JP4780693B2 - シート穿孔装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術】
この発明は、例えばフィニッシャとして画像形成装置に取り付けて使用し、画像形成装置で画像記録済みの、用紙・OHPフィルム等のシートを通してそのシートにパンチ孔をあける、シート穿孔装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のシート穿孔装置の中には、パンチ孔の数や位置を変更可能としたものがある。
【0003】
例えば、1)複数のパンチに対応してカム部材を設け、その複数のカム部材を1つの回転軸上に設け、その回転軸上を摺動することにより、作動するパンチを選択するとともに、回転軸を回転することにより、その選択したパンチを作動する。
【0004】
2)複数のパンチに対応してカム部材を設け、その複数のカム部材を1つの回転軸上に固定し、その回転軸を軸方向に移動することにより、作動するパンチを選択するとともに、回転軸を回転することにより、その選択したパンチを移動する。
【0005】
3)複数のパンチに対応してカム部材を設け、そのカム部材を回転軸に固定し、その回転軸を平行移動することによりカム部材のカム溝を切り換えて、作動するパンチを選択するとともに、回転軸を回転することにより、選択したパンチを作動する、ものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、いずれの場合も、複数のパンチに対応してその上にカム部材を設けることから、高さが高くなって大型化する問題があった。
【0007】
そこで、この発明の第1の目的は、シート穿孔装置において、高さが高くなって大型化する問題を解消し、カム溝を有するカム板を用いて小型化を図ることにある。
【0008】
この発明の第2の目的は、複数のカム板を設けることにより、カム溝を単純化し、作動の安定を図ることにある。
【0009】
この発明の第3の目的は、カム板を1つとしてより一層の小型化を図ることにある。
【0010】
この発明の第4の目的は、各パンチによる穿孔動作をずらせてパンチ駆動トルクを小さくすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
そのため、請求項1に係る発明は、上述した第1、2の目的を達成すべく、シート穿孔装置において、カム溝を有する2枚のカム板を対向してともにスライド自在に設け、それら2枚のカム板のカム溝にそれぞれ係合突部をはめ込んで複数のパンチを2枚のカム板で挟んで2枚のカム板に沿って互いに平行に並べ、それら2枚のカム板のどちらを選択してスライドするかによりカム溝で、複数のパンチの中のいくつかを選択的に作動して複数のパンチの中の、作動するパンチを切り換えてなる、ことを特徴とする。
【0014】
請求項に係る発明は、上述した第4の目的を達成すべく、請求項1に記載のシート穿孔装置において、複数のパンチの中のいくつかを選択的に作動するとき、その作動するパンチを時間差を設けて順に穿孔動作してなる、ことを特徴とする。
【0015】
請求項に係る発明は、上述した第1の目的を達成すべく、請求項1、または2に記載のシート穿孔装置において、カム溝を、カム板を一方向にスライドすることにより複数のパンチの中のいくつかを穿孔動作し、他方向にスライドすることにより復帰動作する形状としてなる、ことを特徴とする。
【0016】
請求項に係る発明は、上述した第1の目的を達成すべく、請求項1、2、または3に記載のシート穿孔装置において、カム溝を、カム板を一方向にスライドすることにより複数のパンチの中のいくつかを穿孔動作して後、復帰動作する形状としてなる、ことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の形態につき説明する。
図1および図2には、2枚のカム板の一方を適宜選択してスライドすることにより2穴穿孔と4穴穿孔の切換えを行うシート穿孔装置の概略構成を示す。図1は平面図、図2は正面図である。
【0018】
図中符号10・20は、各々左右に細長なカム板であり、前後に対向してともに左右方向にスライド自在に設ける。
【0019】
手前側の第1カム板10には、左右に4つのカム溝11〜14を形成する。4つのカム溝11〜14のうち、両端のカム溝11・14には、図3(A)に示すように、各々傾斜部aを挟んで左右に水平部b・cを段違いに設ける。中央の2つのカム溝12・13には、図3(B)に示すように、各々それらに加えて、右側の水平部bから下向きに垂直部dを設ける。
【0020】
奥側の第2カム板20には、左右に2つのカム溝21・22を形成する。カム溝21・22には、カム溝12・13と同様に、図3(B)に示すように、各々傾斜部aを挟んで左右に水平部b・cを段違いに設け、右側の水平部bから下向きに垂直部dを設ける。
【0021】
そして、第1カム板10の4つのカム溝11〜14にはそれぞれピンを立てて形成した係合突部30A〜33Aをはめ込み、第2カム板20の2つのカム溝21・22には各々ピンを立てて形成した係合突部31B・32Bをはめ込んで、両側のカム板10・20で挟んで4つのパンチ30〜33を垂直に立て、カム板10・20に沿って並べて互いに平行に保持する。
【0022】
このとき、中央の2つのパンチ31・32は、一方の係合突部31A・32Aがカム溝12・13の垂直部dの上方に位置し、また他方の係合突部31B・32Bがカム溝21・22の垂直部dの上方に位置するようになっている。
【0023】
そして、中央の2つのパンチ31・32は、各々円周溝にはめ込んだワッシャ35・36にそれぞれコイルスプリング37・38の上端を押し当て、上方へと付勢して常時は右側の水平部bの上縁に押し当てるようにする。2つのカム板10・20には、各々それらワッシャ35・36およびコイルスプリング37・38の逃げ23・24を設けてなる。
【0024】
コイルスプリング37・38の下端は、上シートガイド板40に押し当てる。上シートガイド板40は、2つのカム板10・20の下に水平に設ける。この上シートガイド板40の下には、一定の間隙を隔てて上下に対向して下シートガイド板50を平行に設ける。そして、それら上下一対のシートガイド板40・50には、4つのパンチ30〜33と対応する位置にそれぞれパンチ挿通孔41〜44および51〜54をあけてなる。
【0025】
他方、2つのカム板10・20の上には、上下一対のシートガイド板40・50と平行にパンチガイド板60を水平に設ける。このパンチガイド板60には、4つのパンチガイド孔61〜64をあける。そして、これらパンチガイド孔61〜64に4つのパンチ30〜33をそれぞれ通し、それらのパンチガイド孔61〜64でパンチ30〜33を案内するように保持する。
【0026】
さて、手前側の第1カム板10には、第1レバー70の一端をピンで回動自在に取り付ける。第1レバー70の他端は、ピンで第1ギヤ71に回動自在に取り付ける。他方、奥側の第2カム板20には、第2レバー72の一端をピンで回動自在に取り付ける。第2レバー72の他端は、ピンで第2ギヤ73に回動自在に取り付ける。
【0027】
そしていま、このシート穿孔装置を使用するときは、例えば複写機・ファクシミリ・プリンタ等の画像形成装置に取り付け、その画像形成装置で画像記録済みの、用紙・OHPフィルム等のシートを上下一対のシートガイド板40・50間の間隙に入れ、適宜所定位置で位置決めして止める。
【0028】
その後、シートに4穴をあけるときは、不図示の駆動モータで第1ギヤ71を回転して180度回転するまでの間、第1レバー70を右側に移動し、第1カム板10を右方向にスライドする。すると、カム溝11〜14の傾斜部aで係合突部30A〜33Aを押して4つのパンチ30〜33のすべてを押し下げ、それぞれパンチ挿通孔41〜44およびパンチガイド孔61〜64で案内してパンチ挿通孔51〜54に通し、シートに4つのパンチ孔をあける。その後、係合突部30A〜33Aは、左側の水平部cに入る。
【0029】
ここで、傾斜部aで係合突部30A〜33Aを押したときは、第2カム板20のカム溝21・22にはまり込む係合突部31B・32Bは、ともにそのカム溝21・22の垂直部dに入り込むこととなり、パンチ31・32の押し下げが可能とされる。
【0030】
2穴をあけるときは、不図示の駆動モータで他方の第2ギヤ73を回転して180度回転するまでの間、第2レバー72を右側に移動し、第2カム板20を右方向にスライドする。すると、カム溝21・22の傾斜部aで係合突部31B・32Bを押してコイルスプリング37・38に抗して中央の2つのパンチ31・32のみを押し下げ、各々パンチ挿通孔42・43およびパンチガイド孔62・63で案内してパンチ挿通孔52・53に通し、シートに2つのパンチ孔をあける。その後、係合突部31B・32Bは、左側の水平部cに入る。
【0031】
ここで、傾斜部aで係合突部31B・32Bを押したときは、第1カム板10の中央のカム溝12・13にはまり込む係合突部31A・32Aは、ともにそのカム溝12・13の垂直部dに入り込むこととなり、パンチ31・32の押し下げが可能とされる。
【0032】
第1ギヤ71または第2ギヤ73を半回転すると、上述したごとくカム板10・20を右方向にスライドして4つのパンチ30〜33のうちのいくつかを穿孔動作する。1回転すると、レバー70・72を元の位置に戻し、カム板10・20を左方向にスライドして係合突部30A〜33A、31B・32Bを傾斜部aを通して再び右側の水平部bに入れ、パンチ30〜33をホーム位置に復帰する。
【0033】
ところで、図1ないし図3に示す例では、2枚のカム板の一方を適宜選択してスライドすることにより2穴穿孔と4穴穿孔とを切り換えた。しかし、パンチ孔の孔数は、任意に切り換えるようにすることができる。例えば図4および図5に示すように、2枚のカム板の一方を適宜選択してスライドすることにより2穴穿孔と3穴穿孔とを切り換えるようにすることもできる。
【0034】
この図4および図5に示す例では、5つのパンチ30〜34を用い、それらのパンチ30〜34を挟んで上述の例と同様に両側にカム板10・20を設ける。そして、第1カム板10には、図3(A)に示すようなカム溝11〜13を3つ形成し、そのカム溝11〜13にそれぞれ1つ置きに3つのパンチ30・32・34の係合突部30A・32A・34Aをはめ込む。他方、第2カム板20には、同じく図3(A)に示すようなカム溝21・22を2つ形成し、それらのカム溝21・22にそれぞれ残りの2つのパンチ31・33の係合突部31A・33Aをはめ込むようにする。
【0035】
そして、このシート穿孔装置を使用してシートに3穴をあけるときは、第1ギヤ71を回転して第1レバー70を移動し、第1カム板10を右方向にスライドし、カム溝11〜13の傾斜部aで係合突部30A・32A・34Aを押してパンチ30・32・34を押し下げ、それぞれ上シートガイド40のパンチ挿通孔41・43・45およびパンチガイド板60のパンチガイド孔61・63・65で案内して下シートガイド板50のパンチ挿通孔51・53・55に通し、シートに3つのパンチ孔をあける。
【0036】
2穴あけるときは、他方の第2ギヤ73を回転して第2レバー72を移動し、第2カム板20を右方向にスライドし、カム溝21・22の傾斜部aで係合突部31B・33Bを押してパンチ31・33を押し下げ、それぞれ上シートガイド40のパンチ挿通孔42・44およびパンチガイド板60のパンチガイド孔62・64で案内して下シートガイド板50のパンチ挿通孔52・54に通し、シートに2つのパンチ孔をあける。
【0037】
上述したとおり、この発明によれば、カム板10・20のカム溝に係合突部をはめ込んで複数のパンチ30〜34をカム板10・20に沿って並べて設けるから、パンチ30〜34とカム板10・20とを同一高さ位置として高さを低くし、シート穿孔装置の小型化を図ることができる。
【0038】
そして、複数のパンチ30〜34を挟んで両側にカム板10・20を設けることにより、パンチ30〜34を作動するカム溝を2つのカム板10・20に分けて形成することができ、個々のカム板に形成するカム溝を単純化して作動の安定を図ることができる。
【0039】
なお、ここで複数のパンチ30〜34の中のいくつかを選択的に作動するとき、その作動するパンチを時間差を設けて順に穿孔動作すると、各パンチによる穿孔動作をずらせてパンチ駆動トルクを小さくし、駆動モータの小型化を図ることができる。
【0040】
例えば図4および図5に示す例を用いて説明すると、図6に示すように、第1カム板10のカム溝11には右側の水平部bのもっとも右端位置に係合突部30Aが、カム溝12には右側の水平部bの真ん中位置に係合突部32Aが、カム溝13には右側の水平部bのもっとも左端位置に係合突部34Aがはまり込むようにする。つまり、同一形状のカム溝11〜13に対して係合突部30A・32A・34Aを順に距離eずつずらせてはめ込む。
【0041】
そして、第1カム板10を右方向にスライドすると、係合突部30A・32A・34Aが順次傾斜部aに入り込み、パンチ30・32・34を順に駆動するようにする。図中符号fは、カム板10のスライド距離である。図示省略するが、他方の第2カム板20に対しても同様に、カム溝21・22に対して係合突部31B・33Bを距離eずらせてはめ込むようにする。
【0042】
また、上述した例では、カム板10・20を右方向にスライドすることによりパンチ30〜34の中のいくつかを穿孔動作し、左方向にスライドすることにより復帰するように、カム溝11〜13、21・22を形成した。しかし、図7に示すように、カム溝10・20を一方向に距離fスライドする間に、パンチ30〜34の中のいくつかを穿孔動作して後、復帰動作するように、カム溝11〜13、21・22を形成してもよい。
【0043】
さて、上述した例では、すべて2枚のカム板を用い、その一方を適宜選択してスライドすることにより穿孔動作を切り換える場合について説明した。しかし、例えば図8および図9に示すように、1枚のカム板を用い、そのスライド方向を選択することにより穿孔動作を切り換えるようにすることもできる。
【0044】
この図8および図9に示す例では、1枚のカム板20をスライド自在に設け、そのカム板20に1つの連続したカム溝25を形成し、そのカム溝25にそれぞれ係合突部30B〜33Bをはめ込んで4つのパンチ30〜33を垂直に立て、カム板20に沿って互いに平行に並べる。
【0045】
カム板20には、この例では、右端にラック部26を形成し、そのラック部26にギヤ74を噛み合わせる。ラック部26には、被検知体(例えば反射体)27・28・29を設ける。また、ラック部26と対向する位置には、それらの被検知体27・28・29を検知する検知センサ80を設ける。
【0046】
そして、4穴をあけるときは、不図示の駆動モータを駆動してギヤ74を図中m方向に回転し、カム板20を右方向にスライドし、係合突部30B〜33Bをカム溝25のV溝部gを通して水平部hまで移動し、検知センサ80で被検知体27を検知したところで駆動モータの駆動を停止する。
【0047】
その後、不図示の駆動モータを逆転してギヤ74をn方向に回転し、カム板20を左方向にスライドし、係合突部30B〜33BをV溝部gを通して元の水平部hまで戻し、検知センサ80で被検知体28を検知したところで駆動モータの駆動を停止する。
【0048】
これにより、4つのパンチ30〜33のすべてを、それぞれ上シートガイド40のパンチ挿通孔41〜44およびパンチガイド板60のパンチガイド孔61〜64で案内して下シートガイド板50のパンチ挿通孔51〜54に通し、シートに4つのパンチ孔をあける。
【0049】
これに対し、2穴をあけるときは、不図示の駆動モータを駆動してギヤ74を図中n方向に回転し、カム板20を左方向にスライドし、中央の2つのパンチ31・32の係合突部31B・32Bのみをカム溝25のV溝部iを通して水平部hまで移動し、検知センサ80で被検知体29を検知したところで駆動モータの駆動を停止する。
【0050】
これにより、中央の2つのパンチ31・32のみを、それぞれ上シートガイド40のパンチ挿通孔42・43およびパンチガイド板60のパンチガイド孔62・63で案内して下シートガイド板50のパンチ挿通孔52・53に通し、シートに2つのパンチ孔をあける。
【0051】
その後、不図示の駆動モータを逆転してギヤ74をm方向に回転し、カム板20を右方向にスライドし、係合突部31B・32BをV溝部iを通して元の水平部hまで戻し、検知センサ80で被検知体28を検知したところで駆動モータの駆動を停止する。
【0052】
また、3穴穿孔と2穴穿孔とを切り換えるときには、例えば図10および図11に示すように、1つの連続したカム溝25を有するカム板20をスライド自在に設け、そのカム板20のカム溝25にそれぞれ係合突部30B〜34Bをはめ込んで5つのパンチ30〜34を垂直に立て、カム板20に沿って互いに平行に並べる。
【0053】
そして、このシート穿孔装置を使用してシートに3穴をあけるときは、同様に、不図示の駆動モータを駆動してギヤ74を図中m方向に回転し、カム板20を右方向にスライドし、3つのパンチ30・32・34の係合突部30B・32B・34Bをカム溝25のV溝部jを通して水平部hまで移動し、検知センサ80で被検知体27を検知したところで駆動モータの駆動を停止する。
【0054】
また、2穴をあけるときは、同様に、不図示の駆動モータを駆動してギヤ74を図中n方向に回転し、カム板20を左方向にスライドし、中央の2つのパンチ31・33の係合突部31B・33Bのみをカム溝25のV溝部kを通して水平部hまで移動し、検知センサ80で被検知体29を検知したところで駆動モータの駆動を停止する。
【0055】
なお、図10および図11では、図8および図9で対応部分に使用した符号をそのまま使用し、重複説明を省略する。
【0056】
上述した図8ないし図11に示す例では、カム板20のスライド方向を選択することにより、複数のパンチの中の、作動するパンチを切り換えるから、カム板20を1つとしてより1層の小型化を図ることができる。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したとおり、この発明によれば、カム溝を有するカム板をスライド自在に設け、そのカム板のカム溝にそれぞれ係合突部をはめ込んで複数のパンチをカム板に沿って互いに平行に並べ、カム板をスライドすることによりカム溝で、複数のパンチの中のいくつかを選択的に作動するようにするから、パンチとカム板とを同一高さ位置として高さを低くし、シート穿孔装置の小型化を図ることができる。
【0058】
えて、複数のパンチを挟んで両側にカム板を設け、それらのカム板の1つを選択してスライドすることにより、複数のパンチの中の、作動するパンチを切り換えるようにするから、パンチを作動するカム溝を2つのカム板に分けて形成することができ、個々のカム板に形成するカム溝を単純化して作動の安定を図ることができる。
【0060】
請求項に係る発明によれば、複数のパンチの中のいくつかを選択的に作動するとき、その作動するパンチを時間差を設けて順に穿孔動作するから、各パンチによる穿孔動作をずらせてパンチ駆動トルクを小さくし、駆動モータの小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2枚のカム板の一方を適宜選択してスライドすることにより2穴穿孔と4穴穿孔を切り換えるシート穿孔装置で、その概略構成を示す平面図である。
【図2】その正面図である。
【図3】(A)および(B)とも、そのシート穿孔装置において、カム板に形成するカム溝を示す図である。
【図4】2枚のカム板の一方を適宜選択してスライドすることにより2穴穿孔と3穴穿孔を切り換えるシート穿孔装置で、その概略構成を示す平面図である。
【図5】その正面図である。
【図6】そのカム板に形成するカム溝の一例を示す図である。
【図7】他例を示す図である。
【図8】1枚のカム板のスライド方向を適宜選択することにより2穴穿孔と4穴穿孔を切り換えるシート穿孔装置で、その概略構成を示す平面図である。
【図9】その正面図である。
【図10】1枚のカム板のスライド方向を適宜選択することにより2穴穿孔と3穴穿孔を切り換えるシート穿孔装置で、その概略構成を示す平面図である。
【図11】その正面図である。
【符号の説明】
10 カム板
11 カム溝
12 カム溝
13 カム溝
14 カム溝
20 カム板
21 カム溝
22 カム溝
25 カム溝
30 パンチ
30A 係合突部
30B 係合突部
31 パンチ
31A 係合突部
31B 係合突部
32 パンチ
32A 係合突部
32B 係合突部
33 パンチ
33A 係合突部
33B 係合突部
34 パンチ
34A 係合突部
34B 係合突部

Claims (4)

  1. カム溝を有する2枚のカム板を対向してともにスライド自在に設け、それら2枚のカム板のカム溝にそれぞれ係合突部をはめ込んで複数のパンチを前記2枚のカム板で挟んで前記2枚のカム板に沿って互いに平行に並べ、それら2枚のカム板のどちらを選択してスライドするかにより前記カム溝で、前記複数のパンチの中のいくつかを選択的に作動して前記複数のパンチの中の、作動するパンチを切り換えてなる、シート穿孔装置。
  2. 前記複数のパンチの中のいくつかを選択的に作動するとき、その作動するパンチを時間差を設けて順に穿孔動作してなる、請求項1に記載のシート穿孔装置。
  3. 前記カム溝を、前記カム板を一方向にスライドすることにより前記複数のパンチの中のいくつかを穿孔動作し、他方向にスライドすることにより復帰動作する形状としてなる、請求項1、または2に記載のシート穿孔装置。
  4. 前記カム溝を、前記カム板を一方向にスライドすることにより前記複数のパンチの中のいくつかを穿孔動作して後、復帰動作する形状としてなる、請求項1、2、または3に記載のシート穿孔装置。
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