JP5892861B2 - 古紙再生処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は古紙再生処理装置に関し、特に搬送ベルトに付着した異物を除去する技術に係るものである。
従来、この種の技術には、例えば特許文献1に記載するものがある。この古紙再生処理装置では、平滑面無端ベルトにおける加熱乾燥部の下流側に剥離部材を設けており、剥離部材の基端部を固定側で支持するとともに、その先端エッジを平滑面無端ベルトの表面に当接させている。そして、平滑面無端ベルト上で乾燥処理された乾紙を剥離部材の先端エッジによって平滑面無端ベルトの保持面から順次剥離させている。
また、特許文献2に記載するものは、無端帯状体の表面に付着した付着物を除去する無端帯状体の洗浄装置であり、無端帯状体の表面に洗浄水を噴出する洗浄水噴出装置と、洗浄水噴出装置から無端帯状体の表面に噴出された洗浄水を吸引する付着物吸引装置とを有し、洗浄水噴出装置と付着物吸引装置との間に、無端帯状体の表面に摺動自在に接する摺動部材を配置し、この摺動部材を無端帯状体の幅方向に往復駆動させて無端帯状体の表面に付着した付着物を剥離させている。
特開2007−023450 特開2002−282803
ところで、特許文献1の構成において、乾紙が剥離した後の平滑面無端ベルトの搬送面には紙の繊維が残存し、その量は乾燥工程を繰り返すことで増加し、紙面に悪影響を与える要因となる。
また、特許文献2のように、摺動部材を無端帯状体の幅方向に往復駆動させて無端帯状体の表面に付着した付着物を剥離させる構成は、装置が大型化する要因となる。
本発明は上記した課題を解決するものであり、搬送ベルト表面に残存する異物を簡略な構成で容易に、かつ確実に除去することができる古紙再生処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の古紙再生処理装置は、帯状の湿紙を抄紙する抄紙部と、帯状の湿紙を受け取って乾燥させる乾燥部と、乾燥した帯状紙を受け取って設定仕様に整形する仕上げ部を備える古紙再生処理装置において、乾燥部は、帯状の湿紙を搬送する搬送ベルトと、搬送ベルトの搬送面に付着した異物を除去する異物除去装置を有し、異物除去装置は、スクレーパーとスクレーパーを駆動するスクレーパー駆動装置を有し、スクレーパーは、搬送ベルトの搬送面に対して当接離間自在に設けられて搬送ベルトの幅方向に延びる板状をなし、搬送ベルトの搬送面に当接する接触端縁から湿紙の搬送方向に沿った板幅方向に延びる複数のスリットを有し、スリットにより接触端縁が複数片に分割されてなり、スクレーパー駆動装置は、スクレーパーの接触端縁が搬送面に当接する当接位置と接触端縁が搬送面から離間する退避位置とにわたってスクレーパーを揺動駆動し、かつスクレーパーを搬送ベルトの幅方向にスライドさせることを特徴とする。
本発明の古紙再生処理装置において、スクレーパー駆動装置は、スクレーパーを揺動駆動する毎に、搬送ベルトの搬送面に当接するスクレーパーのセット位置を搬送ベルトの幅方向に漸次転移させることを特徴とする。
本発明の古紙再生処理装置において、スクレーパー駆動装置は、スクレーパーを退避位置から当接位置に揺動駆動させる間にスクレーパーを搬送ベルトの幅方向に所定量スライドさせることを特徴とする。
本発明の古紙再生処理装置において、スクレーパー駆動装置は、スクレーパーが搬送ベルトの幅方向に往復スライドするスライド周期とスクレーパーが退避位置を離れて後に当接位置を経て退避位置に復帰するまでの揺動周期とが一致せず、かつスライド周期が揺動周期の整数倍でないことを特徴とする。
本発明の古紙再生処理装置において、異物除去装置は、1回の異物除去工程においてスクレーパーを数回揺動駆動し、搬送ベルトが少なくとも1周回転する間はスクレーパー当接状態を維持することを特徴とする。
本発明の古紙再生処理装置において、異物除去装置は、紙剥がし装置を兼ねるスクレーパーの接触端縁を搬送ベルトの搬送面に当接させ、搬送ベルトの搬送面に付着した帯状紙をスクレーパーで搬送ベルトの搬送面から剥離させることを特徴とする。
以上のように本発明によれば、スクレーパーが複数のスリットにより複数片に分割されていることで、スクレーパーに加わる力でスクレーパーに撓みが生じても、接触端縁の分割された各片はその接触端縁の直線性を保って搬送ベルトの搬送面に当接するので、確実に異物を除去することができる。
また、スクレーパーが搬送ベルトの幅方向にスライドすることで、搬送ベルトの搬送面においてスクレーパーのスリットに対応する部位に付着する異物も確実に掻き取ることができ、搬送面に残存する異物が次回の抄紙時に湿紙に痕跡を残すことを防止できる。
異物除去装置が紙剥がし装置を兼ねることで、簡易で安価な装置を実現できる。
本発明の実施の形態における古紙再生処理装置を示す模式図 同実施の形態におけるスクレーパーの平面図 同スクレーパーの前方斜視図 同スクレーパーの一方側面図 同スクレーパーの他方側面図 同スクレーパーの要部拡大図 同スクレーパーのカムとカムフォローの位置関係を示す模式図 同スクレーパーのカムとカムフォローの位置関係を示し、(a)は一側方向への最大変位位置を示し、(b)は他側方向への最大変位位置を示す模式図 同実施の形態におけるスクレーパーの退避位置における状態を示す拡大図 同実施の形態におけるスクレーパーの当接位置における状態を示す拡大図 (a)は本発明の他の実施の形態におけるスクレーパーを示す拡大図、(b)はさらに他の実施の形態におけるスクレーパーを示す拡大図 同実施の形態におけるスクレーパーの作用位置にある状態を示す拡大図 (a)は同実施の形態におけるスクレーパーの退避位置における湿紙の先端部を示す拡大図、(b)は同先端部が進行した状態を示す拡大図
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1において、古紙再生処理装置1は、帯状の湿紙100を抄紙する抄紙工程をなす抄紙部2と、湿紙100を脱水する脱水工程をなす脱水部3と、湿紙100を乾燥させる乾燥工程をなす乾燥部4と、乾燥した帯状紙である乾紙101を設定仕様に整形して仕上げる仕上げ工程をなす仕上げ部5と、各部を制御する制御部300を備えている。
抄紙部2は、第1群のローラ21の間に掛け渡されたワイヤーベルト22と、パルプ懸濁液をワイヤーベルト22に供給するヘッドボックス23を有し、ワイヤーベルト22の搬送面上に湿紙100を抄紙する。ワイヤーベルト22は金属製又は、合成樹脂製であり、網目状をなして通水性、通気性を有している。
脱水部3は、第2群のローラ31の間に掛け渡された吸水性の素材からなる吸水ベルト32を有し、ここでは吸水ベルト32がフェルトからなり通気性を有している。
吸水ベルト32およびワイヤーベルト22は双方の搬送軌道の途中において相互に当接して抄紙転移部201を形成する。
抄紙部2でワイヤーベルト22の搬送面上に抄紙した湿紙100は、抄紙転移部201において吸水ベルト32に押圧され、ワイヤーベルト22が第1群のローラ21の外周に沿って反転して湿紙100から離間することで、ワイヤーベルト22から吸水ベルト32に転移し、転移した湿紙100から吸水ベルト32が吸水して湿紙100を吸収脱水する。抄紙転移部201の上流側には吸水ベルト32に水を噴霧する噴霧ノズル211が設けてある。運転初期において噴霧ノズル211から噴霧する水によって吸水ベルト32を湿らすものである。
乾燥部4は、ヒータ等の加熱装置を内蔵して加熱部をなす乾燥ローラ41と、乾燥ローラ41と第3群のローラ42の間に掛け渡した非吸水性の素材からなる搬送ベルトをなす平滑面ベルト43と、第4群のローラ44の間に掛け渡した非吸水性の素材からなる搬送保持ベルト45を有する。脱水部3の吸水ベルト32と平滑面ベルト43は双方の搬送軌道の途中において相互に当接し、脱水部3の吸水ベルト32から乾燥部4の平滑面ベルト43に湿紙100が転移する脱水転移部202を形成する。
脱水転移部202には、平滑面ベルト43と吸水ベルト32を挟持する一対の脱水ローラ51、52を配置している。本実施の形態では一対の脱水ローラ51、52であるが、複数組の脱水ローラ51、52を配置することも可能である。一対の脱水ローラ51、52は、下側に位置する吸水ベルト32に当接する脱水部3のローラ31の一つをなすものと、上側に位置する平滑面ベルト43に当接する乾燥部4のローラ42の一つをなすものとからなり、脱水ローラ51、52は金属製ローラからなる。
脱水ローラ51、52は、平滑面ベルト43と吸水ベルト32を介して両ベルト間の湿紙100を圧搾して脱水するとともに、湿紙100を平滑面ベルト43に押圧し、吸水ベルト32が下側の脱水ローラ52の外周に沿って反転して湿紙100から離間することで、湿紙100が吸水ベルト32から平滑面ベルト43に円滑に転移する。
平滑面ベルト43は金属または耐熱温度150℃以上の合成樹脂からなり、ここではステンレス薄板(SUS430)からなる非通気性のものである。平滑面ベルト43は、湿紙100に当接する搬送面が平滑面をなし、かつ搬送面にシリコーン樹脂コーティング又はフッ素樹脂コーティングを施している。
本実施の形態において吸水ベルト32の開口率はワイヤーベルト22の開口率より小さく、平滑面ベルト43は薄板状をなして無通気性である。
搬送保持ベルト45は網目状の通気性を有するもので合成樹脂からなり、平滑面ベルト43の搬送面に対向して配置し、平滑面ベルト43との間に湿紙100を挟持する。平滑面ベルト43と搬送保持ベルト45は、次工程の仕上げ部5に対して乾燥した乾紙101を受け渡す位置まで延在している。
また、ワイヤーベルト22、吸水ベルト32、平滑面ベルト43のそれぞれに対して洗浄噴水を行なうことにより、あるいはスクレーパーやブラシローラなどを設けることにより、各々のベルト表面に付着した紙粉などのゴミを除去することも可能である。
仕上げ部5は、乾燥部4で乾燥させた帯状紙をなす乾紙101を切断するカッター102を備え、カッター102で設定サイズの再生紙103に仕上げるものである。乾紙101の搬送方向でカッター102の上流側には平滑面ベルト43から排出する乾紙101をカッターに案内するガイド104を備えている。
次に、湿紙100の搬送方向で乾燥ローラ41より上流側において平滑面ベルト43の軌道上にはスクレーパー部400を配置している。本実施の形態において、スクレーパー部400は、平滑面ベルト43に付着した異物を除去する異物除去装置と、平滑面ベルト43から乾紙101を剥がす紙剥がし装置を兼ねるものである。
図2から図6に示すように、スクレーパー部400は、平滑面ベルト43の搬送面に対して当接離間自在に設けたスクレーパー401および、スクレーパー401の接触端縁402が搬送面に当接する当接位置と接触端縁402が平滑面ベルト43の搬送面から離間する退避位置とにわたってスクレーパー401を駆動するスクレーパー駆動装置450とを有している。
スクレーパー401は、平滑面ベルト43の幅方向に延びて平滑面ベルト43の全幅にわたる長さを有する板状をなし、平滑面ベルト43の搬送面に当接する接触端縁402から湿紙100の搬送方向に沿った板幅方向に延びる複数のスリット403を有し、スリット403により接触端縁402が複数片に分割されている。スクレーパー401はポリエステル、ポリアセタール等の合成樹脂、ゴム、金属等からなり、平滑面ベルト43を傷めず、耐久性に優れたものが好ましい。
図10に示すように、スクレーパー401は、当接位置において接触端縁402が平滑面ベルト43の搬送面に摺接する姿勢となり、図9に示すように、退避位置において接触端縁402が平滑面ベルト43の搬送面から離間して平滑面ベルトの搬送方向の後方に向く姿勢となる。しかしながら、退避位置においてスクレーパー401が向く方向は、本実施の形態に限らず、搬送面に対して90°となる姿勢でも良く、あるいは他の姿勢でも良い。
図2から図6に示すように、スクレーパー駆動装置450は、スクレーパー401を支持する取り付け座451と、取り付け座451に装着した揺動用カムフォロア452と、スクレーパー401と取り付け座451と揺動用カムフォロア452を一体的に回転自在に支持する回動支軸461と、揺動用カムフォロア452に当接してスクレーパー401を回動支軸461の軸心回りに回動させる揺動用カム453と、取り付け座451に連結したレバー454に接続してスクレーパー401を平滑面ベルト43の搬送面に向けて回動させる付勢手段をなす揺動用スプリング455と、揺動用カム453を駆動する駆動軸456と、第1駆動ギア470を備えて第1タイミングギア471および第1タイミングベルト472を介して駆動軸456を回転駆動するモータ458と、駆動軸456に装着した第2駆動ギヤ473と第2タイミングギア474および第2タイミングベルト475を介して駆動されるカム軸476と、カム軸476に装着したスライド用カム477と、回動支軸461の一端に装着し、スライド用カム477に当接するスライド用カムフォロア478と、回動支軸461およびスライド用カムフォロア478をスライド用カム477に向けて押圧するスライド用スプリング479と、スクレーパー401の接触端縁402に向けて洗浄水を噴射する洗浄水噴射ノズル480を有している。
図8(a)、(b)に示すように、スライド用カムフォロア478は半球状をなしてその頂点がスライド用カム477の作用面477aに当接している。スライド用カム477は、作用面477aがカム軸476の軸心476aに対して傾斜し、カム軸476の軸心方向の厚みtがカム軸476の軸心周りの各位置において異なり、スライド用カムフォロア478と作用面477aとの当接位置がスライド用カム477の回転に伴ってカム軸476の軸心方向にスライドする。
このため、図8(a)に示すように、スライド用カム477の厚みtが最大となる位置でスライド用カムフォロア478および回動支軸461が回動支軸461の軸心方向の一側に向けて最大限に移動し、図8(b)に示すように、スライド用カム477の厚みtが最小となる位置でスライド用カムフォロア478および回動支軸461が回動支軸461の軸心方向の他側に向けて最大限に移動し、最大スライド幅Lを実現している。
ここで、スクレーパー401が平滑面ベルト43の幅方向に往復スライドするスライド周期とスクレーパー401が退避位置を離れて後に当接位置を経て退避位置に復帰するまでの揺動周期とは一致しておらず、かつスライド周期が揺動周期の整数倍でもない。
例えば、スクレーパー401が退避位置から当接位置に揺動する間に、図7に示すように、スライド用カム477の作用面におけるスライド用カムフォロア478の当接位置が1の位置から2の位置に移動して、スクレーパー401が平滑面ベルト43の幅方向に所定量スライドし、スクレーパー401が当接位置から退避位置に揺動する間に、スライド用カム477の作用面におけるスライド用カムフォロア478の当接位置が2の位置から3の位置に移動して、スクレーパー401が平滑面ベルト43の幅方向に所定量スライドする。以後、スクレーパー401が揺動する毎にスライド用カム477の作用面におけるスライド用カムフォロア478の当接位置が4−8の各位置へ順次に移動する。
このように、スクレーパー401が退避位置を離れて後に当接位置を経て退避位置に復帰するまでのスクレーパー401の1揺動周期において、スライド用カム477の作用面におけるスライド用カムフォロア478の当接位置は元の位置に復帰せず、スクレーパー401の揺動周期においてスライド用カム477は1回転せずに3/4回転となり、スクレーパー401の揺動周期とスライド周期は一致せず、スライド周期が揺動周期の整数倍でもない。
図5に示すように、スクレーパー部400は、駆動軸456の一端側に、駆動軸456と一体に回転する遮蔽板459および遮蔽板459によって光軸が遮断されてオン、オフするセンサ460を有しており、図9に示すように、スクレーパー401の下方位置にシュータ462を備えている。
制御部300はスクレーパー駆動装置450を制御するスクレーパー制御機能部を有しており、スクレーパー制御機能部はスクレーパー部400を異物除去装置として機能させる場合に、スクレーパー401の接触端縁402が平滑面ベルト43の搬送面に当接する当接位置と接触端縁402が平滑面ベルト43の搬送面から離間する退避位置とにわたってスクレーパー401を揺動駆動し、かつスクレーパー401を平滑面ベルト43の幅方向にスライドさせる制御を行うが、詳細は後述する。
また、スクレーパー制御機能部は、スクレーパー部400を紙剥がし装置として機能させる場合に、湿紙100の先端縁の前後領域において平滑面ベルト43の搬送面にスクレーパー401の接触端縁402を当接させる制御を行う。
上記した構成における作用を説明する。
[異物除去工程]
制御部300は、例えば前回の抄紙工程の終了時から次回の抄紙工程の開始時までの間に異物除去工程を実施する。異物除去工程ではスクレーパー部400を異物除去装置として作用させ、前回の抄紙時に平滑面ベルト43の搬送面に付着した繊維等の異物を除去する。この異物には、たとえば乾紙101が剥離した後の平滑面ベルト43の搬送面に残存する紙の繊維がある。その量は乾燥工程を繰り返すことで増加し、紙面に悪影響を与える要因となる。
この異物除去工程は以下の手順による。図9に示すように、通常、スクレーパー401は平滑面ベルト43の搬送面から離間する状態にある。異物除去操作時には、モータ458を駆動して駆動軸456および揺動用カム453を回転させ、揺動用カム453で揺動用カムフォロア452を押圧し、揺動用スプリング455の付勢力に抗してスクレーパー401、取り付け座451および揺動用カムフォロア452を一体的に回動支軸461の軸心回りに回動させ、図10に示すように、接触端縁402が平滑面ベルト43の搬送面に当接する当接位置にスクレーパー401を配置する。
スクレーパー401に加わる力でスクレーパー401に撓みが生じても、スクレーパー401が接触端縁402から湿紙100の搬送方向に延びる複数のスリット403により接触端縁402が複数片に分割されていることで、接触端縁402の分割された各片はその接触端縁402の直線性を保って平滑面ベルト43の搬送面に当接するので、搬送面に付着した異物を確実にすくい上げて除去することができる。
除去した異物463はシュータ462によりシュータ462の下方位置に設置したゴミ箱500に排出する。この際に、洗浄水噴射ノズル480からスクレーパー401の接触端縁402に向けて洗浄水を噴射し、接触端縁402を洗浄水で洗浄することで異物除去操作をより円滑に行なうことができる。
この異物除去工程において、平滑面ベルト43の搬送面においてスクレーパー401のスリット403に対応する部位に異物が残ることが懸念される。
このため、モータ458が駆動軸456を回転駆動すると、駆動軸456に装着した第2駆動ギヤ473が第2タイミングギア474および第2タイミングベルト475を介してカム軸476を駆動し、カム軸476に装着したスライド用カム477が回転し、スライド用カム477がスライド用カムフォロア478および回動支軸461をスライド用スプリング479の付勢力に抗して回動支軸461の軸心方向にスライドさせる。
この機構により、スクレーパー401が回動支軸461の軸心周りに揺動してスクレーパー401が退避位置から当接位置に揺動する間に、スクレーパー401の揺動に伴ってスクレーパー401が回動支軸461の軸心方向に移動してスクレーパー401が平滑面ベルト43の幅方向に所定量スライドする。
スクレーパー駆動装置450は、1回の異物除去工程においてスクレーパー401を数回揺動駆動させ、平滑面ベルト43が少なくとも1周回転する間はスクレーパー401が当接する状態を維持する。
この結果、平滑面ベルト43の搬送面に対してスクレーパー401の接触端縁402が摺接するセット位置が平滑面ベルト43の幅方向にスライドし、スクレーパー駆動装置450はスクレーパー401を揺動駆動する毎に、平滑面ベルト43の搬送面に当接するスクレーパー401のセット位置を平滑面ベルト43の幅方向に漸次転移させる。よって、スクレーパー401のスリット403の位置が平滑面ベルト43の幅方向に漸次に移動し、平滑面ベルト43の幅方向の全域にスクレーパー401が摺接するので、平滑面ベルト43の搬送面においてスクレーパー401のスリット403に対応する部位も確実に掻き取ることができ、スリット403に対応する部位に異物が残ることはない。
本実施の形態では、一つのモータ458でスクレーパー401の揺動とスライドを実現しており、簡易で安価な装置を実現できる。しかしながら、スクレーパー401の揺動とスライドの用途毎にそれぞれモータを設けて2つのモータでスクレーパー401の揺動とスライドを別々に行なってもよい。
本実施の形態では、スクレーパー401が揺動する毎に平滑面ベルト43の搬送面に当接するスクレーパー401のセット位置を平滑面ベルト43の幅方向に漸次転移させたが、スクレーパー401が平滑面ベルト43の搬送面に当接する状態でスクレーパー401を平滑面ベルト43の幅方向に移動させることも可能である。
[抄紙工程]
抄紙部2では、ヘッドボックス23からパルプ懸濁液をワイヤーベルト22に供給してワイヤーベルト22の搬送面上に湿紙100を抄紙する。脱水部3では、抄紙部2でワイヤーベルト22の搬送面上に抄紙した湿紙100を吸水ベルト32に転移させ、吸水ベルト32により湿紙100から吸水して湿紙100を脱水する。ワイヤーベルト22の湿紙100は抄紙転移部201の直前での含水率が約99%である。
抄紙転移部201では、吸水ベルト32に対して湿紙100を押圧し、かつワイヤーベルト22から湿紙100を離間させる。ワイヤーベルト22は、その開口率が吸水ベルト32の開口率より大きくて通気性が吸水ベルト32の通気性に優るので、剥離性が吸水ベルト32の剥離性より大きくなり、換言すれば吸水ベルト32の密着性がワイヤーベルト22の密着性に優る。よって、湿紙100は剥離性が高いワイヤーベルト22から容易に剥離し、密着性が高い吸水ベルト32に容易に密着し、ワイヤーベルト22から吸水ベルト32へ湿紙100が容易に転移し、高い転写性能を奏する。
乾燥部4では、吸水ベルト32による吸水で湿紙100を吸収脱水した後に、脱水転移部202で脱水ローラ51、52によって圧搾脱水し、湿紙100を平滑面ベルト43に転移させる。平滑面ベルト43は無通気性であり、通気性の吸水ベルト32より密着性が高く、換言すれば吸水ベルト32の剥離性が平滑面ベルト43の剥離性に優る。よって、湿紙100は剥離性が高い吸水ベルト32から容易に剥離し、密着性が高い平滑面ベルト43に容易に密着し、吸水ベルト32から平滑面ベルト43へ湿紙100が容易に転移する。
このように、本実施の形態において、湿紙100は高い通気性を有して剥離性に優れるワイヤーベルト22から低い通気性を有して密着性に優る吸水ベルト32へ転移し、さらに吸水ベルト32から無通気性で密着性に優る平滑面ベルト43へ転移することで、湿紙100の転移が常に剥離性に優れたベルトから密着性に優れたベルトに対して行なわれるので、優れた転写性能を実現できる。
そして、平滑面ベルト43が吸水ベルト32の上方に位置する状態で、脱水ローラ51、52で搾り出した水は、脱水ローラ52より下方に配置したトレー(図示省略)に排出される。このため、脱水ローラ51、52を通過した吸水ベルト32は再生されて吸水可能な状態となる。
湿紙100が転移した平滑面ベルト43は乾燥ローラ41へ向けて進行し、スクレーパー部400に達する。
ここで、スクレーパー部400は平滑面ベルト43の搬送面に付着した帯状紙をスクレーパー401で搬送面から剥離させる紙剥がし装置を兼ねており、制御部300は、抄紙を開始した後に一定時間、例えば数十秒経過した時点で湿紙の先端縁がスクレーパー部400に達するとして、スクレーパー制御機能部によりスクレーパー部400を制御し、湿紙100の先端縁がスクレーパー部400に達する前にスクレーパー401の接触端縁402を平滑面ベルト43の搬送面に当接させる。
すなわち、モータ458を駆動して駆動軸456および揺動用カム453を回転させる。スクレーパー401は揺動用スプリング455の付勢力を受けて取り付け座451および揺動用カムフォロア452とともに回動支軸461の軸心回りに回動し、接触端縁402が平滑面ベルト43の搬送面に当接する当接位置に配置される。
センサ460が遮蔽板459の回転によりスクレーパー401が当接位置に達したことを検出すると、制御部300は一定時間にわたってこの状態を維持する。その後、モータ458を駆動して駆動軸456および揺動用カム453を回転させ、揺動用カム453で揺動用カムフォロア452を押圧し、揺動用スプリング455の付勢力に抗してスクレーパー401、取り付け座451および揺動用カムフォロア452を一体的に回動支軸461の軸心回りに回動させ、接触端縁402が平滑面ベルト43の搬送面から離間する退避位置にスクレーパー401を配置する。センサ460が遮蔽板459の回転によりスクレーパー401が退避位置に達したことを検出すると、制御部300はモータ458を停止させる。
この制御によって、湿紙100の先端縁の前後領域において平滑面ベルト43の搬送面にスクレーパー401が当接する。
スクレーパー401に加わる力でスクレーパー401に撓みが生じても、スクレーパー401が接触端縁402から湿紙100の搬送方向に延びる複数のスリット403により接触端縁402が複数片に分割されていることで、接触端縁402の分割された各片はその接触端縁402の直線性を保って平滑面ベルト43の搬送面に当接するので、湿紙100を逃すことなく確実にすくい上げることができる。
スクレーパー401が平滑面ベルト43の搬送面に当接する状態で、平滑面ベルト43に搬送される湿紙100がスクレーパー401の接触端縁402に達すると、図12に示すように、スクレーパー401が湿紙100の先端縁に係合して、先端縁を平滑面ベルト43の搬送面から剥がす。
この平滑面ベルト43の搬送面から剥がれる湿紙100の先端部は、湿紙100が搬送方向においてスクレーパー401で受け止められることで湿紙100の幅方向においてスクレーパー401の全長にわたって直線状となり、剛性のない湿った状態の紙を搬送方向に押し詰めることで蛇腹状、皺状、ひだ状等に幾重にも折り重ねた形状となって嵩高くなる。
このように、スクレーパー401が湿紙100の搬送方向で、平滑面ベルト43が乾燥ローラ41に当接し始める位置より上流側において平滑面ベルト43の搬送面に当接し、湿紙100の状態においてスクレーパー401により湿紙100の先端部を平滑面ベルト43の搬送面から剥がすので、従来のように乾燥した後に帯状紙の先端部を平滑面ベルト43の搬送面から剥離させる場合に比べて容易に、かつ損傷を与えることなく安全に湿紙100を平滑面ベルト43の搬送面から剥がすことができる。
しかしながら、スクレーパー401が平滑面ベルト43に当接する位置は、平滑面ベルト43が乾燥ローラ41に当接している間の区間でも良く、あるいは平滑面ベルト43が乾燥ローラ41を通過した後の位置でも良い。ただし、紙剥がし装置としては、剥がし性能を考慮すると乾燥ローラ41の上流側に設置することが好ましい。
スクレーパー401が、図12に示すように、接触端縁402が湿紙100の先端縁を含む先端部に対向する姿勢をなす当接位置から、図13(a)に示すように、接触端縁402が湿紙100の搬送方向の後方に向く姿勢をなす退避位置に回動すると、蛇腹状に幾重にも折り重ねた形状の湿紙100の先端部が平滑面ベルト43の搬送面から持ち上がり、スクレーパー401が湿紙100から離間すると、湿紙100の先端部が平滑面ベルト43の搬送面から自重によって下方に垂れ下がる。
次に、平滑面ベルト43の軌道の途中から平滑面ベルト43の搬送面に対向して搬送保持ベルト45が並走し、搬送保持ベルト45と平滑面ベルト43との間に湿紙100を挟持する。この際に、平滑面ベルト43の搬送面から下方に垂れ下がる湿紙100の先端部が搬送保持ベルト45と平滑面ベルト43との間に挟まれて搬送方向の後方に折り返される。
ここでは、搬送保持ベルト45と平滑面ベルト43との間に挟むことでことで、湿紙100の先端部を折り返したが、スクレーパー401が折り返し手段を兼ねることも可能である。
この場合には、図13(a)に示すように、スクレーパー401の接触端縁402が湿紙100の搬送方向の後方に向く姿勢をなす退避位置に回動することで、蛇腹状に幾重にも折り重ねた形状の湿紙100の先端部を平滑面ベルト43の搬送面から持ち上げ、スクレーパ401が湿紙100の先端部に当接する状態を維持することで、図13(b)に示すように、平滑面ベルト43の進行に伴って湿紙100の先端部が湿紙の搬送方向の後方に折り返される。
次に、搬送保持ベルト45と平滑面ベルト43との間に湿紙100を挟持する状態で搬送保持ベルト45と平滑面ベルト43と湿紙100が乾燥ローラ41の転動に伴って進行し、乾燥ローラ41から受ける熱によって湿紙100が乾燥して帯状紙をなす乾紙101となる。
平滑面ベルト43と搬送保持ベルト45は乾紙101を仕上げ部5に対して受け渡す位置まで延在し、互に相反する方向へ反転して乾紙101を剥離させる。この際、乾燥した帯状紙はその先端部が搬送ベルトの搬送面から剥がれた状態で仕上げ部5に送られる。
このため、ガイド104が平滑面ベルト43の搬送面から剥がれた乾紙101の先端部を案内することで、先端部に続く乾紙101がその全幅にわたってガイド104に案内されて乾紙101が容易に剥離される。
仕上げ部5では、平滑面ベルト43と搬送保持ベルト45から剥離した帯状紙をなす乾紙101をカッター102で設定サイズの再生紙103に仕上げる。
前述したように、乾紙101が剥離した後の平滑面ベルト43の搬送面には紙の繊維が残存し、その量は乾燥工程を繰り返すことで増加し、紙面に悪影響を与える要因となる。このため、噴霧ノズル211から水を噴霧して吸水ベルト32に水分を与え、吸水ベルト32から平滑面ベルト43に残存する繊維に水分を与えて湿潤な状態となし、異物除去工程を実施し、平滑面ベルト43の搬送面に付着した浸潤状態の異物をスクレーパー401で平滑面ベルト43の搬送面から除去する。噴霧ノズル211と洗浄水噴射ノズル480は兼用することも可能である。
上述した実施の形態では、スクレーパー401が揺動する例を示したが、スクレーパー401が平滑面ベルト43に当接する角度に限定はなく、任意の角度にすることが可能である。また、図11(a)に示すように、スクレーパー401が当接位置と退避位置とにわたって直線的に移動する構成とすることも可能であり、図11(b)に示すように、スクレーパー401が複数の羽根411を有する回転体であっても良く、角材や平滑面ベルト43よりも遅く回転するローラであっても良い。
また、本実施の形態では、異物除去装置をスクレーパー401で実現する例を示したが、異物除去装置はベルトによっても実現することができる。この場合には、平滑面ベルト43に摺接するクリーニングベルトを設け、クリーニングベルトで平滑面ベルト43の搬送面を擦って異物を除去する。クリーニングベルトは、平滑面ベルト43のみならず、ワイヤーベルト22、吸水ベルト32のそれぞれに対応して設けることも可能である。
1 古紙再生処理装置
2 抄紙部
3 脱水部
4 乾燥部
5 仕上げ部
21、21a、21b 第1群のローラ
22 ワイヤーベルト
23 ヘッドボックス
31 第2群のローラ
32 吸水ベルト
41 乾燥ローラ
42 第3群のローラ
43 平滑面ベルト
44 第4群のローラ
45 搬送保持ベルト
51、52 脱水ローラ
100 湿紙
101 乾紙
102 カッター
103 再生紙
104 ガイド
201 抄紙転移部
202 脱水転移部
211 噴霧ノズル
300 制御部
400 スクレーパー部
401 スクレーパー
402 接触端縁
403 スリット
411 羽根
450 スクレーパー駆動装置
451 取り付け座
452 揺動用カムフォロア
453 揺動用カム
454 レバー
455 揺動用スプリング
456 駆動軸
458 モータ
459 遮蔽板
460 センサ
461 回動支軸
462 シュータ
463 異物
470 第1駆動ギア
471 第1タイミングギア
472 第1タイミングベルト
473 第2駆動ギヤ
474 第2タイミングギア
475 第2タイミングベルト
476 カム軸
476a 軸心
477 スライド用カム
477a 作用面
478 スライド用カムフォロア
479 スライド用スプリング
480 洗浄水噴射ノズル
500 ゴミ箱

Claims (6)

  1. 帯状の湿紙を抄紙する抄紙部と、帯状の湿紙を受け取って乾燥させる乾燥部と、乾燥した帯状紙を受け取って設定仕様に整形する仕上げ部を備える古紙再生処理装置において、
    乾燥部は、帯状の湿紙を搬送する搬送ベルトと、搬送ベルトの搬送面に付着した異物を除去する異物除去装置を有し、
    異物除去装置は、スクレーパーとスクレーパーを駆動するスクレーパー駆動装置を有し、
    スクレーパーは、搬送ベルトの搬送面に対して当接離間自在に設けられて搬送ベルトの幅方向に延びる板状をなし、搬送ベルトの搬送面に当接する接触端縁から湿紙の搬送方向に沿った板幅方向に延びる複数のスリットを有し、スリットにより接触端縁が複数片に分割されてなり、
    スクレーパー駆動装置は、スクレーパーの接触端縁が搬送面に当接する当接位置と接触端縁が搬送面から離間する退避位置とにわたってスクレーパーを揺動駆動し、かつスクレーパーを搬送ベルトの幅方向にスライドさせることを特徴とする古紙再生処理装置。
  2. スクレーパー駆動装置は、スクレーパーを揺動駆動する毎に、搬送ベルトの搬送面に当接するスクレーパーのセット位置を搬送ベルトの幅方向に漸次転移させることを特徴とする請求項1に記載の古紙再生処理装置。
  3. スクレーパー駆動装置は、スクレーパーを退避位置から当接位置に揺動駆動させる間にスクレーパーを搬送ベルトの幅方向に所定量スライドさせることを特徴とする請求項1に記載の古紙再生処理装置。
  4. スクレーパー駆動装置は、スクレーパーが搬送ベルトの幅方向に往復スライドするスライド周期とスクレーパーが退避位置を離れて後に当接位置を経て退避位置に復帰するまでの揺動周期とが一致せず、かつスライド周期が揺動周期の整数倍でないことを特徴とする請求項1に記載の古紙再生処理装置。
  5. 異物除去装置は、1回の異物除去工程においてスクレーパーを数回揺動駆動し、搬送ベルトが少なくとも1周回転する間はスクレーパー当接状態を維持することを特徴とする請求項1に記載の古紙再生処理装置。
  6. 異物除去装置は、紙剥がし装置を兼ねるスクレーパーの接触端縁を搬送ベルトの搬送面に当接させ、搬送ベルトの搬送面に付着した帯状紙をスクレーパーで搬送ベルトの搬送面から剥離させることを特徴とする請求項1に記載の古紙再生処理装置。
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