JP5269379B2 - 現像装置およびそれを備える画像形成装置、ならびにトナーの補給方法 - Google Patents
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Description
現像剤を収容し、トナー補給口が形成される現像槽と、
現像槽に潜像担持体を臨んで回転自在に設けられ、潜像担持体に現像剤を供給する現像ローラと、
現像槽に回転自在に設けられ、現像剤を攪拌混合して現像ローラに供給する第1の攪拌搬送部材および第2の攪拌搬送部材と、
第1の攪拌搬送部材と第2の攪拌搬送部材との間に設けられ、現像剤を搬送するための循環路を形成する仕切り部材であって、長手方向の長さが現像槽の長手方向の長さよりも小さく、かつ短手方向の長さが現像槽の深さと同じ大きさになるように構成される仕切り部材と、
現像槽の底面に設けられ、現像剤におけるトナー濃度を検出する透磁率センサとを備え、
第1の攪拌搬送部材は、第2の攪拌搬送部材よりも現像ローラに近い側に設けられ、透磁率センサは、第1の攪拌搬送部材側であって第1の攪拌搬送部材の搬送方向下流側の端部に設けられ、トナー補給口は、第2の攪拌搬送部材側であって透磁率センサの近傍に設けられ、トナー補給口の近傍であって、第1の攪拌搬送部材と第2の攪拌搬送部材との間の仕切り部材が存在しない部分に、ポリフェニレンエーテル樹脂で構成される板状部材である補給トナーせき止め手段が設けられ、
第1の攪拌搬送部材および第2の攪拌搬送部材は、互いに逆方向にそれぞれ同期して回転するように構成され、
仕切り部材を隔てて第1の攪拌搬送部材がある側を第1循環路Aとし、第2の攪拌搬送部材がある側を第2循環路Bとしたときに、第1循環路Aと第2循環路Bとは、仕切り部材によってその長手方向両端部分が互いに連通するようにして隔てられ、
トナーは、トナー補給口の位置aから、第2循環路B内の第2の攪拌搬送部材の上流側bを経由して下流側cまで搬送されて現像剤と混合され、その後、第1循環路A内の第1の攪拌搬送部材の上流側dから下流側eまで搬送された後、b,c,d,eの順に繰り返し循環するように搬送されることを特徴とする現像装置である。
トナー補給口は、第2の攪拌搬送部材の第1の攪拌搬送部材の一端部よりも突き出した一端部の上方に設けられることを特徴とする。
また本発明は、少なくともトナーおよびキャリアを含んで構成される現像剤を循環搬送して、画像形成装置に備わる潜像担持体表面に形成される静電潜像を現像する現像装置に対してトナーを補給するトナーの補給方法であって、
前記現像装置を用い、現像直後の現像剤におけるトナー濃度を検出して、検出結果に基づいて、トナー濃度を検出した検出位置の近傍にトナーを補給することを特徴とするトナーの補給方法である。
また、仕切り部材は、長手方向の長さが現像槽の長手方向の長さよりも小さく、かつ短手方向の長さが現像槽の深さと同じ大きさになるように構成されることが好ましい。これにより、現像剤を搬送するための循環路を形成しつつ、補給されたトナーとの混合が不充分でトナー濃度の不均一な現像剤が、現像ローラ側に移動することを防ぐことができる。したがって、トナー濃度が不均一になることにより生じる現像ムラの発生を抑えることができる。
また、トナー補給口の近傍であって、第1の攪拌搬送部材と第2の攪拌搬送部材との間の仕切り部材が存在しない部分には、ポリフェニレンエーテル樹脂で構成される板状部材である補給トナーせき止め手段が設けられることが好ましい。これにより、補給されたトナーが、第1の攪拌搬送部材側に逆流するのを防ぐことができるため、透磁率センサは、補給されるトナーの影響を受けることなくトナー濃度を検出することができ、より高い精度でトナー濃度を検出することができる。
図1は、現像装置1の構成を簡略化して示す断面図であり、図2は、現像装置1の斜視図であり、図3は、現像装置1の上面図である。
図6は、現像装置1を備える画像形成装置100の構成の一例を示す概略図である。以下、画像形成装置100が備える現像装置について、現像装置1を代表例として示すが、現像装置2を、現像装置1に代えて使用することもできる。
原稿台は、その上面が原稿台に対して開閉可能な状態で支持され、原稿が載置される原稿載置面が設けられる。原稿台への原稿の載置は、ユーザーによって手動で行われるものであってもよく、図示しない自動原稿送り装置によって行われてもよい。
(試験例1)
試験例1では、トナー濃度センサ16の配置位置の、トナー濃度センサ16のトナー濃度の変動の検出時間に対する影響について検討した。
トナー濃度センサ16が第1循環路A内の第1攪拌搬送スクリュー13の下流側e付近に設けられた現像装置1を使用した。
トナー濃度センサ16の位置を、第2循環路B内の第2攪拌搬送スクリュー14の下流側c付近に設けた以外は、実施例1と同様の現像装置を使用した。
試験例2では、参考例1で用いた現像装置1において、図4に示すように、第2循環路B内の第2攪拌搬送スクリュー14の上流側b付近に新たなトナー濃度センサ36を設け、2つのトナー濃度センサ16,36を用いてトナー補給によるトナー濃度の変動に対する影響について検討した。検討結果を図8および図9に示す。
11 現像槽
12 現像ローラ
13 第1攪拌搬送スクリュー
14 第2攪拌搬送スクリュー
15 仕切り板
16 トナー濃度センサ
17 トナーホッパ
18 層厚規制部材
19,20 駆動歯車
21 補給トナーせき止め部材
100 画像形成装置
110 画像読取部
120 画像形成部
121 感光体ドラム
122 光学ユニット
123 転写ベルト
124 2次転写ユニット
130 給紙デスク部
131 給紙カセット
132 ピックアップローラ
140 定着装置
Claims (6)
- 少なくともトナーおよびキャリアを含んで構成される現像剤を用いて、画像形成装置に備わる潜像担持体表面に形成される静電潜像を現像する現像装置であって、
現像剤を収容し、トナー補給口が形成される現像槽と、
現像槽に潜像担持体を臨んで回転自在に設けられ、潜像担持体に現像剤を供給する現像ローラと、
現像槽に回転自在に設けられ、現像剤を攪拌混合して現像ローラに供給する第1の攪拌搬送部材および第2の攪拌搬送部材と、
第1の攪拌搬送部材と第2の攪拌搬送部材との間に設けられ、現像剤を搬送するための循環路を形成する仕切り部材であって、長手方向の長さが現像槽の長手方向の長さよりも小さく、かつ短手方向の長さが現像槽の深さと同じ大きさになるように構成される仕切り部材と、
現像槽の底面に設けられ、現像剤におけるトナー濃度を検出する透磁率センサとを備え、
第1の攪拌搬送部材は、第2の攪拌搬送部材よりも現像ローラに近い側に設けられ、透磁率センサは、第1の攪拌搬送部材側であって第1の攪拌搬送部材の搬送方向下流側の端部に設けられ、トナー補給口は、第2の攪拌搬送部材側であって透磁率センサの近傍に設けられ、トナー補給口の近傍であって、第1の攪拌搬送部材と第2の攪拌搬送部材との間の仕切り部材が存在しない部分に、ポリフェニレンエーテル樹脂で構成される板状部材である補給トナーせき止め手段が設けられ、
第1の攪拌搬送部材および第2の攪拌搬送部材は、互いに逆方向にそれぞれ同期して回転するように構成され、
仕切り部材を隔てて第1の攪拌搬送部材がある側を第1循環路Aとし、第2の攪拌搬送部材がある側を第2循環路Bとしたときに、第1循環路Aと第2循環路Bとは、仕切り部材によってその長手方向両端部分が互いに連通するようにして隔てられ、
トナーは、トナー補給口の位置aから、第2循環路B内の第2の攪拌搬送部材の上流側bを経由して下流側cまで搬送されて現像剤と混合され、その後、第1循環路A内の第1の攪拌搬送部材の上流側dから下流側eまで搬送された後、b,c,d,eの順に繰り返し循環するように搬送されることを特徴とする現像装置。 - 第1の攪拌搬送部材および第2の攪拌搬送部材の長手方向の長さは、現像ローラの長手方向の長さよりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
- トナー補給口は、仕切り部材によって形成される循環路外に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の現像装置。
- 第2の攪拌搬送部材は、その長手方向の長さが第1の攪拌搬送部材の長手方向の長さよりも大きくなるように構成され、かつその一端部が第1の攪拌搬送部材の一端部よりも突き出すように設けられ、
トナー補給口は、第2の攪拌搬送部材の第1の攪拌搬送部材の一端部よりも突き出した一端部の上方に設けられることを特徴とする請求項3に記載の現像装置。 - 請求項1〜4のいずれか1つに記載の現像装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
- 少なくともトナーおよびキャリアを含んで構成される現像剤を循環搬送して、画像形成装置に備わる潜像担持体表面に形成される静電潜像を現像する現像装置に対してトナーを補給するトナーの補給方法であって、
請求項1〜4のいずれか1つに記載の現像装置を用い、現像直後の現像剤におけるトナー濃度を検出して、検出結果に基づいて、トナー濃度を検出した検出位置の近傍にトナーを補給することを特徴とするトナーの補給方法。
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