JP5888046B2 - 正極活物質、正極及びリチウムイオン二次電池 - Google Patents

正極活物質、正極及びリチウムイオン二次電池 Download PDF

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Description

本発明は、正極活物質、正極及びリチウムイオン二次電池に関する。
従来、リチウムイオン二次電池の正極材料(正極活物質)としてLiCoOやLiNi1/3Mn1/3Co1/3等の層状化合物やLiMn等のスピネル化合物が用いられてきた。近年では、LiFePOに代表されるオリビン型構造の化合物が注目されている。オリビン構造を有する正極材料は高温での熱安定性が高く、安全性が高いことが知られている。しかし、LiFePOを用いたリチウムイオン二次電池は、その充放電電圧が3.5V程度と低く、エネルギー密度が低くなるという欠点を有する。そのため、高い充放電電圧を実現し得るリン酸系正極材料として、LiCoPOやLiNiPO等が提案されている。しかし、これらの正極材料を用いたリチウムイオン二次電池においても、十分な容量が得られていないのが現状である。リン酸系正極材料の中でも4V級の充放電電圧を実現し得る化合物として、LiVOPOが知られている。しかし、下記特許文献1に記載されたLiVOPOを用いたリチウムイオン二次電池においても、十分な可逆容量やレート特性が得られていない。なお、以下では、場合により、リチウムイオン二次電池を「電池」と記す。
特開2004−303527号公報
本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、リチウムイオン二次電池のレート特性を向上させることが可能な正極活物質、正極及びリチウムイオン二次電池を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る正極活物質は、Li−V−P複合酸化物がClを含み、かつ、Mo,B及びWから選ばれる元素のうち少なくとも一種を含むことを特徴とする。
かかる正極活物質によれば、良好なレート特性を得ることができる。かかる正極活物質では、Li−V−P複合酸化物にClを含み、かつ、Mo,B及びWから選ばれる元素のうち少なくとも一種を含むことにより、Liイオンの拡散が早くなり、レート特性が向上する。
Li−V−P複合酸化物が、Li1−xVOPO、LiV1−yOPOまたはLiVOP1−z(式中、0<x<0.1、0<y<0.1、0<z<0.1を満たし、元素MはMo,B及びWからなる群より選ばれた少なくとも一種である。)で表される組成を有する化合物であることが好ましい。
かかる正極活物質によれば、良好なレート特性を得ることができる。係る活物質材料では、Clが侵入型固溶体として存在し、かつ、結晶構造中のリチウム、バナジウム、リンのいずれかが、Mo,B及びWから選ばれる少なくとも一種の元素で置換されることにより、結晶格子が伸縮し、Liイオンの拡散が速くなる為、Li−V−P複合酸化物の欠点であるレート特性が向上したものと推察される。
本発明はまた、上記本発明の活物質材料を含有する正極を提供する。係る正極は、上記本発明の活物質材料を含有することにより、良好なレート特性を得ることができる。
本発明は更に、上記本発明の正極を備えるリチウムイオン二次電池を提供する。係るリチウムイオン二次電池は、上記本発明の活物質材料を含有する正極を備えることにより、良好なレート特性を得ることができる。
本発明によれば、LiVOPO型の結晶を含み、良好なレート特性を得ることができる正極活物質、それを用いた正極及びリチウムイオン二次電池を提供することができる。
本実施形態に係るリチウムイオン二次電池の模式断面図である。
(正極活物質)
本発明の正極活物質は、Li−V−P複合酸化物がClを含み、かつ、Mo,B及びWから選ばれる少なくとも一種の元素が含有されたものである。
上記のClは侵入型固溶体として存在することが好ましい。また、Mo,B及びWから選ばれる少なくとも一種の元素は、Li−V−P複合酸化物粉末に固溶していることが好ましく、さらに結晶構造中のLi、V、Pのいずれかを置換していることがより好ましい。これにより結晶格子のLi拡散方向の軸が縮み、Liイオンの拡散が速くなる為、レート特性が向上する。
上記のClの含有量は、質量比で通常20ppm以上300ppm以下、より好ましくは100ppm以上、200ppmである。
Mo,B,Wのいずれかの元素の置換量は、置換前のLiに対して通常0.0025以上0.055以下、より好ましくは0.004以上0.025以下である。
上記本発明に係る活物質は、レーザー回折式粒度分布測定装置により測定されるメジアン径が、0.5〜8μmであることが好ましい。
(正極活物質の製造方法)
以下では、本発明の一実施形態に係る活物質の製造方法について説明する。本実施形態に係る活物質の製造方法によれば、上述した本実施形態に係る活物質を形成することが可能となる。
<水熱合成工程>
本実施形態に係る活物質の製造方法は、以下の水熱合成工程を備える。水熱合成工程では、まず、内部を加熱、加圧する機能を有する反応容器(例えば、オートクレーブ等)内に、上述したリチウム源、リン酸源、バナジウム源、置換元素源、水及び還元剤を投入して、これらが分散した混合物(水溶液)を調製する。なお、混合物を調製する際は、例えば、最初に、リン酸源、バナジウム源、水及び還元剤を混合したものを還流した後、これにリチウム源を加えてもよい。この還流により、リン酸源及びバナジウム源の複合体を形成することができる。
リチウム源としては、例えば、LiNO、LiCO、LiOH、LiCl、LiSO及びCHCOOLiからなる群より選ばれる少なくとも一種を用いることができる。
リチウム源は、LiOH、LiCO、CHCOOLi及びLiPOからなる群より選ばれる少なくとも一種であることが好ましい。これにより、LiSOを用いた場合に比べて、電池のレート特性が向上する。
リン酸源としては、例えば、HPO、NHPO、(NH)2HPO及びLiPOからなる群より選ばれる少なくとも一種を用いることができる。
バナジウム源としては、例えば、V及びNHVOからなる群より選ばれる少なくとも一種を用いることができる。
モリブデン源としては、例えば、H(PMo1240)・nHO、HMoO、MoCl、MoCl、MoCl、MoCl、MoO、MoO及びMoOからなる群より選ばれる少なくとも一種を用いることができる。
タングステン源としては、例えば、H(PW1240)・nHO、WCl、WCl、WCl、WCl、WCl、WP、WO、W、WO、W及びWOからなる群より選ばれる少なくとも一種を用いることができる。
ホウ素源としては、例えば、WB、HBO、BCl、BCl、BO、B、HBO及びNH・BHからなる群より選ばれる少なくとも一種を用いることができる。
なお、二種以上のリチウム源、二種以上のリン酸源、二種以上のバナジウム源、二種以上のモリブデン源、二種以上のタングステン源、又は二種以上のホウ素源を併用してもよい。
還元剤としては、例えば、ヒドラジン(NHNH・HO)又は過酸化水素(H)の少なくともいずれかを用いることができる。還元剤としては、ヒドラジンを用いることが好ましい。ヒドラジンを用いた場合、他の還元剤を用いた場合に比べて、電池のレート特性が顕著に向上する傾向がある。
仮に混合物が還元剤を含有しない場合、得られる粒子群の形状が、棒状でなく、粒子状になったり、不定形になったりする。また、混合物が還元剤を含有しない場合、粒子群の短軸長さの平均値Sが1μm未満となり、長軸長さの平均値Lが2μmとなり、L/Sが2未満となる傾向がある。還元剤を用いずに形成した活物質を用いた電池では、本実施形態に係る活物質を用いた電池に比べて放電容量が小さく、レート特性が劣化する。
水熱合成工程では、混合物を加圧下で加熱する前に、混合物に含まれるリン元素のモル数[P]と混合物に含まれるバナジウム元素のモル数[V]との比[P]/[V]を2〜9に調整する。なお、[P]/[V]は、混合物に含まれるリン酸源とバナジウム源との配合比によって調整すればよい。
[P]/[V]が小さ過ぎる場合、得られる粒子群の形状が、棒状でなく、粒子状になる。また、[P]/[V]が小さ過ぎる場合、活物質のL/Sが2未満となる。そのため、[P]/[V]が小さ過ぎる場合、[P]/[V]2〜9である場合に比べて放電容量を増加させることが困難となる。
[P]/[V]が大き過ぎる場合、活物質のL/Sが10より大きくなる。そのため、[P]/[V]が大き過ぎる場合、[P]/[V]2〜9である場合に比べて放電容量を増加させることが困難となる。
水熱合成工程では、混合物を加圧下で加熱する前に、混合物に含まれるリチウム元素のモル数[Li]と[V]との比[Li]/[V]を0.9〜1.1に調整すればよい。なお、[Li]/[V]を1.1より大きくした場合であっても、本発明の効果を奏することは可能である。なお、[Li]/[V]は、混合物に含まれるリチウム源とバナジウム源との配合比によって調整すればよい。
混合物のpHを調整する方法としては、様々な方法を採用し得るが、例えば、混合物に酸性試薬や塩基性試薬を添加することが挙げられる。酸性試薬としては、硝酸、塩酸又は硫酸等を用いればよい。塩基性試薬としては、例えば、アンモニア水溶液等を用いればよい。なお、混合物のpHは、混合物の量や、リチウム源、リン酸源及びバナジウム源の種類又は配合比に応じて変化する。したがって、酸性試薬や塩基性試薬の添加量は、混合物の量、リチウム源、リン酸源並びにバナジウム源の種類及び配合比に応じて適宜調整すればよい。
水熱合成工程では、密閉した反応器内の混合物を加圧しながら加熱することにより、混合物中で水熱反応を進行させる。これにより、活物質であるLiVOPOのβ型結晶が水熱合成される。なお、混合物を加圧しながら加熱する時間は、混合物の量に応じて適宜調整すればよい。
水熱合成工程では、混合物を、加圧下で、好ましくは100〜300℃、より好ましくは150〜250℃に加熱する。混合物の加熱温度が高いほど、結晶成長が促進され、粒径が大きいLiVOPOのβ型結晶を得易くなる。
水熱合成工程における混合物の温度が低過ぎると、混合物の温度が高い場合に比べて、LiVOPOの生成及び結晶成長が進行し難い傾向がある。その結果、LiVOPOの結晶性が低下し、その容量密度が減少するため、LiVOPOを用いた電池の放電容量が増加し難い傾向がある。また、混合物の温度が高過ぎると、LiVOPOの結晶成長が過剰に進行して、結晶におけるLiの拡散能が低下する傾向がある。そのため、得られるLiVOPOを用いた電池の放電容量及びレート特性が向上し難い傾向がある。また混合物の温度が高過ぎると、反応容器に高い耐熱性が求められ、活物質の製造コストが増大する。混合物の温度を上記の範囲内とすることによって、これらの傾向を抑制できる。
水熱合成工程において混合物に加える圧力は、0.2〜1MPaとすることが好ましい。混合物に加える圧力が低過ぎると、最終的に得られるLiVOPOの結晶性が低下し、その容量密度が減少する傾向がある。混合物に加える圧力が高過ぎると、反応容器に高い耐圧性が求められ、活物質の製造コストが増大する傾向がある。混合物に加える圧力を上記の範囲内とすることによって、これらの傾向を抑制できる。
<塩素添加工程>
本実施形態に係る活物質の製造方法は、塩素添加工程を備える。塩素添加工程は水熱合成工程において塩素源を加熱前の混合物に投入してもよい。また、水熱合成工程後に水熱合成工程によって得られた混合物に塩素源を添加してもよい。この場合の方法としては、例えば、固相法や液相法などが挙げられる。
塩素源としては、例えば、LiCl、VCl、NHCl、及びPClからなる群より選ばれる少なくとも一種を用いることができる。
なお、二種類以上の塩素源を併用してもよい。
<熱処理工程>
本実施形態に係る活物質の製造方法は、塩素添加工程後に混合物を更に加熱する熱処理工程を備えていてもよい。熱処理工程によって、水熱合成工程で反応しなかったリチウム源、リン酸源及びバナジウム源の反応を進行させたり、水熱合成工程で生成したLiVOPOの結晶成長を促進したりすることができる。その結果、LiVOPOの容量密度が向上し、それを用いた電池の放電容量やレート特性が向上する傾向がある。
本実施形態では、水熱合成工程において200〜300℃の高温領域で混合物を加熱した場合、水熱合成工程単独で充分な大きさのLiVOPOのβ型結晶を形成することが容易となる。また、本実施形態では、水熱合成工程において200℃未満の低温領域で混合物を加熱した場合であっても、水熱合成工程単独で所望の活物質を形成することは可能である。ただし、水熱合成工程において低温領域で混合物を加熱した場合、水熱合成工程に続いて熱処理工程を実施した方が、LiVOPOの合成及び結晶成長が促進され、本発明の効果が更に向上する傾向がある。
熱処理工程では、混合物を400〜700℃の熱処理温度で加熱することが好ましい。熱処理温度が低過ぎる場合、LiVOPOの結晶成長度が小さく、その容量密度の向上度が小さくなる傾向がある。熱処理温度が高過ぎる場合、LiVOPOの成長が過剰に進み、LiVOPOの粒径が増加する傾向がある。その結果、活物質におけるリチウムの拡散が遅くなり、活物質の容量密度の向上度が小さくなる傾向がある。熱処理温度を上記の範囲内とすることによって、これらの傾向を抑制できる。
混合物の熱処理時間は、3〜20時間であればよい。また、混合物の熱処理雰囲気は、窒素雰囲気、アルゴン雰囲気、又は空気雰囲気であればよい。
なお、水熱合成工程で得られる混合物を、熱処理工程で加熱する前に60〜150℃程度で1〜30時間程度、予熱してもよい。予熱により、混合物が粉体となり、混合物から余計な水分や有機溶媒が除去される。その結果、熱処理工程においてLiVOPOに不純物が取り込まれることを防ぎ、粒子形状を均一化することが可能となる。
本実施形態の製造方法によって得られるLiVOPOを正極活物質として備える電池では、従来の製造方法によって得られるLiVOPOを用いた電池に比べて、放電容量を向上させることが可能となる。
本実施形態に係る活物質の製造方法で得られるLiVOPOは、リチウムイオンの可逆性に優れるβ型結晶の単相であるため、これを用いた電池の放電容量が向上する、と本発明者らは考える。換言すれば、本実施形態に係る活物質の製造方法では、LiVOPOのβ型結晶を従来の製造方法に比べて高い収率で得ることが可能になる、と考える。
水熱合成により得られた活物質2は、通常、水熱合成後の液中に分散しており、水熱合成後の液体は懸濁液となっている。そして、水熱合成後の液を、例えば、ろ過して固体を捕集し、捕集された固体を水やアセトン等で洗浄し、その後乾燥させることによりLiVOPOを主成分として含有する活物質2を高純度に得ることができる。
以上、本発明に係る活物質の製造方法の好適な一実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、水熱合成工程において、加熱前の混合物に炭素粒子を添加してもよい。これにより、LiVOPOの少なくとも一部が炭素粒子表面に生成し、炭素粒子にLiVOPOを担持させることが可能となる。その結果、得られる活物質の電気伝導性を向上させることが可能となる。炭素粒子を構成する物質としては、アセチレンブラック等のカーボンブラック(黒鉛)、活性炭、ハードカーボン、ソフトカーボン等が挙げられる。
(リチウムイオン二次電池)
続いて、本実施形態に係る電極、及びリチウムイオン二次電池について図1を参照して簡単に説明する。
リチウムイオン二次電池100は、主として、発電要素30、発電要素30を密閉した状態で収容するケース50、及び発電要素30に接続された一対のリード60,62を備えている。
発電要素30は、一対の電極10、20がセパレータ18を挟んで対向配置されたものである。正極10は、正極集電体12上に正極活物質層14が設けられた物である。負極20は、負極集電体22上に負極活物質層24が設けられた物である。正極活物質層14及び負極活物質層24がセパレータ18の両側にそれぞれ接触している。正極活物質層14、負極活物質層24、及び、セパレータ18の内部に電解質溶液が含有されている。正極集電体12及び負極集電体22の端部には、それぞれリード60,62が接続されており、リード60,62の端部はケース50の外部にまで延びている。
(正極)
正極10の正極集電体12としては、例えば、アルミニウム箔等を使用できる。正極活物質層14は、正極活物質、バインダー、及び、必要に応じて添加される導電材を含む層である。必要に応じて添加される導電材としては、例えば、カーボンブラック類、炭素材料、ITO等の導電性酸化物が挙げられる。
バインダーは、上記の正極活物質と導電材とを集電体に結着することができれば特に限定されず、公知の結着剤を使用できる。例えば、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、フッ化ビニリデン―ヘキサフルオロプロピレン共重合体等のフッ素樹脂が挙げられる。
このような正極10は、公知の方法、例えば、正極活物質を含む電極活物質、バインダー、及び導電材を、それらの種類に応じた溶媒、例えばPVDFの場合はN−メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルホルムアミド等の溶媒に添加したスラリーを、正極集電体12の表面に塗布し、乾燥させることにより製造できる。
負極集電体22としては、銅箔等を使用できる。また、負極活物質層24としては、負極活物質、導電材、及び、バインダーを含むものを使用できる。導電材としては特に限定されず、公知の導電材を使用できる。例えば、カーボンブラック類、炭素材料、銅、ニッケル、ステンレス、鉄等の金属粉、炭素材料及び金属粉の混合物、ITOのような導電性酸化物が挙げられる。負極に用いられるバインダーとしては、公知の結着剤を特に制限なく使用することができ、例えば、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、エチレン−クロロトリフルオロエチレン共重合体(ECTFE)、ポリフッ化ビニル(PVF)等のフッ素樹脂が挙げられる。
負極活物質としては、例えば、リチウムイオンを吸蔵・放出(インターカレート・デインターカレート、或いはドーピング・脱ドーピング)可能な黒鉛、難黒鉛化炭素、易黒鉛化炭素、低温度焼成炭素等の炭素材料、Al、Si、Sn等のリチウムと化合することのできる金属、SiO、SnO2等の酸化物を主体とする非晶質の化合物、チタン酸リチウム(LiTi12)等を含む粒子が挙げられる。
負極20の製造方法は、正極10の製造方法と同様にスラリーを調整して集電体に塗布すればよい。
電解質溶液は、正極活物質層14、負極活物質層24、及び、セパレータ18の内部に含有させるものである。電解質溶液としては、特に限定されず、例えば、本実施形態では、リチウム塩を含む電解質溶液(電解質水溶液、有機溶媒を使用する電解質溶液)を使用することができる。ただし、電解質水溶液は電気化学的に分解電圧が低いことにより、充電時の耐用電圧が低く制限されるので、有機溶媒を使用する電解質溶液(非水電解質溶液)であることが好ましい。電解質溶液としては、リチウム塩を非水溶媒(有機溶媒)に溶解したものが好適に使用される。リチウム塩としては、例えば、LiPF、LiClO、LiBF、LiAsF、LiCFSO、LiCF、CFSO、LiC(CFSO、LiN(CFSO、LiN(CFCFSO、LiN(CFSO2)(CSO)、LiN(CFCFCO)、LiBOB等の塩が使用できる。なお、これらの塩は1種を単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
また、有機溶媒としては、例えば、プロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、及び、ジエチルカーボネート、ジメチルカーボネート、メチルエチルカーボネート等が好ましく挙げられる。これらは単独で使用してもよく、2種以上を任意の割合で混合して使用してもよい。
なお、本実施形態において、電解質溶液は液状以外にゲル化剤を添加することにより得られるゲル状電解質であってもよい。また、電解質溶液に代えて、固体電解質(固体高分子電解質又はイオン伝導性無機材料からなる電解質)が含有されていてもよい。
また、セパレータ18も、電気絶縁性の多孔質構造から形成されていればよく、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン又はポリオレフィンからなるフィルムの単層体、積層体や上記樹脂の混合物の延伸膜、或いは、セルロース、ポリエステル及びポリプロピレンからなる群より選択される少なくとも1種の構成材料からなる繊維不織布が挙げられる。
ケース50は、その内部に発電要素30及び電解液を密封するものである。ケース50は、電解液の外部への漏出や、外部からのリチウムイオン二次電池100内部への水分等の侵入等を抑止できる物であれば特に限定されない。例えば、ケース50として、図1に示すように、金属箔52を高分子膜54で両側からコーティングした金属ラミネートフィルムを利用できる。金属箔52としては例えばアルミ箔を、合成樹脂膜54としてはポリプロピレン等の膜を利用できる。例えば、外側の高分子膜54の材料としては融点の高い高分子例えばポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリアミド等が好ましく、内側の高分子膜54の材料としてはポリエチレン、ポリプロピレン等が好ましい。
リード60,62は、アルミ等の導電材料から形成されている。
以上、正極活物質、当該正極活物質を含む電極、及び当該電極を備えるリチウムイオン二次電池の製造方法の好適な一実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
本発明の活物質は、リチウムイオン二次電池以外の電気化学素子の電極材料としても用いることができる。このような、電気化学素子としては、金属リチウム二次電池(本発明に係る活物質を含む電極をカソードとして用い、金属リチウムをアノードとして用いたもの)等のリチウムイオン二次電池以外の二次電池や、リチウムキャパシタ等の電気化学キャパシタ等が挙げられる。これらの電気化学素子は、自走式のマイクロマシン、ICカードなどの電源や、プリント基板上又はプリント基板内に配置される分散電源の用途に使用することが可能である。
以下、実施例及び比較例に基づいて本発明をより具体的に説明するが、本発明は以下の
実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
<水熱合成工程>
500mlのマイヤーフラスコに、23.06g(0.20mol)のHPO(ナカライテスク社製、純度85%)、及び、200gの蒸留水(ナカライテスク社製、HPLC用)を入れ、マグネチックスターラーで攪拌した。続いて、18.37g(0.10mol)のV(ナカライテスク社製、純度99%)を加え、約2.5時間攪拌を続けた。次に、2.55g(0.05mol)の(NHNH・HO)を滴下し、1時間攪拌を続けた。その後、8.48g(0.20mol)のLiOH・HO(ナカライテスク社製、純度99%)を約10分かけて加えた。その直後の容器内の物質のpHを測定したところ、pHは6であった。そして、0.18gのH(PMo1240)・nHO(ナカライテスク社製)を加え、得られたペースト状の物質に、20gの蒸留水を追加した後、フラスコ内の物質を、0.5Lオートクレーブのガラス製の円筒容器内に移した。容器を密閉し、ヒータのスイッチをオンにしてから、8時間、160℃で保持し、水熱合成を行った。
ヒータのスイッチをオフにした後、放冷を行い、約12時間後に物質を取り出し、水色のペースト状の物質を得た。この物質のpHを測定したところ、pHは7であった。得られた物質に約100mlの蒸留水を加え、オーブンを用いて90℃で約24時間熱処理した後、粉砕することにより、38.55gの緑色の粉体を得た。
<塩素添加工程>
水熱合成工程で得られた緑色個体20.00gを瑪瑙の乳鉢に入れ、さらにエタノール30g、及び、LiCl0.28gを入れ、混練し、得られたペーストを、オーブンを用いて90℃で約1時間熱処理した。
<焼成工程>
前記工程で得られた個体3.00gをアルミナ坩堝に入れ、大気雰囲気中、室温から550℃まで60分かけて昇温し、550℃で4時間熱処理することにより、黄緑色の粉体2.724gを得た。
<Clの含有量測定>
実施例1の活物質におけるClの含有量を、ICPの結果より求めた。実施例1の活物質におけるCl含有量は0.014wt%であった。
[評価用セルの作製]
実施例1の活物質と、バインダーであるポリフッ化ビニリデン(PVDF)とアセチレンブラックを混合したものを、溶媒であるN−メチル−2−ピロリドン(NMP)中に分散させてスラリーを調製した。なお、スラリーにおいて活物質とアセチレンブラックとPVDFとの重量比が84:8:8となるように、スラリーを調製した。このスラリーを集電体であるアルミニウム箔上に塗布し、乾燥させた後、圧延を行い、実施例1の活物質を含む活物質層が形成された電極(正極)を得た。
次に、得られた電極と、その対極であるLi箔とを、それらの間にポリエチレン微多孔膜からなるセパレータを挟んで積層し、積層体(素体)を得た。この積層体を、アルミラミネーターパックに入れ、このアルミラミネートパックに、電解液として1MのLiPF溶液を注入した後、真空シールし、実施例1の評価用セルを作製した。
(実施例2)
塩素添加工程において、LiCl0.28gの投入量を0.04gとした以外は実施例1と同様にして実施例2の活物質を作製した。
(実施例3)
塩素添加工程において、LiCl0.28gの投入量を0.6gとした以外は実施例1と同様にして実施例3の活物質を作製した。
(実施例4)
水熱合成工程において、H(PMo1240)・nHO(ナカライテスク社製)の投入量を0.0911gとした以外は実施例1と同様にして実施例4の活物質を作製した。
(実施例5)
水熱合成工程において、H(PMo1240)・nHO(ナカライテスク社製)の投入量を0.92gとした以外は実施例1と同様にして実施例5の活物質を作製した。
(実施例6)
水熱合成工程において、H(PMo1240)・nHO(ナカライテスク社製)の投入量を1.83gとした以外は実施例1と同様にして実施例6の活物質を作製した。
(実施例7)
水熱合成工程において、H(PMo1240)・nHO(ナカライテスク社製)の代わりに、HMoO(ナカライテスク社製)を0.192g投入した以外は実施例1と同様にして実施例7の活物質を作製した。
(実施例8)
水熱合成工程において、H(PMo1240)・nHO(ナカライテスク社製)の代わりに、H(PW1240)・nHO(ナカライテスク社製)を0.28g投入した以外は実施例1と同様にして実施例8の活物質を作製した。
(実施例9)
水熱合成工程において、H(PMo1240)・nHO(ナカライテスク社製)の代わりに、HBO(ナカライテスク社製)を0.06g投入した以外は実施例1と同様にして実施例9の活物質を作製した。
(実施例10)
LiOH・HOと、Vと、C・HOと、NHPOと、H(PMo1240)・nHOと、LiClをモル比でLiOH・HO:V:C・H2O:NHPO:LiCl=3:1:1.5:3:0.0004:0.0004になるように秤量し、これらを記載した順番に蒸留水に加えて撹拌した。次に、オーブンを用いて90℃で約12時間熱処理した。得られた物質を乳鉢でよく粉砕し、アルミナ製の匣鉢に入れ、雰囲気置換式焼成炉を用いて、アルゴンガスの流通下で焼成を行った。焼成は、350℃で3時間の仮焼成後、850℃で6時間の本焼成を行った。次に、乳鉢で粉砕し、実施例10の活物質を作製した。
(実施例11)
塩素添加工程において、LiCl0.28gの投入量を0.036gとした以外は実施例1と同様にして実施例11の活物質を作製した。
(実施例12)
塩素添加工程において、LiCl0.28gの投入量を0.62gとした以外は実施例1と同様にして実施例12の活物質を作製した。
(実施例13)
塩素添加工程において、LiCl0.28gの投入量を0.02gとし、また、水熱合成工程において、H(PMo1240)・nHO(ナカライテスク社製)の投入量を0.0911gとした以外は実施例1と同様にして実施例13の活物質を作製した。
(実施例14)
塩素添加工程において、LiCl0.28gの投入量を0.62gとし、また、水熱合成工程において、H(PMo1240)・nHO(ナカライテスク社製)の投入量を0.0911gとした以外は実施例1と同様にして実施例14の活物質を作製した。
(実施例15)
水熱合成工程において、H(PMo1240)・nHO(ナカライテスク社製)の投入量を5.49gとした以外は実施例1と同様にして実施例15の活物質を作製した。また、この活物質のX線回折のリートベルト解析結果から、MoがVのサイトに置換されていることが示唆される結果を得た。
(実施例16)
水熱合成工程において、加熱温度を90℃としたこと以外は、実施例1と同様にして実施例16の活物質を作製した。
(実施例17)
水熱合成工程において、加熱温度を320℃としたこと以外は、実施例1と同様にして実施例17の活物質を作製した。
(実施例18)
焼成工程において、加熱温度を350℃としたこと以外は、実施例1と同様にして実施例18の活物質を作製した。
(実施例19)
焼成工程において、過熱温度を650℃としたこと以外は、実施例1と同様にして実施例19の活物質を作製した。
(比較例1)
水熱合成工程において、H(PMo1240)・nHO(ナカライテスク社製)を投入せず、塩素添加工程を行わなかった以外は実施例1と同じ様にして比較例1の活物質を作製した。
(比較例2)
水熱合成工程において、H(PMo1240)・nHO(ナカライテスク社製)を投入しないこと以外は実施例1と同様にして比較例2の活物質を作製した。
(比較例3)
塩素添加工程を実行しなかったこと以外は、実施例1と同様にして比較例3の活物質を作製した。
実施例1と同様の方法で、実施例2〜14及び比較例1〜3の活物質をそれぞれ単独で用いた評価用セルを作製した。
<放電容量及びレート特性の測定>
実施例1〜19、比較例1〜3の各評価用セルを用いて、放電レートを0.1C(25℃で定電流放電を行ったときに10時間で放電終了となる電流値)とした場合の放電容量(単位:mAh/g)、及び放電レートを1C(25℃で定電流放電を行ったときに1時間で放電終了となる電流値)とした場合の放電容量をそれぞれ測定した。0.1Cでの放電容量を表1に示す。また、0.1Cでの放電容量を100%とした場合の1Cでの放電容量の比率(%)をレート特性として求めた。結果を表1に示す。なお、放電容量及びレート特性は大きいほど好ましい。
Figure 0005888046
10・・・正極,20・・・負極、12・・・正極集電体、14・・・正極活物質層、18・・・セパレータ、22・・・負極集電体、24・・・負極活物質層、30・・・発電要素、50・・・ケース、60,62・・・リード、100・・・リチウムイオン二次電池

Claims (6)

  1. Li−V−P複合酸化物がClを含み、かつ、Mo,B及びWから選ばれる元素のうち少なくとも一種を含むことを特徴とする正極活物質であって、
    前記Li−V−P複合酸化物がLi 1−x VOPO 、LiV 1−y OPO またはLiVOP 1−z (式中、0<x<0.1、0<y<0.1、0<z<0.1のいずれかであり、元素MはMo,B,Wから選ばれた少なくとも一種である)で表される化合物であり、
    前記化合物に対し、Clが質量比で20ppm以上300ppm以下含まれていることを特徴とする正極活物質。
  2. Li−V−P複合酸化物がClを含み、かつ、Mo,B及びWから選ばれる元素のうち少なくとも一種を含む正極活物質であって、
    前記Li−V−P複合酸化物がLi1−xVOPO、LiV1−yOPOまたはLiVOP1−z(式中、0.0025<x<0.055、0.0025<y<0.055、0.0025<z<0.055のいずれかであり、元素MはMo,B,Wから選ばれた少なくとも一種である)で表される化合物であり、
    前記化合物に対し、Clが質量比で20ppm以上300ppm以下含まれていることを特徴とする正極活物質。
  3. 前記x、y、zが0.0025<x<0.055、0.0025<y<0.055、0.0025<z<0.055であることを特徴とする請求項に記載の正極活物質。
  4. 前記x、y、zが0.004<x<0.025、0.004<y<0.025、0.004<z<0.025であることを特徴とする請求項またはに記載の正極活物質。
  5. 請求項1からのいずれか一項に記載の正極活物質を含有することを特徴とする正極。
  6. 請求項記載の正極を備えることを特徴とするリチウムイオン二次電池。
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