JP5909341B2 - 包装袋の製造方法 - Google Patents
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Description
図1に示すように、包装袋の本体部10は、折り目が上方(図1において上側)を向くように二つ折りにされた底面シート11と、底面シート11を挟み込むように対向配置された前面シート12及び後面シート13とで構成されている。底面シート11は、略四角形状に形成されている。底面シート11の四角形状の四つの角には、四角形状の切欠部11aが切欠形成されている。底面シート11は、二つ折りされた状態で前面シート12及び後面シート13と対向する側の面(外側の面)が熱溶着性を有し、内側の面が非熱溶着性を有するように形成されている。
後側金型41には、長溝状をなす二つの後側凹部41aが凹設されている。二つの後側凹部41aは、延設方向の一方側において互いに平行に延びつつ、途中から他方側に向かうにつれて互いに近接するように延びている。すなわち、二つの後側凹部41aは、図2に示す包装袋の二つの補強材30の延設形状と同一となるようにそれぞれ延設されている。なお、図5においては、一つの後側凹部41aのみを図示している。図5(a)に示すように、後側凹部41aは、所定の深さY1に設定されている。深さY1は、補強材30の後面から後面シート13の外面までの厚みX1と同一である。
(1)上記実施形態では、補強材30の後面から後面シート13までの補強材30の厚みX1よりも、補強材30の前面から前面シート12までの補強材30の厚みX2の方が大きく(1.5倍)形成されている。したがって、本体部10に補強材30を成形する際においては、後面シート13の外面から後側凹部41aの底面までの深さY1よりも、前面シート12の外面から前側凹部42aの底面までの深さY3の方が大きいこととなる。そのため、前側凹部42aに速やかに熱可塑性樹脂Rが充填され、その熱可塑性樹脂Rによって本体部10の周縁端が支持されたようになる。その結果、包装袋の本体部10の周縁が前側に向かって反ることが抑制される。
(3)上記実施形態では、補強材30の前面から前面シート12の外面までの補強材30の厚みX2が本体部10の被覆幅L1の0.5倍以上に設定されていることから、本体部10の周縁が前面側に向かって多少反ったとしても、本体部10の周縁端が補強材30から露出することが抑制される。
・ 上記実施形態では、補強材30の前面から前面シート12の外面までの補強材30の厚みX2を、補強材30の後面から後面シート13の外面までの補強材30の厚みX1の1.5倍に設定したが、厚みX2の設定はこれに限らず、厚みX1よりも大きければ、自由に変更できる。この点、後面シート13の外面から後側凹部41aの底面までの深さY1、及び前面シート12の外面から前側凹部42aの底面までの深さY3についても同様である。
・ 補強材30の後面から後面シート13の外面までの厚み、補強材30の前面から前面シート12までの厚みを、本体部10の面方向において変化をつけてもよい。この場合、補強材30の後面から後面シート13の外面までの厚みのうちの最小の厚みが厚みX1に相当し、補強材30の前面から前面シート12までの厚みのうち最小の厚みが厚みX2に相当する。
・ 上記実施形態では、口具35を本体部10の上縁中央に設けたが、口具35の位置はこれに限らない。例えば、本体部10の上縁の端に設けてもよいし、あるいは本体部10の側縁のうち上方側に設けてもよい。また、口具35を省略したり、口具35に代えて開閉可能なチャックを本体部10に設けたりすることも可能である。
なお、樹脂射出部Gの中心軸Aの延設方向、開口中心Cの形成位置によっては、熱可塑性樹脂Rを射出する際に熱可塑性樹脂Rが後面シート13の外面に直接的に注がれることがあり得る。この場合、熱可塑性樹脂Rの射出初期においては本体部10の周縁が前側金型42側に反ることになるが、前側金型42の前側凹部42aに熱可塑性樹脂Rが充填されると、その熱可塑性樹脂Rによって前側に反った本体部10の周縁が後側に持ち上げられるため、本体部10の周縁の前側への反りは抑制される。
(イ)補強材における他方側の外面から本体部における他方側の外面までの補強材の厚みは、補強材における一方側の外面から本体部における一方側の外面までの補強材の厚みの1.2倍〜2倍に形成されていることを特徴とする包装袋。
Claims (1)
- 袋状に形成された本体部の周縁に、一対の金型を用いて熱可塑性樹脂からなる柱形状の補強材を成形する包装袋の製造方法であって、
一方の金型の凹部には、熱可塑性樹脂を射出するための樹脂射出口が形成され、他方の金型は、その凹部の深さが前記一方の金型の凹部の深さよりも大きく形成されており、
前記本体部の周縁が前記一対の金型の凹部に突出配置されるように前記本体部を前記一対の金型で挟み込みつつ、前記一方の金型の凹部と前記他方の金型の凹部とを対向配置させ、
その後、前記一方の金型の凹部及び他方の金型の凹部に樹脂射出口から熱可塑性樹脂を射出することを特徴とする包装袋の製造方法。
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