JP4168567B2 - 電磁弁駆動装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ピーク電流の供給により電磁弁の開弁を速やかに行わせた後、ピーク電流より小さいホールド電流の供給により開弁状態を保持する電磁弁駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電磁ソレノイドを備え、この電磁ソレノイドへの通電により開弁して流体を制御する電磁弁の一つとして、内燃機関の各気筒に夫々燃料を噴射供給する燃料噴射弁が知られている。
【0003】
そして、燃料噴射弁を駆動する駆動回路は、例えば図6に示す如く、内燃機関各気筒#a,#b…に設けられた燃料噴射弁の電磁ソレノイドLa,Lb,…の電流経路に夫々設けられたスイッチング用のトランジスタTRa,…及び電流制限用の接地抵抗器Reと、トランジスタTRa,…のオン直後に、対応する電磁ソレノイドLa,Lb,…にダイオードDaを介して所定のピーク電流を供給することにより、燃料噴射弁を速やかに開弁させるピーク電流回路52と、トランジスタTRa,…のオン時に、対応する電磁ソレノイドLa,Lb,…にダイオードDbを介して、ピーク電流より小さいホールド電流を供給することにより、燃料噴射弁の開弁状態を保持させるホールド電流回路54とから構成されている。なお、燃料噴射弁としては、スプリングの弾性力と燃料の圧力とを利用して閉弁状態を保持し、電磁ソレノイドの吸引力により開弁駆動する3方弁が多用されている。
【0004】
即ち、駆動回路では、ピーク電流回路52により電源電圧を昇圧して、高速開弁用の高電圧を予め生成しておき、トランジスタTRa,…がオンされると、その生成した高電圧により電磁ソレノイドLa,Lb…に大電流(ピーク電流)を流して、対応する気筒の燃料噴射弁を速やかに開弁させ、その後は、ホールド電流回路54から開弁保持用の一定電流(ホールド電流)を流して、トランジスタTRa,…のオン期間中、対応する気筒の燃料噴射弁の開弁状態を保持するようにされている。
【0005】
このような燃料噴射弁の駆動回路では、ピーク電流回路52が故障する等して、電磁ソレノイドLa,Lb,…にピーク電流を供給できなくなった場合でも、車両を動かせるだけの動力を確保して、安全な場所への退避できるようにする、いわゆるリンプホーム(退避走行)を可能とすることが要求される。
【0006】
そのため、ピーク電流を流すことのできない異常時に、例えば、特許第2606306号に開示されているように、燃料噴射弁に加わる燃料の圧力を制限して、開弁駆動する電磁力が弱くても確実に開弁するようにしたり、特開平7−269404号に開示されているように、ホールド電流の供給開始タイミングや供給時間を制御することで、ピーク電流が供給されないことによる開弁時期の遅れや開弁期間の減少を補正して、エンジンストールを防止すること等が行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年では、装置を小型化するために、燃料噴射弁として上述の3方弁を用いる代わりに、燃料の圧力を利用せず、スプリングの弾性力のみにより閉弁状態を保持する2方弁の使用も増加している。
【0008】
この2方弁は、燃料の圧力を利用しない分、閉弁方向に付勢するスプリングの弾性力を3方弁の時より大きくする必要があり、従って、開弁時には、このスプリングの弾性力に抗して駆動するために、より大きな電磁力(ピーク電流)を必要とする。但し、一旦開弁してしまうと、燃料の圧力が開弁状態を保持する方向に働くため、3方弁の時と同程度の電磁力(ホールド電流)にて開弁状態を保持することができる。
【0009】
つまり、2方弁を用いて構成された燃料噴射弁では、ピーク電流の供給が行われない異常時に、従来装置のようにホールド電流の供給開始タイミングや供給時間を制御するだけでは、燃料噴射弁を開弁駆動するだけの十分な電磁力が得られなかったり、また開弁したとしても、安定した開弁状態を保持することができず、その結果、エンジン停止に至ってしまい、リンプホームを行うことができないという問題があった。なお、閉弁状態を保持するために燃料の圧力を利用していない2方弁では、燃料の圧力を制限する従来装置の方法は無意味である。
【0010】
本発明は、上記問題点を解決するために、ピーク電流の供給が行われない場合にも、電磁弁を確実に開弁させて流体の制御を可能とする電磁弁駆動装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための発明である請求項1記載の電磁弁駆動装置では、電磁弁を構成する電磁ソレノイドの電流供給経路に、スイッチング素子が直列に設けられており、このスイッチング素子のオン時に、ピーク電流供給手段が、電磁ソレノイドにピーク電流を流して電磁弁を速やかに開弁させ、その後、ホールド電流供給手段が、電磁ソレノイドにピーク電流より小さいホールド電流を流して電磁弁の開弁状態を保持する。
【0012】
そして、異常判定手段により、ピーク電流供給手段がピーク電流を供給できない旨を判定された場合には、ホールド電流補正手段により、ホールド電流供給手段が供給するホールド電流の電流値を、当該ホールド電流のみで電磁弁を開弁させられる大きさまで増加させる。
このように、本発明の電磁弁駆動装置によれば、ピーク電流供給手段が故障する等して、電磁ソレノイドにピーク電流を供給できない場合にホールド電流を増大させているため、ホールド電流のみによる駆動であっても、電磁弁を確実に開弁させるだけの電磁力を確保することができ、電磁弁により制御される流体の制御を安定して継続させることができる。
【0013】
なお、電磁弁を確実に開弁させるには、ホールド電流をできるだけ大きくすることが望ましいが、ホールド電流を大きくするほど、スイッチング素子での発熱が増大し、スイッチング素子の劣化を早めてしまうことになるため、ピーク電流の流れない異常時に増大させるホールド電流の設定値は、スイッチング素子の特性に応じて、ホールド電流だけでも確実に開弁できる最低限の大きさに抑えることが望ましい。
【0014】
また、請求項2記載のように、ホールド電流供給手段が、電流供給経路を流れるホールド電流の大きさを電流検出手段にて検出し、その検出値が予め設定された目標値と一致するように、断続制御手段にて電磁ソレノイドの電流経路を断続制御するよう構成されている場合には、ホールド電流補正手段は、目標値の設定を変更することにより、ホールド電流の電流値を増加させるように構成すればよい。
【0015】
ところで、請求項3記載のように、電磁弁が内燃機関の燃料噴射弁である場合には、ピーク電流が供給されない異常時であっても、燃料噴射を継続させることができ、内燃機関の運転が可能となるため、当該電磁弁駆動装置を搭載した車両のリンプホームを確実に実現でき、車両走行時の安全性を向上させることができる。
また、この場合、請求項4記載のように、内燃機関はディーゼルエンジンであってもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
図2は、車両用ディーゼルエンジンの各気筒#1,#2,#3,#4に燃料を噴射供給する4個の電磁ソレノイド式ユニットインジェクタ(以下、単にインジェクタという。)の電磁ソレノイドL1,L2,L3,L4への通電時間及び通電タイミングを制御することにより、ディーゼルエンジン各気筒#1〜#4への燃料噴射量及び燃料噴射時期を制御する、実施形態の燃料噴射制御装置10の全体構成を表わす構成図である。なお、本実施形態の燃料噴射制御装置10は、ディーゼルエンジンの運転に必要な燃料を供給するメイン噴射に先だって、微少量の燃料を噴射供給するパイロット噴射を実行するように構成されたものである。
【0017】
図2に示す如く、本実施形態の燃料噴射制御装置10は、予め設定された制御プログラムに従い燃料噴射制御のための各種制御処理を実行するCPU,ROM,RAM等からなる周知のマイクロコンピュータ(以下「マイコン」という)20を中心に構成され、マイコン20からの指令を受けて動作し、電磁ソレノイドL1〜L4を各々通電して各気筒#1〜#4のインジェクタを駆動する駆動回路30、及びバッテリBTからの電源供給を受け、バッテリ電圧+B(本実施形態では24V)を所定の電源電圧Vc(本実施形態では5V)に変換してマイコン20及び駆動回路30に供給する電源回路40を備えている。
【0018】
また、駆動回路30により通電が行われる電磁ソレノイドL1〜L4は、奇数番目の気筒#1,#3に対応する第1グループの電磁ソレノイドL1,L3と、偶数番目の気筒#2,#4に対応する第2グループの電磁ソレノイドL2,L4とにグループ分けされている。そして、第1グループの電磁ソレノイドL1,L3には、第1共通線CM1と、その第1共通線CM1から分岐した個別配線W1,W3とを介して駆動電流が供給され、また、第2グループの電磁ソレノイドL2,L4には、第2共通線CM2と、その第2共通線CM2から分岐した個別配線W2,W4を介して駆動電流が供給されるよう接続されている。
【0019】
次に、駆動回路30は、各電磁ソレノイドL1〜L4の電流経路である個別配線W1〜W4を夫々導通・遮断するスイッチング素子としてのトランジスタ(ここではNチャネル電界効果トランジスタ)T1〜T4と、トランジスタT1〜T4を共通に接地する電流経路に設けられ、電磁ソレノイドL1〜L4を流れるソレノイド電流Idに比例した電圧値を有する検出信号VIdを生成する電流検出手段としての電流検出用抵抗器Roと、ダイオードD11を介して第1共通線CM1(即ち電磁ソレノイドL1,L3)に、また、ダイオードD21を介して第2共通線CM2(即ち電磁ソレノイドL2,L4)に所定のホールド電流(定電流)を個別に供給する断続制御手段としてのホールド電流回路32とを備えている。なお、ダイオードD12は、第1共通線CM1に接続された電磁ソレノイドL1,L3に発生したフライバック電流を吸収するためのものであり、同じくダイオードD22は、第2共通線CM2に接続された電磁ソレノイドL2,L4に発生したフライバック電流を吸収するためのものである。
【0020】
また、駆動回路30は、バッテリ電圧+Bを昇圧し、ピーク電流供給用の一対のコンデンサCp,CmをダイオードDp0,Dm0を介して充電する昇圧回路34と、コンデンサCp,Cmの両端電圧VCp,VCmが、予め設定された基準電圧Vcf(本実施形態では60V)以上か否かを個別に判定し、その判定結果Jp,Jmをマイクロコンピュータ20に出力する充電電圧監視回路36と、コンデンサCpの放電電流(パイロット噴射用のピーク電流)を、ダイオードDp1を介して第1共通線CM1,或いはダイオードDp2を介して第2共通線CM2に供給するための第1ピーク電流供給配線Wpを導通・遮断するトランジスタTpと、コンデンサCmの放電電流(メイン噴射用のピーク電流)を、ダイオードDm1を介して第1共通線CM1,或いはダイオードDm2を介して第2共通線CM2に供給するための第2ピーク電流供給配線Wmを導通・遮断するトランジスタTmと、マイコン20から入力される噴射指令S1〜S4に従って、個別配線W1〜W4に設けられたトランジスタT1〜T4を駆動するための通電パルスP1〜P4、及びピーク電流供給配線Wp,Wmに設けられたトランジスタ(ここではNチャネル電界効果トランジスタ)Tp,Tmを駆動するための放電パルスPp,Pmを生成するスイッチング制御回路38とを備えている。
【0021】
ここで、ホールド電流回路32は、図1及び図2に示すように、バッテリBTからの電源供給を受け、トランジスタTiがオンされた電磁ソレノイドLiに、インジェクタ開弁保持用のホールド電流を供給する定電流回路であり、ダイオードD11を介して第1共通線CM1に接続される電流経路を導通・遮断するトランジスタ(Pチャネル電界効果トランジスタ)T5、及びダイオードD21を介して第2共通線CM2に接続される電流経路を導通・遮断するトランジスタ(Pチャネル電界効果トランジスタ)T6からなる出力部32gを備えている。
【0022】
また、ホールド電流回路32は、電流検出用抵抗器Roにて検出された検出信号VIdを増幅する増幅部32a、増幅部32aの出力を予め設定されたしきい値VTと大小比較する比較部32b、マイコン20からの切替信号Sxに従って、しきい値VTの大きさを切り替えるしきい値切替部32fを備えており、これらは、電源電圧Vcの供給を受けて動作するように構成されている。
【0023】
更に、ホールド電流回路32は、比較部32bの出力を、バッテリ電圧+Bレベルに変換するレベル変換部32c、レベル変換部32cの出力を反転する反転部32d、反転部32dの出力から、トランジスタT5,T6をオン・オフ制御するための駆動信号を生成する駆動信号生成部32eを備えている。なお、反転部32d及び駆動信号生成部32eは、トランジスタT5,T6にそれぞれ対応して、全く同じ構成のものが二つずつ設けられている。そして、これらレベル変換部32c,反転部32d,駆動信号生成部32eは、バッテリ電圧+Bの供給を受けて動作するように構成されている。
【0024】
このうち、増幅部32aは、オペアンプOP1及び抵抗R11〜R13からなる周知の非反転増幅器により検出信号VIdを増幅するように構成されている。なお、オペアンプOP1の非反転入力には、抵抗R14,R15により生成された電源電圧Vcの分圧値が抵抗R16を介して印加されている。これは、オペアンプOP1を、その動作範囲の中心付近で動作させるため、検出信号VIdに直流バイアスを印加するものである。
【0025】
また、比較部32bは、コンパレータOP2及び抵抗R21〜R26にて構成された周知の比較器により、増幅部32aにて増幅された信号を、予め設定されたしきい値VTと比較して、このしきい値VTより小さければHighレベル、しきい値VTより大きければLow レベルとなる信号を出力するように構成されている。
【0026】
なお、しきい値VTは、ヒステリシスを有しており、コンパレータOP2の出力がHighレベルの時のしきい値VTHは(1)〜(3)式、Low レベルの時のしきい値VTLは(4)〜(6)式にて求められる値となる。
VTH=V×(RHb/(RHa+RHb)) (1)
RHa=(R21+R22)//(R24+R25) (2)
RHb=R23 (3)
VTL=V×(RLb/(RLa+RLb)) (4)
RLa=R21+R22 (5)
RLb=R23//R24 (6)
V=Vc (7)
但し、X//Y=1/{(1/X)+(1/Y)}を表す。また、Vは、抵抗R21〜R23への印加電圧である。
【0027】
つまり、コンパレータOP2の出力は、検出信号VIdが上限しきい値VTHより大きくなるとHighレベルからLow レベルに変化し、下限しきい値VTLより小さくなるとLow レベルからHighレベルに変化する。
しきい値切替部32fは、トランジスタQ1,Q2及び抵抗R31〜R34からなり、コレクタ及びエミッタが抵抗R21の両端に接続されたトランジスタQ2を、マイコン20からの切替信号Sxに従ってオン・オフ制御することにより、抵抗R21の両端を短絡,開放するように構成されている。
【0028】
つまり、切替信号SxがHighレベルの時には、比較部32bを構成する抵抗R21は、回路から切り離された状態(R21=0)となり、しきい値VTH,VTLは、(2)(5)(7)式の代わりに、次の(2a)(5a)(7a)を用いて求めた大きさとなる。
【0029】
RHa=R22//R24 (2a)
RLa=R22 (5a)
V=Vc−Vsat (7a)
但し、Vsat とは、トランジスタQ2のオン時における飽和電圧である。
【0030】
この場合、抵抗値RHa,RLaは、いずれも(2)(5)式の場合より小さくなり、従って、しきい値VTH,VTLの値も大きくなる。本実施形態では、しきい値VTH,VTLの差(VTH−VTL)が0.16V以下となり、且つ平均値((VTH+VTL)/2)が、切替信号SxがLow レベルの時に、検出信号VIdの2Aに相当する大きさとなり、切替信号SxがHighレベルの時に、検出信号VIdの4Aに相当する大きさとなるように、抵抗R21〜R24が設定されている。
【0031】
レベル変換部32cは、バッテリ電圧+Bが抵抗R43を介してコレクタに印加され、比較部32bの出力が抵抗R41,R42からなるバイアス回路を介してベースに印加されたトランジスタQ3からなり、また、反転部32dは、レベル変換部32cの出力が抵抗R51,R52からなるバイアス回路を介してベースに印加されたトランジスタQ4からなる。つまり、反転部32dからは、比較部32bの出力と同極性であり、且つバッテリ電圧+Bにレベル変換された信号が出力される。
【0032】
そして、駆動信号生成部32eは、トランジスタQ5,抵抗R61〜R64,及びツェナーダイオードDzからなり、反転部32dの出力がLow レベルの時に、バッテリ電圧+Bレベル(トランジスタT5,T6を確実にオフする信号レベル)、反転部32dの出力がHighレベルの時に、バッテリ電圧+BよりツェナーダイオードDzのツェナー電圧Vz(本実施形態では12V)だけ低いレベル(トランジスタQ6,Q7を確実にオンする信号レベル)となる駆動信号を生成するように構成されている。
【0033】
即ち、ホールド電流回路32は、検出電圧VIdが上限しきい値VTHより小さい間は、トランジスタT5,T6をオンして共通線CM1,CM2への電流供給を行い、検出電圧VIdが上限しきい値VTHより大きくなると、トランジスタT5,T6をオフして、以後、検出電圧VIdが下限しきい値VTLより大きい間は、共通線CM1,CM2への電流供給を停止し、検出電圧VIdが下限しきい値VTLより小さくなると、再びトランジスタT5,T6をオンする動作を繰り返すことになる。
【0034】
その結果、上限しきい値VTHと下限しきい値VTLとの平均の大きさとなるホールド電流が流れることになり、従って、ホールド電流回路32が供給するホールド電流の大きさは、切替信号SxがLow レベルの時には約2A、切替信号SxがHighレベルの時には約4Aとなる。この値が本発明の断続制御手段における目標値に相当する。
【0035】
次に、図2に戻り、昇圧回路34は、バッテリ電圧+Bが印加された昇圧用のコイルLoの電流経路を断続することにより、コイルLoにバッテリ電圧+Bより大きな電圧を発生させる周知のものであり、マイクロコンピュータ20からの作動指令Spに従って、コンデンサCp,Cmを所定の上限電圧(本実施形態では120V)にまで充電する。
【0036】
また、マイコン20からスイッチング制御回路38に入力される噴射指令Si(i=1〜4)は、図3に示すように、パイロット噴射の時期及び期間を示した指令(以下「パイロット噴射指令」という)と、メイン噴射の時期及び期間を示した指令(以下「メイン噴射指令」という)とが連続したものとなっている。
【0037】
そして、スイッチング制御回路38では、噴射指令Siが入力されると、噴射指令Siをそのまま電磁ソレノイドLiの通電を制御するトランジスタTiへの通電パルスPiとして出力する。これと同時に、パイロット噴射指令のタイミングで、トランジスタTpへの放電パルスPpを出力すると共に、メイン噴射指令のタイミングで、トランジスタTmへの放電パルスPmを出力するように構成されている。
【0038】
次に、マイコン20は、図示しないが、ディーゼルエンジンの所定の回転角度毎に回転信号を発生する回転センサ等、ディーゼルエンジンの運転状態を検出する各種センサやスイッチからの信号が入力されるように構成されている。
そして、マイコン20では、これらディーゼルエンジンの運転状態を表わす各種検出信号に基づき、電磁ソレノイドの通電時間及び通電開始タイミングを求め、噴射指令S1〜S4を生成する燃料噴射制御処理や、噴射指令の送出を完了後、次の噴射指令の送出を開始するまでの間に、運転状態に応じた一定期間だけ昇圧回路34を動作させる作動指令Spを送出して、コンデンサCp,Cmの充電を行う充電処理の他、充電電圧監視回路36での判定結果Jp,Jmを監視し、ピーク電流の供給が不能である場合に、切替信号Sxを送出してホールド電流を増大させるホールド電流切替処理等を実行する。
【0039】
このように構成された燃料噴射制御装置10では、マイコン20が実行する燃料噴射制御処理及び充電処理によって、駆動回路30が次のように動作する。
即ち、図3に示すように、マイコン20が噴射指令Siを送出すると、まず、パイロット噴射指令のタイミング(時刻t1〜t2)で、対応する気筒#iのトランジスタTi及び第1ピーク電流供給配線Wpに設けられたトランジスタTpがオンする。すると、コンデンサCpに充電された電圧が電磁ソレノイドLiを介して放電され、電磁ソレノイドLiにピーク電流が流れた後、ホールド電流回路32の動作によって、電磁ソレノイドLiにホールド電流が流れる。このパイロット噴射指令が終了した時点(時刻t2)で、トランジスタTiがオフし、続けて予め設定された一定時間経過後にトランジスタTpがオフして、電磁ソレノイドLiへの通電が一旦遮断される。
【0040】
続けてメイン噴射指令のタイミング(時刻t3〜t4)で、対応する気筒#iのトランジスタTi及び第2ピーク電流供給配線Wmに設けられたトランジスタTmがオンする。すると、コンデンサCmに充電された電圧が電磁ソレノイドLiを介して放電され、電磁ソレノイドLiにピーク電流が流れた後、ホールド電流回路32の動作によって、電磁ソレノイドLiにホールド電流が流れる。このメイン噴射指令が終了した時点(時刻t4)で、トランジスタTiがオフし、続けて予め設定された一定時間経過後にトランジスタTmがオフして、電磁ソレノイドLiへの通電が遮断される。
【0041】
このようにして、噴射指令Si(パイロット噴射指令及びメイン噴射指令)の送出が完了すると、マイコン20から送出される作動指令Spにより昇圧回路34が起動され、次に噴射指令Siが入力された際にピーク電流を供給可能な状態となるように、コンデンサCp,Cmを充電する(時刻t4〜t5)。
【0042】
以下、各気筒#1〜#4に対して順番に同様の処理が繰り返し実行されることになる。なお、図3における電流検出用抵抗器Roを流れるソレノイド電流の波形は、切替信号SxがLow レベルに設定された通常時のものを示している。
ここで、これら燃料噴射制御処理や充電処理と共に、マイコン20にて繰り返し実行されるホールド電流切替処理を、図4に示すフローチャートに沿って説明する。但し、切替信号Sxは、電源投入後の初期化処理では、Low レベル、即ち、ホールド電流回路32が通常レベル(2A)のホールド電流を供給するように設定されるものとする。
【0043】
本処理が起動されると、まずS110では、ピーク電流供給用のコンデンサCp,Cmへの充電が完了するまで待機し、充電が完了すると、S120に移行する。なお、充電完了は、作動指令Spを出力後に所定の充電時間TCHG が経過したか否かにより判断する。
【0044】
S120では、コンデンサCp,Cmの充電電圧VCp,VCmが、いずれも基準電圧Vcfより大きいか否かを、充電電圧監視回路36からの判定結果Jp,JmがいずれもHighレベルであるか否かにより判断する。そして、肯定判定された場合には、いずれのコンデンサCp,Cmも電磁ソレノイドLへのピーク電流の供給が可能であるものとして、S130に移行する。
【0045】
S130では、パイロット噴射が実行されるまで待機し、パイロット噴射が実行されると、S140に移行する。これは、燃料噴射制御処理により、パイロット噴射指令が出力されたか否かを監視することにより判断できる。
S140では、コンデンサCpの両端電圧VCpが、基準電圧Vcfより小さいか否かを、充電電圧監視回路36からの判定結果JpがLow レベルであるか否かにより判断し、判定結果JpがLow レベルであれば、コンデンサCpの放電、即ちパイロット噴射時におけるピーク電流の供給が正常に行われたものとして、S150に移行する。
【0046】
S150では、メイン噴射が実行されるまで待機し、メイン噴射が実行されると、S160に移行する。これはS130のパイロット噴射の場合と同様に、燃料噴射制御処理によりメイン噴射指令が出力されたか否かを監視することにより判断できる。
【0047】
S160では、コンデンサCmの両端電圧VCmが、基準電圧Vcfより小さいか否かを、充電電圧監視回路36からの判定結果JmがLow レベルであるか否かにより判断し、判定結果JmがLow レベルであれば、コンデンサCmの放電、即ちメイン噴射時におけるピーク電流の供給が正常に行われたものとして、S170に移行する。
【0048】
S170では、コンデンサCp,Cmのいずれもが、ピーク電流の供給を正常に行っているものとして、切替信号SxをLow レベル、即ち、ホールド電流回路32が通常レベル(2A)のホールド電流を供給するように設定して本処理を終了する。
【0049】
一方、先のS120,S140,S160にて否定判定された場合、即ち、充電完了後のコンデンサCp,Cmの両端電圧VCp,VCmのいずれか一方でも、基準電圧Vcf以下である場合(S120−NO)、パイロット噴射実行後のコンデンサCpの両端電圧VCpが、基準電圧Vcf以上である場合(S140−NO)、メイン噴射実行後のコンデンサCmの両端電圧VCmが、基準電圧Vcf以上である場合(S160−NO)にはS180に移行する。
【0050】
S180では、コンデンサCp,Cmの少なくともいずれか一方が、ピーク電流の供給を正常に行っていないものとして、切替信号SxをHighレベル、即ち、ホールド電流回路32が高レベル(4A)のホールド電流を供給するように設定して本処理を終了する。
【0051】
これにより、図5に示すように、ホールド電流回路32は、ピーク電流の供給が正常に行われている通常時(切替信号SxがLow レベル)には、通常レベル(2A)のホールド電流を供給し、一方、ピーク電流の供給が正常に行われていない異常時(切替信号SxがHighレベル)には、通常時より高い高レベル(4A)のホールド電流を供給することになる。
【0052】
なお、本処理において、S110〜S160が異常判定手段、S180がホールド電流補正手段に相当する。
以上説明したように、本実施形態の燃料噴射制御装置10では、ピーク電流供給用のコンデンサCp,Cmの両端電圧VCp,VCmからピーク電流の供給が正常に行われているか否かを判定し、正常に行われていない異常時には、電磁ソレノイドL1〜L4に供給するホールド電流を通常時より大きくするようにされている。
【0053】
このため、電磁ソレノイドL1〜Lnに、ピーク電流が供給されなくても、インジェクタを確実に開弁させ、その開弁状態を保持するだけの電磁力をホールド電流のみで発生させることができ、燃料噴射を安定して継続することができる。その結果、このような異常時にも、エンジンストールしてしまうことがなく、リンプホームを確実に実行することができるため、車両走行時の安全性を向上させることができる。
【0054】
なお、ピーク電流の供給がない場合、たとえホールド電流を大きくしても、ピーク電流の供給がある場合と比較して開弁タイミングが遅延し、燃料噴射量が低下するため、切替信号SxをHighレベルに設定した時には、噴射指令の出力タイミングを早めるようにして、燃料噴射量の低下を補償するように構成してもよい。
【0055】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において様々な態様にて実施することが可能である。
例えば、上記実施形態では、異常時に供給する高レベルのホールド電流を4Aとしたが、この値は、インジェクタの特性に応じて、確実に開弁させることのできる最低限の大きさに設定すればよい。
【0056】
また、上記実施形態では、ピーク電流供給用のコンデンサCp,Cmの両端電圧VCp,VCmを調べることにより、ピーク電流の供給が正常に行われているか否かを判定しているが、トランジスタTp,Tmをオンした時の第1共通線CM1及び第2共通線CM2の状態をモニタすることにより判断してもよい。
【0057】
更に、上記実施形態では、検出信号VIdと比較する基準電圧Vcf(即ち、ホールド電流の目標値)の設定を、切替信号Sxに従って動作するスイッチ(トランジスタQ2)により切り替えているが、マイコン20が持つD/A変換器の出力によって、切り替えるようにしてもよい。
【0058】
また更に、上記実施形態では、第1共通線CM1及び第2共通線CM2に対し、ひいては全ての電磁ソレノイドL1〜L4に対してホールド電流のレベル切替を一括して制御しているが、各気筒#1〜#4毎に異常の有無を検出し、これに応じて、供給するホールド電流の大きさを気筒毎に適宜切り替えるように構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ホールド電流回路の構成を表す回路図である。
【図2】 実施形態の燃料噴射制御装置の概略構成を表す説明図である。
【図3】 燃料噴射制御装置の動作を表すタイミング図である。
【図4】 マイクロコンピュータが実行するホールド電流切替処理の内容を表すフローチャートである。
【図5】 正常時と異常時とにおけるソレノイド電流の波形を表す説明図である。
【図6】 従来の燃料噴射弁駆動回路の概略構成を表す説明図である。
【符号の説明】
10…燃料噴射制御装置、20…マイクロコンピュータ、30…駆動回路、32…ホールド電流回路、32a…増幅部、32b…比較部、32c…レベル変換部、32d…反転部、32e…駆動信号生成部、32f…ホールド電流値切替部、32g…出力部、34…昇圧回路、36…充電電圧監視回路、38…スイッチング制御回路、40…電源回路、BT…バッテリ、CM1,CM2…共通線、Cp,Cm…コンデンサ、Dij,Dpi,Dmi…ダイオード、Dz…ツェナーダイオード、L1〜L4…電磁ソレノイド、OP1,OP2…オペアンプ、Rij…抵抗、Ro…電流検出用抵抗器、T1〜T6,Tp,Tm,Q1〜Q5…トランジスタ、Wp…第1ピーク電流供給配線、Wm…第2ピーク電流供給配線、W1〜W4…個別配線
Claims (4)
- 電磁ソレノイドを有し、該電磁ソレノイドへの通電により開弁する電磁弁と、
前記電磁ソレノイドの電流供給経路に直列に設けられたスイッチング素子と、
該スイッチング素子のオン時に前記電磁ソレノイドにピーク電流を流して前記電磁弁を速やかに開弁させるピーク電流供給手段と、
該ピーク電流供給手段がピーク電流を供給後、前記電磁ソレノイドに前記ピーク電流より小さいホールド電流を流して前記電磁弁の開弁状態を保持するホールド電流供給手段と、
を備えた電磁弁駆動装置において、
前記ピーク電流供給手段が前記電磁ソレノイドにピーク電流を供給可能か否かを判定する異常判定手段と、
該異常判定手段にて前記ピーク電流供給手段がピーク電流を供給できないと判定されると、前記ホールド電流供給手段が供給するホールド電流の電流値を、当該ホールド電流のみで電磁弁を開弁させられる大きさまで増加させるホールド電流補正手段と、
を設けたことを特徴とする電磁弁駆動装置。 - 前記ホールド電流供給手段は、
前記電流供給経路を流れるホールド電流の大きさを検出する電流検出手段と、
該電流検出手段での検出値が予め設定された目標値と一致するように、前記電磁ソレノイドの電流経路を断続制御する断続制御手段と、
からなり、
前記ホールド電流補正手段は、前記目標値の設定を変更することにより、前記ホールド電流の電流値を増加させることを特徴とする請求項1記載の電磁弁駆動装置。 - 前記電磁弁は、内燃機関の燃料噴射弁であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電磁弁駆動装置。
- 前記内燃機関はディーゼルエンジンであることを特徴とする請求項3に記載の電磁弁駆動装置。
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