JP5901300B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、キャリアを含む現像剤を補給して余剰となった現像剤をオーバーフローさせる縦攪拌型の現像装置を備えた画像形成装置、詳しくは短時間の画像形成ジョブが連続した場合に、後回転モードで現像装置内の余剰な現像剤を排出させる制御に関する。
像担持体に形成された静電像を、トナーとキャリアを含む現像剤を用いてトナー像に現像する二成分現像方式の現像装置を搭載した画像形成装置が広く用いられている。二成分現像方式の現像装置の分野では、現像剤の搬送経路を水平方向に並べて配置した横攪拌型のものに加えて、近年、現像剤の搬送経路を、二段に高さを異ならせて配置した縦攪拌型のものが実用化されている(特許文献1)。
3を参照して縦攪拌型の現像装置を説明する。縦攪拌型の現像装置(1)は、第一室(3)と第二室(4)を上下に配置し、両端部(11、12)で高さ方向に現像剤を受け渡して循環させる。画像形成中、第二スクリュー部材(6)で搬送された現像剤は、第二室(4)の下流側で、開口部(11)を通じて第一室(3)へ受け渡される。受け渡された現像剤は、第一スクリュー部材(5)で搬送されて、第一室(3)の下流側で開口部(12)を通じて第二室(4)に落下する。
現像装置(1)は、循環する現像剤よりもトナー比率の高い現像剤を、補給部(35)から、画像形成で消費されたトナー量に見合った量だけ補給される。補給によって過剰になった現像装置(1)内の現像剤が排出部(13)からオーバーフローすることによって、現像装置(1)内の現像剤量が一定に保たれている。
特許文献1では、第二室の下流側に現像剤の剤面検知センサを設けて、剤面検知センサの出力に基づいて第二スクリュー部材(6)の回転速度を調整している。現像容器(2)内の現像剤が定常的に循環している状態で、第二室(4)の現像剤が過剰になると、第二スクリュー部材(6)の回転速度を高めて、第二室(4)から第一室(3)への押し上げ量を増して、第一室(3)を搬送される現像剤の剤面を高めている。
特開2009−192554号公報
縦攪拌型の現像装置(1)では、現像装置を停止させると、図4に示すように、第一室(3)の現像剤が第二室(4)へ落ちて、第一室(3)の現像剤が少なくなる。この状態で、現像装置を起動すると、攪拌室(4)の現像剤が開口部(11)を越えるまで、第一室(3)へ現像剤が流れ込まない一方で、開口部(12)を通じて第一室(3)の現像剤が第二室(4)へ落ち続けて第一室(3)の現像剤がさらに少なくなる。第一室(3)の現像剤が少なくなると、排出部(13)の現像剤のレベルが下がって、排出部(13)を通じたオーバーフローが機能しなくなる。
このため、現像装置(1)を停止状態から起動して1枚プリントを実行して停止させる1枚プリントジョブを繰り返すと、画像形成に伴って補給された現像剤が、オーバーフローすることなく現像装置(1)内に蓄積し続けて現像剤量が過剰になる。現像装置(1)内の現像剤量が過剰になると、後述するように、現像剤の劣化進行、消費電力の増大等の問題が発生し易くなる。
ここで、図3に示すように、現像装置(1)を空運転して、現像装置(1)内の現像剤が定常状態になるのを待って画像形成を開始させれば、現像装置(1)内の現像剤量が過剰になる問題は回避できる。しかし、画像形成ジョブの入力から1枚目のプリント出力までに要する時間が長くなるため、画像形成装置の見かけの生産性が大きく低下する。
本発明は、現像装置内の現像剤の循環が定常状態になるのを待たない1枚プリントジョブを繰り返しても、現像装置内の現像剤量が過剰にならず、現像剤量の過剰に起因する問題が発生しないで済む画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明の画像形成装置は、静電像が形成される像担持体と、トナーとキャリアを有する現像剤を担持して前記像担持体の静電像を現像する現像剤担持体と、前記現像剤担持体に沿った第一室と、両端部が前記第一室に連通して現像剤の循環経路を形成し、前記第一室との間で高さ方向に現像剤を受け渡す第二室と、前記第一室に配置されて現像剤を搬送しつつ前記現像剤担持体に供給する第一スクリュー部材と、前記第二室に配置されて現像剤を搬送しつつ前記現像剤担持体から回収された現像剤と混合する第二スクリュー部材と、画像形成で消費されたトナーを補給するためにトナーとキャリアを有する補給現像剤を前記循環経路に補給する補給部と、前記第一室の下流側で前記循環経路の過剰な現像剤をオーバーフローさせる排出部とを備えたものである。そして、前記第一スクリュー部材の回転開始から前記現像剤担持体を用いた静電像の現像の終了までの時間が所定時間に満たない場合には、当該時間が前記所定時間以上の場合よりも前記現像剤担持体を用いた静電像の現像の終了から前記第一スクリュー部材を停止させるまでの時間を長くした後回転モードを実行する制御手段を備えている。
本発明の画像形成装置では、従来、電圧印加の解除と回転停止とを主目的として実行されていた画像形成後の後回転モードにおいて、現像装置内の現像剤レベルの適正化を実行する。第一スクリュー部材の起動から1枚目のプリントアウトまでの時間が短くて開口部からオーバーフローできなかった現像剤量を、画像形成後の後回転モードでオーバーフローさせて現像装置内の現像剤量が過剰になることを阻止する。
したがって、現像装置内の現像剤の循環が定常状態になるのを待たない1枚プリントジョブを繰り返しても、現像装置内の現像剤量が過剰にならず、現像剤量の過剰に起因する問題が発生しないで済む。
画像形成装置の構成の説明図である。 軸垂直断面で見た現像装置の構成の説明図である。 軸線方向を含む垂直断面で見た現像装置の構成の説明図である。 現像終了後の停止状態における現像装置の剤面の説明図である。 比較例の後回転モードの説明図である。 起動後の現像容器内の剤面の変化の説明図である。 実施例1の後回転モードのフローチャートである。 実施例2における現像装置の構成の説明図である。 実施例2の後回転モードのタイムチャートである。 現像スリーブを停止した後の剤面の変化の説明図である。 現像スクリュー及び攪拌スクリューの必要な追加駆動時間の説明図である。 実施例2の後回転モードのフローチャートである。 実施例3の後回転モードのフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。本発明は、縦攪拌型の現像装置で1枚プリントジョブを実行した際に、通常よりも後回転モードで排出される現像剤量が増える限りにおいて、実施形態の構成の一部または全部を、その代替的な構成で置き換えた別の実施形態でも実施できる。
したがって、画像形成装置は、フルカラー/モノクロ、1ドラム型/タンデム型、直接転写方式/記録材搬送体方式/中間転写体方式、像担持体の種類、帯電方式、露光方式、転写方式、定着方式によらず実施できる。本実施形態では、トナー像の形成/転写に係る主要部のみを説明するが、本発明は、必要な機器、装備、筐体構造を加えて、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途で実施できる。
<画像形成装置>
図1は画像形成装置の構成の説明図である。図1に示すように、画像形成装置100は、記録材搬送ベルト24に沿って画像形成部PY、PM、PC、PKを配列したタンデム型記録材搬送ベルト方式のフルカラープリンタである。
分離ローラ32は、記録材カセット31から引き出した記録材Pを1枚ずつに分離して、レジストローラ33へ送り出す。レジストローラ33は、感光ドラム10Yのトナー像にタイミングを合わせて、記録材Sを記録材搬送ベルト24へ送り出す。
画像形成部PYでは、感光ドラム10Yにイエロートナー像が形成されて、記録材搬送ベルト24に担持された記録材Pに転写される。画像形成部PMでは、感光ドラム10Mにマゼンタトナー像が形成されて、記録材搬送ベルト24に担持された記録材Sに転写される。画像形成部PC、PKでは、それぞれ感光ドラム10C、10Kにシアントナー像、ブラックトナー像が形成されて、記録材搬送ベルト24に担持された記録材Sに転写される。
四色のトナー像を転写された記録材Sは、記録材搬送ベルト24から曲率分離して定着装置25へ送り込まれる。記録材Pは、定着装置25で加熱加圧を受けて表面にトナー像を定着された後に、機体外部へ排出される。
画像形成部PY、PM、PC、PKは、現像装置1Y、1M、1C、1Kで用いるトナーの色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと異なる以外は、同一に構成される。以下では、画像形成部PY、PM、PC、PKの区別を表す符号末尾のY、M、C、Kを省略した符号を構成部材に付して、画像形成部Pの構成及び動作を総括的に説明する。
画像形成部Pは、感光ドラム10を囲んで、コロナ帯電器21、露光装置22、現像装置1、転写ブレード23、ドラムクリーニング装置26を配置している。感光ドラム10は、外周面に感光層が形成され、所定のプロセススピードで矢印(R1:図2)方向に回転する。
コロナ帯電器21は、コロナ放電に伴う荷電粒子を照射して感光ドラム10を一様な負極性の暗部電位VDに帯電させる。露光装置22は、各色の分解色画像を展開した走査線画像データをON−OFF変調したレーザービームを回転ミラーで走査して、帯電した感光ドラム10の表面に画像の静電像を書き込む。現像装置1は、トナーを感光ドラム10に供給して、静電像をトナー像に現像する。
転写ブレード23は、記録材搬送ベルト24を押圧して、感光ドラム10と記録材搬送ベルト24との間にトナー像の転写部を形成する。転写ブレード23にトナーの帯電極性と逆極性の直流電圧が印加されることにより、感光ドラム10に担持されたトナー像が、記録材搬送ベルト24上の記録材Sへ転写される。
<現像剤>
現像装置1は、負帯電特性のトナー(非磁性)と正帯電特性のキャリア(低磁化高抵抗)を含む現像剤(二成分現像剤)を用いている。
トナーは、スチレン系樹脂やポリエステル樹脂等の結着樹脂、カーボンブラックや染料、顔料等の着色剤、ワックス等の離型剤、荷電制御剤等を適当量用いることにより構成される。トナーは、粉砕法や重合法などの一般的な製造方法により製造できる。
トナーは、摩擦帯電量が−1×10−2[C/kg]以上、−5.0×10−2[C/kg]以下が好ましい。トナーの摩擦帯電量が−1×10−2[C/kg]未満だと現像効率が低下して好ましくない。トナーの摩擦帯電量が、−5.0×10−2[C/kg]を超えるとキャリアに発生するカウンターチャージ量が大きくなって白抜けレベルが悪化する等、画像品質が低下するので好ましくない。
トナーの摩擦帯電量は、一般的なブローオフ法を用いて測定される。現像装置から0.5〜1.5gのトナーを測定容器にエアー吸引し、その際、測定容器に誘起される電荷量を測定してトナーの摩擦帯電量を算出する。トナーの摩擦帯電量は、用いられる材料の種類等により調整することができ、外添剤の添加によっても調整することができる。
キャリアは、一般的に販売されているものを使用することができ、キャリアの製造方法は特に限定されない。例えば、樹脂中に磁性材料としてマグネタイトを分散し、導電性を付与して抵抗調整するためにカーボンブラックを分散して形成した樹脂キャリアを用いることができる。フェライト等のマグネタイト単体表面を酸化、還元処理して抵抗調整を行ったもの、又は、フェライト等のマグネタイト単体表面樹脂でコーティングし抵抗調整を行ったもの等も用いることができる。キャリアの体積抵抗率は、リークや現像性を考慮して10[Ωcm]以上、1014[Ωcm]以下であることが好ましい。
キャリアは、0.1テスラの磁界において3.0×10[A/m]以上、2.0×10[A/m]以下の磁化を有することが好ましい。キャリアの磁化量が3.0×10[A/m]未満だと、マグネットローラ[8M:図2]の磁束による現像スリーブ8への付着が困難になって、感光ドラム10へキャリア付着を発生し易くなるので好ましくない。キャリアの磁化量が2.0×10[A/m]を超えると、磁気ブラシが固くなり過ぎて、感光ドラム10に現像されたトナー像が物理的に乱れ易くなるので好ましくない。
キャリアの磁化量は、理研電子(株)製の振動磁場型磁気特性自動記録装置BHV−30を用いて0.1[T]の外部磁場を作り、その時の磁化の強さを求めて測定した。円筒状のプラスチック容器にキャリアを十分密になるようにパッキングした状態で磁化モーメントを測定し、試料を入れた状態で実際の重量を測定して、磁化の強さ[Am/kg]を求めた。次いで、キャリア粒子の真比重を、乾式自動密度形アキュピック1330(島津製作所(株)社製)により求め、磁化の強さ[Am/kg]に真比重を掛けることで、キャリアの単位体積当たりの磁化の強さ[A/m]を求めた。
<現像装置>
図2は軸垂直断面で見た現像装置の構成の説明図である。図3は軸線方向を含む垂直断面で見た現像中の定常状態の現像装置の構成の説明図である。図4は現像終了後の停止状態における現像装置の剤面の説明図である。
図2に示すように、現像装置1は、現像時に、帯電した現像剤を現像スリーブ8に担持して矢印R8方向に回転させる。電源D1が、直流電圧Vdcに交流電圧Vacを重畳した振動電圧を現像スリーブ8に印加することにより、現像剤中のトナーが感光ドラム10の静電像に移転して、感光ドラム10にトナー像が現像される。
トナー像の現像に伴って現像スリーブ8上の現像剤からトナーのみが感光ドラム10へ移転して消費される。現像剤補給装置35は、1枚の画像形成で消費したトナー量に見合った補給現像剤を、1枚の画像形成ごとに現像装置1へ補給する。
現像スリーブ8は、感光ドラム10の現像位置で、数100μmの隙間を介して感光ドラム10に対向して、現像容器2に回転可能に配置されている。現像スリーブ8は、現像容器2に設けた開口部を通じて、感光ドラム10方向へ一部露出するように配置されている。現像スリーブ8は、ステンレス、アルミニウム等の金属、導電性粒子の分散により導電性を付与した樹脂体等、導電性の非磁性材料を用いて円筒状に形成され、現像剤の搬送性を高めるために、ブラスト処理等を施して周面を粗面化してある。現像スリーブ8の材料は、従来から知られている種々の材料を用いることができる。
現像スリーブ8の内部には、外周に複数の磁極を有する永久磁石のマグネットロール8Mが非回転状態で配置されている。マグネットロール8Mは、回転する現像スリーブ8の内部に配置された非回転の磁極間に磁束を発生させて、現像スリーブ8の表面に現像剤のキャリアを磁気的に吸着して現像剤を担持する。マグネットロール8Mは、常時磁界を発生する永久磁石には限らず、一定の磁界、又は異なる極性の磁界を任意に発生させることができる電磁石等であってもよい。マグネットロール8Mは、感光ドラム10の現像位置に対向する位置に現像極S1を配置し、その他の各位置に、現像剤を搬送する磁極S2、N1、N2、N3を配置している。
層厚規制ブレード9は、感光ドラム10よりも現像スリーブ8回転方向上流側で、マグネットロール8Mの磁極S2に対向する位置において、現像容器2に固定して配置される。層厚規制ブレード9は、アルミニウム等の非磁性材料で板状に形成され、先端を、現像スリーブ8に対して数100μmの間隔を隔てて対向させている。
層厚規制ブレード9は、回転する現像スリーブ8に穂立ち状態で担持された現像剤を所定の層厚に穂切りして規制する。層厚規制ブレード9と現像スリーブ8の間隙を調整することによって、現像スリーブ8に担持されて現像位置へ搬送される現像剤量が設定される。
層厚規制ブレード9の先端と現像スリーブ8の隙間を通過した現像剤が感光ドラム10の現像位置へ搬送され、現像極S1に応答して穂立ち状態となって現像剤の磁気穂を形成する。磁気穂の先端を感光ドラム10に摺擦させた状態で感光ドラム10の静電像がトナー像に現像される。この時、現像効率(つまり、静電像へのトナーの付与率)を向上させるために、現像スリーブ8には、上記の振動電圧が印加される。
隔壁7は、現像容器2内の高さ方向の中間位置に配置され、紙面に垂直な方向に延在して、現像容器2内の空間を、上部の現像室3と下部の攪拌室4とに区画する。現像室3には現像スクリュー5が配置され、攪拌室4には攪拌スクリュー6が配置される。現像剤は、現像スクリュー5及び攪拌スクリュー6に攪拌を受けつつ搬送されて現像容器2内を循環する。
縦攪拌型の現像装置1の特徴として、現像室3の現像剤は、現像スクリュー5によって搬送されつつ現像スリーブ8に少しずつ供給される。現像スリーブ8に担持された現像剤は、層厚規制ブレード9により層厚を規制されて感光ドラム10との対向部へ搬送されて、感光ドラム10の静電像をトナー像に現像する。その後、マグネットロール8Mの磁極N2と磁極N3の間で現像スリーブ8から分離された現像剤は、攪拌室4に流れ込み、攪拌スクリュー6によって循環する現像剤に混合される。
現像にトナーが供されてキャリアリッチになった現像後の現像剤は、現像スリーブ8の回転に伴って現像室3側ではなく、攪拌室4側に回収されるため、現像室3内には常に攪拌室4で十分に攪拌された所定のトナー濃度の現像剤のみが存在する。このため、現像スリーブ8には、常に均一で一定のトナー濃度の現像剤が供給され、回転軸線方向の画像ムラや濃度差のない均一な画像を得ることができる。
図3に示すように、現像剤補給装置35は、不図示の補給口を通じて攪拌室4の上流側に補給用現像剤を補給する。補給用現像剤は、重量比でトナーが90%、キャリアが10%である。現像剤は、現像スクリュー5及び攪拌スクリュー6の回転によって現像室3及び攪拌室4を逆方向に搬送され、開口部11、12を通じて受け渡されることにより、現像容器2内を循環する。
隔壁7の一方の端部には開口部11が配置され、隔壁7の他方の端部には開口部12が配置されている。現像室3と攪拌室4とは、開口部11、12によって高さ方向に連通している。現像スクリュー5は、強磁性体で構成される回転軸の周りに、非磁性材料からなるスパイラル状の羽根部材が設けられている。攪拌スクリュー6は、現像スクリュー5と同様に回転軸の周りに羽根部材が設けられているが、羽根部材の螺旋方向が現像スクリュー5とは逆向きになっている。
現像スクリュー5は、現像スリーブ8と平行に、現像室3の底となる隔壁7に沿って配置される。現像スクリュー5は、回転して、現像室3内の現像剤を軸線方向に開口部12へ向かって搬送し、開口部12から落下させて攪拌室4に受け渡す。現像スクリュー5は、攪拌室4から受け渡された現像剤を循環方向に搬送しながら、搬送中の現像剤の一部を現像スリーブ8に供給する。
攪拌スクリュー6は、現像スクリュー5と平行に、攪拌室4の底となる現像容器2の底面に沿って配置される。攪拌スクリュー6は、回転して、攪拌室4内の現像剤を軸線方向に開口部11へ向かって搬送し、開口部11へ押し上げて現像室3へ受け渡す。攪拌スクリュー6に搬送されて開口部11の下に溜まった現像剤の圧力によって、現像剤が下から上へと押し上げられることにより、攪拌室4から現像室3へ現像剤が受け渡される。
攪拌スクリュー6は、開口部12を通じて現像室3から受け渡される現像剤と、現像スリーブ8から分離された現像後の現像剤と、現像剤補給装置35から補給された補給用現像剤とを攪拌しながら搬送して現像剤のトナー濃度を均一化する。
<現像剤の過剰>
画像形成装置の小型化に有利な現像装置として、現像室と攪拌室が高さ方向に重ねて配置された縦攪拌型が実用化されている。縦攪拌型の現像装置1では、現像スリーブ8上で現像に携わってトナー濃度が低下した現像剤は専ら攪拌室4に回収され、攪拌室4で補給現像剤と十分に混合してトナー濃度を回復して現像室3に戻り、現像スリーブに再び担持されて現像に用いられる。そのため、現像スリーブ8の回転軸線方向で担持された現像剤のトナー濃度が一定に確保され、トナー濃度のばらつきに起因する画像濃度ムラが発生しないため、出力画像の画像品質の向上にも貢献している。
近年、画像形成装置は、POD(プリント・オン・デマンド)用途に対応すべく、高速の印刷能力に加えて、画像形成ジョブの受信から印刷出力までの時間、いわゆるファーストコピータイムの短縮が求められている。そのため、縦攪拌型の現像装置1においては、現像装置1の回転動作の開始後、現像容器2内の現像剤が定常状態に達する前にトナー像の現像が開始されている。そして、1枚プリントジョブ等の短時間の画像形成ジョブの場合、現像容器2内の現像剤が定常状態に達する前に現像装置が停止される。
図3に示すように、縦攪拌型の現像装置1では、攪拌スクリュー6によって攪拌室4を下流側へ搬送された現像剤が開口部11下の空間を十分に満たすと現像室3へ押し出され、現像スクリュー5によって現像室3を下流側に搬送されていく。現像装置1は、重力に逆らって現像剤を循環させているため、運転中の現像装置1の現像容器2内の現像剤の剤面は、T’のように傾きを持つ。しかし、現像装置1が停止すると、攪拌スクリュー6によって現像室3に押し上げられていた現像剤が攪拌室4内へ落下すると同時に、現像スクリュー5および攪拌スクリュー6によって跳ね上げられていた現像剤が跳ね上げられなくなる。このため、現像装置1が停止すると、現像室3および攪拌室4の現像剤の剤面T”は、図4に示すように、全体的に下がる。
図4に示すように、現像装置1が停止している状態から、画像形成ジョブを開始すると、2.5秒程度で図3に示す定常状態の剤面T’となり、剤面T’の状態を保ちながらトナー像が現像される。この時、現像剤補給装置35からキャリアを10%含む補給用現像剤が補給されると、剤面T’が少し上昇して、現像スクリュー5の下流部に設けられた現像剤排出口13から現像剤がオーバーフローする。現像剤排出口13をすり切り状態ではみ出した現像剤が現像容器2の外へ排出されることで、現像容器2内の現像剤量が適正量に規制される。
しかし、プリント枚数が少ない画像形成ジョブでは、現像スリーブ8、現像スクリュー5、及び攪拌スクリュー6の回転時間が短く、図4に示す剤面T”が図3に示す剤面T’に達しないまま、画像形成ジョブが終了することがある。この場合、現像剤補給装置35から補給用現像剤を補給していても現像剤排出口13から現像剤がオーバーフローすることはなく、結果的に、現像容器2内の現像剤が適正量を超えてしまう。
このため、プリント枚数が1枚のみの画像形成ジョブを何度も繰り返していると、現像剤排出口13から現像剤が全く排出されないまま、現像容器2内の現像剤が増え続ける。その結果、攪拌室4の下流側の空間が過剰な現像剤で埋まってしまい、現像スリーブ8から現像後の現像剤をうまく回収できなくなることがある。
<比較例>
図5は比較例の後回転モードの説明図である。図6は起動後の現像容器内の剤面の変化の説明図である。図5中、(a)は1枚プリントジョブ、(b)は2枚プリントジョブである。
図2に示すように、比較例における感光ドラム10の周速度は350mm/sec、通紙間隔は100mm/secである。現像スリーブ8、現像スクリュー5、及び攪拌スクリュー6は、ギア列で連結され、現像駆動モータ36によって一体に回転する。
図1を参照して図5の(a)に示すように、前回転動作の開始から作像動作を経て後回転動作の終了までをまとめて、1回の画像形成ジョブ(プリントジョブ)と定義する。また、露光装置22によって感光ドラム10に静電像が書き込まれ、現像スリーブ8に担持された現像剤によって静電像がトナー像に可視化されることを作像動作と定義する。
A4横送り画像を1枚プリントする場合、感光ドラム10に画像を作像するための準備動作として前回転動作が実施される。前回転動作では、感光ドラム10に続いて、現像スリーブ8、現像スクリュー5、及び攪拌スクリュー6の回転を立ち上げる。コロナ帯電器21及び現像スリーブ8に印加する電圧を立ち上げて安定させ、露光動作さえ始まれば感光ドラム10にトナー像を形成できる状態を作る前回転モードである。
前回転動作は、比較例では合計1[sec]であり、その内、現像スリーブ8が回転している時間は0.5[sec]である。現像スリーブ8の回転速度が安定しないと画像にムラが生じるので、準備動作として画像形成動作より0.5sec前に現像スリーブ8の駆動を開始している。
前回転動作後、作像動作が実行される。作像動作では、A4サイズ横送りの長さ分の0.6[sec]だけ露光がONされた後、OFFされる。作像動作中、現像スリーブ8、現像スクリュー5、及び攪拌スクリュー6は回転し続けて、感光ドラム10に形成された静電像を可視化し続ける。
作像動作の終了後、感光ドラム10及び現像装置1を停止するための後回転動作を実施する。後回転動作は、前回転動作で立ち上げた各種駆動系および高圧電源系を停止させる後回転モードである。感光ドラム10に不必要な電圧変化跡が形成されないように、感光ドラム10が最後に停止される。感光ドラム10に不必要なトナー像が現像されないように、感光ドラム10の帯電をOFFした位置が現像スリーブ8へ到達するまでに現像スリーブ8に印加する電圧をOFFする。
その結果、比較例におけるA4サイズ横送りの1枚プリントジョブでは、現像スリーブ8は1.1secしか回転しない。そして、現像スリーブ8が回転する期間を通じて、現像スクリュー5及び攪拌スクリュー6は回転し続け、現像スリーブ8に電圧が印加され続ける。
図1を参照して図5の(b)に示すように、2枚プリントジョブの場合、1枚プリントジョブの作像動作時間が2倍になり、紙間(画像間隔)の時間が追加される。その結果、A4サイズ横送りの2枚プリントジョブでも、現像スリーブ8は1.8secしか回転しない。
0.5[sec]+0.6[sec]+0.1[sec]+0.6[sec]=1.8[sec]
図6に示すように、現像装置1の起動後2.5[sec]まで、現像剤排出口13下の現像剤の剤面が上昇し続け、現像装置1の起動後2.5[sec]を越えると現像剤排出口13下の現像剤の剤面が定常状態の剤面T’で安定する。このため、1枚プリントジョブでも、2枚プリントジョブでも、現像剤排出口13下の現像剤の剤面が現像剤排出口13の高さに到達して補給された補給現像剤分の現像剤をオーバーフローさせる前に現像装置1が停止されてしまう。その結果、ジョブ開始前よりも現像容器2内の現像剤が増えてしまう。
一方、3枚プリントジョブであれば、同様な計算によって、現像装置1の駆動時間は2.4[sec]となるため、現像剤排出口13下の現像剤の剤面が現像剤排出口13の高さに到達してオーバーフローすると考えられる。したがって、比較例の後回転モードの場合、3枚プリントジョブ以上でないと、現像容器2内の現像剤の剤面は定常状態に届かず、ジョブ開始前よりも現像容器2内の現像剤が増えてしまう。現像装置1の駆動時間が2.5[sec]以内、2枚以下のプリントジョブが繰り返されると、現像剤排出口13からの現像剤排出がうまく行われず、現像容器2内の現像剤が予想以上に増えてしまう。
現像容器2内の現像剤が増えると現像駆動モータ36に過負荷を生じるため、現像装置1において、予めかなり余裕をもったモータを搭載する必要があり、現像装置1のサイズや製造コスト、さらには昇温などの問題が発生する。
そこで、特許文献1を参考にして、排出部(13)の位置に現像剤の剤面検知センサを設けて、剤面が排出部(13)の高さに達していることを確認した後に、現像装置(1)を停止させることが提案された。しかし、第一室(3)を搬送される現像剤の剤面は変動しているため、現像装置(1)の停止タイミングが前後に大きく変動して好ましくない。剤面検知センサを設けることも、第二スクリュー部材(6)の回転速度を可変にすることも、現像装置(1)のコストアップ要因、小型化阻害要因となって好ましくない。現像室3に現像剤の剤面センサを設けて現像剤排出口13を通じた過剰な現像剤の排出を制御しようとすると、剤面センサの配置スペース、設置コストの問題が発生する。
そこで、以下の実施例では、現像装置1の後回転動作に現像剤の調整プログラムを組み込むことで、余計な出力のモータや剤面検知センサを要することなく、現像容器2内の現像剤量が増えることを防止している。
<実施例1>
図7は実施例1の後回転モードのフローチャートである。実施例1では、上述した比較例1の構成及び制御において、現像装置1の駆動時間を、1枚プリントジョブでも後回転動作時間を利用して合計2.5[sec]以上確保することで、過剰な現像剤を確実にオーバーフローさせている。
図2に示すように、現像剤担持体の一例である現像スリーブ8は、トナーとキャリアを有する現像剤を担持して像担持体の一例である感光ドラム10の静電像を現像する。第二室の一例である攪拌室4は、両端部が第一室の一例である現像室3に連通して現像剤の循環経路を形成し、現像室3との間で高さ方向に現像剤を受け渡す。
第一スクリュー部材の一例である現像スクリュー5は、現像室3に配置されて現像剤を搬送しつつ現像スリーブ8に供給する。第二スクリュー部材の一例である攪拌スクリュー6は、攪拌室4に配置されて現像剤を搬送しつつ現像スリーブ8から回収された現像剤と混合する。補給部の一例である現像剤補給装置35は、画像形成で消費されたトナーを補給するためにトナーとキャリアを有する補給現像剤を現像剤の循環経路に補給する。排出部の一例である現像剤排出口13は、第一室の下流側の一例である現像室3の下流側で過剰な現像剤をオーバーフローさせる。
制御手段の一例である制御部110は、現像スリーブ8を用いた静電像の現像の終了後、後回転モードを実行して、現像スリーブ8、現像スクリュー5、及び攪拌スクリュー6を停止させる。制御部110は、現像スクリュー5の回転開始から静電像の現像の終了までの時間が所定時間に満たない場合には、当該時間が所定時間以上の場合よりも静電像の現像の終了から現像スクリュー5を停止させるまでの時間を長く制御する。
制御部110は、静電像の現像の終了時における現像装置内の現像剤の余剰量が多いほど、静電像の現像の終了から現像スクリュー5を停止させるまでの時間を長く制御する。現像スクリュー5の回転開始から静電像の現像の終了までの時間が短いほど、静電像の現像の終了から現像スクリュー5を停止させるまでの時間を長く制御する。
図2を参照して図7に示すように、制御部110は、画像情報処理部112が入力装置(PC、リーダー等)113から画像形成ジョブを受信すると画像形成ジョブの準備を開始する(S11)。制御部110は、駆動制御部111及び電源制御部114を通じて各種駆動モータや高圧電源回路をONして、前回転動作を開始する(S12)。
制御部110は、現像装置1の回転駆動がONされると同時に、現像駆動時間(現像装置1の回転駆動時間)をカウントし始める(S13)。制御部110は、駆動制御部111を通じて露光装置(22:図1)による露光を開始して作像動作を実施させる(S14)。
制御部110は、画像情報処理部112から全ての画像信号が送信し尽くされると駆動制御部111及び電源制御部114に作像動作終了信号を出力する(S15)。これにより、駆動制御部111及び電源制御部114は、感光ドラム10上の画像の後端部の現像動作が終わったタイミングで、後回転動作を開始する(S16)。
制御部110は、終了した画像形成ジョブにおける現像装置1の回転駆動が2.5[sec]以上か否かを判断する(S17)。
制御部110は、現像装置1の回転駆動が2.5[sec]以上の場合(S17のYes)、図5の(a)に実線で示すように、現像装置1の回転駆動を直ちに停止し、後回転動作を終了させてジョブ終了へ移行する(S19)。
制御部110は、現像装置1の回転駆動が2.5[sec]未満の場合(S17のNo)、図5の(b)に破線で示すように、後回転動作における現像装置1の回転駆動を継続する。現像装置1の回転駆動時間がカウントし始めてから合計で2.5[sec]に到達するまで回転駆動を維持してから後回転を終了させてジョブ終了へ移行する(S19)。これにより、本体動作が完全に停止してジョブ終了となる。
<実施例2>
図8は実施例2における現像装置の構成の説明図である。図9は実施例2の後回転モードのタイムチャートである。図10は現像スリーブを停止した後の剤面の変化の説明図である。図11は現像スクリュー及び攪拌スクリューの必要な追加駆動時間の説明図である。図12は実施例2の後回転モードのフローチャートである。
実施例2では、現像スリーブ8を駆動する現像駆動モータ36と独立させて、現像スクリュー5及び攪拌スクリュー6を駆動する攪拌駆動モータ37を設けた。それ以外の構成は、実施例1と同一であるため、図8中、実施例1と共通する構成には図2と共通の符号を付して重複する説明を省略する。
実施例1の後回転モードでは、現像装置1の回転駆動を行うことで現像剤排出口13を通じた過剰な現像剤は排出されるが、延長した回転駆動時間だけ現像剤の摩擦劣化が進行する。そこで、実施例2では、現像スリーブ8を停止させて現像スクリュー5及び攪拌スクリュー6を回転させることで、現像剤排出口13を通じた現像剤の排出速度を高めた。現像スリーブ8を停止させることで、層厚規制ブレード9の上流側で発生する現像剤の摩擦劣化を阻止した。
図2に示すように、現像スリーブ8、現像スクリュー5、及び攪拌スクリュー6が連動している場合、図5の(a)に示すように、現像スリーブ8、現像スクリュー5、及び攪拌スクリュー6の駆動と停止のタイミングは同時である。
図8に示すように、現像スリーブ8と、現像スクリュー5及び攪拌スクリュー6とを別駆動とした場合、図9に示すように、現像スリーブ8を停止した後に、現像スクリュー5及び攪拌スクリュー6を回転し続けることができる。
制御部110は、現像スクリュー5の回転開始から静電像の現像の終了までの時間が所定時間以上の場合には、現像スリーブ8の回転を停止させるまでに現像スクリュー5の回転を停止させる。しかし、現像スクリュー5の回転開始から静電像の現像の終了までの時間が所定時間に満たない場合には、現像スクリュー5を停止させる前に現像スリーブ8の回転を停止させる。現像スリーブ8の回転を停止させた状態で現像スクリュー5の回転を継続させて現像剤排出口13から現像剤をオーバーフローさせる。
図9に示すように、制御部110は、現像スクリュー5及び攪拌スクリュー6を、現像スリーブ8よりも若干遅く停止することで、現像剤の循環バランスを意図的に崩して、実施例1よりも短時間で現像剤の剤面を定常状態にする。
攪拌スクリュー6によって攪拌室4から現像室3への汲み上げられた現像剤は、現像スクリュー5によって現像剤排出口13へ向かって現像室3を搬送される過程で、現像スリーブ8によって現像室3から攪拌室4へバイパスされて流量が減少する。このため、後回転動作において、現像スリーブ8の回転駆動を先に停止させると、現像スリーブ8によるバイパス移動がなくなる分、現像スリーブ8を回転駆動している場合よりも現像室3の剤面が急速に上昇する。
図10に示すように、現像スリーブ8を先行して停止させる実施例2では、破線で示すように、実線で示す実施例1よりも現像剤の剤面の上昇速度が速くなる。現像スリーブ8を停止させるタイミングが早いほど、現像剤排出口13を通じた過剰な現像剤の排出が始まる剤面T’に到達するタイミングが早くなって、過剰な現像剤を排出し終わるまでに現像容器2内で現像剤を攪拌する時間を短縮できる。
実施例1では、現像剤排出口13を通じた現像剤の排出が始まる剤面T’に到達するまでに2.5[sec]を必要とする。しかし、実施例2において、0.5[sec]で現像スリーブ8を停止させた場合、合計わずか1.3[sec]で、現像剤が剤面T’に到達して、現像剤排出口13を通じて排出される。
ところで、現像スリーブ8の回転を停止させて現像スクリュー5及び攪拌スクリュー6を回転させ続けると、現像剤の剤面が急速に上昇して、現像剤排出口13を通じて現像剤がどんどん排出され、現像容器2内の適正な現像剤量を割り込んでしまう。そのため、現像スクリュー5及び攪拌スクリュー6を停止させるタイミングの管理を正確に行って、現像剤排出口13から過剰に現像剤が排出されないようにする必要がある。
図11に示すように、現像スクリュー5及び攪拌スクリュー6を停止させるタイミングは、図10における現像スリーブ8のそれぞれの停止時刻から現像剤の剤面が剤面T’に達するまでの各時間である。横軸は、1回の画像形成ジョブで現像が終了するまでの現像装置1の回転駆動時間である。1回の画像形成ジョブで現像装置1が起動してから現像スリーブ8が停止するまでの時間xが2.5秒に達していると、実施例1で説明したように、現像スクリュー5及び攪拌スクリュー6をその後に回転させ続ける必要は無い。図11のグラフから次の式(1)の近似式を出すことで、現像装置1が起動してから現像スリーブ8が停止するまでの時間xに基づいて、現像スクリュー5及び攪拌スクリュー6を駆動させる時間yを正確に導き出せる。
y=−0.37x+0.925 ・・・(1)
図8を参照して図12に示すように、制御部110は、画像情報処理部112が入力装置113から画像形成ジョブを受信すると画像形成ジョブの準備を開始する(S21)。制御部110は、駆動制御部111及び電源制御部114を通じて各種駆動モータや高圧電源回路をONして、前回転動作を開始する(S22)。
制御部110は、現像装置1の回転駆動がONされると同時に、回転駆動時間をカウントし始める(S23)。制御部110は、前回転動作に続いて、露光を開始して作像動作を実施させる(S24)。
制御部110は、最後の画像の露光終了のタイミングで作像動作終了信号を出力して(S25)、後回転動作を開始させる(S26)。
制御部110は、現像装置1の回転駆動が2.5[sec]以上の場合(S27のYes)、通常どおりに後回転動作を終了させてジョブ終了へ移行する(S31)。
制御部110は、現像装置1の回転駆動が2.5[sec]未満の場合(S27のNo)、現像スリーブ8の回転を停止させる(S28)。
制御部110は、現像スリーブ8の停止から上記(1)式により求めた時間yが経過するまで現像スクリュー5及び攪拌スクリュー6の回転を継続させる(S29)。
制御部110は、現像スクリュー5及び攪拌スクリュー6の回転を停止して(S30)、ジョブ終了に移行する(S31)。
<実施例3>
図13は実施例3の後回転モードのフローチャートである。実施例1では、画像形成ジョブの1回ごとに現像装置の回転駆動時間を評価して後回転動作時に過剰な現像剤を排出していた。この場合、1枚プリントジョブがわずかな停止時間を挟んで多数回連続すると、後回転動作時間が長いことが目立ってしまい、感覚的な生産性が低下する。
そこで、実施例3では、図2に示す実施例1の構成において、画像形成ジョブの1回ごとに後回転動作を延長するのではなく、現像装置の回転駆動時間が不十分な画像形成ジョブが所定回数行われた場合に、1回にまとめて後回転動作を延長する。現像駆動時間2.5未満回数Cのカウンタを設けて、現像装置1の回転駆動時間が2.5秒未満の画像形成ジョブの連続回数をカウントし、連続回数が10回に達すると1回、現像装置の回転駆動時間が2.5秒に達するまで後回転動作を延長する。
図2に示すように、制御手段の一例である制御部110は、現像スリーブ8を用いた静電像の現像の終了後、後回転モードを実行して現像スクリュー5及び攪拌スクリュー6を停止させる。現像スクリュー5の回転開始から静電像の現像の終了までの時間が所定時間に満たない画像形成が所定回数連続した場合に、当該時間が前記所定時間以上の場合よりも静電像の現像の終了から現像スクリュー5を停止させるまでの時間を長く制御する。
図2を参照して図13に示すように、制御部110は、画像情報処理部112が入力装置113から画像形成ジョブを受信すると、画像形成ジョブの準備を開始する(S41)。制御部110は、駆動制御部111及び電源制御部114を通じて各種駆動モータや高圧電源回路をONして、前回転動作を開始する(S42)。
制御部110は、現像装置1の回転駆動がONされると同時に、回転駆動時間をカウントし始める(S43)。制御部110は、前回転動作に続いて、露光を開始して作像動作を実施させる(S44)。制御部110は、最後の画像の露光終了のタイミングで作像動作終了信号を出力して(S45)、後回転動作を開始させる(S46)。
制御部110は、現像装置1の回転駆動が2.5[sec]以上の場合(S47のYes)、通常どおりに後回転動作を終了させ、現像駆動時間2.5未満回数Cのカウンタをリセットして(S51)、ジョブ終了へ移行する(S52)。
制御部110は、現像装置1の回転駆動が2.5[sec]未満の場合(S47のNo)、現像駆動時間2.5未満回数Cのカウンタを1つカウントアップする(S48)。
制御部110は、現像駆動時間2.5未満回数Cが累積して10に達すると(S49のYes)、図5の(a)に破線で示すように、後回転動作において現像装置1の回転駆動を延長する。前回転動作の開始からの現像装置1の回転駆動時間が2.5[sec]に達するまで、現像装置1の回転駆動を継続した後に、現像装置1の回転駆動を停止して(S50)、カウンタをリセットして(S51)、ジョブ終了へ移行する(S52)。
制御部110は、現像駆動時間2.5未満回数Cが10未満であれば(S49のNo)、図5の(a)に実線で示すように、現像装置1の回転駆動を停止してジョブ終了へ移行する(S52)。
実施例3の後回転モードでは、現像装置1の回転駆動時間が不十分な画像形成ジョブが連続して10回続いた時のみ、後回転動作で、図3に示すように、現像剤の循環を定常状態に戻して、過剰な現像剤を現像剤排出口13から排出する。このため、10回に達するまでは、後回転動作が延長されることはなく、後回転動作時間が長いことが目立たないで済む。
また、現像装置1の回転駆動時間が不十分な画像形成ジョブが10回に達するまでに、1回でも現像装置1の回転駆動時間が十分な画像形成ジョブが入ると、その時点で、現像装置1内の過剰な現像剤が現像剤排出口13から排出されて解消する。このため、10回のカウントがリセットされ、後回転動作で現像装置1の回転駆動を継続させるべき回数はさらに少なくて済む。
ただし、静電像の現像の終了から現像スクリュー5を停止させるまでの時間は、現像スクリュー5の回転開始から静電像の現像の終了までの時間を所定時間から差し引いた時間よりも長いほうが望ましい。現像剤が現像剤排出口13から排出される速度には限界があるため、過剰な現像剤が多い場合には、現像装置1の回転駆動時間を2.5[sec]とするだけでは過剰な現像剤を解消できない場合がある。例えば、現像駆動時間2.5未満回数Cのしきい値が20回の場合、現像剤排出口13から排出すべき合計の現像剤量が多くなるため、現像装置1の回転駆動時間を2.9[sec]に延長することが望ましい。
実施例3では、現像装置1の回転駆動時間を延長しても、図3に示す定常状態に達して過剰な現像剤が排出された後は現像剤排出口13から排出される現像剤が無くなるため、現像容器2内の現像剤量が適正量を割り込むことはない。このため、現像装置1の回転駆動時間を2.9[sec]の固定値とすることができる。
しかし、実施例2の後回転モードに倣って現像スリーブ8を先行して停止させる制御とした場合、現像室3の現像剤の剤面が現像剤排出口13に達した後も現像剤排出口13を通じて現像剤がどんどん排出される。このため、現像剤の過剰量を適正に見積もって現像装置1の回転駆動時間を可変に設定することが望ましい。
<実施例4>
実施例1、2、3では、1回の画像形成ジョブにおける現像装置1の回転駆動が、現像剤の剤面が図4のT”から図3のT’に至るために必要な時間よりも短い場合に、現像装置1の後回転時間を通常の後回転時間よりも長くする。しかし、現像剤の剤面が図4のT”から図3のT’に至るために必要な時間は、現像剤の流動性によって変化するため、実施例1のような固定の2.5[sec]では足りない場合がある。
そこで、実施例4では、図7のフローチャートにおける2.5[sec]を現像剤の流動性に関するパラメータに応じて調整する。“所定時間”を、現像剤の累積使用時間の増加、現像剤の循環経路の温度の上昇、又は現像剤の循環経路の絶対湿度の上昇に伴って長く設定する。現像剤の流動性が低くて現像剤排出口13からの排出性が悪い状態であれば、2.5[sec]を3.0[sec]や4.0[sec]へと適宜延ばす。
実施例4では、現像剤の流動性を評価するパラメータとして、現像剤の長期使用時、現像装置1の周囲の昇温、高湿度化を判断する。現像剤の累積使用時間が長くなるほど、現像装置1の周囲温度が高いほど、現像装置1の周囲湿度が高いほど現像装置1の後回転時間を長く設定して実施例1の制御を行う。
<実施例5>
実施例1、2、3では、現像装置1の回転駆動時間を測定するにあたり、タイマーを使用して直接時間を測定したが、実施例5では、プリントする用紙サイズとジョブ枚数から現像装置1の回転駆動時間を推定する。実施例5では、用紙サイズが無くても、用紙サイズが限られているような画像形成装置の場合、プリントジョブの枚数からだけでも現像装置1の回転駆動時間を算出して、2.5[sec]と比較することができる。
実施例5では、1回の画像形成ジョブの前回転動作の開始から現像工程終了までに現像スクリュー5が駆動される駆動時間に関する情報を取得して、現像装置1の回転駆動時間を推定する。画像形成枚数を検知する枚数カウンタ、現像スリーブ8の回転数、現像スクリュー5の回転数カウンタ等を用いて、現像装置1の回転駆動時間を算出する。
1 現像装置、3 現像室、4 攪拌室、5 現像スクリュー、6 攪拌スクリュー
7 隔壁、8 現像スリーブ、10 感光ドラム、11、12 開口部
13 現像剤排出口、21 コロナ帯電器、22 露光装置、23 一次転写ブレード
35 現像剤補給装置、36 現像駆動モータ、37 攪拌駆動モータ
110 制御部、112 画像情報処理部、113 外部端末

Claims (7)

  1. 静電像が形成される像担持体と、
    トナーとキャリアを有する現像剤を担持して前記像担持体の静電像を現像する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体に沿った第一室と、
    両端部が前記第一室に連通して現像剤の循環経路を形成し、前記第一室との間で高さ方向に現像剤を受け渡す第二室と、
    前記第一室に配置されて現像剤を搬送しつつ前記現像剤担持体に供給する第一スクリュー部材と、
    前記第二室に配置されて現像剤を搬送しつつ前記現像剤担持体から回収された現像剤と混合する第二スクリュー部材と、
    画像形成で消費されたトナーを補給するためにトナーとキャリアを有する補給現像剤を前記循環経路に補給する補給部と、
    前記第一室の下流側で前記循環経路の過剰な現像剤をオーバーフローさせる排出部と、
    前記第一スクリュー部材の回転開始から前記現像剤担持体を用いた静電像の現像の終了までの時間が所定時間に満たない場合には、当該時間が前記所定時間以上の場合よりも前記現像剤担持体を用いた静電像の現像の終了から前記第一スクリュー部材を停止させるまでの時間を長くした後回転モードを実行する制御手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 静電像が形成される像担持体と、
    トナーとキャリアを有する現像剤を担持して前記像担持体の静電像を現像する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体に沿った第一室と、
    両端部が前記第一室に連通して現像剤の循環経路を形成し、前記第一室との間で高さ方向に現像剤を受け渡す第二室と、
    前記第一室に配置されて現像剤を搬送しつつ前記現像剤担持体に供給する第一スクリュー部材と、
    前記第二室に配置されて現像剤を搬送しつつ前記現像剤担持体から回収された現像剤と混合する第二スクリュー部材と、
    画像形成で消費されたトナーを補給するためにトナーとキャリアを有する補給現像剤を前記循環経路に補給する補給部と、
    前記第一室の下流側で前記循環経路の過剰な現像剤をオーバーフローさせる排出部と、
    前記第一スクリュー部材の回転開始から前記現像剤担持体を用いた静電像の現像の終了までの時間が所定時間に満たない画像形成が所定回数連続した場合に、当該時間が前記所定時間以上の画像形成の場合よりも前記現像剤担持体を用いた静電像の現像の終了から前記第一スクリュー部材を停止させるまでの時間を長くした後回転モードを実行する制御手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記後回転モードでは、前記第一スクリュー部材を停止させる前に前記現像剤担持体の回転を停止させることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記後回転モードでは、前記第一スクリュー部材の回転開始から前記現像剤担持体を用いた静電像の現像の終了までの時間を前記所定時間から差し引いた時間よりも、前記現像剤担持体を用いた静電像の現像の終了から前記第一スクリュー部材を停止させるまでの時間のほうが長いことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 静電像が形成される像担持体と、
    トナーとキャリアを有する現像剤を担持して前記像担持体の静電像を現像する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体に沿った第一室と、
    両端部が前記第一室に連通して現像剤の循環経路を形成し、前記第一室との間で高さ方向に現像剤を受け渡す第二室と、
    前記第一室に配置されて現像剤を搬送しつつ前記現像剤担持体に供給する第一スクリュー部材と、
    前記第二室に配置されて現像剤を搬送しつつ前記現像剤担持体から回収された現像剤と混合する第二スクリュー部材と、
    画像形成で消費されたトナーを補給するためにトナーとキャリアを有する補給現像剤を前記循環経路に補給する補給部と、
    前記第一室の下流側で前記循環経路の過剰な現像剤をオーバーフローさせる排出部と、
    前記第一スクリュー部材の回転開始から前記現像剤担持体を用いた静電像の現像の終了までの時間が所定時間以上の場合には、前記現像剤担持体の回転を停止させるまでに前記第一スクリュー部材の回転を停止させる後回転モードを実行する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記第一スクリュー部材の回転開始から前記現像剤担持体を用いた静電像の現像の終了までの時間が所定時間に満たない場合には、前記現像剤担持体の回転を停止した状態で前記第一スクリュー部材を回転させた後に前記第一スクリュー部材の回転を停止させることを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記所定時間は、現像剤の累積使用時間の増加、前記循環経路の温度の上昇、又は前記循環経路の絶対湿度の上昇に伴って長く設定されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記後回転モードでは、前記第一スクリュー部材の回転開始から前記現像剤担持体を用いた静電像の現像の終了までの時間が短いほど、前記現像剤担持体を用いた静電像の現像の終了から前記第一スクリュー部材を停止させるまでの時間を長く制御することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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