JP5912701B2 - 磁気検出装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、外部磁界の方向を検出するための磁気センサを備えた磁気検出装置の特に実装面の構造に関する。
外部磁界の方向を検出するための磁気センサとしては、例えば地磁気の方位を検出するための地磁気センサがある。
地磁気センサを有する磁気検出装置は、前記地磁気センサを基板上に備えてパッケージ化されたものである。前記基板の裏面は実装基板との実装面に該当し、図8(a)(従来の磁気検出装置の裏面図)に示すように実装面30には基板の裏面に塗布されたレジスト層22が設けられ、前記レジスト層22には複数の開口部23が形成されている。そして各開口部23内に夫々、電極パッド31が露出している。図8(a)に示すように複数の電極パッド31を実装面30に配列したことで、基板実装の高密度化を図ることができる。
図8(a)に示す磁気検出装置の側面24は製造工程中の切断面に該当する。すなわち複数の磁気検出装置を同時に製造するために、各磁気検出装置を構成する基板よりも大きな基板(大基板)を用いて、大基板上に複数の磁気センサ等を搭載し、モールドした後、大基板を個々の磁気検出装置ごとに切断する。その際の切断面が各磁気検出装置の側面24に該当する。
特開2001−7246号公報 特開2002−100711号公報 特開2008−277661号公報 特開2006−295156号公報
しかしながら、大基板を各磁気検出装置ごとに切断する際、図8(a)に示すように切断位置Dが、所定の位置からずれてしまうと、図8(b)(従来の磁気検出装置の部分拡大裏面図)に示すように、実装面30の周囲部に位置する少なくとも一部の周囲開口部(図8(a)(b)にて符号23aを付した)と、磁気検出装置の側面24との間の間隔が狭くなり、あるいは、周囲開口部23aには側面24にまで通じる連通部(欠陥部)25が形成されてしまう。なお図8(b)に示す側面24は、図8(a)に示す切断位置Dにて切断した際の側面である。
図8(b)に示すように切断位置Dにて側面24が形成されてしまうと、周囲開口部23aの側面24に最も近い位置と側面24間の最小幅が非常に小さくなり、その結果、前記最小幅付近のレジスト層22(図8(b)では符号22aを付した)の面積が非常に小さくなるため、レジスト剥がれが生じやすい問題があった。
レジスト層22が剥がれると、図8(c)(磁気検出装置の正面図)に示すように、磁気検出装置26の実装面30と実装基板27との間にレジスト層22の剥離部が挟みこまれてしまい、磁気検出装置26が実装基板27に対して斜めに傾いた状態で実装されやすい。なお図8(c)(d)に示す符号29は半田層である。
また、周囲開口部23aに側面24にまで通じる連通部(欠陥部)25が形成されていると、図8(d)(磁気検出装置の正面図)に示すように、電極パッド31と実装基板27の導電接続部間を接合するための半田ペースト28が、連通部25から側面24の外方に流出しやすくなる。このとき、図8(a)に示す図示右側に位置する周囲開口部23aでは、半田ペースト28が連通部25を介して側面24の外方に流れやすいが、図8(a)に示す図示左側に位置する周囲開口部23aでは、連通部25が形成されず半田ペースト28が側面24の外方に流れにくい。よって、半田ペースト28が流れやすい周囲開口部23a内の電極パッド31と実装基板27の導電接続部間、及び、半田ペースト28が流れない周囲開口部23a内の電極パッド31と実装基板27の導電接続部間では、高さ方向への間隔(スペーシング)が変化する。したがって図8(d)に示すように、磁気検出装置26が実装基板27に対して斜めに傾いた状態で実装されやすい。なお図8(d)では、外方に流出した半田ペースト28と、磁気検出装置26と実装基板27間を接合する半田層29とを区別して表示した。
図8(c)(d)に示したように、磁気検出装置26が実装基板27に対して斜めに傾いた状態で実装されると、磁気検出装置26内に内蔵された地磁気センサにより地磁気の方位を精度良く検出することができなくなり、検出精度の低下や検出精度ばらつきが生じた。
上記した各特許文献には、いずれにも実装面に電極パッドを露出させるための開口部を備えるレジスト層が設けられた構成において、切断位置が所定の位置からずれた際にレジスト剥がれや半田ペーストの流出を低減させるための実装面の構造について開示されていない。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するためのものであり、特に、磁気検出装置を実装基板に対し平行に安定して設置することができる磁気検出装置の製造方法を提供することを目的とする。
発明は、外部磁界の方向を検出するための磁気センサを備え、実装面に複数の電極パッドを有する磁気検出装置の製造方法において、
複数の前記磁気検出装置を構成する各実装面を一体化した裏面に形成された絶縁層に対し前記各実装面の位置に夫々、前記複数の電極パッドを形成するための複数の開口部を形成し、このとき、各実装面に形成された前記複数の開口部のうち、少なくとも各実装面の周囲部に位置する周囲開口部に、前記開口部から切断部の位置まで達する開放部を形成し、前記切断部を挟んで隣り合う前記各実装面に形成された各周囲開口部間を前記開放部により一体に繋げる工程、
前記複数の開口部に夫々、前記電極パッドを形成する工程、
各磁気検出装置ごとに前記裏面を切断する工程、
を有することを特徴とするものである。これにより、各磁気検出装置ごとに切断する際、切断位置が切断部から多少外れても、切断面である各磁気検出装置の側面と、各周囲開口部の側面に最も近い位置との間の最小幅寸法を従来よりも広げることができ、最小幅付近の絶縁層の面積を従来よりも大きくできる。よって絶縁層が実装面から剥がれたり欠ける等の不具合を従来より抑制できる。また磁気検出装置を実装基板上に実装する際、余剰の半田ペーストを各周囲開口部から略均一に開放部へ流出させることができる。以上により、磁気検出装置を実装基板上に平行に実装させることができ、磁気センサにより外部磁界の方向を高精度に検出でき、精度ばらつきを低減できる。
また本発明では従来に比べて切断位置の許容範囲を広げることができ、したがって製造工程を容易化できる。
さらに、簡単に開放部を形成でき、また切断位置が多少ずれても、隣り合う各実装面に形成された各周囲開口部の双方に適切に側面(切断位置の切断面に該当する)にまで通じる開放部を設けることができる。
また本発明では、基板と、前記基板の前記実装面とは逆側の面に配置された前記磁気センサおよび集積回路と、前記磁気センサおよび前記集積回路を覆うカバー部材と、を有し、
前記基板は、複数の前記磁気検出装置を一体化した大きさの大基板であり、前記大基板の各磁気検出装置の位置に前記磁気センサ及び前記集積回路を配置し、
前記大基板を各磁気検出装置ごとに切断することが好ましい。
上記により複数のパッケージ化された磁気検出装置を簡単に製造することができる。
本発明によれば、各周囲開口部の側面に最も近い位置と側面間の最小幅寸法を従来よりも広げることができ、最小幅付近の絶縁層の面積を従来よりも大きくできる。よって絶縁層が実装面から剥がれたり欠ける等の不具合を従来より抑制できる。また磁気検出装置を実装基板上に実装する際、余剰の半田ペーストを各周囲開口部から略均一に各開放部に向けて流出させることができる。以上により、磁気検出装置を実装基板上に平行に実装させることができ、磁気センサにより外部磁界の方向を高精度に検出でき、精度ばらつきを低減できる。
図1(a)は、本実施形態における磁気検出装置の正面図であり、図1(b)は、図1(a)に示す磁気検出装置の実装面を示す裏面図であり、図1(c)は、図1(b)に示す実装面の一部を拡大して示した部分拡大裏面図である。 図2(a)は、本実施形態の実装面の絶縁層に形成された周囲開口部と開放部とを拡大して示した部分拡大裏面図であり、特に、従来のように開放部のない形態と比較して本実施形態の効果を説明するための図であり、図2(b)は、別の実施形態の周囲開口部の形状を示す部分裏面図である。 図3は、本実施形態における磁気検出装置及び磁気検出装置を実装基板上に実装した状態を示す部分拡大縦断面図である。 図4は、本実施形態における磁気検出装置のブロック図である。 図5は、本実施形態における磁気検出装置の製造工程を示す一工程図(実装面を示す図)である。 図6は、図5に示す工程の次の工程を示す一工程図(実装面を示す図)である。 図7は、別の実施形態を示す磁気検出装置の製造工程図(実装面を示す図)である。 図8(a)は、従来の磁気検出装置の実装面を示す裏面図であり、図8(b)は、図8(a)に示す実装面の一部を拡大して示した部分拡大裏面図であり、図8(c)(d)は、従来の磁気検出装置の問題点を説明するための正面図である。
図1(a)は、本実施形態における磁気検出装置の正面図であり、図1(b)は、図1(a)に示す磁気検出装置の実装面を示す裏面図であり、図1(c)は、図1(b)に示す実装面の一部を拡大して示した部分拡大裏面図である。また、図2(a)は、本実施形態の実装面の絶縁層に形成された周囲開口部と開放部とを拡大して示した部分拡大裏面図であり、特に、従来のように開放部のない形態と比較して本実施形態の効果を説明するための図である。また図2(b)は、別の実施形態の周囲開口部の形状を示す部分裏面図である。また、図3は、本実施形態における磁気検出装置及び磁気検出装置を実装基板上に実装した状態を示す部分拡大縦断面図である。また、図4は、本実施形態における磁気検出装置のブロック図である。
本実施形態における磁気センサを備えた磁気検出装置1は、例えば携帯電話等の携帯機器に搭載される地磁気検出装置(地磁気センサ)として構成される。
各図に示すX軸方向、及びY軸方向は水平面内にて直交する2方向を示し、Z軸方向は前記水平面に対して直交する方向を示している。
磁気検出装置1は、図1、図3に示すように、基板2と、基板2の表面(上面)2aに搭載された磁気センサ3、及び集積回路4(ASIC)と、磁気センサ3及び集積回路4の表面を覆うカバー部材5と、基板2の裏面(下面)2bに設けられた配線層6と、裏面2bに形成された絶縁層7と、絶縁層7に形成された開口部8と、前記開口部8から露出し、前記配線層6に電気的に接続された電極パッド9と、を有して構成される。
図3の実線に示すように、磁気センサ3は、基板2表面に設けられてもよいし、あるいは図3の点線で示すように、集積回路4と重ねて設けられてもよい。
基板2の表面2aには配線層10が形成され、各配線層10の先端の接続端部10aと集積回路4の電極部4aとが導電接着剤を介して電気的に接続されている。
図4に示すように磁気センサ3と集積回路4間は電気的に接続されており、磁気センサ3にて得られた検出信号が集積回路4にて制御される。
磁気センサ3は、上記したように例えば地磁気センサであり、地磁気センサは図4に示すようにX軸センサ3a、Y軸センサ3b及びZ軸センサ3cを備える。このように3軸検出が可能な磁気センサ3を用いることで地磁気の方位を検出することが可能である。
本実施形態では、磁気センサ3の構成は限定されない。例えば磁気センサ3には磁気抵抗効果素子(GMR素子、TMR素子等)やホール素子を用いることができる。
図3に示すように、基板2には表面2aから裏面2bにまで通じる内部配線層11が設けられ、内部配線層11を介して集積回路4と電極パッド9とが電気的に接続されている(図4も参照)。
図3に示すように基板2の裏面2aには絶縁層7が形成されている。絶縁層7は例えばレジスト層である。図1(b)、図3に示すように絶縁層7には複数の開口部8が形成されている。そして複数の電極パッド9が一つずつ各開口部8内に設けられる。
図1(b)に示すように、各開口部8及び各電極パッド9は略円形状で形成される。なお開口部8のうち、周囲開口部8aについては後述するように開放部が連続して繋がっているため、周囲開口部8aの輪郭は、厳密に言えば、円形状でなく円弧状である。略円形状としたのは、円形以外に製造誤差等によって円形からやや変形した形であってもよく、また周囲開口部8aの外周のように円弧状の形態も含むこととしたためである。
各電極パッド9は、実装基板との実装面12に露出する平面電極パッド(LGA;Land grid array)であり、平面視(Z方向視)にて略円形状とされている。各電極パッド9の外周部は、各開口部8の外周より内側に位置して、各電極パッド9の面積は、各開口部8よりも小さく形成される。
図3では、各電極パッド9の厚さは、絶縁層7の厚さと同等とされているが、実装基板との間で適切に実装が可能であれば、特に厚さ寸法を限定するものでない。
図1(b)に示すように絶縁層7に形成された複数の開口部8のうち、実装面12の周囲部12aには複数の周囲開口部8aが位置している。ここで周囲部12aとは、実装面12のうち、磁気検出装置1のX1側面1a付近、X2側面1b付近、Y1側面1c付近及びY2側面1d付近を示す。なお、実装面12の形状が矩形状でなく、他の多角形状である場合には、各辺付近を指し、また実装面が曲面を有している場合には、曲面に沿った側面付近を指す。あるいは、図1(b)に示すように、実装面12の中央付近に開口部(内側開口部8bと称する)が設けられてるが、内側開口部8bよりも外側に位置する開口部8を周囲開口部8aと定義することもできる。
図1(b)に示すように、周囲開口部8aは、実装面12のX1側面1a付近、X2側面1b付近、Y1側面1c付近及びY2側面1d付近を囲むように形成されているが、周囲開口部8aや内側開口部8bの配置や数は、実装基板15の表面に形成される導電接続部16の配置に応じて変更される。
図1(b)に示すように、複数の周囲開口部8aには、夫々、いずれかの側面1a〜1dにまで通じる開放部13が形成されている。ここで各開放部13は、各周囲開口部8aから近い側面に向けて形成される。図1(c)に示す周囲開口部8aは、実装面12内にてX2−Y2側の隅に設けられており、周囲開口部8aにはX2側面1bにまで通じる開放部13と、Y2側面1dにまで通じる開放部13とが設けられている。なお開放部13の数は、各周囲開口部8aに対して1以上設けられる。
各開放部13は、孔状の各周囲開口部8aと一体化した溝形状で形成される。各開放部13の深さ寸法と各周囲開口部8aの深さ寸法は同じである。各開口部8及び各開放部13は、絶縁層6を膜厚方向に貫いており、各開口部8からは配線層6の一部が露出している。
図1(c)に示すように、各開放部13の幅寸法t1は、各周囲開口部8aの最大幅寸法(直径)t2よりも小さく形成される。また、各開放部13は、図1(b)(c)では、一定幅となっているが、幅が変化するように形成してもよい。
各開放部13は、絶縁層7がレジストであれば、フォトリソグラフィ技術を用いて各周囲開口部8aとともに形成でき、また絶縁層7がレジストでない場合には、フォトリソグラフィ技術及びエッチング技術を用いて各周囲開口部8aとともに形成できる。
なお、内側開口部8bには側面に通じる開放部が形成されていないが、図1(b)の点線で示すように開放部14を形成可能なスペースがあり、且つ開放部14に半田ペーストが流れても、流れ出した半田ペーストを介して実装基板15との間で短絡を起こして使用不能の状態とならなければ、内側開口部8bに側面にまで通じる開放部14を設けることができる。
図3に示すように、実装基板15の表面には、配線層17が形成され、配線層17の端部に導電接続部16が設けられる。また導電接続部16以外の配線層17上はレジスト等の絶縁層18によって覆われている。
そして図3に示すように、磁気検出装置1の各電極パッド9と、実装基板15の各導電接続部16とが、半田層19を介して電気的に接続されている。
図1(a)、図3に示すように、磁気センサ3及び集積回路4の表面はカバー部材5によって覆われており、磁気検出装置1はパッケージ化されている。例えば、カバー部材5はパッケージ用モールド樹脂である。
本実施形態において磁気検出装置1の側面1a〜1dは、基板2及びカバー部材5の各側面にて構成される。
本実施形態の磁気検出装置1では、実装面12に設けられた絶縁層7には複数の開口部8が設けられており、各開口部8内には電極パッド9が露出している。複数の開口部8のうち、実装面12の周囲部12aに位置する複数の周囲開口部8には、距離的に近い側面1a〜1dにまで通じる開放部13が連通している。
図2(a)に示すX2側面1bの位置は、後述する製造方法に示す切断部Aの位置とほぼ一致しており、周囲開口部8aは側面1bから最小距離L1だけ内側(X1側)に離れている。
しかしながら切断位置Bが、そのぶれ幅の範囲内で切断部AよりもX1側にずれていると、切断位置Bにより形成された側面1eは、本来の側面1bよりも周囲開口部8aに近づく。ここで図3に示す側面1eは、周囲開口部8aに連通する開放部13が形成されていない形態(図8(a)(b)に示す従来例)における周囲開口部8aの円周と接する位置(点線で示した円周と側面1eとが接している)に設けられる。
図2(a)の斜線で示した領域Cは、従来例のように周囲開口部8aにまで連通する開放部13が形成されていない構成と、実施形態のように周囲開口部8aにまで連通する開放部13を形成した構成とを対比したときに、本実施形態には存在しないが従来例の構成には存在する絶縁層7の領域を指す。
斜線で示した絶縁層7の領域Cでは、周囲開口部8aの側面1eに最も近い位置と側面1eとの間の最小幅寸法が非常に狭く、図2(a)ではゼロとなっており、領域Cは先細る形状となって非常に面積が小さくなっている。このため領域Cでは、絶縁層7が剥がれたり、あるいは欠けたりする不具合が生じやすくなっている。
これに対して本実施形態では、周囲開口部8aから側面1b,1eにまで連通する開放部13を形成したことで、切断位置BがX1側にずれて側面1eとされても、開放部13の側壁部13a,13bが設けられたことで、周囲開口部8aと側面1eとの間の最小幅寸法はL2となり、従来例よりも最小幅寸法L2を大きくできる。したがって本実施形態では従来例よりも最小幅付近の絶縁層7の面積を大きく形成できる。したがって、多少、切断位置Bが周囲開口部8aに近づく方向に(最大限、図2(a)に示すように、周囲開口部8aの点線で示した円周に接する位置まで)ずれたとしても、本実施形態では開放部13の側壁部13a,13bが残り、絶縁層7が剥がれたり欠けたりする不具合を低減することができる。
また本実施形態では図1(b)に示すように全ての周囲開口部8aに、いずれかの側面1a〜1dにまで通じる開放部13を設けたことで、実装基板15の導電接続部16との接合に用いられる半田ペースト20の余剰分20aが、図1(c)に示すように、周囲開口部8a内から開放部13内に誘導される。例えば本実施形態ではリフロー式により半田付けを行うが、その際、溶解した半田ペースト20の余剰分20aを、各周囲開口部8aから開放部13に流出させることができる。また開放部13は側面にまで通じているので、半田ペーストの塗布量が多い場所では、余剰分20aを開放部13を介して側面の外方にまで適切に導くことができる。よって各電極パッド9と各導電接続部16との間の接合部分における半田ペーストの量を、どの接合部分においてもほぼ同等となるように調整できる。
以上により図1(a)に示すように、磁気検出装置1を実装基板15の表面15aに平行に実装することができ、磁気センサ3により地磁気の方位を高精度に検出でき、従来に比べて精度ばらつきを低減できる。
本実施形態では絶縁層7はレジスト層であることが好ましい。絶縁層7を所望の厚みで形成でき、また絶縁層7に所定の形状及び大きさからなる複数の開口部8及び複数の開放部13を簡単且つ適切に形成できる。そして本実施形態では絶縁層7をレジスト層としても、図2(a)で説明したように、本来の切断部Aの位置から切断位置Bがずれても、周囲開口部8aと側面1eとの間の最小幅寸法L2を従来よりも大きくでき、したがって本実施形態では従来例よりも最小幅付近の絶縁層7(レジスト層)の面積を大きく形成できる。したがって、レジスト剥がれを効果的に抑制できる。
また本実施形態では、各開口部8及び各電極パッド9が略円形状で形成されることが好適である。図2(a)に示すように周囲開口部8aの外周を略円形状(円弧状)とすることで、周囲開口部8aと側面1eとの間の最小幅寸法L2を従来よりも効果的に大きくできる。例えば、各周囲開口部8aは、略円形状(円弧状)でなくても、図2(b)に示すように、各周囲開口部8aの外周壁面8a1のうち、少なくとも磁気検出装置の側面1a〜1dに近い外周壁面8a1が、磁気検出装置の側面1a〜1dに対して直線状あるいは曲面状の傾斜面で形成された構成とすることもできる。図2(b)に示す周囲開口部8aは菱形であり、菱形の周囲開口部8aの外周壁面のうち、側面1b,1dに近い外周壁面8a1,8a1は、側面1b,1dに対し傾斜している。そして、周囲開口部8aから側面1b,1dにかけて開放部13が形成されている(図2(b)に示す点線は、周囲開口部8aに開放部13が形成されない従来例の形態を示す)。ただし、周囲開口部8aを図2(b)に示す形状とするよりも図1(b)(c)、図2(a)に示す円形状としたほうが簡単に周囲開口部8aを形成でき好適である。
次に本実施形態の磁気検出装置1の製造方法について説明する。
まず本実施形態では、複数の磁気検出装置1を構成する各基板2を一体化した大きさの大基板の表面に複数の磁気センサ3及び複数の集積回路4を実装する。各磁気センサ3及び各集積回路4は、各磁気検出装置1の位置に夫々実装する。
さらに図3で示したカバー部材5を各磁気センサ3及び各集積回路4の表面に形成する。カバー部材5は、各磁気検出装置1間にわたって一体化して形成される。カバー部材5はモールド樹脂であり、複数の磁気センサ3及び複数の集積回路4の表面にモールド樹脂によるカバー部材5を成形できる。
図5に示すように大基板21の裏面21bには、例えばレジスト層からなる絶縁層7が形成されており、前記絶縁層7にフォトリソグラフィ技術を用いて、複数の開口部8を形成する。図5に示す点線は、切断部Aを示しており、切断部Aによって区分けされた各領域が、各磁気検出装置1の各実装面12を構成している。
図5に示すように、各実装面12に形成された複数の開口部8のうち、各実装面12の周囲部に位置する複数の周囲開口部8aに切断部Aの位置まで達する開放部13を、各周囲開口部8aと同時に形成する。各周囲開口部8a及び開放部13は絶縁層7に形成された孔(穴)である。各周囲開口部8aからは図3に示す配線層6が露出している。
図5に示すように、切断部Aを挟んで隣り合う各実装面12に形成された各周囲開口部8a間を開放部13により一体的に繋げる。例えば、図7に示すように、切断部Aは、ある程度の幅を持っており、各周囲開口部8aに連続する各開放部13の端部13cを切断部Aの幅内に入り込むように形成すれば、必ずしも図5のように、切断部Aを介して隣り合う周囲開口部8a間を開放部13により一体的に繋げなくてもよい。図7に示す切断部Aから大基板21を切断すれば、各実装面12に形成された各周囲開口部8aには各磁気検出装置1の側面にまで通じる開放部13を形成することができる。ただし切断位置が、切断部Aからわずかにずれる程度であれば問題ないが、図7に示すように切断部Aからの切断位置Bのずれが大きくなると、図7の図示右側に配列された各周囲開口部8aには、磁気検出装置1の側面にまで通じない、途中で行き止まりとなる開放部13が形成されてしまう。よって、図5のように切断部Aを介して隣り合う各実装面12に形成された各周囲開放部8a間を開放部13により一体的に繋げることが切断位置ずれの許容範囲を広げることができ好適である。
続いて図6に示すように各周囲開口部8a内に電極パッド9を形成する。また図1(b)に示す内側開口部8bがあれば、内側開口部8bにも電極パッド9を形成する。上記したように各開口部8内には配線層6の一部が露出しているので電極パッド9は配線層6に重ねて形成する。また、電極パッド9の材質は特に問わないが、例えば、AgペーストやCuペーストを塗布、及び熱硬化させた導電層により形成することができる。
また図5,図6では、各開口部8及び各電極パッド9を略円形状に形成しているが形状を限定するものでない。ただし略円形状とすることが好適である。
次に切断部Aに沿って大基板21及びカバー部材を各磁気検出装置1ごとに切断(ダイシング)する。このとき図6に示すように切断位置Bが本来の切断部Aからずれてしまっても、本実施形態の磁気検出装置の製造方法によれば、各磁気検出装置1の実装面12に形成された各周囲開口部8aに夫々、磁気検出装置1の側面にまで通じる開放部13を形成することができる。したがって各磁気検出装置1を実装基板15上にリフロー半田により実装する際、余剰の半田ペーストを各周囲開口部8aから開放部13に流出させることができる。
また図2(a)にて説明したように、切断位置BがX1側にずれて本来の側面1bから側面1eとされても、開放部13の側壁部13a,13bが形成されたことで、周囲開口部8aと側面1eとの間の最小幅寸法をL2にでき、従来例よりも最小幅寸法を大きくできる。したがって本実施形態では従来例よりも最小幅付近の絶縁層7の面積を大きく形成できる。したがって、多少、切断位置Bが周囲開口部8aに近づく方向にずれたとしても、絶縁層7が剥がれたり欠けたりする不具合を低減することができる。
以上により本実施形態の磁気検出装置1を実装基板15の表面に平行に実装させることができる。また本実施形態では、従来よりも切断位置の許容範囲を広げることができ、従って製造工程を容易化することができる。
なお本実施形態では、周囲開口部8aは複数であったが、一つであっても従来に比べて効果がある。
本実施形態における磁気検出装置1は地磁気センサ以外にも起用できる。ただし、3軸加速度センサやスピードセンサ等、外部磁界の方向を正確に知る必要のある磁気検出装置に適用される。
A 切断部
B 切断位置
1 磁気検出装置
1a〜1e (磁気検出装置の)側面
2 基板
2a (基板の)表面
2b (基板の)裏面
3 磁気センサ
4 集積回路
5 カバー部材
6、7 絶縁層
8 開口部
8a 周囲開口部
8b 内側開口部
9 電極パッド
10、11 配線層
12 実装面
12a 周囲部
13、14 開放部
15 実装基板
16 導電接続部
19 半田層
20 半田ペースト
20a (半田ペーストの)余剰分
21 大基板

Claims (2)

  1. 外部磁界の方向を検出するための磁気センサを備え、実装面に複数の電極パッドを有する磁気検出装置の製造方法において、
    複数の前記磁気検出装置を構成する各実装面を一体化した裏面に形成された絶縁層に対し前記各実装面の位置に夫々、前記複数の電極パッドを形成するための複数の開口部を形成し、このとき、各実装面に形成された前記複数の開口部のうち、少なくとも各実装面の周囲部に位置する周囲開口部に、前記開口部から切断部の位置まで達する開放部を形成し、前記切断部を挟んで隣り合う前記各実装面に形成された各周囲開口部間を前記開放部により一体に繋げる工程、
    前記複数の開口部に夫々、前記電極パッドを形成する工程、
    各磁気検出装置ごとに前記裏面を切断する工程、
    を有することを特徴とする磁気検出装置の製造方法。
  2. 基板と、前記基板の前記実装面とは逆側の面に配置された前記磁気センサおよび集積回路と、前記磁気センサおよび前記集積回路を覆うカバー部材と、を有し、
    前記基板は、複数の前記磁気検出装置を一体化した大きさの大基板であり、前記大基板の各磁気検出装置の位置に前記磁気センサ及び前記集積回路を配置し、
    前記大基板を各磁気検出装置ごとに切断する請求項1記載の磁気検出装置の製造方法。
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