JPH06346938A - 油圧緩衝器 - Google Patents

油圧緩衝器

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JPH06346938A
JPH06346938A JP13793693A JP13793693A JPH06346938A JP H06346938 A JPH06346938 A JP H06346938A JP 13793693 A JP13793693 A JP 13793693A JP 13793693 A JP13793693 A JP 13793693A JP H06346938 A JPH06346938 A JP H06346938A
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JP
Japan
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chamber
piston
oil
passage
flow path
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JP13793693A
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English (en)
Inventor
Yuichi Ito
雄一 伊藤
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CKD Corp
Original Assignee
CKD Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワーク等移動体の種類に応じて発生する抗力
の特性を変更して、その衝突時における立ち上がり特性
を変化させることができるとともに、ワークをスムーズ
に停止させることができる油圧緩衝機を提供する。 【構成】 アウタケース1の内部にはダンパケース6が
固設される。ダンパケース6とアウタケース1との間に
は通路7が形成される。アウタケース1の後端には穴1
bが設けられ、雄ネジ軸2が螺合されている。雄ネジ軸
2の先端部はテーパ形状に形成されたニードル部2aと
され、ダンパケース6の後端に形成された流出口6aに
嵌入、離反して後室15と前室14とを連通する流路を
形成する。この流路断面積の大きさは雄ネジ軸2を回す
ことにより調節することができる。そして、その流路断
面積を調節することにより、油圧緩衝器が発生する抗力
特性を変化させ、衝突時における抗力の立ち上がり特性
を調節することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワーク等移動体の持つ運
動エネルギー及び移動体に働く推力エネルギーを移動体
に衝撃を与えることなく吸収する油圧緩衝器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、生産ラインにおいて可動部を有す
る設備・装置の長寿命化、騒音の防止、製造サイクルの
増大等のために図8に示すように搬送ラインRから搬送
されてくるワークWを受ける油圧緩衝器Sが広く用いら
れている。
【0003】この油圧緩衝器Sは図10に示すように、
ピストンロッド51の先端に運動エネルギーを持つワー
クWが衝突すると、ピストン52により後室53内の油
が加圧される。アウタチューブ54内壁にはピストン5
2が油を加圧する方向(図面右方)へ行くに従って流路
断面積が小さくなるようにオリフィス溝54aが形成さ
れている。加圧された油はこのオリフィス溝54aとピ
ストン52の外壁とによって形成される流路を通って後
室53から前室55に移動する。その際、オリフィス溝
54aの流路断面積は前室55側が大きく、後室53側
が小さく形成されているため、後室53から前室55へ
移動する油の流量は始めは大きく、徐々に小さくなる。
【0004】従って、搬送ラインRから搬送されてくる
ワークWが衝突した場合に、ピストン52のストローク
位置に対してオイルが発生する抗力の関係は、図9に示
すような特性となる。すなわち、ピストン52のストロ
ーク位置が後室53側へ進むにつれて発生する抗力も大
きくなる。
【0005】このようなストローク位置−抗力特性を持
つ緩衝器はワークWに衝撃を与えることなくスムーズに
停止させることができるため、アクチュエータ等により
継続的に与えられる力の緩衝に適している。又、低い速
度の移動体の緩衝にも適している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な油圧緩衝器Sを搬送ラインRで使用する場合、油圧緩
衝機SによってワークWに与えられる抗力の立ち上がり
特性が急激であるため、ワークWに破損等の問題が発生
することがある。
【0007】しかしながら、流路断面積を変化させるオ
リフィス溝を設けて衝撃を吸収するタイプの油圧緩衝機
Sは発生する抗力の特性を変化させることができなかっ
たため、ワークWに合わせて適切な衝突初期時における
抗力の立ち上がり特性を設定することができなかった。
【0008】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的はワーク等移動体の種類に
応じて発生する抗力の特性を変更して、その衝突初期時
における立ち上がり特性を変化させることができるとと
もに、ワークをスムーズに停止させることができる油圧
緩衝機を提供することある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明ではアウタチューブと、前記アウタチューブ
内に配設されアウタチューブ内部を前室と後室とに区画
するピストンと、基端部が前記ピストンに連結され、先
端がアウタチューブから突出し衝撃力を受けるピストン
ロッドと、前記アウタチューブ内壁にその流路断面積が
徐々に小さくなるように形成され、前記ピストンにより
区画された前室と後室とを連絡するオリフィス溝とを備
えた油圧緩衝器において、前室と後室とを連通する通路
を設け、さらに該通路の流量を調節するための流量調節
手段を設けたことをその要旨とする。
【0010】
【作用】従って、本発明によればピストンロッドにワー
ク等により力が加えられると、ピストンがアウタチュー
ブ内を摺動して移動し後室のオイルを加圧する。加圧さ
れたオイルはオリフィス溝を通って前室に流入する。こ
のときピストンにはオイルの通過抵抗が抗力として加わ
り、ワークの持つ運動エネルギーが吸収され衝突による
衝撃が吸収される。さらに、オリフィス溝の流路断面積
が徐々に小さくなるように形成されているため、ピスト
ンのストローク位置が進むにつれて発生する抗力が徐々
に大きくなる。
【0011】又、後室と前室との間には通路が設けられ
ているため、オイルの一部はこの通路を介して前室に流
出する。この流路の流路断面積は流量調節手段により変
更することができる。従って、オイルの流量が変化する
ため、ピストンのストローク位置に応じて発生する抗力
の特性が変化し、衝突初期時における抗力の立ち上がり
特性が変化する。
【0012】
【実施例】
(第一実施例)本発明の第一実施例を図1、2に従って
説明する。
【0013】図1に示すように、円柱形状のアウタケー
ス1の前部壁には開口1aが形成され、後部壁には穴1
bが形成されている。そして、その穴1bの後部には雌
ネジが形成されている。穴1bには雄ネジ軸2が螺合さ
れていて、その内端にはニードル部2aが形成され、外
端にはノブ3が固着されている。ニードル部2aにはO
リング4が嵌着され、雄ネジ軸2のノブ3とアウタケー
ス1との間にはナット5が螺合されている。さらに、穴
1bの内側開口部の外周には凸部1cが形成されてい
る。そして、ノブ3を回すと雄ネジ軸2が回動し、凸部
1cから突出したニードル部2aが前後進する。又、ナ
ット5を締めると雄ネジ軸2が固定される。
【0014】雄ネジ軸2の前方にはダンパケース6が凸
部1cに当接して配設されている。このダンパケース6
の側壁とアウタケース1の側壁との間には通路7が形成
される。ダンパケース6の後部壁には流出口6aが形成
されており、この流出口6aには前記ニードル部2aが
調節可能に嵌入する。従って、流出口6aに対するニー
ドル部2aの位置によって流出口6aとニードル部2a
とで形成される間隙、すなわち流路断面積が調節され
る。そして、本実施例ではニードル部2aを流出口6a
に対して後方に移動させるほど流路断面積が大きくなる
ようにしている。又、ダンパケース6の後端面は前記流
出口6aから半径方向に切欠溝6fが形成され、前記凸
部1cの周囲には通路7と連通する流路7aが形成され
る。従って、流出口6aと通路7は切欠溝6f及び流路
7aを介して連通されることになる。そして、本実施例
では雄ネジ軸2、ニードル部2a、流出口6a等により
流量調節手段を構成している。
【0015】ダンパケース6はその内部前側円筒形状の
油室6bが形成され、その後側に油室6bよりも小さい
内径の油室6cが形成されている。油室6cの内壁には
油室6bとの境界部から油室6c後部まで続くオリフィ
ス溝6dが形成されている。このオリフィス溝6dは前
方から後方に向かうにつれて、徐々に浅くなるように形
成されている。又、ダンパケース6の油室6bの部分に
は通路7と油室6bとを連通する流入口6eが形成され
ている。
【0016】ダンパケース6の内部には前記開口1aか
らピストンロッド8が嵌装されている。ピストンロッド
8はアウタケース1の内側前部に固設されたロッドガイ
ド9に軸線方向に摺動可能に支持される。同時にロッド
ガイド9の後部外側にはダンパケース6の油室6b部分
が外嵌する。ロッドガイド9とダンパケース6との間に
は空気を保持するためのエアチャンバ10が配設されて
いる。又、ロッドガイド9の前後位置には切欠9aが形
成されている。さらに、ロッドガイド9の前方位置には
オイルシール11が固設され、前記ピストンロッド8が
嵌入している。さらに、オイルシール11の前側に当接
して、スペーサ18が固設されている。
【0017】ピストンロッド8の後端にはバルブ12が
Eリング19により固着されている。このバルブ12の
胴部12aの前後両端にはフランジ12b,12cが延
出形成されている。この胴部12aには、ピストン13
が移動可能に嵌着されている。図1はピストン13がバ
ルブ12のフランジ12b側にある状態を示している。
そして、ピストン13は油室6c内側を軸線方向に摺動
する。ピストン13とバルブ12とは油室6cを前後に
区切って、油室6b及び前部に区分された油室6cとか
らなる前室14と、後部に区分された油室6cからなる
後室15とを形成する。
【0018】さらに、ピストン13の内側面とバルブ1
2の胴部12aとの間には戻り流路16が形成されてい
る。又、ピストン13の後端には半径方向に切欠13a
が形成されている。この切欠13aは戻り流路16と後
室15とを常時連通する。又、ピストン13がバルブ1
2の後部フランジ12cに移動した状態では、切欠13
aは前室14と後室15とを戻り流路16を介して連通
する。又、後室15内にはバルブ12のフランジ12c
に当接してピストン13を前方に付勢するスプリング1
7が配設されている。
【0019】以上のように構成された油圧緩衝器の作用
について説明する。図1に示すように、油圧緩衝器のピ
ストンロッド8にワークWによる力が加えられていない
状態では、バルブ12はスプリング17の付勢力により
前方に移動してピストン13を油室6cの前端位置に保
持する。そして、このときピストンロッド8はアウタケ
ース1の開口1aから前方に突出している。
【0020】ピストンロッド8の前端にワークWによる
力が加えられると、バルブ12がピストン13を後方に
押圧してピストン13がバルブ12のフランジ12bに
係止される。すると、戻り流路16と前室14とは隔絶
される。この状態でピストン13は力を後室15内のオ
イルに伝達する。すなわち、後室15内のオイル圧力が
上昇して前室14内のオイル圧力に較べて高くなる。
【0021】雄ネジ軸2のニードル部2aが流出口6a
に完全に嵌入してニードル部2aと流出口6aで形成さ
れる流路断面積がゼロの場合、後室15と通路7とを連
通する流路は形成されていない。この場合、オイル圧力
が上昇した後室15内のオイルは、オリフィス溝6dと
ピストン13の外壁とにより形成された流路のみを通っ
て前室14に流出する。すると後室15と前室14との
オイル圧力の差が小さくなるため、ピストン13は連続
して後室15側に移動することができる。この際、流路
を通過するオイルは通過抵抗を受ける。この通過抵抗は
ピストン13が後室15側に移動するに伴ってオイルか
ら与えられる抗力となる。
【0022】オリフィス溝6dは前方から後方に向かう
につれて浅くなるように形成されているため、ピストン
13が後室15側に移動するにつれてピストン13との
間に形成される流路の流路断面積が徐々に小さくなりオ
イルの通過抵抗が増すようになる。すなわち、ピストン
ロッド8が押し込まれてピストン13が後室15側に移
動するにつれてピストンロッド8に働く抗力が増大する
ようになる。
【0023】次に、ノブ3を回してニードル部2aを流
出口6aから後方に移動させるにともなって、ニードル
部2aと流出口6aとで形成される流路断面積を相対し
て大きくして使用する場合について説明する。即ち、後
室15と通路7とを連通する流路が形成される。
【0024】この流路が形成された場合、ワークWの衝
突によりオイル圧力が上昇した後室15内のオイルはオ
リフィス溝6dを通って前室14へ流出する。同時に、
後室15内のオイルは流出口6aとニードル部2aとに
より形成された流路を通って通路7を経由して流入口6
eから前室14へ流入する。
【0025】つまり、後室15から前室14に移動する
オイルに働く通過抵抗は流路がオリフィス溝6dのみの
場合に較べて通路7を経由して前室14に流出する分だ
け減少する。しかも、その減少量はニードル部2aと流
出口6aとで形成される流路断面積を大きくするほど大
きくなる。
【0026】その結果、ピストン13のストローク位置
に対して発生する抗力の特性は図2に示すように変化す
る。すなわち、ニードル部2aが流出口6aを完全に閉
じ流路断面積がゼロのときの抗力特性をF0とした場
合、流路断面積を広げるに従って発生する抗力が相対的
に小さくなる特性F1,F2,F3に移行する。すなわ
ち、ワークWの衝突初期時における抗力の立ち上がり時
間t0が徐々に長いt1,t2,t3になり、その立ち
上がり時の抗力の大きさもf0からf1,f2,f3と
徐々に小さくなる。
【0027】このように本実施例においては、雄ネジ軸
2を前後進させて後室15と通路7とを連通する流路の
大きさを変更するようにしたので、後室15から前室1
4に流出するオイルの流量を変更調節することができ
る。従って、油圧緩衝器の発生する抗力特性を変化さ
せ、衝突初期時の抗力の立ち上がり特性を変化させるこ
とができる。しかも、流路の大きさを連続的に変更する
ことができるので、抗力の立ち上がり特性を連続的に変
化させることができる。
【0028】(第二実施例)次に、本発明の第二実施例
を図3に従って説明する。図3に示すように、円筒形状
のアウタチューブ21の前部には開口21aが形成され
ている。アウタチューブ21はその内部前側に円筒形状
の油室21bが形成され、その後側に油室21bよりも
小さい内径の油室21cが形成されている。油室21c
の内壁には、油室21bとの境界部から油室21c後部
まで続くオリフィス溝21dが形成されている。このオ
リフィス溝21dは前方から後方に向かうにつれて、徐
々に浅くなるように形成されている。
【0029】アウタチューブ21の内部には、ピストン
ロッド22が前記開口21aから嵌装されている。ピス
トンロッド22は油室21b内部に固設されたロッドガ
イド23に摺動可能に支持される。ロッドガイド23と
アウタチューブ21との間には空気を保持するためのエ
アチャンバ24が配設されている。又、ロッドガイド2
3の前後位置には、油室21bを構成するとともに油室
21cとエアチャンバ24を連通する切欠23aが形成
されている。又、ロッドガイド23の切欠23aが設け
られた側(図3において上側)には油室21bとピスト
ンロッド22の外壁とを連通するスリット形状の流路2
3bが形成されている。ロッドガイド23の前方位置に
はオイルシール25が固設され、前記ピストンロッド2
2が嵌入している。さらに、オイルシール25の前側に
当接してスペーサ44が固設されている。
【0030】ピストンロッド22の後端には、バルブ2
6がEリング45により固着されている。このバルブ2
6の胴部26aの前後両端にはフランジ26b,26c
が延出形成されている。この胴部26aには、ピストン
27が移動可能に嵌着されている。図3はピストン27
がバルブ26のフランジ26b側にある状態を示してい
る。そして、ピストン27は油室21c内側を軸線方向
に摺動するようになっている。ピストン27とバルブ2
6は、油室21cを前後に区分して油室21b及び前方
に区分された油室21cとからなる前室28と、後方に
区分された油室21cからなる後室29とを形成する。
【0031】さらに、ピストン27の内側面とバルブ2
6の胴部26aとの間には戻り流路30が形成されてい
る。又、ピストン27の後端には半径方向に切欠27a
が形成されている。この切欠27aは戻り流路30と後
室29とを常時連通する。又、ピストン27がバルブ2
6のフランジ26c側に移動した状態では、切欠27a
は前室28と後室29とを連通する。又、後室29内に
はバルブ26の後部フランジ26cに当接してピストン
27を前方に付勢するスプリング31が配設されてる。
【0032】前記ピストンロッド22の中心には流路2
2aが形成されている。この流路22aの後端は後室2
9に臨んでいる。この流路22aの前方には貫通孔22
bがピストンロッド22の前端から流路22aと連通す
るように形成されている。貫通孔22bは流路22aと
同一軸線上に形成されているとともに、流路22aより
内径が大きくなるように形成されている。又、貫通孔2
2bの前部内側には雌ネジが形成されている。
【0033】一方、貫通孔22bの後部には前記流路2
3bに連通する流出口22cが形成されている。そし
て、ピストンロッド22の流出口22cを含む外周には
環状に流路22dが形成されている。従って、ピストン
ロッド22が前後方向に摺動しても常に流路22dは流
路23bに臨むようになるため、貫通孔22b内部と前
室28とは常時連通される。
【0034】前記ピストンロッド22の前端には円盤形
状のロッドベース22eが形成されている。ロッドベー
ス22eの前側には回転室22fが形成され、その回転
室22fと貫通孔22bが接続されている。そして、貫
通孔22bの内部にアジャストロッド33が回転室22
fから挿入されている。アジャストロッド33は前側に
雄ネジ32が形成され、前記貫通孔22bに形成した雌
ネジと螺合されている。
【0035】一方、このアジャストロッド33の後端に
はテーパ形状のニードル部33aが形成されている。そ
して、このニードル部33aは流路22aの前端に嵌入
可能となっている。アジャストロッド33の前側部には
円盤形状の回転部33bが形成されていて、この回転部
33bは前記回転室22fに収容されている。そして、
回転部33bの外側にはアジヤストロッド33と平行に
回り止めピン34が固設されている。
【0036】ロッドベース22eの前部にはダンパベー
ス35が回動可能に嵌着されている。このダンパベース
35には前記回り止めピン34が固定されている。ダン
パベース35をロッドベース22eに対して回動させる
と、回り止めピン34を介して回転部33b、すなわち
アジャストロッド33が回動するようになっている。こ
の回動に基づいてネジ部32によりアジャストロッド3
3が軸線方向に移動し、ニードル部33aが流路22a
の開口部に出入りする。
【0037】従って、ニードル部33aが流路22aの
開口部に出入りすることにより、流路22aに対するニ
ードル部33aの位置が変化する。その結果、流路22
aに対するニードル部33aの位置によって流路22a
とニードル部33aとで形成される間隙、すなわち流路
断面積が調節される。そして、本実施例ではニードル部
33aを流路22aに対して後方に移動させるほど流路
断面積が小さくなるようにしている。従って、流路22
aと流出口22cと結ぶ流路はニードル部33aの位置
によって制御される。
【0038】さらに、ダンパベース35の前部にはワー
クWを直接受けるためのゴムダンパ36が固着されてい
る。本実施例では、流路22a及びアジャストロッド3
3で流量調節手段を構成している。
【0039】以上のように構成された油圧緩衝器の作用
について説明する。図3に示すように、油圧緩衝器のピ
ストンロッド22にワークWによる力が加えられていな
い状態では、バルブ26はスプリング31の付勢力によ
り前方に移動してピストン27を油室21cの前端に保
持する。このとき、ピストンロッド22はアウタチュー
ブ21の開口21aから前方に突出している。
【0040】ピストンロッド22の前端にワークWによ
り力が加えられると、バルブ26がピストン27を後方
に押圧するため、ピストン27はバルブ26の前部位置
に係止される。すると、戻り流路30と前室28とは隔
絶される。従って、ピストン27は力を後室29のオイ
ルに伝達する。すなわち、後室29内のオイル圧力が上
昇して前室28内のオイル圧力に較べて高くなる。
【0041】アジャストロッド33のニードル部33a
が流路22aに完全に嵌入して流路22aとニードル部
33aとで形成される流路断面積がゼロの場合、流路2
2aと流出口22cとの間を連通する流路は形成されて
いない。この場合、オイル圧力が上昇した後室29内の
オイルは、オリフィス溝21dとピストン27の外壁と
により形成される流路のみを通って前室28に流出す
る。そして、ピストン27は続いて後室29側に移動す
る。
【0042】オリフィス溝21dは前方から後方に向か
うにつれて浅くなるように形成されているため、ピスト
ン27が後室29側に移動するにつれてピストン27と
の間に形成される流路断面積が徐々に小さくなりオイル
の通過抵抗が増すようになる。従って、ピストンロッド
22がアウタチューブ21に押し込まれるにつれてピス
トンロッド22に働く抗力が増大する。
【0043】次に、ダンパベース35をロッドベース2
2eに対して回転させてニードル部33aを流路22a
の前端部から離反させ、ニードル部33aと流路22a
とで形成される流路断面積を相対して大きくして使用す
る場合について説明する。即ち、後室29と前室28と
を連通する流路が形成される。
【0044】この流路が形成されると、ワークWの衝突
によりオイル圧力が上昇した後室29内のオイルはオリ
フィス溝21dとピストン27により形成される流路を
通って前室28に流出する。同時に、後室29内のオイ
ルは流路22aとアジャストロッド33とにより形成さ
れた流路を通って前室28へ流出する。
【0045】つまり、後室29から前室28に移動する
オイルに働く通過抵抗は流路がオリフィス溝21dのみ
の場合に較べて流路22aを経由して前室28に移動す
る分だけ減少する。しかも、その減少量は流路22aと
アジャストロッド33とで形成される流路の流路断面積
を大きくするほど大きくなる。
【0046】その結果、ピストン27のストローク位置
に対して発生する抗力の特性は、実施例1と同様に、図
2に示すように変化する。すなわち、アジャストロッド
33が流路22aを完全に閉じ流路断面積がゼロのとき
の抗力特性をF0とした場合、流路断面積を広げるに従
って発生する抗力が相対的に小さくなる特性F1,F
2,F3に移行する。すなわち、ワークWの衝突初期時
における抗力の立ち上がり時間t0が徐々に長いt1,
t2,t3になり、その立ち上がり時の抗力の大きさも
f0からf1,f2,f3と徐々に小さくなる。
【0047】このように本実施例においては、後室29
に臨む流路22aと前室28に臨む流出口22cをアジ
ャストロッド33を前後進させることにより調節可能に
連通して、後室29から前室28に流出するオイルの流
量を変更することができる。従って、油圧緩衝器の発生
する抗力特性を変化させ、衝突初期時の抗力の立ち上が
り特性を変化させることができる。しかも、流路の大き
さを連続的に変更することができるので、抗力の立ち上
がり特性を連続的に変化させることができる。
【0048】又、本実施例の油圧緩衝器においては、後
室29と前室28とを連通する流路の大きさを調節する
ためのアジャストロッド33をピストンロッド22の前
方から操作するようになっているため、油圧緩衝器を搬
送ラインR等に設置した後にも容易に吸収できるエネル
ギーの大きさを調節することができる。
【0049】尚、本発明は上記実施例1,2に限定され
るものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば
次のように構成することもできる。 (1) 上記第一実施例では、ダンパケース6の後壁に
形成した流出口6aに先端をニードル部2aとした雄ネ
ジ軸2を出し入れすることにより通路7と後室15とを
連通する流路を形成するようにした。これを、図4に示
すように、ダンパケース37の後壁に流出口37aを形
成する。一方、その後室15側内壁に当接し、図5
(a)に示すように、直径の異なる複数の開口38a〜
38cを設けた調節板38を配設する。そして、この調
節板38に固着される操作軸39を回してそれぞれの開
口38a〜38cを流出口37aに合わせることによ
り、通路7と後室15とを連通する流路を形成するよう
にしてもよい。この場合、衝突初期時における抗力の立
ち上がり特性を段階的に調節することができる。
【0050】又、調節板38に図5(b)に示すように
間隔が連続的に変化するスリット40を形成してもよ
い。この場合、抗力の立ち上がり特性を連続的に調節す
ることができる。
【0051】(2) 図7に示すように、ダンパケース
41の後部に段差部41aを形成してその段差部41a
にスリット形状の流出口41bを設ける。この段差部4
1aに、図6に示すように、切欠42aを有する回転筒
42を回動可能に嵌装する。そして、この回転筒42に
固着される操作軸43を回して流出口41bを調節可能
に覆うことにより通路7と後室15とを連通する流路を
形成するようにしてもよい。
【0052】(3) 上記第一実施例では、バルブ12
の胴部12aとピストン13の内側面との間に戻り流路
16を形成して半径方向に切欠13aを形成したピスト
ン13をバルブ12の前後両端に形成したフランジ12
b,12cに当接させることによりピストンロッド8が
押し込まれる場合と復帰する場合のオイルの方向制御を
行うようにしている。これを、ピストンロッド8の内部
にチェック弁を設けて、このチェック弁によりオイルの
方向制御を行うようにしてもよい。
【0053】(4) 上記第一、第二実施例では、オリ
フィス溝6d,21dを1本の溝として形成して、その
深さが前方から後方に向かうにつれて浅くなるようにし
てその流路断面積をピストン13,27のストローク位
置に対して変化させるようにした。これを、流路断面積
が変化するオリフィス溝を複数本設け、それぞれが形成
される位置をずらして形成してもよい。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ワ
ーク等移動体の種類に応じて発生する抗力の特性を変更
して、その衝突初期時における立ち上がり特性を変化さ
せることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した第一実施例の油圧緩衝器を
示す断面図である。
【図2】油圧緩衝器のピストンのストローク位置と抗力
との関係を示す特性図である。
【図3】第二実施例の油圧緩衝器を示す断面図である。
【図4】別例の油圧緩衝器を示す断面図である。
【図5】(a),(b)ともに調節板の正面図である。
【図6】ダンパケースと回転筒の構成を示す説明図であ
る。
【図7】別例の油圧緩衝器を示す断面図である。
【図8】従来例の搬送ラインにおけるワークの緩衝状態
を示す説明図である。
【図9】油圧緩衝器のピストンのストローク位置と抗力
の関係を示す特性図である。
【図10】油圧緩衝器を示す断面図である。
【符号の説明】
1…アウタチューブとしてのアウタケース、1d,21
d…オリフィス溝、2…流量調節手段としての雄ネジ
軸、6…アウタチューブとしてのダンパケース、6a…
通路及び流量調節手段としての流出口、6f…通路とし
ての切欠溝、7…通路、13,27…ピストン、14,
28…前室、15,29…後室、21…アウタチュー
ブ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】しかしながら、流路断面積を変化させるオ
リフィス溝を設けて衝撃を吸収するタイプの油圧緩衝機
Sは発生する抗力の特性を変化させることができなかっ
たため、ワークWに合わせて適切な衝突時における抗力
の立ち上がり特性を設定することができなかった。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的はワーク等移動体の種類に
応じて発生する抗力の特性を変更して、その衝突時にお
ける立ち上がり特性を変化させることができるととも
に、ワークをスムーズに停止させることができる油圧緩
衝機を提供することある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】又、後室と前室との間には通路が設けられ
ているため、オイルの一部はこの通路を介して前室に流
出する。この流路の流路断面積は流量調節手段により変
更することができる。従って、オイルの流量が変化する
ため、ピストンのストローク位置に応じて発生する抗力
の特性が変化し、衝突時における抗力の立ち上がり特性
が変化する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】その結果、ピストン13のストローク位置
に対して発生する抗力の特性は図2に示すように変化す
る。すなわち、ニードル部2aが流出口6aを完全に閉
じ流路断面積がゼロのときの抗力特性をF0とした場
合、流路断面積を広げるに従って発生する抗力が相対的
に小さくなる特性F1,F2,F3に移行する。すなわ
ち、ワークWの衝突時における抗力の立ち上がり開始ス
トローク位置s0が徐々に遅れてs1,s2,s3にな
り、その抗力の最大値もf0からf1,f2,f3と徐
々に小さくなる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】このように本実施例においては、雄ネジ軸
2を前後進させて後室15と通路7とを連通する流路の
大きさを変更するようにしたので、後室15から前室1
4に流出するオイルの流量を変更調節することができ
る。従って、油圧緩衝器の発生する抗力特性を変化さ
せ、衝突時の抗力の立ち上がり特性を変化させることが
できる。しかも、流路の大きさを連続的に変更すること
ができるので、抗力の立ち上がり特性を連続的に変化さ
せることができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】その結果、ピストン27のストローク位置
に対して発生する抗力の特性は、実施例1と同様に、図
2に示すように変化する。すなわち、アジャストロッド
33が流路22aを完全に閉じ流路断面積がゼロのとき
の抗力特性をF0とした場合、流路断面積を広げるに従
って発生する抗力が相対的に小さくなる特性F1,F
2,F3に移行する。すなわち、ワークWの衝突時にお
ける抗力の立ち上がり開始ストローク位置s0が徐々に
遅れてs1,s2,s3になり、その抗力の最大値もf
0からf1,f2,f3と徐々に小さくなる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】このように本実施例においては、後室29
に臨む流路22aと前室28に臨む流出口22cをアジ
ャストロッド33を前後進させることにより調節可能に
連通して、後室29から前室28に流出するオイルの流
量を変更することができる。従って、油圧緩衝器の発生
する抗力特性を変化させ、衝突時の抗力の立ち上がり特
性を変化させることができる。しかも、流路の大きさを
連続的に変更することができるので、抗力の立ち上がり
特性を連続的に変化させることができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】尚、本発明は上記実施例1,2に限定され
るものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば
次のように構成することもできる。 (1) 上記第一実施例では、ダンパケース6の後壁に
形成した流出口6aに先端をニードル部2aとした雄ネ
ジ軸2を出し入れすることにより通路7と後室15とを
連通する流路を形成するようにした。これを、図4に示
すように、ダンパケース37の後壁に流出口37aを形
成する。一方、その後室15側内壁に当接し、図5
(a)に示すように、直径の異なる複数の開口38a〜
38cを設けた調節板38を配設する。そして、この調
節板38に固着される操作軸39を回してそれぞれの開
口38a〜38cを流出口37aに合わせることによ
り、通路7と後室15とを連通する流路を形成するよう
にしてもよい。この場合、衝突時における抗力の立ち上
がり特性を段階的に調節することができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】変更
【補正内容】
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ワ
ーク等移動体の種類に応じて発生する抗力の特性を変更
して、その衝突初期時における立ち上がり特性を変化さ
せることができるとともに、ワークをスムーズに停止さ
せることができるという優れた効果を奏する。
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウタチューブ(1,6,21)と、 前記アウタチューブ(1,6,21)内に配設されアウ
    タチューブ(1,6,21)内部を前室(14,28)
    と後室(15,29)とに区画するピストン(13,2
    7)と、 基端部が前記ピストン(13,27)に連結され、先端
    部がアウタチューブ(1,6,21)から突出し衝撃力
    を受けるピストンロッド(8,22)と、 前記アウタチューブ(1,6,21)内壁にその流量断
    面積が徐々に小さくなるように形成され、前記ピストン
    (13,27)により区画された前室(14,28)と
    後室(15,29)とを連絡するオリフィス溝(6d,
    21d)とを備えた油圧緩衝器において、 前室(14,28)と後室(15,29)とを連通する
    通路(6a,6f,7)を設け、その通路(6a,6
    f,7)上に流量を調節するための流量調節手段(2
    a,6a,22a,33等)を設けたことを特徴とする
    油圧緩衝器。
JP13793693A 1993-06-08 1993-06-08 油圧緩衝器 Pending JPH06346938A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013194887A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Ckd Corp ショックアブソーバ
US10288142B2 (en) 2015-07-24 2019-05-14 Koganei Corporation Shock absorber

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5954835A (ja) * 1982-09-20 1984-03-29 Secoh Giken Inc 衝撃エネルギ−吸収量可変形ダンパ−機構

Patent Citations (1)

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