内容が飲食物に限定されるものではない。
(第2実施形態)
図4は本発明に係る第2実施形態の注文決済システム1を説明するための図であり、図1のフードコートに変わる部分(飲食店等の店舗内)だけを示した図になっている。
第2実施形態でも、図1を参照して説明したように、注文決済システム1は、記憶部20と、ユーザが所有する携帯端末30と、決済サーバ40と、店舗に設けられた店舗端末と、を備えている。
一方、第1実施形態では、無線発信器10が各店舗S(図1参照)に設けられていたが、第2実施形態では、図4に示すように、飲食店内のテーブルTごとに、テーブルTの裏側に設置されるように、無線発信器10が設けられている。
ただし、このようにテーブルTごとに無線発信器10が設置されている店舗が1店舗である必要はない。
なお、テーブルT間の距離が近いため、ここで使用される無線発信器10は、特許文献1で説明されるのと同様にシート状の無線発信器10になっており、テーブルT上(シート状の無線発信器10上)の特定の範囲(点線囲み範囲)に携帯端末30が位置するときに、携帯端末30が無線発信器10からの特定発信器コードの信号を所定の信号強度以上で受信できるものになっている。
そして、記憶部20は、各無線発信器10の発信器特定コード、その発信器特定コードに対応した無線発信器10が設置されている店舗、その発信器特定コードに対応した無線発信器10が設置されているテーブルTの位置情報(例えば、テーブル番号)、及び、発信器特定コードに対応した無線発信器10が設置されている店舗に設けられた店舗端末へのアクセス情報等を記憶している。
したがって、第1実施形態と同様に、注文決済アプリが起動した状態で、テーブルT上の特定の範囲(点線囲み範囲)に携帯端末30が位置すると、携帯端末30は、通信(無線通信)機能を利用して記憶部20にネットワークを通じてアクセスし、記憶部20から特定発信器コードに対応する店舗に設けられた店舗端末へのアクセス情報を取得し、画面31にメニュー画面を表示する。
なお、第2実施形態では、他の店舗の無線発信器10からの信号を携帯端末30が受信することはないため、携帯端末30の画面31には、いきなりメニュー画面が表示される。
そして、第1実施形態と同様に、ユーザは携帯端末30を操作して、注文及び決済を行う。
そうすると、携帯端末30は、店舗端末に向けて、注文内容及びテーブルTの位置情報(例えば、テーブル番号)をネットワーク経由で送信するので、飲食物が出来上がれば、店員は、そのテーブルTの位置情報に対応するテーブルTに飲食物を運ぶことになる。
また、携帯端末30は、第1実施形態と同様に、続けて、記憶部20にネットワーク経由でアクセスし、記憶部20の注文内容記憶領域に、注文及び決済を実行したアプリケーションのアプリケーション識別コードとアプリケーション識別コードに対応する注文の内容を登録する。
したがって、第2実施形態でも、注文決済アプリを利用して注文及び決済を行うと、注文内容記憶領域にアプリケーション識別コードとアプリケーション識別コードに対応する注文の内容が登録されるので、本実施形態の注文決済システム1でも、順次、このようなデータが蓄積され、購買行動等に関するビッグデータが構築される。
以上、具体的な実施形態を基に本発明の説明を行ってきたが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、変更や改良を行ったものも発明の技術的範囲に含まれるものである。
例えば、上記実施形態では、注文を行うために、携帯端末30が店舗端末にアクセスして、店舗端末が提供するメニュー画面等のようなWebアプリケーションと協業で動作する場合について説明したが、注文決済アプリ自身が各店舗に対応したメニュー画面等を有するものとして、無線発信器10からの発信器特定コードに対応した店舗を記憶部20から取得し、その取得した店舗に対応するメニュー画面等を画面31に表示するようにして、店舗端末がメニュー画面等のWebアプリケーションを提供するのではなく、基本的に携帯端末30から送られる注文内容等を受信するだけのものとしてもよい。
また、アプリケーション識別コードとアプリケーション識別コードに対応する注文の内容が登録される記憶部が、上述した記憶部20とは異なる記憶装置等の記憶部であってもよいことは言うまでもない。
このように、本発明は、上記実施形態に変更や改良を行ったものも発明の技術的範囲に含まれるものである。
1 注文決済システム
10、10S 無線発信器
20 記憶部
30 携帯端末
31 画面
32 数量入力欄
33 削除アイコン
34 画面遷移アイコン
35 戻りアイコン
36 支払アイコン
37 画面遷移アイコン
40 決済サーバ
S 店舗
S1 コーヒーショップ
T テーブル

Claims (4)

  1. 自身を特定するための発信器特定コードの信号を発信する無線発信器と、
    前記発信器特定コードに対応した前記無線発信器の設置店舗を記憶した記憶部と、
    前記信号が所定の信号強度以上である範囲に位置するときに、前記発信器特定コードに対応した前記無線発信器の設置店舗に対する注文及び決済が可能なアプリケーションを有する携帯端末と、を備え、
    前記アプリケーションには、前記アプリケーションごとに与えられたユニークなアプリケーション識別コードが与えられており、
    前記記憶部には、前記携帯端末が、前記信号が所定の信号強度以上である範囲に位置するときに、前記注文及び前記決済を実行した前記アプリケーションの前記アプリケーション識別コードと前記アプリケーション識別コードに対応する前記注文の内容が記憶され、順次、前記アプリケーション識別コードと、前記アプリケーション識別コードに対応する前記注文内容が蓄積されることを特徴とする注文決済システム。
  2. 前記携帯端末からの注文を受け付ける店舗端末を備え、
    前記携帯端末は、前記注文を前記店舗端末に送信するときに、前記注文を実行した前記アプリケーションの前記アプリケーション識別コードを併せて送信し、
    前記店舗端末で前記注文に対応する処理が完了した操作が行われると、前記店舗端末から前記アプリケーション識別コードが与えられている前記アプリケーションを有する前記携帯端末に処理が完了した通知が送信されることを特徴とする請求項1に記載の注文決済システム。
  3. 設置店舗がフードコートの飲食物を提供する店舗であり、
    前記注文が前記飲食物の注文であり、
    前記注文に対応する処理の完了が、前記注文した前記飲食物の出来上がりであり、
    前記携帯端末は、前記処理が完了した通知を受信すると、前記飲食物の出来上がりを知らせる音を出すことを特徴とする請求項2に記載の注文決済システム。
  4. 自身を特定するための発信器特定コードの信号を発信する無線発信器と、
    前記発信器特定コードに対応した前記無線発信器が設置されたテーブルを記憶した記憶部と、
    前記信号が所定の信号強度以上である範囲に位置するときに、前記発信器特定コードに対応した前記無線発信器が設置されたテーブルの注文及び決済が可能なアプリケーションを有する携帯端末と、を備え、
    前記アプリケーションには、前記アプリケーションごとに与えられたユニークなアプリケーション識別コードが与えられており、
    前記記憶部には、前記携帯端末が、前記信号が所定の信号強度以上である範囲に位置するときに、前記注文及び前記決済を実行した前記アプリケーションの前記アプリケーション識別コードと前記アプリケーション識別コードに対応する前記注文の内容が記憶され、順次、前記アプリケーション識別コードと、前記アプリケーション識別コードに対応する前記注文内容が蓄積されることを特徴とする注文決済システム。
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