JP2003205658A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JP2003205658A
JP2003205658A JP2002004697A JP2002004697A JP2003205658A JP 2003205658 A JP2003205658 A JP 2003205658A JP 2002004697 A JP2002004697 A JP 2002004697A JP 2002004697 A JP2002004697 A JP 2002004697A JP 2003205658 A JP2003205658 A JP 2003205658A
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Japan
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conveyor belt
recording medium
cloth
belt
cleaning
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Application number
JP2002004697A
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English (en)
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Hiroyuki Honda
広行 本多
Tatsuo Yajima
達男 矢島
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送ベルトのメンテナンスを頻繁に行う必要
が無く、またベルトに付着したインクが記録媒体を汚染
しない、インクジェットプリンタにおいてシート状の記
録媒体を搬送する搬送装置を提供する。 【解決手段】 記録媒体である布帛3を記録領域Aに搬
送する搬送ベルト4の表面に、布帛3がずれないように
固定する針状の多数の突起を設ける。搬送ベルト4は、
搬送され印刷された布帛3を剥がした後に、水で洗浄し
て印刷時に付着したインクを除去し、乾燥させてから、
再び印刷されていない布帛3に接触して搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタにおいて、記録媒体を搬送ベルトで搬送する搬送
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント織布の捺染には、スクリーン捺
染印刷装置やインクジェットプリンタなどが用いられて
いる。このような、プリント織布用の印刷装置において
は、印刷領域(記録ヘッドのインク吐出範囲)に布帛な
どの記録媒体を搬送する搬送装置が設けられている。こ
のような搬送装置として、ローラで布帛が搬送されるも
の(ローラ式搬送装置)や、ベルトで布帛が搬送される
もの(ベルト式搬送装置)が開発されているが、布帛が
薄くストレッチ性のある素材である場合、ローラ式搬送
装置では、布帛に不均一にテンションがかかって布帛に
歪みが生じ、印刷画像が正確に印刷されない。そこで、
このように薄くストレッチ性のある布帛には、一般的に
ベルト搬送装置が使われる。ベルト式搬送装置を用いた
搬送においては、ストレッチ性のある薄い布帛は、搬送
によるテンションが不均一にかかることによって生じる
歪み及びシワを防ぎ、また布帛が搬送ベルトからずれる
のを防止するために、粘着剤が塗布された搬送ベルトに
密着されて搬送される。そして、布帛は搬送ベルトに張
り付いた状態で印刷領域まで搬送され、インクを付着さ
れて印刷が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなベルト式搬送装置を用いた印刷方法では、印刷を繰
り返すうちにベルトに塗布された粘着剤の粘着力が低下
してしまうため、定期的に一旦ベルトから粘着剤を除去
してからまた新たに粘着剤を塗布し直さなければなら
ず、メンテナンスに大きなコストと労力がかかった。ま
た、搬送ベルトに密着した状態の薄い布帛にインクを付
着させるので、インクが布帛の裏側へしみ出して搬送ベ
ルトに付着してしまい、さらにこの搬送ベルトに付着し
たインクが新たに搬送される布帛を汚染してしまうとい
う問題があった。本発明の課題は、搬送ベルトのメンテ
ナンスを頻繁に行う必要が無く、またベルトに付着した
インクが記録媒体を汚染しない、インクジェットプリン
タにおいてシート状の記録媒体を搬送する搬送装置を提
供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、例えば図1に示す様に、シ
ート状の記録媒体3にインクを吐出することで、前記記
録媒体に対して記録を行うインクジェットプリンタ1に
おいて、前記記録媒体をインクの吐出を行う記録領域A
に搬送する搬送装置であって、前記記録媒体を前記記録
領域に搬送する搬送ベルト4と、駆動中の前記搬送ベル
トを清掃する清掃手段7とを備え、前記搬送ベルトの前
記記録媒体と接する面には、前記記録媒体がずれないよ
うに固定する針状の多数の突起4aが設けられているこ
とを特徴とする。
【0005】請求項1記載の発明によれば、インクジェ
ットプリンタにおいて、比較的薄い布帛や不織布等の紙
に比較して繊維の目が荒い記録媒体を搬送する際に、針
状の多数の突起を有する搬送ベルトを用いることによ
り、前記針状の突起が記録媒体の繊維の間に入り込む状
態、すなわち、突起の先端が刺さった状態となることに
より、搬送ベルトと記録媒体とがずれないように固定さ
れた状態となる。これにより、ベルトに対して記録媒体
が位置ずれするのを防止できる。また、前記記録媒体が
ストレッチ素材のように伸びやすい材質や、上述のよう
に薄い布帛などのように比較的伸びやすい材質である際
に、上述のように記録媒体が針状の多数の突起により搬
送ベルトに固定された状態となることにより、搬送時に
記録媒体に伸びるような力が作用しても、搬送ベルトに
全面が固定された状態なので記録媒体が伸びづらい状態
となる。これにより、インクジェットプリンタにより記
録媒体に画像を記録した際に、記録中の記録媒体の伸び
等の変位を原因とする画像の歪みなどの悪影響を防止す
ることができる。また、記録媒体として比較的薄く、か
つ、繊維からなるものを用いた場合には、吐出されたイ
ンクが記録媒体から下の搬送ベルトにしみ出して、搬送
ベルトを汚してしまう可能性が高いが、上記清掃手段に
より搬送ベルトを清掃することで、搬送ベルトの汚れを
取り除き、搬送ベルトの汚れにより、記録媒体が汚れて
しまうのを防止することができる。以上のことから、イ
ンクジェットプリンタにおいて、薄い布帛等の伸びやす
くかつインクが裏に抜けるような記録媒体でも容易に印
刷することが可能となる。また、従来のように搬送ベル
トに粘着材を塗布することにより、搬送ベルトに布帛を
ずれないように固定した場合は、粘着材の粘着性の維持
するための手間が係るとともに定期的に粘着材を除去し
て塗布し直す必要がありメンテナンスに労力がかかる
が、本発明においては、上述のような針状の多数の突起
を有する搬送ベルトを用い、かつ、清掃手段を設けるこ
とにより、搬送ベルトは、記録媒体をずれないように常
時固定可能な状態でかつ清浄な状態に保たれるので、搬
送ベルトをほぼメンテナンスフリーとすることができ
る。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の搬
送装置であって、前記清掃手段は、前記搬送ベルトを水
等の液体で洗浄する洗浄手段と、前記液体を脱水及び乾
燥のうちの少なくとも一つの方法で除去する除去手段と
を備えることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明によれば、搬送ベルト
に付着したインクを水等の液体で洗浄して確実に落とす
ことができるとともに、搬送ベルトが記録媒体に接触す
る際には、洗浄により濡れた搬送ベルトを脱水、乾燥等
により乾いた状態とすることができる。なお、脱水と
は、返送ベルトに付いた液体を液体のまま除去するもの
であり、例えば、吸水性の部材を搬送ベルトに押し付け
て搬送ベルトに吸水するような方法(液体を拭き取るよ
うな方法も含まれる)や、搬送ベルトにゴム等からなる
ブレードを押し付けて、水をこそげ落とすような方法な
ども含まれる。また、脱水として、遠心分離の際の遠心
力のような力を搬送ベルトにかけて脱水するものとして
も良いが、駆動中の搬送ベルトに適用するのは困難であ
る。また、乾燥とは、搬送ベルトに付いた液体を蒸発さ
せるものであり、例えば、風や温風を吹き付けたり、加
熱したりすることにより行われる。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の搬送装置であって、前記記録媒体が布帛であるこ
とを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明によれば、上述のよう
に薄い布帛に容易にインクジェットによる印刷を行うこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。
【0011】〔第1の実施の形態〕本実施の形態で例示
される搬送装置1は、インクを吐出する記録ヘッド2が
記録媒体(例えば、布帛3など)にインクを吐出するこ
とで、記録媒体に対して印刷を行うインクジェットプリ
ンタに設けられているものである。この搬送装置1は、
記録ヘッド2の印刷領域A(インク吐出範囲)にまで、
ロール状に巻かれた布帛3を引き出して、搬送するもの
であり、布帛3と重なって、布帛3を印刷領域Aまで搬
送する環状の搬送ベルト4と、搬送ベルト4を駆動させ
て案内する駆動部5と、印刷領域Aまで搬送された布帛
3を、搬送ベルト4とともに背面側から支持するフラッ
ト部6と、フラット部6の下方で、搬送ベルト4をクリ
ーニングするクリーニング部7(清掃手段)と、印刷前
の布帛3を支持する支持部8と、印刷された布帛3を乾
燥させる布帛乾燥部9と、印刷された布帛3を巻き取る
巻き取り部10とが備えられている。
【0012】搬送ベルト4は、図2に示すように、表面
に針状の多数の繊毛(突起)4aが形成されていて、布
帛3と重なった際には、繊毛4aが布帛3に突き刺さ
り、布帛3を搬送ベルト4にずれないように固定する。
つまり、この針状の繊毛4aによって、布帛3と搬送ベ
ルト4との密着状態を維持しつつ、搬送することができ
る。この針状の繊毛4aは、例えば、静電植毛などによ
って形成されている。
【0013】駆動部5には、図1に示すように、印刷領
域Aの後方(図では右側)で、搬送ベルト4を駆動させ
る駆動ローラ11と、駆動ローラ11に搬送ベルト4を
押さえつける押さえローラ12と、搬送ベルト4を記録
ヘッド2の吐出口に対向させながら、クリーニング部7
まで案内する第一ガイドローラ13と、搬送ベルト4を
クリーニング部7から駆動ローラ11まで案内する第二
ガイドローラ14と、ローラ状に巻かれた布帛3の外周
円に接触するように、搬送ベルト4をずらすシフトロー
ラ15と、搬送ベルト4の緊張状態を維持するテンショ
ンローラ16とが備えられている。
【0014】シフトローラ15は、例えば、バネ等の弾
性部材による所定の付勢力で、ロール状の布帛3に押さ
れていて、搬送ベルト4が、ロール状に巻かれた布帛3
と重なる際に、布帛3の外周円に接触するように、搬送
ベルト4の位置を調節している。具体的には、ロール状
に巻かれた布帛3が支持部8に取り付けられた場合、つ
まり、印刷前であるがゆえに布帛3の外径が大きい場合
には、搬送ベルト4に囲まれる領域の内側に向かって
(矢印B)移動し、ロール状の布帛3の外周円と搬送ベ
ルト4とを接触させる。そして、印刷が進むにつれ、ロ
ール状の布帛3の外径が小さくなると、それに伴って、
シフトローラ15は、搬送ベルト4に囲まれる領域の外
側に向かって(矢印C)移動し、ロール状の布帛3の外
周円と搬送ベルト4との接触状態を維持させる。
【0015】テンションローラ16は、第一ガイドロー
ラ13と第二ガイドローラ14の間に設けられて、例え
ば、バネ等の弾性部材による所定の付勢力で、搬送ベル
ト4に囲まれる領域の外側に向かって押されている。そ
して、シフトローラ15の動作に対応して、搬送ベルト
4が一定のテンションを保つように動作するものであ
る。具体的には、シフトローラ15が矢印Bに沿って動
作すると、テンションローラ16は矢印Dに沿って動作
し、シフトローラ15が矢印Cに沿って動作すると、テ
ンションローラは矢印Eに沿って動作することで、一定
のテンションを保ち、搬送ベルト4が撓むことを防止し
ている。
【0016】クリーニング部7は、印刷領域Aにおいて
印刷された布帛3が搬送ベルト4から剥がされる位置か
ら、印刷前の布帛3が新たに搬送ベルト4に接触する位
置までの間に設けられており、搬送ベルト4を洗浄する
洗浄部17と、洗浄部17の下流側で、洗浄された搬送
ベルト4を脱水する脱水部18と、脱水部18の下流側
で、脱水された搬送ベルト4を乾燥するベルト乾燥部1
9とを備える。洗浄部17は、第2ガイドローラ14部
分に設けられており、搬送ベルト4の洗浄に用いる水を
溜めておく洗浄水槽17aと、スポンジ等の吸水性の高
い素材で形成された洗浄スポンジ17bを備える。洗浄
スポンジ17bはローラ状に形成されて回転自在であ
り、かつ一端が洗浄水槽17aの中の水に浸かり、他の
一端が洗浄スポンジ17bと第2ガイドローラ14とで
搬送ベルト4を挟むことによって接触する様に設置され
ている。なお、本実施の形態では、洗浄に水を用いた
が、水に限らず、インクを洗浄できる液体であれば良
い。脱水部18には、脱水ベルト18a、ローラ18
b、絞り機18c及び排水槽18dが備えられている。
脱水ベルト18aは、吸収水生の高い素材でベルトに形
成され、また搬送ベルト4に接触する様に配置されてお
り、かつローラ18cによって回転自在に設けられてい
る。脱水ベルト18aには絞り機18cが取り付けてあ
り、脱水ベルト18aに含まれている水分は絞り機18
cによって絞られ、排水槽18dに排出される。乾燥部
19には、送風機が備えられており、搬送ベルト4に風
を吹き付ける。
【0017】支持部8は、2本の対向する円柱状の軸部
20から形成され、ベルト乾燥部19と駆動ローラ11
との間に設けられており、該軸部20によって、ロール
状に巻かれた布帛3を支持している。また、軸部20の
左右には、ロール状に巻かれた布帛3の左右への移動を
規制するための規制部材(図示省略)が設けられてい
る。
【0018】巻き取り部10は、駆動ローラ11による
搬送ベルト4の搬送速度と同速度で搬送ベルト4を巻き
取れるように、回転速度が設定されている。
【0019】搬送装置1の動作について説明する。
【0020】印刷を行う前に、予め布帛3を印刷可能な
状態にセットしておく。ここで印刷可能な状態とは、ロ
ール状に巻かれた布帛3を支持部8にセットするととも
に、布帛3を搬送ベルト4に重ねて、印刷領域Aに配置
し、印刷後に布帛3が巻き取り部10によって巻き取ら
れるように、布帛3の一端を巻き取り部10にセットし
た状態である。
【0021】このとき、ロール状に巻かれた布帛3は、
その外径は大きい状態であるので、シフトローラ15
は、矢印Bに沿って動作して、搬送ベルト4とロール状
の布帛3の外周円とを接触させている。また、シフトロ
ーラ15の動作に伴って、テンションローラ16は矢印
Dに沿って動作する。
【0022】印刷が開始されると、印刷領域では、布帛
3に対して記録ヘッド2からインクが吐出されて、布帛
3に対する印刷が行われるとともに、該印刷に対応して
布帛3を搬送するように、駆動ローラ11は反時計回り
で回転して、搬送ベルト4を駆動させる。これと同時
に、布帛3の巻き取りを行うように、巻き取り部10の
回転も開始する。
【0023】このとき、ロール状に巻かれた印刷前の布
帛3は、時計回り(矢印F)で回転しながら、シフトロ
ーラ15によって搬送ベルト4に押さえつけられて密着
し、矢印G、矢印Hに沿って搬送される。そして、第一
ガイドローラ13付近で、搬送ベルト4からはがされる
と、布帛乾燥部9によって印刷画像が乾燥されて、巻き
取り部10に巻き取られる。
【0024】印刷が徐々に進むにつれ、ロール状の布帛
3の外径は、小さくなっていくので、シフトローラ15
は、矢印Cに沿って動作して、布帛3の外周円と搬送ベ
ルト4との接触状態を維持する。そして、このシフトロ
ーラ15の動作に伴って、テンションローラ16は矢印
Eに沿って動作する。
【0025】印刷領域Aを通過した搬送ベルト4には、
布帛3から浸透したインクが付着している。クリーニン
グ部7の洗浄部17において、洗浄スポンジ17bは第
2ガイドレール14ととも搬送ベルトを挟むように設置
されているので、インクが付着した搬送ベルト4は洗浄
スポンジ17bに接触する。洗浄スポンジ17bは、洗
浄水槽17aを吸収して湿っており、またここで用いら
れるインクは水性インクであるため、洗浄スポンジ17
bとの接触によって、搬送ベルト4の表面に付着したイ
ンクを除去できる。また、洗浄スポンジ17bはローラ
状に形成されており、回転自在であるため、洗浄スポン
ジ17bのインクが付着した面は、回転によって洗浄槽
17aの水の中に浸けられることによって除去される。
よって、洗浄スポンジ17bは常に、洗浄されてインク
が付着していない面において搬送ベルト4に接触するこ
とが出来、より効果的に搬送ベルト4の洗浄を行うこと
ができる。洗浄部7での洗浄によって搬送ベルト4の表
面に付着した水分は、搬送ベルト4に接触する脱水部1
8の脱水ベルト18aに吸収されることによって脱水さ
れる。脱水ベルト18aは、ローラ18bによって回転
自在に設置されているので、搬送ベルト4の搬送に伴
い、接触によって生じる摩擦によって回転する。脱水ベ
ルト18aの搬送ベルト4の水分を吸収した面は、回転
によって絞り機18cまで移動し、吸収した水分は絞ら
れて廃水槽18dに排水される。そして、水分を絞られ
た面がまた回転によって脱水ベルト4に接触するように
なるので、脱水ベルト18aの搬送ベルト4に接触する
面は常に絞られた状態であり、充分な水分吸収力を維持
することができる。脱水部18によって脱水された搬送
ベルト4は、完全に乾燥しているわけではなく、脱水ベ
ルト18aに吸収されきらなかった水分がまだ表面に残
っている。この残留している微量の水分は、乾燥部19
に設けられた送風機によって風を吹き付けることによっ
て完全に乾燥させる。なお、乾燥部には、ヒーターを備
えることによって、熱風を吹き付けるようにしても良
い。このように、布帛3の印刷の後に、搬送ベルトを洗
浄し乾燥することによって、引き続いて新たに搬送され
る布帛3を付着したインクで汚染してしまうことがな
く、また洗浄に用いた水で濡らしてしまうこともないの
で、搬送ベルト4は良好な状態で布帛3の搬送を連続し
て行うことができる。また、上記のような方法では、洗
浄、脱水及び乾燥の工程において、人手による操作をほ
とんど必要とせず、よって全印刷工程に要される手間を
省くことができる。
【0026】以上のように、この実施の形態の搬送装置
1によれば、搬送ベルト4には、布帛3と重なった際に
布帛3に突き刺さる針状の繊毛4aが設けられているの
で、布帛3と搬送ベルト4とが重なった際に、布帛3に
繊毛4aが突き刺ささり、布帛3と搬送ベルト4の密着
状態を維持しつつ、搬送することができる。したがっ
て、布帛3のずれやシワ等を防止することができる。特
に、ストレッチ素材の布帛を用いた場合には、その伸縮
性により、搬送時に状態が変化する可能性もあるが、上
記構成で有れば、布帛3に突き刺ささって、その密着状
態を維持するので、搬送時の状態変化を防止することが
できる。また、粘着性の搬送ベルト4を用いた場合で
は、粘着性の劣化とともに交換しなければならないが、
上記構成であれば、針状の繊毛4aが突き刺ささること
で、密着時の状態を維持するので、粘着性の搬送ベルト
よりも長い期間使用することができる。したがって、メ
ンテナンスの回数を削減することができる。
【0027】本実施の形態では、記録媒体として布帛3
を使用したものを例示しているが、ロール状に巻かれた
記録媒体であれば如何なるものでもよく、これ以外に
も、例えば、紙や不織布等が挙げられる。
【0028】〔第2の実施の形態〕次に、本発明を適用
した第2の実施の形態について説明する。尚、第2の実
施の形態におけるインクジェットプリンタの構成のう
ち、第1の実施の形態において図1に示して説明したイ
ンクジェットプリンタ1と同一の構成要素については、
同一の符号を付してその説明を省略する。
【0029】本第2の実施の形態におけるインクジェッ
トプリンタ1は、図3に示す様に、シフトローラ15を
備えず、搬送ベルト4はロール状に巻かれた布帛3の外
周円に接しない。ロール状に巻かれた布帛3は、図示し
ない駆動部によって布帛供給軸22が回転することによ
り引き出され、自重によって下に弛んだ後、駆動ローラ
11に引き上げられて、搬送ベルト4に接触し密着され
て搬送される。駆動ローラ1に引き上げられるとき、布
帛3は自重によって下に弛んでいるので、布帛3には自
重による下方向へのテンションがかけられ、歪みやシワ
が取り除かれる。よって布帛3は歪みやシワの無い状態
で搬送ベルト4に接触して密着されるので、良好な状態
で搬送され印刷されることができる。また、ロール状に
巻かれた布帛3と駆動ローラ11の間には、センサ21
が設けられており、布帛3の弛み具合を測定する。そし
てその測定結果に基づいて、布帛供給軸22の回転速度
を制御することによって引き出される布帛3の量を調節
し、常に一定の具合で布帛3が下に弛んでいる状態を保
つ。よって、駆動ローラ11によって引き上げられて搬
送ベルト4に接触するときに布帛3にかかっているテン
ションを一定に保つことが出来、布帛3に、不安定なテ
ンションがかかることによって歪みが生じることを防ぐ
ことができる。
【0030】また、本第2の実施の形態におけるインク
ジェットプリンタ1によれば、クリーニング部7の洗浄
部17は、搬送ベルト4を洗浄するための水が入った洗
浄槽17aを備える。第2ガイドローラ14は、印刷領
域Aでインクが付着した搬送ベルト4の第2ガイドロー
ラ14に支持される部分が洗浄槽17aの水に浸るよう
に設置される。印刷領域Aにおいて布帛3に射出し着弾
されるインクは水溶性であり、また、洗浄部17におけ
るインクは射出されて間も無くまだ液状であるため、搬
送ベルト4に付着したインクは、水に浸しただけでも充
分に落とすことができる。なお、洗浄部17に、洗浄槽
17aの水の中で搬送ベルト4に接触するように、ゴム
などの弾性体から形成されるブレードを設けても良い。
このように、水に浸すだけでなく、水中でブレードによ
ってこそぎ落とすことによって、より効果的かつ確実に
搬送ベルト4に付着したインクを除去することができ
る。
【0031】なお、第1及び第2の実施の形態におい
て、クリーニング部7の脱水部18は、吸水性の部剤か
ら形成される脱水ベルトによって吸水する方法を用いた
が、これに限らず、吸水性のローラを搬送ベルト4に押
し付けるようにしても良く、また、搬送ベルト4にゴム
等の弾性体からなるブレードを押し付けて、水をこそげ
落とすようにしても良い。また、クリーニング部7の乾
燥部19は、風や熱風を吹き付けることによって搬送ベ
ルト4を乾燥する方法を用いたが、搬送ベルト4を過熱
することによって乾燥させるようにしても良い。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の発明に係る搬送装置によ
れば、インクジェットプリンタにおいて、記録媒体とし
て比較的薄い布帛や不織布等の紙に比較して繊維の目が
荒い記録媒体を搬送する際に、針状の多数の突起を有す
る搬送ベルトを用いることにより、前記針状の突起が記
録媒体の繊維の間に入り込む状態、すなわち、突起の先
端が刺さった状態となることにより、搬送ベルトと記録
媒体とがずれないように固定された状態となる。これに
より、ベルトに対して記録媒体が位置ずれするのを防止
できる。また、前記記録媒体がストレッチ素材のように
伸びやすい材質や、上述のように薄い布帛などのように
比較的伸びやすい材質の際に、上述のように記録媒体が
針状の多数の突起により搬送ベルトに固定された状態と
なることにより、搬送時に記録媒体に伸びるような力が
作用しても、搬送ベルトに全面が固定された状態なので
記録媒体が伸びづらい状態となる。これにより、インク
ジェットプリンタにより記録媒体に画像を記録した際
に、記録中の記録媒体の伸び等の変位を原因とする画像
の歪みなどの悪影響を防止することができる。また、記
録媒体として比較的薄く、かつ、繊維からなるものを用
いた場合には、吐出されたインクが記録媒体から下の搬
送ベルトにしみ出して、搬送ベルトを汚してしまう可能
性が高いが、上記清掃手段により搬送ベルトを清掃する
ことで、搬送ベルトの汚れを取り除き、搬送ベルトの汚
れにより、記録媒体が汚れてしまうのを防止することが
できる。以上のことから、インクジェットプリンタにお
いて、薄い布帛等の伸びやすくかつインクが裏に抜ける
ような記録媒体でも容易に印刷が可能となる。また、従
来のように搬送ベルトに粘着材を塗布することにより、
搬送ベルトに布帛をずれないように固定した場合は、粘
着材の粘着性の維持に手間が係るとともに定期的に粘着
材を除去して塗布し直す必要がありメンテナンスに労力
がかかるが、本発明においては、上述のような針状の多
数の突起を有する搬送ベルトを用い、かつ、清掃手段を
設けることにより、搬送ベルトは、記録媒体をずれない
ように常時固定可能な状態でかつ清浄な状態に保たれる
ので、搬送ベルトをほぼメンテナンスフリーとすること
ができる。
【0033】請求項2記載の発明に係る搬送装置によれ
ば、搬送ベルトに付着したインクを水等の液体で洗浄し
て確実に落とすことができるとともに、搬送ベルトが記
録媒体に接触する際には、洗浄により濡れた搬送ベルト
を脱水、乾燥等により乾いた状態とすることができる。
【0034】請求項3記載の発明に係る搬送装置によれ
ば、上述のように薄い布帛に容易にインクジェットによ
る印刷を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態の搬送装置
を表す側断面図である。
【図2】図1の搬送装置に備わる搬送ベルトを表す拡大
図である。
【図3】本発明を適用した第2の実施の形態の搬送装置
を表す側断面図である。
【符号の説明】
1 搬送装置 2 記録ヘッド 3 布帛 4 搬送ベルト 4a 繊毛 7 クリーニング部(洗浄手段) A 印刷領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EA16 EC12 FB03 HA29 HA33 2C060 BC86 3F049 AA03 BA02 LA07 LB11 3F101 AB01 AB12 LA07 LB11 3F103 AA07 BB00 BB01 BB04 EA15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の記録媒体にインクを吐出する
    ことで、前記記録媒体に対して記録を行うインクジェッ
    トプリンタにおいて、前記記録媒体をインクの吐出を行
    う記録領域に搬送する搬送装置であって、 前記記録媒体を前記記録領域に搬送する搬送ベルトと、
    駆動中の前記搬送ベルトを清掃する清掃手段とを備え、 前記搬送ベルトの前記記録媒体と接する面には、前記記
    録媒体がずれないように固定する針状の多数の突起が設
    けられていることを特徴とする搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記清掃手段は、前記搬送ベルトを水等
    の液体で洗浄する洗浄手段と、前記液体を脱水及び乾燥
    のうちの少なくとも一つの方法で除去する除去手段とを
    備えることを特徴とする請求項1記載の搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記記録媒体が布帛であることを特徴と
    する請求項1または2記載の搬送装置。
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