JP5923757B2 - 雨樋構造 - Google Patents

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Description

本発明は、軒樋を流れる雨水を一旦溜めて、サイフォン現象を誘発させることで排水効率を向上させる雨樋構造に関するものである。
従来から、軒樋を流れる雨水を一旦溜めて、サイフォン現象を誘発させることで排水効率を向上させる雨樋構造が、特許文献1等で提案されている。
この雨樋構造は、図5(c)に示すように、軒先に固定された2本の軒樋1,1の隣合う端部16,16間に、集水器8を取り付けたものである。集水器8は、図5(b)に示すように、上部が上方および左右方向に向けて開口し、その上部の左右両端部に、軒樋1の端部16の前端11と後端12に係止させるための係止部80,80をそれぞれ備える。そして、集水器8の底部には、外部の排水筒3が接続される接続孔81を備える。
この雨樋構造は、以下のようにして、設置される。
まず、軒先に固定された2本の軒樋1,1の隣合う端部16,16に、集水器8を下方から差し込み、軒樋1の端部16の前端11と後端12に、集水器8の係止部80,80を係止させる(図5(a)参照)。そして、集水器8の接続孔81に、外部の排水筒3を接続する。
上記構成の雨樋構造では、雨が降ると、軒樋1からの雨水が集水器8に流れ込んで、この集水器8に雨水が集まる。すると、この集まった雨水が、集水器8の接続孔81を介して外部の排水筒3に流れ落ちる。このとき、この排水筒3の流路がいっぱいになると、サイフォン現象が発生する。
サイフォン現象が発生すると、集水器8中の雨水が、排水筒3に向けて引っ張られ、排水効率が大幅に向上する。
特開2004−308399号公報
しかし、上記構成の雨樋構造では、以下のような問題があった。
すなわち、集水器8は、隣合う2本の軒樋1の端部16,16間に取り付けるものであるので、取付位置が限定される。
また、集水器8は、軒樋1の前端11と後端12にそれぞれ外側から係止部80を係止させて取り付けるものであるので、軒樋1の前端よりも前側に突出し、さらに後端よりも後側に突出していて(図5(a)参照)、前後方向にコンパクトではなかった。
また、集水器8は、2本の軒樋1の端部16,16間に取り付けるものであるので、軒樋1の外見上の連続性が遮断されて、見栄えがよいものではなかった。
そこで、上記事情を鑑みて、本発明は、軒樋の任意の箇所に設けることができて、コンパクトで見栄えがよく、排水性能を向上させることができる雨樋構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための本発明の雨樋構造は、排水孔を備えた軒樋に、前記排水孔に連通する開口を上部に備えた水溜め容器を接続し、前記水溜め容器の下部に、外部の排水筒に接続する接続孔を設け、前記軒樋の前端から垂下させた面と前記軒樋の後端から垂下させた面の間に、前記水溜め容器を設けた雨樋構造であって、前記水溜め容器の前記接続孔の開口面積を、前記軒樋の前記排水孔の開口面積よりも小さく設け、前記水溜め容器を、左右方向の幅寸法と高さ方向の寸法とがほぼ同じ寸法となるように設け、前記水溜め容器の内部の最大開口面積を、前記軒樋の前記排水孔の開口面積よりも大きく設けることにより、前記水溜め容器内に水が溜まってサイフォン現象が発生されるようになしたことを特徴とする。
本発明の雨樋構造は、軒樋の任意の箇所に設けることができて、コンパクトで見栄えがよく、排水性能を向上させることができる。
本発明の実施形態の雨樋構造を示す側面断面図である。 同上の雨樋構造を示し、(a)は水溜め容器の上面部の平面図であり、(b)は水溜め容器の取付具の正面図であり、(c)は水溜め容器の正面図であり、(d)は水溜め容器の側面図である。 同上の雨樋構造の斜視図を示し、(a)は水溜め容器の上面部であり、(b)は水溜め容器の取付具であり、(c)は水溜め容器であり、(d)は取付具の上方に設置する落葉よけである。 同上の雨樋構造を軒先に取り付けた状態の側面図である。 従来の雨樋構造を示し、(a)は軒樋に集水器を取り付けた状態の側面断面図であり、(b)は集水器の斜視図であり、(c)は雨樋構造を軒先に設けた状態の正面図である。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
本実施形態の雨樋構造は、図4に示すように、軒先の鼻隠し7等に固定した軒樋支持具6で支える1本の軒樋1に設けたものである。この雨樋構造は、軒樋1と、軒樋1に連通接続させる水溜め容器2と、この水溜め容器2に連通接続させる排水筒3とから構成される。以下においては、図4に示すように、軒樋1と水溜め容器2と排水筒3を接続した状態を基準として、鼻隠し7から軒樋1に向かう方向(図4中の左方向)を前方とし、その反対方向(図4中の右方向)を後方とし、図4の奥側を右方向とし、図4の手前側を左方向とする。
軒樋1は、左右方向に長く延びる角樋であり、図1に示すように、平坦な底壁13の前端から斜め上方前方に向けて前壁14が立設され、底壁13の後端から後壁15が略垂直に立設されている。本実施形態では、軒樋1の前端は、前壁14の上端となり、軒樋1の後端は、後壁15全体となっている。軒樋1の底壁13の左右方向の好適な箇所には、排水孔10を上下に貫通させて設けている。この排水孔10は、直径L2(開口幅L2)の丸孔である。なお、本実施形態では、排水孔10の開口面積は、約25平方センチメートルとなるように形成している。
水溜め容器2は、その上面部の開口に固定される蓋部22(図2(a)及び図3(a)参照)と、この蓋部22を軒樋1の底壁13に取り付ける取付具23(図2(b)及び図3(b)参照)とを備える。
蓋部22には、図2(a)及び図3(a)に示すように、開口20を上下方向に貫通させて設けている。開口20は、排水孔10と同じ直径L2(開口幅L2)の丸孔である。この開口20の周縁部からは、下方に向けて筒状部24が突出形成されている。この筒状部24の内周面には、雌ねじが形成されている。なお、筒状部24の内径は、開口20と同径となるように形成されている。
取付具23は、図2(b)及び図3(b)に示すように、その下部に蓋部22の筒状部24に固定するための中空筒状の固定部25を備える。そして、この固定部25の上部に、抜け落ち防止のための鍔部26を備える。そして、この鍔部26の上部に、落ち葉止め部27を備える。落ち葉止め部27は、その上端部に水抜け筒を備える。
固定部25の外周面には、蓋部22の筒状部24の内周面に設けた雌ねじに螺合する雄ねじが形成されている。なお、筒状部24の内周面に雄ねじを形成し、固定部25の外周面に雌ねじを形成してもよい。鍔部26は、リング状であり、その内径が、固定部25の内径と同じで、その外径が、固定部25の外径より大径に形成されている。なお、本実施形態では、取付具23全体の高さ寸法が60mmで、固定部25の高さ寸法が25mmで、固定部25の外径が56mmで、鍔部26の外径が70mmで、落ち葉止め部27の上端部の水抜け筒の外径が26mmとなるように形成されている。
水溜め容器2は、図2(c),図2(d)及び図3(c)に示すように、箱状である。この水溜め容器2では、図1に示すL1部分、すなわち、水溜め容器2に固定した蓋部22の筒状部24の下端より若干下方の部分が、最も流路面積(開口面積)が大きい部分となり、この部分から下方に近づくほど流路面積(開口面積)が小さくなる。本実施形態では、この部分の最大開口面積が、53平方センチメートルとなるように形成している。なお、水溜め容器2は、図2(c),図2(d)に示すように、前後方向の開口幅よりも左右方向の開口幅の方が大きくなるように形成されている。本実施形態では、水溜め容器2は、左右方向の幅寸法が90mmで、高さ寸法が90mmで、前後方向の奥行き寸法が70mmで形成されており、0.3リットルの容量を有するように設けられている。水溜め容器2は、左右方向の幅寸法が70〜100mmで、高さ寸法が55〜150mmで、前後方向の奥行き寸法が70〜75mmとなるように設ければ、排水性能を保持した上で、外観を良好に保つことができる。
水溜め容器1の底部には、図1に示すように、接続孔21を上下に貫通させて設けている。接続孔21は、開口幅L3の角孔である。図2(c),図2(d)及び図3(c)に示すように、接続孔21の周縁部からは下方に向けて四角柱状の筒状部28が突出形成されている。筒状部28内部の前後方向及び左右方向の開口幅は、接続孔21の開口幅L3と同幅となるように形成されている。そして、本実施形態では、この筒状部28の高さ寸法が、15mmとなるように形成している。なお、本実施形態では、接続孔21の開口面積は、16平方センチメートルとなるように形成している。
接続孔21には、外部の排水筒3の上流端が接続される。なお、本実施形態では、排水筒3は、水の流れの方向を約90°変えるエルボ30であり、このエルボ30の下流端には前後方向に延びる呼び樋31の上流端が接続されている。呼び樋31の下流端は、上下に延びる竪樋(図示せず)の上流端に直接または別のエルボを介して接続される。なお、接続孔21には、エルボ30を介さず、呼び樋31や竪樋が直接接続されてもよい。
本実施形態の雨樋構造では、図1に示すように、水溜め容器2内部の流路面積(開口面積)が最も大きくなる部分の前後方向幅である最大幅L1を、軒樋1の排水孔10の開口幅L2より広く設けている。そして、水溜め容器2に設けた接続孔21の開口幅L3を、軒樋1の排水孔10の開口幅L2よりも狭く設けている。つまり、本実施形態の雨樋構造では、水溜め容器2内部の最大開口面積を、軒樋1の排水孔10の開口面積より大きく設け、水溜め容器2に設けた接続孔21の開口面積を、軒樋1の排水孔10の開口面積よりも小さく設けている。
そして、本実施形態の雨樋構造では、軒樋1に水溜め容器2を接続した状態で、この水溜め容器2が、図1に示すように、軒樋1の前端11から垂下した仮想面S1と、軒樋1の後端12から垂下した仮想面S2の間に、収まるように形成している。なお、本実施形態では、この水溜め容器2が、軒樋1の底壁13の前端から垂下した仮想面S3と、軒樋1の後端12から垂下した仮想面S2の間に、収まっている。
上述したように各構成が形成される本実施形態の雨樋構造は、例えば、以下のようにして組み立てられる。
まず、軒樋1の底壁13の左右方向の好適な箇所に排水孔10を開口する。次いで、この排水孔10の下方に水溜め容器2の蓋部22を配置し、この排水孔10と蓋部22の開口20を平面視にて一致するように連通させる。次いで、上方から取付具23の固定部25を排水孔10と開口20に差し込み、固定部25を蓋部22の筒状部24に固定する。このとき、接着剤を塗布して固定部25と筒状部24とを固定し、固定部25と筒状部24との間からの水漏れを防止する。次いで、蓋部22に下方から水溜め容器2を差し込み、固定する。次いで、水溜め容器2の底部の接続孔21に外部の排水筒3を連通するように接続する。最後に、取付具23の上方に、網状の落ち葉よけ5を設置する。
以上のように組み立てた本実施形態の雨樋構造では、雨が降ると以下のようにして、雨水が排水される。
まず、雨水が屋根を伝って軒樋1に流れ込む。軒樋1に流れ込んだ雨水は、排水孔10に固定している落ち葉止め部27に流れ込み、その後、筒状部24を介して、水溜め容器2まで流れ込む。このとき、落ち葉止め部27と、その周りに設けている網状の落ち葉よけ5によって、落ち葉が水溜め容器2内に流れ込むのを防止できる。次いで、水溜め容器2に流れ込んだ雨水は、接続孔21を通じて、外部の排水筒3に一部流れ込みながら、この水溜め容器2内に徐々に溜まっていく。水溜め容器2内に雨水が溜まって、接続孔21が常に雨水で浸かった状態になると、この接続孔21に接続されている排水筒3内の流路が満水状態となる。すると、この排水筒3は、その下流端が地上部分(地中に設けた下水管等)まで繋がっているので、サイフォン現象が発生し、水溜め容器2内の雨水が排水筒3側に引っ張られる状態となる。すると、水溜め容器2内の雨水が、排水筒3を介して勢い良く排水される状態となる。
ここで、本実施形態の雨樋構造は、軒樋1と排水筒3を水溜め容器2を介して接続している。そのため、軒樋1に排水筒3を直接接続する場合と比べて、軒樋1に極力大きい開口幅の排水孔10を設けたうえで、排水筒3の径を小さく設けることができる。よって、水溜め容器2への流入量を多くしたうえで、排水筒3の流路を狭くしてサイフォン現象を起こしやすくできる。しかも、軒樋1と排水筒3の間に水溜め容器2を設けることで、この水溜め容器2の底部に設けた接続孔21が水に浸かった状態を極力保持できるので、この部分から排水筒3へと空気が吸い込まれて、排水筒3のサイフォン現象が遮断されてしまうことを抑制できる。
以上のように、本実施形態の雨樋構造は、サイフォン現象を安定的に起こして、排水性能を向上させることができるものとなっている。そのため、本実施形態の雨樋構造では、例えば、軒樋1に接続する排水筒3の本数を減らすことができる。また、この軒樋1に接続する排水筒3として細いものを使用することができるので、見栄えが良くなる。
以上まとめると、本実施形態の雨樋構造は、排水孔10を備えた軒樋1に、排水孔10に連通する開口20を上部に備えた水溜め容器2を接続し、水溜め容器2の下部に、外部の排水筒3に接続する接続孔21を設けたものである。そして、軒樋1の前端から垂下した面と軒樋1の後端から垂下した面の間に、水溜め容器2を設けている。
以上のように、本実施形態の雨樋構造は、1本の軒樋1の好適な箇所に排水孔10を設け、その排水孔10に水溜め容器2を接続して設けることができる。すなわち、本実施形態の雨樋構造は、従来例のように、2本の軒樋の端部間に取り付けなくてもよいので、自由に取付位置を選択できるものとなっている。併せて、本実施形態の雨樋構造は、1本の軒樋1に設けることができるので、軒樋1の外見上の連続性を遮断しない見栄えの良いものとなっている。
また、軒樋1に接続される水溜め容器2は、軒樋1の前端と後端の間に収まるように設けたものである。つまり、本実施形態の雨樋構造は、水溜め容器2が、従来例のように軒樋1の前端より前側に突出したものでなく、軒樋1の後端より後側に突出したものでもないので、前後方向にコンパクトとなっている。
また、軒樋1の排水孔10に連通させて水溜め容器2を設けたことで、軒樋1からの排水を水溜め容器2内に一旦溜めておくことができる。よって、水溜め容器2から接続孔21を介して外部の排水筒3に一度に大量の雨水を流すことができるので、この排水筒3内の排水路を満水状態にして、この水溜め容器2内の排水が排水筒3側に引っ張られるサイフォン現象を発生させやすいものとなっている。また、水溜め容器2の底部に設けた接続孔21は雨水に全体が浸かった状態となりやすいので、この接続孔21を通じて排水筒3に空気が吸い込まれることを抑制できる。そのため、空気吸い込みによるサイフォン現象の遮断を抑制できる。よって、サイフォン現象を安定して発生させることができるので、排水性能が大幅に良くなる。
以上のように、本実施形態の雨樋構造は、軒樋1の任意の箇所に設けることができて、コンパクトで見栄えがよく、排水性能を向上させることができるものとなっている。
また、本実施形態の雨樋構造は、水溜め容器2の内部の最大開口面積を、軒樋1の排水孔10の開口面積よりも大きく設け、接続孔21の開口面積を、軒樋1の排水孔10の開口面積よりも小さく設けている。
以上のように、本実施形態の雨樋構造は、水溜め容器2の内部の最大開口面積>軒樋1の排水孔10の開口面積>接続孔21の開口面積、となるように設けている。そのため、水溜め容器2への流入量が、水溜め容器2からの流出量よりも多く、軒樋1の排水量より、水溜め容器2の容量のほうが多いので、軒樋1からの排水を水溜め容器2内により確実に一旦溜めることができる。よって、水溜め容器2から接続孔21を介して外部の排水筒3に一度に大量の雨水を流すことができるので、この排水筒3内の排水路を満水状態にして、この水溜め容器2内の排水が排水筒3側に引っ張られるサイフォン現象を安定して発生させることができる。また、水溜め容器2の底部に設けた接続孔21は雨水に全体が浸かった状態となりやすいので、この接続孔21を通じて排水筒3に空気が吸い込まれることを抑制できる。そのため、空気吸い込みによるサイフォン現象の遮断を抑制できる。よって、サイフォン現象を安定して発生させることができるので、排水性能が大幅に良くなる。
以上のように、本実施形態の雨樋構造は、サイフォン現象をより安定して発生させて、排水性能を向上させることができるものとなっている。
以上、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の意図する範囲内であれば、適宜の設計変更が可能である。
1 軒樋
10 排水孔
2 水溜め容器
20 開口
21 接続孔
3 排水筒

Claims (1)

  1. 排水孔を備えた軒樋に、
    前記排水孔に連通する開口を上部に備えた水溜め容器を接続し、
    前記水溜め容器の下部に、外部の排水筒に接続する接続孔を設け、
    前記軒樋の前端から垂下させた面と前記軒樋の後端から垂下させた面の間に、
    前記水溜め容器を設けた雨樋構造であって、
    前記水溜め容器の前記接続孔の開口面積を、前記軒樋の前記排水孔の開口面積よりも小さく設け、
    前記水溜め容器を、左右方向の幅寸法と高さ方向の寸法とがほぼ同じ寸法となるように設け、前記水溜め容器の内部の最大開口面積を、前記軒樋の前記排水孔の開口面積よりも大きく設けることにより、前記水溜め容器内に水が溜まってサイフォン現象が発生されるようになしたことを特徴とする雨樋構造。
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