JP2009226538A - 打撃工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 打撃工具において、工具ビットの角度位置決め装置の耐久性の向上を図るとともに、工具本体の軽量化に有効な技術を提供する。
【解決手段】 収容空間108dを有するバレル部108、駆動機構115、工具ビット119を保持するツールホルダ137、角度位置決め装置と181を有する。角度位置決め装置181は、バレル部108に相対回動不能に常時連結される第1のロック部材183と、ツールホルダ137に対しては工具ビット長軸方向の移動が許容された状態で工具ビット長軸回りに相対回動不能に連結され、第1のロック部材183に対しては工具ビット長軸方向の移動に基づき、工具ビット長軸方向回りに相対回動不能に連結及び当該連結が解除可能とされた第2のロック部材187を有し、第1のロック部材183は、工具ビット長軸方向の一端がバレル部108の収容空間108eへと延在されるとともに、当該収容空間108eでバレル部108に連結されていることを特徴とする打撃工具。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ハンマやハンマドリル等のように工具ビットを直線状に駆動する打撃工具において、工具本体に対する工具ビットの長軸方向回り、すなわち周方向の相対位置を位置決めする工具ビットの角度位置決め技術に関する。
打撃工具においては、ハンマ作業時において、工具本体に対するハンマビットの周方向の相対位置を位置決めする角度位置決め装置を備えている。このような角度位置決め装置を備えた打撃工具は、例えば、特開平11−104974号公報(特許文献1)に記載されている。上記公報に記載の角度位置決め装置は、工具本体を構成するバレル部の先端側に配置されている。角度位置決め装置は、バレル部と、ハンマビットを保持するツールホルダの間に、当該ツールホルダに対してはスプライン嵌合を介して常時に連結し、バレル部に対しては凹凸部の噛み合い係合を介して連結及び連結解除が可能なロック部材を配置したものであり、当該ロック部材のバレル部に対する連結を解除した状態で工具ビットをツールホルダと共に周方向に適宜回動して位置を調節し、その後、再連結することで調節された位置に位置決め固定する構成である。
バレル部の先端領域に角度位置決め装置を配置する構成の場合、位置決め対象としての工具ビットに近い位置であることから、角度位置決め装置の操作性が高いという利点が得られる反面、ハンマ作業時に発生する被加工材(コンクリート)の粉塵の影響を受ける。すなわち、ロック部材とツールホルダの連結部あるいはロック部材とバレル部の連結部に粉塵が侵入することで各連結部が摩耗し易くなる。このため、バレル部を含めた各部材について、耐久性を高めるには、例えば、鉄鋼材料のような耐磨耗性の高い材料で形成することになる。一方、作業者が手で持ってハンマ作業を行う打撃工具は、可能な限り軽量化したいという要請があり、特に比較的大きな容積を占めるバレル部については、その要請が高いものである。しかしながら、バレル部を鉄鋼材料に比べて軽量な非鉄金属あるいは合成樹脂等から形成した場合には、要求耐摩耗性を確保できないという問題があり、この点でなお改良の余地がある。
特開平11−104974号公報
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、打撃工具において、工具ビットの角度位置決め装置の耐久性の向上を図るとともに、工具本体の軽量化に有効な技術を提供することを目的とする。
上記課題を達成するため、本発明に係る打撃工具の好ましい形態は、工具ビットの長軸方向の打撃動作により被加工材に所定のハンマ作業を行う打撃工具において、収容空間を有する工具本体と、収容空間内に封入された潤滑剤と、収容空間に収容され、工具本体の先端領域に配置された工具ビットを長軸方向に打撃する駆動機構を有する。なお、本発明における「所定のハンマ作業」とは、工具ビットが直線状の打撃動作のみを行うハンマ作業のみならず、直線状の打撃動作と周方向の回転動作とを行うハンマドリル作業を好適に包含する。
本発明に係る打撃工具の好ましい形態によれば、工具ビットを長軸方向回りに相対回動不能に保持するとともに、工具本体に工具ビット長軸方向回りに回動可能に配置されたツールホルダと、工具本体の先端側に配置され、当該工具本体に対する工具ビットの長軸方向回りの相対位置を決める角度位置決め装置を有する。角度位置決め装置は、第1及び第2のロック部材を有する。第1のロック部材は、工具ビット長軸方向と交差する方向において、工具本体とツールホルダ間に配置され、工具本体に対しては工具ビット長軸方向回りに相対回動不能に連結され、ツールホルダに対しては工具ビット長軸方向回りに相対回動が可能とされる。第2のロック部材は、第1のロック部材と対向状に配置され、ツールホルダに対しては工具ビット長軸方向の移動が許容された状態で工具ビット長軸回りに相対回動不能に連結され、第1のロック部材に対しては工具ビット長軸方向の移動に基づき、工具ビット長軸方向回りに相対回動不能に連結及び当該連結が解除可能とされる。そして、第1のロック部材は、工具ビット長軸方向の一端が工具本体の収容空間へと延在されるとともに、当該収容空間で工具本体に連結されている。なお、本発明における「第1及び第2のロック部材」は、典型的には、共に筒状部材によって構成されるが、半筒状部材によって構成される態様を好適に包含する。
本発明における角度位置決め装置は、工具本体の先端領域に配置される。当該位置は位置決め対象としての工具ビットに近い位置であることから高い操作性が得られる反面、ハンマ作業時に生ずる粉塵に晒され、摩耗を生じ易い。このことから、本発明においては、第1のロック部材と工具本体との連結を当該工具本体の収容空間で行う構成、すなわち油中連結としている。このため、第1のロック部材と工具本体との連結部位については、ハンマ作業時の粉塵の悪影響から回避できるとともに、収容空間に封入された潤滑剤によって保護することができる。このことから、第1及び第2のロック部材に比べて遥かに大きな容積を占める工具本体については、摩耗問題を解消した上で、例えば鉄鋼材料に比べて軽量なアルミ合金、あるいは合成樹脂のような非鉄金属によって形成し、打撃工具の軽量化を図ることができる。一方、第1のロック部材及び第2のロック部材については、耐摩耗性の高い鉄鋼材料によって形成することで耐久性を向上することが可能となる。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、工具ビット長軸方向において、第1のロック部材と第2のロック部材の間に第3のロック部材が介在され、当該第3のロック部材は、第1のロック部材に対しては常時に連結され、第2のロック部材に対しては当該第2のロック部材の工具ビット長軸方向の移動に基づき、連結及び当該連結が解除可能とされている。更に第3のロック部材は、工具ビット長軸方向と交差する方向の一方の面が工具本体に当接され、他方の面がツールホルダに設けた長軸方向と交差する方向の面と当接することで当該ツールホルダの収容空間方向への移動を規制するストッパとして機能する構成とした。すなわち、本発明では、ツールホルダは、工具本体の工具ビット長軸方向における先端側の端面に対し第3のロック部材を介して当接する構成としたものであり、これによりツールホルダの収容空間側への移動が規制される。
例えば、ツールホルダを工具本体の収容空間側から先端側に向かって挿入することによって工具本体内に組み付ける場合、ツールホルダの挿入後、工具本体に対する抜け止めが必要になる。本発明によれば、ツールホルダの挿入後に当該ツールホルダに止め輪を取付けると、当該止め輪が工具本体と当接して抜け方向の移動が規制されている第3のロック部材に当接し、これによりツールホルダの抜け方向への移動が規制されることになる。すなわち、本発明によれば、第3のロック部材を、本来の位置決め用としての機能のみならず、ツールホルダのストッパ機能を持たせることにより、合理的な抜け止め構造を構築することができる。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、第2のロック部材と第3のロック部材は、工具ビット長軸方向において互いに対向する領域に設けられた凹凸部が互いに噛み合い係合することによって連結される構成とした。このような構成を採用することで、第2のロック部材を工具ビット長軸方向に移動することで第3のロック部材に対する連結とその解除を円滑に行うことができる。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、角度位置決め装置は、前記第2のロック部材を工具ビット長軸方向に移動操作する操作部材を有し、当該操作部材は、一端部が前記第2のロック部材に接続され、他端部が前記工具本体の外部に露出されて作業者による手動操作が可能とされている。本発明によれば、第2のロック部材を工具本体外部から容易に操作することができる。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、工具ビット長軸方向と交差する方向において、工具本体とツールホルダの間には、鉄鋼材料で形成されたツールホルダガイドが径方向に介在されており、当該ツールホルダガイドが第1のロック部材を構成している。このような構成とすることで、ツールホルダガイド、すなわち第1のロック部材を鉄鋼材料で形成することが可能となり、耐久性の向上を図ることができる。
本発明によれば、打撃工具において、工具ビットの角度位置決め装置の耐久性の向上を図るとともに、工具本体の軽量化に有効な技術が提供されることとなった。
以下、本発明の実施形態につき、図1〜図5を参照しつつ説明する。本実施の形態は、打撃工具の一例として電動ハンマを用いて説明する。図1には電動ハンマ101の全体構成が示され、図2には電動ハンマ101の主要部の構成が拡大して示される。図3〜図5には本体部に対するハンマビットの周方向の相対位置を決める角度位置決め装置の構成が拡大して示される。図3はツールホルダの回動規制状態、すなわち位置決め状態を示し、図4はツールホルダの回動許容状態を示す。図5は図3及び図4とは異なる断面箇所の角度位置決め装置の構成を示す。
本実施の形態に係る電動式の電動ハンマ101は、図1に示すように、概括的に見て、電動ハンマ101の外郭を形成する本体部103、当該本体部103の長軸方向における先端領域(図示左側)に接続されたツールホルダ137、当該ツールホルダ137に着脱自在に取付けられたハンマビット119、本体部103の長軸方向における他端部(図示右側)に連接された作業者が握るハンドグリップ109を主体として構成される。本体部103は、本発明における「工具本体」に対応し、ハンマビット119は、本発明における「工具ビット」に対応する。ハンマビット119は、ツールホルダ137に対し、その長軸方向(本体部103の長軸方向)への相対的な往復動が可能に、かつその周方向への相対的な回動が規制された状態で保持される。なお説明の便宜上、ハンマビット119側を前、ハンドグリップ109側を後という。
本体部103は、駆動モータ111を収容するモータハウジング105と、運動変換機構113を収容するクランクハウジング107と、打撃要素115を収容する概ね円筒状のバレル部108を主体として構成される。駆動モータ111の回転出力は、運動変換機構113によって直線運動に適宜変換された上で打撃要素115に伝達され、当該打撃要素115を介してハンマビット119の長軸方向(図1における左右方向)への衝撃力を発生する。筒状ハウジングとしてのバレル部108は、クランクハウジング107の前端部に接合されてハンマビット119の長軸方向前方に延在される。また、ハンドグリップ109は前方が開口されたコ字形に形成され、モータハウジング105の後部に連接されている。ハンドグリップ109の上部領域には、駆動モータ111を通電駆動する電源スイッチ131及び作業者がスライド操作することで電源スイッチ131をオン位置とオフ位置間で動作させる操作部材133が配置されている。
駆動モータ111の回転出力は、運動変換機構113によって直線運動に適宜変換された上で打撃要素115に伝達され、当該打撃要素115を介してハンマビット119の長軸方向(図1における左右方向)への衝撃力を発生する。駆動モータ111は、モータ軸112の軸線がハンマビット119の長軸線に対し交差状に配置されている。運動変換機構113及び打撃要素115は本発明における「駆動機構」に対応する。
運動変換機構113は、駆動モータ111の回転運動を直線運動に変換して打撃要素115に伝達するものであり、駆動モータ111により複数のギアを介して回転駆動されるクランク軸121、当該クランク軸121の回転中心からシフトした位置で偏心ピンを介して連接されるクランクアーム123、及びクランクアーム123によって直線往復動されるピストン125等からなるクランク機構によって構成される。駆動子としてのピストン125は、打撃要素115を駆動するものであり、シリンダ141内をハンマビット119の長軸方向と同方向に摺動可能とされる。クランク機構は、クランクハウジング107における密閉された収容空間であるクランク室116に収容される。クランク室116には、潤滑剤(グリス)が封入されている。
打撃要素115は、シリンダ141のボア内壁に摺動自在に配置された打撃子としてのストライカ143と、ツールホルダ137に摺動自在に配置されるとともに、ストライカ143の運動エネルギーをハンマビット119に伝達する中間子としてのインパクトボルト145を主体として構成される。シリンダ141内には、ピストン125とストライカ143の間に空気室141aが形成される。ストライカ143は、ピストン125の摺動動作に伴うシリンダ141の空気室141aの空気バネを介して駆動され、ツールホルダ137に摺動自在に配置された中間子としてのインパクトボルト145に衝突(打撃)し、当該インパクトボルト145を介してハンマビット119に打撃力を伝達する構成とされる。
上記のように構成される電動ハンマ101は、作業者が本体部103に前方への押圧力を加えてハンマビット119を被加工材に押し付けた負荷状態(図1及び図2に示す状態)で駆動モータ111を通電駆動すると、クランク機構を主体として構成される運動変換機構113を介してピストン125がシリンダ141に沿って直線状に摺動動作する。ピストン125が摺動動作すると、シリンダ141の空気室141aの空気バネの作用により、ストライカ143がシリンダ141内を前方へと移動し、インパクトボルト145に衝突することで、その運動エネルギーをハンマビット119に伝達する。かくして、ハンマビット119が被加工材(コンクリート)にハンマ作業を遂行する。
ツールホルダ137は、バレル部108に対しハンマビット長軸方向回りの相対回動が可能とされている。ハンマビット119は、ツールホルダ137の前方からツールホルダ137のビット保持孔138内に挿入され、ツールホルダ137の先端領域に設けられたビット保持装置136によって保持される。ビット保持装置136は、周方向に係止部材としての複数の係止爪136aを有し、当該係止爪136aによってハンマビット119を抜き取りが規制された状態に保持する。ハンマビット119は、外面に長軸方向の溝を有し、当該溝がビット保持孔138の内周面に形成された径方向に突出する複数の突起138aと係合することで周方向の相対回動が規制される。すなわち、ハンマビット119は、ツールホルダ137に対して抜け止めされ、かつ周方向への相対的な回動が規制された状態で保持される。なお、ビット保持装置136は、本発明とは特に関係しないため、具体的な構成の説明については省略する。
次にツールホルダ137に保持されるハンマビット119の長軸方向回り、すなわち周方向の角度位置を位置決めする角度位置決め装置181につき、図2〜図5を参照しつつ説明する。角度位置決め装置181は、バレル部108の先端領域(前端部側)に設置される。角度位置決め装置181は、概ね筒状部材からなるツールホルダガイド183、概ね円環状の位置決め固定用のロックリング185及び概ねカップ状のチェンジリング187を主体として構成される。ツールホルダガイド183は、ツールホルダ137をハンマビット長軸回りに回動自在に保持するとともに、バレル部108に対しては常時に相対回動不能に連結される。位置決め固定用のロックリング185は、ツールホルダガイド183に常時に相対回動不能に連結される。チェンジリング187は、ロックリング185と連結することでツールホルダ137の回動を規制し、ロックリング185との連結が解除されることでツールホルダ137の回動を許容する。ツールホルダガイド183は、本発明における「第1のロック部材」に対応し、チェンジリング187は、本発明における「第2のロック部材」に対応し、ロックリング185は、本発明における「第3のロック部材」に対応する。
バレル部108は、軽量化を計るべく、例えばアルミ合金、あるいは合成樹脂等の非鉄金属から形成されており、その先端側には、円形のツールホルダ保持孔108bがハンマビット長軸方向に所定長さで形成されている。ツールホルダガイド183は、鉄製の筒状部材であり、バレル部108のツールホルダ保持孔108b内に後方側(図示右方)から嵌入されている。そしてツールホルダガイド183の筒孔内にツールホルダ137が後方から挿入されている。すなわち、ツールホルダガイド183は、ツールホルダ137とバレル部108の間に介在される。ツールホルダガイド183は、長軸方向の後端部に外径側に張り出すフランジ部183aを有し、当該フランジ部183aの前面側には周方向に所定間隔で複数の爪183bが形成されている。ツールホルダガイド183の爪183bは、当該爪183bに対応してツールホルダ保持孔108bの後端部側のバレル内壁面に形成された周方向の複数の溝108cに係合され、これによりバレル部108に対して周方向の相対移動が規制された状態で常時に連結されている。
バレル部108におけるツールホルダ保持孔108bの後方には、シリンダ141、ストライカ143の空打ち動作時の衝撃を吸収する衝撃吸収機構135等が配置される内部空間108dが設定され、この内部空間108dには潤滑油が封入されている。従って、ツールホルダガイド183のバレル部108に対する連結は、潤滑油が封入された内部空間108d内での油中連結とされる。内部空間108dは、本発明における「収容空間」に対応する。ツールホルダ137とツールホルダガイド183の嵌合面には、Oリング184が介在され、当該嵌合面の隙間を通じて内部空間108dの潤滑油が外部に漏出することを防止している。
ツールホルダ137は、鉄製であり、長軸方向の後端部に外径側に張り出すフランジ部137aを有し、当該フランジ部137aとツールホルダガイド183のフランジ部183a間に、衝撃吸収機構135を構成する構成部材のうちの、ラバーリング163及びフラットワッシャ165が介在されている。すなわち、ツールホルダガイド183のフランジ部183aは、バレル部108内部に形成された長軸方向と交差する方向の係止面108aと、ラバーリング163によって前後から挟まれて長軸方向の移動が規制され、これによりバレル部108に対するツールホルダガイド183の連結が維持されている。なお、衝撃吸収機構135は、本発明には特に関係しないため、その詳細な構成については説明を省略する。
また、ツールホルダガイド183の長軸方向の前端部183cは、バレル部108の前端から前方に所定長さで突出されており、当該突出された前端部183cには周方向に適宜間隔で複数の溝183d(図5参照)が形成されている。ツールホルダガイド183の前端部183cの外周には鉄製のロックリング185が配置されている。ロックリング185の内周側には、前端部183cの溝183dに対応して周方向に複数の爪185aが径方向に突出状に設けられ、この爪185aが前端部183cの溝183dに係合されている(図5参照)。これによりツールホルダガイド183とロックリング185は、常時に周方向に相対移動不能に連結されている。また、ロックリング185の外周側には、周方向に等間隔で複数の位置決め用の溝(凹部)185bが形成されている(図4参照)。
ツールホルダ137の外周には、ツールホルダガイド183の前端部に近接した位置に止め輪197が取付けられ、この止め輪197は、ロックリング185の爪185aの内径側前端面と当接可能に対向する(図5参照)。一方、ロックリング185は、バレル部108の長軸方向と交差する前端面108eに当接されている。このため、ロックリング185は、ツールホルダ137をバレル部108に組み付けた際に、後方(バレル部108の内部空間108d側)への移動を規制する、すなわち抜け止め用のストッパとして作用する。
チェンジリング187は、鉄製であり、ロックリング185の前方においてツールホルダ137の外周に配置されている。チェンジリング187は、前側小径部がツールホルダ137にスプライン嵌合186によって取付けられ、これにより長軸方向に移動可能に、かつ周方向には相対回動不能に連結されている。チェンジリング187の後端面、すなわちロックリング185との対向面側には、当該ロックリング185の位置決め用の溝185bに対応して周方向に等間隔で複数の位置決め用の爪187aが形成されている。そして、チェンジリング187は、ロックリング185側に近接する後方へと移動されると、当該爪187aがロックリング185の位置決め用の溝185bに噛み合い係合し、これによりロックリング185に対し周方向の相対移動不能に連結されてツールホルダ137と共に回動が規制される。一方、チェンジリング187がロックリング185から離間する前方へと移動されると、ロックリング185の溝185bに対する爪187aの噛み合い係合が解除され、ツールホルダ137と共に回動が許容される。位置決め用の溝185b及び爪187aは、本発明における「凹凸部」に対応する。
すなわち、チェンジリング187は、爪187aがロックリング185の溝185bに噛み合い係合してツールホルダ137の回動を規制する回動規制位置と、爪187aがロックリング185の溝185bから離間してツールホルダ137の回動を許容する回動許容位置間で長軸方向に移動可能とされる。また、チェンジリング187は、付勢部材としてのコイルスプリング189によって回動規制位置へと付勢され、回動許容位置へと移動するべく外力が作用しない限りツールホルダ137の回動規制状態を維持する。
また、チェンジリング187には、当該チェンジリング187を回動規制位置と回動許容位置間で移動させる操作部材としての操作スリーブ191が連接されている。操作スリーブ191は、その前端側がチェンジリング187に止め輪193を介して取付けられ、長軸方向の相対移動及び周方向の相対回動がそれぞれ規制されている。すなわち、操作スリーブ191は、チェンジリング187と一体状に形成されるとともに、後端部側がバレル部108を覆うバレルカバー106の外側に露出されて作業者により外部からの操作が可能とされている。なお、コイルスプリング187は、操作スリーブ191の前端面と、ツールホルダ137の先端部に配置された前述のビット保持装置136内のバネ受195の間に介在状に配置され、操作スリーブ191及びチェンジリング187に回動規制位置に向かう付勢力を作用する。
本実施の形態に係る角度位置決め装置181は、上記のように構成されている。以下、角度位置決め装置181の作用を説明する。バレル部108に対するハンマビット119の周方向の相対位置を決める場合、作業者は手で操作スリーブ191をコイルスプリング189の付勢力に抗して前方へと移動し、チェンジリング187を回動許容位置へと移動する。これによりチェンジリング187の爪187aがロックリング185の溝185bから離間され、ツールホルダ137のバレル部108(ツールホルダガイド183)に対する相対回動が許容される。すなわち、位置決め固定を解除する。次にこの解除状態を維持しつつ、操作スリーブ191を周方向に回動操作すれば、当該操作スリーブ191と一体状のチェンジリング187と共にツールホルダ137が回動され、更にツールホルダ137と共にハンマビット119及びビット保持装置136を回動する。かくして、バレル部108に対するハンマビット119の周方向の相対位置を決める。その後、操作スリーブ191と共にチェンジリング187を後方の回動規制位置へと移動すれば、爪187aがロックリング185の溝185bに再び噛み合い係合する。これにより、ハンマビット119、ビット保持装置136及びツールホルダ137は、バレル部108に対して周方向の回動が規制され、位置決めされた角度位置に固定される。
このように、本実施の形態に係る角度位置決め装置181によれば、一方の手で、例えばバレル部108を把持しつつ、他方の手で操作スリーブ191を操作してハンマビット119の周方向の角度位置決めを行うことができるため、従来の角度位置決め装置の操作性を損なうことなく、ハンマビット119を位置決めすることができる。
本実施の形態に係る角度位置決め装置181は、バレル部108の先端領域に配置される。バレル部108の先端領域は、位置決め対象としてのハンマビット119に近い位置であることから、ハンマビット119の近くで操作スリーブ191を操作できる。このため、操作性の高い角度位置決め装置181が提供される。その反面、バレル部108の先端領域に配置される角度位置決め装置181は、加工作業時に生ずる粉塵に晒され、結果として摺動部分である連結部が粉塵の影響を受けて摩耗し易くなる。従って、連結部を有する部材について、そのすべてを耐摩耗性の高い材料、例えば鉄製とすることで摩耗に対応した場合、電動ハンマ101の重量化を招くことになる。
本実施の形態においては、ツールホルダ137とバレル部108の間にツールホルダガイド183を設定し、このツールホルダガイド183をバレル部108の内部空間108dへと延在し、当該内部空間108d内の油中でバレル部108と連結する構成としたものである。これにより連結部を粉塵による悪影響から回避することができるとともに、潤滑剤で保護することが可能となる。その結果、角度位置決め装置181に関係する部材のうちの容積の大きい部材であるバレル部108を、例えばアルミ合金のような非鉄材料から形成することで、摩耗の軽減を図りつつ、電動ハンマ101の軽量化を図ることができる。一方、ツールホルダガイド183、ロックリング185及びチェンジリング187については、鉄鋼材料のような耐摩耗性の高い材料によって形成することで耐久性を向上できる。
ところで、電動ハンマ101の組付け作業時には、バレル部108のクランクハウジング107に対する組み付けに先行して、当該バレル部108に対し、少なくともツールホルダガイド183、ツールホルダ137、ロックリング185、ラバーリング163及びフラットワッシャ165が組み付けられる。当該組み付けは、例えば、バレル部108のツールホルダ保持孔108bにその後方からツールホルダガイド183を挿入し、次に予めフラットワッシャ165及びラバーリング163が組み付けられたツールホルダ137を、ツールホルダガイド183の筒孔内に後方から挿入し、次にツールホルダガイド183の前端部183aの外周にロックリング185を嵌め込み、次にツールホルダ137に止め輪197を取付けるという手順で行われる。このようにして組み付けられたツールホルダ137は、ロックリング185の爪185aの内径側前端面に止め輪197が当接することで抜け止めされることになる。すなわち、本実施の形態によれば、ロックリング185に、ツールホルダ137の周方向の位置決め機能に加え、ツールホルダ137の抜け止め用のストッパとして機能させることができる。これにより、バレル部108に複数部品を予め組み付けてアッセンブリ化した状態で、バレル部108をクランクハウジング107に組み付けることが可能となり、組み付けの作業性を向上できる。
なお、本実施の形態では、ツールホルダガイド183とチェンジリング187の間にロックリング185を介在する構成としたが、当該ロックリング185を省略し、ツールホルダガイド183に対しチェンジリング187が直接に連結及び連結解除を行う構成に変更してもよい。また、本実施の形態は、打撃工具の例として、ハンマビット119に長軸方向への打撃動作のみを行わせる電動ハンマ101の場合で説明したが、角度位置決め装置181につき、例えばチェンジリング187を、ツールホルダ137の回動を許容する回動許容位置に固定する手段を追加することで、ハンマビット119に長軸方向の打撃動作と周方向の回転動作とを行わせるハンマドリルに適用することが可能である。
本発明の実施形態に係る電動ハンマの全体構成を示す断面図である。 電動ハンマの主要部の構成を示す断面図である。 角度位置決め装置の構成を示す拡大断面図であり、ツールホルダの回動規制状態、すなわち位置決めされた状態を示している。 角度位置決め装置の構成を示す拡大断面図であり、ツールホルダの回動許容状態を示している。 図3及び図4とは異なる断面箇所の角度位置決め装置の構成を示す拡大断面図である。
符号の説明
101 電動ハンマ(打撃工具)
103 本体部(工具本体)
105 モータハウジング
106 バレルカバー
107 クランクハウジング
108 バレル部
108a 係止面
108b ツールホルダ保持孔
108c 溝
108d 内部空間
108e 前端面
109 ハンドグリップ
111 駆動モータ
112 モータ軸
113 運動変換機構
115 打撃要素
116 クランク室
119 ハンマビット(工具ビット)
121 クランク軸
123 クランクアーム
125 ピストン
131 電源スイッチ
133 操作部材
135 衝撃吸収機構
136 ビット保持装置
136a 係止爪
137 ツールホルダ
137a フランジ部
138 ビット保持孔
138a 突起
141 シリンダ
141a 空気室
143 ストライカ
145 インパクトボルト
163 ラバーリング
165 フラットワッシャ
181 角度位置決め装置
183 ツールホルダガイド(第1のロック部材)
183a フランジ部
183b 爪
183c 前端部
183d 溝
184 Oリング
185 ロックリング(第3のロック部材)
185a 爪
185b 位置決め用の溝
186 スプライン嵌合
187 チェンジリング(第2のロック部材)
187a 位置決め用の爪
189 コイルスプリング
191 操作スリーブ
193 止め輪
195 バネ受
197 止め輪

Claims (5)

  1. 工具ビットの長軸方向の打撃動作により被加工材に所定のハンマ作業を行う打撃工具であって、
    収容空間を有する工具本体と、
    前記収容空間に封入された潤滑剤と、
    前記収容空間に収容され、前記工具本体の先端領域に配置された工具ビットを長軸方向に駆動する駆動機構と、
    前記工具ビットを長軸方向回りに相対回動不能に保持するとともに、前記工具本体に工具ビット長軸方向回りに回動可能に配置されたツールホルダと、
    前記工具本体の先端側に配置され、当該工具本体に対する前記工具ビットの長軸方向回りの相対位置を決める角度位置決め装置を有し、
    前記角度位置決め装置は、
    工具ビット長軸方向と交差する方向において、前記工具本体と前記ツールホルダ間に配置され、前記工具本体に対しては工具ビット長軸方向回りに相対回動不能に連結され、前記ツールホルダに対しては工具ビット長軸方向回りに相対回動が可能とされた第1のロック部材と、
    工具ビット長軸方向において、前記第1のロック部材と対向状に配置され、前記ツールホルダに対しては工具ビット長軸方向の移動が許容された状態で工具ビット長軸回りに相対回動不能に連結され、前記第1のロック部材に対しては工具ビット長軸方向の移動に基づき、工具ビット長軸方向回りに相対回動不能に連結及び当該連結が解除可能とされた第2のロック部材を有し、
    前記第1のロック部材は、工具ビット長軸方向の一端が前記工具本体の収容空間へと延在されるとともに、当該収容空間で前記工具本体に連結されていることを特徴とする打撃工具。
  2. 請求項1に記載の打撃工具であって、
    工具ビット長軸方向において、前記第1のロック部材と前記第2のロック部材の間に第3のロック部材が介在され、当該第3のロック部材は、前記第1のロック部材に対しては常時に連結され、前記第2のロック部材に対しては当該第2のロック部材の工具ビット長軸方向の移動に基づき、連結及び当該連結が解除可能とされており、
    更に前記第3のロック部材は、工具ビット長軸方向と交差する方向の一方の面が前記工具本体に当接され、他方の面が前記ツールホルダに設けた長軸方向と交差する方向の面と当接することで当該ツールホルダの前記収容空間方向への移動を規制するストッパとして機能することを特徴とする打撃工具。
  3. 請求項2に記載の打撃工具であって、
    前記第2のロック部材と前記第3のロック部材は、工具ビット長軸方向において互いに対向する領域に設けられた凹凸部が互いに噛み合い係合することによって連結されることを特徴とする打撃工具。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の打撃工具であって、
    前記角度位置決め装置は、前記第2のロック部材を工具ビット長軸方向に移動操作する操作部材を有し、当該操作部材は、一端部が前記第2のロック部材に接続され、他端部が前記工具本体の外部に露出されて作業者による手動操作が可能とされていることを特徴とする打撃工具。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の打撃工具であって、
    工具ビット長軸方向と交差する方向において、前記工具本体と前記ツールホルダの間には、鉄鋼材料で形成されたホルダガイドが径方向に介在されており、当該ホルダガイドが前記第1のロック部材を構成していることを特徴とする打撃工具。
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