JP6237118B2 - ベルト洗浄装置及び記録装置 - Google Patents
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Description
本願において、記録装置には、インクジェットプリンター、ラインプリンター、複写機、ファクシミリ等の種類が含まれるものとする。
また、ブラシローラーを回転させた際、ブラシローラーにより洗浄液貯留部内の洗浄液が掻き上げられる。この際、沈殿している汚れや異物を洗浄液貯留部内で撹拌することとなり、その一部がブラシローラーに付着する。これにより、搬送ベルトに再度、汚れた洗浄液や異物が再付着する虞がある。このため、搬送ベルトの洗浄効率を悪化させる虞がある。
本態様によれば、前記洗浄部材を前記搬送ベルトの走行方向と逆方向に回転させることにより、前記搬送ベルトと前記洗浄部材との相対速度を増すことができ、前記搬送ベルトに対する前記洗浄部材の洗浄効率を向上させることができる。
また、本態様によれば、洗浄領域において貯留される洗浄液の汚れの濃度を所定の濃度以下とすることができるとともに、洗浄領域に沈殿した汚れや異物等は当該洗浄領域から排出させることができる。
尚、本実施例における「板状の部材」とは平板に限定されるものではなく、凹面板や凸面板、波板等も含まれることを意味している。
ベルト洗浄装置18は、搬送ベルト52の下側巻回部分52bの下方に位置している。ベルト洗浄装置18は、「洗浄部材」としての回転ブラシ76と、洗浄液貯留部78と、洗浄液供給部80と、洗浄液排出部82と、第1のワイパー部84と、第2のワイパー部86とを備えている。また、搬送ベルト52の下側巻回部分52bの上方においてベルト洗浄装置18と対向する位置には、ガイドプレート87(図1参照)が設けられている。
図4を参照して、第2の実施例に係るベルト洗浄装置134について説明する。第2の実施例に係るベルト洗浄装置134は、貯留槽100の底部に凹凸が形成されている点で第1の実施例のベルト洗浄装置18と相違する。
(1)本実施例において溝138は、図4に示すように断面形状を矩形として構成したが、この構成に代えて、断面V字状に構成してもよい。
(2)本実施例において溝138は、X軸方向において貯留槽100の+X方向側の側壁108から仕切板98まで延びている構成としたが、側壁108から仕切板98までの間の一部に溝を設ける構成としてもよい。
図5を参照して、第3の実施例に係るベルト洗浄装置140について説明する。第3の実施例に係るベルト洗浄装置140は、案内部材128に洗浄液を案内する案内条が設けられている点で第1の実施例のベルト洗浄装置18と相違する。
(1)本実施例では、案内部材128に凸状の案内条142を形成したが、この構成に代えて複数の案内溝を形成する構成としてもよい。
(2)本実施例では、案内条142を一対の案内条としたが、この構成に代えて複数の案内条が開口126と対向する位置から前記幅方向および底部96に向けて延びるとともに互いに隣り合う案内条に対して所定の角度をなす構成としてもよい。
(1)本実施例では、回転ブラシ76を複数のブラシから構成したが、これに代えて、回転軸104の軸方向に延びる板状のゴム部材を回転軸104の周方向に一定の間隔をおいて設ける構成としてもよい。また、前記板状のゴム部材を回転軸104の軸線方向に傾斜してスパイラル状に設ける構成としてもよい。あるいは、洗浄液を含浸するスポンジ等によりブラシ部106を構成してもよい。
(2)本実施例では、第1ワイパーブレード116と第2ワイパーブレード122とを異なる材質から構成したが、この構成に代えて第1ワイパーブレード116と第2ワイパーブレード122とを同じ材質により構成してもよい。
(3)本実施例では、仕切板98の上端98aのZ軸方向における位置は、回転軸104の中心より下方の下端よりも更に下方に設定される構成としたが、この構成に代えて仕切板98の上端98aのZ軸方向における位置を回転軸104の中心と上端との間に設定する構成としてもよい。
(4)本実施例では、「仕切部」を平板状の仕切板98として構成したが、板状部材に限定するものではなく、洗浄液貯留部78を貯留槽100と排出槽102とに仕切ることができる部材等により構成してもよい。
洗浄液貯留部78の底部96には、洗浄液供給部80から前記洗浄液排出部82側に向けて延びる複数の溝138が設けられている。案内部材128は板状部材として形成されている。案内部材128は、洗浄液が洗浄液供給部80から洗浄液排出部82に向けて流れる方向と交差する方向すなわち洗浄液貯留部78の幅方向(Y軸方向)に延設されている。
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンター、複写機及びファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含むものである。
Claims (10)
- 搬送ベルトの表面を洗浄液で洗浄するベルト洗浄装置であって、
前記表面に回転可能に当接し、前記表面を前記洗浄液で洗浄する洗浄部材と、
前記洗浄液を貯留する洗浄液貯留部と、
前記洗浄液貯留部の底部から突出し、該洗浄液貯留部を、前記洗浄液に前記洗浄部材の一部が浸漬される洗浄領域と、前記洗浄液を排出する排出領域とに分離する仕切部と、
前記洗浄液を前記洗浄領域に供給する洗浄液供給部と、を備え、
前記洗浄部材と前記仕切部との間の距離が、前記仕切部の上端に向けて漸次小さくなり、
前記洗浄領域の底部には、前記洗浄液供給部から前記仕切部に向けて延びる複数の溝が設けられている
ことを特徴とするベルト洗浄装置。 - 請求項1に記載のベルト洗浄装置において、前記仕切部の前記上端は前記洗浄部材の回転軸よりも下方に位置している、
ことを特徴とするベルト洗浄装置。 - 請求項1または2に記載のベルト洗浄装置において、前記洗浄液供給部は、前記洗浄領域において前記洗浄液の少なくとも一部を前記仕切部の上端により規定される前記洗浄液の液面より下方に供給する、
ことを特徴とするベルト洗浄装置。 - 請求項3に記載のベルト洗浄装置において、前記洗浄部材の回転方向は、前記搬送ベルトの走行方向と逆方向である、
ことを特徴とするベルト洗浄装置。 - 請求項3または4に記載のベルト洗浄装置において、前記搬送ベルトの走行方向における前記仕切部と前記洗浄部材との間の距離は、前記洗浄液供給部が設けられた側の前記洗浄液貯留部の側壁と前記洗浄部材との間の距離よりも小さい、
ことを特徴とするベルト洗浄装置。 - 請求項3から5のいずれか1項に記載のベルト洗浄装置において、
前記洗浄液供給部には、該洗浄液供給部から前記洗浄領域へ供給された前記洗浄液を前記洗浄領域の底部に向けて案内する案内部材を備える、
ことを特徴とするベルト洗浄装置。 - 請求項6に記載のベルト洗浄装置において、前記案内部材は板状部材として形成され、
前記案内部材は、前記洗浄液が前記洗浄液供給部から前記仕切部に向けて流れる方向及び高さ方向と交差する方向に延設されている、
ことを特徴とするベルト洗浄装置。 - 請求項7に記載のベルト洗浄装置において、前記案内部材は、前記洗浄液供給部から前記交差する方向において、互いの距離を漸次大きくする複数の案内条を備える、
ことを特徴とするベルト洗浄装置。 - 請求項7または8に記載のベルト洗浄装置において、前記案内部材は、前記洗浄液供給部から前記交差する方向において、互いの距離を漸次大きくする複数の案内溝を備える、
ことを特徴とするベルト洗浄装置。 - 被搬送物を搬送する搬送ベルトを備える搬送部と、
前記搬送ベルト上の被搬送物である記録媒体に記録ヘッドからインクを吐出させて記録を実行する記録部と、
請求項1から9のいずれか1項に記載のベルト洗浄装置と、
を備えることを特徴とする記録装置。
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