JP2013253580A - 車載制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ソレノイドアクチュエータの電源側電極と電源Vddとの間が短絡した場合でも、インジェクタを駆動してエンジンを稼働させることができる。
【解決手段】制御回路40は、ソレノイドアクチュエータの電源側電極と電源Vddとの間が短絡されたと判定したとき、スイッチSW2をオンし、かつスイッチSW4、SW5をオフして電源Vddからソレノイドアクチュエータを通してスイッチSW2に電流を流してソレノイドアクチュエータを駆動する。したがって、ソレノイドアクチュエータの電源側電極と電源Vddとの間が短絡した場合でも、ソレノイドアクチュエータから生じる電磁力によってインジェクタを開弁させる。これに伴い、エンジンを稼働させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車用内燃機器に適用されるソレノイドアクチュエータを制御する車載制御装置に関するものである。
従来、この種の車載制御装置では、自動車用内燃機器の燃料噴射装置に適用されるソレノイドアクチュエータを制御して、燃料噴射装置を開弁させるものがある(例えば、特許文献1参照)
このものにおいては、電源Vddとソレノイドアクチュエータ11aとの間に配置されるスイッチSW1と、ソレノイドアクチュエータ11aとグランドとの間に配置されているスイッチSW2と、スイッチSW1とソレノイドアクチュエータ11aとの間の共通接続端子とグランドとの間でソレノイドアクチュエータ11aに対して並列に配置されているコンデンサ29と、コンデンサ29と上記共通接続端子との間に配置されているスイッチSW4とを備える(図8(a)〜図8(e)参照)。
まず、図8(a)に示すように、スイッチSW1をオフし、かつスイッチSW2、SW4をオンすると、矢印Yaのように、コンデンサ29からスイッチSW4、ソレノイドアクチュエータ11a、およびスイッチSW2を通してグランドに電流が流れる。
次に、図8(b)に示すように、スイッチSW1、SW4をオフし、かつスイッチSW2をオンすると、矢印Ybのように、ダイオードD3からソレノイドアクチュエータ11a、およびスイッチSW2を通してグランドに電流が流れる。
次に、図8(c)に示すように、スイッチSW4をオフし、かつスイッチSW1、SW2をオンすると、矢印Ycのように、電源VddからスイッチSW1、ソレノイドアクチュエータ11a、およびスイッチSW2を通してグランドに電流が流れる。
その後、スイッチSW1、SW4をオフし、かつスイッチSW2をオンする第1状態(図8(d)参照)と、スイッチSW4をオフし、かつスイッチSW1、SW2をオンする第2状態(図8(c)参照)とを交互に繰り返すことにより、ソレノイドアクチュエータ11aに流れる電流値を目標値に近づける。これに伴い、ソレノイドアクチュエータ11aから発生する電磁力により、燃料噴射装置を開弁することができる。
その後、スイッチSW1、SW2、SW4をオフすると、図8(e)中の矢印Yeのように、ダイオードD3からソレノイドアクチュエータ11a、およびダイオードD7を通してコンデンサ29に電流が流れる。このことにより、ソレノイドアクチュエータ11aに蓄えられたエネルギをコンデンサ29に回収することができる。
特開2002−295293号公報
上記特許文献1では、ソレノイドアクチュエータ11aからコンデンサ29にエネルギを回収するために、スイッチSW1、SW2、SW4をオフすると、ダイオードD1からソレノイドアクチュエータ11a、およびダイオードD7を通してコンデンサ29に電流を流すことができるものの、ソレノイドアクチュエータ11aの電源Vdd側と電源Vddとの間が短絡した場合には、図5(e)に示すように、電源Vddからソレノイドアクチュエータ11a、およびダイオードD7を通してコンデンサ29に電流が流れる。このため、図7に示すように、コンデンサ29に流れる電流の値が大きくなる。これに伴い、コンデンサ29の両端子間の電圧が増大して耐圧を越える恐れがある。したがって、ソレノイドアクチュエータ11aに対して電源Vdd側と電源Vddとの間が短絡した場合には、燃料噴射装置を停止させるしかなかった。
これに対して、ソレノイドアクチュエータ11aに対して電源Vdd側と電源Vddとの間が短絡した場合にも、ソレノイドアクチュエータ11a自体は作動可能な状態であるため、燃料噴射装置を作動させたいというニーズがある。
本発明は上記点に鑑みて、ソレノイドアクチュエータに対して電源側と電源との間が短絡した場合でも、ソレノイドアクチュエータを駆動させることを可能にした車載制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、自動車用内燃機器に適用されるソレノイドアクチュエータ(11a、12a、13a、14a)と電源との間に配置される第1のスイッチ素子(SW1)と、
前記ソレノイドアクチュエータと前記第の1スイッチ素子との間の第1の共通接続端子(Y1)とグランドとの間に配置されるコンデンサ(29)と、
前記コンデンサと前記第1の共通接続端子との間に配置される第2のスイッチ素子(SW4)と、
前記ソレノイドアクチュエータとグランドとの間に配置される第3のスイッチ素子(SW2、SW3)と、
前記ソレノイドアクチュエータのグランド側電極と前記第2のスイッチ素子の前記コンデンサ側電極との間に配置される第4のスイッチ素子(SW5)と、
前記第1の共通接続端子とグランドとの間で前記コンデンサに対して並列に配置されるダイオード(D3)と、
前記コンデンサから前記第2のスイッチ素子、前記ソレノイドアクチュエータ、および前記第3のスイッチ素子を通して電流を流した後、前記ダイオードから前記ソレノイドアクチュエータを通して前記第3のスイッチ素子に電流を流す第1状態と前記電源から前記第1のスイッチ素子、前記ソレノイドアクチュエータを通して前記第3のスイッチ素子に電流を流す第2状態とを交互に繰り返して前記ソレノイドアクチュエータから電磁力を発生させ、その後、前記ダイオードから前記ソレノイドアクチュエータを通して前記コンデンサに電流を流して前記ソレノイドアクチュエータからのエネルギを前記コンデンサに回収させるように、前記第1〜第4のスイッチ素子を制御する第1の制御手段(S102)と、
前記ソレノイドアクチュエータの電源側電極と前記電源との間が短絡したか否かを判定する判定手段(S101)と、
前記ソレノイドアクチュエータの電源側電極と前記電源との間が短絡したと前記判定手段が判定したとき、前記第3のスイッチ素子をオンし、かつ前記第2、第4のスイッチ素子をオフして前記電源から前記ソレノイドアクチュエータを通して前記第3のスイッチ素子に電流を流して前記ソレノイドアクチュエータから電磁力を発生させる第2の制御手段(S103)とを備えることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、ソレノイドアクチュエータの電源側電極と電源との間が短絡されたとき、第2の制御手段(S103)は、第3のスイッチ素子(SW2、SW3)をオンし、かつ前記第2、第4のスイッチ素子(SW4、SW5)をオフして電源からソレノイドアクチュエータを通して第3のスイッチ素子に電流を流してソレノイドアクチュエータから電磁力を発生させることができる。したがって、ソレノイドアクチュエータに対して電源側と電源との間が短絡した場合でも、ソレノイドアクチュエータを駆動させることを可能になる。
ここで、ソレノイドアクチュエータとは、ソレノイドに電流が流れたときにソレノイドから発生する電磁力により可動体を変位させるアクチュエータのことである。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の一実施形態における車載制御装置の電気回路構成を示す図である。 上記実施形態における制御回路の制御処理を示すフローチャートである。 上記実施形態におけるコンデンサ電圧、負荷電圧、負荷電流のタイミングチャートを示す図である。 上記実施形態の通常制御における負荷電流の変化を説明するための模式的な回路図である。 比較例における負荷電流の変化を説明するための模式的な回路図である。 上記実施形態の非常制御における負荷電流の変化を説明するための模式的な回路図である。 上記実施形態の非常制御における負荷電流のタイミングチャートである。 従来技術における負荷電流の変化を説明するための模式的な回路図である。
以下、本発明の車載制御装置の一実施形態について図に基づいて説明する。
本実施形態では、4気筒ディーゼルエンジンのコモンレール式燃料噴射装置に本発明を適用した例を示す。コモンレール式燃料噴射装置は、コモンレール内で蓄圧された高圧燃料が、気筒毎に取り付けられたインジェクタの開弁に伴って各気筒へ噴射されるものである。インジェクタには、弁体(図示省略)を駆動するソレノイドアクチュエータが気筒毎に設けられている。
本実施形態のソレノイドアクチュエータは、ソレノイドに電流が流れると、ソレノイドに生じる電磁力により弁体(可動体)をリターンスプリングの付勢力に抗して開弁位置に移動させるアクチュエータである。そして、弁体が開弁位置に移動した際に、インジェクタの燃料噴射が行われる。ソレノイドアクチュエータの通電が停止されると、リターンスプリングの付勢力によって弁体が閉弁位置に移動する。これによって、インジェクタの燃料噴射が停止する。
以下、ソレノイドアクチュエータを制御する車載制御装置1について図1を参照して説明する。
本実施形態の車載制御装置1は、ソレノイドアクチュエータ11a、12a、13a、14aに電力を与える昇圧回路20と、インジェクタ11、12を制御するための駆動回路30aと、インジェクタ13、14を制御するための駆動回路30bと、駆動回路30a、30bを制御する制御回路40と、制御回路40を制御するマイクロコンピュータ(図中マイコンと記す)50とから構成されている。
具体的には、昇圧回路20は、フィルタ回路21、昇圧コイル22、スイッチ23、ダイオード23a、抵抗素子24、25、26、27、ダイオード28、およびコンデンサ29から構成されている。
フィルタ回路21は、コイル21aとコンデンサ21bとから構成されているローパスフィルタであって、電源Vddとグランドとの間に配置されている。
昇圧コイル22は、フィルタ回路21のコイル21aとグランドとの間に配置されている。スイッチ23は、昇圧コイル22とグランドとの間に配置されている。ダイオード23aは、昇圧コイル22とグランドとの間において、スイッチ23に対して逆並列に配置されている。
抵抗素子24は、スイッチ23とグランドとの間に配置されている。抵抗素子24は、電源Vddからスイッチ23に流れる電流を検出するために用いられている。
コンデンサ29は、スイッチ23と昇圧コイル22との間の共通接続端子X1とグランドとの間に配置されている。ダイオード28は、コンデンサ29と共通接続端子X1との間に配置されている。ダイオード28は、コンデンサ29の正極電極から共通接続端子X1側に電流が流れることを妨げる役割を果たす。
抵抗素子25は、コンデンサ29の負極電極とグランドとの間に配置されている。抵抗素子25は、コンデンサ29の両電極間に流れる電流を検出するために用いられている。
抵抗素子26、27は、共通接続端子X2とグランドとの間に直列に配置されている。抵抗素子26、27は、共通接続端子X2とグランドとの間の電圧を分圧するために用いられている。
駆動回路30aは、スイッチSW1、SW2、SW3、SW4、SW5、ダイオードD1、D2、D3、D4、D5、D6、D7、D8、D9、分圧回路31、および抵抗素子32から構成されている。
スイッチSW1は、昇圧回路20のフィルタ回路21のコイル21aと昇圧コイル22との間の共通接続端子X6とソレノイドアクチュエータ11a、12aとの間に配置されている。ダイオードD1は、共通接続端子X6とソレノイドアクチュエータ11a、12aとの間においてスイッチSW1に対して逆並列に配置されている。ダイオードD2、D3は、スイッチSW1とグランドとの間にカソード同士を向かい合わせて直列接続されている。
スイッチSW2は、ソレノイドアクチュエータ11aとグランドとの間に配置されている。ダイオードD4は、ソレノイドアクチュエータ11aとグランドとの間において、スイッチSW2に対して逆並列に配置されている。すなわち、ダイオードD4は、カソード端子がソレノイドアクチュエータ11a側に接続され、かつアノード端子が抵抗素子32側に接続されている。ダイオードD4は、後述するように、アバランシェ効果によりカソード端子側からアノード端子側に電流を流す機能を果たす。
抵抗素子32は、スイッチSW2とグランドとの間に配置されている。スイッチSW2と共通接続端子Y1との間には、インジェクタ11のソレノイドアクチュエータ11aが配置されている。
スイッチSW3は、ソレノイドアクチュエータ12aとグランドとの間に配置されている。ダイオードD5は、ソレノイドアクチュエータ12aと抵抗素子32との間において、スイッチSW3に対して逆並列に配置されている。すなわち、ダイオードD5は、カソード端子がソレノイドアクチュエータ12a側に接続され、かつアノード端子が抵抗素子32側に接続されている。ダイオードD5は、後述するように、アバランシェ効果によりカソード端子側からアノード端子側に電流を流す機能を果たす。スイッチSW3と共通接続端子Y1との間には、インジェクタ12のソレノイドアクチュエータ12aが配置されている。
スイッチSW4は、昇圧回路20の共通接続端子X2と共通接続端子Y1との間に配置されている。ダイオードD6は、共通接続端子X2、Y1の間でスイッチSW4に対して逆並列に配置されている。
スイッチSW5は、ソレノイドアクチュエータ11aとスイッチSW2との間の共通接続端子Y2と共通接続端子X2との間に配置されている。ダイオードD7は、スイッチSW5と共通接続端子Y2との間に配置されている。ダイオードD8は、ソレノイドアクチュエータ12aとスイッチSW3との間の共通接続端子Y3とスイッチSW5との間に配置されている。ダイオードD9は、共通接続端子X2とダイオードD7、D8との間でスイッチSW6に対して逆並列に配置されている。
なお、スイッチSW1、SW2、SW3、SW4、SW5、SW6としては、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)、バイポーラトランジスタ、電界効果トランジスタなどの各種半導体スイッチ素子が用いられる。
分圧回路31は、共通接続端子Y1とグランドとの間に直列接続されている抵抗素子31a、31bを備える。抵抗素子31a、31bは、ソレノイドアクチュエータ11a、12aの電源側端子とグランドとの間の電圧を分圧して分圧電圧Vaを抵抗素子31a、31bの間の共通接続端子Y4から出力する。
駆動回路30bは、インジェクタ11、12に代わるインジェクタ13、14を制御するものである。駆動回路30bの回路構成は、駆動回路30aと同様と実質的に同様の回路構成になっている。このため、駆動回路30bの回路構成の説明を省略する。
制御回路40は、共通接続端子X3、X4、X5、Y4、Y5から出力される電圧、およびマイクロコンピュータ50から出力される駆動信号♯1〜♯4に基づいて、スイッチSW1、SW2、SW3、SW4、SW5、SW6をそれぞれ制御する。共通接続端子X3は、スイッチ23と抵抗素子24との間の共通接続端子である。共通接続端子X4は、スイッチ25とコンデンサ29との間の共通接続端子である。共通接続端子X5は、抵抗素子27、28の間の共通接続端子である。共通接続端子Y5は、スイッチSW2、SW3と抵抗素子32との間の共通接続端子である。
マイクロコンピュータ50は、インジェクタ11〜14を開弁させるための駆動信号♯1〜♯4をエンジン回転数Ne、アクセル開度ACC、エンジン冷却水温度THW、バッテリ電圧+Bなどに基づき生成する。
次に、本実施形態の車載制御装置1の昇圧回路20および駆動回路30a(30b)の作動について説明する。
まず、昇圧回路20の具体的な作動について説明する。
制御回路40が共通接続端子X5の出力電圧が閾値未満であるとき、コンデンサ29の正極電極とグランドとの間の電圧が目標電圧未満であるとして、スイッチ23をスイッチングさせる。
例えば、スイッチ23がオンしているとき、電源Vddから電流がフィルタ回路21、昇圧コイル22、スイッチ23、および抵抗素子24を通してグランドに流れる。
その後、スイッチ23がオフすると、電源Vddから電流がフィルタ回路21、昇圧コイル22、ダイオード28、コンデンサ29、および抵抗素子25を通してグランドに流れる。これに伴い、コンデンサ29にエネルギが蓄えられることになる。
このため、スイッチ23のオン、オフを繰り返すことにより、コンデンサ29にエネルギが蓄えられて、共通接続端子X5の出力電圧が上昇して閾値以上になる。すなわち、コンデンサ29の正極電極とグランドとの間の電圧が目標電圧以上になる。これに伴って、制御回路40がスイッチ23のスイッチングを停止させる。これにより、後述するように、コンデンサ29からソレノイドアクチュエータ11a、12a、13a、14aにエネルギが与えられても、コンデンサ29の正極電極とグランドとの間の電圧を目標電圧に近づけることができる。
次に、駆動回路30a(30b)の作動の具体例として、駆動回路30aがインジェクタ11を駆動する例について説明する。
制御回路40は、図2のフローチャートにしたがって、インジェクタの制御処理を実行する。
まず、ステップS100において、マイクロコンピュータ50からの駆動信号♯1としてハイレベル信号を受けたか否かを判定する。このとき、マイクロコンピュータ50からの駆動信号♯1としてハイレベル信号を受けたときには、ステップS100としてYESと判定する。
次に、ステップS101において、分圧回路31の共通接続端子Y4から出力される分圧電圧Vaが閾値よりも大きいか否かを判定する。すなわち、ソレノイドアクチュエータ11aの電源側電極とグランドとの間の電圧が所定値以上であるか否かを判定する。
ここで、分圧電圧Vaが閾値未満であるとき、ソレノイドアクチュエータ11aの電源側電極とグランドとの間の電圧が所定値未満であるとして、ステップS101でNOと判定する。すなわち、ソレノイドアクチュエータ11aの電源側電極と電源Vddとの間が短絡されていない(つまり、ソレノイドアクチュエータ11aの電源側電極と電源Vddとの間が開放されている)と判定される。これに伴い、ステップS102においてインジェクタ11の通常制御処理を実行する。
また、上記ステップS101において、分圧電圧Vaが閾値以上であるとき、ソレノイドアクチュエータ11aの電源側電極とグランドとの間の電圧が所定値以上であるとしてYESと判定する。すなわち、ソレノイドアクチュエータ11aの電源側電極と電源Vddとの間が短絡されていると判定される。これに伴い、ステップS103においてインジェクタ11の非常制御処理を実行する。
次に、通常制御処理および非常制御処理について別々に説明する。
まず、通常制御処理(ステップS102)について図3、図4を参照して説明する。
図3(a)は、コンデンサ29の正極電極とグランドとの間の電圧(以下、コンデンサ電圧という)のタイミングチャート、図3(b)はソレノイドアクチュエータ11aの電源側電極とグランド側電極との間の電圧(以下、負荷電圧という)のタイミングチャート、図3(c)はソレノイドアクチュエータ11aに流れる電流(以下、負荷電流という)である。図4(a)〜(e)は、スイッチSW1、SW2、SW4のオン、オフ状態、および負荷電流を示す図である。図4(a)〜(e)では、説明の簡素化のため、スイッチSW1、SW2、SW4、SW5、コンデンサ29、ダイオードD2、D3、D4、D7、ソレノイドアクチュエータ11a以外の素子を省略している。
まず、制御回路40は、タイミングtaにて、スイッチSW1、SW5をオフし、スイッチSW2、SW4をオンすると、図4(a)中の矢印Yaのように、コンデンサ29の正極電極からスイッチSW4、ソレノイドアクチュエータ11a、スイッチSW2を通してグランドに負荷電流が流れる。
その後、制御回路40は、共通接続端子Y5の出力電圧に基づいて、スイッチSW1、SW2、SW3、SW4、SW5を制御する。
例えば、タイミングtbにて、制御回路40は、負荷電流の値がIpeakに到達すると、図4(b)に示すように、スイッチSW4をオフする。これに伴い、図4(b)中の矢印Ybのように、ダイオードD3からソレノイドアクチュエータ11a、スイッチSW2を通してグランドに負荷電流が流れる。
これに伴い、負荷電流の値が低下して、タイミングtcに負荷電流が電流値(Ipick−ΔI)に到達すると、制御回路40は、図4(c)に示すように、スイッチSW1をオンする。
これにより、図4(c)中の矢印Ycのように、電源VddからスイッチSW1、ダイオードD2、ソレノイドアクチュエータ11a、スイッチSW2を通してグランドに負荷電流が流れる。
これに伴い、負荷電流の値が増大して、負荷電流が電流値(Ipick+ΔI)に到達すると、制御回路40は、図4(d)に示すように、スイッチSW1をオフする。これに伴い、図4(d)中の矢印Ydのように、ダイオードD3からソレノイドアクチュエータ11a、スイッチSW2を通してグランドに負荷電流が流れる。これに伴い、負荷電流の値が低下して負荷電流が電流値(Ipick−ΔI)に到達する。
その後、制御回路40は、スイッチSW4、SW5をオフし、かつスイッチSW1、SW2をオンする第1の状態(図4(c)参照)とスイッチSW1、SW4、SW5をオフし、かつスイッチSW2をオンする第2の状態(図4(d)参照)とを交互に繰り返す。これにより、負荷電流の値が電流値Ipickに近づけることになる。これにより、ソレノイドアクチュエータ11aに電磁力が発生してリターンスプリングの付勢力に抗して弁体を開弁位置に移動させる。これによって、インジェクタの燃料噴射が開始されることになる。
その後、タイミングtdになると、制御回路40は、図4(d)に示すように、スイッチSW1、SW4、SW5をオフし、かつスイッチSW2をオンする。すると、図4(d)中の矢印Ydのように負荷電流が流れて、負荷電流の値が低下して負荷電流が電流値(Ihold−ΔI)に到達する。
すると、制御回路40は、図4(c)に示すように、スイッチSW1をオンする。これにより、図4(c)中の矢印Ycのように、電源VddからスイッチSW1、ダイオードD2、ソレノイドアクチュエータ11a、スイッチSW2を通してグランドに負荷電流が流れる。これに伴い、負荷電流の値が増大して、負荷電流が電流値(Ihold+ΔI)に到達する
その後、制御回路40は、スイッチSW1、SW4、SW5をオフし、かつスイッチSW2をオンする第3の状態(図4(d)参照)とスイッチSW4、SW5をオフし、かつスイッチSW1、SW2をオンする第4の状態(図4(c)参照)とを交互に繰り返す。
これにより、負荷電流の値を電流値Ihold(<電流値Ipick)に近づけることになる。これにより、ソレノイドアクチュエータ11aに生じる電磁力によってリターンスプリングの付勢力に抗して弁体を開弁位置に維持する。これによって、インジェクタの燃料噴射が維持されることになる。
その後、タイミングteにおいて、図4(e)に示すように、スイッチSW1、SW2、SW4をオフし、かつスイッチSW5をオンする。これにより、図4(e)中の矢印Yeのように、ダイオードD3から、ソレノイドアクチュエータ11a、ダイオードD7、およびスイッチSW5を通してコンデンサ29に負荷電流が流れる。これにより、ソレノイドアクチュエータ11aからエネルギがコンデンサ29に回収される。これに伴い、負荷電流の値が低下する。このため、ソレノイドアクチュエータ11aに電磁力が生じなくなる。よって、リターンスプリングの付勢力によって弁体を閉弁位置に移動させる。これによって、インジェクタの燃料噴射が停止されることになる。
なお、図3中タイミングtaからタイミングtcの間は、コンデンサ29の放電により負荷電流が流れるコンデンサ放電駆動期間である。図3中タイミングtcからタイミングteの間は、電源Vddからの放電により負荷電流が流れるバッテリ駆動期間である。
次に、非常制御処理(ステップS102)の説明に先だって、ソレノイドアクチュエータ11aの電源側電極と電源との間が短絡して、かつスイッチSW5を用いない場合の比較例について図5を用いて説明する。
図5(a)〜(e)は、比較例におけるスイッチSW1、SW2、SW4のオン、オフ状態、および負荷電流を示す図である。図5(a)は図4(a)に対応し、図5(b)は図4(b)に対応し、図5(c)は図4(c)に対応し、図5(d)は図4(d)に対応し、図5(e)は図4(e)に対応する。
ここで、図5(a)〜(d)に示すように、スイッチSW5を用いない場合にソレノイドアクチュエータ11aの電源側電極と電源Vddとの間が短絡した場合でも、制御回路40が上記通常制御処理と同様にスイッチSW1、SW2、SW4、SW5を制御すると、図4(a)〜(d)の場合に対して電流経路(図中の矢印Ya、Yb、Yc、Yd参照)が異なるだけで、負荷電流の値を電流値Ipick、或いは電流値Iholdに近づけることができる。
しかし、制御回路40が、図5(e)に示すように、スイッチSW1、SW2、SW4をオフし、かつスイッチSW5をオンすると、矢印Yeのように、電源Vddからソレノイドアクチュエータ11a、ダイオードD7を通してコンデンサ29に負荷電流が流れる。このとき、コンデンサ29に流れる負荷電流は、図4(e)の場合に比べて大きい。このため、コンデンサ29の両端子間の電圧が増大して耐圧を越える恐れがある。
これに対して、非常制御処理(ステップS103)では、マイクロコンピュータ50からの駆動信号♯1としてハイレベル信号を受けると(図7(a)参照)、図6(a)に示すように、スイッチSW4、SW5をオフし、かつスイッチSW2をオンする。このため、図6(a)中の矢印Yaのように、負荷電流が、電源Vddからソレノイドアクチュエータ11a、スイッチSW2を通してグランドに流れる。これにより、負荷電流が、時間の経過に伴って最大値に向かって徐々に大きくなる。(図7(b)参照)。
これに伴い、ソレノイドアクチュエータ11aに電磁力が発生してリターンスプリングの付勢力に抗して弁体を開弁位置に移動させる。これによって、インジェクタの燃料噴射が開始されることになる。
その後、マイクロコンピュータ50からの駆動信号♯1の信号レベルがハイレベルからローレベルに変化すると、図6(b)に示すように、スイッチSW2をオフする。このため、負荷電流が電源Vddからソレノイドアクチュエータ11a、スイッチSW2を通してグランドに流れることが停止される。このため、ソレノイドアクチュエータ11aに電磁力が生じなくなる。よって、リターンスプリングの付勢力によって弁体を閉弁位置に移動させる。これによって、インジェクタの燃料噴射が停止されることになる。
ここで、上記スイッチSW2のオフに伴って、ソレノイドアクチュエータ11aの両電極間にフライバック電圧が生じる。このため、ダイオードD4のカソード端子およびアノード端子の間の電圧が上昇して電圧が所定値を越えると、図6(b)中の鎖線の矢印Ybのように、電源Vddからソレノイドアクチュエータ11a、ダイオードD4を通してグランドに流れる。このため、ソレノイドアクチュエータ11aの両電極間に生じるフライバック電圧を安定化させることができる。
以上説明した本実施形態によれば、ソレノイドアクチュエータ11a、12a(13a、14a)と電源Vddとの間に配置されるスイッチSW1と、ソレノイドアクチュエータ11a、12a(13a、14a)とスイッチSW1との間の共通接続端子Y1とグランドとの間に配置されるコンデンサ29と、コンデンサ29と共通接続端子Y1との間に配置されるスイッチSW4と、ソレノイドアクチュエータ11a、12a(13a、14a)とグランドとの間に配置されるスイッチSW2、SW3と、ソレノイドアクチュエータ11a、12a(13a、14a)のグランド側電極とコンデンサ29の正極側電極との間に配置されるスイッチSW5と、共通接続端子Y1とグランドとの間でコンデンサ29に対して並列に配置されるダイオードD3とを備える。
制御回路40は、コンデンサ29からスイッチSW4、ソレノイドアクチュエータ、およびスイッチSW2を通して電流を流した後、ダイオードD3からソレノイドアクチュエータを通してスイッチ素子SW2に電流を流す第1状態と電源VddからスイッチSW1、ソレノイドアクチュエータを通してスイッチSW2に電流を流す第2状態とを交互に繰り返してソレノイドアクチュエータから電磁力を発生させ、その後、ダイオードD3からソレノイドアクチュエータを通してコンデンサ29に電流を流してソレノイドアクチュエータからエネルギをコンデンサ29に回収するように、スイッチSW1〜SW4を制御するステップS102と、ソレノイドアクチュエータの電源側電極と電源Vddとの間が短絡されたか否かを判定するステップS101と、ソレノイドアクチュエータの電源側電極と電源Vddとの間が短絡されたと判定したとき、スイッチSW2をオンし、かつスイッチSW4、SW5をオフして電源Vddからソレノイドアクチュエータを通してスイッチSW2に電流を流してソレノイドアクチュエータから電磁力を発生させるステップS103と、を備えることを特徴とする。
したがって、ソレノイドアクチュエータの電源側電極と電源Vddとの間が短絡されたとき、制御回路40は、スイッチSW2(又は、SW3)をオンし、かつスイッチSW5、SW6をオフして電源からソレノイドアクチュエータを通してスイッチSW2(SW3)に電流を流す。したがって、ソレノイドアクチュエータの電源側電極と電源Vddとの間が短絡した場合でも、当該ソレノイドアクチュエータから電磁力を発生させることができる。このため、インジェクタを開弁して燃料噴射の実施が可能になる。これにより、ソレノイドアクチュエータの電源側電極と電源Vddとの間が短絡した場合でも、エンジンを稼働させて車両を退避させることができる。
本実施形態では、ダイオードD4は、ソレノイドアクチュエータ11a(13a)とグランドとの間でスイッチSW2に対して逆並列に配置されている。ダイオードD5は、ソレノイドアクチュエータ12a(14a)とグランドとの間でスイッチSW3に対して逆並列に配置されている。したがって、例えば、スイッチSW2のオフに伴って、ソレノイドアクチュエータ11aの両電極間にフライバック電圧が生じた際に、ダイオードD4のカソード端子およびアノード端子の間の電圧が上昇して電圧が所定値を越えると、アバランシェ効果により、図6(b)の鎖線の矢印Ybに示すように、電源Vddからソレノイドアクチュエータ11a、ダイオードD4、および抵抗素子32を通してグランドに流れる。このため、アバランシェ効果に伴うダイオードD4の通電により、ソレノイドアクチュエータ11aの両電極間に生じるフライバック電圧を安定化させることができる。したがって、ソレノイドアクチュエータ11aを確実に閉弁することができる。
(他の実施形態)
上記実施形態では、ディーゼルエンジンのインジェクタ11〜14に本発明に係るソレノイドアクチュエータを適用した例について説明したが、これに限らず、次のようにしてもよい。
(a)ガソリンエンジンの燃料噴射装置のインジェクタに本発明に係るソレノイドアクチュエータを用いる。
(b)減圧弁などの弁機構の弁体を駆動するために本発明に係るソレノイドアクチュエータを用いる。
上記実施形態では、ソレノイドアクチュエータ11a、12aに対して1つのスイッチSW1を設け、かつソレノイドアクチュエータ13a、14aに対して1つのスイッチSW1を設けた例について説明したが、これに代えて、1つのソレノイドアクチュエータに対してスイッチSW1を1つずつ設けるように構成してもよい。
上記実施形態では、スイッチSW2(又は、SW3)のオフに伴って、ソレノイドアクチュエータ11a〜14aの両電極間に生じるフライバック電圧を安定化させるために、ダイオードD4、D5として、アバランシェ効果によりカソード端子側からアノード端子側に電流を流すようにしたダイオードを用いた例について説明したが、これに代えて、次のようにしてもよい。
(c)ダイオードD4、D5として、ツェナー効果によりカソード端子側からアノード端子側に電流を流すようにしたダイオードを用いてもよい。
(d)ソレノイドアクチュエータ11a〜14aのうちいずれかのソレノイドアクチュエータ両電極間の電圧を検出し、この検出される電圧が所定値以上になるときスイッチSW2(SW3)をオンしてソレノイドアクチュエータからグランドに電流を流すことにより、ソレノイドアクチュエータの両電極間に生じるフライバック電圧を安定化させる安定化回路を用いる。
1 車載制御装置
11a ソレノイドアクチュエータ
12a ソレノイドアクチュエータ
13a ソレノイドアクチュエータ
14a ソレノイドアクチュエータ
21 フィルタ回路
22 昇圧コイル
23 スイッチ
23a ダイオード
24 抵抗素子
25 抵抗素子
26 抵抗素子
27 抵抗素子
28 ダイオード
29 コンデンサ
30a 駆動回路
30b 駆動回路
SW1 スイッチ
SW2 スイッチ
SW3 スイッチ
SW4 スイッチ
SW5 スイッチ
31 分圧回路
32 抵抗素子
40 制御回路
50 マイクロコンピュータ

Claims (4)

  1. 自動車用内燃機器に適用されるソレノイドアクチュエータ(11a、12a、13a、14a)と電源との間に配置される第1のスイッチ素子(SW1)と、
    前記ソレノイドアクチュエータと前記第の1スイッチ素子との間の第1の共通接続端子(Y1)とグランドとの間に配置されるコンデンサ(29)と、
    前記コンデンサと前記第1の共通接続端子との間に配置される第2のスイッチ素子(SW4)と、
    前記ソレノイドアクチュエータとグランドとの間に配置される第3のスイッチ素子(SW2、SW3)と、
    前記ソレノイドアクチュエータのグランド側電極と前記第2のスイッチ素子の前記コンデンサ側電極との間に配置される第4のスイッチ素子(SW5)と、
    前記第1の共通接続端子とグランドとの間で前記コンデンサに対して並列に配置されるダイオード(D3)と、
    前記コンデンサから前記第2のスイッチ素子、前記ソレノイドアクチュエータ、および前記第3のスイッチ素子を通して電流を流した後、前記ダイオードから前記ソレノイドアクチュエータを通して前記第3のスイッチ素子に電流を流す第1状態と前記電源から前記第1のスイッチ素子、前記ソレノイドアクチュエータを通して前記第3のスイッチ素子に電流を流す第2状態とを交互に繰り返して前記ソレノイドアクチュエータから電磁力を発生させ、その後、前記ダイオードから前記ソレノイドアクチュエータを通して前記コンデンサに電流を流して前記ソレノイドアクチュエータからのエネルギを前記コンデンサに回収させるように、前記第1〜第4のスイッチ素子を制御する第1の制御手段(S102)と、
    前記ソレノイドアクチュエータの電源側電極と前記電源との間が短絡したか否かを判定する判定手段(S101)と、
    前記ソレノイドアクチュエータの電源側電極と前記電源との間が短絡したと前記判定手段が判定したとき、前記第3のスイッチ素子をオンし、かつ前記第2、第4のスイッチ素子をオフして前記電源から前記ソレノイドアクチュエータを通して前記第3のスイッチ素子に電流を流して前記ソレノイドアクチュエータから電磁力を発生させる第2の制御手段(S103)とを備えることを特徴とする車載制御装置。
  2. 前記ソレノイドアクチュエータの電源側電極とグランドとの間の電圧を検出するための電圧検出回路(31)を備え、
    前記判定手段は、前記電圧検出回路の検出電圧に基づいて、前記ソレノイドアクチュエータの電源側電極とグランドとの間の電圧が閾値以上であるか否かを判定することにより、前記ソレノイドアクチュエータの電源側電極と前記電源との間が短絡したか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の車載制御装置。
  3. 前記第3のスイッチ素子(SW2、SW3)のオフ時にて前記ソレノイドアクチュエータの両電極間電圧が所定値以上になる場合に、前記ソレノイドアクチュエータ側からグランドに電流を流すことにより、前記ソレノイドアクチュエータの両電極間に生じるフライバック電圧を安定化させる安定化回路(D4、D5)を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の車載制御装置。
  4. 前記安定化回路は、前記ソレノイドアクチュエータとグランドとの間で前記第3のスイッチ素子に対して逆並列に配置されているダイオード(D4、D5)であり、
    前記第3のスイッチ素子(SW2、SW3)のオフ時にて前記ソレノイドアクチュエータの両電極間電圧が所定値以上になる場合に前記ソレノイドアクチュエータから前記ダイオードを通してグランドに電流が流れることにより、前記フライバック電圧を安定化させるようになっていることを特徴とする請求項3に記載の車載制御装置。
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