JP2009154483A - プリンター装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内部を清潔に保つことができるプリンター装置を提供する。
【解決手段】プリンター装置は、印刷部10と、粘着層が表面に形成された無端状の搬送用ベルト14とを備え、印刷媒体8の裏面を前記粘着層に付着させて印刷媒体8を支持しつつ印刷媒体8の表面に印刷を行うように構成されている。粘着層の貼り替えが行われる場合に、無端状の搬送用ベルト14の表面から粘着層を剥離させるメンテナンス用液体が塗布されたときに、無端状の搬送用ベルト14の下部から滴下するメンテナンス用液体を、無端状の搬送用ベルト14の下方で受容する灯油受け皿60を印刷部10に備えて構成される。灯油受け皿60は、印刷部10内でスライド移動可能となっており、さらに灯油受け皿60は、印刷部10内から印刷部10の外方へ取り出し自在となるように構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、シート状の印刷媒体にインクを吐出することにより印刷を行うプリンター装置に関し、さらに詳細には印刷媒体を搬送する搬送装置のメンテナンスに関する。
紙または布等からなるシート状の印刷媒体に対して、インクを吐出することにより所望の印刷を行うプリンター装置においては、印刷領域(印刷ヘッドからインクが吐出される領域)に印刷媒体を搬送するための搬送装置が設けられているものがある(例えば特許文献1を参照)。この搬送装置としては、例えば無端状の搬送用ベルトの表面に地張り剤(接着剤)を塗布して粘着層を形成することにより、印刷媒体を搬送用ベルトに貼付して搬送を行うベルト式搬送装置がある。このベルト式搬送装置では、地張り剤によって印刷媒体が搬送用ベルトに貼付されているため、印刷媒体に不均一なテンションがかかることがないため歪みおよびシワの発生を防止できる。さらに、搬送用ベルトを回転させることにより、確実に印刷媒体を印刷領域に搬送することができる。
印刷媒体を搬送用ベルトに繰り返して貼付させて、印刷媒体を搬送させながら所望の印刷を行っていると、搬送用ベルトの表面に印刷インク、糸くずおよびほこり等が付着することによって次第に地張り剤の粘着力が低下し、印刷媒体が十分に搬送用ベルトに貼付されなくなる。そのときには、搬送用ベルトの表面の地張り剤をいったん全て剥がし取り、その後改めて新たな地張り剤を塗布して粘着層を形成することにより、再び印刷媒体が搬送用ベルトにしっかりと貼付されて所望の印刷が可能となる。
図11に、従来の洗浄装置500および搬送用ベルト600を備えたプリンター装置700の模式図を示す。説明の便宜上、図11に示す矢印方向を上下前後方向と定義し、図11はプリンター装置700の一部分(洗浄装置500および搬送用ベルト600の部分)の側断面図を示している。前後方向に略水平に配設されたガイドローラー580,582、およびガイドローラー580,582の下方に配設されたガイドローラー581に掛け回されて、輪状かつ回転自在となった搬送用ベルト600の表面には、地張り剤が塗布されている。シート状の印刷媒体610は、地張り剤の粘着力によって搬送用ベルト600に貼付されて、搬送用ベルト600とともに後方から前方へと(反時計回りに)順次搬送される。そして、プラテン630上において、印刷ヘッド620からインクが吐出されることにより所望の印刷が行われるように構成されている。
輪状の搬送用ベルト600の下方に位置した洗浄装置500は、洗浄水吐出パイプ510、洗浄ブラシ520、洗浄水トレイ530、ワイパーブレード540および吸水ローラー550を備えて構成され、これらは固定板560に固定されている。洗浄水トレイ530内に流下した洗浄水は、洗浄水タンク570に適宜流下するようになっており、洗浄水タンク570内の洗浄水は再び洗浄水吐出パイプ510から搬送用ベルト600に向けて噴射されるように構成されている。地張り剤の粘着力が低下したときには、搬送用ベルト600を回転させながら上部の略水平となった部分(矢印601の位置)において、地張り剤を剥がすための剥離用溶剤(例えば灯油)を搬送用ベルト600の表面に塗布する。そして、搬送用ベルト600を回転させながら、例えば矢印601の位置において、スクレパー等を用いて手作業で剥ぎ取り回収される。
特開2003−205658号公報
しかし、矢印601の位置において回収されなかった灯油の一部は、回転している搬送用ベルト600の表面から矢印602の方向に灯油が滴り落ち、プリンター装置700の内部を汚染する恐れがあった。
以上のような課題に鑑みて、本発明では内部を清潔に保つことができるプリンター装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために本発明に係るプリンター装置は、筐体(実施形態における印刷部10)と、粘着層が表面に形成された無端状シート部材(実施形態における搬送用ベルト14)とを備え、印刷媒体の裏面を前記粘着層に付着させて前記印刷媒体を支持しつつ前記印刷媒体の表面に印刷を行うように構成されている。そして、前記粘着層の貼り替えが行われる場合に、前記無端状シート部材の表面から前記粘着層を剥離させるメンテナンス用液体が塗布されたときに、前記無端状シート部材の下部から滴下する前記メンテナンス用液体を、前記無端状シート部材の下方で受容する受容部材(実施形態における灯油受け皿60)を前記筐体内に備えている。
上記構成のプリンター装置において、前記受容部材を前記筐体内でスライド移動可能に備えている構成が好ましい。また、上記構成のプリンター装置において、前記受容部材を前記筐体内から前記筐体外へ取り外し自在に備えている構成が好ましい。上記構成のプリンター装置において、前記受容部材は、上部が開口した皿状に形成されていることが好ましい。
上記構成のプリンター装置において、前記筐体内に互いに略水平に配置された第1ローラー(実施形態におけるガイドローラー13a)、第2ローラー(実施形態におけるガイドローラー13b)および前記第1ローラー、前記第2ローラーの下方に配置された第3ローラー(実施形態におけるガイドローラー13c)を備えて、前記無端状シート部材は、前記第1ローラーから前記第3ローラー、前記第3ローラーから前記第2ローラーおよび前記第2ローラーから前記第1ローラーへと連続回転するように構成されている。そして、前記受容部材は、前記第1ローラーと前記第3ローラーとの間に掛け回された前記無端状シート部材の下方に配設されている構成が好ましい。
本発明に関するプリンター装置によれば、粘着層の貼り替えが行われる場合に、無端状シート部材の表面から粘着層を剥離させるメンテナンス用液体(灯油)が塗布されたときに、無端状シート部材の下部表面から滴り落ちる灯油を、無端状シート部材の下方で受容する受容部材を筐体内に備えている。よって、地張り剤を剥がす際に、無端状シート部材から滴り落ちる灯油は受容部材によって受容されて回収され、プリンター装置の内部を汚染することがなく清潔に保つことができる。
また、受容部材は、筐体内でスライド移動可能に構成されているため、無端状シート部材の下部において、多くの灯油が滴り落ちる場所に移動させることが可能である。よって、無端状シート部材の下部表面から滴り落ちる灯油を、受容部材によって確実に受容させることが可能で、プリンター装置の内部をより清潔に保つことができる。
また、受容部材は、筐体内から筐体外へ取り外し自在に構成されているため、受容部材のメンテナンスを行う際は、筐体内から筐体外へ取り出して行うことができる。よって、受容部材のメンテナンス作業が行いやすく、作業効率を向上させることができる。また、受容部材は、上部が開口した皿状に形成されており、無端状シート部材の下部表面から滴り落ちる灯油を、受容部材によって確実に受容させることが可能で、プリンター装置の内部をより清潔に保つことができる。
さらに、無端状シート部材は、略水平に配置された第1ローラー、第2ローラー、および第1ローラー,第2ローラーの下方に配置された第3ローラーに掛け回されている。そして、無端状シート部材は、第1ローラーから第3ローラー、第3ローラーから第2ローラーおよび第2ローラーから第1ローラーへと連続回転するように構成されている。ここで、受容部材は、無端状シート部材の構成上最も灯油が滴り落ちやすい、第1ローラーと第3ローラーとの間に掛け回された無端状シート部材の下方に配設されている。よって、無端状シート部材の下部表面から滴り落ちる灯油を、受容部材によって確実に受容させることが可能で、プリンター装置の内部をより清潔に保つことができる。
以下、本発明に係るプリンター装置1の好ましい実施の形態である実施例1および実施例2について、図1から図10を参照して説明する。説明の便宜上、図1に示す矢印方向を上下左右前後方向と定義し、この方向は図2から図10に示す方向と一致している。
実施例1に係るプリンター装置1は、図1に示すように略直方体の外形を持つとともに外周部がカバーで覆われており、右端部の操作部2および左右中央付近に形成された作業部3を主体に構成されている。操作部2には、プリンター装置1の稼働状況等を表示する表示パネル(図示せず)等が設けられている。作業部3は、図2の側断面図に示すように、後部に形成された送り出し装置80、前後中央部の印刷部10および前部に形成された巻き取り装置90を主体に構成されている。
送り出し装置80は、シート状の印刷媒体8が巻かれた供給部81および複数のガイドローラー82から構成されている。印刷媒体8は供給部81から順次送り出され、複数のガイドローラー82を通過してシワが取り除かれた状態で印刷部10に搬送される。巻き取り装置90は、印刷が施された印刷媒体8を乾燥させる乾燥部91、印刷媒体8を巻き取る巻き取り部92、および複数のガイドローラー93から構成されている。
なお、送り出し装置80および巻取り装置90の各構成部材は、図1に示す作業部3の左右幅と略同一の左右幅となっている。また、送り出し装置80および巻取り装置90は、図示しない外枠によって外周部を囲まれて形成されており、各装置80、90の各構成部材は上記外枠によって所定位置に保持されている。さらに、送り出し装置80および巻取り装置90は、印刷部10に対して外枠とともに脱着自在となっている。
印刷部10は、図3に示すように搬送部50、洗浄部20、スライド駆動部30および外枠40を主体に構成されている。搬送部50は、4つのガイドローラー13a,13b,13c,13d、搬送用ベルト14、印刷ヘッド11およびプラテン12から構成されている。また、4つのガイドローラー13a,13b,13c,13dは、外枠40によって回転自在に支持されて、例えばガイドローラー13aには、駆動用モーター(図示せず)が連結されている。ガイドローラー13aと13cとは略同一高さに支持され、ガイドローラー13bは、印刷ヘッド11およびプラテン12の下方に支持されている。ガイドローラー13cと13dとは、印刷媒体8および搬送用ベルト14を上下に挟持するように配設されている。
プラテン12は、ガイドローラー13aと13cとの中間近傍に配設され、略水平に張持された搬送用ベルト14を下方から支持している。印刷ヘッド11は、プラテン12の上方においてプラテン12と上下に対向するように配置され、左右方向に往復自在となっている。さらに、印刷ヘッド11は、その下面に複数のノズル(図示せず)を有しており、そのノズルから下方に向けて印刷インクを吐出する構成となっている。搬送用ベルト14は、例えば樹脂材料を用いて無端シート状に形成されており、弾性を有して変形自在となっている。また搬送用ベルト14は、3つのガイドローラー13a,13b,13cに掛け回されて張持されており、駆動用モーターを駆動させてガイドローラー13aを反時計回りに回転させることにより、搬送用ベルト14は張持された状態で反時計回りに回転する構成となっている(図3を参照)。
洗浄部20は、灯油受容部21、洗浄水吐出パイプ22、洗浄ブラシ23、洗浄水トレイ24、ワイパーブレード25、吸水ローラー26および固定板27を主体に構成されている。洗浄部20は、印刷媒体8に対して印刷が行われている間、図3に示すように、ガイドローラー13bと洗浄ブラシ23とが搬送用ベルト14を上下に挟持するように構成されている。また、搬送用ベルト14の作業表面(印刷媒体8が載置される面)には、搬送中に印刷媒体8を貼付して固定するための、地張り剤が塗布されて粘着層が形成されている。
灯油受容部21は、後述するように搬送用ベルト14の作業表面の地張り剤を張り替える際に塗布される、灯油を受容するための部材であり、図6に示すように、灯油受け皿60、保持枠70および支持台75を主体に構成されている。灯油受け皿60は、図7に示すように、例えば板状の金属材料を用いて左右方向に延びるとともに、上部が開口して中央部分が凹んだ皿状に形成されている。また、灯油受け皿60は、左右方向に延びた底部61に3つの逃がし穴61aが形成され、底部61の右端部には右側面62R、底部61の左端部には左側面62Lがそれぞれ上方向に延びて形成されている。
また、左側面62Lの左側には取っ手63が取付けられており、灯油受け皿60の前後端部には、前後方向に延びた縁部64が形成されている。なお、後述するように受容された灯油は浸透布に浸透し、灯油受け皿60の内部(凹部)が灯油で満たされることはないため、底部61に逃がし穴61aが形成され、また、底部61と右側面62R,左側面62Lとの間に多少の隙間があっても、使用上差し支えはない。
保持枠70(一部省略)は、図8に示すように、例えば板状の金属材料を用いて上部が開口した箱状に形成されている。また保持枠70は、左右方向に延びた底部71が形成され、底部71の右端部には右側面(図示せず)、底部71の左端部には左側面72Lがそれぞれ上方向に延びて形成されている。また、右側面,左側面72Lには、取っ手用切り欠き73が形成され、前後方向側面の上端部に載置端面74が形成されて左右対称形となっている。支持台75(一部省略)は、図8に示すように、例えば板状の金属材料を用いて前後左右方向に延びた上部76、上下左右方向に延びた中央部77、および前後左右方向に延びた下部78から形成されている。
洗浄水噴射パイプ22は、左右に延びて形成されノズル(図示せず)より搬送用ベルト14の作業表面に洗浄水を噴射する。洗浄ブラシ23は、その外周部がブラシとなっており、回転自在に支持されるとともに駆動用モーター(図示せず)と連結されている。そして、搬送用ベルト14と洗浄ブラシ23の外周部とが当接している。洗浄水トレイ24は、洗浄ブラシ23の下方に設置されており、洗浄ブラシ23が回転して搬送用ベルト14の作業表面をブラッシングすることにより、搬送用ベルト14の作業表面から垂れ落ちた洗浄水および印刷インクを捕集するためのトレイである。なお、洗浄水トレイ24の底面には排水用穴(図示せず)が2箇所設けられている。
ワイパーブレード25は、例えば弾性変形可能なゴム材料を用いて形成されたワイパーであり、その上先端部が搬送用ベルト14の作業表面に当接している。吸水ローラー26は、例えば樹脂材料を用いてスポンジ状に形成されており、吸水ローラー26の上先端部が搬送用ベルト14の作業表面に当接している。固定板27は、例えば金属板を用いて形成されており、図5に示すように中央付近に排水用長穴27aが形成され、排水用長穴27aの前方には固定用長穴27cが(3つ)形成されている。
上述の灯油受容部21は、図6に示すように、固定板27の上面に支持台75が載置されて、例えばねじ等を用いて固定板27に固定されている。また、上部76の上面に保持枠70が載置されて、(6つの)ネジ71aを用いて保持枠70と支持台75とが固定されている。そして、保持枠70の凹部に対して上方から灯油受け皿60を載置することにより、灯油受容部21が構成される。固定板27の固定用長穴27cにねじ等を挿通させて、支持台75を固定板27に固定する構成より、固定板27に対する灯油受容部21の固定位置を前後に移動可能となっている。また、灯油受け皿60の逃がし穴61aの位置と、ネジ71aの(左右方向の)配設位置とは対応しているため、逃がし穴61aにネジ71aが挿通されて、載置端面74に縁部64が載置されている。
保持枠70に対して灯油受け皿60が左右方向に2つ並んで配設されており、2つのうち、左側に配設された灯油受け皿60の左側側面、右側に配設された灯油受け皿60の右側側面に取っ手63が取付けられている。なお、灯油受け皿60の内部には、灯油を浸み込ませるための例えばガーゼ等の浸透布(図示せず)が敷き詰められている。また、洗浄水吐出パイプ22、洗浄水トレイ24、ワイパーブレード25および吸水ローラー26も、固定板27に載置されて固定されている。
また、洗浄水トレイ24の排水用穴には、排水パイプ(図示せず)が接続されており、この排水パイプが排水用長穴27aを通って洗浄水タンク41に延びている。洗浄水トレイ24内の洗浄水が、排水パイプを通過して洗浄水タンク41に流下する。なお、洗浄水タンク41内に流下した液体は、循環ポンプ(図示せず)によって再び洗浄水吐出パイプ22に送られて、搬送用ベルト14の作業表面に噴射される。
スライド駆動部30は、図3および図5に示すように、モーター部31、駆動軸32L、32R、駆動輪33a、従動輪33b、スライド用ベルト34L,34Rを主体に構成され、外枠40によって支持されている。モーター部31は、その内部にベルト駆動用モーター(図示せず)および複数の変速ギア(図示せず)を有して構成され、左右一対のスライド用ベルト34L,34Rの左右内側に設置されている。駆動軸32L,32Rは、モーター部31の出力軸である。駆動輪33aは、駆動軸32L,32Rの各端部に固定されており、駆動軸32L,32Rの回転駆動力をそれぞれスライド用ベルト34L,34Rに伝達可能となっている。
従動輪33bは、スライド用ベルト34L,34Rの(回転)移動に伴って回転し、スライド用ベルト34L,34Rの張り具体を一定に保っている。スライド用ベルト34L,34Rは、例えばゴム材料により形成され、駆動輪33aおよび従動輪33bに掛け回されており、スライド用ベルト34L,34Rの上部34LU,34RUには、固定板27の左端部、右端部が載置されて固定されている。
外枠40は、図5に示すように印刷部10の外周部を形成するとともに、印刷部10を構成する各構成部材を所定位置に保持または支持している。ここで、印刷部10の各構成部材の左右幅は、図1に示す作業部3の左右幅と略同一となっている。
以上ここまでは、プリンター装置1の各構成部材について説明したが、以下において印刷媒体8に印刷を行う際の、各構成部材の作動について説明する。
図2に示すように、供給部81から供給された印刷媒体8は印刷部10に搬送され、ガイドローラー13c,13dによって、地張り剤が塗布された搬送用ベルト14の作業表面に貼付されて、搬送用ベルト14と一体となって搬送される。印刷ヘッド11とプラテン12との間に搬送された印刷媒体8に対して、印刷ヘッド11が左右方向に往復移動しながら、ノズルより下方に向けて印刷インクを吐出し、所望の印刷が施される。そして、印刷が施された印刷媒体8は、ガイドローラー13a付近まで搬送用ベルト14に貼付された状態で搬送された後、搬送用ベルト14から分離され巻取り装置90に送られる。印刷が施された印刷媒体8は、乾燥部91において印刷インクを十分に乾燥させた後、巻き取り部92において巻き取られ、プリンター装置1における一連の印刷が行われる構成となっている。
上述の印刷時において、洗浄部20の各構成部材は、回転している搬送用ベルト14の作業表面に対して、以下のように作用して洗浄を行う。洗浄水噴射パイプ22より、搬送用ベルト14の作業表面に洗浄水が噴射され、洗浄ブラシ23によるブラッシングによって印刷インクを洗浄しやすくする。そして、回転する洗浄ブラシ23の外周部によってブラッシングされ、搬送用ベルト14の作業表面に付着した印刷インク等の汚れが洗浄され、洗浄水とともに洗浄水トレイ24に流下する。そして、ワイパーブレード25により、作業表面に付着した水分がワイピングされて除去される。吸水ローラー26は、作業表面に付着した細かな水分を吸水して除去する。このようにして、搬送用ベルト14の作業表面を洗浄することにより、印刷インク等の汚れが除去されるので、搬送用ベルト14に印刷媒体8が貼付されるときに、印刷媒体8に汚れが付着することを防止できる。
以上ここまでは、印刷媒体8に印刷を行う際の各構成部材の作動について説明したが、以下において、洗浄部20のメンテナンスを行う際の手順について説明する。特に、洗浄部20を構成する洗浄ブラシ23、ワイパーブレード25および吸水ローラー26は、常に搬送用ベルト14と当接しているため、長期間プリンター装置1を稼動させることによりその洗浄性能が徐々に低下するため、適宜交換する必要ある。
まず、図2において、印刷部10と連結されている送り出し装置80を切り離して後方に移動させる。そして、図3に示すように、洗浄部20が搬送用ベルト14の作業表面を洗浄可能な位置にある状態において、ベルト駆動用モーターを駆動させて上部34LU,34RUを矢印Bの方向(後方)に同期して移動させる。そうすることにより、洗浄部20を後方に平行移動させ図4に示すように、灯油受け皿60をガイドローラー13bの真下に位置させる(図5に示す2点破線27Bを参照)。このとき、灯油受容部21、洗浄水吐出パイプ22および洗浄水トレイ24の各上端部は、ガイドローラー13bよりも下方に位置しているために、洗浄部20はガイドローラー13bと上下に干渉することなく後方に平行移動可能である。
このように平行移動させることにより、図4に2点破線で示すような、上下に広がった作業空間Aを作り出すことができる。メンテナンス作業者は、例えば印刷部10の後方に立ち作業空間Aに手を伸ばすことで、洗浄部20の各構成部材のメンテナンスを容易に且つ効率良く行うことができる。また、洗浄部20のメンテナンスばかりではなく、例えば搬送部50およびスライド駆動部30のメンテナンスを行う場合も同様に、容易に且つ効率良く行うことができる。なお、メンテナンスが終了すると上部34LU、34RUを前方に移動させ、洗浄部20を図3に示す場所に戻す。再び送り出し装置80を印刷部10に連結させることで、プリンター装置1が印刷可能な状態となる。
以上ここまでは、洗浄部20のメンテナンスを行う際の手順について説明したが、以下において、搬送用ベルト14の作業表面に塗布された地張り剤を塗り直す手順について説明する。印刷媒体8を繰り返して搬送用ベルト14の作業表面に貼付させて印刷を行っていると、搬送用ベルト14の作業表面に印刷インク、糸くずおよびほこり等が付着して、次第に地張り剤の粘着力が低下する。そうすると、印刷媒体8が十分に搬送用ベルト14に貼付されなくなるため、地張り剤を塗り直す作業が必要となる。
印刷ヘッド11からのインクの吐出を停止させるとともに、搬送用ベルト14から印刷媒体8を取り外す。そして、搬送用ベルト14の回転を停止させ、図3に示すように、印刷ヘッド11とガイドローラー13aとの間(矢印8aの位置)において、ドクタ(塗布用治具)を用いて搬送用ベルト14の作業表面に灯油を塗布する。矢印8a近傍の作業表面に灯油を塗布した後、搬送用ベルト14を反時計回りに少し回転させて、矢印8a近傍に灯油の塗布されていない作業表面を位置させる。そして、再び矢印8a近傍に灯油を塗布し、この作業を繰り返して作業表面全体に灯油を塗布する。このとき、搬送用ベルト14はガイドローラー13aを通過することにより、搬送用ベルト14の作業表面は下方に向くこととなり、塗布された灯油は少量ではあるが作業表面からの下方へ滴り落ちる。ガイドローラー13a,13b間の搬送用ベルト14の傾斜角度等によって、灯油の滴り落ちやすい位置は変化するが、図3に示す状態においては矢印8bの位置から最も多く滴り落ちるものとして説明する。
そこで、矢印8bの位置から滴り落ちる灯油を受容可能となるように、固定板27に対する灯油受容部21の(前後方向への)取り付け位置が調整されている。なお、わずかながらガイドローラー13aから(矢印8cに示すように)真っ直ぐ下方に滴り落ちる灯油もあるが、この灯油も灯油受け皿60によって受容される。灯油受け皿60は、図6に示すように上方に向けて開口して配設されており、灯油受け皿60に滴り落ちた灯油は浸透布に浸透することによって、灯油受け皿60の外部には流出しないようになっている。
このように、ガイドローラー13a,13b間の搬送用ベルト14から滴り落ちる灯油は、灯油受け皿60によって回収されるため、プリンター装置1の内部が灯油によって汚されることがない。さらに、滴り落ちる灯油が、洗浄水タンク41に流下しない構成となっているため、洗浄水タンク41内の洗浄水の洗浄力を低下させることがない。また、この洗浄水が再び洗浄水噴射パイプ22から搬送用ベルト14の作業表面に噴射されても、地張り剤の粘着力を低下させることがない。
上述のようにして、作業表面全体に灯油を塗布した後、図4に示すように洗浄部20を後方へ移動(メンテナンス位置と称する)させ、古い地張り剤の剥ぎ取りを行う。剥ぎ取り作業は、搬送用ベルト14を回転させながらガイドローラー13aの位置において、剥ぎ取り治具15を搬送用ベルト14の作業表面に当接させ、地張り剤を剥ぎ取りかき集めるようにして行う。このとき、ガイドローラー13a,13b間において、灯油は搬送用ベルト14の作業表面を伝って、ガイドローラー13b部分から真下に滴り落ちる(矢印8e)。
このメンテナンス位置において、灯油受け皿60はガイドローラー13bの真下に位置しているため、ガイドローラー13b部分から真下に滴り落ちる灯油を受容可能である。そのため、図4に示すメンテナンス位置においても、プリンター装置1の内部が灯油によって汚されることがない。このようにして、粘着力が低下した古い地張り剤を除去した後、矢印8aの位置においてドクタを用いて、搬送用ベルト14の作業表面全体に新しい地張り剤を塗布する。このようにすることで、再び印刷媒体8を搬送用ベルト14の作業表面にしっかりと貼付可能となる。
灯油受け皿60内の浸透布は、ある程度灯油が浸透すると浸透性が低下するため、そのときは新しい浸透布に交換する必要がある。このとき、メンテナンス作業者は保持枠70の左側方に位置した取っ手63を掴んで、逃がし穴61aとネジ71aとが干渉しないように、灯油受け皿60を少し上方に持ち上げた後、手前側(左方側)に引き出す。こうすることで、メンテナンス作業者は、印刷媒体8および搬送用ベルト14が邪魔とはならず、灯油受け皿60をプリンター装置1(印刷部10)の外部に簡単に取り出すことができ、よって浸透布の交換を容易に行うことができる。
浸透布を交換した後は、再び逃がし穴61aにネジ71aを挿通させるようにして(逃がし穴61aとネジ71aとによって左右方向への位置決めをするようにして)、載置端面74に縁部64を載置して灯油受け皿60を保持枠70に取り付ける。なお、保持枠70に配設された2つの灯油受け皿60のうち、右側に配設された灯油受け皿60も同様にして、保持枠70の右側方に位置した取っ手63を掴んで右方側に引き出すことができる。なお、図4に示すメンテナンス位置においても、灯油受け皿60は上述のようにしてプリンター装置1の左右側方へ簡単に取り出すことができる構成となっている。
ここで第1の実施例に係るプリンター装置1の効果について簡単にまとめると、第1に、搬送用ベルト14の作業表面の地張り剤を塗り直す作業(図3に示す灯油を塗布するとき、および図4に示す地張り剤を剥がすとき)において、プリンター装置1の構造上、作業表面から灯油がプリンター装置1内部に滴り落ちる。この滴り落ちる灯油を、灯油受け皿60が受容して回収する構成となっているので、プリンター装置1内部は灯油によって汚されることがなく、清潔に保つことができる。また、滴り落ちる灯油は灯油受け皿60によって回収されるので、洗浄水タンク41に灯油が流下しない。そのため、洗浄水タンク41内の洗浄水の洗浄力を維持することが可能となり、洗浄水タンク41内の洗浄水が再び洗浄水吐出パイプ22から噴射されることで、搬送用ベルト14の作業表面に付着した汚れを確実に洗浄することが可能となる。
第2に、搬送用ベルト14下部の下方に配設された灯油受け皿60は、左方側(右方側)に引き出すことによって、印刷媒体8および搬送用ベルト14と干渉することなく(邪魔とはならず)、プリンター装置1の外部に取り出すことができる構成となっている。よって、浸透布の交換作業を含めた灯油受け皿60のメンテナンス作業が、灯油受け皿60をプリンター装置1の外部に取り出して行うことができるので、メンテナンス作業性を向上させることができる。
第3に、灯油受容部21は、金属板を折り曲げ等して形成される簡素な構成であるとともに、そのメンテナンスは、灯油受け皿60の内部に敷き詰められた浸透布を交換するという簡単な作業によりできる。よって、プリンター装置1のメンテナンス作業性を高めることができるとともに、灯油受容部21を含めたプリンター装置1を安価に製作可能となる。また、灯油受け皿60は、滴り落ちる灯油を受容し易くするために、上部が開口した皿状に形成されている。よって、灯油受け皿60は簡素な構成でありながら広範囲にわたって灯油を回収可能となり、プリンター装置1内部を清潔に保つことができる。さらに、プリンター装置1内部のメンテナンス回数を低減することによって、プリンター装置1の維持管理コストを低減することが可能となる。
実施例2に係るプリンター装置100は、その構成の大部分が上述の実施例1に係るプリンター装置1と同一となっており、以下において、プリンター装置1との相違点を中心に、図9および図10を参照しながら説明する。なお、実施例1に係るプリンター装置1と同一番号の部材は、実施例1において説明した通りなのでここでの説明は省略する。
洗浄部20は、灯油受容部21、洗浄水吐出パイプ22、洗浄ブラシ23、洗浄水トレイ24、ワイパーブレード25、吸水ローラー26、固定板27および灯油受け板29を主体に構成されている。灯油受容部21の灯油受け皿68は、灯油受け皿60と同様の構成となっており、その前後幅が灯油受け皿60よりも短く形成されている。なお、保持枠79も灯油受け皿68の前後幅に合わせて短く形成されている。灯油受け板29は、例えば板状の金属材料を用いて左右方向に延びて形成されるとともに、印刷部10の外枠40に固定された状態において、上端部および左右端部から上方に延びた縁部29aが形成されている。灯油受け板29は図9に示すように、その後部が下方に傾斜するように印刷部10の外枠40に固定されており、また、灯油受け板29の後端部が灯油受け皿68の上方に位置している。
搬送用ベルト14の作業表面に塗布された地張り剤を剥がす際、上述の実施例1と同様にして、図9に示す状態において矢印8aの位置に灯油を塗布する。このとき、矢印8bの位置から灯油が最も多く滴り落ちるため、矢印8bの位置から滴り落ちる灯油を受容可能となるように、固定板27に対する灯油受容部21の(前後方向への)取り付け位置が調整されている。なお、ごく微量ながら、ガイドローラー13aから(矢印8cに示すように)真っ直ぐ下方に滴り落ちる灯油もあるが、この灯油は灯油受け板29によって受容される。灯油受け板29によって受容された灯油は、灯油受け板29の表面を伝って灯油受け皿68に流下し、灯油受け皿68内の浸透布に浸透して回収される。
搬送用ベルト14の作業表面全体に塗布された後、図10に示すように、洗浄部20をメンテナンス位置に移動させて、上述の実施例1と同様にして、剥ぎ取り作業を行う。灯油受け皿68はガイドローラー13bの真下に位置しており、搬送用ベルト14の作業表面を伝ってきてガイドローラー13b部分から真下に滴り落ちる灯油(矢印8e)を受容可能である。灯油受け板29は、印刷部10の外枠40に固定されているため、洗浄部20がメンテナンス位置へ移動しても、洗浄部20とともに移動しない構成となっている。また、実施例1の場合と同様に、洗浄部20が図9に示す印刷時の位置のみならず、図10に示すメンテナンス位置においても、灯油受け皿68はプリンター装置1の左右側方へ簡単に取り出すことができる構成となっている。
ここで第2の実施例に係るプリンター装置100の効果について簡単にまとめると、灯油受け皿68の小型化が可能となり、プリンター装置100全体をコンパクトに構成可能である。また、灯油受け皿68を小型化しつつ、プリンター装置100内部に滴り落ちる灯油を、灯油受け皿68に受容させて回収する構成となっているため、プリンター装置100内部を清潔に保つことが可能である。
上述の実施例において、浸透布としてガーゼを用いて構成しているが、浸透布は滴り落ちる灯油を受容できる材質のものであれば良く、例えばスポンジ等を用いて構成することも可能である。
上述の実施例1において、灯油受容部21は上部が開口して皿状に形成された灯油受け皿60を2つ用いて構成されているが、この構成に限定されず、搬送用ベルト14の作業表面から滴り落ちる灯油を受容可能であれば、灯油受け皿60の形状、大きさおよび個数は種々に構成可能である。なお、実施例2の灯油受け皿68に関しても同様である。
上述の実施例において、洗浄部20は前後方向に平行移動可能に構成されているが、この構成に限定されず、洗浄部20はプリンター装置1(100)の内部でスライド移動しない(固定された)構成でも良い。この構成においても、灯油受け皿60(68)は左右側方に引き出し可能である。
上述の実施例において、地張り剤を剥がすための溶剤として灯油を用いているが、溶剤は灯油に限定されない。例えば、有機溶剤および界面活性剤等の、地張り剤を搬送用ベルト14の作業表面から剥離可能な溶剤であれば良い。
上述の実施例1において、灯油受け皿60は、取っ手63を掴んで少し上方に持ち上げた後、外部に引き出すように構成されているが、灯油受け皿60の外部への取り出し方は、この方法に限定されない。例えば、灯油受け皿60と保持枠70とにスライドレールを設け、灯油受け皿60を左右にスライド移動させて外部に取り出す方法でも良い。上述の実施例2における、灯油受け皿68と保持枠79に関しても同様である。
上述の実施例2において、灯油受け皿68の取り出し方は、左右へ取り出す方法に限定されない。例えば、図9に示すように、灯油受け板29の上部近傍と外枠40との接続部分にヒンジ29bを用いて、ヒンジ29bを中心として灯油受け板29が回転可能に構成する。こうすることによって、灯油受け板29を回転位置29cに移動させた後、前方側から灯油受け皿68を取り出し可能となる。
本発明に係るプリンター装置を示した斜視図である。 図1中のII−II部分を示した側断面図である。 図2中の印刷部を詳細に示した側断面図である。 メンテナンス位置の印刷部を示した側断面図である。 図3中のV−V部分を示した断面図である。 灯油受容部を示した斜視図である。 灯油受け皿を示した斜視図である。 灯油受け皿を取り除いた灯油受容部を示した斜視図である。 第2の実施例に係るプリンター装置の印刷部を詳細に示した側断面図である。 第2の実施例に係るプリンター装置のメンテナンス位置の印刷部を示した側断面図である。 従来のプリンター装置の印刷部を示した側断面図である。
符号の説明
1 プリンター装置
8 印刷媒体
10 印刷部(筐体)
13a ガイドローラー(第1ローラー)
13b ガイドローラー(第2ローラー)
13c ガイドローラー(第3ローラー)
14 搬送用ベルト(シート部材)
60 灯油受け皿(受容部材)

Claims (5)

  1. 筐体と、粘着層が表面に形成された無端状シート部材とを備え、印刷媒体の裏面を前記粘着層に付着させて前記印刷媒体を支持しつつ前記印刷媒体の表面に印刷を行うプリンター装置において、
    前記粘着層の貼り替えが行われる場合に、前記無端状シート部材の表面から前記粘着層を剥離させるメンテナンス用液体が塗布されたときに、前記無端状シート部材の下部から滴下する前記メンテナンス用液体を、前記無端状シート部材の下方で受容する受容部材を前記筐体内に備えたことを特徴とするプリンター装置。
  2. 前記受容部材を前記筐体内でスライド移動可能に備えたことを特徴とする請求項1に記載のプリンター装置。
  3. 前記受容部材を前記筐体内から前記筐体外へ取り外し自在に備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のプリンター装置。
  4. 前記受容部材は、上部が開口した皿状に形成されたことを特徴とする請求項1から3に記載のプリンター装置。
  5. 前記筐体内に互いに略水平に配置された第1ローラー、第2ローラーおよび前記第1ローラー、前記第2ローラーの下方に配置された第3ローラーを備え、
    前記無端状シート部材は、前記第1ローラーから前記第3ローラー、前記第3ローラーから前記第2ローラーおよび前記第2ローラーから前記第1ローラーへと連続回転するように構成され、
    前記受容部材は、前記第1ローラーと前記第3ローラーとの間に掛け回された前記無端状シート部材の下方に配設されたことを特徴とする請求項1から4に記載のプリンター装置。
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