JP7342438B2 - クリーニング装置、インクジェット画像形成装置およびクリーニング条件変更制御方法 - Google Patents

クリーニング装置、インクジェット画像形成装置およびクリーニング条件変更制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7342438B2
JP7342438B2 JP2019108823A JP2019108823A JP7342438B2 JP 7342438 B2 JP7342438 B2 JP 7342438B2 JP 2019108823 A JP2019108823 A JP 2019108823A JP 2019108823 A JP2019108823 A JP 2019108823A JP 7342438 B2 JP7342438 B2 JP 7342438B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
conveyor belt
section
cleaning liquid
cleans
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019108823A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020199712A (ja
Inventor
正治 原島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2019108823A priority Critical patent/JP7342438B2/ja
Publication of JP2020199712A publication Critical patent/JP2020199712A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7342438B2 publication Critical patent/JP7342438B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Description

本発明は、クリーニング装置、インクジェット画像形成装置およびクリーニング条件変更制御方法に関する。
近年、紙、布帛等の種々の記録媒体に対して高精細な画像を形成(記録)する装置として、インクジェット方式による画像形成装置が広く普及している。特に、記録媒体が長尺ウェブ状である場合には、無端状の搬送ベルトを有するベルト搬送装置を使用し、記録媒体を搬送ベルト上に密着させて搬送することが行われている。
ところで、使用する記録媒体の種類によっては、紙粉や糸くず、前処理剤等の汚染物質が搬送ベルト上に付着してしまう場合があり、これらが搬送ベルト上のインクと混合して異物として付着してしまう場合がある。ここで、搬送ベルトに付着した異物を放置した場合、かかる異物が新たに供給される記録媒体の裏面に付着して製品品質を低下させたり、搬送ベルトと記録媒体との間の摩擦に影響を与えて記録媒体の搬送を不安定化させたりする等の問題が生じる。
このような問題を防止するため、通常、上記のような搬送ベルトを備えたインクジェット画像形成装置では、搬送ベルトの表面に付着した異物をクリーニングするためのクリーニング装置が設けられている(例えば、特許文献1を参照)。
特許文献1には、搬送ベルトに洗浄液を供給して搬送ベルトの表面に付着した異物を洗浄し、かかる洗浄液を、搬送ベルト面に当接するクリーニング部(クリーニングブレード)によってクリーニング(除去)するクリーニング装置が記載されている。
特開2012-116617号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、搬送ベルトに供給される洗浄液の量ひいては異物のクリーニング後に搬送ベルトの表面に残留する洗浄液の量に関係なく、当該残留する洗浄液をクリーニングするクリーニング部のクリーニング条件(例えば、当接力)は同じである。そのため、搬送ベルトに供給される洗浄液の量が少ない場合、残留する洗浄液を十分クリーニングすることができるにも関わらず、クリーニング部が必要以上の当接力で搬送ベルトの表面に当接することによって、クリーニング部の寿命が不必要に低下してしまうという問題があった。
本発明の目的は、搬送ベルトの表面に残留する洗浄液をクリーニングするクリーニング部の寿命の低下を抑制することが可能なクリーニング装置、インクジェット画像形成装置およびクリーニング条件変更制御方法を提供することである。
本発明に係るクリーニング装置は、
回転しながら記録媒体を搬送する搬送ベルトの表面に供給される洗浄液を用いて、前記搬送ベルトの表面に付着した異物をクリーニングする第1のクリーニング部と、
前記搬送ベルトの回転方向における前記第1のクリーニング部の下流側に設けられ、前記搬送ベルトの表面に残留する洗浄液をクリーニングする第2のクリーニング部と、
前記洗浄液の残留量を推定する推定部と、
推定された前記残留量に応じて、前記第2のクリーニング部のクリーニング条件を変更する制御を行うクリーニング条件変更制御部と、
を備え
前記推定部は、予め設定されている前記洗浄液の供給量に応じて、前記洗浄液の残留量を推定する
また、本発明に係るクリーニング装置は、
回転しながら記録媒体を搬送する搬送ベルトの表面に供給される洗浄液を用いて、前記搬送ベルトの表面に付着した異物をクリーニングする第1のクリーニング部と、
前記搬送ベルトの回転方向における前記第1のクリーニング部の下流側に設けられ、前記搬送ベルトの表面に残留する洗浄液をクリーニングする第2のクリーニング部と、
前記洗浄液の残留量を推定する推定部と、
推定された前記残留量に応じて、前記第2のクリーニング部のクリーニング条件を変更する制御を行うクリーニング条件変更制御部と、
を備え、
前記推定部は、前記搬送ベルトの使用履歴に応じて、前記洗浄液の残留量を推定する。
また、本発明に係るクリーニング装置は、
回転しながら記録媒体を搬送する搬送ベルトの表面に供給される洗浄液を用いて、前記搬送ベルトの表面に付着した異物をクリーニングする第1のクリーニング部と、
前記搬送ベルトの回転方向における前記第1のクリーニング部の下流側に設けられ、前記搬送ベルトの表面に残留する洗浄液をクリーニングする第2のクリーニング部と、
前記洗浄液の残留量を推定する推定部と、
推定された前記残留量に応じて、前記第2のクリーニング部のクリーニング条件を変更する制御を行うクリーニング条件変更制御部と、
を備え、
前記推定部は、前記記録媒体にインクが吐出されて形成される画像のカバレッジに応じて、前記洗浄液の残留量を推定する。
また、本発明に係るクリーニング装置は、
回転しながら記録媒体を搬送する搬送ベルトの表面に供給される洗浄液を用いて、前記搬送ベルトの表面に付着した異物をクリーニングする第1のクリーニング部と、
前記搬送ベルトの回転方向における前記第1のクリーニング部の下流側に設けられ、前記搬送ベルトの表面に残留する洗浄液をクリーニングする第2のクリーニング部と、
前記洗浄液の残留量を推定する推定部と、
推定された前記残留量に応じて、前記第2のクリーニング部のクリーニング条件を変更する制御を行うクリーニング条件変更制御部と、
を備え、
前記第1のクリーニング部は、前記搬送ベルトの表面に回転可能に接触し、前記搬送ベルトの表面に残留する異物をクリーニングするブラシローラーを有し、
前記推定部は、前記ブラシローラーの回転速度に応じて、前記洗浄液の残留量を推定する。
本発明に係るインクジェット画像形成装置は、
上記クリーニング装置と、
前記搬送ベルトと、
前記搬送ベルトにより搬送される前記記録媒体にインクを吐出して画像を形成する画像形成ヘッドと、
を備える。
本発明に係るクリーニング条件変更制御方法は、
回転しながら記録媒体を搬送する搬送ベルトの表面に供給される洗浄液を用いて、前記搬送ベルトの表面に付着した異物をクリーニングする第1のクリーニング部と、
前記搬送ベルトの回転方向における前記第1のクリーニング部の下流側に設けられ、前記搬送ベルトの表面に残留する洗浄液をクリーニングする第2のクリーニング部と、
を備えるクリーニング装置におけるクリーニング条件変更制御方法であって、
予め設定されている前記洗浄液の供給量に応じて、前記洗浄液の残留量を推定し、
推定された前記残留量に応じて、前記第2のクリーニング部のクリーニング条件を変更する制御を行う。
また、本発明に係るクリーニング条件変更制御方法は、
回転しながら記録媒体を搬送する搬送ベルトの表面に供給される洗浄液を用いて、前記搬送ベルトの表面に付着した異物をクリーニングする第1のクリーニング部と、
前記搬送ベルトの回転方向における前記第1のクリーニング部の下流側に設けられ、前記搬送ベルトの表面に残留する洗浄液をクリーニングする第2のクリーニング部と、
を備えるクリーニング装置におけるクリーニング条件変更制御方法であって、
前記搬送ベルトの使用履歴に応じて、前記洗浄液の残留量を推定し、
推定された前記残留量に応じて、前記第2のクリーニング部のクリーニング条件を変更する制御を行う。
また、本発明に係るクリーニング条件変更制御方法は、
回転しながら記録媒体を搬送する搬送ベルトの表面に供給される洗浄液を用いて、前記搬送ベルトの表面に付着した異物をクリーニングする第1のクリーニング部と、
前記搬送ベルトの回転方向における前記第1のクリーニング部の下流側に設けられ、前記搬送ベルトの表面に残留する洗浄液をクリーニングする第2のクリーニング部と、
を備えるクリーニング装置におけるクリーニング条件変更制御方法であって、
前記記録媒体にインクが吐出されて形成される画像のカバレッジに応じて、前記洗浄液の残留量を推定し、
推定された前記残留量に応じて、前記第2のクリーニング部のクリーニング条件を変更する制御を行う。
また、本発明に係るクリーニング条件変更制御方法は、
回転しながら記録媒体を搬送する搬送ベルトの表面に供給される洗浄液を用いて、前記搬送ベルトの表面に付着した異物をクリーニングする第1のクリーニング部と、
前記搬送ベルトの回転方向における前記第1のクリーニング部の下流側に設けられ、前記搬送ベルトの表面に残留する洗浄液をクリーニングする第2のクリーニング部と、
を備え、
前記第1のクリーニング部は、前記搬送ベルトの表面に回転可能に接触し、前記搬送ベルトの表面に残留する異物をクリーニングするブラシローラーを有するクリーニング装置におけるクリーニング条件変更制御方法であって、
前記ブラシローラーの回転速度に応じて、前記洗浄液の残留量を推定し、
推定された前記残留量に応じて、前記第2のクリーニング部のクリーニング条件を変更する制御を行う。
本発明によれば、搬送ベルトの表面に残留する洗浄液をクリーニングするクリーニング部の寿命の低下を抑制することができる。
本実施の形態におけるインクジェット画像形成装置の概略構成を示す図である。 本実施の形態におけるインクジェット画像形成装置の主要な機能構成を示すブロック図を示す図である。 本実施の形態におけるクリーニング条件を変更する制御動作例のフローチャートである。
図1は、本実施の形態におけるインクジェット画像形成装置1の概略構成を示す図である。図1に示すように、インクジェット画像形成装置1は、ベルト搬送装置2、画像形成ヘッド3およびクリーニング装置4を備えている。
ベルト搬送装置2は、所定の間隔をおいて平行に配置された駆動ローラー21および従動ローラー22に亘って所定幅の無端状の搬送ベルト23が張架されている。駆動ローラー21および従動ローラー22に架け渡された搬送ベルト23の表面(上面)は、記録媒体Pを密着させて載置する載置面とされている。なお、搬送ベルト23の表面には、搬送中の記録媒体Pを密着させるために、地張りと呼ばれる粘着剤が塗布されている。また、駆動ローラー21は、図示しない副走査モーターによって回転駆動される。
ベルト搬送装置2では、駆動ローラー21が副走査モーターの回転駆動によって、図1中の反時計周り方向(矢印を参照)に所定速度で回転することにより、従動ローラー22との間に架け渡された搬送ベルト23を回転移動させる。かかる動作により、搬送ベルト23の表面に載置されている記録媒体Pは、副走査方向である図中の矢印A方向に向けて搬送される。
記録媒体Pには、例えば、紙、布帛、プラスチックフィルム、ガラス板等、インクジェット画像形成処理に通常使用される記録媒体を使用することができる。記録媒体Pは、所定サイズに裁断されたシート状であっても良いし、ロール状に巻回された元巻から連続して繰り出される長尺状であっても良い。特に、布帛は、糸くず等が発生し易く、搬送ベルト23の表面に糸くず等が付着するおそれが高く、後述するクリーニング装置4を備えることによって特に顕著な効果が得られることから、記録媒体Pとして好適に使用することができる。
画像形成ヘッド3(インクジェットヘッドとも言う)は、搬送ベルト23上の記録媒体Pが載置される面の上方に所定の間隔をおいて配設されており、その下面に設けられた多数のノズルからインク滴を吐出することにより、搬送ベルト23の回転移動によって搬送される記録媒体P上に所望の画像を形成する。
本実施の形態では、画像形成ヘッド3は、図示しないキャリッジに搭載されて、間欠的に搬送される記録媒体Pの搬送方向と直交する主査方向に往復移動するシャトル型の画像形成ヘッドである。この場合、画像形成時に、搬送ベルト23は、待機状態と駆動状態とを繰り返す間欠動作を行うように、駆動ローラー21の回転駆動が制御される。
なお、画像形成ヘッド3は、搬送ベルト23の幅方向に亘って固定状に架け渡され、連続的に搬送される記録媒体P上にインク滴を吐出することによって画像を形成するライン型の画像形成ヘッドであっても良い。この場合、画像形成時に、搬送ベルト23は、連続的に移動(回転)動作するように、駆動ローラー21の回転駆動が制御される。
クリーニング装置4は、ベルト搬送装置2に設けられており、本実施の形態では駆動ローラー21と従動ローラー22との間に配置されている。クリーニング装置4は、搬送ベルト23の移動方向に沿って順に複数のクリーニング手段等が設けられている。
クリーニング装置4は、散水パイプ41、ブラシローラー42、クリーニングブレード43、クリーニングスポンジ44および加熱部45を有している。なお、ブラシローラー42は、本発明の「第1のクリーニング部」として機能する。また、クリーニングブレード43およびクリーニングスポンジ44は、本発明の「第2のクリーニング部」として機能する。
散水パイプ41は、搬送ベルト23の全幅に亘って架け渡されており、搬送ベルト23の表面に対向する部位に、長さ方向に沿って多数のノズル(図示せず)が配列されている。この散水パイプ41には、散水ポンプ(図示せず)の駆動によって散水チューブ41aを介して洗浄液が供給され、供給された洗浄液をノズルから搬送ベルト23の表面に向けて噴射することにより、搬送ベルト23の表面に付着した異物を洗浄する。
ブラシローラー42は、搬送ベルト23の全幅に亘って架け渡された回転軸の周囲にブラシ毛を束ねたブラシ束が複数植設されてローラー状に形成されている。ブラシ束の先端は、散水パイプ41による散水位置よりも搬送ベルト23の回転方向下流側において、搬送ベルト23の表面に常時接触状態にある。
ブラシローラー42は、搬送ベルト23の表面に回転可能に接触し、搬送ベルト23の表面に残留する異物をクリーニングする。具体的には、ブラシローラー42は、ブラシ駆動部150(駆動モーター、図2を参照)の動力に基づいて、駆動ローラー21の回転方向と同一方向に所定速度で回転することにより、搬送ベルト23の移動方向に逆らう方向に移動して、ブラシ束の先端で搬送ベルト23の表面を摺擦する。かかる動作により、ブラシローラー42は、搬送ベルト23の移動方向上流側の散水パイプ41による洗浄液の散水によって洗浄された異物を除去(クリーニング)する。
なお、ブラシローラー42の下方には、洗浄液を貯水する清掃桶(図示せず)が配設されていても良い。この場合、ブラシローラー42の下部は、この洗浄液に一部浸漬しており、回転時に洗浄液を掻き上げることにより、異物の除去効果を高める。また、散水パイプ41への洗浄液は、この清掃桶内の洗浄液が散水チューブ41aを介して供給され、搬送ベルト23の表面に噴射されて滴下した洗浄液が、再び清掃桶内に収容されて再利用される。
クリーニングブレード43は、搬送ベルト23の回転方向におけるブラシローラー42の下流側に設けられている。クリーニングブレード43は、例えばゴム等の弾性材や、PETシート、ストレート状のブラシ等によって平板状に形成され、搬送ベルト23の全幅に亘って架け渡されている。クリーニングブレード43は、その先端が搬送ベルト23の表面に当接または離間可能に構成されている。クリーニングブレード43は、搬送ベルト23の表面に当接し、搬送ベルト23の表面に残留する洗浄液を掻き取ることによって除去(クリーニング)する。
クリーニングスポンジ44は、スポンジ等の吸水性を有する多孔質体であり、搬送ベルト23の全幅に亘って架け渡されている。クリーニングスポンジ44の表面は、クリーニングブレード43よりも搬送ベルト23の回転方向下流側において搬送ベルト23の表面に当接または離間可能に構成されている。クリーニングスポンジ44は、搬送ベルト23の表面に当接することにより、搬送ベルト23の表面に残留する洗浄液を吸収して拭き取ることによって除去(クリーニング)する。
加熱部45は、ベルトヒーターであり、搬送ベルト23の回転方向におけるクリーニングスポンジ44の下流側かつ従動ローラー22の上流側に設けられる。本実施の形態では、加熱部45は、搬送ベルト23の回転方向におけるクリーニングスポンジ44の下流側において、搬送ベルト23の表面に残留する洗浄液を加熱して蒸発させる。
図2は、インクジェット画像形成装置1の主要な機能構成を示すブロック図である。インクジェット画像形成装置1は、制御部100、画像形成ヘッド駆動部110、搬送駆動部120、入出力インターフェース130、散水ポンプ駆動部140、ブラシ駆動部150、ブレード当接離間部160、スポンジ当接離間部170および警告報知部180を備える。なお、制御部100は、本発明の「推定部」、「クリーニング条件変更制御部」および「加熱条件変更制御部」として機能する。
制御部100は、CPU101(Central Processing Unit)、RAM102(Random Access Memory)、ROM103(Read Only Memory)および記憶部104を有する。
CPU101は、ROM103に記憶された各種制御用のプログラムや設定データを読み出してRAM102に記憶させ、当該プログラムを実行して各種の演算処理を行う。また、CPU101は、インクジェット画像形成装置1の全体動作を統括的に制御する。
RAM102は、CPU101に作業用のメモリー空間を提供し、一時データを記憶する。なお、RAM102は、不揮発性メモリーを含んでいても良い。
ROM103は、CPU101により実行される各種制御用のプログラムや設定データ等を格納する。なお、ROM103に代えて、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)やフラッシュメモリー等の書き換え可能な不揮発性メモリーが用いられても良い。
記憶部104には、入出力インターフェース130を介して外部装置6から入力されたプリントジョブ(画像形成命令)および当該プリントジョブに係る画像データが記憶される。記憶部104としては、例えばHDD(Hard Disk Drive)が用いられ、また、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などが併用されても良い。
画像形成ヘッド駆動部110は、制御部100の制御に基づいて画像形成ヘッド3に対して適切なタイミングで画像データに応じた駆動信号を供給することにより、画像形成ヘッド3のノズルから画像データの画素値に応じた量のインクを吐出させる。
搬送駆動部120は、制御部100の制御に基づいて駆動ローラー21の副走査モーターに駆動信号を供給することにより、搬送ベルト23を所定の速度およびタイミングで回転移動させる。
入出力インターフェース130は、外部装置6と制御部100との間におけるデータの送受信を媒介する。入出力インターフェース130は、例えば各種シリアルインターフェース、各種パラレルインターフェースの何れか、または、これらの組み合わせで構成される。
外部装置6は、例えばパーソナルコンピューターであり、入出力インターフェース130を介して画像形成命令(プリントジョブ)および画像データ等を制御部100に供給する。
散水ポンプ駆動部140は、制御部100の制御下において、散水ポンプを駆動することによって、散水パイプ41から搬送ベルト23の表面に洗浄液を供給させる。
ブラシ駆動部150は、制御部100の制御下において、ブラシローラー42を回転駆動させる。
ブレード当接離間部160は、制御部100の制御下において、搬送ベルト23の表面に対するクリーニングブレード43の当接動作および離間動作を行わせる。
スポンジ当接離間部170は、制御部100の制御下において、搬送ベルト23の表面に対するクリーニングスポンジ44の当接動作および離間動作を行わせる。
警告報知部180は、制御部100の制御下において、搬送ベルト23の表面に対するクリーニングブレード43の当接時間に応じて、警告を報知する。本実施の形態では、警告報知部180は、クリーニングブレード43の当接時間が所定時間(例えば、搬送ベルト23の表面との間の摺擦により、クリーニングブレード43が劣化して、洗浄液のクリーニング性能が大きく低下する目安時間)以上になった場合、警告を報知する。この報知を受けたユーザーは、クリーニングブレード43の寿命が近いことを速やかに把握して、新しいクリーニングブレード43への交換を行うことができる。なお、警告報知部180は、例えば警告画面を表示部(図示せず)に表示することにより、ユーザーに警告を報知する。
また、警告報知部180は、制御部100の制御下において、搬送ベルト23の表面に対するクリーニングスポンジ44の当接時間に応じて、警告を報知する。本実施の形態では、警告報知部180は、クリーニングスポンジ44の当接時間が所定時間(例えば、搬送ベルト23の表面との間の摺擦により、クリーニングスポンジ44が劣化して、洗浄液のクリーニング性能が大きく低下する目安時間)以上になった場合、警告を報知する。この報知を受けたユーザーは、クリーニングスポンジ44の寿命が近いことを速やかに把握して、新しいクリーニングスポンジ44への交換を行うことができる。
ところで、従来のクリーニング装置では、搬送ベルトに供給される洗浄液の量ひいては異物のクリーニング後に搬送ベルトの表面に残留する洗浄液の量に関係なく、搬送ベルトの表面に残留する洗浄液をクリーニングするクリーニング部のクリーニング条件が同じである。そのため、搬送ベルトに供給される洗浄液の量が少ない場合、残留する洗浄液を十分クリーニングすることができるにも関わらず、クリーニング部が必要以上の当接力で搬送ベルトの表面に当接することによって、クリーニング部の寿命が不必要に低下してしまうという問題があった。
そこで本実施の形態では、搬送ベルト23の表面に残留する洗浄液をクリーニングするクリーニング部(クリーニングスポンジ44)の寿命の低下を抑制するため、制御部100は、搬送ベルト23の表面における洗浄液の残留量を推定し、推定された残留量に応じて、クリーニング部(クリーニングスポンジ44)のクリーニング条件(例えば、搬送ベルト23の表面に対する当接態様)を変更する制御を行う。
図3は、本実施の形態におけるクリーニング装置4のクリーニング条件を変更する制御動作例の制御フローチャートである。図3における各処理は、記録媒体P上に所望の画像を形成するプリントジョブの実行が要求された後、当該プリントジョブが実行される前に実行される。なお、ステップS100の前において、ブレード当接離間部160は、搬送ベルト23の表面に対するクリーニングブレード43の当接動作を行わせる。
まず、制御部100は、搬送ベルト23の表面における洗浄液の残留量を推定する(ステップS100)。本実施の形態では、制御部100は、インクジェット画像形成装置1において予め設定されている洗浄液の供給量に応じて、洗浄液の残留量を推定する。具体的には、制御部100は、予め設定されている洗浄液の供給量が多い場合、洗浄液の残留量は「多い」と推定する一方、洗浄液の供給量が少ない場合、洗浄液の残留量は「少ない」と推定する。
なお、制御部100は、ブラシローラー42の回転速度に応じて、洗浄液の残留量を推定しても良い。この場合、制御部100は、ブラシローラー42の回転速度が速い場合、洗浄液の残留量は「多い」と推定する一方、ブラシローラー42の回転速度が遅い場合、洗浄液の残留量は「少ない」と推定する。
また、制御部100は、搬送ベルト23の使用履歴(例えば、搬送ベルト23がベルト搬送装置2に新規に設置されてからの累積搬送量)に応じて、洗浄液の残留量を推定しても良い。この場合、制御部100は、搬送ベルト23の使用履歴が大きい場合、洗浄液の残留量は「多い」と推定する一方、搬送ベルト23の使用履歴が小さい場合、洗浄液の残留量は「少ない」と推定する。搬送ベルト23の使用履歴が大きくなるにつれて、搬送ベルト23の表面に発生する損傷箇所(洗浄液が溜まりやすい箇所)が多くなり、洗浄液の残留量が多くなると考えられるからである。
また、制御部100は、記録媒体Pにインクが吐出されて形成される画像のカバレッジに応じて、洗浄液の残留量を推定しても良い。この場合、制御部100は、形成される画像のカバレッジが大きい場合、洗浄液の残留量は「多い」と推定する一方、形成される画像のカバレッジが小さい場合、洗浄液の残留量は「少ない」と推定する。
次に、制御部100は、推定した洗浄液の残留量が多いか否かについて判定する(ステップS120)。判定の結果、推定した洗浄液の残留量が多い場合(ステップS120、YES)、制御部100は、搬送ベルト23の表面に対するクリーニングスポンジ44の当接力を「大きい」に設定する(ステップS140)。すなわち、制御部100は、クリーニングスポンジ44による洗浄液のクリーニング性能を大きくする設定を行う。
次に、制御部100は、加熱部45の加熱条件として、搬送ベルト23の表面に残留する洗浄液の加熱温度を「高い」に設定する(ステップS160)。すなわち、制御部100は、加熱部45による洗浄液の蒸発性能を大きくする設定を行う。その後、処理はステップS220に遷移する。
ステップS120の判定処理に戻って、推定した洗浄液の残留量が多くない、すなわち少ない場合(ステップS120、NO)、制御部100は、搬送ベルト23の表面に対するクリーニングスポンジ44の当接力を「小さい」に設定する(ステップS180)。すなわち、制御部100は、クリーニングスポンジ44の寿命の低下を抑制するため、クリーニングスポンジ44による洗浄液のクリーニング性能を必要最低限のレベルまで小さくする設定を行う。
次に、制御部100は、加熱部45の加熱条件として、搬送ベルト23の表面に残留する洗浄液の加熱温度を「低い」に設定する(ステップS200)。すなわち、制御部100は、加熱部45の消費電力の増大を抑制するため、加熱部45による洗浄液の蒸発性能を必要最低限のレベルまで小さくする設定を行う。その後、処理はステップS220に遷移する。
ステップS220では、制御部100は、スポンジ当接離間部170を制御し、ステップS140またはS180において設定された当接力で、搬送ベルト23の表面に対するクリーニングスポンジ44の当接動作を行わせる。
最後に、制御部100は、加熱部45を制御し、ステップS160またはS200において設定された加熱温度で、搬送ベルト23の表面に残留する洗浄液を加熱する加熱動作を行わせる(ステップS240)。ステップS240の処理が完了することによって、制御部100は、図3における処理を終了する。その後、プリントジョブの実行が開始される。
なお、上記フローチャートにおいて、推定された洗浄液の残留量がとても小さい場合には、ステップS220の処理を行った後に、ステップS240の処理を必ずしも行わなくても良い。
以上詳しく説明したように、本実施の形態におけるクリーニング装置4は、回転しながら記録媒体Pを搬送する搬送ベルト23の表面に供給される洗浄液を用いて、搬送ベルト23の表面に付着した異物をクリーニングするブラシローラー42(第1のクリーニング部)と、搬送ベルト23の回転方向におけるブラシローラー42の下流側に設けられ、搬送ベルト23の表面に残留する洗浄液をクリーニングするクリーニングスポンジ44(第2のクリーニング部)と、洗浄液の残留量を推定する推定部(制御部100)と、推定された残留量に応じて、クリーニングスポンジ44のクリーニング条件(当接力)を変更する制御を行うクリーニング条件変更制御部(制御部100)とを備える。
このように構成した本実施の形態によれば、推定される洗浄液の残留量に応じて、クリーニングスポンジ44のクリーニング条件(当接力)が適切に変更される。そのため、搬送ベルト23に供給される洗浄液の量ひいては推定される洗浄液の残留量が少ない場合、残留する洗浄液を十分クリーニングすることができるにも関わらず、クリーニングスポンジ44が必要以上の当接力で搬送ベルト23の表面に当接することによって、クリーニングスポンジ44の寿命が不必要に低下してしまうことを回避することができる。すなわち、搬送ベルト23の表面に残留する洗浄液をクリーニングするクリーニングスポンジ44の寿命の低下を抑制することができる。
なお、上記実施の形態では、制御部100が、推定された洗浄液の残留量に応じて、搬送ベルト23の表面に対するクリーニングスポンジ44の当接力(当接態様)を変更する制御を行う例について説明したが、本発明はこれに限らない。例えば、制御部100は、推定された洗浄液の残留量に応じて、搬送ベルト23の表面に対するクリーニングスポンジ44の当接角度(当接態様)を変更する制御を行っても良い。また、制御部100は、推定された洗浄液の残留量に応じて、搬送ベルト23の表面に対するクリーニングスポンジ44の当接離間状態(当接状態または離間状態)を変更する制御を行っても良い。
また、上記実施の形態では、制御部100が、推定された洗浄液の残留量に応じて、搬送ベルト23の表面に対するクリーニングスポンジ44のクリーニング条件を変更する制御を行う例について説明したが、本発明はこれに限らない。例えば、制御部100は、推定された洗浄液の残留量に応じて、クリーニングスポンジ44の代わりに、搬送ベルト23の表面に対するクリーニングブレード43のクリーニング条件を変更する制御を行っても良い。
また、制御部100は、推定された洗浄液の残留量に応じて、搬送ベルト23の表面に対するクリーニングブレード43およびクリーニングスポンジ44の両方のクリーニング条件を変更する制御を行っても良い。例えば、制御部100は、推定した洗浄液の残留量が多い場合、搬送ベルト23の表面に対してクリーニングブレード43およびクリーニングスポンジ44を当接させる。その一方、制御部100は、推定した洗浄液の残留量が少ない場合、搬送ベルト23の表面に対して、クリーニングブレード43またはクリーニングスポンジ44を当接させる。
また、上記実施の形態では、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 インクジェット画像形成装置
2 ベルト搬送装置
21 駆動ローラー
22 従動ローラー
23 搬送ベルト
3 画像形成ヘッド
4 クリーニング装置
41 散水パイプ
41a 散水チューブ
42 ブラシローラー
43 クリーニングブレード
44 クリーニングスポンジ
45 加熱部
100 制御部
101 CPU
102 RAM
103 ROM
104 記憶部
110 画像形成ヘッド駆動部
120 搬送駆動部
130 入出力インターフェース
140 散水ポンプ駆動部
150 ブラシ駆動部
160 ブレード当接離間部
170 スポンジ当接離間部
180 警告報知部
P 記録媒体

Claims (16)

  1. 回転しながら記録媒体を搬送する搬送ベルトの表面に供給される洗浄液を用いて、前記搬送ベルトの表面に付着した異物をクリーニングする第1のクリーニング部と、
    前記搬送ベルトの回転方向における前記第1のクリーニング部の下流側に設けられ、前記搬送ベルトの表面に残留する洗浄液をクリーニングする第2のクリーニング部と、
    前記洗浄液の残留量を推定する推定部と、
    推定された前記残留量に応じて、前記第2のクリーニング部のクリーニング条件を変更する制御を行うクリーニング条件変更制御部と、
    を備え
    前記推定部は、予め設定されている前記洗浄液の供給量に応じて、前記洗浄液の残留量を推定する、
    リーニング装置。
  2. 回転しながら記録媒体を搬送する搬送ベルトの表面に供給される洗浄液を用いて、前記搬送ベルトの表面に付着した異物をクリーニングする第1のクリーニング部と、
    前記搬送ベルトの回転方向における前記第1のクリーニング部の下流側に設けられ、前記搬送ベルトの表面に残留する洗浄液をクリーニングする第2のクリーニング部と、
    前記洗浄液の残留量を推定する推定部と、
    推定された前記残留量に応じて、前記第2のクリーニング部のクリーニング条件を変更する制御を行うクリーニング条件変更制御部と、
    を備え、
    前記推定部は、前記搬送ベルトの使用履歴に応じて、前記洗浄液の残留量を推定する、
    リーニング装置。
  3. 回転しながら記録媒体を搬送する搬送ベルトの表面に供給される洗浄液を用いて、前記搬送ベルトの表面に付着した異物をクリーニングする第1のクリーニング部と、
    前記搬送ベルトの回転方向における前記第1のクリーニング部の下流側に設けられ、前記搬送ベルトの表面に残留する洗浄液をクリーニングする第2のクリーニング部と、
    前記洗浄液の残留量を推定する推定部と、
    推定された前記残留量に応じて、前記第2のクリーニング部のクリーニング条件を変更する制御を行うクリーニング条件変更制御部と、
    を備え、
    前記推定部は、前記記録媒体にインクが吐出されて形成される画像のカバレッジに応じて、前記洗浄液の残留量を推定する、
    リーニング装置。
  4. 回転しながら記録媒体を搬送する搬送ベルトの表面に供給される洗浄液を用いて、前記搬送ベルトの表面に付着した異物をクリーニングする第1のクリーニング部と、
    前記搬送ベルトの回転方向における前記第1のクリーニング部の下流側に設けられ、前記搬送ベルトの表面に残留する洗浄液をクリーニングする第2のクリーニング部と、
    前記洗浄液の残留量を推定する推定部と、
    推定された前記残留量に応じて、前記第2のクリーニング部のクリーニング条件を変更する制御を行うクリーニング条件変更制御部と、
    を備え、
    前記第1のクリーニング部は、前記搬送ベルトの表面に回転可能に接触し、前記搬送ベルトの表面に残留する異物をクリーニングするブラシローラーを有し、
    前記推定部は、前記ブラシローラーの回転速度に応じて、前記洗浄液の残留量を推定する、
    リーニング装置。
  5. 前記第1のクリーニング部は、前記搬送ベルトの表面に回転可能に接触し、前記搬送ベルトの表面に残留する異物をクリーニングするブラシローラーを有する、
    請求項1~3の何れか1項に記載のクリーニング装置。
  6. 前記第2のクリーニング部は、前記搬送ベルトの表面に当接し、前記搬送ベルトの表面に残留する前記洗浄液をクリーニングするクリーニングブレードを有し、
    前記クリーニング条件変更制御部は、前記クリーニング条件として、前記搬送ベルトの表面に対する前記クリーニングブレードの当接態様を変更させる、
    請求項1~5の何れか1項に記載のクリーニング装置。
  7. 前記第2のクリーニング部は、前記搬送ベルトの表面に当接し、前記搬送ベルトの表面に残留する前記洗浄液をクリーニングするクリーニングスポンジを有し、
    前記クリーニング条件変更制御部は、前記クリーニング条件として、前記搬送ベルトの表面に対する前記クリーニングスポンジの当接態様を変更させる、
    請求項1~5の何れか1項に記載のクリーニング装置。
  8. 前記第2のクリーニング部は、
    前記搬送ベルトの表面に当接し、前記搬送ベルトの表面に残留する前記洗浄液をクリーニングするクリーニングブレードと、
    前記搬送ベルトの表面に当接し、前記搬送ベルトの表面に残留する前記洗浄液をクリーニングするクリーニングスポンジと、
    を有し、
    前記クリーニング条件変更制御部は、推定された前記残留量が多い場合、前記搬送ベルトの表面に前記クリーニングブレードおよび前記クリーニングスポンジを当接させる一方、推定された前記残留量が少ない場合、前記搬送ベルトの表面に前記クリーニングブレードまたは前記クリーニングスポンジを当接させる、
    請求項1~5の何れか1項に記載のクリーニング装置。
  9. 前記搬送ベルトの表面に対する前記クリーニングブレードの当接時間に応じて、警告を報知する警告報知部を備える、
    請求項に記載のクリーニング装置。
  10. 前記搬送ベルトの表面に対する前記クリーニングスポンジの当接時間に応じて、警告を報知する警告報知部を備える、
    請求項に記載のクリーニング装置。
  11. 前記搬送ベルトの回転方向における前記第2のクリーニング部の下流側に設けられ、前記搬送ベルトの表面に残留する洗浄液を加熱して蒸発させる加熱部と、
    推定された前記残留量に応じて、前記加熱部の加熱条件を変更する制御を行う加熱条件変更制御部と、
    を備える請求項1~10の何れか1項に記載のクリーニング装置。
  12. 請求項1~11の何れか1項に記載のクリーニング装置と、
    前記搬送ベルトと、
    前記搬送ベルトにより搬送される前記記録媒体にインクを吐出して画像を形成する画像形成ヘッドと、
    を備えるインクジェット画像形成装置。
  13. 回転しながら記録媒体を搬送する搬送ベルトの表面に供給される洗浄液を用いて、前記搬送ベルトの表面に付着した異物をクリーニングする第1のクリーニング部と、
    前記搬送ベルトの回転方向における前記第1のクリーニング部の下流側に設けられ、前記搬送ベルトの表面に残留する洗浄液をクリーニングする第2のクリーニング部と、
    を備えるクリーニング装置におけるクリーニング条件変更制御方法であって、
    予め設定されている前記洗浄液の供給量に応じて、前記洗浄液の残留量を推定し、
    推定された前記残留量に応じて、前記第2のクリーニング部のクリーニング条件を変更する制御を行う、
    クリーニング条件変更制御方法。
  14. 回転しながら記録媒体を搬送する搬送ベルトの表面に供給される洗浄液を用いて、前記搬送ベルトの表面に付着した異物をクリーニングする第1のクリーニング部と、
    前記搬送ベルトの回転方向における前記第1のクリーニング部の下流側に設けられ、前記搬送ベルトの表面に残留する洗浄液をクリーニングする第2のクリーニング部と、
    を備えるクリーニング装置におけるクリーニング条件変更制御方法であって、
    前記搬送ベルトの使用履歴に応じて、前記洗浄液の残留量を推定し、
    推定された前記残留量に応じて、前記第2のクリーニング部のクリーニング条件を変更する制御を行う、
    クリーニング条件変更制御方法。
  15. 回転しながら記録媒体を搬送する搬送ベルトの表面に供給される洗浄液を用いて、前記搬送ベルトの表面に付着した異物をクリーニングする第1のクリーニング部と、
    前記搬送ベルトの回転方向における前記第1のクリーニング部の下流側に設けられ、前記搬送ベルトの表面に残留する洗浄液をクリーニングする第2のクリーニング部と、
    を備えるクリーニング装置におけるクリーニング条件変更制御方法であって、
    前記記録媒体にインクが吐出されて形成される画像のカバレッジに応じて、前記洗浄液の残留量を推定し、
    推定された前記残留量に応じて、前記第2のクリーニング部のクリーニング条件を変更する制御を行う、
    クリーニング条件変更制御方法。
  16. 回転しながら記録媒体を搬送する搬送ベルトの表面に供給される洗浄液を用いて、前記搬送ベルトの表面に付着した異物をクリーニングする第1のクリーニング部と、
    前記搬送ベルトの回転方向における前記第1のクリーニング部の下流側に設けられ、前記搬送ベルトの表面に残留する洗浄液をクリーニングする第2のクリーニング部と、
    を備え、
    前記第1のクリーニング部は、前記搬送ベルトの表面に回転可能に接触し、前記搬送ベルトの表面に残留する異物をクリーニングするブラシローラーを有するクリーニング装置におけるクリーニング条件変更制御方法であって、
    前記ブラシローラーの回転速度に応じて、前記洗浄液の残留量を推定し、
    推定された前記残留量に応じて、前記第2のクリーニング部のクリーニング条件を変更する制御を行う、
    クリーニング条件変更制御方法。
JP2019108823A 2019-06-11 2019-06-11 クリーニング装置、インクジェット画像形成装置およびクリーニング条件変更制御方法 Active JP7342438B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019108823A JP7342438B2 (ja) 2019-06-11 2019-06-11 クリーニング装置、インクジェット画像形成装置およびクリーニング条件変更制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019108823A JP7342438B2 (ja) 2019-06-11 2019-06-11 クリーニング装置、インクジェット画像形成装置およびクリーニング条件変更制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020199712A JP2020199712A (ja) 2020-12-17
JP7342438B2 true JP7342438B2 (ja) 2023-09-12

Family

ID=73741679

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019108823A Active JP7342438B2 (ja) 2019-06-11 2019-06-11 クリーニング装置、インクジェット画像形成装置およびクリーニング条件変更制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7342438B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003205658A (ja) 2002-01-11 2003-07-22 Konica Corp 搬送装置
WO2012073907A1 (ja) 2010-11-30 2012-06-07 コニカミノルタIj株式会社 記録媒体搬送装置及び画像記録装置
JP2012116619A (ja) 2010-11-30 2012-06-21 Konica Minolta Ij Technologies Inc 記録媒体搬送装置及び画像記録装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11327384A (ja) * 1998-05-20 1999-11-26 Toshiba Corp 画像形成装置及び画像形成方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003205658A (ja) 2002-01-11 2003-07-22 Konica Corp 搬送装置
WO2012073907A1 (ja) 2010-11-30 2012-06-07 コニカミノルタIj株式会社 記録媒体搬送装置及び画像記録装置
JP2012116619A (ja) 2010-11-30 2012-06-21 Konica Minolta Ij Technologies Inc 記録媒体搬送装置及び画像記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020199712A (ja) 2020-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7200595B2 (ja) クリーニング装置、インクジェット画像記録装置およびベルトクリーニング装置のクリーニング条件変更方法
JP4811238B2 (ja) インクジェット記録装置
US7036905B2 (en) Inkjet recording apparatus
JP5569366B2 (ja) ベルトクリーニング装置、ベルト搬送装置及び画像記録装置
JP4816315B2 (ja) インクジェット記録装置
EP1491262B1 (en) Cleaning device for a slit nozzle and coating apparatus
EP2756958B1 (en) Belt cleaning apparatus and recording apparatus
JP2014185010A (ja) 液体吐出装置
JP7167532B2 (ja) ベルトクリーニング装置およびインクジェット画像形成装置
JP7342438B2 (ja) クリーニング装置、インクジェット画像形成装置およびクリーニング条件変更制御方法
JP6331249B2 (ja) ベルト洗浄装置及び記録装置
JP2020032664A (ja) ベルトクリーニング装置およびインクジェット画像形成装置
JP2016084227A (ja) インクジェット記録装置
US20140292916A1 (en) Head cleaning method and liquid discharging apparatus
JP2022171302A (ja) ベルトクリーニング装置及びインクジェット記録装置
JP6380580B2 (ja) 記録装置
JP7298231B2 (ja) クリーニング装置、ヘッドクリーニング装置、およびインクジェット画像形成装置
JP7400393B2 (ja) インク吐出ヘッドのメンテナンス装置、インクジェット記録装置及びインク吐出ヘッドのメンテナンス方法
US11850860B2 (en) Cleaning device and image forming apparatus
JP2007015319A (ja) 画像記録装置
JP6237118B2 (ja) ベルト洗浄装置及び記録装置
JP6108074B2 (ja) ベルト洗浄装置及び記録装置
JP6299657B2 (ja) インクジェット記録装置
WO2012073906A1 (ja) ベルトクリーニング装置、ベルト搬送装置及び画像記録装置
JP2022078526A (ja) 印刷装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220517

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230602

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230801

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230814

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7342438

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150