JP5887977B2 - シート穿孔装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート穿孔装置に係り、特に画像形成装置から搬送された用紙の後処理を行うフィニッシャーに用いられるシート穿孔装置に関する。
シート穿孔装置は、例えば、下記特許文献1に記載されているように、フレームの長手方向に配設された複数のパンチと、複数のパンチに対応したダイス孔とを備えており、駆動機構の回転運動がカム機構により複数のパンチの穿孔方向の往復動に変換されて複数のパンチとダイス孔との協働によりシート材に孔列が形成されるようになっている。
この特許文献1に記載されているシート穿孔装置は、フレームの長手方向に沿って往復動可能とされ、自身の往復動に伴い複数のリンクを介して複数のパンチを穿孔方向に往復動させる2枚のスライドアームと、各スライドアームに設けられ、駆動機構の回転運動を該スライドアームの往復動作に変換可能なカム溝を有するカムと、駆動ギヤ等に設けられてカム溝と係合するカムフォロアとを備え、各スライドアームの往復動を切り替えることで、複数のパンチによる孔列を変更する。
この種のシート穿孔装置では、例えば図20(A)に示すように、一方のスライドアーム201が初期位置にあるとき、駆動ギヤ202に設けられたカムフォロア202aと、スライドアーム201に設けられたカム溝201aとの間には、駆動源の初期駆動時に大きな作動抵抗が生じないようにする等を目的として、所定大きさの隙間Tが形成されている。このため、駆動ギヤ202が図示右回りに回転し始めてもスライドアーム201が直ちに往動作しないようになっている。
このような構成により、スライドアーム201が往動作を経て(図20(B),(C))、復動作を終えた後も(図20(D))、カムフォロア202aは更に図20(A)に示した初期位置から図示右回りに180°回転した反転位置に向けて極僅かな量だけ回転移動する(図20(E))。したがって、カムフォロア202aが図20(D)に示す位置から図20(E)に示す反転位置へ移動する間は、スライドアーム201がカムフォロア202aの移動に追従しないので、スライドアーム201は図20(A)に示した初期位置に戻らないこととなる。その結果、スライドアーム201の往復距離が短くなって、シートを穿孔できなくなる事態やパンチがシートから完全に抜け切らない事態が生じ得る。
上記問題に対処するために、下記特許文献1に記載されたシート穿孔装置では、例えば図20(F)〜(H)に示すように、フレーム203とスライドアーム201との間に付勢部材としての引張ばね204が設けられ、引張ばね204がスライドアーム201を常に初期位置へ戻す方向に付勢している。これにより、スライドアーム201は復動作を終えた後も(図20(F))、カムフォロア202aの移動に追従することができ、初期位置に戻るようになる(図20(G))。
特開2008−137099号公報
上記の場合、シートの厚み、硬さなどによる穿孔負荷の高いものや、シートとパンチとの摩擦が大きいものを穿孔した場合にも、スライドアーム201が初期位置にほぼ確実に戻るようにするために、引張ばね204のばね定数を大きく設定することが多い。しかし、このように引張ばね204のばね定数を大きく設定すると、スライドアーム201の往復動作に要する駆動負荷が大きくなるため、駆動源の駆動能力を高める必要があり、駆動源の大型化や駆動エネルギーの増加を招来するという問題があった。
本発明は、駆動源による駆動エネルギーの増加を抑制し、しかもスライドアームを初期位置へ復帰させる機構をシンプルかつ安価に構成することにある。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記課題を解決するために本発明のシート穿孔装置は、
フレームの長手方向に配設された複数のパンチと、
駆動源の回転駆動力を伝達可能な駆動ギヤを有する駆動機構と、
フレームの長手方向に沿って往復動可能とされ、自身の往復動に伴い前記複数のパンチを穿孔方向に往復動させるスライドアームと、
スライドアームに設けられ、駆動機構の回転運動を該スライドアームの往復動作に変換可能なカムと、
駆動ギヤまたは該駆動ギヤと一体的に回転する回転部材に設けられてカムと係合するカムフォロアと、
スライドアームに設けられ、駆動機構の回転運動を該スライドアームの復動作に変換して該スライドアームを予め定められた初期位置へ移動可能な補助カムと、
駆動ギヤまたは該駆動ギヤと一体的に回転する回転部材に設けられて補助カムと係合する補助カムフォロアと、
を備えたことを特徴とする。
本発明のシート穿孔装置においては、補助カムと補助カムフォロアとの係合により、駆動機構の回転運動がスライドアームの復動作に変換され、スライドアームが予め定められた初期位置へ戻される。このように、スライドアームを復動させる際の駆動機構の回転運動を利用することで、スライドアームを初期位置へ戻すための付勢部材を省略することができる。これにより、スライドアームの往復動作時に要する駆動負荷が軽減されるので、駆動源による駆動エネルギーの増加を抑制することができる。しかも、補助カムと補助カムフォロアを組み合わせることで、スライドアームを初期位置へ戻す機構を構成できるため、その構成をシンプルかつ安価なものとすることができる。
本発明の実施例1に係るシート穿孔装置を示す正面図。 図1に示したシート穿孔装置からセンサーブラケットを除いた外観図。 図2に示したシート穿孔装置からフレームカバーを除いた正面図。 図3に示したシート穿孔装置からフレーム本体およびダイフレームを除いた外観図。 図4に示したシート穿孔装置の部分拡大図。 図4からブラケットを除いたシート穿孔装置の平面図。 図6の正面図。 (A)はスライドアーム52の部分正面図。(B)は(A)の平面図。 (A)はスライドアーム51の部分正面図。(B)は(A)の平面図。 センサフィラー63の外観図。 駆動ギヤ44の外観図。 (A)〜(F)は係合ピン44aが初期位置から図示右回りに反転位置に達するまでの経過状態を示し、(G)〜(L)は係合ピン44aが反転位置から図示左回りに初期位置に達するまでの経過状態を示す説明図。 (A)は図12(C)に対応したパンチ21,23,25の往復動作を示す説明図。(B)は図15(C)に対応したパンチ22,24の往復動作を示す説明図。 (A)〜(E)は係合ピン44aが初期位置から図示左回りに反転位置に達するまでの経過状態を示す説明図。 (A)〜(F)は係合ピン63aが初期位置から図示右回りに反転位置に達するまでの経過状態を示し、(G)〜(L)は係合ピン63aが反転位置から図示左回りに初期位置に達するまでの経過状態を示す説明図。 本発明の実施例2に係るシート穿孔装置において、スライドアーム151及び駆動ギヤ144を示す部分正面図。 (A)〜(E)は図16に示したスライドアーム151の係合ピン44aが初期位置から図示右回りに180°回転するまでの経過を示す説明図。 (A)〜(E)は図16に示したスライドアーム151の係合ピン44dが反転位置から図示左回りに180°回転するまでの経過を示す説明図。 実施例2の変形例に係るシート穿孔装置において、スライドアーム152及びセンサフィラー163(駆動ギヤ143)を示す部分正面図。 (A)〜(E)は従来のシート穿孔装置のうち、付勢部材が設けられていないタイプにおいてカムフォロアが初期位置から図示右回りに180°回転するまでの経過を示す説明図。(F)〜(H)は従来のシート穿孔装置のうち、付勢部材が設けられているタイプにおいてスライドアームが初期位置の近傍へ復動した状態(カムフォロアが反転位置の近傍へ回転した状態)を示す説明図。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1〜図7は、本発明によるシート穿孔装置を画像形成装置のフィニッシャーに適用したものの外観またはその構成部品を示している。このシート穿孔装置においては、長尺状かつ略U字状に形成されて複数のダイス孔11a〜11eを有するダイフレーム11と、長尺状かつ略矩形筒状に形成されてパンチ21〜25、リンク31〜35、駆動機構40およびスライドアーム51,52を組み付けたフレーム12とが、ダイフレーム11の曲げ成形によってシート材を挿通可能な所定の間隔に対向配置された状態で固定されている。なお、この間隔は、間隙形成板材を介在させることによって得ることも可能である。
ダイス孔11a〜11eは、パンチ21〜25にそれぞれ対応しており、パンチ21,23,25のダイス孔11a,11c,11eに対する往復動によりシート材に所定ピッチの3孔の孔列が形成され、パンチ22,24のダイス孔11b,11dに対する往復動によりシート材に所定ピッチの2孔の孔列が形成されるようになっている。
フレーム12は、カバー12aとフレーム本体12bとの上下2分割の構造とされていて、カバー12aとフレーム本体12bには、ダイフレーム11のダイス孔11a〜11eと同軸に、ガイド孔12a1〜12a5,12b1〜12b5がそれぞれ形成されている。これにより、パンチ21〜25が、上下に離れたガイド孔12a1〜12a5,12b1〜12b5によりガイドされつつ穿孔方向へ往復動する。
リンク31〜35は、図5にてリンク33を代表して示すように、正面視にて略L字状に形成されており、各中間部にて支持ピン31a〜35aによりフレーム本体12bに同ピン31a〜35a回りに回転可能に支持されている。また、リンク31〜35は、各一端部に形成された二股状のアーム部31b〜35bにてパンチ支持ピン31c〜35cを介してパンチ21〜25に連結されている。
リンク31〜35のうちリンク31,33,35(第1リンク群)は、各他端部にてスライドアーム51に向けて突設されたアーム係合ピン31d,33d,35dを介してスライドアーム51の各連結部51aに連結され、リンク31〜35のうちリンク32,34(第2リンク群)は、各他端部にてスライドアーム52に向けて突設されたアーム係合ピン32d,34dを介してスライドアーム52の各連結部52aに連結されている。
これにより、スライドアーム51の往復動により、リンク31,33,35が支持ピン31a,33a,35a回りに回転するのに伴って、パンチ21,23,25(第1パンチ群)が穿孔方向に往復動する。また、スライドアーム52の往復動により、リンク32,34が支持ピン32a,34a回りに回転するのに伴って、パンチ22,24(第2パンチ群)が穿孔方向に往復動する。
駆動機構40は、電動モータ41(駆動源)と、この電動モータ41にギヤ結合されて互いに異なる軸回りに回転する減速ギヤ42、駆動ギヤ43(第2駆動ギヤ)および駆動ギヤ44(第1駆動ギヤ)とを備えており、電動モータ41の回転駆動力が減速ギヤ42から駆動ギヤ43を経て駆動ギヤ44に伝達されるようになっている。
電動モータ41は、例えばDCブラシモータであり、穿孔に要する回転数(回転量)が、駆動ギヤ43に一体的に取り付けられたセンサフィラー63とホームポジションセンサ62により検出される。電動モータ41は、パルスカウントセンサ61により検出されたパルスに応じて、適切な回転速度となるように、図示を省略する電気制御装置(ECU)により作動制御される。
駆動ギヤ43は、スライドアーム51,52に干渉しない位置に配置されたスタッド軸を介してフレーム本体12bに取り付けられている。駆動ギヤ43には、ホームポジションセンサ62と協働して駆動ギヤ43の回転方向およびホームポジション(初期位置と初期位置から180°回転した位置(以下、反転位置ともいう)との両位置を表す基準位置)を検出するためのセンサフィラー63(回転部材)が一体的に取り付けられている。センサフィラー63の外側面には、図8及び図10に示すように、スライドアーム52の内側面に向けてカム側係合ピン63a(第2カムフォロア)が突設されている。
また、センサフィラー63の外側面には、回転軸線O2を基準とする点対称位置(対角)にそれぞれ補助カム側係合ピン63b,63c(第2補助カムフォロア)が突設されている。カム側係合ピン63aは、断面円形の円柱状に形成され、補助カム側係合ピン63b,63cは、カム側係合ピン63aの直径を長軸の長さとする断面楕円形の円柱状に形成されている。
カム側係合ピン63aと補助カム側係合ピン63b,63cは、回転軸線O1を中心とする同一円周上(回転半径R1、図8参照)に配置されている。そして、図10に示すセンサフィラー63の正面視にて回転軸線O2の右回り方向を基準とした場合、カム側係合ピン63aに対して補助カム側係合ピン63bが90度位相の進んだ位置に対応して配置される一方、補助カム側係合ピン63cが90度位相の遅れた位置に対応して配置されている。
駆動ギヤ44は、駆動ギヤ43と歯数が同じものであり、互いに逆方向に回転するように駆動ギヤ43と噛み合っていて、スライドアーム51,52に干渉しない位置に配置されたブラケット47を介してフレーム本体12bに取り付けられている。駆動ギヤ44の内側面には、スライドアーム51の内側面に向けて係合ピン44a(第1カムフォロア)が突設されている。
図9及び図11に示すように、駆動ギヤ44の内側面には、センサフィラー63の外側面と同様、回転軸線O1を基準とする点対称位置(対角)にそれぞれ補助カム側係合ピン44b,44c(第1補助カムフォロア)が突設されている。カム側係合ピン44aは、断面円形の円柱状に形成され、補助カム側係合ピン44b,44cは、カム側係合ピン44aの直径を長軸の長さとする断面楕円形の円柱状に形成されている。
カム側係合ピン44aと補助カム側係合ピン44b,44cは、回転軸線O1を中心とする同一円周上(回転半径R1、図9参照)に配置されている。また、図11に示す駆動ギヤ44の内側面の正面視にて回転軸線O1の右回り方向を基準とした場合、カム側係合ピン44aに対して補助カム側係合ピン44bが90度位相の進んだ位置に対応して配置される一方、補助カム側係合ピン44cが90度位相の遅れた位置に対応して配置されている。
図6及び図7に示すように、スライドアーム51(第1スライドアーム)とスライドアーム52(第2スライドアーム)は、長尺状かつ矩形状の板材であり、フレーム本体12b内にてパンチ21〜25を挟んで対向配置された状態で、フレーム本体12bの長手方向に沿って往復動可能に設けられている。図8及び図9に示すように、スライドアーム51,52は、各壁部53,54を境に先端部側の板厚が中間部側の板厚よりも薄くされた段付き板状に形成されており、各先端部側の内側部には、カム溝51b,52bがそれぞれ形成されている。
スライドアーム51のカム溝51b(第1カム)は、図9の正面視に示すように、係合ピン44aの直径に比して僅かに大きい溝幅を有するとともに、曲線溝部51b1と直線溝部51b2とで構成された略逆D字状に形成されている。カム溝51bの曲線溝部51b1(第1アーム動作禁止部)は、その中心線の曲率半径R1が、係合ピン44aの軸心が描く円軌跡の回転半径R1と同一に設定されている。
カム溝51bの直線溝部51b2(第1アーム動作部)は、その溝中心線K1が係合ピン44aの回転軌跡中心(回転軸線)O1に対して曲線溝部51b1とは反対側にオフセットされた位置に配置されている。これにより、係合ピン44aが図9にて破線で示す状態から二点鎖線で示す初期位置に復帰した状態では、係合ピン44aの軸心が駆動ギヤ44の上下方向の中心線L1近傍に位置するようになって、係合ピン44aの回転基準位置の設定が容易となる。
そして、係合ピン44aがカム溝51bの曲線溝部51b1に係合しているときは、係合ピン44aが移動してもスライドアーム51は往復動作しないが、係合ピン44aがカム溝51bの直線溝部51b2に係合しているときは、その係合状態が維持される方向に係合ピン44aが回転することで、スライドアーム51がその長手方向に往復動する。
壁部53の壁面には、補助カム55(第1補助カム)が突設されている。補助カム55は、駆動ギヤ44の左右方向の中心線L1’上に位置している。すなわち、駆動ギヤ44の上下方向の中心線L1上に係合ピン44aの初期位置が設定され、この初期位置に対して中心角が略90°(90°±20°の範囲)とされた位置に補助カム55が設けられている。この補助カム55は、図9の正面視に示すように、カム面55aが略二等辺三角形状をなす突起であり、その三角形の頂点がカム溝51bの曲線溝部51b1のほぼ外縁上に位置するように壁部53からの突起高さHが設定されている。
補助カム側係合ピン44b,44cと補助カム55の係合タイミングは、例えば以下のように設定されている。すなわち、スライドアーム51が初期位置から離れた位置で往復動しているときは、補助カム側係合ピン44b,44cが補助カム55から離間した状態にある。これに対して、スライドアーム51が初期位置の近傍へ複動したときは、補助カム側係合ピン44b,44cの一方が補助カム55と係合した状態となる。
また、補助カム側係合ピン44b,44cは、補助カム55と係合する前に壁部53の壁面と係合(接触)し、壁部53の壁面に誘導されつつ補助カム55の辺部に対応するカム面55aと係合(接触)するようになっている。壁部53の壁面は、補助カム側係合ピン44b,44cの軸心の円軌跡よりも曲率の小さい円弧状に形成されている。補助カム側係合ピン44b,44cを最初に壁部53の壁面と接触させることで、補助カム55との衝突が防止され、補助カム55のカム面55aと円滑に接触するようになる。壁部53が本発明のガイド壁としての機能を果たす。
スライドアーム52のカム溝52b(第2カム)は、図8の正面視に示すように、係合ピン63aの直径に比して僅かに大きい溝幅を有するとともに、曲線溝部52b1と直線溝部52b2とで構成されてカム溝51bと同じ輪郭の略D字状に形成されている。カム溝52bの曲線溝部52b1(第2アーム動作禁止部)は、その中心線の曲率半径R1が、係合ピン63aの軸心が描く円軌跡の回転半径R1と同一に設定されている。
カム溝52bの直線溝部52b2(第2アーム動作部)は、その溝中心線K2が係合ピン63aの回転軌跡中心(回転軸線)O2に対して曲線溝部52b1とは反対側にオフセットされた位置に配置されている。これにより、係合ピン63aが図8にて破線で示す状態から二点鎖線で示す初期位置に復帰した状態では、係合ピン63aの軸心がセンサフィラー63すなわち駆動ギヤ43の上下方向の中心線L2上に位置するようになって、係合ピン63aの回転基準位置の設定が容易となる。
そして、係合ピン63aがカム溝52bの曲線溝部52b1に係合しているときは、係合ピン63aが移動してもスライドアーム52は往復動作しないが、係合ピン63aがカム溝52bの直線溝部52b2に係合しているときは、その係合状態が維持される方向に係合ピン63aが回転することで、スライドアーム52がその長手方向に往復動する。
壁部54の壁面には、補助カム56(第2補助カム)が突設されている。補助カム56は、駆動ギヤ43の左右方向の中心線L2’上に位置している。すなわち、駆動ギヤ43の上下方向の中心線L2上に係合ピン63aの初期位置が設定され、この初期位置に対して中心角が略90°(90°±20°の範囲)とされた位置に補助カム56が設けられている。この補助カム56は、図8の正面視に示すように、カム面56aが略二等辺三角形状をなす突起であり、その三角形の頂点がカム溝52bの曲線溝部52b1のほぼ外縁上に位置するように壁部54からの突起高さHが設定されている。
補助カム側係合ピン63b,63cと補助カム56の係合タイミングは、例えば以下のように設定されている。すなわち、スライドアーム52が初期位置から離れた位置で往復動しているときは、補助カム側係合ピン63b,63cが補助カム56から離間した状態にある。これに対して、スライドアーム52が初期位置の近傍へ複動したときは、補助カム側係合ピン63b,63cの一方が補助カム56と係合した状態となる。
また、補助カム側係合ピン63b,63cは、補助カム56と係合する前に壁部54の壁面と係合(接触)し、壁部54の壁面に誘導されつつ補助カム56の辺部に対応するカム面56aと係合(接触)するようになっている。すなわち、壁部54の壁面も、壁部53の壁面と同様、補助カム側係合ピン63b,63cの軸心の円軌跡よりも曲率の小さい円弧状に形成されている。補助カム側係合ピン63b,63cを最初に壁部54の壁面と接触させることで、補助カム56との衝突が防止され、補助カム56のカム面56aと円滑に接触するようになる。壁部54も壁部53と同様、本発明のガイド壁として機能する。
図7に戻って、スライドアーム51,52の下部には、支持ピン31a〜35aとの干渉を回避するための切り欠き51c,52cが形成されていて、切り欠き51c,52cの片側を形成する段部51d、52dが支持ピン35aと係合するようになっている。
上記のように構成したシート穿孔装置においては、その待機時、電動モータ41は停止していて、係合ピン44a,63aとスライドアーム51,52とが、図7及び図12(A)に示した初期位置にある。
最初に、シート材に3孔の孔列を形成する場合について説明する。この場合には、上記した待機状態から電動モータ41が図示左回りに回転するようにその作動が制御される。電動モータ41が図示左回りに回転すると、駆動ギヤ43およびセンサフィラー63が図示左回りに回転し、駆動ギヤ44が図示右回りに駆動ギヤ43と同じ角度だけ回転する。このとき、係合ピン63aはカム溝52bの曲線溝部52b1の中心線に沿って移動するため、スライドアーム52は往復動しない。
一方、係合ピン44aの図示右回りの回転位置に対応して、図12(B)に示すように、カム溝51bの直線溝部51b2が図示右向きに変位し始める。これに伴ってスライドアーム51が図示右向きに往動し始め、リンク31,33,35がそれぞれ支持ピン31a,33a,35aを回転支点として図示右回りに回転する。なお、図12(A)に示す状態では、補助カム側係合ピン44bが補助カム55の頂点と接した状態にあり、係合ピン44aと共に補助カム側係合ピン44bも図示右回りに回転し、補助カム55から次第に離れていくため、補助カム側係合ピン44bが補助カム55を押圧してスライドアーム51の往動作を制限することはない。係合ピン44aが図示右回りに90°未満の所定角度(例えば、45°)回転したとき、パンチ21,23,25とダイス孔11a,11c,11eとの協働によりシート材に3孔の孔列が形成される。
係合ピン44aが図示右回りに90°回転した状態では、図12(C)に示すように、スライドアーム51の図示右向きへの往動量が最大となり(図13(A)参照)、90°を超えた後は係合ピン44aの更なる図示右回りの回転に伴ってスライドアーム51が図示左向きに復動し始める。図12(C)に示すように、係合ピン44aがカム溝51bの直線溝部51b2の中間部分に位置している状態では、補助カム側係合ピン44b,44cが補助カム55から離間した状態にある。
図12(D)に示すように、スライドアーム51が初期位置の近傍へ複動したとき、すなわち係合ピン44aが図12(A)に示した初期位置から図示右回りに130°〜160°程度回転したとき、補助カム側係合ピン44cが壁部53の壁面と接触し、壁部53の壁面に誘導されつつ補助カム55の図示下側辺部に対応するカム面55aと接触し始める。
そして、図12(D),(E)に示すように、補助カム側係合ピン44cが補助カム55の頂点に向けて移動するのに伴って補助カム55を介してスライドアーム51を初期位置に向けて押圧する。図12(F)に示すように、係合ピン44aが反転位置に達すると、補助カム側係合ピン44cが補助カム55の頂点と接した状態(図12(A)と同じ状態)となり、スライドアーム51が初期位置に復帰する。
3孔のパンチングを連続して行う場合には、係合ピン44aが図12(G)に示す反転位置から、図12(H)〜(L)に示すように、左回りに180°回転する動作が実行された後、上記した図12(A)〜(L)が実行される。なお、ホームポジションセンサ62およびセンサフィラー63により検出された検出信号に基づいて、駆動ギヤ43の回転方向および回転角度が計算され、係合ピン44aが初期位置にあるか、反転位置にあるかが電気制御装置により判定・記憶されるようになっている。
この場合、図12(G)に示す状態では、補助カム側係合ピン44cが補助カム55の頂点と接した状態にあり、係合ピン44aと共に補助カム側係合ピン44cも図示左回りに回転し、補助カム55から次第に離れていくため、補助カム側係合ピン44cが補助カム55を押圧してスライドアーム51の往動作を制限することはない。
そして、図12(J)に示すように、スライドアーム51が初期位置の近傍へ複動したとき、すなわち係合ピン44aが図12(G)に示した反転位置から図示左回りに130°〜160°程度回転したとき、補助カム側係合ピン44bが壁部53の壁面と接触し、壁部53の壁面に誘導されつつ補助カム55の図示上側辺部に対応するカム面55aと接触し始める。
そして、図12(K),(L)に示すように、補助カム側係合ピン44bが補助カム55の頂点に向けて移動するのに伴って補助カム55を介してスライドアーム51を初期位置に向けて押圧する。図12(L)に示すように、係合ピン44aが図12(A)に示した初期位置に戻ると、補助カム側係合ピン44bが補助カム55の頂点と接した状態(図12(A)と同じ状態)となり、スライドアーム51が初期位置に復帰する。
次に、シート材に2孔の孔列を形成する場合について説明する。この場合には、図7及び図14(A)に示した待機状態から電動モータ41が図示右回りに回転するようにその作動が制御される。電動モータ41が図示右回りに回転すると、駆動ギヤ43およびセンサフィラー63が図示右回りに回転し、駆動ギヤ44が図示左回りに駆動ギヤ43と同じ角度だけ回転する。このとき、図14(B)〜(E)に示すように、係合ピン44aはカム溝51bの曲線溝部51b1の中心線に沿って移動するため、スライドアーム51は往復動しない。
また、図14(A)に示す状態では、補助カム側係合ピン44bが補助カム55の頂点と接した状態にあり、係合ピン44aと共に補助カム側係合ピン44bも図示左回りに回転し、補助カム55から次第に離れていくため、補助カム側係合ピン44bが補助カム55を押圧してスライドアーム51を復動させることはない。
また、係合ピン44aが図示左回りに回転する場合は、スライドアーム51が往動しないので、係合ピン44aが図14(E)に示した反転位置に移動しても、補助カム側係合ピン44cが補助カム55の頂点と接するに過ぎないので、補助カム側係合ピン44cが補助カム55を押圧してスライドアーム51を復動させることもない。
一方、係合ピン63aの図示右回りの回転位置に対応して、図15(B)に示すように、カム溝52bの直線溝部52b2が図示右向きに変位し始める。これに伴ってスライドアーム52が図示右向きに往動し始め、リンク32,34がそれぞれ支持ピン32a,34aを回転支点として図示右回りに回転する。
なお、図15(A)に示す状態では、補助カム側係合ピン63cが補助カム56の頂点と接した状態にあり、係合ピン63aと共に補助カム側係合ピン63cも図示右回りに回転し、補助カム56から次第に離れていくため、補助カム側係合ピン63cが補助カム56を押圧してスライドアーム52の往動作を制限することはない。係合ピン63aが図示右回りに90°未満の所定角度(例えば、45°)だけ回転したとき、パンチ22,24とダイス孔11b,11dとの協働によりシート材に2孔の孔列が形成される。
係合ピン63aが図示右回りに90°回転した状態では、図15(C)に示すように、スライドアーム52の図示右向きへの往動量が最大となり(図13(B)参照)、90°を超えた後は係合ピン63aの更なる図示右回りの回転に伴ってスライドアーム52が図示左向きに復動し始める。図15(C)に示すように、係合ピン63aがカム溝52bの直線溝部52b2の中間部分に位置している状態では、補助カム側係合ピン63b,63cが補助カム56から離間した状態にある。
図15(D)に示すように、スライドアーム52が初期位置の近傍へ複動したとき、すなわち係合ピン63aが図15(A)に示した初期位置から図示右回りに130°〜160°程度回転したとき、補助カム側係合ピン63bが壁部54の壁面と接触し、壁部54の壁面に誘導されつつ補助カム56の図示下側辺部に対応するカム面56aと接触し始める。
そして、図15(D),(E)に示すように、補助カム側係合ピン63bが補助カム56の頂点に向けて移動するのに伴って補助カム56を介してスライドアーム52を初期位置に向けて押圧する。図15(F)に示すように、係合ピン63aが反転位置に達すると、補助カム側係合ピン63bが補助カム56の頂点と接した状態(図15(A)と同じ状態)となり、スライドアーム52が初期位置に復帰する。
2孔のパンチングを連続して行う場合には、係合ピン63aが図15(G)に示す反転位置から、図15(H)〜(L)に示すように、左回りに180°回転する動作が実行されるように電動モータ41の作動が制御される。
この場合、図15(G)に示す状態では、補助カム側係合ピン63bが補助カム56の頂点と接した状態にあり、係合ピン63aと共に補助カム側係合ピン63bも図示左回りに回転し、補助カム56から次第に離れていくため、補助カム側係合ピン63bが補助カム56を押圧してスライドアーム52の往動作を制限することはない。
図15(J)に示すように、スライドアーム52が初期位置の近傍へ複動したとき、すなわち係合ピン63aが図15(G)に示した反転位置から図示左回りに130°〜160°程度回転したとき、補助カム側係合ピン63cが壁部54の壁面と接触し、壁部54の壁面に誘導されつつ補助カム56の図示上側辺部に対応するカム面56aと接触し始める。
そして、図15(K),(L)に示すように、補助カム側係合ピン63cが補助カム56の頂点に向けて移動するのに伴って補助カム56を介してスライドアーム52を初期位置に向けて押圧する。図15(L)に示すように、係合ピン63aが図15(A)に示した初期位置に戻ると、補助カム側係合ピン63cが補助カム56の頂点と接した状態(図15(A)と同じ状態)となり、スライドアーム52が初期位置に復帰する。
上記実施例1では、補助カム55(56)と補助カムフォロア44b,44c(63b,63c)との係合により、電動モータ41、駆動ギヤ44(43)などを含んで構成される駆動機構の回転運動がスライドアーム51(52)の復動作に変換され、スライドアーム51(52)が予め定められた初期位置(図12(A),12(F),12(L)(図15(A),15(F),15(L))に示すように係合ピン44a(63a)の初期位置又は反転位置に対応した位置)へ戻される。このように、スライドアーム51(52)を復動させる際の電動モータ41、駆動ギヤ44(43)などの回転運動を利用することで、スライドアーム51(52)を初期位置へ戻すための付勢部材を省略することができる。
これにより、スライドアーム51(52)の往復動作時に要する駆動負荷が軽減されるので、駆動源による駆動エネルギーの増加を抑制することができる。しかも、補助カム55(56)と補助カムフォロア44b,44c(63b,63c)を組み合わせることで、スライドアーム51(52)を初期位置へ戻す機構を構成できるため、その構成をシンプルかつ安価なものとすることができる。
また、上記実施例1では、補助カムフォロア44b,44c(63b,63c)が、駆動ギヤ44(43)の回転軸線O1(O2)を基準とする点対称位置(対角)にそれぞれ設けられている。これにより、カム側係合ピン44a(63a)が初期位置に向けて移動する場合のみならず、反転位置に向けて移動する場合にも、スライドアーム51(52)が初期位置に戻されるようになって、パンチの正確な穿孔動作を確保することができる。ただし、一方の補助カムフォロア44c(63b)は省略することができる。
なお、上記実施例1では、スライドアーム51(52)に、補助カム側係合ピン44b,44c(63b,63c)を補助カム55(56)の辺部に対応するカム面55a(56a)に誘導する、ガイド壁として機能する壁部53(54)を設けるようにしたが、壁部53(54)は省略することができる。
また、上記実施例1では、センサフィラー63にカム側係合ピン63aと補助カム側係合ピン63b,63cを設けたが、駆動ギヤ43にカム側係合ピン及び補助カム側係合ピンの少なくとも一方を設けるようにしてもよい。また、駆動ギヤ44と一体回転する回転部材(例えば、センサフィラー)にカム側係合ピン及び補助カム側係合ピンの少なくとも一方を設けるようにしてもよい。
上記実施例1では、駆動ギヤ44(センサフィラー63)にカム側係合ピン44a(63a)を一つ設けるように構成したが、例えば図16においてスライドアーム151及び駆動ギヤ144を代表して示すように、カム側係合ピン44a,44dを駆動ギヤ144の回転軸線O1を基準とする点対称位置(対角)にそれぞれ設けるようにしてもよい。その他の構成は、上記実施例1と同様であり、上記実施例1と同じ部材、同じ機能を果たす部位には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
カム側係合ピン44a,44dと補助カム側係合ピン44b,44cは、回転軸線O1を中心とする同一円周上に配置されている。また、駆動ギヤ44の内側面の正面視(図11参照)にて回転軸線O2の右回り方向を基準とした場合、カム側係合ピン44aに対して補助カム側係合ピン44bが90°位相の進んだ位置に対応して配置される一方、補助カム側係合ピン44cが90°位相の遅れた位置に対応して配置されている。
これとは逆に、カム側係合ピン44dに対して補助カム側係合ピン44cが90°位相の進んだ位置に対応して配置される一方、補助カム側係合ピン44bが90°位相の遅れた位置に対応して配置されている。
また、スライドアーム151のカム溝51bは、上記実施例1と同様、図16の正面視に示すように、係合ピン44aの直径に比して僅かに大きい溝幅を有するとともに、曲線溝部51b1と直線溝部51b2とで構成された略逆D字状に形成されている。ただし、上記実施例1とは異なり、カム溝51bの曲線溝部51b1(第1アーム動作禁止部)は、その中心線の曲率半径が、係合ピン44aの軸心が描く円軌跡の回転半径R1に比して大きく設定されている(略逆D字状を変形したものに相当する)。
具体的には、例えば図17に示すように、曲線溝部51b1は、係合ピン44aがカム溝51bの直線溝部51b2に係合しスライドアーム151が往復動している状態で、係合ピン44dの軸心が描く円軌跡と干渉しない所定の曲率に設定されている。当然のことながら、曲線溝部51b1は、係合ピン44dがカム溝51bの直線溝部51b2に係合しスライドアーム151が往復動している状態で、係合ピン44aと干渉しないようになっている(図18)。つまり、本実施例2のスライドアーム151及び駆動ギヤ144を用いれば、駆動ギヤ144を図示右回り(図17)及び左回り(図18)のいずれの方向に回転させても、スライドアーム151を往復動させることができる。
カム溝51bの曲線溝部51b1で囲まれた内側部位には、補助カム55(第1補助カム)が突設されている。補助カム55は、上記実施例1と同様、カム面55aが略二等辺三角形状をなす突起である。ただし、この実施例2では、曲線溝部51b1の形状との関係で、スライドアーム151には、ガイド壁として機能する壁部が設けられていない。
このように構成されたスライドアーム151及び駆動ギヤ144と、上記実施例1のスライドアーム52及びセンサフィラー63を使用すれば、電動モータ41の回転方向に応じてシート材に3孔又は5孔の孔列を形成することができる。シート材に3孔の孔列を形成する場合には、図7及び図17(A)に示した待機状態から電動モータ41が図示左回りに回転するようにその作動が制御される。電動モータ41が図示左回りに回転すると、駆動ギヤ43およびセンサフィラー63が図示左回りに回転し、駆動ギヤ144が図示右回りに駆動ギヤ43と同じ角度だけ回転する。このとき、係合ピン63aはカム溝52bの曲線溝部52b1の中心線に沿って移動するため、スライドアーム52は往復動しない。
係合ピン44aの図示右回りの回転位置に対応して、図17(B)に示すように、カム溝51bの直線溝部51b2が図示右向きに変位し始める。これに伴ってスライドアーム151が図示右向きに往動し始め、リンク31,33,35がそれぞれ支持ピン31a,33a,35aを回転支点として図示右回りに回転する。なお、図17(A)に示す状態では、補助カム側係合ピン44bが補助カム55の頂点と接した状態にあり、係合ピン44aと共に補助カム側係合ピン44bも図示右回りに回転し、補助カム55から次第に離れていくため、補助カム側係合ピン44bが補助カム55を押圧してスライドアーム151の往動作を制限することはない。係合ピン44aが図示右回りに90°未満の所定角度(例えば、45°)回転したとき、パンチ21,23,25とダイス孔11a,11c,11eとの協働によりシート材に3孔の孔列が形成される。
係合ピン44aが図示右回りに90°回転した状態では、図17(C)に示すように、スライドアーム151の図示右向きへの往動量が最大となり、90°を超えた後は係合ピン44aの更なる図示右回りの回転に伴ってスライドアーム151が図示左向きに復動し始める。図17(C)に示すように、係合ピン44aがカム溝51bの直線溝部51b2の中間部分に位置している状態では、補助カム側係合ピン44b,44cが補助カム55から離間した状態にある。
図17(E)に示すように、スライドアーム151が初期位置の近傍へ複動したとき、すなわち係合ピン44aが図17(A)に示した初期位置から図示右回りに130°〜160°程度回転したとき、補助カム側係合ピン44cが補助カム55の図示下側辺部に対応するカム面55aと接触し始める。
そして、図17(F)に示すように、補助カム側係合ピン44cが補助カム55の頂点に向けて移動するのに伴って補助カム55を介してスライドアーム151を初期位置に向けて押圧する。係合ピン44aが反転位置に達すると、補助カム側係合ピン44cが補助カム55の頂点と接した状態(図17(A)と同じ状態)となり、スライドアーム151が初期位置に復帰する。
3孔のパンチングを連続して行う場合には、係合ピン44aが図17(F)に示す反転位置から、さらに右回りに180°回転する動作、すなわち上記した図17(A)〜(F)が実行される。上記実施例1に係るシート穿孔装置では、3孔のパンチングを連続して行う場合に、係合ピン44aを一旦左回りに180°回転(反転)させる必要があったが、この実施例2に係るスライドアーム151及び駆動ギヤ144を使用する場合には、駆動ギヤ144を連続して右回りに回転させればよく、電動モータ41の作動制御が極めて容易となる。
一方、シート材に5孔の孔列を形成する場合には、図7及び図18(A)に示した待機状態から電動モータ41が図示右回りに回転するようにその作動が制御される。電動モータ41が図示右回りに回転すると、駆動ギヤ43およびセンサフィラー63が図示右回りに回転し、駆動ギヤ144が図示左回りに駆動ギヤ43と同じ角度だけ回転する。このとき、係合ピン44dがカム溝51bの直線溝部51b2の中心線に沿って移動するとともに、係合ピン63aがカム溝52bの直線溝部52b2の中心線に沿って移動するため、ススライドアーム151とスライドアーム52が共に往復動する。
具体的には、係合ピン44dの図示左回りの回転位置に対応して、図18(B)に示すように、カム溝51bの直線溝部51b2が図示右向きに変位し始める。これに伴ってスライドアーム151が図示右向きに往動し始め、リンク31,33,35がそれぞれ支持ピン31a,33a,35aを回転支点として図示右回りに回転する。これと同時に、係合ピン63aの図示右回りの回転位置に対応して、カム溝52bの直線溝部52b2が図示右向きに変位し始める。これに伴ってスライドアーム52が図示右向きに往動し始め、リンク32,34がそれぞれ支持ピン32a,34aを回転支点として図示右回りに回転する。
なお、図18(A)に示す状態では、補助カム側係合ピン44bが補助カム55の頂点と接した状態にあり、係合ピン44dと共に補助カム側係合ピン44bも図示左回りに回転し、補助カム55から次第に離れていくため、補助カム側係合ピン44bが補助カム55を押圧してスライドアーム151の往動作を制限することはない。係合ピン44dが図示左回りに90°未満の所定角度(例えば、45°)回転し、係合ピン63aが図示右回りに90°未満の所定角度(例えば、45°)回転したときたとき、パンチ21〜25とダイス孔11a〜11eとの協働によりシート材に5孔の孔列が形成される。
係合ピン44dが図示左回りに90°回転した状態では、図18(C)に示すように、スライドアーム151の図示右向きへの往動量が最大となり、90°を超えた後は係合ピン44dの更なる図示左回りの回転に伴ってスライドアーム151が図示左向きに復動し始める。図18(C)に示すように、係合ピン44dがカム溝51bの直線溝部51b2の中間部分に位置している状態では、補助カム側係合ピン44b,44cが補助カム55から離間した状態にある。
図18(E)に示すように、スライドアーム151が初期位置の近傍へ複動したとき、すなわち係合ピン44dが図18(A)に示した初期位置から図示左回りに130°〜160°程度回転したとき、補助カム側係合ピン44cが補助カム55の図示上側辺部に対応するカム面55aと接触し始める。
そして、図18(F)に示すように、補助カム側係合ピン44cが補助カム55の頂点に向けて移動するのに伴って補助カム55を介してスライドアーム151を初期位置に向けて押圧する。係合ピン44dが図18(A)に示す初期位置から図18(F)に示す反転位置に達すると、補助カム側係合ピン44cが補助カム55の頂点と接した状態(図18(A)と同じ状態)となり、スライドアーム151が初期位置に復帰する。
5孔のパンチングを連続して行う場合には、係合ピン44dが図18(F)に示す反転位置から、さらに左回りに180°回転する動作、すなわち上記した図18(A)〜(F)が実行される。すなわち、駆動ギヤ144を連続して左回りに回転させる。
上記実施例2では、対角配置されたカム側係合ピン、及びこれらカム側係合ピンに係合する変形逆D字状のカム溝をスライドアーム51及び駆動ギヤ44に適用してスライドアーム151及び駆動ギヤ144を構成したが、例えば図19に示すように、スライドアーム52及びセンサフィラー63(あるいは駆動ギヤ43)に適用して、変形D字状のカム溝52bを有するスライドアーム152、及びカム側係合ピン63a,63dを有するセンサフィラー163(あるいは駆動ギヤ143)を構成してもよい。
このように構成されたスライドアーム152及びセンサフィラー163(あるいは駆動ギヤ143)を使用すれば、電動モータ41の回転方向に応じて、例えばシート材に2孔又は5孔の孔列を形成することができる。その他の構成は、上記実施例1と同様であり、上記実施例1と同じ部材、同じ機能を果たす部位には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
以上の実施例1、2においては、2枚のスライドアームを使用する場合について説明したが、1枚のスライドアームのみを使用する態様の他、3枚以上のスライドアームを使用する構成とすることも可能である。
また、カム溝の形状は、略D字状または略逆D字状に限らず、アーム動作部およびアーム動作禁止部として機能する構成部分を有する形状のカム機構に広く適用することが可能である。
また、上記実施例1、2においては、各パンチの穿孔タイミングがほぼ同じとなるように各リンクを配置したが、リンクのスライドアームとの連結位置(力点)をパンチ毎に変えて、各パンチの穿孔タイミングがずれるように設定することも可能である。これによれば、カムのプロファイルを変え、またはリンクのフレーム本体との支持位置(支点)を変えて各パンチの穿孔タイミングをずらす場合に比して、簡単かつ容易に各パンチの穿孔タイミングをずらすことができ、各パンチの穿孔時における負荷を効果的に低減することが可能である。
また、上記実施例1、2では、スライドアームの往復動に伴い複数のリンクを介して複数のパンチが穿孔方向に往復動されるシート穿孔装置に本発明を適用したが、これに限らず、例えばスライドアームにカム溝を設けてパンチピンを直接往復動させるものや、スライドアーム自身がカムを構成するもの、スライドアームにラックギヤを設けてパンチを回転させながら往復動させるものなど、リンクで駆動しないタイプのシート穿孔装置に本発明を適用することも可能である。
また、上記実施例1、2では、フィニッシャーに用いられるシート穿孔装置に本発明を適用したが、例えばプリンタ等に用いられるシート穿孔装置に本発明を適用することも可能である。
12 フレーム
21〜25 パンチ
31〜35 リンク
40 駆動機構
41 電動モータ(駆動源)
43,44,143,144 駆動ギヤ
44a,44d,63a,63d カム側係合ピン(カムフォロア)
44b,44c,63b,63c 補助カム側係合ピン(補助カムフォロア)
51,52,151,152 スライドアーム
51b,52b カム溝(カム)
51b1,52b1 曲線溝部
51b2,52b2 直線溝部
55,56 補助カム
63,163 センサフィラー(回転部材)

Claims (8)

  1. フレームの長手方向に配設された複数のパンチと、
    駆動源の回転駆動力を伝達可能な駆動ギヤを有する駆動機構と、
    前記フレームの長手方向に沿って往復動可能とされ、自身の往復動に伴い前記複数のパンチを穿孔方向に往復動させるスライドアームと、
    前記スライドアームに設けられ、前記駆動機構の回転運動を該スライドアームの往復動作に変換可能なカムと、
    前記駆動ギヤまたは該駆動ギヤと一体的に回転する回転部材に設けられて前記カムと係合するカムフォロアと、
    前記スライドアームに設けられ、前記駆動機構の回転運動を該スライドアームの復動作に変換して該スライドアームを予め定められた初期位置へ移動可能な補助カムと、
    前記駆動ギヤまたは該駆動ギヤと一体的に回転する回転部材に設けられて前記補助カムと係合する補助カムフォロアと、
    を備えたことを特徴とするシート穿孔装置。
  2. 前記カムは、略D字状またはD字を左右に反転した略逆D字状のカム溝を有する溝カムであり、前記カムフォロアは、前記カム溝と係合可能なカム側係合ピンであり、前記略D字状または略逆D字状のカム溝の構成部分のうち直線溝部が、前記駆動機構の回転運動を前記カム側係合ピンを介して前記スライドアームの往復動作に変換するアーム動作部として機能し、前記略D字状または略逆D字状のカム溝の構成部分のうち、中心線の曲率半径が前記カム側係合ピンの軸心が描く円軌跡の回転半径と同一に設定された円弧状の曲線溝部が、前記駆動機構の回転運動を前記スライドアームの往復動作に変換しないアーム動作禁止部として機能する請求項1に記載のシート穿孔装置。
  3. 前記補助カムは、前記スライドアームの正面視にてカム面が略二等辺三角形状をなす突起であり、前記補助カムフォロアは、前記補助カムと係合可能な補助カム側係合ピンであり、前記スライドアームが前記初期位置の近傍へ複動したときに、前記補助カム側係合ピンが前記補助カムの底角側の辺部に対応するカム面と係合し始め、その後頂点に向けて移動するのに伴って該補助カムを介して該スライドアームを前記初期位置に向けて押圧する請求項2に記載のシート穿孔装置。
  4. 前記スライドアームには、前記補助カム側係合ピンが前記補助カムと係合する前に、該補助カム側係合ピンを該補助カムの辺部に対応するカム面へ誘導するガイド壁が設けられている請求項3に記載のシート穿孔装置。
  5. 前記カムは、略D字状またはD字を左右に反転した略逆D字状のカム溝を有する溝カムであり、前記カムフォロアは、前記駆動ギヤ又は該駆動ギヤと一体的に回転する回転部材の回転軸線を基準とする点対称位置にそれぞれ設けられた、前記カム溝と係合可能なカム側係合ピンであり、前記略D字状または略逆D字状のカム溝の構成部分のうち直線溝部が、前記駆動機構の回転運動を前記カム側係合ピンを介して前記スライドアームの往復動作に変換するアーム動作部として機能し、前記略D字状または略逆D字状のカム溝の構成部分のうち曲線溝部が、前記直線溝部に前記カム側係合ピンの一方が係合して前記スライドアームが往復動している状態で、前記カム側係合ピンの他方の軸心が描く円軌跡と干渉しない所定の曲率に設定されている請求項1に記載のシート穿孔装置。
  6. 前記補助カムは、前記スライドアームの正面視にてカム面が略二等辺三角形状をなす突起であり、前記カム溝で囲まれた内側部位に突設されており、前記補助カムフォロアは、前記補助カムと係合可能な補助カム側係合ピンであり、前記スライドアームが前記初期位置の近傍へ複動したときに、前記補助カム側係合ピンが前記補助カムの底角側の辺部に対応するカム面と接触し、その後頂点に向けて移動するのに伴って該補助カムを介して該スライドアームを前記初期位置に向けて押圧する請求項5に記載のシート穿孔装置。
  7. 前記補助カムフォロアは、前記駆動ギヤ又は該駆動ギヤと一体的に回転する回転部材の回転軸線を基準とする点対称位置にそれぞれ設けられている請求項3又は6に記載のシート穿孔装置。
  8. 複数の前記スライドアームを使用し、該各スライドアームの往復動作をそれぞれ切り替えることにより、前記複数のパンチによる孔列を変更する請求項2ないし7のいずれか1項に記載のシート穿孔装置。
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