JP7338320B2 - スパウト用の射出成形金型、スパウト製造方法、およびスパウト - Google Patents

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本発明は、スパウト用の射出成形金型、スパウト製造方法、およびスパウトに関する。
従来、ゼリー状飲料等の内容物を収容する容器として、重ねたフィルムを所定箇所で熱溶着することで袋状に形成したパウチを用いることが公知であり、また、このようなパウチの注出口にスパウトを装着することで、内容物の注出を容易にすることも公知である。
このようなスパウト付きパウチでは、内容物の残量低減時に、表裏のフィルムが密着して、スパウトの注出孔の入口付近を塞がれ、内容物の注出が阻害されてしまうことがある。
そこで、本出願人は、上述したような注出孔の入り口付近が塞がってしまう現象を回避するスパウトとして、特許文献1において、パウチを構成する表裏のフィルム間に挟まれて熱溶着されるスパウト取付部と、スパウト取付部の下方に形成されスパウト取付部に形成された注出孔に連通するように表裏方向に貫通するスパウト貫通孔を有したスパウト延出基部と、スパウト延出基部から下方に延びるスパウト延出部とを有したスパウトを提案した。特許文献1のスパウトでは、このようなスパウト延出基部やスパウト延出部をパウチの内側に配置することにより、パウチの内側に内容物用の流路を形成して、スパウトの注出孔の入り口付近が塞がってしまうことを抑制する。
特願2018-196840号
ところが、本出願人が、射出成形金型を用いたスパウト成形の実験を行ったところ、スパウト延出部が表裏の一方側に傾いて形成されてしまうという問題が生じた。そこで、成形されたスパウトを確認したところ、スパウト延出部自体には表裏方向への反り等の変形は生じておらず、スパウト延出部の根元側に位置するスパウト延出基部に歪み(ソリ)が生じており(すなわち、金型の型通りの形状で形成されておらず)、このスパウト延出基部の歪みの影響を受けて、スパウト延出基部の下方に形成されたスパウト延出部に傾きが生じることが分かった。
そこで、本発明は、これらの問題点を解決するものであり、簡素な構成で、スパウト延出基部の歪みに起因した表裏方向におけるスパウト延出部の傾きの発生を抑制するスパウト用の射出成形金型、スパウト製造方法、およびスパウトを提供することを目的とするものである。
本発明のスパウト用の射出成形金型は、パウチを構成する表裏のフィルム間に挟まれて熱溶着されるスパウト取付部と、前記スパウト取付部の下方に形成され、前記スパウト取付部に形成された注出孔に連通するように表裏方向に貫通するスパウト貫通孔を有したスパウト延出基部と、前記スパウト延出基部から下方に延びるスパウト延出部とを有したスパウトを射出成形するためのスパウト用の射出成形金型であって、型開き時に前記スパウトを保持するように構成された第1金型と、型開き時に前記スパウトから離れるように構成された第2金型とを備え、前記第1金型は、前記スパウト延出基部の表面または裏面の一方を成形するための第1基部成形面と、前記第1基部成形面から型開閉方向に向けて突出する第1突出部とを有し、前記第1突出部は、前記スパウト貫通孔の内周面を成形するための第1孔成形面を有し、前記第2金型は、前記スパウト延出基部の表面または裏面の他方を成形するための第2基部成形面を有し、前記第1孔成形面の型開閉方向における寸法は、型閉め時における前記第1基部成形面から前記第2基部成形面までの高さ方向の間隔の半分より大に設定されていることにより、前記課題を解決するものである。
本発明のスパウト製造方法は、前記射出成形金型を搭載する射出成形機によってスパウトを射出成形することにより、前記課題を解決するものである。
本発明のスパウトは、パウチを構成する表裏フィルム間に挟まれて熱溶着されるスパウト取付部と、前記スパウト取付部の下方に形成され、前記スパウト取付部に形成された注出孔に連通するように表裏方向に貫通するスパウト貫通孔を有したスパウト延出基部と、前記スパウト延出基部から下方に延びるスパウト延出部とを有したスパウトであって、前記貫通孔の内周面には、表裏方向における前記スパウト貫通孔の一端から前記スパウト貫通孔の表裏方向寸法の半分より小以内の領域に、周方向に沿って延びるパーティングラインが形成されていることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項1、8に係る発明によれば、型開き時にスパウトを保持するように構成された第1金型と、型開き時にスパウトから離れるように構成された第2金型とを備え、第1金型が、スパウト延出基部の表面または裏面の一方を成形するための第1基部成形面と、第1基部成形面から型開閉方向に向けて突出する第1突出部とを有し、第1突出部が、スパウト貫通孔の内周面を成形するための第1孔成形面を有し、第2金型が、スパウト延出基部の表面または裏面の他方を成形するための第2基部成形面を有し、第1孔成形面の型開閉方向における寸法が、型閉め時における第1基部成形面から第2基部成形面までの高さ方向の間隔の半分より大に設定されていることにより、成形後のスパウト延出基部に歪みが発生することを抑制して、スパウト延出部が傾いてしまうことを抑制できる。
すなわち、従来は、スパウト延出基部のスパウト貫通孔を形成するにあたって、第1金型に第1突出部を形成するとともに第2金型に第2突出部を形成し、型閉め時に、スパウト貫通孔内の表裏方向中央において第1突出部と第2突出部とを突き合わせるように設計していた。そのため、型開き後において第1金型のみによってスパウトを保持した状態では、スパウト貫通孔の表裏方向半分に第1突出部が挿入された状態でスパウトが冷却されることになるため、スパウト冷却時に生じるスパウト貫通孔周辺の材料の熱収縮の条件が表裏方向の表側半分と裏側半分とで異なり、その結果、スパウト延出基部に歪みが発生していたものと考えられる。
これに対して、本願請求項1に係る発明では、型開き後において第1金型のみによってスパウトを保持した状態で、スパウト貫通孔の表裏方向の寸法の半分より大の領域に亘って第1金型の第1突出部が挿入された状態でスパウトが冷却されることになるため、スパウト延出基部に歪みが生じることを抑制できる。
本請求項2に係る発明によれば、第2金型が、第2基部成形面から型開閉方向に向けて突出する第2突出部を有し、第2突出部が、スパウト貫通孔の内周面を成形するための第2孔成形面を有していることにより、スパウト延出基部に歪みが生じることを抑制しつつも、第2孔成形面の形状を調整することによって、スパウト貫通孔の第2金型側に表裏方向外側に向けて拡幅する拡幅内周面を形成する等、スパウト貫通孔の第2金型側の内周面の形状を調整することができる。
本請求項3に係る発明によれば、第1孔成形面が、第1基部成形面側に、第1基部成形面側に近づくに従って拡幅する第1拡幅面を有し、第2孔成形面が、第2基部成形面側に、第2基部成形面側に近づくに従って拡幅する第2拡幅面を有していることにより、スパウト貫通孔の両端側に、表裏方向外側に向けて拡幅する内周面を形成して、角部の形状を緩やかにすることができる。
本請求項4に係る発明によれば、第1孔成形面が、第1拡幅面よりも先端側に形成された先端側部分を有し、第2孔成形面が、第2拡幅面のみから構成されていることにより、スパウト貫通孔の両端側に、拡幅内周面を形成して、角部の形状を緩やかにしつつも、スパウト延出基部に歪みが生じることを良好に抑制することができる。
本請求項5に係る発明によれば、第1突出部が、その先端に先端凹部を有し、第2突出部が、その先端に型閉め時に先端凹部内に受容される先端凸部を有していることにより、第1突出部と第2突出部との間に表裏方向に直交する横方向や上下方向へのズレが生じることを抑制できるばかりでなく、型閉め時における第1突出部および第2突出部の合わせ面の位置を部分的に表裏方向中央付近に調整することが可能であるため、型閉め時において、第1突出部の上面および第2突出部の上面に対する第3金型のピン部の当接状態を安定させることができる。
本請求項6に係る発明によれば、第1孔成形面の型開閉方向における寸法が、型閉め時における第1基部成形面と第2基部成形面との間隔と同一に設定されていることにより、型開き後において第1金型のみによってスパウトを保持した状態で、スパウト貫通孔の全域に亘って第1金型の第1突出部が挿入された状態でスパウトが冷却されることになるため、スパウト延出基部に歪みが生じることを確実に抑制することができる。
本請求項7に係る発明によれば、型閉め時において、第1突出部の第1孔成形面の表裏方向先端のエッジ部分が、第1基部成形面および第2基部成形面の表裏方向中央から外れた位置にずれているため、前記エッジ部分と第3金型のピン部とが当たることを回避して、各金型の損傷を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るスパウトの使用態様の一例を示す説明図。 スパウトを示す斜視図。 第1金型を示す斜視図。 第2金型を示す斜視図。 スパウトが第1金型に保持された状態を示す説明図。 型締め時における第1、2成形面付近の状態を示す説明図。 射出成形機の動作を概略的に示す説明図。 第1、2金型に対する第3金型のピンの当接状態を示す説明図。 第1、2金型の第1変形例を示す説明図。 第1、2金型の第2変形例を示す説明図。
以下に、射出成形機10に搭載される本発明の一実施形態に係る射出成形金型11および射出成形金型11を用いて形成されるスパウト70について、図面に基づいて説明する。
まず、スパウト70について、図面に基づいて以下に説明する。
まず、スパウト70は、合成樹脂等から形成され、図1に示すように、重ねたフィルムを所定箇所で熱溶着することで袋状に形成されたパウチ80に装着され、パウチ80の注出口として機能するものであり、パウチ80に装着されるスパウト本体71と、スパウト本体71に着脱可能に取り付けられるキャップ部76とを有している。
スパウト本体71は、図1や図2に示すように、パウチ80を構成する表裏のフィルム間に挟まれて熱溶着されるスパウト取付部72と、スパウト取付部72から上方に向けて延びるスパウト注出筒部73と、スパウト取付部72の下方に形成されたスパウト延出基部74と、スパウト延出基部74から下方に延びるスパウト延出部75とを有している。
スパウト取付部72は、図2に示すように、その断面形状が舟形(具体的には、円筒状の部分のパウチ左右方向の両端付近からパウチ左右方向の外側に向けて突出する略三角形状の突出部が形成された形状)や、菱形に形成されている。スパウト取付部72には、図1に示すように、上下方向に沿って形成された丸孔状(断面円形状の孔)の注出孔72aが形成されている。注出孔72aは、上下方向に見た場合にその中心軸がスパウト延出基部74の表裏方向中央に位置するように形成されている。
スパウト注出筒部73は、図1に示すように、スパウト取付部72の注出孔72aに上下方向に連続する丸孔状の注出孔73aを有している。
スパウト延出基部74は、図1に示すように、パウチ80に装着された状態で、パウチ80の内側に配置されパウチ80の内側に内容物用の流路を形成するための部位であり、表裏方向(厚み方向)に沿って貫通形成されスパウト取付部72の注出孔72aに連通するスパウト貫通孔74aが形成されている。スパウト延出基部74は、表裏方向に対称(表裏方向に直交する面を基準として面対称)な略平板状に形成され、パウチ左右方向および上下方向に平行な状態で、スパウト取付部72の下面に一体に形成されている。
スパウト延出部75は、図1や図2に示すように、パウチ80に装着された状態で、パウチ80の内側に配置されパウチ80の内側に内容物用の流路を形成するための部位であり、本実施形態では、板状部材を捻るように湾曲させた形状で形成されている。なお、スパウト延出部75の具体的態様は、パウチ80の内側に配置されパウチ80の内側に内容物用の流路を形成するものであれば、如何なるものでもよく、例えば、表裏方向に斜めに配置される平板状であっても、表裏方向に垂直又は平行に配置される平板状に形成されたものであってもよい。
スパウト貫通孔74aの内周面には、図2や図5に示すように、表裏方向におけるスパウト貫通孔74aの一端または他端から、スパウト貫通孔74aの表裏方向寸法の半分より小さい領域(すなわち、表裏方向におけるスパウト貫通孔74aの中央からずれた位置)に、周方向に沿って延びるパーティングライン74bが形成されている。
また、スパウト貫通孔74aには、図5に示すように、その表裏方向の両端に、表裏方向外側に向けて拡幅する拡幅内周面74cが形成されている。なお、本実施形態では、スパウト貫通孔74aを丸孔形状としているので、拡幅内周面74cは、丸孔の幅としての直径が拡大する、拡径形状になっている(以下、同趣旨において同じである。)。
なお、スパウト貫通孔74aの形状については、本実施形態では表裏方向に見た場合に半月状に形成されているが、スパウト貫通孔74aの具体的形状については、注出孔72aに連通するものであれば、如何なるものでもよい。
次に、射出成形機10、及び射出成形機10に搭載される射出成型金型11について、図面に基づいて以下に説明する。
射出成形機10は、図7に示すように、型開き時にスパウト70を保持するように構成された第1金型20と、型開き時にスパウト70から離れるように構成された第2金型30と、を含む射出成形金型11と、その他、スパウト70の注出孔72a、73aを形成するためのピン部41を有した第3金型40と、各金型20、30、40を駆動する型締装置50と、型閉め時に各金型20、30、40間に形成されるキャビティ60に溶融樹脂を供給する樹脂供給装置(図示しない)と、型開き時に第1金型20からスパウト70を取り外すためのエジェクタピンを有したエジェクト装置(図示しない)と、を備えている。なお、射出成形金型11は、第1金型20及び第2金型30の他に、第3金型40を含み得る。
第1金型20は、スパウト70の表面または裏面の一方(本実施形態では、表面)を形成するための金型であり、本実施形態では、図7に示すように、型開き時に第2金型30から離れるように駆動される可動側金型として構成されている。
第1金型20は、スパウト70の各部の形状に合った形状を有した成形面として、図3に示すように、スパウト延出基部74の表面側を成形するための第1基部成形面21と、スパウト注出筒部73の表面側を成形するための第1筒部用成形面22aと、スパウト取付部72の表面側を成形するための第1取付部用成形面22bと、スパウト延出部75の表面側を成形するための第1延出部用成形面22cとを有している。
また、第1金型20は、図5や図6に示すように、第1基部成形面21から表裏方向(型開閉方向)に向けて突出する第1突出部23を有し、この第1突出部23の外周面は、スパウト貫通孔74aの内周面を成形するための第1孔成形面23aとして機能する。
第1孔成形面23aは、図5や図6に示すように、その根元側(第1基部成形面21側)に、第1基部成形面21側に近づくに従って拡幅する凹状に湾曲した第1拡幅面23bと、第1拡幅面23bよりも先端側に形成された先端側部分23cとを有している。
第1拡幅面23bは、図5や図6から分かるように、スパウト貫通孔74aの表裏方向の一端(表側の端部)に、表裏方向外側に向けて拡幅する拡幅内周面74cを形成するための面として機能する。
第1拡幅面23bのR(曲率半径)は、0.1~0.3mmで設定され、これに伴い、スパウト貫通孔74aの拡幅内周面74cのR(曲率半径)についても、0.1~0.3mmで形成される。
なお、本実施形態では、第1拡幅面23bが単一Rで湾曲して形成されているが、第1拡幅面23bの具体的態様は、第1基部成形面21側に近づくに従って拡幅するように、例えば、直線によるテーパ状や、直線と曲線との組合せにより拡幅する形状に形成されているものであれば、如何なるものでもよい。
また、先端側部分23cは、図5や図6に示すように、(その軸方向に平行な面で切って)断面視した場合にその両側縁が直線状かつ平行に延びる形状で形成されている。
なお、第1突出部23(第1拡幅面23bや先端側部分23c)の具体的態様は、表裏方向に見た場合の形状が、略半月状や略円形状や略矩形状になるもの等、如何なるものでもよい。
また、第1孔成形面23aの表裏方向(型開閉方向)における寸法L1は、図6に示すように、型閉め時における第1基部成形面21と第2基部成形面31との高さ方向(表裏方向)の間隔(言い替えると、第1、2孔成形面23a、33aの寸法L1、L2の合計値)の半分より大に設定されている。寸法L1は、樹脂の収縮量に応じて値が大きい方がよいが、型閉め時における第1基部成形面21と第2基部成形面31との間隔の90%以上であることが望ましい。なお、本実施形態では、前記間隔(L1、L2の合計値)は、約2.0mmで設定されている。
また、第1突出部23の先端には、図5や図6に示すように、その先端面の中央部を表裏方向(型開閉方向)に凹設して形成され型閉め時に第2突出部33の先端凸部34を受容する先端凹部24が形成されている。
この先端凹部24の底面24aは、表裏方向に直交するように配置された平坦面として形成され、型閉め時における第1基部成形面21と第2基部成形面31との表裏方向中央において、第2突出部33の先端凸部34の先端面34aと当接するように形成されている。
第2金型30は、スパウト70の表面または裏面の他方(本実施形態では、裏面)を形成するための金型であり、本実施形態では、図7に示すように、型開き時に固定状態で維持される固定側金型として構成されている。
第2金型30は、スパウト70の各部の形状に合った形状を有した成形面として、図4に示すように、スパウト延出基部74の裏面側を成形するための第2基部成形面31と、スパウト注出筒部73を成形するための第2筒部用成形面32aと、スパウト取付部72の裏面側を成形するための第2取付部用成形面32bと、スパウト延出部75の裏面側を成形するための第2延出部用成形面32cとを有している。
また、第2金型30には、図7に示すように、型閉め時に各金型20、30、40間に形成されるキャビティ60に溶融樹脂を供給するための樹脂供給路36が形成されている。
なお、本実施形態では、樹脂供給路36は、後述するスパウト延出部75の裏面側を成形するための第2延出部用成形面32c(図4参照。)に開口している。
また、第2金型30は、図6に示すように、第2基部成形面31から表裏方向(型開閉方向)に向けて突出する第2突出部33を有し、この第2突出部33の外周面は、スパウト貫通孔74aの内周面を成形するための第2孔成形面33aとして機能する。第2突出部33の表裏方向に見た場合の形状は、第1突出部23と同様に形成されている。
第2孔成形面33aは、図6に示すように、その根元側(第2基部成形面31側)に、第2基部成形面31側に近づくに従って拡幅する凹状に湾曲した第2拡幅面33bを有している。
第2拡幅面33bは、図5や図6から分かるように、スパウト貫通孔74aの表裏方向の他端(裏側の端部)に、表裏方向外側に向けて拡幅する拡幅内周面74cを形成するための面として機能する。
第2拡幅面33bのR(曲率半径)は、0.1~0.3mmで設定され、これに伴い、スパウト貫通孔74aの拡幅内周面74cのR(曲率半径)についても、0.1~0.3mmで形成される。
なお、本実施形態では、第2拡幅面33bが単一Rで湾曲して形成されているが、第2拡幅面33bの具体的態様は、第2基部成形面31側に近づくに従って拡幅するように形成されているものであれば、如何なるものでもよい。
また、本実施形態では、図1に示すように、第2孔成形面33aが、第2拡幅面33bのみから構成されているが、第2拡幅面33bよりも先端側に、先端側部分23cと同様の先端側部分を形成してもよい。
第2孔成形面33aの表裏方向(型開閉方向)における寸法L2は、本実施形態では、図6に示すように、型閉め時における第1基部成形面21と第2基部成形面31との間隔(言い替えると、第1、2孔成形面23a、33aの寸法L1、L2の合計値)の半分より小さい値に設定されている。寸法L2は、0以上の値とするのがよいが、型閉め時における第1基部成形面21と第2基部成形面31との間隔の10%以下であることが望ましい。
また、第2突出部33の先端には、図6に示すように、その先端面の中央部を表裏方向(型開閉方向)に突出させて形成され、型閉め時に第1突出部23の先端凹部24内に受容される先端凸部34が形成されている。
先端凸部34の先端面34aは、表裏方向に直交するように配置された平坦面として形成されている。
第3金型40は、図7に示すように、円柱状に形成されたピン部41を有している。このピン部41の円柱の外周面は、スパウト70の注出孔72a、73aの内周面を形成するための成形面として機能する。
ピン部41は、型閉め時に第1突出部23の上面および第2突出部33の上面に当接するように形成された平面状の当接面41aを有し、この当接面41aは、図8(a)に示すように、円形状の外周縁を有している。
ピン部41は、図8(a)に示すように、第1突出部23の上面および第2突出部33の上面に当接した状態で、上下方向に見た場合に、その当接面41a(の外周縁)の中心が、第1基部成形面21および第2基部成形面31の表裏方向中央、および、第1孔成形面23aの横方向(図8(a)における紙面上下方向)中央に位置するように構成されている。
なお、本実施形態では、ピン部41の当接面41aは、図8(a)に示すように、その円形状の外周縁が、第1突出部23の第1孔成形面23aに接するサイズで形成されているが、ピン部41の当接面41aのサイズを、上記よりも大きくまたは小さく設定してもよい。
型締装置50は、図7に示すように、第1金型20を保持する第1保持部51と、第2金型30を保持する第2保持部52と、第1保持部51に対して(スパウト70の)上下方向にスライド可能に取り付けられ、第3金型40を保持する第3保持部53と、第2金型30に対して第1金型20を表裏方向に接近および離間させるように第1保持部51を駆動するアクチュエータ等から成る駆動部(図示しない)と、第3保持部53を(スパウト70の)上下方向に沿って移動させる駆動機構54とを備えている。
なお、本実施形態では、第3保持部53を移動させる駆動機構54は、図7に示すように、第2保持部52に固定状態で取り付けられるとともに第3保持部53に形成された穴内に挿入され、第1保持部51の移動に伴って第3保持部53を上下方向に移動させるアンギュラーピン54から構成されている。しかしながら、第3保持部53を移動させる駆動機構54の具体的態様は、例えば第3保持部53を独立して駆動するアクチュエータ等の如何なるものでもよい。
次に、射出成形機10を用いたスパウト製造方法について、以下に説明する。
まず、本実施形態の射出成形機10では、図7(a)(b)に示すように、各金型20、30、40間に形成されるキャビティ60に溶融樹脂を供給して各金型20、30、40の成形面通りの形状でスパウト70を成形した後、図7(c)(d)に示すように、第2金型30から第1金型20を表裏方向に離間させるとともに第1金型20から第3金型40を離間させ、最後に、図7(e)に示すように、エジェクタピン(図示しない)によって第1金型20からスパウト70を取り外すことで、スパウト70を成形する。
ここで、図7(c)(d)の状態では、図5に示すように、スパウト貫通孔74a内に、スパウト貫通孔74aの表裏方向寸法の半分より大の寸法L1を有した第1金型20の第1孔成形面23aを挿入した状態で、スパウト70が冷却される。これにより、スパウト貫通孔74a周辺の材料の熱収縮に起因してスパウト延出基部74に歪みが生じることを抑えて、スパウト延出部75の下方に形成されたスパウト延出部75に傾きが生じることを抑制できる。
また、図7(a)(b)に示す金型20、30、40を型閉めした状態では、図8(a)に示すように、第1突出部23の第1孔成形面23aの表裏方向先端のエッジ部分23d(および、第2突出部33の第2孔成形面33aの表裏方向先端のエッジ部分33c)が、第1基部成形面21および第2基部成形面31の表裏方向中央から外れた位置にずれているため、エッジ部分23d、33cとピン部41の当接面41aとが当たることを回避して、各金型20、30、40の損傷を抑制することができる。
なお、図8(b)に示す参考例のように、金型20、30、40を型閉めした状態で、第1突出部23のエッジ部分23d(および、第2突出部33のエッジ部分33c)が、第1基部成形面21および第2基部成形面31の表裏方向中央に位置している場合、エッジ部分23d、33cとピン部41の当接面41aとが当たることになる。
また、図7(a)(b)に示す金型20、30、40を型閉めした状態では、図8(a)に示すように、第1突出部23の先端凹部24内に第2突出部33の先端凸部34が受容されるため、第1突出部23と第2突出部33との間に表裏方向に直交する横方向(図8(a)の紙面上下方向)や上下方向(図8(a)の紙面表裏方向)へのズレが生じることを抑制できるばかりでなく、型閉め時における第1突出部23および第2突出部33の合わせ面24a、34aの位置を部分的に表裏方向中央付近に調整することが可能であるため、図10に示すような先端凹部24や先端凸部34が形成されていない場合と比較して、第1突出部23の上面および第2突出部33の上面に対する第3金型40のピン部41の当接状態を安定させることができる。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行なうことが可能である。
例えば、上述した実施形態では、型開き時にスパウト70を保持する第1金型20が可動側金型であり、型開き時にスパウト70から離れる第2金型30が固定側金型であるものとして説明したが、反対に、第1金型20を固定側金型として構成するとともに第2金型30を可動側金型として構成してもよい。
また、上述した実施形態では、第1金型20および第2金型30の両方に孔成形面23a、33aを形成するものとして説明したが、図9に示すように、第1金型20のみに、型閉め時における第1基部成形面21と第2基部成形面31との間隔と同一寸法に設定された第1孔成形面23aを形成してもよい。
また、上述した実施形態では、第1金型20に先端凹部24を形成するとともに第2金型30に先端凸部34を形成して、型閉め時に先端凹部24内に先端凸部34を入れるものとして説明したが、図10に示すように、先端凹部24や先端凸部34を形成しなくてもよい。
また、上述した実施形態では、第1金型20の先端凹部24の底面24aと第2金型30の先端凸部34の先端面34aとが、図6に示すように、型閉め時における第1基部成形面21と第2基部成形面31との表裏方向中央において当接するように設計されているものとして説明したが、底面24aと先端面34aとを表裏方向の中央付近で当接するように設計する等、先端凹部24および先端凸部34の具体的設計は、上記に限定されない。
また、上述した実施形態では、スパウト70の注出孔72a、73aが丸孔(断面円形状の孔)であるものとして説明したが、注出孔72a、73aの具体的態様は、丸孔に限定されず、例えば、断面楕円形状の孔や、断面矩形状の孔であってもよい。つまり、注出孔72a、73aを形成するピン部41の外径も円形に限定されず、例えば、注出孔72a、73aの内周面に沿って、断面楕円形状の孔や、断面矩形状の孔であってもよい。
また、上述した実施形態では、型閉め時に各金型20、30、40間に形成されるキャビティ60に溶融樹脂を供給するための樹脂供給路36が、第2金型30に形成されているものとして説明したが、樹脂供給路を第1金型20に形成してもよい。或いは、スパウト70のスパウト延設部75の先端側に設けてもよい。
10 ・・・ 射出成形機
11 ・・・ 射出成形金型
20 ・・・ 第1金型
21 ・・・ 第1基部成形面
22a ・・・ 第1筒部用成形面
22b ・・・ 第1取付部用成形面
22c ・・・ 第1延出部用成形面
23 ・・・ 第1突出部
23a ・・・ 第1孔成形面
23b ・・・ 第1拡幅面
23c ・・・ 先端側部分
24 ・・・ 先端凹部
24a ・・・ 先端凹部の底面
30 ・・・ 第2金型
31 ・・・ 第2基部成形面
32a ・・・ 第2筒部用成形面
32b ・・・ 第2取付部用成形面
32c ・・・ 第2延出部用成形面
33 ・・・ 第2突出部
33a ・・・ 第2孔成形面
33b ・・・ 第2拡幅面
34 ・・・ 先端凸部
34a ・・・ 先端凸部の先端面
36 ・・・ 樹脂供給路
40 ・・・ 第3金型
41 ・・・ ピン部
50 ・・・ 型締装置
51 ・・・ 第1保持部
52 ・・・ 第2保持部
53 ・・・ 第3保持部
54 ・・・ 駆動機構(アンギュラーピン)
60 ・・・ キャビティ
70 ・・・ スパウト
71 ・・・ スパウト本体
72 ・・・ スパウト取付部
72a ・・・ 注出孔
73 ・・・ スパウト注出筒部
73a ・・・ 注出孔
74 ・・・ スパウト延出基部
74a ・・・ スパウト貫通孔
74b ・・・ パーティングライン
74c ・・・ 拡幅内周面
75 ・・・ スパウト延出部
76 ・・・ キャップ部
80 ・・・ パウチ

Claims (9)

  1. パウチを構成する表裏のフィルム間に挟まれて熱溶着されるスパウト取付部と、前記スパウト取付部の下方に形成され、前記スパウト取付部に形成された注出孔に連通するように表裏方向に貫通するスパウト貫通孔を有したスパウト延出基部と、前記スパウト延出基部から下方に延びるスパウト延出部とを有したスパウトを射出成形するためのスパウト用の射出成形金型であって、
    型開き時に前記スパウトを保持するように構成された第1金型と、型開き時に前記スパウトから離れるように構成された第2金型とを備え、
    前記第1金型は、前記スパウト延出基部の表面または裏面の一方を成形するための第1基部成形面と、前記第1基部成形面から型開閉方向に向けて突出する第1突出部とを有し、
    前記第1突出部は、前記スパウト貫通孔の内周面を成形するための第1孔成形面を有し、
    前記第2金型は、前記スパウト延出基部の表面または裏面の他方を成形するための第2基部成形面を有し、
    前記第1孔成形面の型開閉方向における寸法は、型閉め時における前記第1基部成形面から前記第2基部成形面までの高さ方向の間隔の半分より大に設定されていることを特徴とする射出成形金型。
  2. 前記第2金型は、前記第2基部成形面から型開閉方向に向けて突出する第2突出部を有し、
    前記第2突出部は、前記スパウト貫通孔の内周面を成形するための第2孔成形面を有していることを特徴とする請求項1に記載の射出成形金型。
  3. 前記第1孔成形面は、前記第1基部成形面側に、前記第1基部成形面側に近づくに従って拡幅する第1拡幅面を有し、
    前記第2孔成形面は、前記第2基部成形面側に、前記第2基部成形面側に近づくに従って拡幅する第2拡幅面を有していることを特徴とする請求項2に記載の射出成形金型。
  4. 前記第1孔成形面は、前記第1拡幅面よりも先端側に形成された先端側部分を有し、
    前記第2孔成形面は、前記第2拡幅面のみから構成されていることを特徴とする請求項3に記載の射出成形金型。
  5. 前記射出成形金型は、前記注出孔を形成するためのピン部を有した第3金型を更に備え、
    前記ピン部は、型閉め時に前記第1突出部の上面および前記第2突出部の上面に当接する当接面を有し、
    前記第1突出部は、その先端に、先端凹部を有し、
    前記第2突出部は、その先端に、型閉め時に前記先端凹部内に受容される先端凸部を有していることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の射出成形金型。
  6. 前記第1孔成形面の型開閉方向における寸法は、型閉め時における前記第1基部成形面と前記第2基部成形面との間隔と同一に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の射出成形金型。
  7. 前記射出成形金型は、前記注出孔を形成するための円柱状のピン部を有した第3金型を更に備え、
    前記第2金型は、前記第2基部成形面から型開閉方向に向けて突出する第2突出部を有し、
    前記ピン部は、型閉め時に前記第1突出部の上面および前記第2突出部の上面に当接するように形成された、円形状の外周縁を有した当接面を備え、
    前記ピン部は、型閉め時に、前記当接面の中心が前記第1基部成形面および前記第2基部成形面の表裏方向中央に位置するように形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の射出成形金型。
  8. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の射出成形金型を搭載する射出成形機によってスパウトを射出成形することを特徴とするスパウト製造方法。
  9. パウチを構成する表裏のフィルム間に挟まれて熱溶着されるスパウト取付部と、前記スパウト取付部の下方に形成され、前記スパウト取付部に形成された注出孔に連通するように表裏方向に貫通するスパウト貫通孔を有したスパウト延出基部と、前記スパウト延出基部から下方に延びるスパウト延出部とを有したスパウトであって、
    前記スパウト貫通孔の内周面には、表裏方向における前記スパウト貫通孔の一端から前記スパウト貫通孔の表裏方向寸法の半分より小さい領域に、周方向に沿って延びるパーティングラインが形成されていることを特徴とするスパウト。
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