JP5899896B2 - 冷却用有機熱媒体の精製方法 - Google Patents
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Description
また、加熱用熱媒体や冷却用熱媒体には、通常、防食材、酸化防止剤、消泡剤等の種々の添加剤が配合されている。
これら熱媒体は、自動車のエンジンや、工業・食品関係のプラント、スケートリンクなどの娯楽施設、冷暖房などに広く使用されている。
通常、熱媒体に不純物が混入した場合は熱媒体自体を新品な熱媒体と交換するが、化学プラントなどでは大型の装置を使用する場合が多く、そのような場合には熱媒体の使用量も多いため、新品な熱媒体と交換するのはコストがかかる。
熱媒体の再生方法としては、例えば熱媒体を蒸留する方法、熱媒体をフィルターにより濾過する方法、熱媒体に金属イオン反応剤を添加して金属イオンを不溶解物質とした後、濾過する方法などが知られている。
しかし、熱媒体を蒸留する方法は、コストがかかりやすかった。一方、熱媒体を直接濾過する方法や、金属イオンを不溶解物質とした後で濾過する方法は、不純物や不溶解物質の粒径が細かいため、濾過では十分に除去できないなどの問題があった。不純物や不溶解物質が十分に除去されていない状態で熱媒体を再利用すると金属材料の二次腐食を招く恐れがあるため、再利用には不向きである。
ここで、前記2価の金属塩が、カルシウム塩またはマグネシウム塩であることが好ましい。
また、前記冷却用有機熱媒体が、水とアルコールとを含むことが好ましい。
さらに、前記高分子凝集剤が、アニオン系高分子凝集剤であることが好ましい。
また、粗大フロックを分離する前の冷却用有機熱媒体のpHが8〜13であることが好ましい。
本発明の冷却用有機熱媒体の精製方法は、冷却用有機熱媒体に無機凝結剤と2価の金属塩を添加する凝結工程と、該凝結工程の後に高分子凝集剤をさらに添加する凝集工程と、凝結工程により形成された粗大フロックを分離する分離工程とを有する。
精製の対象となる冷却用有機熱媒体(以下、単に「熱媒体」という。)は、例えば自動車のエンジンや、工業・食品関係のプラント、スケートリンクなどの娯楽施設、冷暖房などの冷却システムに用いられた、使用済みの熱媒体であり、不純物を含んでいる。
熱媒体としては、グリコール等の有機物と水との混合液を主成分とした有機熱媒体などが挙げられる。中でも、本発明はグリコール等のアルコールと水とを含む有機熱媒体を精製する場合に特に好適である。
熱媒体中では、金属成分の大部分はコロイド状に分散して存在しているが、金属成分が多く残ったままの状態で熱媒体を再利用すると、装置の二次腐食の原因となる。そのため、使用済みの熱媒体を再利用するには、金属成分を十分に除去する必要がある。
しかし、本発明であれば、後述する凝結工程と凝集工程と分離工程とを有するので、短時間で金属成分などの不純物を十分に除去でき、簡便に熱媒体を精製できる。
以下、各工程について具体的に説明する。
凝結工程は、熱媒体に無機凝結剤と2価の金属塩を添加する工程である。無機凝結剤の作用により熱媒体中でコロイド状に分散している金属成分を凝結させ小さな集合体(凝結体)を形成させるとともに、2価の金属塩の作用により形成された凝結体や無機凝結剤を沈殿させやすくする。
なお、ポリ硫酸第二鉄や塩化第二鉄を用いても凝結体は形成できるが、これらを熱媒体に過剰に添加した場合、鉄塩が残留したり、熱媒体が着色したりする場合がある。
無機凝結剤は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
2価の金属塩は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
2価の金属塩は、そのまま熱媒体に添加してもよいが、水溶液または水懸濁液の状態で添加するのが好ましい。
また、無機凝結剤および2価の金属塩の添加順序は特に限定されず、無機凝結剤を添加した後に2価の金属塩を添加してもよいし、2価の金属塩を添加した後に無機凝結剤を添加してもよいし、これらを同時に添加してもよい。
なお、無機凝結剤および2価の金属塩を添加した時点での熱媒体は、凝結体が形成されることで濁りを生じている。
凝集工程は、凝結工程の後で熱媒体に高分子凝集剤を添加する工程である。高分子凝集剤の作用により凝結工程で形成された凝結体を粗大化させて大きな集合体(粗大フロック)を形成させる。
高分子凝集剤は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
高分子凝集剤は、そのまま熱媒体に添加してもよいが、水溶液の状態で添加するのが好ましい。
また、攪拌時間は1〜1000秒が好ましい。
上述したように、熱媒体中の金属成分の大部分はコロイド状に分散して存在しているが、一部は金属イオンとして熱媒体中に溶解しているものもある。熱媒体のpHが8〜13であれば、熱媒体中に溶解していた金属イオン(特に鉄イオン)がコロイド状に析出しやすくなる。このことは、例えば精製前の使用済み熱媒体をpH8〜13に調整した後、目開き0.2μmのフィルターで濾過すると、濾液(濾過後の熱媒体)中の金属成分濃度が減少することから確認できる。
従って、熱媒体のpHが8〜13であれば、熱媒体中に溶解していた金属イオンがコロイド状に析出するので、熱媒体中の金属成分濃度をより減少させることができる。熱媒体のpHは8.5〜12であることがより好ましい。
2価の金属塩を熱媒体に添加してもpHが8〜13にならない場合は、pH調整剤を熱媒体に添加してpHが8〜13に調整することが好ましい(pH調整工程)。pH調整工程は、凝結工程と凝集工程との間でもよいし、凝集工程と分離工程との間でもよいが、凝結工程と凝集工程との間が好ましい。
pH調整剤としては、例えば水酸化ナトリウムなどが挙げられる。
分離工程は、凝集工程にて形成された粗大フロックを熱媒体から分離する工程であり、熱媒体中の金属成分などの不純物は粗大フロックとして分離される。
分離の方法としては、沈降分離、浮上分離、濾過などの方法を適宜選択して用いることができる。
以上説明した本発明の熱媒体の精製方法によれば、凝集工程の前に凝結工程を行って熱媒体中の金属成分などの不純物を凝結させておくので、凝集工程において大きなフロックを形成できる。従って、分離工程にて熱媒体から粗大フロックを容易に分離できる。また、例えば分離工程において熱媒体を濾過する場合でも、粗大フロックが形成されているので短時間で濾過できる。
また、ジチオカルバミン酸塩類、チオ尿素類、チアゾール類などの金属イオン反応剤を用いる必要がないので、悪臭などの問題もない。さらに、熱媒体を蒸留により精製する場合に比べてコストを削減できる。
従って、本発明であれば、熱媒体を簡便かつ低コストで十分に精製できる。
化学プラントで、冷却用熱媒体として長期間使用したエチレングリコール25質量%水容液を使用済み熱媒体とした。
使用済み熱媒体について、吸光光度計(Hach社製、「DR2400型」)を用いて鉄濃度を測定したところ、24mg/Lであった。
ついで、2価の金属塩として水酸化カルシウムの水懸濁液を、使用済み熱媒体1Lに対する添加量が固形分換算で750mg/Lとなるように添加し、さらに30秒攪拌した。攪拌後の使用済み熱媒体のpHを測定した。結果を表1に示す。
ついで、高分子凝集剤としてアクリルアミド−アクリル酸ナトリウム共重合体(モル比(アクリルアミド:アクリル酸ナトリウム)=78:22、平均分子量1600万)の0.1質量%水溶液を、使用済み熱媒体1Lに対する添加量が固形分換算で2mg/Lとなるように添加し、さらに30秒攪拌し、使用済み熱媒体の精製を行った。
形成された粗大フロックの大きさ(フロック径)を、定規を用いて計測した。また、上澄み液を採取し、吸光光度計(Hach社製、「DR2400型」)を用いて上澄み液中の鉄濃度を測定した。これらの結果を表1に示す。
無機凝結剤の種類、2価の金属塩の種類および添加量、高分子凝集剤の種類を表1に示すように変更した以外は、実施例1と同様にして使用済み熱媒体の精製を行い、pHおよび上澄み液中の鉄濃度を測定し、粗大フロックの大きさを計測した。これらの結果を表1に示す。
なお、実施例2においては、使用済み熱媒体に水酸化カルシウムの水懸濁液を添加して攪拌した後の使用済み熱媒体のpHが10になるように、水酸化ナトリウム水溶液を用いて調整した。
2価の金属塩の代わりに塩化カリウムを用い、その添加量を固形分換算で1000mg/Lに変更した以外は、実施例1と同様にして使用済み熱媒体の精製を行い、pHを測定した。結果を表1に示す。
無機凝結剤を用いなかった以外は、実施例1と同様にして使用済み熱媒体の精製を行い、pHを測定した。結果を表1に示す。
高分子凝集剤を用いなかった以外は、実施例1と同様にして使用済み熱媒体の精製を行い、pHを測定した。結果を表1に示す。
・Al2(SO4)3:硫酸アルミニウム
・PAC:ポリ塩化アルミニウム
・FeCl3:塩化第二鉄
・Ca(OH2):水酸化カルシウム
・CaCl2:塩化カルシウム
・MgCl2:塩化マグネシウム
・KCl:塩化カリウム
・凝集剤1:アクリルアミド−アクリル酸ナトリウム共重合体(アニオン系高分子凝集剤)、モル比(アクリルアミド:アクリル酸ナトリウム)=78:22、平均分子量1600万
・凝集剤2:アクリルアミド−アクリル酸ナトリウム共重合体(アニオン系高分子凝集剤)、モル比(アクリルアミド:アクリル酸ナトリウム)=88:12、平均分子量1600万
これらの結果より、本発明であれば、使用済み熱媒体から鉄成分を十分に除去できることが示された。
高分子凝集剤を用いなかった比較例3の場合、使用済み熱媒体に濁りが生じた程度であり、凝結体は生成したと考えられるが、その大きさを測定することはできなかった。また、上澄み液を採取することができなかった。
Claims (2)
- 冷却用有機熱媒体に無機凝結剤と2価の金属塩を添加した後に、高分子凝集剤を添加し、形成された粗大フロックを分離する冷却用有機熱媒体の精製方法であって、
前記冷却用有機熱媒体が、水とアルコールとを含み、
前記2価の金属塩が、塩化カルシウム、水酸化カルシウム、硫酸カルシウム、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウムからなる群より選ばれる1種以上であり、
高分子凝集剤を添加する前の冷却用有機熱媒体のpHが8〜13であることを特徴とする冷却用有機熱媒体の精製方法。 - 前記高分子凝集剤が、アニオン系高分子凝集剤であることを特徴とする請求項1に記載の冷却用有機熱媒体の精製方法。
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