JP5917221B2 - ショックアブソーバ - Google Patents
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Description
ケース11内には、ロッドガイド22とケース11とによって囲まれた前側油室31が形成されている。そして、前側油室31には、エアチャンバ(アキュムレータ)32が収容されている。エアチャンバ32は、自身に付与される圧力に応じてその容積を可変させる。
図1及び図2に示すように、ロッド21の先端部(突出端部)には、規制部材としてのキャップ51が設けられている。キャップ51は、比較的高い硬度の材料で形成されており、具体的には鉄で形成されている。キャップ51は全体として略円筒状に形成されており、その外径はケース11の外径よりも若干小さく設定されている。なお、これに限られず、キャップ51の外径とケース11の外径とを同一に設定してもよい。
先ず、図3(a)の2点鎖線に示すように、キャップ51の先端部が停止位置Xにて停止するようにショックアブソーバ10を取り付ける。ちなみに、図3(a)に示すように、ショックアブソーバ10は、固定用治具81に形成された貫通孔81aに挿通された状態で、六角ナット82を容器12のねじ溝12aに螺合させることにより固定用治具81に取り付けられる。なお、取り付け態様は、これに限られず、任意である。
(1)ロッド21の先端部に、ロッド21が没入する方向に移動した場合にケース11と当接するキャップ51を設けた。そして、ロッド21に対するキャップ51の位置を調整するロッド側ねじ溝52及びキャップ側ねじ溝53を設けた。これにより、キャップ51の位置調整を行うことにより、キャップ51の基端面51aとケース11(蓋13の先端面13b)との距離が調整される。よって、ストローク量Stの調整を行うことができる。この場合、ワークWの停止位置Xは、キャップ51の位置によらずケース11の位置によって規定されるものである。このため、キャップ51の位置が変更された場合であってもワークWの停止位置Xは変更されない。よって、停止位置Xを変更することなくストローク量Stの調整を行うことができるため、これらの調整を容易に行うことができる。
○ 実施形態では、円筒形状のキャップ51を設けるとともに、当該キャップ51内に止めねじ71を螺着することによりキャップ51とロッド21との相対位置を規定する構成であったが、これに限られない。例えば、図4(a−1)及び図4(a−2)に示すように、ロッド21に対して2つのナット91,92を、互いに締め合うように螺着する構成としてもよい。この場合、各ナット91,92のうち基端側にある基端側ナット91がキャップ51(ストローク量Stを調整するもの)として機能し、先端側にある先端側ナット92が基端側ナット91とロッド21との相対位置を規定するものとして機能する。
○ また、例えばケース11に対するロッド21の回転を規制しつつ、ロッド21の軸線方向の移動をガイドするガイド構造を別途設けてもよい。これにより、キャップ側凹部61やスリット93等を形成する必要がないとともに、作業者としてはロッド21が回転しないように保持する必要がないため、ストローク量Stの調整作業を、より容易に行うことができる。この場合、ガイド構造は、そのガイド可能な距離が最大のストローク量Stよりも長くなるように構成されているとよい。
○ また、カバー部材95は、キャップ94全体を覆う構成に限られず、少なくともキャップ94におけるワークWとの当接部を覆うことができればよい。
Claims (8)
- 衝撃吸収機構を内蔵したケースと、
前記ケースに対して出没可能に取り付けられているとともに、その一部が前記ケースから突出したロッドと、
前記ロッドの前記ケースに没入する側の端部に設けられ、当該ロッドを前記ケースから突出する側へ付勢するスプリングと、
前記ロッドの突出端部に設けられ、当該ロッドが前記ケースに没入する方向に移動した場合に前記ケースと当接することにより前記ロッドの移動を規制する規制部材と、
前記ロッドの移動方向における前記ロッドに対する前記規制部材の位置を調整する調整手段と、
を備え、
前記規制部材は、衝突するワーク及び前記ケースとの当接面をそれぞれ有し、両当接面間の距離が一定であることを特徴とするショックアブソーバ。 - 前記調整手段は、前記ロッドの外周面に形成されたねじ溝を備え、
前記規制部材は、前記ねじ溝に螺着されていることを特徴とする請求項1に記載のショックアブソーバ。 - 前記ロッドと前記規制部材との相対位置を規定する規定部材を備えていることを特徴とする請求項2に記載のショックアブソーバ。
- 前記規制部材は筒状に形成されており、
前記規制部材の内周部には、
前記ロッドの外周面に形成されたねじ溝と螺合した状態で前記ロッドを収容する第1収容部と、
前記規定部材としての規定ねじと螺合した状態で当該規定ねじを収容する第2収容部と、
が形成されており、
前記第2収容部が前記第1収容部よりも拡径させて形成されることにより、前記規制部材の内周部には、前記規定ねじと当接する段差部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載のショックアブソーバ。 - 前記規制部材の表面には、把持可能な把持部が形成されていることを特徴とする請求項2〜4のうちいずれか一項に記載のショックアブソーバ。
- 前記規制部材は環状に形成されており、
前記ロッドの先端には、治具と係止可能な係止部が形成されていることを特徴とする請求項2〜5のうちいずれか一項に記載のショックアブソーバ。 - 少なくとも前記規制部材におけるワークと当接する部位を覆うカバー部材を備えていることを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか一項に記載のショックアブソーバ。
- 前記規制部材における表面には凹部が形成されており、
前記カバー部材は、前記凹部に対して係止する爪部を備えていることを特徴とする請求項7に記載のショックアブソーバ。
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JP2012065877A JP5917221B2 (ja) | 2012-03-22 | 2012-03-22 | ショックアブソーバ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2012065877A JP5917221B2 (ja) | 2012-03-22 | 2012-03-22 | ショックアブソーバ |
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JP2013194887A JP2013194887A (ja) | 2013-09-30 |
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Family Applications (1)
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- 2012-03-22 JP JP2012065877A patent/JP5917221B2/ja active Active
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