JP2015215806A - 支払情報出力方法、出力装置、出力システムおよび収納支援プログラム - Google Patents

支払情報出力方法、出力装置、出力システムおよび収納支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】支払通知をもとにした支払を容易に行うことを可能とする。【解決手段】実施形態の支払情報出力方法は、携帯端末により実行され、所定の宛先を通知先とする収納機関への支払通知を含む画面データをサーバ装置から受信し、受信した支払通知を含む画面データを表示する。また、支払情報出力方法は、現金自動預払機での支払が選択されたことを受け付け、支払通知に含まれる情報の中から、少なくとも、支払先を特定可能な第一の情報と、支払者を特定可能な第二の情報とを読み出し、読み出した第一の情報と第二の情報とを無線通信により現金自動預払機へ送信する。【選択図】図6

Description

本発明の実施形態は、支払情報出力方法、出力装置、出力システムおよび収納支援プログラムに関する。
近年、マイナンバー制度による情報管理の効率化が求められている。このマイナンバー制度では、例えば、個人ごとに個人を識別する番号が付与されることを利用して、個人別のポータルサイトであるマイポータルを設置することや、マイポータルに個人向けの各種通知が届くことが考えられる。例えば、マイポータルに、社会保険料、納税などの支払(納付)を行うための通知を収納機関から送信することが考えられる。これにより、社会保険料、税金などの支払は、マイポータル上の通知内容を確認した後に、銀行等の金融機関、コンビニエンスストア(以下、コンビニ)などでの支払い手続きを行うことになるだろう。
特開2013−131239号公報
しかしながら、マイポータルに通知された支払通知をもとに、金融機関等で支払を行う場合は、マイポータル上の通知内容を確認しながら、支払先を特定する情報や、支払者を特定する情報などの入力作業を行う必要がある。このため、ユーザは、支払を容易に行うことができない場合がある。
一つの側面では、支払通知をもとにした支払を容易に行うことができる支払情報出力方法、出力装置、出力システムおよび収納支援プログラムを提供することにある。
一つの態様では、支払情報出力方法は、携帯端末により実行され、所定の宛先を通知先とする収納機関への支払通知を含む画面データをサーバ装置から受信し、受信した支払通知を含む画面データを表示する。また、支払情報出力方法は、現金自動預払機での支払が選択されたことを受け付け、支払通知に含まれる情報の中から、少なくとも、支払先を特定可能な第一の情報と、支払者を特定可能な第二の情報とを読み出し、読み出した第一の情報と第二の情報とを無線通信により現金自動預払機へ送信する。
一つの側面として、支払通知をもとにした支払を容易に行うことができる。
図1は、第1の実施形態にかかるシステム構成を示す説明図である。 図2は、マイポータルDBを説明する説明図である。 図3は、携帯端末の構成を例示する機能ブロック図である。 図4は、現金自動預払機の構成を例示する機能ブロック図である。 図5は、窓口端末の構成を例示する機能ブロック図である。 図6は、現金自動預払機を介した支払手順を示すラダーチャートである。 図7は、表示画面の遷移を説明する説明図である。 図8は、表示画面の遷移を説明する説明図である。 図9は、窓口端末を介した支払手順を示すラダーチャートである。 図10は、第2の実施形態にかかるシステム構成を示す説明図である。 図11は、POS端末の構成を例示する機能ブロック図である。 図12は、POS端末を介した支払手順を示すラダーチャートである。 図13は、表示画面を説明する説明図である。 図14は、第3の実施形態にかかるシステム構成を示す説明図である。 図15は、情報処理装置および記憶媒体の構成を例示する機能ブロック図である。 図16は、現金自動預払機を介した支払手順を示すラダーチャートである。
以下、図面を参照して、実施形態にかかる支払情報出力方法、出力装置および出力システムおよび収納支援プログラムを説明する。実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の実施形態で説明する支払情報出力方法、出力装置および出力システムは、一例を示すに過ぎず、実施形態を限定するものではない。また、以下の各実施形態は、矛盾しない範囲内で適宜組みあわせてもよい。また、以下の実施形態においては、公共料金や税金などの公金を納付する処理を例として説明している。公金については一般に”納付”という表現が用いられるが多いが、以下の説明においては“納付”を”支払”と表現する場合がある。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態にかかるシステム構成を示す説明図である。図1の例では、公共料金、税金などの支払先である収納機関4からの支払通知による支払を、ペイジー(Pay-easy(登録商標))を用いて銀行等の金融機関5で行う場合のシステム構成を例示している。支払いを行うためのシステムとして、ペイジー以外のシステムを用いても構わない。
第1の実施形態にかかるシステムでは、携帯端末1と、サーバ装置2と、収納機関4の基幹システム40とが、インターネット等の通信ネットワークN1を介して通信可能に接続されている。通信ネットワークN1には、GW53を介して金融機関5内のLAN(Local Area Network)などである通信ネットワークN2が接続されている。インターネットバンキングなどを行う場合には、携帯端末1よりGW53を介して金融機関5への接続を行うこととなる。
金融機関5の通信ネットワークN2には、基幹システム50、ATM(現金自動預払機)51および受け付け窓口に設置された窓口端末52が接続されている。また、収納機関4の基幹システム40と、金融機関5の基幹システム50とは、MPN(Multi Payment Network)等の通信ネットワークN3を介して互いに通信可能に接続される。
携帯端末1は、ユーザが使用する携帯型の端末装置であり、例えば、スマートフォン、携帯電話等であってよい(詳細は後述する)。サーバ装置2は、通信ネットワークN1を介して接続する携帯端末1などからのログイン認証により、個人ごとのポータルサイトを提供するウエブサーバ等である。例えば、サーバ装置2は、マイナンバー制度における個人別のポータルサイトであるマイポータルを、個人ごとのマイポータルに関する情報を管理するマイポータルDB3をもとに、通信ネットワークN1を介して接続する携帯端末1などに提供する。
図2は、マイポータルDB3を説明する説明図である。図2に示すように、マイポータルDB3は、マイナンバー制度において個人を識別する個人番号ごとに、ID・パスワード情報、各種個人情報、納付(支払)情報等の個人の情報を管理するデータベースである。
ID・パスワード情報は、マイポータルへログインする際に用いるIDとパスワードの設定情報である。各種個人情報は、例えば、住所、氏名、生年月日、社会保障番号等である。納付(支払)情報は、収納機関4より個人宛に通知された公共料金、税金等の支払に関する情報である。納付(支払)情報には、支払通知の具体的な内容とともに、納付の手続きに必要な情報が含まれている。この納付の手続きに必要な情報は、ペイジーにおける納付情報であり、支払先を特定可能な収納機関番号、支払者を特定可能な納付番号、確認番号、(納付区分)などである。
収納機関4は、公共料金、税金などの支払先であり、例えば、税金の支払先である主税局、通信(固定電話、携帯電話等)利用料の支払先である行政機関や通信事業者等であってよい。収納機関4の基幹システム40は、個人ごとの支払を管理するサーバ装置、通信ネットワークN1、N3を介した通信を行う通信サーバなどを有する。基幹システム40は、公共料金、税金などの個人ごとの支払通知を、個人を特定する情報(例えば個人番号)とともにマイポータルを管理するサーバ装置2へ、例えば通信ネットワークN1を介して送信する。サーバ装置2は、基幹システム40からの支払通知を受信した場合、この支払通知とともに受信した個人番号で特定されるマイポータルDB3のレコードに、支払通知の内容を納付(支払)情報として記録する。
金融機関5は、例えば銀行である。金融機関5の基幹システム50は、口座の特定、残高照会、決済等の取引処理を行うサーバ装置、クライアントの口座を管理する口座データベース、通信ネットワークN2、N3を介した通信を行う通信サーバなどを有する。基幹システム50は、ATM51、窓口端末52等からの要求に対して、口座の特定、残高照会、決済等の取引処理を行い、処理結果を応答する。
ATM51は、金融機関5において、ユーザによる操作を受け付けて、所定の口座における入金取引、預金引出取引および収納機関4への支払(納付)取引などを行う端末装置である。窓口端末52は、金融機関5において、取引にかかる窓口に設置された端末装置であり、銀行員等の操作を受け付けて、所定の口座における入金取引、預金引出取引および収納機関4への支払(納付)取引などを行う。
ここで、携帯端末1、ATM51、窓口端末52の詳細について図3〜図5を参照して説明する。図3は、携帯端末1の構成を例示する機能ブロック図である。図4は、ATM51の構成を例示する機能ブロック図である。図5は、窓口端末52の構成を例示する機能ブロック図である。
図3に示すように、携帯端末1は、制御部11と、記憶部12と、表示部13と、操作部14と、第1通信部15と、第2通信部16とを有する。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有し、携帯端末1の動作を中央制御する。具体的には、制御部11は、CPUがROMに記憶された基本プログラムや記憶部12に記憶されたプログラム121、設定情報122を読み出してRAMに展開し、順次実行することで、携帯端末1の動作を制御する。
記憶部12は、不揮発性メモリなどであり、プログラム121、設定情報122などの情報を記憶する。プログラム121は、サーバ装置2等へアクセスするウエブブラウザ、電子メールの作成・閲覧を行うためのメールアプリケーション、ペイジー等を利用した支払を行うための支払アプリケーションのプログラムデータである。設定情報122は、プログラム121で利用される種々の設定を記述したファイルなどである。例えば、設定情報122に予め所定の設定を記述しておくことで、ウエブブラウザや支払アプリケーションなどのアプリケーション間におけるデータの受け渡しを行うことができる。
表示部13は、液晶表示パネルなどである。表示部13は、制御部11の制御のもと、液晶表示パネルの表示画面上に画像の表示を行う。操作部14は、各種操作ボタンや、表示部13の液晶表示パネルに重畳されたタッチセンサなどであり、ユーザの操作を受け付ける。
第1通信部15は、制御部11の制御のもと、通信ネットワークN1に接続するための通信インターフェースである。具体的には、第1通信部15は、移動通信システム(図示しない)と接続し、この移動通信システムを介して通信ネットワークN1への接続を行う。移動通信システムの一例として、3G(3rd Generation)やLTE(Long Term Evolution)が挙げられる。
第2通信部16は、制御部11の制御のもと、近接場型の無線通信(NFC:Near Field Communication、以後、近接無線通信とよぶ)を行う通信インターフェースである。第2通信部16における近接無線通信の通信エリアは、数センチからおよそ1メートル程度の極短距離である。
第2通信部16は、通信制御部161と、メモリ162と、アンテナ部163とを有する。通信制御部161は、アンテナ部163を介して行う近接無線通信を制御する。メモリ162は、近接無線通信により送信(出力)するデータおよび近接無線通信により受信したデータを記憶する。メモリ162は、制御部11より近接無線通信によって出力するデータを受け付け、受け付けたデータをメモリ162の送信領域に記憶する。通信制御部161は、アンテナ部163を介して相手機器との近接無線通信が開始された場合に、メモリ162の送信領域に記憶されたデータを読み出して近接無線通信により送信する。アンテナ部163は、近接無線通信の規格に応じた無線通信を行うためのアンテナである。
なお、第2通信部16における近接無線通信は、アンテナ部163を介した通信相手となる機器との通信により給電される電力をもとに行ってもよい。相手機器との通信により給電される電力をもとに近接無線通信を行う場合は、送信するデータをメモリ162に事前に記憶しておくことで、携帯端末1の電源がオフ又はスタンバイなどの時でも、データの送信を行うことができる。また、近接無線通信では、通信エリアが数センチからおよそ1メートル程度の極短距離に限られることから、第3者に受信される虞のない、セキュアな通信を確保できる。
図4に示すように、ATM51は、制御部5101と、ネットワークインターフェース部5102と、表示部5103と、操作部5104と、印字部5105と、無線通信部5106と、現金入出部5107とを有する。
制御部5101は、ATM51を全体制御する制御部であり、通信制御部5110と、取引処理部5111とを有する。通信制御部5110は、通信ネットワークN2を介して接続された基幹システム50と各種情報をやりとりするための制御部である。取引処理部5111は、基幹システム50との通信をもとに、口座の認証、残高照会、決済等の取引処理を行う処理部である。
ネットワークインターフェース部5102は、通信ネットワークN2に接続するためのインターフェース部である。表示部5103は、クライアント(ユーザ)にメッセージ等を表示する装置であり、操作部5104は、ユーザの操作を受け付ける装置である。表示部5103と操作部5104は、タッチパネルのように一体の装置であってもよい。印字部5105は、取引処理の利用控え等を印字する装置である。無線通信部5106は、制御部5101の制御のもと、近接無線通信を行う通信インターフェースである。無線通信部5106は、例えば、ATM51筐体の操作部5104近傍などに設けられており、ユーザが携帯端末1を近づけることにより、携帯端末1との間で近接無線通信を行う。現金入出部5107は、現金の入出力をおこなう装置であり、紙幣・硬貨を保管する保管部5120を有する。
図5に示すように、窓口端末52は、制御部5201と、ネットワークインターフェース部5202と、表示部5203と、操作部5204と、印字部5205と、無線通信部5206とを有する。
制御部5201は、窓口端末52を全体制御する制御部であり、通信制御部5210と、取引処理部5211とを有する。通信制御部5210は、通信ネットワークN2を介して接続された基幹システム50と各種情報をやりとりするための制御部である。取引処理部5211は、基幹システム50との通信をもとに、口座の認証、残高照会、決済等の取引処理を行う処理部である。
ネットワークインターフェース部5202は、通信ネットワークN2に接続するためのインターフェース部である。表示部5203は、ユーザ(窓口の銀行員等)にメッセージ等を表示する装置であり、操作部5204は、ユーザの操作を受け付ける装置である。表示部5203と操作部5204は、タッチパネルのように一体の装置であってもよい。印字部5205は、取引処理の利用控え等を印字する装置である。無線通信部5206は、制御部5201の制御のもと、近接無線通信を行う通信インターフェースである。無線通信部5206は、例えば、窓口カウンターなどに設けられており、クライアントが携帯端末1を近づけることにより、携帯端末1との間で近接無線通信を行う。
次に、収納機関4よりマイポータルに通知された支払通知をもとに、ATM51を介した支払を行う場合の支払手順を説明する。図6は、ATM51を介した支払手順を示すラダーチャートである。図6に示すように、支払を行うユーザは、携帯端末1のブラウザを起動し、サーバ装置2が提供するマイポータルへのログインを行う(S1)。
図7は、表示画面Gの遷移を説明する説明図である。図7に示すように、携帯端末1の表示画面Gには、各種アプリケーションを起動するためのアイコン画像G1、G2、G3が表示されている。アイコン画像G1は、ペイジー等を利用した支払を行うための支払アプリケーションの起動を指示するアイコン画像である。アイコン画像G2は、電子メールの作成・閲覧を行うためのメールアプリケーションの起動を指示するアイコン画像である。アイコン画像G3は、サーバ装置2等へアクセスするウエブブラウザの起動を指示するアイコン画像である。ユーザは、表示画面G上のアイコン画像G1、G2、G3を操作部14により選択することで、所望のアプリケーションを起動することができる(図7の左端の画面例)。
例えば、収納機関4よりマイポータルへ支払通知が通知された場合、ユーザのメールアカウントへお知らせメールが届くことがある。したがって、ユーザは、先ず、アイコン画像G2を選択してメールアプリケーションを起動し、お知らせメールの有無を確認する。そして、お知らせメールが届いている場合は、そのお知らせメールを表示画面Gに表示させて内容を確認する。具体的には、ユーザは、届いたお知らせメールを操作部14より選択することで、お知らせメールのメール画像G20を表示画面Gに表示させて内容を確認する(図7の左から2番目の画面例)。次いで、ユーザは、メール画像G20に含まれるマイポータルへのリンクG21を選択することで、ウエブブラウザを起動してサーバ装置2へのアクセスを開始する。
なお、ユーザは、メールアプリケーションを起動することなく、直接アイコン画像G3を選択してウエブブラウザを起動し、マイポータルのURLを指定することで、サーバ装置2へのアクセスを開始してもよい。
S1において、携帯端末1からサーバ装置2へのアクセスの開始により、サーバ装置2は、ログインを行うためのログイン画面を携帯端末1へ送信する。これにより、携帯端末1の表示画面Gには、ID・パスワード入力領域G31、ログインボタンG32を有するログイン画像G30が表示される。
ユーザは、ID・パスワード入力領域G31において、自身が事前に設定したID・パスワードを入力し、ログインボタンG32を操作することで、自身のマイポータルへログインする(図7の左から3番目の画面例)。具体的には、携帯端末1は、ログインボタンG32の操作を受け付けたところで、ID・パスワード入力領域G31に入力されたID・パスワードをサーバ装置2に通知する。サーバ装置2は、携帯端末1より通知されたID・パスワードをもとに、マイポータルDB3を参照してマイポータルのログイン認証を行う。ここで、ID・パスワードが不一致である場合は認証失敗とし、サーバ装置2は、再度のログインを促すために、ログイン画面を携帯端末1へ送信する。
ID・パスワードが一致する場合は認証成功とし、サーバ装置2は、ログイン認証された個人番号についてのマイポータル画面を携帯端末1へ送信する。携帯端末1では、サーバ装置2より送信されたマイポータル画面を表示部13に表示する(S2)(図7の右端上の画面例)。具体的には、図7に示すように、携帯端末1の表示画面Gには、ログイン認証された個人番号についての情報の閲覧、各種申請を行うマイポータル画面G33が表示される。
次いで、ユーザは、操作部14の操作によりマイポータル画面G33の「納税・還付照会」などの項目を選択することで、個人宛てに収納機関4より通知された支払通知を照会する(S3)。例えば、携帯端末1は、マイポータル画面G33上の「納税・還付照会」などの項目の選択をサーバ装置2へ通知する。サーバ装置2では、ログイン認証された個人番号について、マイポータルDB3の納付(支払)情報を読み出し、読み出した支払情報を含む画面データを携帯端末1へ送信する。携帯端末1では、サーバ装置2より送信された支払情報を含む画面データを表示部13に表示する(S4)(図7の右端下の画面例)。
具体的には、図7に示すように、携帯端末1の表示画面Gには、収納機関4より通知された支払情報G34が表示される。これにより、ユーザは、収納機関4より通知された支払情報G34の内容を確認できる。この支払情報G34を表示する表示画面Gには、支払情報G34に関する支払をインターネットバンキング、ATM、銀行窓口又はコンビニで行うための操作ボタンG35が表示される。ユーザは、操作ボタンG35の選択操作により、所望の手続きによる支払を指示する。
例えば、操作ボタンG35により「インターネットバンキング」での支払が選択された場合、引き続きウエブブラウザによる金融機関5へのアクセスが行われ、支払情報G34に関する支払をインターネットバンキングで行う処理が行われることとなる。
また、操作ボタンG35により「ATM」、「銀行窓口」又は「コンビニ」での支払が選択された場合、ペイジーを利用した支払を行うことから、携帯端末1は、支払アプリケーションを起動する。具体的には、支払情報G34と、「ATM」、「銀行窓口」、「コンビニ」の中で選択された支払手順との内容がAPI(Application Programming Interface)を介して支払アプリケーションに渡されて、支払アプリケーションが起動する。
なお、本実施形態では、APIを介するなどして、マイポータルでの支払の選択時に支払アプリケーションを起動する場合を例示するが、支払アプリケーションの起動は任意に行われてもよい。例えば、マイポータルでの支払の選択後に、ユーザが任意のタイミングでアイコン画像G1を操作して支払アプリケーションを起動してもよい。この場合は、APIを介して支払アプリケーションに情報を渡すのではなく、設定情報122を介して支払アプリケーションに情報を渡してもよい。具体的には、携帯端末1は、支払情報G34と、「ATM」、「銀行窓口」、「コンビニ」の中で選択された支払手順との内容を設定情報122に記述する。これにより、支払アプリケーションの起動時には、設定情報122に記述された内容が読み出されることとなる。
ここで、操作ボタンG35により「ATM」による支払が指定されたものとする(S5)。携帯端末1は、操作ボタンG35による「ATM」の指定を受けて、支払アプリケーションを起動する(S6)。
支払アプリケーションの起動により、携帯端末1の制御部11は、支払情報G34に関する支払を「ATM」で行うことから、支払情報G34に含まれる情報(項目)の中から、ペイジーにおける納付情報を読み出す。具体的には、制御部11は、支払情報G34に含まれる情報(項目)の中で、予め設定されたペイジーにおける納付情報に対応した項目である、支払先を特定可能な収納機関番号、支払者を特定可能な納付番号、確認番号などを読み出す。納付区分に関する情報も読み出しても構わない。収納機関番号は、第一の情報の一例である。納付番号は第二の情報の一例である。
サーバ装置2から取得したマイポータルの画面データからの、制御部11による納付情報に対応した項目の読み出し方としては、例えば、画面データに含まれるタグや特定のデータを利用することが考えられる。例えば、画面データがHTMLのような構造化文書であり、画面データに含まれるタグに、納付情報に関するいずれの項目であるかを識別可能な情報が属性として設定されていれば、読み出すべき項目が属性として設定されているタグに対応付けられたデータを読み出すことができる。また例えば、読み出すべき項目に対応するテキストデータと、その項目の内容である番号を示す数字文字列とは、画面上で所定の位置関係にあることが既知であれば、それを利用できる。すなわち、項目を示す特定の文字列を検索し、検索された文字列と所定の位置関係にある文字列を、読み出すことができる。例えば、画面上で、収納機関番号を示す数字文字列は、「収納機関番号:」という文字列に続けて5文字で記載されていることが既知であれば、HTMLデータの中から、「収納機関番号:」を検索し、それに続く5文字を収納機関番号を示す番号として読み出すことができる。
次いで、制御部11は、抽出した収納機関番号、納付番号、確認番号を、「ATM」に出力するためにメモリ162の送信領域へ設定する。納付区分に関する情報もメモリ162の送信領域に設定しても構わない。これにより、収納機関番号、納付番号、確認番号などの納付情報が近接無線通信による通知対象の情報として記憶される。
次いで、携帯端末1の制御部11は、ATM51において近接無線通信を行う位置への携帯端末1の配置を促すメッセージを表示部13の表示画面Gに表示する(S7)。
図8は、表示画面Gの遷移を説明する説明図である。より具体的には、図8は、支払アプリケーションを起動した後の表示画面Gの遷移を説明する図である。
図8に示すように、支払アプリケーションの起動により、携帯端末1の表示画面G上には、支払情報G34に関する支払画面G40が表示される。そして、第2通信部16により実行される近接無線通信による納付情報の通知対象の情報が設定された後、ATM51において近接無線通信を行う位置へ携帯端末1の配置を促すメッセージG41が表示される(図8の左端上の画面例)。ユーザは、メッセージG41の表示を確認することで、ATM51において近接無線通信を行う位置へ携帯端末1を近づけて、近接無線通信を開始させることができる。
そして、携帯端末1の制御部11は、メッセージG41を表示した後、第2通信部16と、ATM51との間の近接無線通信により、通知対象の情報として設定された納付情報がATM51に出力されるまでの間は、出力が完了していない旨のメッセージG42を表示画面Gに表示する(図8の左から2番目の画面例)。
また、ユーザは、ATM51の操作部5104により、ペイジーでの支払を行うための取引操作を行う(S8)。ユーザは、この時点でATM51において近接無線通信を行う位置へ携帯端末1を近づけて、近接無線通信を開始させてもよい。図6に示す処理では、携帯端末1によるステップS7の処理と、ATM51によるステップS8の処理との両方が行われた後に、携帯端末1がATM51と近接無線通信が可能な範囲に接近されると、両者間で近接無線通信を開始させることができる。従って、ATM51によるステップS8の処理と、携帯端末1によるステップS1〜ステップS7までの処理とは、どちらが先に行われても構わない。
ATM51において近接無線通信を行う位置へユーザが携帯端末1を近づけることで、携帯端末1の第2通信部16と、ATM51の無線通信部5106との間で近接無線通信による通信セッションが開始される(S9)。この通信セッションが開始された後、携帯端末1の第2通信部16と、ATM51の無線通信部5106とは、互いのID(Identification Data)をもとに、機種などの確認処理を行う(S10)。この確認処理において、携帯端末1の第2通信部16は、通信セッションが開始した通信先のIDをもとに、通信先が予め設定された機種、すなわちATMであるか否かを判定する。この判定で、ATMでない場合は、後述するS11の処理を行うことなく、通信セッションを終了する。
ATMである場合、携帯端末1の第2通信部16は、メモリ162の送信領域に設定された納付情報を読み出して近接無線通信によりATM51へ出力する(S11)。ATM51の無線通信部5106は、携帯端末1からの納付情報の出力を受けて、受領通知を応答する(S12)。携帯端末1の制御部11は、第2通信部16における受領通知の受信をもとに、納付情報の出力が完了したことを示すメッセージを表示部13の表示画面Gに表示する(S13)。
具体的には、図8に示すように、携帯端末1の制御部11は、納付情報の出力が完了したことを示すメッセージG43を表示画面Gに表示する(図8の右端の画面例)。なお、S13においては、ATM51への納付情報の出力が完了しただけであり、収納機関4への支払が確定したわけではないことから、メッセージG43のように支払確定についての案内を提示してもよい。
ATM51では、携帯端末1からの納付情報をもとに、ペイジーを利用した取引処理を行う(S14)。すなわち、マイポータルに届いた支払通知による、ペイジーを利用した支払い手続きが行われることとなる。
例えばATM51では、携帯端末1から受信した納付情報に含まれる、収納機関番号、納付番号、確認番号、納付区分のいずれかまたは複数を利用して、例えば基幹システム50経由で、収納機関4の基幹システム40へ問合せを行なう。そして、納付の対象となる案件や額を特定する。特定した金額を、ATM51で受け付けた支払い者であるユーザによる操作により特定した口座から引き落とし、収納先の口座へ振り込むための処理を実行する。
以上のように、携帯端末1は、マイポータルに届いた支払通知に含まれる納付情報を、第2通信部16の近接無線通信による通知対象の情報として記憶し、ATM51へ出力する。したがって、納付情報をATM51へ入力する手間を省くことができ、支払を容易に行うことが可能となる。
なお、近接無線通信による通知対象として設定される納付情報は、複数の中から選択してもよい。具体的には、マイポータルにおいて支払が指定された複数の支払情報G34の中から、操作部14によるユーザの操作により、近接無線通信による通知対象とするものを選択してもよい。
例えば、支払アプリケーションの起動により、携帯端末1の制御部11は、マイポータルにおいて支払が指定された複数の支払情報G34を設定情報122より読み出す。次いで、携帯端末1の制御部11は、図8の左端下の画面例に示すように、読み出した複数の支払情報G34の一覧画面G44を表示部13の表示画面Gに表示する。ユーザは、操作部14を操作して複数の支払情報G34の順位を入れ替えることで、近接無線通信による通知対象とする案件の順位を設定する。次いで、支払を決定する操作ボタンG45の操作を受け付けたところで、携帯端末1の制御部11は、順位の高い支払情報G34より順に、ペイジーにおける納付情報を読み出し、メモリ162の送信領域へ設定(スタック)する。これにより、設定された順位に応じた納付情報の通知を行うことができる。
次に、収納機関4よりマイポータルに通知された支払通知をもとに、銀行の窓口における窓口端末52を介した支払を行う場合の支払手順を説明する。図9は、窓口端末52を介した支払手順を示すラダーチャートである。図9のステップS1〜ステップS4の処理は、図6のステップS1〜ステップS4の処理と同じである。
図9に示すように、支払を行うユーザのマイポータル上において、操作ボタンG35により「銀行窓口」による支払が指定されたものとする(S5a)。携帯端末1は、操作ボタンG35による「銀行窓口」の指定を受けて、「ATM」が指定された場合と同様に、支払アプリケーションを起動する(S6)。これにより、収納機関番号、納付番号、確認番号、(納付区分)などの納付情報の近接無線通信により通知される情報が設定される。
また、窓口の銀行員は、窓口端末52の操作部5204により、ペイジーでの支払を行うための窓口操作を行う(S8a)。以後、「ATM」が指定された場合と同様に、ユーザは、メッセージG41のような表示、すなわち、窓口端末52に接続されている近接無線通信を実行可能な機器へ、携帯端末1を近づけることを促すメッセージの表示を確認した後に、窓口端末52において近接無線通信を行う位置へ携帯端末1を近づける。図9に示す処理では、携帯端末1によるステップS7の処理と、窓口端末52によるステップS8aの処理との両方が行われた後に、携帯端末1が窓口端末52と近接無線通信が可能な範囲に接近されると、両者間で近接無線通信を開始させることができる。従って、窓口端末52によるステップS8aの処理と、携帯端末1によるステップS1〜S4,ステップS5a、ステップS6,S7までの処理とは、どちらが先に行われても構わない。
窓口端末52において近接無線通信を行う位置へ携帯端末1が近づけられることで、携帯端末1の第2通信部16と、窓口端末52の無線通信部5206との間で近接無線通信による通信セッションが開始される(S9)。この通信セッションが開始された後、携帯端末1の第2通信部16と、窓口端末52の無線通信部5206とは、互いのID(Identification Data)をもとに、機種などの確認処理を行う(S10)。この確認処理において、携帯端末1の第2通信部16は、通信セッションが開始した通信先のIDをもとに、通信先が予め設定された機種、すなわち窓口端末であるか否かを判定する。この判定で、窓口端末でない場合は、後述するS11の処理を行うことなく、通信セッションを終了する。
窓口端末である場合、携帯端末1の第2通信部16は、メモリ162の送信領域に設定された納付情報を読み出して近接無線通信により窓口端末52へ出力する(S11)。窓口端末52の無線通信部5206は、携帯端末1からの納付情報の出力を受けて、受領通知を応答する(S12)。携帯端末1の制御部11は、第2通信部16における受領通知の受信をもとに、納付情報の出力が完了したことを示すメッセージを表示部13の表示画面Gに表示する(S13)。メッセージの一例として、図8の右端のG43が挙げられる。
窓口端末52では、携帯端末1からの納付情報をもとに、ペイジーを利用した取引処理を行う(S14a)。すなわち、マイポータルに届いた支払通知による、ペイジーを利用した支払い手続きが行われることとなる。
以上のように、携帯端末1は、マイポータルに届いた支払通知に含まれる納付情報を、第2通信部16の近接無線通信による通知対象に設定し、窓口端末52へ出力する。したがって、納付情報を窓口端末52へ入力する手間を省くことができ、支払を容易に行うことが可能となる。
(第2の実施形態)
図10は、第2の実施形態にかかるシステム構成を示す説明図である。図10に示すように、第2の実施形態では、マイポータルに届いた収納機関4からの支払通知による支払を、バーコードなどのコンピュータが読取可能な情報を用いてコンビニなどの流通機関6を介して行う点が第1の実施形態とは異なる。
具体的には、第2の実施形態にかかるシステムでは、携帯端末1と、サーバ装置2と、収納機関4の基幹システム40とが、インターネット等の通信ネットワークN1を介して通信可能に接続されている。通信ネットワークN1には、GW62を介して流通機関6内のLANなどである通信ネットワークN4が接続されている。
流通機関6の通信ネットワークN4には、基幹システム60、POS(Point Of Sale)端末61が接続されている。また、収納機関4の基幹システム40と、流通機関6の基幹システム60とは、MPN等の通信ネットワークN3を介して互いに通信可能に接続される。
流通機関6の基幹システム60は、売上管理の他、バーコードなどのコンピュータが読取可能な情報を用いた取引処理を行うサーバ装置、通信ネットワークN3、N4を介した通信を行う通信サーバなどを有する。POS端末61は、店舗のレジカウンタ等に設置され、商品の売上登録の他、バーコードなどのコンピュータが読取可能な情報を用いた支払等の取引を受け付ける端末装置である。
図11は、POS端末の構成を例示する機能ブロック図である。図11に示すように、POS端末61は、制御部6101と、ネットワークインターフェース部6102と、表示部6103と、操作部6104と、印字部6105と、コードリーダ6106と、現金入出部6107とを有する。
制御部6101は、POS端末61を全体制御する制御部であり、通信制御部6110と、取引処理部6111とを有する。通信制御部6110は、通信ネットワークN4を介して接続された基幹システム60と各種情報をやりとりするための制御部である。取引処理部6111は、基幹システム60との通信をもとに、商品の売上登録の他、バーコードなどのコンピュータが読取可能な情報を用いた支払等の取引処理を行う処理部である。
ネットワークインターフェース部6102は、通信ネットワークN4に接続するためのインターフェース部である。表示部6103は、例えば店員などにメッセージ等を表示する装置であり、操作部6104は、店員等の操作を受け付ける装置である。表示部6103と操作部6104は、タッチパネルのように一体の装置であってもよい。印字部6105は、レシート等を印字する装置である。コードリーダ6106は、制御部6101の制御のもと、バーコード等の所定の規格コードを読み取る光学読み取り装置である。現金入出部6107は、現金の入出力をおこなう装置であり、紙幣・硬貨を保管するドロワ6112を有する。
次に、収納機関4よりマイポータルに通知された支払通知をもとに、POS端末61を介した支払を行う場合の支払手順を説明する。図12は、POS端末61を介した支払手順を示すラダーチャートである。図12のステップS1〜ステップS4の処理は、図6のステップS1〜ステップS4の処理と同じである。
図12に示すように、支払を行うユーザのマイポータル上において、操作ボタンG35により「コンビニ」による支払が指定されたものとする(S5b)。携帯端末1は、操作ボタンG35による「コンビニ」の指定を受けて、支払アプリケーションを起動する(S6)。
支払アプリケーションの起動により、携帯端末1の制御部11は、支払情報G34に関する支払を「コンビニ」で行うことから、支払情報G34に含まれる情報(項目)の中から、納付情報を読み出す。具体的には、制御部11は、支払情報G34に含まれる情報(項目)の中で、予め設定された納付情報に対応した項目である、支払先を特定可能な収納機関番号、支払者を特定可能な納付番号、確認番号、(納付区分)などを読み出す。次いで、制御部11は、抽出した収納機関番号、納付番号、確認番号、(納付区分)などの納付情報を、POS端末61のコードリーダ6106で読み取り可能な所定の規格コードに変換する。バーコードやQRコード(登録商標)は規格コードの一例である。次いで、携帯端末1の制御部11は、納付情報をもとに所定の規格コードに変換したコード情報を表示部13の表示画面Gに表示する(S20)。
図13は、図12のステップS20において出力される表示画面Gを説明する説明図である。図13に示すように、S20では、納付情報をもとに所定の規格コードに変換したコード情報G50が表示画面Gに表示される。また、表示画面Gには、コード情報G50とともに、POS端末61が設置されたレジカウンタでの提示を促すコード情報G50が表示される。
また、店員は、POS端末61の操作部6104により、所定の規格コードを利用した支払を行うための取引操作を行う(S21)。支払を行うユーザは、コード情報G50、メッセージG51の表示を確認した後に、レジにコード情報G50が表示された表示画面Gを提示する。POS端末61のコードリーダ6106はコード情報G50の読み取りを行う(S22)。これにより、POS端末61は、コード情報G50を読み取り、支払を行うため納付情報を取得する。
次いで、支払を行うユーザは、コード情報G50の読み取り終了を指示する終了操作を操作部14より行う(S23)。携帯端末1の制御部11は、終了操作を受けて、POS端末61により納付情報が読み取られたことを示すメッセージを表示部13の表示画面Gに表示する(S24)。
POS端末61では、携帯端末1からの納付情報をもとに、取引処理を行う(S25)。すなわち、マイポータルに届いた支払通知による、所定の規格コードを利用した支払い手続きが行われることとなる。
以上のように、携帯端末1は、マイポータルに届いた支払通知に含まれる納付情報を、POS端末61で読み取り可能なコード情報G50に変換して表示部13に表示する。したがって、POS端末61では、表示部13に表示されたコード情報G50を読み取ることで納付情報を取得でき、支払い手続きを容易に行うことが可能となる。
(第3の実施形態)
図14は、第3の実施形態にかかるシステム構成を示す説明図である。図14に示すように、第3の実施形態では、マイポータルに届いた収納機関4からの支払通知による支払を、ペイジーを用いて金融機関5で行う際に、情報処理装置1aと記憶媒体1bとを用いる点が第1の実施形態とは異なる。具体的には、携帯端末1の代わりに、PC(Personal Computer)等の情報処理装置1aと、NFC対応の記憶媒体1bとを用いる構成である。
図15は、情報処理装置1aおよび記憶媒体1bの構成を例示する機能ブロック図である。図15に示すように、情報処理装置1aは、制御部11、記憶部12、表示部13、操作部14の他、通信部17およびカードリーダ・ライタ18を有する。
通信部17は、制御部11の制御のもと、通信ネットワークN1に接続するための通信インターフェースである。具体的には、通信部17は、イーサネット(登録商標)による通信を行う通信ボードなどであり、このイーサネットを介して通信ネットワークN1への接続を行う。
カードリーダ・ライタ18は、制御部11の制御のもと、近接無線通信により記憶媒体1bに記憶された情報の読み出し(リード)、記憶媒体1bへの情報の記憶(ライト)を行う装置である。
記憶媒体1bの一例として、いわゆる無線タグ(パッシブタブ)を内蔵するカードが挙げられる。カードとしては例えば、マイナンバー制度において個人に配布される個人番号カードなどであってよい。具体的には、記憶媒体1bは、読み書きに関する情報を記憶するIC部20と、近接無線通信を行うループアンテナ21とを有する。
次に、収納機関4より支払を行うユーザのマイポータルに通知された支払通知をもとに、ATM51を介した支払を行う場合の支払手順を説明する。図16は、ATM51を介した支払手順を示すラダーチャートである。
図16に示すように、支払を行うユーザは、情報処理装置1aのブラウザを起動し、サーバ装置2が提供するマイポータルへのログインを行う(S1)。サーバ装置2は、ログイン認証された個人番号についてのマイポータル画面を情報処理装置1aへ送信する。情報処理装置1aでは、サーバ装置2より送信されたマイポータル画面を表示部13に表示する(S2)。
次いで、ユーザは、操作部14の操作によりマイポータル画面G33の「納税・還付照会」などの項目を選択することで、個人宛てに収納機関4より通知された支払通知を照会する(S3)。例えば、情報処理装置1aは、マイポータル画面G33上の「納税・還付照会」などの項目の選択をサーバ装置2へ通知する。サーバ装置2では、ログイン認証された個人番号について、マイポータルDB3の納付(支払)情報を読み出し、読み出した支払情報を情報処理装置1aへ送信する。情報処理装置1aでは、サーバ装置2より送信された支払情報を表示部13に表示する(S4)。
ここで、操作ボタンG35により「ATM」による支払が指定されたものとする(S5)。情報処理装置1aは、操作ボタンG35による「ATM」の指定を受けて、支払アプリケーションを起動する(S6)。
次いで、情報処理装置1aの制御部11は、カードリーダ・ライタ18による記憶媒体1bの読み書きを促すメッセージを表示部13の表示画面Gに表示する(S7)。ユーザは、表示部13の表示画面Gのメッセージを確認することで、記憶媒体1bをカードリーダ・ライタ18に近づけて、近接無線通信を開始させることができる。
カードリーダ・ライタ18に記憶媒体1bを近づけることで、カードリーダ・ライタ18と、記憶媒体1bとの間で近接無線通信による通信セッションが開始される(S30)。この通信セッションが開始された後、カードリーダ・ライタ18と、記憶媒体1bとは、互いのID(Identification Data)をもとに、機種などの確認処理を行う(S31)。この確認処理において、情報処理装置1aのカードリーダ・ライタ18は、通信セッションが開始した通信先のIDをもとに、通信先が予め設定された機種、すなわち記憶媒体1bであるか否かを判定する。この判定で、記憶媒体1bでない場合は、後述するS32の処理を行うことなく、通信セッションを終了する。
記憶媒体1bである場合、情報処理装置1aのカードリーダ・ライタ18は、支払が指定された納付情報を読み出して近接無線通信により記憶媒体1bへ出力する(S32)。記憶媒体1bは、携帯端末1からの納付情報の出力を受けて、受領通知を応答する(S33)。情報処理装置1aのカードリーダ・ライタ18は、受領通知の受信をもとに、納付情報の出力が完了したことを示すメッセージを表示部13の表示画面Gに表示する(S13)。これにより、マイポータルに届いた支払通知に含まれる納付情報が、記憶媒体1bに設定される。
次いで、支払を行うユーザは、ATM51の操作部5104により、ペイジーでの支払を行うための取引操作を行う(S8)。そして、記憶媒体1bをATM51において近接無線通信を行う位置へ近づける。図16に示す処理では、携帯端末1によるステップS13までの処理と、ATM51によるステップS8の処理との両方が行われた後に、記憶媒体1bがATM51と近接無線通信が可能な範囲に接近されると、両者間で近接無線通信を開始させることができる。従って、ATM51によるステップS8の処理と、携帯端末1によるステップS1〜ステップS7、ステップS30〜S33、ステップS13までの処理とは、どちらが先に行われても構わない。
ATM51において近接無線通信を行う位置へ記憶媒体1bが近づけられることで、記憶媒体1bと、ATM51の無線通信部5106との間で近接無線通信による通信セッションが開始される(S40)。この通信セッションが開始された後、記憶媒体1bと、ATM51の無線通信部5106とは、互いのID(Identification Data)をもとに、機種などの確認処理を行う(S41)。この確認処理において、ATM51の無線通信部5106は、通信セッションが開始した通信先のIDをもとに、通信先が予め設定された機種、すなわち記憶媒体1bであるか否かを判定する。この判定で、記憶媒体1bでない場合は、後述するS42の処理を行うことなく、通信セッションを終了する。
記憶媒体1bである場合、ATM51の無線通信部5106は、記憶媒体1bからの納付情報の出力を受け付け(S42)、受領通知を応答する(S43)。次いで、ATM51では、記憶媒体1bからの納付情報をもとに、ペイジーを利用した取引処理を行う(S14)。すなわち、マイポータルに届いた支払通知による、ペイジーを利用した支払い手続きが行われることとなる。
以上のように、情報処理装置1aは、マイポータルに届いた支払通知に含まれる納付情報を、カードリーダ・ライタ18により記憶媒体1bに設定する。ユーザは、納付情報が設定された記憶媒体1bをATM51に近づけて、近接無線通信により納付情報をATM51に出力する。したがって、納付情報をATM51へ入力する手間を省くことができ、支払を容易に行うことが可能となる。
なお、上述した幾つかの実施形態では、近接無線通信を用いて納付情報を出力する構成を例示したが、近接無線通信以外の通信によって、納付情報の出力を行ってもよい。例えば、第2通信部16、無線通信部5106、5206の代わりに、超音波、赤外線などを用いて所定のプロトコルで通信を行う通信インターフェースを用意してもよい。
また、上述した幾つかの実施形態では、納付情報を含む情報を、サーバ2からWebの画面データとして取得する例を示したが、これ以外の方法で納付情報を含む情報を取得してもよい。例えば、サーバ2から電子メールで納税通知書等の納付情報を含む情報を携帯端末1が受信することもできる。携帯端末1の制御部11は、上述した画面データから納付情報に関する項目のデータを読み出すのと同様に、メール文に含まれるタグや特定のテキストを利用して、必要なデータを読み出すことができる。
1…携帯端末
1a…情報処理装置
1b…記憶媒体
2…サーバ装置
3…マイポータルDB
4…収納機関
5…金融機関
6…流通機関
11…制御部
12…記憶部
13…表示部
14…操作部
15…第1通信部
16…第2通信部
17…通信部
18…カードリーダ・ライタ
40、50、60…基幹システム
51…ATM
52…窓口端末
61…POS端末
121…プログラム
122…設定情報
161…通信制御部
162…メモリ
163…アンテナ部
G…表示画面
G1〜G3…アイコン画像
G33…マイポータル画面
G34…支払情報
G35、G45…操作ボタン
G40…支払画面
G41〜G43、G51…メッセージ
G50…コード情報
N1〜N4…通信ネットワーク

Claims (14)

  1. 所定の宛先を通知先とする収納機関への支払通知を含む画面データをサーバ装置から受信し、
    受信した前記支払通知を含む画面データを表示し、
    現金自動預払機での支払が選択されたことを受け付け、
    前記支払通知に含まれる情報の中から、少なくとも、支払先を特定可能な第一の情報と、支払者を特定可能な第二の情報とを読み出し、
    読み出した前記第一の情報と前記第二の情報とを無線通信により現金自動預払機へ送信する、
    携帯端末により実行されることを特徴とする支払情報出力方法。
  2. 前記現金自動預払機へ出力する処理は、前記通信の通信先が前記現金自動預払機であることを確認できた場合に、前記読み出した情報の出力を開始することを特徴とする
    請求項1に記載の支払情報出力方法。
  3. 前記第一の情報と前記第二の情報とが読み出された後に、前記現金自動預払機の所定位置への前記携帯端末の配置を促すメッセージを表示することを特徴とする
    請求項1又は2に記載の支払情報出力方法。
  4. 前記現金自動預払機との通信は近接無線通信であることを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の支払情報出力方法。
  5. 前記サーバ装置から受信する処理は、個人を識別する個人番号ごとのポータルサイトにログインし、当該ポータルサイトに届いた支払通知を含む画面データを受信することを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の支払情報出力方法。
  6. 所定の宛先を通知先とする収納機関への支払通知を含む画面データをサーバ装置から受信し、
    受信した前記支払通知を含む画面データを表示し、
    窓口端末での支払が選択されたことを受け付け、
    前記支払通知に含まれる情報の中から、少なくとも、支払先を特定可能な第一の情報と、支払者を特定可能な第二の情報とを読み出し、
    読み出した前記第一の情報と前記第二の情報とを無線通信により窓口端末へ送信する、
    携帯端末により実行されることを特徴とする支払情報出力方法。
  7. 所定の宛先を通知先とする収納機関への支払通知を含む画面データをサーバ装置から受信し、
    受信した前記支払通知を含む画面データを表示し、
    POS端末での支払が選択されたことを受け付け、
    前記支払通知に含まれる情報の中から、少なくとも、支払先を特定可能な第一の情報と、支払者を特定可能な第二の情報とを読み出し、
    読み出した前記第一の情報と前記第二の情報を前記POS端末により読み取り可能なコード情報に変換して表示する、
    携帯端末により実行されることを特徴とする支払情報出力方法。
  8. 情報処理装置が、
    所定の宛先を通知先とする収納機関への支払通知を含む画面データをサーバ装置から受信し、
    受信した前記支払通知を含む画面データを表示し、
    現金自動預払機での支払が選択されたことを受け付け、
    前記支払通知に含まれる情報の中から、少なくとも、支払先を特定可能な第一の情報と、支払者を特定可能な第二の情報とを記憶媒体に設定し、
    前記記憶媒体が、
    設定された前記第一の情報と前記第二の情報を無線通信により現金自動預払機へ送信する、
    ことを特徴とする支払情報出力方法。
  9. サーバ装置から所定の宛先を通知先とする収納機関への支払通知を含む画面データを受信する第1通信部と、
    受信した前記支払通知を含む画面データを表示する表示部と、
    前記支払通知にかかる支払の指示を受け付ける操作部と、
    前記支払の指示を受け付けた場合、前記支払通知に含まれる情報の中から、少なくとも、支払先を特定可能な第一の情報と、支払者を特定可能な第二の情報とを設定する設定部と、
    設定された前記第一の情報と前記第二の情報を前記サーバ装置とは異なる装置へ出力する第2通信部と、
    を備えることを特徴とする出力装置。
  10. サーバ装置から所定の宛先を通知先とする収納機関への支払通知を含む画面データを受信する第1通信部と、
    受信した前記支払通知を含む画面データを表示する表示部と、
    前記支払通知にかかる支払の指示を受け付ける操作部と、
    前記支払の指示を受け付けた場合、前記支払通知に含まれる情報の中から、少なくとも、支払先を特定可能な第一の情報と、支払者を特定可能な第二の情報とを設定する設定部と、
    設定された前記第一の情報と前記第二の情報を前記サーバ装置とは異なる装置へ出力する第2通信部と、
    を備えることを特徴とする出力システム。
  11. アクセス先のサイト又は受信メールから特定の収納機関への支払い通知情報を取得し、
    現金自動預払機での支払いを指定する操作がなされた場合に、取得した前記収納機関への支払通知情報に含まれる少なくとも前記特定の収納機関を含む情報を前記現金自動預払機に無線送信する、
    処理を端末装置に実行させることを特徴とする収納支援プログラム。
  12. 前記支払い通知情報は、収納機関を示すデータ部分を識別可能な識別情報を含み、前記特定の収納機関を含む情報は、該識別情報に基づいてデータ抽出を行うアルゴリズムに基づいて、前記支払い通知情報から抽出される、ことを特徴とする請求項11記載の収納支援プログラム。
  13. 前記現金自動預払機に対して無線送信される情報は収納額を特定可能な情報を含み、該収納額を特定可能な情報は、前記支払い通知情報から取得される、ことを特徴とする請求項11記載の収納支援プログラム。
  14. 前記現金自動預払機に対して無線送信される情報は、収納すべき者を特定可能な情報を含み、該収納すべき者を特定可能な情報は、前記支払い通知情報から取得される、ことを特徴とする請求項11記載の収納支援プログラム。
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