JP5926343B2 - 木造の階段、および、木造の階段用の中間組立体 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の第1実施例としての木製の階段(以下、単に階段と呼ぶ)10の概略構成を示している。図示するように、階段10は、本実施例では、1階床91と、2階床92と、3階床93と、の間に設けられている。ただし、階段10は、高低差を有する少なくとも2つの床の間に設けられるものであればよい。階段10は、複数(本実施例では5つ)の柱20a〜20e(5つの柱を区別しない場合には、単に柱20とも呼ぶ)と、複数の踏板30と、複数の蹴込板40と、を備えている。本明細書では、複数の踏板30の各々について、踏板30−1、踏板30−2というように、1階床91からの配置順序を表す枝番を付して呼ぶことがある。同様に、複数の蹴込板40の各々について、蹴込板40−1、蹴込板40−2というように、1階床91からの配置順書を表す枝番を付して呼ぶことがある。本実施例では、階段10は、予め用意された木材から現場施工によって組み立てられる。
本発明の第2実施例としての階段110について説明する。図6(a)は、階段110の平面図であり、図6(b)は、図6(a)に示す鎖線で囲まれた領域の部分拡大図である。図7は、階段110の側面図である。図8(a)は、図6(b)のB−B線に沿った階段110の断面図であり、図8(b)は、図8(a)のC−C線に沿った階段110の断面図である。これらの図において、各構成要素のうち、第1実施例と同一の構成要素には、第1実施例と同一の符号を付している。以下、第1実施例と異なる点についてのみ説明する。
C−1.変形例1:
上述した階段10,110は、廻り階段ではなく、直線的な階段として構成されてもよい。例えば、階段10,110は、全ての踏板30および蹴込板40が、一列に配列された複数の柱に沿って直線的に配列された階段として変形することができる。
階段10,110において、蹴込板40は、必ずしも、柱20を貫通するように配置されていなくてもよい。このようにしても、踏板30および蹴込板40を柱20に埋め込む設計を最適化することによって、踏板30および蹴込板40の一体構造を柱20で片持ち支持する構造を実現することが可能である。
階段10,110は、必ずしも現場施工される必要はなく、その構成部品の一部分のみが予め工場で組み立てられた中間組立体を建築現場に搬入して設置し、残りの部分が現場施工によって組み立てられてもよい。例えば、第1実施例において、相対的に下側の踏板30および蹴込板40を支持するための柱20aと、それに取り付けられる踏板30および蹴込板40のみを予め組み立てた中間組立体を現場に搬入してもよい。かかる態様とすれば、現場作業において高い施工精度が不要となるので、施工性が向上する。特に、略扇形の形状を有する踏板30は、柱20への高い取付精度が要求されるので、かかる効果は顕著なものになる。
20a〜20e…柱
21,22…支持部材
30…踏板
40−4a…楔
40−6a…内端
40…蹴込板
50…第1の受材
60…第2の受材
110…階段
170…板材
170a…第1の板材
170b…第2の板材
180…ビス
Claims (10)
- 木造の階段であって、
複数の柱と、
複数の踏板であって、該複数の踏板の各々の一端側が前記複数の柱のうちの少なくとも1つに埋め込まれる複数の踏板と、
複数の蹴込板であって、該複数の蹴込板の各々の一端側が前記複数の柱のうちの少なくとも1つに埋め込まれる複数の蹴込板と
を備え、
前記複数の踏板および前記複数の蹴込板は、前記一端側および他端側のうちの該一端側のみで支持され、
前記複数の蹴込板のうちの少なくとも1つの蹴込板の前記一端側は、前記複数の柱のうちの少なくとも1つを貫通するように配置され、
前記複数の踏板のうちの少なくとも1つの踏板の前記一端側は、前記複数の柱のうちの少なくとも1つを貫通するように配置される
木造の階段。 - 請求項1に記載の木造の階段であって、
前記複数の柱のうちの隣り合う2つの柱の間において前記踏板の下面と当接するように配置される第1の受材であって、前記隣り合う2つの柱に固定される第1の受材を備える
木造の階段。 - 請求項1または請求項2に記載の木造の階段であって、
前記複数の柱のうちの隣り合う2つの柱の間において前記踏板の上面と当接するように配置される第2の受材であって、前記隣り合う2つの柱に固定される第2の受材を備える
木造の階段。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の木造の階段であって、
前記複数の柱の、前記踏板および前記蹴込板の側の面に、前記複数の柱に亘って配置される第1の板材であって、前記踏板および前記蹴込板が貫通する第1の板材を備える
木造の階段。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の木造の階段であって、
前記複数の柱の、前記踏板および前記蹴込板と反対側の面に、前記複数の柱に亘って配置される第2の板材を備える
木造の階段。 - 請求項5に記載の木造の階段であって、
前記第2の板材は、前記柱を貫通した前記蹴込板と当接した状態で配置される
木造の階段。 - 請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の木造の階段であって、
前記複数の柱のうちの少なくとも1つを貫通する前記蹴込板の前記一端側は、前記柱を貫通して該柱から突出するように配置される
木造の階段。 - 請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載の木造の階段であって、
前記複数の踏板のうちの少なくとも1つの前記一端側は、前記複数の柱のうちの隣り合う2つの柱に埋め込まれ、
前記踏板の前記隣り合う2つの柱に埋め込まれる部分の先端側は、他端側よりも小さな幅を有する
木造の階段。 - 請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の木造の階段であって、
前記複数の柱のうちの少なくとも1つを貫通するように配置される前記蹴込板は、該柱の前記一端側から楔が打ち込まれることによって該柱に緊結される
木造の階段。 - 木造の階段用の中間組立体であって、
柱と、
複数の踏板であって、該複数の踏板の各々の一端側が前記柱に埋め込まれる踏板と、
複数の蹴込板であって、該複数の蹴込板の各々の一端側が前記柱に埋め込まれる蹴込板と
を備え、
前記複数の蹴込板のうちの少なくとも1つの蹴込板の前記一端側は、前記柱を貫通するように配置され、
前記複数の踏板のうちの少なくとも1つの踏板の前記一端側は、前記柱を貫通するように配置される
中間組立体。
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