JP5907412B2 - 電磁弁駆動装置 - Google Patents
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Description
なお、特許請求の範囲および上記手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係の一例を示すものである。
したがって、第2スイッチ手段に異常が生じた場合であっても開弁期間の変動を抑制して電磁弁を確実に開弁させることができる。
以下、本発明の第1実施形態に係る電磁弁駆動装置について、図面を参照して説明する。図1は、第1実施形態に係る電磁弁駆動装置20を採用した燃料噴射制御装置10の概略構成を示すブロック図である。
図1に示す燃料噴射制御装置10は、例えば車両に搭載された4気筒エンジンの各気筒に燃料を噴射供給する電磁ソレノイド式ユニットインジェクタ(以下単に、電磁弁11〜14という)と、これら各電磁弁11〜14に対して、設定された駆動期間の開始時に速やかに開弁させるためのピーク電流を供給し、当該駆動期間が終了するまで開弁状態を保持するためのホールド電流を供給する電磁弁駆動装置20とを備えている。
電磁弁11を所定の駆動期間だけ駆動させるためにマイコン21から電磁弁駆動部30に対して駆動信号が入力されると(図2のS101でYes)、電磁弁11のコイル11aにピーク電流を供給するため、図6(A)に示すように、放電ドライバ制御部34から入力される放電ドライバ制御信号に応じて第1放電ドライバ24aがオン制御されるとともに(S103)、気筒選択ドライバ制御部32により第1気筒選択ドライバ22aがオン制御される(S105)。これにより、昇圧コンデンサCの充電電圧がコイル11aに印加されて、コイル電流Iが増加する。そして、図6の正常時のブースタフェーズにて示すように、増加するコイル電流Iがピーク電流Ia以上となると(S109でYes)、放電ドライバ制御部34により第1放電ドライバ24aがオフ制御される(S113)。上述したS103からS113までの処理が正常時のブースタフェーズにおける処理に相当する。なお、マイコン21からの駆動信号の入力が停止されるか(S107でNo)、放電ガード時間を経過しても(S111でYes)、第1放電ドライバ24aがオフ制御される。
この場合、上述したブースタフェーズにおける処理(S113までの処理)が終了したことで、定電流ドライバ制御部33が第1定電流ドライバ23aに定電流ドライバ制御信号を出力しても、コイル電流Iが上昇しないため(S123でNo)、第1定電流ドライバ23aが異常であると判断し、第1定電流ドライバ23aに代えて第1放電ドライバ24aを駆動制御することで、コイル11aに所定の電流を供給する。なお、S123に示す判定処理を実施する電磁弁駆動部30は、特許請求の範囲に記載の「異常検出手段」の一例に相当する。
上述のように放電ドライバが定電流ドライバの代替としてスイッチング動作を行う場合は、頻繁な放電により昇圧コンデンサCに蓄えられた電荷が多く放電されて、昇圧コンデンサCに蓄えられる充電電圧Vcが電源電圧VBまで落ち込む場合がある。このとき、昇圧電圧生成部31が、落ち込んだ電圧を昇圧させるためスイッチング動作を開始し昇圧ドライバ25bをオン制御すると、このオン制御期間中、昇圧ダイオードD2のアノード側がグランド電位に落ち込む。同時にここで放電ドライバをオン制御して電磁弁を開弁または保持させようとする場合、昇圧コンデンサCには十分な電荷がなく、かつアノード側がグランド電位になっている場合は,必要な電圧を供給することができなくなる。
したがって、定電流ドライバに異常が生じた場合であっても開弁期間の変動を抑制して電磁弁を確実に開弁させることができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る電磁弁駆動装置について、図8を参照して説明する。図8は、第2実施形態におけるマイコン21による昇圧可否判定処理の流れを例示するフローチャートである。
本第2実施形態では、定電流ドライバの異常が検出される場合でも昇圧コンデンサCの充電を図るため、図8に示す昇圧可否判定処理を実施する点が、上記第1実施形態の電磁弁駆動装置と異なる。したがって、第1実施形態の電磁弁駆動装置と実質的に同一の構成部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
マイコン21により、通常、電磁弁駆動部30に対して、昇圧許可信号が出力されており(図8のS301)、上記S123に示すように定電流ドライバの異常が検出されることで異常検出信号を受信すると(S303でYes)、昇圧コンデンサCの充電電圧Vcが電源電圧VB以下であるか否かについて判定される。
(1)S123における定電流ドライバの異常検出は、コイル電流Iが増加するか否かに基づいて検出することに限らず、定電流ドライバのオン制御後に、駆動対象の電磁弁の高電位側に印加される電圧が、電源電圧VBである場合に定電流ドライバが正常として検出し、GND電位である場合に定電流ドライバが異常として検出してもよい。
20…電磁弁駆動装置 21…マイコン
22a〜22d…気筒選択ドライバ
23a,23b…定電流ドライバ(第2スイッチ手段)
24a,24b…放電ドライバ(第1スイッチ手段)
25…DCDCコンバータ(昇圧手段)
25a…昇圧コイル 25b…昇圧ドライバ(昇圧用スイッチ手段)
30…電磁弁駆動部(制御手段,異常検出手段,電圧検出手段)
B…直流電源 C…昇圧コンデンサ
VB…電源電圧 Vc…充電電圧
Claims (3)
- 電磁弁(11〜14)に対して、設定された駆動期間の開始時に前記電磁弁を速やかに開弁させるためのピーク電流を供給し、前記駆動期間が終了するまで前記電磁弁の開弁状態を保持するためのホールド電流を供給する電磁弁駆動装置(20)であって、
直流電源(B)の電源電圧(VB)を用いて昇圧電圧を生成可能な昇圧手段(25)と、
前記電磁弁に対して前記昇圧手段からの電圧を印加する際に制御される第1スイッチ手段(24a,24b)と、
前記電磁弁に対して前記電源電圧からの電圧を印加する際に制御される第2スイッチ手段(23a,23b)と、
前記第1スイッチ手段および前記第2スイッチ手段を制御可能な制御手段(30)と、
前記第2スイッチ手段の異常を検出可能な異常検出手段(30)と、を備え、
前記制御手段は、
前記ピーク電流を供給するときには、前記第1スイッチ手段をオン制御し、
前記ホールド電流を供給するときには、前記異常検出手段により前記第2スイッチ手段の異常が検出されない場合に当該第2スイッチ手段をスイッチング制御し、前記異常検出手段により前記第2スイッチ手段の異常が検出された場合に前記第1スイッチ手段をスイッチング制御することを特徴とする電磁弁駆動装置。 - 電磁弁(11〜14)に対して、設定された駆動期間の開始時に前記電磁弁を速やかに開弁させるためのピーク電流を供給し、前記駆動期間が終了するまで前記電磁弁の開弁状態を保持するためのホールド電流を供給する電磁弁駆動装置(20)であって、
直流電源(B)の電源電圧(VB)を用いて昇圧電圧を生成可能な昇圧手段(25)と、
前記電磁弁に対して前記昇圧手段からの電圧を印加する際に制御される第1スイッチ手段(24a,24b)と、
前記電磁弁に対して前記電源電圧からの電圧を印加する際に制御される第2スイッチ手段(23a,23b)と、
前記第1スイッチ手段および前記第2スイッチ手段を制御可能な制御手段(30)と、
前記第2スイッチ手段の異常を検出可能な異常検出手段(30)と、を備え、
前記昇圧手段は、
前記直流電源に接続される昇圧コイル(25a)と、
一端が前記昇圧コイルに接続され他端が接地される昇圧用スイッチ手段(25b)と、
前記昇圧コイルから前記電磁弁への給電経路に対して並列に接続されて、前記昇圧用スイッチ手段のスイッチングに応じて充電される電圧を前記電磁弁に印加可能なコンデンサ(C)と、を備え、
前記制御手段は、
前記ピーク電流を供給するときには、前記第1スイッチ手段をオン制御し、
前記ホールド電流を供給するときには、前記異常検出手段により前記第2スイッチ手段の異常が検出されない場合に当該第2スイッチ手段をスイッチング制御し、前記異常検出手段により前記第2スイッチ手段の異常が検出された場合に前記昇圧用スイッチ手段のスイッチングを停止することを特徴とする電磁弁駆動装置。 - 前記コンデンサの充電電圧(Vc)を検出する電圧検出手段(30)と、を備え、
前記昇圧用スイッチ手段は、前記異常検出手段により前記第2スイッチ手段の異常が検出されて、前記電圧検出手段により検出される前記充電電圧が前記電源電圧未満になると、スイッチングが停止されることを特徴とする請求項2に記載の電磁弁駆動装置。
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