JP4906091B2 - シート穿孔装置 - Google Patents
シート穿孔装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4906091B2 JP4906091B2 JP2006324302A JP2006324302A JP4906091B2 JP 4906091 B2 JP4906091 B2 JP 4906091B2 JP 2006324302 A JP2006324302 A JP 2006324302A JP 2006324302 A JP2006324302 A JP 2006324302A JP 4906091 B2 JP4906091 B2 JP 4906091B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam
- arm
- slide arm
- drive gear
- slide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
Description
フレームの長手方向に配設された複数のパンチと、前記複数のパンチに対応したダイス孔とを備え、駆動機構の回転運動がカム機構により前記複数のパンチの穿孔方向の往復動に変換されて前記複数のパンチと前記ダイス孔との協働によりシート材に孔列が形成されるシート穿孔装置において、
前記フレームの長手方向に沿って往復動可能な第1スライドアームおよび第2スライドアームを有する複数のスライドアームと、
前記複数のパンチのうちの第1パンチ群と前記第1スライドアームとに連結されて前記フレームとの支持軸回りの回転により前記第1スライドアームの往復動を前記第1パンチ群の穿孔方向の往復動に変換する第1リンク群と、
前記複数のパンチのうちの第2パンチ群と前記第2スライドアームとに連結されて前記フレームとの支持軸回りの回転により前記第2スライドアームの往復動を前記第2パンチ群の穿孔方向の往復動に変換する第2リンク群とを備え、
前記駆動機構は、駆動源と、この駆動源の回転駆動力を伝達可能にギヤ結合されて前記フレームとの各ギヤ支持軸回りに回転可能な第1駆動ギヤおよび第2駆動ギヤを有し、
前記カム機構は、前記第1駆動ギヤに設けられて前記第1スライドアームを往復動させる第1アーム動作部、および前記第1スライドアームの往復動を禁止する第1アーム動作禁止部を有する第1カムと、
前記第1スライドアームに設けられて前記第1カムに係合する第1カムフォロアと、
前記第2駆動ギヤに設けられて前記第2スライドアームを往復動させる第2アーム動作部、および前記第2スライドアームの往復動を禁止する第2アーム動作禁止部を有する第2カムと、
前記第2スライドアームに設けられて前記第2カムに係合する第2カムフォロアとで構成されてなり、
前記第1カムフォロアが前記第1カムの第1アーム動作部に係合しているときは、前記第2カムフォロアが前記第2カムの第2アーム動作禁止部に係合し、前記第2カムフォロアが前記第2カムの第2アーム動作部に係合しているときは、前記第1カムフォロアが前記第1カムの第1アーム動作禁止部に係合するように設定されていることを特徴とする。この場合、例えば、前記第1スライドアームと前記第2スライドアームとは、前記フレーム内にて前記複数のパンチを挟んで対向配置され、または前記フレーム内の片側壁側に重ねて配置されるようにするとよい。
前記第1アーム動作禁止部および前記第2アーム動作禁止部は、前記略D字状のカム溝の構成部分のうち、中心線の曲率半径が同一に設定された円弧状の曲線溝部で構成され、前記第1アーム動作部および前記第2アーム動作部は、前記略D字状のカム溝の構成部分のうちの直線溝部で構成されていることも可能である。なお、第1カムおよび第2カムのカム溝の各直線溝部は、真っ直ぐな直線形状のものに限らず、各スライドアームの往復動に影響を与えない範囲で曲率を持たせるようにしたものも含まれる。このように、カム溝の各直線溝部に曲率を持たせるようにすれば、例えば、各スライドアームの動き出しの速さを緩やかに設定することができ、パンチの動き出しを滑らかにすることが可能である。
以下に、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図6は本発明によるシート穿孔装置を画像形成装置のフィニッシャーに適用したものの外観を示していて、このシート穿孔装置においては、長尺状かつ略U字状に形成されて複数のダイス孔11a〜11eを有するダイフレーム11と、長尺状かつ略矩形筒状に形成されてパンチ21〜25、リンク31〜35、駆動機構40およびスライドアーム51,52を組み付けたフレーム12とが、間隙形成板材13を介してシート材を挿通可能な所定の間隔に対向配置された状態で固定されている。なお、この間隔はダイフレーム11の曲げ成形によって得ることも可能である。
上記第1実施形態等においては、スライドアーム51,52を、フレーム12内にてパンチ21〜25を挟んで対向して配置するように実施したが、これに代えて、例えば図15および図16に示すように、フレーム12内の片側壁側に重ねて配置するように実施することも可能である。なお、この第2実施形態の他の構成については、上記第1実施形態等と同様であるので、上記第1実施形態等と同じ部材または同一の機能を果たす部材には同一の符号を含む100番台の符号で表示することとして、詳細な説明は省略する。
11a〜11e ダイス孔
12 フレーム
21〜25 パンチ(21,23,25(第1パンチ群)、22,24(第2パンチ群))
31〜35 リンク(31,33,35(第1リンク群)、32,34(第2リンク群)
31a〜35a 支持ピン
31b〜35b アーム部
31c〜35c パンチ支持ピン
40 駆動機構
41 電動モータ(駆動源)
43 駆動ギヤ(第2駆動ギヤ)
44 駆動ギヤ(第1駆動ギヤ)
45,46 ギヤ支持ピン(ギヤ支持軸)
47 カム(第1カム)
47a,48a カム溝
47a1 曲線溝部(第1アーム動作禁止部)
47a2 直線溝部(第1アーム動作部)
48 カム(第2カム)
48a1 曲線溝部(第2アーム動作禁止部)
48a2 直線溝部(第2アーム動作部)
51 スライドアーム(第1スライドアーム)
52 スライドアーム(第2スライドアーム)
53 係合ピン(第1カムフォロア)
54 係合ピン(第2カムフォロア)
Claims (5)
- フレームの長手方向に配設された複数のパンチと、前記複数のパンチに対応したダイス孔とを備え、駆動機構の回転運動がカム機構により前記複数のパンチの穿孔方向の往復動に変換されて前記複数のパンチと前記ダイス孔との協働によりシート材に孔列が形成されるシート穿孔装置において、
前記フレームの長手方向に沿って往復動可能な第1スライドアームおよび第2スライドアームを有する複数のスライドアームと、
前記複数のパンチのうちの第1パンチ群と前記第1スライドアームとに連結されて前記フレームとの支持軸回りの回転により前記第1スライドアームの往復動を前記第1パンチ群の穿孔方向の往復動に変換する第1リンク群と、
前記複数のパンチのうちの第2パンチ群と前記第2スライドアームとに連結されて前記フレームとの支持軸回りの回転により前記第2スライドアームの往復動を前記第2パンチ群の穿孔方向の往復動に変換する第2リンク群とを備え、
前記駆動機構は、駆動源と、この駆動源の回転駆動力を伝達可能にギヤ結合されて前記フレームとの各ギヤ支持軸回りに回転可能な第1駆動ギヤおよび第2駆動ギヤを有し、
前記カム機構は、前記第1駆動ギヤに設けられて前記第1スライドアームを往復動させる第1アーム動作部、および前記第1スライドアームの往復動を禁止する第1アーム動作禁止部を有する第1カムと、
前記第1スライドアームに設けられて前記第1カムに係合する第1カムフォロアと、
前記第2駆動ギヤに設けられて前記第2スライドアームを往復動させる第2アーム動作部、および前記第2スライドアームの往復動を禁止する第2アーム動作禁止部を有する第2カムと、
前記第2スライドアームに設けられて前記第2カムに係合する第2カムフォロアとで構成されてなり、
前記第1カムフォロアが前記第1カムの第1アーム動作部に係合しているときは、前記第2カムフォロアが前記第2カムの第2アーム動作禁止部に係合し、前記第2カムフォロアが前記第2カムの第2アーム動作部に係合しているときは、前記第1カムフォロアが前記第1カムの第1アーム動作禁止部に係合するように設定されていることを特徴とするシート穿孔装置。 - 前記第1カムおよび前記第2カムは、略D字状のカム溝を有する溝カムであり、前記第1カムフォロアは、前記第1スライドアームに突設されて前記第1カムのカム溝に係合可能な第1係合ピンであり、前記第2カムフォロアは、前記第2スライドアームに突設されて前記第2カムのカム溝に係合可能な第2係合ピンであり、
前記第1アーム動作禁止部および前記第2アーム動作禁止部は、前記略D字状のカム溝の構成部分のうち、中心線の曲率半径が同一に設定された円弧状の曲線溝部で構成され、前記第1アーム動作部および前記第2アーム動作部は、前記略D字状のカム溝の構成部分のうちの直線溝部で構成されている請求項1に記載のシート穿孔装置。 - 前記第1駆動ギヤと前記第2駆動ギヤは、歯数が同じで互いに逆回転する駆動ギヤであり、前記第1カムと前記第2カムのカム溝は、同じ輪郭の略D字状に形成されて前記第1駆動ギヤと前記第2駆動ギヤの回転により対称的に変位するように互いに反対方向に同じ角度だけ回るように設定されている請求項2に記載のシート穿孔装置。
- 前記第1係合ピンおよび前記第2係合ピンは、初期位置に復帰している状態では、前記第1アーム動作禁止部および前記第2アーム動作禁止部内にて水平方向への移動が規制されている請求項2または3に記載のシート穿孔装置。
- 前記駆動源は、1つの電動モータで構成されている請求項1ないし4のうちの何れか一つに記載のシート穿孔装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006324302A JP4906091B2 (ja) | 2006-11-30 | 2006-11-30 | シート穿孔装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006324302A JP4906091B2 (ja) | 2006-11-30 | 2006-11-30 | シート穿孔装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008137100A JP2008137100A (ja) | 2008-06-19 |
JP4906091B2 true JP4906091B2 (ja) | 2012-03-28 |
Family
ID=39599101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006324302A Active JP4906091B2 (ja) | 2006-11-30 | 2006-11-30 | シート穿孔装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4906091B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5760514B2 (ja) * | 2011-03-02 | 2015-08-12 | コニカミノルタ株式会社 | 穿孔ユニット、後処理装置及び画像形成システム |
JP5919644B2 (ja) * | 2011-05-09 | 2016-05-18 | 株式会社リコー | シート穿孔装置及び画像形成装置 |
JP5834741B2 (ja) * | 2011-10-06 | 2015-12-24 | コニカミノルタ株式会社 | 穿孔装置、後処理装置及び画像形成システム |
JP5887977B2 (ja) * | 2012-02-15 | 2016-03-16 | 株式会社リコー | シート穿孔装置 |
JP6222550B2 (ja) * | 2013-06-27 | 2017-11-01 | 株式会社リコー | 穿孔装置、後処理装置、及び、画像形成装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6411745A (en) * | 1987-07-06 | 1989-01-17 | Brother Ind Ltd | Tool exchanger |
JP4762388B2 (ja) * | 1999-06-25 | 2011-08-31 | 大同工業株式会社 | 孔明け装置 |
JP2002337095A (ja) * | 2001-05-11 | 2002-11-26 | Hitachi Metals Ltd | パンチユニット |
JP4780693B2 (ja) * | 2001-06-22 | 2011-09-28 | リコーエレメックス株式会社 | シート穿孔装置 |
-
2006
- 2006-11-30 JP JP2006324302A patent/JP4906091B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008137100A (ja) | 2008-06-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4906091B2 (ja) | シート穿孔装置 | |
US10151359B2 (en) | Rotating multi-mode clutch module with stationary actuator | |
JP5650912B2 (ja) | 穿孔装置 | |
EP2472143A1 (en) | Multi-shaft drive device | |
EP2578902A1 (en) | Cam device | |
CN101246245A (zh) | 驱动装置、透镜镜筒以及照相机 | |
CN102788144A (zh) | 自动化的手动变速器控制装置 | |
DE102009026559A1 (de) | Verstellgerät einer axial beweglichen Welle | |
EP2682641A1 (en) | Multi-shaft drive device | |
EP1705408A2 (en) | Manual transmission | |
CN103249964A (zh) | 输出部件以及多轴驱动装置 | |
US7926370B2 (en) | Rotation and extension/retraction link mechanism | |
EP2400093A1 (en) | Hinge device and door opening/closing device | |
JP5062876B2 (ja) | シート穿孔装置 | |
JP5088858B2 (ja) | シート穿孔装置 | |
EP1561552A1 (en) | Boring device | |
JP4388566B2 (ja) | 立体カム機構 | |
JP6140392B2 (ja) | シート穿孔装置及びこれを備えた後処理装置 | |
JP4979405B2 (ja) | 船外機 | |
JP5887977B2 (ja) | シート穿孔装置 | |
EP2013518B1 (en) | Gear change arrangement and a gearbox | |
JP2009243694A (ja) | 立体カム機構 | |
JP4775977B2 (ja) | シート材穿孔装置 | |
US20200049209A1 (en) | Rigid and/or flexible mechanisms for transmitting rectilinear and/or rotary movement in a single direction | |
JP2006094991A (ja) | 自動車シートのリクライニング装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091127 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111219 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120105 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120106 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150120 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4906091 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150120 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |